『』で表記された台詞は現実での会話では無く幻術の中での台詞です。
『こ、ここは何処?どうして私はこんな所に』
周囲には物一つない暗く狭い空間の中で、紅はどうして自分がこんな所に居るのか分からずにいた。
何故かハッキリとしない頭を押さえながら、紅は自分が今まで何をしていたか思い出そうとする。しかし、突如背後から現れた二本の腕により紅は思索を中断する事を余儀なくされた。
『へっへっへ、よう姉ちゃん。こんな所で何してるんだよ』
(う、嘘!?この私がこんな簡単に背後を!?え?か、身体が動かない!?)
突然現れた男に抵抗しようとするも指一本動かせず、紅は男のなすがままにその豊満な乳房を揉みしだかれてしまう。
『エロい身体しやがって、まるで男に弄ばれる為に生まれてきた様な女だな』
紅が抵抗出来ないのをいい事に、男は紅の上着を剥ぎ取り、鎖帷子を切り裂いて乳房を露わにする。
(こ、これは幻術?だったらっ!!)
紅は目を閉じ唇を噛み締めて幻術を解く為の痛みを生み、加えて自らのチャクラの流れを止めようとする。
しかし、男はそうはさせぬとばかりに露出した紅の乳房に手を伸ばして乳首の先端を摘む。
『あうっ!!う、嘘、今確かに乳首を摘ままれたリアルな感覚が?』
もしこれが本当に幻術であるならばここまでリアルな感覚を感じる訳がない。
幻術のエキスパートであるが故に生じてしまった疑問であったが、それは致命な隙を生み出してしまった瞬間でもあった。
『幻術だと思ったか?残念ながらここは現実だぞ。良く思い出してみろよ。忘れたのか?お前は俺達に捕まって尋問されてる真っ最中なんだよ』
すると紅の目の前にもう一人、面を被っているので顔は分からないが、曝け出されたイチモツにより相手が男と判断出来てしまう。
そして新たに現れた男も紅を屈服させるべく背後で胸を揉んでくる相手と共にその肉体を蹂躙し始め、せめてもの抵抗をと睨み付ける紅を嘲る様に男根を紅の肉壺の中に捻じ込んだ。
『くうっ!!い、嫌っ!!こ、これは、これは幻術の筈なのに、はぁんっ!!』
紅は目の前の面の男から与えられる刺激が恋人……と言うにはまだ心許無い相手である猿飛アスマと、酒に酔った勢いで一度だけ行なった行為と同様の感覚であった事に戦慄を覚えた。
唯一違う所と言えば下半身に伝わってくるその大きさの違いであるが、それを補って尚アスマとは比べ物にならない快楽を与えられた紅は、自分が木の葉隠れの上忍である事を忘れて一人の只の女に戻ってしまいそうになる。
『う、嘘よっ!!わ、私がこんな幻術にっ、それとも、本当に現実なの?』
二人目の男が急に目の前に現れた状況からいって、幻術に掛かってる事は間違いない。
だが紅は二人の……いや、いつの間にか更に増えている男達から与えられる快楽に抗う事が出来ず、いつしか幻術を解こうとする事よりもその快楽に流されてしまわない様に耐え忍ぶ事を選んでしまうのだった。
「ああっ、あっ、あんっ!!や、やめっ!!んぐっ!!んむぅ……ふぐっ……むうっ」
「ほらほらどうした?抵抗する気はもう失せたのか?」
演習場の森の中で俺は兵糧丸で回復したチャクラと最後の気力を振り絞って発動させた影分身の術を使い、紅が見ている幻術と同じシチュエーション通りの事を現実でも行っていた。
幻術のエキスパートの紅といえど幻術の中で起きている事が現実とリンクされれば混乱し、幻術とは認識出来ないのではないかと考えたからだ。
結果は見事に成功であり、サクラ達の封印術のアシストが有るおかげとはいえ、紅は俺の掛けた幻術を解くことは出来ず、幻と現実の両方でその大人の色気に満ちた体を蹂躙されていた。
「ね、ねえサスケ君、流石にそろそろ限界かも」
「わ、私も、もう術を維持出来そうにない」
初歩的な封印術とはいえアカデミー卒業したてのサクラとヒナタにはこれ以上封印術を維持し続けるのは困難らしく、息を絶え絶えにしながら限界を伝えてきた。
「そうか、済まなかったな。このお詫びは今夜してやるからもう一踏ん張り頑張れるか?」
その言葉に奮起したのか、もう限界と言ってた割りにサクラとヒナタは更に封印術の力を強め、俺は影分身と共に紅の衣服を元通りに整えると、最後の仕上げとばかりに虚ろになっている紅の目を写輪眼で見据え、幻術の上書きを行った。
『おらおら、もっとしっかり動きやがれ!!』
『休んでる暇なんかねえぞ。今度は俺の番だ、口をさっさと開けろ』
サスケの幻術に囚われてると認識出来ていない紅は、自らの肉壺と咥内を蹂躙する男達の肉棒に既に意思とは関係なく身体が勝手に快楽を求めていた。
『んむ、ふぐぅ、ンッ、ンッ』
それに引きずられる様に徐々に精神も征服されつつあり、無理矢理咥内に押し込まれている肉棒に射精を促そうと舌を絡めてしまう。
しかし、それでもあと一歩踏み止まっていられるのは上忍としての矜持と猿飛アスマへの想いだった。
(悔しいけど……この幻術に私は諍えない。でも、せめて心だけはアナタの事を)
『なんだ紅もう諦めたのか?やっぱりお前に上忍なんて務まる訳無かったって事だな』
聞き覚えの有るその声に驚嘆し見上げた紅の目に飛び込んできたのは、今まで被っていた面を外しその代わりに煙草を咥え、紅の頭掴んで強引に蹂躙する猿飛アスマの顔であった。
(あ、アスマ!?ど、どうしてっ、ぐぅ!!こ、これは……さっきとは違って全然……)
面の男が素顔を見せた途端、今まで紅に与えられていた快楽とは一転して苦痛が全身を襲い、何より激しい嫌悪感が紅の脳内に駆け巡った。
『ん?どうした紅。さっきまであんなに喘いでたのに俺の顔見た途端にこれか?』
するとアスマは一層激しく腰を揺さぶり始めるが、その動きから与えられるのは苦痛のみであり、紅は先程までの快楽を与えてくれない目の前の男に次第に苛立ちと嫌悪感を増していく。
(な、なんて強引なの!!独り善がりに動くだけで私の事を全然っ!!)
『紅、お前の価値は俺を満足させる事だけなんだよ。分かったらサッサと……』
その瞬間アスマの首が斬り落とされ、あっけにとられる紅を一人の男が優しく抱きあげた。
(だ、誰?見た目から言って私より年下の筈なのに凄く安心出来る)
顔は暗くて良く見えないが紅を抱くその腕から伝わる温もりと、何よりその瞳に心を奪われた紅は自らその男に跨りアスマから与えられた不快感を取り払って貰おうと激しくその裸体を上下させるのだった。
「……はっ!!こ、ここは、私は一体何を」
「目が覚めましたか紅先生?幻術勝負は俺の勝ちって事で良いですか?」
幻術から解放された紅にそう宣言すると、状況が飲み込めないのか暫く呆けていた様子で周囲を見回すが、先程までの光景を思い出したのか、俺が目の前に居るのも忘れて自らの服の乱れを確認し始めた。
(やっぱり……と言う事は、私は幻術の中でも現実でもこの身体を……ならその相手は!!)
「どうしましたか紅先生?サクラとヒナタだったら疲れたのかあそこで寝て……」
すると俺が言い終わるのも待たず紅は鬼気迫る顔をして俺を押し倒して馬乗りになると、手に持った苦無を俺の首に突きつけて怒気を含んだ声で俺に詰め寄ってきた。
「な、何するんですか紅先生、みっともないですよ。いくら自慢の幻術で負けたからってこんな八つ当たり染みた真似をするなんて」
「だ、黙りなさい!!あ、貴方よくも私にあんな事をっ!!」
怒りに満ちた紅の顔を見て俺は最後の刷り込みが失敗したのかと内心死ぬほど焦ったが、それを表情に出してしまえば確実にこの場で殺されてしまうと思い何がなんだか分からない風を装う事にした。
「あんな事?一体どんな事なんですか?」
「惚けても無駄よ!!服は元通りにした様だけど、この身体に残った感覚は誤魔化されないわ!!アナタ、私を幻術に掛けてそれで……」
そこまで言った所で紅は押し黙ってしまい、訝しんだ俺が何とか逃げ出そうと体を動かすとそれに反応して紅も体をビクつかせて微かに喘ぎ声を上げる。
(これは……そうか。身体が覚えてるなら確かにこの状況は紅にとって……)
どうせこのままでは紅に殺されてしまう。それなら一か八かの可能性に賭けようと思い、馬乗りになっている事で丁度紅の下半身が触れている俺の男根を再び勃起させる。
その感触に驚いた表情をした紅の乳房を下から鷲掴みにすると、紅は大きく嬌声を発し手にした苦無を落としてしまった。
「あああっ!!あ、貴方この状況で何をっ!!ひゃうっ!!」
「何って言われても紅が自分で言ったよな?私にあんな事してって。正直言ってもう限界に近いが紅が答えを知りたいなら、今度は意識がはっきりした現実で何をしてたか教えてやるよ」
そう言いながら俺はヒナタと修業を続けている間に会得した柔拳の技術を使い、チャクラを五指に集めた状態で紅の胸を揉みしだいた。
「や、やめなさっ!!ひあっ!?な、何よこれっ!?凄く、気持ちいぃ」
思わず発してしまったその言葉を聞き逃さず、俺は身悶える紅を逆に押し倒すと一度は整えた服を再び脱がしていく。
「さ~て、抵抗するなら今が最後のチャンスだぞ」
「アッ、ヤッ、駄目っ、私が、この私が下忍のアナタなんかにいいいっ!!」
その後、自分の負けを認めない紅の中に幾度と無く射精を続け、幻術世界の俺にしてきた事をする様になるまで紅の肉体を調教し続けるのだった。
「う~ん……サスケく~ん、そんな所触っちゃ駄目ぇ~」
「サスケ君……私、影分身と一緒よりサスケ君一人の方がぁ」
紅が上忍の意地でサスケより先に参らない様に激しく体を揺らしていた頃、すっかり暗くなった森の中でサクラとヒナタはそれぞれの夢の中でサスケを相手にして身悶えていた。
「あ、あの子達もまだまだね。あんっ、忍者が寝言を言いながら隙だらけなんて、はぅ!!」
「紅先生も人の事言えない様にしてあげますよ。」
(くっ、まだ失神しないのか?流石上忍、基礎体力は俺以上だな)
サスケと紅のセックス勝負の結果は限界を超えに超えたサスケのギブアップ宣言で幕を閉じ、紅は辛くも幻術勝負での負けを取り戻したのであった。
ご都合主義的に堕ちるのはこの作品の作風です