※この作品はR-18です。

R-18短編集改め作品集   作:メロンペン

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加筆転載だけでは無くサスケ復興伝R-18だけの話も追加する予定
※注意※
この作品は基本的にヒロイン達は即堕ちです。
今後はご都合的な場面が増えて来ますのでご了承下さい。


R18版SASUKE復興伝その3

アカデミーの一室に設けられた上忍控え室の一角で、新米上忍のくノ一である夕日紅は自分が担当する事になる第八班の下忍達のプロフィールに目を通しながら溜息を吐いていた。

 

「どうした紅、溜息なんて吐いて悩み事か?」

そんな紅の様子が気になったのか三代目火影の息子であり、第十班の担当上忍となる猿飛アスマは煙草を片手に紅の側に座って、その手に持つ資料を覗き見しようとする。

 

「ちょっとアスマ。アカデミーの校舎は禁煙だって言われてたでしょ。それに、これは私の担当する子達の個人情報なんだから勝手に覗き見しないで」

「ん?そうだったか?まあ固い事言わずにちょっとそれ見せて見ろ。どれどれ……」

 

紅の手から資料を抜き取り、咥え煙草でそれを読むアスマだったが一通り目を通した所でニヤリと笑みを浮かべる。

 

「成程、これは新米上忍のお前には少し荷が重いかもな」

その態度が気に障ったのか、紅はアスマの手から資料を奪い取ってキッと睨み付けた。

 

「どういう意味よ。事と次第によってはアナタでも許さないわよ」

「ははっ悪い悪い。しかし、まさかあのうちは一族の生き残りをお前が担当する事になるとはな。俺はてっきりカカシの奴に押し付け……預けられるかと思ってたんだがな」

 

謝罪の言葉とは裏腹に、悪びれる様子も無く笑っているアスマに対して憤りを感じた紅であったが、これも彼なりの不器用な気遣いなのだろうと思う事にし、再び手にした資料をもう一度一人ずつ確認し始める。

 

 

登録番号012601春野サクラ。忍術○ 体術△ 幻術○ 協調性○ 積極性○ 授業態度◎

アカデミー在学時は筆記テスト等の座学は常に満点の優等生ではあるが、それ以外は特筆すべき長所は無く、平均的な卒業生レベルと評価されていた。

 

(彼女は特に問題なさそうね。教師からの評価は平凡だけど頭も良さそうだし、もしかしたら私と同じで幻術の才能が有るかもしれないわね。次は日向ヒナタ、彼女は日向の宗家の子ね)

 

登録番号012612日向ヒナタ。忍術○ 体術◎ 幻術○ 協調性◎ 積極性△ 授業態度◎

木の葉の名門である日向一族の宗家の長女である彼女は、アカデミー入学当初は気弱で引っ込み思案の性格と、当主であり父親である日向ヒアシから「この子には才能が無い」と評された通りでやや落ちこぼれ気味あった。

だが、5年前から徐々に自信と実力を付けていき、今期の卒業生の中で上位に入る実力であると評価されていた。

 

(日向宗家は色々厄介事が有るって噂だし、彼女は彼女で問題ありね。そしてこの子が……)

 

 

登録番号012606うちはサスケ。忍術◎ 体術◎ 幻術○ 協調性△ 積極性△ 授業態度○

実の兄であるうちはイタチによる一族虐殺事件の唯一の生き残りであり、複数の教師の証言から既に写輪眼を開眼していると見られる今期の首席卒業者である。

しかし、かつてのイタチと比べて他の生徒より特別抜きん出ているという訳では無く、次席である油女一族の生徒と甲乙つけがたい程度の差であると評価されていた。

 

(実力云々は別として、兄であるイタチに対して復讐心を持っていない訳が無い……か。本当にそうだったとしたら面倒な子を預かる事になるわね)

 

 

「ま、そうやって教え子の事に悩むのも上忍としての務めだな。それよりまだ時間が有る事だしこれから一緒に飯でも食いに行くか」

「猿飛アスマさん、校内は禁煙だって私説明しましたよね?その手に持ってる物は何ですか?」

 

背中越しに聞こえてきた声に固まり、恐る恐るアスマが振り返るとそこに立っていたのは、清く正しく美しくを教育方針に掲げているくノ一クラスの女教師のスズメだった。

 

「す、スズメ先生。こ、これはですね。その……お、おい紅何とか言ってくれ」

「自業自得でしょ。スズメ先生、ルールの守れない上忍にたっぷり説教してあげて下さい」

 

悪さをしたアカデミーの生徒の様に廊下に立たされて説教を受けているアスマを尻目に、紅は復讐に囚われているであろうサスケを正しく導く事が出来るのだろうかとまた深く溜息を吐いてしまうのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

原作とは違う班構成となった事で混乱した頭を整理する為、空き教室に一人で居た俺はナルトに襲われて縛られ、現在縄抜け術の真っ最中だ。

 

「ふぅ、ようやく抜けられた。ナルトの奴こういう所だけ原作通りにしやがって」

別々の班となった事で襲ってくる訳ないだろう油断していた所を狙われてしまった。

そして多重影分身の術を使った人海戦術の奇襲を前に、いくら俺が写輪眼を使えるとしてもナルトを返り討ちにするのは難しくこの有様だ。

 

ナルトは俺を縛りつけた後、俺の姿に変化して「ざまあみろ」と捨て台詞を吐いて教室を去って行き、今頃サクラの元に居るか、腹を壊してトイレに籠っているかのどちらかであろう。

 

「でもま、おかげで影分身の術を直に見れたから試してみるか」

 

写輪眼で見切った印を結び影分身の術を発動させると、分身とは違い実体を持つ俺の影分身が2体程出現し、ぶっつけ本番の初挑戦でこの人数なら我ながら大した結果だと思う。

もっとも九尾の人柱力のナルトほどチャクラが多く無い俺では千人どころか百人の影分身すら不可能だろうが、それでもこの術が使えると使えないではあらゆる面でその難易度が変わってくる。

それに原作でナルトだけの修行法と言われた影分身を使った修業時間短縮法も、兵糧丸を摂取してチャクラを回復・増幅をすれば自分にも使用できるかもしれない。

 

 

「問題は兵糧丸代で財布がかなり厳しくなる事だが、早速今夜から試してみるか」

その前にまずは俺に化けたナルトに騙されて、今頃待ちぼうけをくらっているであろうサクラの元に向かった方が良い思い廊下に出る。するとそこには、先程の事故で唇を奪った相手である山中いのがブツブツと独り言を言いながら廊下の窓にもたれかかっていた。

 

「サスケ君どうしてサクラにあんな風に。私とのキスは只の事故だったって言うの?」

 

どうやらいのは俺に変化したナルトがサクラに迫る例の場面を目撃したらしく、俺と別々の班になったショックとのダブルパンチで普段の気が強く堂々とした姿が見る影も無くなるほど落ち込んでいた。

 

「はぁ~サクラだけには負けたくなかったんだけどなぁ……サスケ君……」

「それ、俺じゃなくてナルトだぞ」

「さ、サスケ君!?どうしてここに、それよりさっきのがナルトってどういう事なの!?」

 

気付かれない様にこっそり近づき後ろからそう告げると、驚きのあまり俺が相手なのも忘れて事情を聞こうと詰め寄ってきた。

 

「そのままの意味だ。俺は今までナルトに邪魔されてこの教室の中にずっと居たんだ。それにも関わらずお前が俺の姿を見たって事は、ソイツは俺に化けたナルトと考えるのが筋だろ」

 

ナルトに縛られていたとは伝えずそれ以外の詳細をいのに説明すると、先程まで落ち込んでいたのが嘘の様に明るくなり、ナルトに騙されたサクラを小馬鹿にする程に元気を取り戻していた。

 

「な、な~んだ。私も本当はおかしいなって思ってたのよ。それにしてもやっぱりサクラは大した事無いわね。ナルト程度の変化の術も見破れないなんて。もう一回アカデミーに通い直したらいいんじゃないかしら」

 

「という事は、さっきまで誤解していた誰かも同じ様に通い直すってことになるんじゃないか?」

 

いのが発したブーメラン発言にツッコミを入れると効果は抜群だったらしく、誤魔化そうと必死に取り繕い始める姿は年相応で可愛らしい。俺は今まで手を出さず放置していた事を今更ながら後悔してしまう。

 

(まだ集合まで時間もあるし、今からサクラの所に行くよりも)

「そ、そう言えばこんなにサスケ君と話したの私初めてかも。と、ところでさっきの教室での事なんだけど……アレ、私のファーストキスだから」

 

教室でのキスを思い出して身悶えているいのに、俺は周囲に人が居ない事を確認して一歩ずつ近づいて行く。

 

「あ、あれ?サスケ君そんなに近づいてどうし、んむっ!?」

戸惑ういのが逃げられない様に体を廊下の壁に押し付けながら、俺は本日二度目となるキスをするために、いのの唇に自らの唇を押し付けた。俺はこの5年の間にヒナタとの行為で培った舌遣いを行使する。

 

「んんっ、ぷあっ!!さ、サスケ君、待っ、むぐっ!!」

突然の出来事に混乱するいのを大人しくさせる為、キスに加えて服の上から胸に手を添えて揉み始める。

 

「アンッ、駄目っ、サスケ君、きゃうっ!!」

咥内を舌で蹂躙しつつチャクラを込めた指先で乳首に刺激を与えると、いのは初めて受けたであろう衝撃に体を痙攣させて腰砕けになってしまう。

 

「まだ集合時間まで余裕が有るな。ここだと目立つからこれ以上を望むなら付いて来い」

未だ状況が飲み込めずに困惑気味のいのだったが、俺の発した言葉の意味は理解したらしい。

生まれて初めて絶頂して足元がおぼつかなくなったいの抱きかかえ、俺は再び空き教室の中に戻り扉の鍵を閉じるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ナルトぉ!!今度という今度は絶対許さないわよ!!乙女の純情を踏みにじった報い!!その命で償いなさい!!」

「ま、待ってくれってばよサクラちゃん!!はうっ!!さ、先に便所に行かせてくれってばよぉ!!」

 

サスケがいのを空き教室に連れ込んだのと同時刻、体術が苦手であると評価された筈の春野サクラがその体型からは想像出来ない腕力を行使しながら、何故か腹を抑えて青い顔をしたうずまきナルトを追いかけ回している姿が目撃されるのであった。

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