灰色のひめしずか 作:かわいそうなのでも抜ける猫
番外編ーシモンの耽り
「ちょっとシモン! いい加減ここの書類片付けなさいよ!」
「あっ、ハイハイ……」
「シモン! 急に降りそうだから、洗濯物しまってくれる?」
「分かりましたよっと……」
ハテノ村の奥にある、ハテノ古代研究所。
暗雲立ち込めるその研究所で、幼い少女の言いなりになっている男がいた。名を、シモン。シーカー族の古代研究者である。
所長であり、見た目年齢六歳かつ実年齢百二十歳オーバーのプルアは、彼にあれやこれやと命令し続けている。彼女の方が年上であり、研究者としても立場が上なのだ。それもまた当然のことなのかもしれない。
――――だが。
「ハァ……相変わらず人使いが荒い……。ロベリー先生が言っていたことは本当だったんだなぁ」
その人使いの荒さに、シモンは憂う。見た目幼女に好き勝手言われることが、その一因になっているかもしれない。アンチエイジングマシンという機械を発明し、彼女は老婆から幼女まで逆転してしまった。当初こそその肉体の不便さに困惑していたようだが、今ではすっかり慣れてしまったようだ。果てには、その機械を通してゼルダ姫を救う始末。彼女もまた、厄災討伐の立役者と言えるかもしれない。
しかし、シモンは納得できないでいた。
「私だって、やることはやってるのに! それなのに、あの人はどうしてこんなに傍若無人なんだ……」
空が黒く染まる。吠えるような風が響く。
洗濯物が、風で今にも飛びそうになっていた。それを、シモンは慌てて掴み、カゴの中へ落としていく。
不意に触れる、柔らかい手触り。繊細な綿でできた白い布。
「…………」
それは、下着だった。プルアが現在利用している、幼児用の下着。
もちろん、幼児化した彼女は下の村まで買い物に行くこともできなかった――子ども嫌いな彼女は子どもに見つかることを拒んだため――から、これを買いに行ったのもシモンである。ただでさえ変人と思われているのに、女児用の下着まで買いに行かされる始末。村では、何て噂されているかなんて、想像するまでもないだろう。
シモンはそう考えているうちに、ふつふつと割り切れない思いが煮え上がってきた。
「どうして私がこんな目に……これも所長が……」
その柔らかな生地を握り締める。シモンは、煮え滾る思いを抑え込みながら、ただ耽るのであった。
せめて、せめて彼女が、肉体同様心も記憶も幼児にまで戻っていたら良かっただろうに。そしたら、どんな生活だっただろうか――――。
シモンの耽りは、続く。
「……シモンおじちゃん、あの、歯磨きを……」
「はいはい。プルアちゃん、こっちにおいで」
食後には、まず歯磨きをさせよう。その小さな体を膝の上に座らせて、両手であのリンゴのように赤い頬を押さえるのだ。
「さ、お口を開けて……」
「……んぁ……」
ご飯を食べたばかりの口を開けさせて、思いきり舐め回す。歯茎の隅々まで、しっかり汚れを取るように掻き回してやる。
「ん、んむぅ……」
「ふっ、ふぅーっ、ふぅーっ……っ」
小さな歯は、まだみんな乳歯だろう。どれもこれもちっさくて、食べカスが隙間に残っているかもしれない。
「虫歯になっちゃ、ダメだからねぇ。しっかり、おじちゃんが舐め取ってあげるからねぇ……っ」
「んみゃ……はふ……」
口の中を舐められる感覚に、プルアはぴくりと肩を震わすだろう。それでも、シモンはやめない。しっかり奥歯まで舐め取っていく。
リラックスも兼ねて、舌にも絡め合わせた。小さすぎて、舐め合っていると溶けてしまいそうな舌だ。
「んっ、んん……っ」
唇を吸われる。
歯茎を舐り上げられる。
歯の隙間に舌が這い、奥歯の窪みにまで入り込む。
舌と舌が絡み、唾液が混ざり合っていく。
そんな、慣れない感覚にプルアは震えていた。気付いたらどこかも分からないところで、自分を保護するこの男に、訳も分からずされるがまま。どうしたらいいかも分からず、ただ震えたままシモンの侵入を許していた。
「ひゅぁ……あぅ……」
「プルアちゃん、よく頑張ったね……。それじゃ、お風呂にしようか……」
「……ふぁい……」
膝から降ろされて、シモンに手を引かれるまま少女は階段を降りる。浴室へ。研究所地下にある、浴室へ。
畳まれたタオル。それに満たされたカゴ。
空のカゴ。脱いだ服を入れるための空虚。
「さ、脱いで」
「は、はい……」
おずおずと、プルアは服を脱いだ。六歳ほどのその体は、身長もシモンの腰ほどしかない。顔や手足は日焼け痕がある反面、服の下は真っ白な色に包まれている。その胸に咲いた小さな蕾は仄かな桃色に染まっており、それにシモンは生唾を飲む。
幼い割れ目には毛など全く生えておらず、撫でると滑らかな手触りを指先に残した。
「ひゃ……」
「あぁごめんねプルアちゃん。さ、お風呂入ろうか」
「……っ」
石造りの部屋に、石造りの風呂桶。古代技術を流用して、浄水・加熱機能のついた機械を開発したプルア。そこから伸びたシャワーを使い、開発者――――の幼児化した体にお湯をかけていく。
「んっ……」
「さ、おじちゃんが洗ってあげよう」
「…………」
濡れて、水滴を落とす白い肌。そこへ、石鹸を滴らせたシモンの武骨な手が伸びる。
固い指先は、プルアの柔らかい肌に沈み込んだ。ぷにぷにとしたその質感は、触れると直に感じられる。なぞったラインを描くように窪みを見せる柔らかさ。シモンはその両手で、少女の肌を撫で回していく。
「……うぅ……」
幼い彼女には、性知識もなく、またそういった感覚もまだ獲得していない。さらには、シモンが自分にどんな劣情を抱いているかも分からない。
ただ全身を洗ってもらっているだけなのだからと、彼女は大人しくされるがままにしていた。シモンはそれをいいことに、柔らかな肌を撫で続ける。
桃のような尻を持ち上げては離し、持ち上げては離しを繰り返す。その度にその小さな尻はぷるぷると揺れ、何とも言えない心地良さを彼にもたらした。
乳房はまったく膨らんでおらず、固い胸板の感触しかない。先についた蕾もまだ小さく、触り心地もお世辞にもいいとは言えなかった。それでもしつこく指先でいじるが、プルアは一体何がしたいのか分からないようだ。
「……?」
「……ふぅ」
シモンは切り替えて、お腹や太ももに手を伸ばす。
胸と違って柔らかい。むにむにと、幼い弾力を感じていた。太ももも両手で擦ってみると、これがなかなかいい。シモンは念入りに、洗い続ける。
「……さぁ、脚を開いて……」
「……う……」
満足いくまで太ももを揉みしだいてから、シモンはそう声をかけた。それにプルアは、少し嫌そうな顔をしながらもゆっくりと脚を開く。無毛の秘裂を、曝け出した。
「いつも言ってるよねプルアちゃん……おしっこするところは、ちゃんと舐め取らないと綺麗にならないんだよって」
「……うん……」
「じゃ、まずはおじさんがプルアちゃんのを綺麗にしてあげるからね……」
その柔肌に、シモンの舌が触れる。不意に生温かい感触が走り、少女は小さな悲鳴を上げた。
「ひゃぅっ」
「ぬふっ……おしっこの匂いがするね……」
「ん、んん~~っ」
ねちょねちょと、念入りに唾液を塗るシモン。その舌は彼女の割れ目を裂いて、中の粘膜を何度も撫で上げた。その度に落ち着かない感触が走るらしく、プルアは何度か肩を震わせる。
舌は小さな突起に絡み、尿道の先を啜り、膣の入り口を舐め回す。未発達のその穴は舌を入れるのも難しく、シモンは不満そうに立ち上がった。
「……さ、今度はおじちゃんのを綺麗にしておくれ」
ぼろん、とそれが零れ出る。少女の指よりも太いそれに、プルアはびくりと怯えた顔をした。
「毎日してるでしょ? さ、今度はプルアちゃんの番だ。舌出して」
「は、はい……」
先から滲む透明な液体に。皮の隙間から漂う臭いに。プルアは引き攣りながらも、ゆっくりと小さな舌を伸ばした。それを、真っ赤に染まった先へと触れさせて。ぶにぶにとした肉の食感が、舌を通して彼女に伝わった。
「そうそう……ゆっくり舌を這わして。上手だよ、プルアちゃん……っ」
右手で竿を握り、左手で玉を持ち上げる。いずれもシモンから教え込まれた技で、プルアは懸命にそれを綺麗にしようとしていた。舌で尿道の先を舐めて、その周りのカリにも当てていく。ぞわぞわと、嫌な感触が伝わってくる。臭いもきつくなり、少女の瞳には涙が浮かんでいた。
「あぁ、もっと! もっと全部舐めなさいっ」
「もぐっ!?」
辛抱堪らず、シモンは彼女の頭を両手で掴んだ。そのまま、腰を大きく振る。驚いて口を大きく開けた彼女の、その奥へ。彼は腰の一物を捻じ込んだ。
少女の舌が、玉袋にまで触れる。小さな口には入り切らず、喉元まで滑り込んだ亀頭。異物が入り込んだことによって、プルアの喉は懸命に押し出そうと上下していた。その感触が彼を襲い、彼はますます恍惚とした笑みを浮かべる。
「あぁ……いいよぉプルアちゃん……その調子……っ」
「んん~~っ、んんん……っ!」
「あ、あぁっ、もうっ、いきそ……っ」
一生懸命逃れようとするプルア。教えられたことも忘れ、両手でシモンの体を押し退けようと踏ん張っていた。
それを無理矢理押さえ、何度も腰を前後させるシモン。その度に彼女の喉は震え、唾液が溢れ返ってくる。ねばつく吐息に滴る彼の切っ先は、少女の熱い口内と柔らかい喉の感触、そして絡みつく唾液も相まって、いよいよ弾けんとしていた。
「プルアちゃん……っ、全部飲んで……っ」
「んむっ、んっ、んん……っ、んーーーっっ!!」
口内に入り込んだ肉棒が、激しく脈動する。脈打つ度に、喉の奥に熱いものが流れていく。その感覚にプルアは目を見開いて、逃げることもできずただ耐える他なかった。先程までとはまた違う臭いが、喉を通って鼻に逆流する。今までに感じたことのない臭い。
「……はぁ、はぁ……良かったよ、プルアちゃん……おかげでおじちゃん、綺麗になったよ……」
「んぶ……っ、……はぁーっ、はぁーっ……」
「さ、じゃあゆっくりお風呂入ろっか……」
ずぽっと、引き抜かれた切っ先。少女の舌から、白い色をした粘液の雫が垂れて、すぐに湯気の中に溶けていく。
プルアは疲れ果てて、動くこともできなかった。顎が外れそうな痛み。そして、ろくに吸えなかった息。全身がどこか遠くにいってしまったような感覚。
それも露知らず、シモンは彼女の体を持ち上げ、共に浴槽に入り込んだ。虚ろな彼女の表情とは裏腹に、彼の表情はつやつやとしたものだった。
「……シモン、おじちゃん……っ」
「全く……やっちゃったねぇプルアちゃん」
ある日は、プルアがミスをする。シモンがお気に入りにしていた壺を落として、割ってしまったのだ。
それに大層ご立腹したシモンは、下卑た笑みを浮かべながらプルアを、彼女の自室へと連れ込んだ。研究所の最上階。チョークの乗った黒板に、部屋中央の小さな机。その机の上に彼女を仰向けに寝かしては、彼は麻縄を取り出した。
「おじちゃん……何するの……?」
「プルアちゃんは悪いことをしちゃったんだ。だから、おじちゃんは罰を与えないといけない。心が痛むけど、これもプルアちゃんのためなんだ」
心が痛む。そんな言葉とは裏腹に、彼は嬉々として麻縄を手繰り寄せていた。縄を少女の細い腕に回し、そのまま机の脚へと括りつける。それを両手両足に繰り返し、彼女を机の上に縛り付けたのだった。
ギシギシと、机が軋む。身動きできないプルアは、仰向けのまま全身を露わにしていた。
「……やだ、痛いのやだよ……」
「うう、おじちゃんも心が痛むよ……。さ、力を抜いて……」
毎晩風呂で咥えさせられるそれが、プルアの前でそそり立つ。いつも口の中に押し込められるそれが、今日は少女の花弁へと押し当てられた。
「ふうっ、ふうっ……っ」
荒い息のシモンは、捲り上げた下の肌へ、舌を這わす。興奮を抑えきれないように、少女の柔らかい肌や小さな蕾を舐めていく。その度に熱気とぬめりが肌を走り、少女は小さな悲鳴を上げていた。
それで発散しようとしたのか。それとも、それではやはり抑え切れなかったのだろうか。
シモンは、少女の下着へと手を掛ける。その可愛らしい布を掴み、そっとずらした。足も縛っているために脱がすことはできない。だから、彼は秘裂を覆う箇所だけをずらし、露わにしたのだ。
「んっ……」
布越しに触れていたそれが、直に擦り付けられる。熱くて、固くて、しかし変に柔らかい男根。一体何をされるかも分からない恐怖に、プルアはガチガチと歯の根を摺り合わせていた。
「さぁ、行くよ……。うっ、やはり小さい……小さいっ、けど……っ!」
「――――あ、あぁ、あっ……いっ!」
幼過ぎて、入れることすらままならない小さな穴。
無理に入れれば、その痛みは想像を絶するに違いない。
それは分かっていても、彼はやめられなかった。どこか復讐心に近い執念で、彼は幼い少女を侵そうとしている。例え彼女が、これまで彼をこき使っていた記憶がなくなっていたとしても――――。そんなこと、彼にとっては些細な問題だった。
「い゛っ……痛いっ、痛いよおじちゃん……!」
「おほああぁぁっ、入れるっ、入れるぞぉぉっ……!」
ぎちぎちと、彼女の花弁が押し広げられる。幼い膜は悲鳴を上げ、膣が少しずつ抉じ開けられていった。
無理矢理異物を挿入されていく感覚。体が引き裂かれるような痛み。それに少女は、泣き叫ぶ。許しを請うように、大声で泣き叫んだ。
「おじちゃん、ごめんなさいっ、ごめんなさいっ……! もうしないっ、もうしないから……許っ、してぇ……っ!」
「あああぁぁ! 入るっ、入るうううぅぅっっ!」
「あっ、あっあ――――いっ、ひぐっぅっっ!!」
太い何かが、少女を貫く。それが体の奥にまで入り込んで、肉を掻き乱した。
一瞬の衝撃に、息が詰まる。肺の空気を押し上げられたような感覚に少女は仰け反って、電流のように走る痛みを認識した。
「あ……あ……っ、いっ、痛い……っ、痛いよ……っ」
ポロポロと、涙が零れ落ちる。股から滴る鮮血のように、大量の涙が少女の瞳に滲んでいた。
「おふあぁぁぁぁ……ちっちゃいねぇプルアちゃああぁぁん……っ」
「いっ……やぁ……っ」
その涙を、興奮したシモンが啜り始めた。淫らに舌を垂らしては幼い少女の頬を、瞳を、涙を、貪るように舐め始める。かと思えば、獣の如く腰を振り始めた。
「あっ、あがっ……っ! ひっ、いぎっ……!」
太いものが何度も彼女の秘部を撫で回し、その度に少女の幼い膣は収縮を繰り返させられる。傷口をなぶられるような鈍い痛みが走り、その度に少女は悲鳴を上げた。歯を食いしばるような、痛みに耐える悲痛な叫び。それを、シモンは同情することもなくただ楽しんでいた。
「ははぁっ、ちっちゃなぷにあなだなぁ……っ! おじさんのムスコっ、半分も入らないよ……っ、はぁっはぁっ……!」
「いっ、あっ、痛いっ、やめでっ……!」
「良い顔だねぇぇプルアちゃん……っ! 可愛いよっ、可愛いよぉっ!!」
雁字搦めにされた彼女に覆い被さって、シモンは激しく腰を振り続ける。その男根が出し入れされる度に、プルアの儚い悲鳴が舞う。
シモンは、嬉しそうに笑った。心地よさそうに、晴々とした表情で。
「おじさんはねぇ……ずっとこうしてやりたかったんだよ! この生意気な女を、ぶち犯してやりたかったんだ……っ! あぁ、爽快だプルアちゃん! ふひっ、ふひひひっ」
「ひっ……!」
「我儘なババアが、こんな可愛い幼女になっちゃって……でへっ、腰が止まんない……っ」
「いやっ、いやあぁぁ……っ! たすっ、たすけてっ! 誰かっ、誰かぁっ!!」
「無駄だよぉぉぉ! 誰も来ないっ、誰も来ないよっ! あっ……やべ、もう、もう出るかも……っ!」
覆い尽くすようにしていたシモンが、奇声を上げながらその身を起こした。息苦しさと圧迫感から解放されたのも束の間、プルアは腰に鈍い痛みを感じる。
「あうっ……!」
「うっうぅ……気持ちいいっっ……所長に、出しそ……っ」
小さな腰を掴む両手。下手したら、両の指が届きかねないくらい小さなその腰を荒く掴んで、彼はより強く腰を震動させる。抜き差しを繰り返す男根はより激しく少女の秘裂を穿ち、その度に少女は苦しそうに呻いた。
「いぁっ、あぎゅっ……ひっ、ひあっ、ひああぁぁぁっっ!」
「うっうっううぅぅ……いくっ、いくよプルアちゃん! おじちゃんのミルクっ、出すよ!」
それは性交というより、もはや殴打だった。肉棒で少女の子宮を激しく殴打する行為。快感も何もなく、ただ圧迫感と激しい痛みに少女は泣き叫んでいる。
しかしシモンは、そんなことも露知らず自らの快感で精一杯だった。弾けそうな下半身の感覚に、涎は垂れて汗を噴き上がらせている。
そして、とうとう先端に登り詰めたそれを。出すまいと必死に堪えていたそれを。彼は、一際大きな突き上げと共に、全て解放させた――――。
「――――うっ、いぐっ、いぐぅっ……!」
シモンの汗ばんだ声が響く。同時に、白濁した液体が飛び出した。それを飲みこむのは白い布。先程彼が手にした、プルアの下着だった。
ハテノ古代研究所の最上階。プルアの自室。
研究を続けると言ったプルアに、先に休憩に入ると告げて。洗濯物を取り込む傍ら、彼はその柔らかな下着を握り締めて。
我慢できなくなったように、彼はプルアの自室に入り込み、自らの妄想と共に自らの一物を研いでいた。柔らかな下着に、ねっとりと絡ませながら。
妄想の中のプルアを犯し、何ともいえない解放感と脱力感を手にした彼は、荒い息で座り込む。
自らが吐き出した精液は、一滴残らず彼女の下着に染み込ませた。窓も開けているし、臭いも残らないだろう。なんて計算をしながら、またこの下着は洗わなければならないと、冷静になって少し面倒くささすら感じ始める。
そんな荒い息の彼を、プルアはドア越しで覗いていた。
「……キッモ。アイツ、あたしのパンツで何やってんのよ……マジでキモいんだけど。明日からロベリーのとこ送ってやろ」
研究のための書物を、自室に取りに出かけた彼女。
部屋の前で、奇妙な息遣いが聞こえることに不審に思った彼女。
助手の思わぬ奇行に呆れ返り、便りを出す準備を始める。身の危険よりも、呆れと嫌悪感の方が強かったようだ。
後日、シモンはアッカレ古代研究所へ、左遷のように送り付けられた。
一方ハテノ古代研究所には、リンクと仲睦まじく暮らすゼルダが助手として勤務するようになったらしい。優秀な彼女の手腕で研究効率が上がったのは、別の話である――――。
こんな役目をやらされるシモンさんが一番の被害者かもしれませんね。でも彼、手付きエロいらしいので。
番外編では、人×人の描写も何度かあると思います。苦手な方はご注意を。なるべく人×魔物、人×人をバランスよく書いていけたらと思います。