「アーティファクト?」
「リース、今どきの冒険者はそんなことも知らんのか?」
「専門的な研究を進める高等学校などでなければ教えられることはないようです。380年前のあのときより以後、その多くはエスエル教の信者によって回収され破壊されてしまいました。」
「何だ、そいつらは。」
「100年ほど前までいた怪しげな宗教団体です。『魔王亡き今、アーティファクトは不要で危険な武器であり、破棄すべきである。破棄を拒否する者は危険人物と見なす。』だとかで一時は世界中に蔓延っていました。末期には理念を見失って利権だけを誇示するようになり、各国から締め上げられて雲散しました。」
「へぇ~~、リースさん物知り~。魔王様も知らないことあるんだね。」
「いなかった380年についてはまだ勉強中なだけだ。」
ライドは少しむすっとすると、頬杖をつく。テーブルには今までに物にした全員とリースがついているが、お構い無しである。
「…とはいえ、中・上級以上の冒険者ならばそれなりに知っているようです。現在は大枚をはたいて買うか、ダンジョンで見つけるか、あるいは誰かから奪い取るか…。昔と方法は変わらないですが、機会の数は雲泥の差があります。」
「わ、私達はまだ中級レベルだったし…。」
「あたしは知ってたけどねー。」
サラは得意気に腕を頭の後ろに回してニヤついている。
「私もなんとなくは知っていました。ですけど、そんな初級冒険者が手にできるものなんでしょうか。」
ミオナの至極当然な疑問にライドが答える。
「たまたま運良く見つけたか、誰かから譲り受けたか…。入手すること自体は機会にさえ恵まれれば難しいことではない。問題なのはその取り扱いだ。」
そこに丁度良くアウズが何本か武器を持って部屋に入ってくる。
「ほっほ。ナイスタイミングというやつですかな?」
武器をテーブルに並べながらアウズが話の続きをする。
「アーティファクトとは、通常の武具の領域を越えた逸物の総称のことじゃ。その性質は千差万別で、契約武器だの封印武器だの、まぁいろいろ言われとるわい。」
「これ、全部アーティファクト…!?」
初めて見るアーティファクトに少女達は目を輝かせる。いつの時代も冒険者とはそういうものである。
「例えばこいつ…″プラウド″は『使用者の寿命を削る代わりに魔力が劇的に高まる杖』じゃ。わしは寿命なんていくらでもあるからの、昔はよくお世話になったもんじゃい。」
「この剣は?」
「それは″ワンス″、『同じ技を連続で使うと弱まるが、違う技なら強くなる剣』じゃの。それからこっちは…」
アウズが1つ1つ説明していくのに任せてライドは部屋を出る。まだ彼女達に持たせる気が無いことはリースやアウズには伝えてあるため、この後のことは放っておいてもよいのだ。
「ぬう…」
自室に戻って
「やはり俺の存在は別物か…。」
既に数えきれないほど試しているものの、上手くいく兆しは見えない。未練がましいのはライドにしては珍しいが、失った物を思えば無理もなかった。魔王のくせにアーティファクトの1つも無いとは情けない話である。
気分転換にとクローゼットから上級冒険者風の服を取り出して着ると、
人が良く見える適当なベンチに座ると、行き交う人々を観察する。ソロやパーティー、カップル、老若男女様々だ。新しい装備を自慢する者、ビラ配りをする者、政治を語る者。380年経っても人間は変わらない。
「はい、どうぞ。号外だよ!タダだから受け取っときな!」
「『アイリス様、正式に銀鷲騎士団の団長に!』。サラ達が言っていたやつか。」
紙面には魔法絵も入っており、当時の演説の様子が載っている。いつかは物にしたい良い女であることを再確認すると満足気に頷く。
「ねえ、お兄さん。隣いいかしら?」
「何だ?」
「あら、そんな警戒しなくてもいいのよ。アイリス様綺麗よねぇ。あなたもそう思わない?」
「さあな。」
ライドには
「どう?5000シルズでアイリス様似のコとシてみたくない?本物相手じゃできないあんなことやそんなこと…♥️胸はちょっと小さいけど、顔と髪と背はよく似てるわよ。」
本物を手にしようと考えているライドにそんな話をするのは滑稽だったが、意外にもライドは首を縦に降る。今日は誰とも知らぬ女を1日限りで犯したい気分だったのだ。
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「イグ♥️またイグ♥️このちんぽ凄すぎる♥️私おかしくなっちゃう♥️あああぁぁあ~~~♥️♥️♥️イグ、イグ~~♥️♥️♥️はああぁぁあぁぁ♥️♥️もうだめ、許してぇ♥️♥️」
ドビュルルル!
アイリスとの似てる度合いで言えば70%ぐらいとそれなりに当たりだった女の体を白く染め上げる。売女ゆえに快楽に慣れているつもりのメッキを剥がして狂わせるのはなんだかんだ一興である。
「はぁ…♥️はぁ…♥️凄かった…♥️ザーメンも濃くて…♥️んっ…中に出されてたら一発で孕んじゃってたかも♥️でもこれで…嘘、うそうそうそ、あああぁぁぁ♥️♥️♥️またちんぽ挿入ってきてる♥️もう3回も出してるのに、なんでぇ♥️」
女の後ろから突き入れて犯し続ける。普通の人間ならこんなセックスはあり得ない。そんなことは誰でも分かりきったことだったが、既に部屋中に充満している性臭は思考を鈍らせるには十分だった。
「これだめ、ほんとだめ♥️奥まで届いて、中削れてぇ♥️ん゛ん゛ん゛ん゛っっ♥️♥️またイグ♥️イっちゃてるのぉ♥️お願いこれ以上はぁ♥️」
「おっと中は別料金だったな。50000シルズか。」
「そうだけど、だめ♥️あんたのはだめ♥️あんな射精、中でなんて絶対、お金払ってもだめだからぁ♥️」
「ほう?俺は払わんぞ?お前が俺に払って中に出してもらうのだ。」
「何言って…んああああぁぁ♥️♥️おひっ♥️あっ、ああぁぁぁあ~~♥️♥️♥️このちんぽ、おかしくなるぅ~~♥️♥️」
「たった50000だぞ?お前はこの仕事で出会えた
「ああぁぁ♥️んっ♥️あっ♥️はぁっ♥️んっ♥️また、ちんぽ大きくなってる♥️中はだめだから、外、外にぃ♥️」
ライドは女の言葉に沿うように引き抜く。
「ククク、やれやれ仕方ないな…。」
「そう、外、外ぉ♥️かけていいからぁ♥️」
ズプッ!
「んはああっ♥️♥️♥️」
「初回無料サービスというやつだ。有り難く受け取れ!」
ドビュビュビュビューーーー!!
「ああああぁぁああぁ♥️♥️♥️♥️イグ、イがされる♥️♥️どう゛して♥️ほおっ♥️んはあああぁぁぁ♥️♥️♥️イグ~~~♥️♥️♥️」
後ろから腰を捕まれているために逃げることは許されず、ピッタリとくっ付けた体に注がれ続け、ビクビクと震え続ける。
「あはっ♥️あっ♥️ひっ♥️やっぱり、この中出しされちゃだめだったぁ♥️あたま、おかしくなりそ…♥️んっ、はぁ…♥️はぁ…♥️」
「まだまだ続けるぞ。夜は長いからな。」
「もう、やめ…♥️んひいぃぃぃ♥️♥️また、ちんぽおぉぉ♥️♥️」
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明け方、ライドは暖かくなった懐を軽く叩きながら店を後にし、1つの結論に辿り着いていた。―――刻印を付けなければいい。さっきの女のように、ただただ快楽を与え続けて堕とせばいいのだ。つい刻印に頼ってしまって、それを使わないという選択肢を忘れてしまっていた。
「ククク、せいぜい利用させてもらうとしよう。」
手元の記事にある情報を見ながら、小さくつぶやく。記事には″新団長は騎士団を率いて5日間、強力なダンジョンへの遠征を予定している″と記されていた。
アーティファクト:ダンジョンが生み出す逸物であり、冒険者なら誰もが欲しがる物である。誰にも作ることは出来ない。使用者に代償を強いたり、条件を満たすことで真価を発揮したりとその性質は様々である。
店の女:終わった後に記憶を消したため後腐れはない。もっとも、次からの客では体は物足りず、そのうちに不満を持って更に身を落とすか足を洗うだろう。