エロトラップ・ダンジョン ~HARD Ryona~ 作:こーひーまめ
リクエストいただき誠に光栄です。ありがとうございました。
珍しくギリギリではないようで、私情によりやっぱりギリギリです。
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迷宮と謳いながら、エロトラップダンジョンの入口は、地上にだけ存在するとは限らない。
何人ものウィッチが出撃中に行方不明となる怪事件の調査を命じられた、第501統合戦闘航空団「ストライクウィッチーズ」。
空へと出撃していたサーニャ・V・リトヴャク中尉は捜索任務の中で、宙に浮かぶ謎の魔法陣と接触する。
それが心身を徹底的に犯す底なし沼と知らぬまま、彼女は挑戦者となり、この淫虐の迷宮へと挑戦する事となった……。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
《サーニャ・V・リトヴャク/1F/装備・ベルト付き軍服・フリーガーハマー・ストライカーユニット『MiG I-225』【探索中】》
「んぐぅぅ!?」
魔法陣に触れ、エロトラップダンジョンへと送り込まれた今回の挑戦者、サーニャを出迎えたのは熱烈で窮屈な肉洞であった!
「な、なに、ここ!? なんで、私、空に居たのに……!?」
どこまでも澄み渡る夜空からいきなり、ギチギチに身体を締め上げる肉壁の中へと転送された挑戦者は、当然の困惑に華奢な身体を捩らせる。
「ふっ、んっ、ぐ、うぅぅぅ……だ、ダメ、動け、ない」
しかし、どれだけ肉壁を押し広げようと抵抗しても、僅かに沈み込む程度で戻され、結局は身体を起こす事すら出来ず膠着。
「うぅ……臭い、気持ち悪い……」
むしろ刺激を与える度に、肉壁から染み出してくる生臭い粘液が、サーニャの全身を浸していくだけの結果に終わってしまう。
「どうにか、しなきゃ」
理解が及ばぬ現象ながら、これが幾多のウィッチを行方不明にした原因ならば、救援が来る可能性も限りなく薄い。
状況が好転するまで、下手に動かず待つと言うのも時には手立てであるが、
「……あまり、時間も、なさそう、だし」
身動ぎする度に身に纏っていた軍服が薄く、ボロボロとなり、色素の薄い白雪の様な素肌が晒されていく感覚。
ここが何処なのかは分からないが、溶けるのが服だけで済む保証など何処にも無い以上は、とにかく行動を起こさねばならなかった。
「うん、行こう」
しかしそれでもサーニャは、歳若いながら数々の修羅場を潜り抜けて来た軍人。
冷静に自分が今出来る選択を、己の中に眠る力と共に行使する。
「障壁――展開」
透き通る声と共に呟かれた呪文。
ウィッチの意思通りに出現した魔法陣の光が壁となり、壁が支柱となって肉壁を一気に押し広げて行った。
「よかった、ストライカーユニットは無事だったみたい」
これこそが彼女達ウィッチが両足に装備した鋼鉄の具足、ストライカーユニットに搭載された魔導エンジンの力。
これを装着したウィッチは内に宿る力、魔力が増幅され、この世の摂理を超越した様々な奇跡を引き起こす事が出来るのだ!
「ふぅ……服、ボロボロになっちゃった……どうしよう」
やっと全身を圧迫していた肉壁から解放された挑戦者は座り込み、ギトギトの粘液に塗れた己の格好を見回して溜息を零す。
粘液には布を溶かす成分が混ざっており、軍服は無論、ズボンのあちこちにも穴が開き、サーニャの未熟ながらも将来を期待させる乳房や柔尻をあられもなく露出させている。
「夜中にコッソリ帰れば大丈夫かな?」
黒猫の使い魔を有するサーニャから発現した、猫の耳や尻尾が憂鬱にしな垂れた。
それは、このような恥ずかしい格好で基地に帰還した時の心配であり、
「この服も後で見つからないように捨てておかないと、エイラが心配しちゃ……?」
動けるようにさえなれば安全だと思い込んでいた、挑戦者の油断と隙であった……!
サーニャの障壁によって、大きく拡張させられたピンクの肉壁。
本来ならば有り得ない程に内側からこじ開けられた内臓は、限界を誇張するようにビクン、ビクンと苦悶に震え、そして――
「きゃぁぁぁ!!?」
上下左右から、大量の消化液を吐き出してしまう!
「がぶっ、ぐぼぼッ……!!?」
まるで水に浸した雑巾を絞ったような勢いで噴き出す消化液は、瞬く間に挑戦者を旋毛まで飲み込んでいく!
「んぶ、んぶぅぅぅ~~~……!!!」
あまりにも予期しない濁流に飲まれ、あっという間に何処かへと流されていくサーニャ。
幸い、この消化液が溶かすのは衣服のみであり、彼女が送られるのは次の階層である2Fだ。
しかし、この淫虐の迷宮において身に纏う物を失うことは、時として絞首台の縄に首をかける事にも等しい。
消化液に揉み転がされ、ここから先は全裸でサーニャは進む事になる……。
《1Fリザルト》
『何かの内臓に送り込まれた挑戦者は、消化液によって衣服を全て失ってしまった! 装備ロスト・ベルト付き軍服』
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
《サーニャ・V・リトヴャク/2F/装備・フリーガーハマー・ストライカーユニット『MiG I-225』【探索中】》
「――あぶぅ!? ぷ、はぁ~~……!」
べちゃぁ、と横穴から吐き出されるように、2Fへと到着した挑戦者は、一層ギトギトにされてしまった肢体をなんとか起こし、目一杯に足りない空気を肺に送り込みはじめた。
「はぁ……はぁ……いったい、何だったの、今の……?」
訳の分からない体験に動揺と混乱を隠せず、髪に付着した粘液を手で払い飛ばしながらも、脳髄をフル回転させて状況の把握に努めようとする。
「新種の、ネウロイ……? でも、それにしては……」
ズボン一つ残らず全裸に剥かれてしまった自身を眺めて、怪我はしておらず、命に別条はないとサーニャは確信し、ため息をつく。
もしこれがウィッチ達が戦う人類の敵、ネウロイの仕業であったならば、この程度では済まなかったであろう安堵からだ。
「でも、ここ……どこだろう?」
隣に転がった装備品、ミサイルランチャー『フリーガーハマー』を拾い直し、サーニャが見渡した先――辿り着いた2Fは随分と手狭な小部屋であった。
「さっきのは、多分生き物だったけど、急に普通の部屋……?」
視界に広がるのは、他の生物の気配は全く感じない、ごくごく平凡な無機質のスペース。
そこに存在しているのは、閉ざされた扉と、もう一つだけ。
「……なんだろう、これ?」
手狭な個室が設置されているのみであった。
「懺悔室や、更衣室にも見える、けど」
部屋の中にある小部屋といえば、サーニャの知識ではその程度しか思い当たらなかったが、その推察を否定する様にデカデカと書かれた文字には、こう書かれている。
「『着せ替えプリクラ』……ぷり、くら?」
そう、ここは、彼女が元居た世界では、まだまだ未発達な機械工学が創り出す娯楽施設。ゲームセンターによく置かれている、プリクラとそっくりの筐体が設置されていた!
「何だろう……触らない方がいいかな」
未知の機械に触れ、また何かが起こってしまう可能性を危惧したサーニャは、とりあえずプリクラをスルーし、ここから出られそうな扉を先に調べる。
低出力でストライカーユニットを起動し、ホバーのように空中をゆっくりと滑って、挑戦者は扉に触れるが、
「――開かない」
扉は押しても引いてもピクリとも動かず、只のフェイクかと錯覚してしまいそうなほど堅牢。
「壊すのは……危ないかな」
ロケットランチャーで破壊してしまうのも一手ではあったが、それには部屋の狭さが気掛かりであった。
万が一破壊できなかった場合、爆風はこちらに牙を剥き、最悪部屋が崩落して生き埋め――なんて末路を晒しかねない。
「どうしよう……」
他に出入口らしき物は無く、自分が吐き出された横穴も消えている。
あんな気味の悪い所へと戻るのは遠慮したかったが、それでも八方塞がりよりは希望があっただろう。
元から無機質な小部屋となれば、他に調べられそうな所はもう、一か所しか存在していない。
「ぷりくら、かぁ……」
残ってしまった得体のしれない小部屋に、扉を開けるための仕掛けや手掛かりが果たして存在するのだろうか?
危険が伴うが、発破という最終手段も頭の片隅に入れながら、サーニャは小部屋の垂れ幕をおずおずと潜った。
「……えっ、レンズ……?」
中に広がっていたのは、真っ白な空間とモニター画面、そしてこちらを睨み付ける埋め込み式のカメラレンズであり、サーニャもここがどういった小部屋なのか薄っすらと察しが付いてくる。
「きゃぁ!? ま、待って、撮らないで、私、いま裸……!」
今までは立て続けの異常事態と無人であったため意識の外であったが、撮影するための機材を見つけてしまったことで、真っ裸の羞恥心が一気に噴き出し、挑戦者は咄嗟に両腕で胸元と股を隠した。
俯きがちに頬を赤らませ、涙を浮かべた状態の上目遣いは、サーニャ自身の愛らしさもあって並大抵の男は劣情を抑えきれないだろう。
「もぅ、なんでこんな所にッ……!」
そのまますぐにプリクラから出ていこうとする挑戦者であったが、彼女が入室したことによって動き始めた機材は、既に獲物の退路を塞いでいた。
「どうして、いつの間にシャッターが降りて……!?」
捕らえた鳥を逃がさないように閉じたシャッターと、唐突に点灯するモニター。
「えっ、これ……私?」
映っていたのは、また始まった異常にまるで対応できず、オロオロと当惑する紛れもない自分自身の裸体であり、
「ッ!!?」
唐突にモニター内の自分が、服を着せられた姿に変わる。
いや、こんな格好は最早服とは呼べず、無意識ながらも、あのような仕草で男を誘う淫売には、もっと相応しい格好があると言わんばかりの――
「な、なに、この、へ、変態みたいな」
そうして、パシャリと、フラッシュが瞬いた瞬間……!
「んぶぅ!!?」
サーニャの視界が唐突に暗転! 全身を縛り上げる異物感に襲われてしまう!
「んぐ、ん゛ん゛っ、んんん~~~~!!?」
何かを噛まされたような、くぐもった悲鳴がサーニャの喉奥から絞られる!
いや、何かを噛まされたような。ではなく、実際に噛まされているのだ。
どこからか出現したボールギャグ、それがガッチリと挑戦者の口へ、ベルトで固定されてしまっている!
しかも装着されてしまったベルトは、これだけではない。
(う、ウソ!? これって、これってまさか、さっき映っていた恰好が私に……!?)
頭にガッチリと固定されたレザーの目隠しに、両腕を後ろ手に縛り上げる拘束具。
身体には、黒ベルトボンテージが両乳や股間だけを隠さず避けるように着せられている。
(あ、あのままの格好だとしたら、わ、私のお股……あ、アソコも今、スースーしてるのって……!!?)
更に悪趣味なことに、両腰に巻かれたベルトにはフックが付いており、それがサーニャの男を知らぬ女性器を、横にくぱぁと開帳するように引っ掛けられてしまっていた!
膣内が外気に晒される寒気に、挑戦者の全身へと、吐き気を催すほどの羞恥が駆け抜けていく……。
「ぅ゛……ん゛んんっ、んお゛ぉ~~~! んッぐぅぅぅ~~~~~~~~~!!!」
全裸の方が遥かにマシな、ドスケベ変態ファッションに着替えさせられてしまったサーニャは、無事だったストライカーユニットで浮かんだ状態でなんとか拘束具を引き千切ろうと身悶える!
(いやいやイヤぁぁぁ! こんな格好いやぁぁぁぁ!!!)
喚きながら身体を振り回すたびに、ボールギャグから涎が飛び散り、小さな乳首が揺れ、開いたマン肉にフックが食い込んでいく痴態を晒しながらも、こんな姿では絶対に基地に帰る所か空も飛べないと、有らん限りの抵抗を行う挑戦者。
しかし、堅牢に縛り上げられた両腕の拘束具は、ウィッチの強化された筋力だろうとビクともせず、ただ体力を無駄に消耗する結果に終わってしまう……。
「んぶぅ~……ふぅ~……んふぅ~……!」
玉の汗を零し、跳ね悶えるメス奴隷としての踊りを散々披露しても、拘束具たちは一向に緩む気配すら見せない。
(ど、どうしよう、どうしよう、どうしよう……!)
目隠しの裏で、かつてない程の危機に目を見開き、息を荒げる挑戦者。
だがそんな折、この選択の全て間違っていたわけでは無かった証拠が、彼女の耳を叩く。
――ガチャン。
「んぶっ……!?」
どこからか聞こえた、まるで錠前が外れたような音。
どうやら、この機械の中に入る事こそが先へ進むための条件であったのだと、サーニャも薄ぼんやりと理解する。
しかし、今の挑戦者は腕が使えず、前も見えない。
このような状態では結局、先に進むための扉が開いても意味がないように思える。
(……扉の先は、階段?)
それでも、彼女の『眼』は全て塞がれた訳では無い。
(階段を降りて、次はまた扉があるのね)
目が見えていないというのに、更に階段を降りた先まで見通せている千里眼。
これこそが、サーニャが最も得意とし、彼女だけが扱える固有魔法『全方位広域探査』の力であった。
こめかみ辺りから生じた、2本のアンテナのように形成された魔力光。
この力がある限り、広大な夜闇を飛ぶナイトウィッチたるサーニャにとって、目隠し程度は障害に成りえない。
(先へ進む道……だけど)
眼は生きており、ストライカーユニットのおかげで移動もできるが、両手が動かせない以上、戦闘は不可。ロケットランチャーのトリガーを引くのは愚か、手に持つことすらできない。
いっそこのまま、他の誰かが来てくれるまで待って、コレを外して貰った方が正解ではないかと、サーニャは考えたが、
――ボスン!
(ッ!?)
すぐ近くから発した異音と異臭が、ここに留まるという選択を許しはしなかった。
身近に、よくこのような異音異臭を発生させる仲間が居るため、挑戦者は一瞬でその正体に察しがつく。
(まさかこの機械、壊れそうになってる……!?)
この音と臭い――煙は、調整を間違えた機械が発する危険信号。
音だけならば流石に爆発はしないほど小規模であったが、問題は煙だ。
こんな換気が利かない小部屋では、あっという間に有害物質が充満し、すぐに呼吸すら満足にできなくなるだろう。
(うっ……ダメ、留まっては居られない……武器を捨ててでも、先に進まなきゃ……!)
こんな変態じみた格好のまま進むか、このままガスを吸い過ぎて失神するか。
究極の二択であったが、少なくとも先があるのは前者だ。
(お願い、どうか、誰にも会いませんように……!)
他のウィッチの救援に来たのに、誰とも遭遇できないのでは本末転倒ではあったが、そんな矛盾に気付ける余裕など今は無く、祈る様にサーニャは扉の先に待つ階段へと移動する。
武器を失い、まるでお仕置き待ちのペットのように、目隠しとボールギャグを付け、膣穴を拡げ晒された挑戦者は、恐怖と不安に心臓を打ち鳴らしながら3Fへと進んでいく……。
《2Fリザルト》
『着せ替えプリクラの罠だ! 中に入った挑戦者は、強制的に変態的な恰好に着せ替えられてしまう。装備入手・ドスケベボンテージ。装備ロスト・フリーガーハマー』
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
《サーニャ・V・リトヴャク/3F/装備・ストライカーユニット『MiG I-225』・ドスケベボンテージ【探索中】》
ストライカーユニットのプロペラが、高速で回転する低音だけが響く3Fの階段。
目隠しをされた状態でも探知魔法だけを頼りに、挑戦者は扉の前まで何とか辿り着けていた。
「んふぅ……」
(不便だなぁ、扉も押し開けるしかない……)
腕を使えない煩わしさと、膣穴からスースーと冷える嫌な寒気からは、一刻も早く解放されたいと肩で扉を押し開け、先へと進むサーニャ。
(はぁ……)
曇天よりもどんよりとした憂鬱に押し潰されそうな気分のまま、広がっている3Fの空間へと探知を飛ばし――
「――んぶっ!!?」
すぐさま身近に落雷が落ちたような衝撃に肩を竦み上がらせ、横に身体を飛ばさせる。
入れ違いのように耳へと飛び込む、何かが炸裂した音。
「んぶううっ、んぶぅううぅ!!?」
回避したところで止まりはしない、止まってはいけない。
ボールギャグ越しに驚愕の声を上げるサーニャの探知網には、
(自動砲台が、こんなに沢山ッ!!?)
無数の砲台が部屋中の壁に設置され、残らず自分に銃口を向けているという、恐ろしい光景が引っかかっていた!
もっとも各砲台から距離が離れている地点――部屋の中心部に飛び込むサーニャだったが、状況はあまりに絶望的だ。
(これを……避け続けないといけない……!?)
元から攻撃に特化した魔法はあまり得意ではなく、火器も2Fに置いてきた上に、そもそも両手を縛られ使えない。
当然のように入口は消え、出口らしき地点も分からない。
「ぅ……んぶ……ぅぅ……!!?」
つまり反撃も出来ない挑戦者は、この襲い来る銃撃の雨を必死に捌き切らなければならないのだ!
「うぶぅぅ!?」
驚愕する間もなく、卑猥な的を狙った本格的な連鎖砲撃が始まる。
「ぅぅ! んお! ぶぉぉっ!?」
全神経を集中させ、床以外のあらゆる場所から襲い来る弾を回避し続ける挑戦者!
幸いなことに砲撃のペース自体は緩やかで、探知による射線の予測と、持ち前の巧みなストライカー捌きで回避し続けられている。
(これっ、いつまで、避け続ければッ!?)
だが、終わりの見えない飽和射撃は、神経をゆっくりと削り、摩耗させていく。
露出しかないような格好をしたサーニャの、急所である頭を、汗が伝う愛らしい乳首を、フリフリと尻尾を揺らすお尻を、緊張にピクピクとヒクつく開帳膣穴を、全方向から執拗に狙う攻撃は、やがて完全に命中してしまうコースで彼女を捉え――
(ッ!? 障壁展開ッ!)
防げるか不明であったため、なるべく封印していた魔法障壁に弾き飛ばされる。
問題なくガードできた喜びよりも、挑戦者の心中に渦巻いたのは、攻撃を防いだ際の手応えに覚えた違和感。
(今のは実弾じゃなくて……光線? どちらかと言えば、魔法ような……?)
探知はできるとは言え、肉眼が使えないのでは得られる情報は限られる。
『何か』を発射しているとは分かっていたが、『何を』発射して来ているのかまでは分からなかったサーニャは、飛来しているのが初めて鉛玉ではなく、レーザーだと気が付いた。
(一体、この砲台は何を発射して……?)
謎のレーザービームの正体。
挑戦者はこれから、それを身をもって味わう事となってしまう……!
(……? 部屋の壁が回転した?)
唐突に、部屋の壁の一部が回転し、裏側を向いたことが探知に引っかかる。
「んぐむっ!」
だが、意識はそちらより、今度は各砲台が一斉に発射してきたレーザーの方へと割かれていく。
一見すれば抜けられる隙間の無い包囲網だが、
(数は多いけれど、狙いはでたらめ――正面を防げば凌げる!)
瞬時に突破口を見つけ出したサーニャは、障壁を正面に展開し、前進。
回避と防御を両立した、合理的な軌道をとる。
(これで、なんとか……!)
凌ぎきれたはず――そんな甘い見通しは、
「ぎゃぶぅ!!?」
反射して帰ってきた、真後ろからの熱線に焼かれ、一瞬で崩れ落ちる事となる……!
(なん、で……うしろ、避けた、のに……!?)
避け切れるはずの予測が狂った要因。
それは、回転した壁の性質を含まなかった計算ミスによるものだった。
裏返った壁の材質は、光を反射する鏡面加工。
回避された光線が、鏡に反射されて再び挑戦者を襲う、二段構えの罠であったのだ!
「んぶ、ヲおぉぉ……!!!」
目隠しをされていたサーニャが、それに気付けぬのも無理はない。
それでも、このレーザーに一発でも被弾した代償は、挑戦者の身体で支払わねばならなかった……!
「んお゛っ!?!」
心臓から突き抜ける、まるで破裂してしまったかのような衝撃に、ビクン、と筋肉が筋張って反り返る。
多量のエンドルフィンが分泌された胸が、ドクン、ドクン、ドクンと痛いほどに脈動するたびに、サーニャの雪肌へと赤みが差していき、張り付いていく玉の汗。
「オ゛、おぉ、ヲ……」
そして、ボタボタと口元から滴る唾液と同様に――
「ヲぼぶぉおぉぉ~~~~~~~~~~~~~~!!?」
下の口からも、失禁めいた愛液が股下にぶちまけられた!
「ぶお゛っ、ぐもぉ!? ぐッもおおぉぉぉぉ~~~~~~~~~!!?」
そう、この3Fに設置された自動砲台が放っていたのは、どのような淑女だろうと一瞬でケダモノメス発情させる淫激のアクメ光線!
性知識に疎く、男など微塵も知らぬサーニャが受けるには、余りにも凄惨で強烈な絶頂が仮借なく襲い掛かる!
「ヲ゛っお゛~!? ぶぉぉ~~!? ぶもぉぉ~~~!?!」
暗闇に閉ざされていた眼帯の裏が真っ白になり、発狂したように悶え苦しむ挑戦者に、自分がどれだけ無様で淫らな姿を晒しているかなど、考える余裕は欠片もない。
「お゛お゛~~~~――ごぶもぉッ!?」
こんな有様で飛ぶなどと繊細な動作が出来るはずもなく、浮力を失ったストライカーは墜落。
幸い、大した高度は取っていなかった事と魔力防護のおかげで、外傷は皆無であったが、
「お゛ッ……げもご……ごっ……!」
一向に収まらない快楽に翻弄され、挑戦者は無意識に大股を開き、動かさずには居られない腰を見せびらかすように掲げ上げてしまう。
フックで引っ張られ、酸欠金魚のようにパク♡ パク♡ と処女マンを公開する、いっそこのまま動かなくなった方がマシだったかもしれない痴態を晒してしまうサーニャ。
(だ……め……し、ぬ……これ、死ぬ……気持ち良すぎて死んじゃうぅぅ……)
戦場を飛ぶ以上、死を感じた経験は一度や二度では済まない彼女をしても、アクメで死にかけるのは流石に未知の領域。
しかも、ここはエロトラップダンジョンの内部。
むき出しのマンコをおっ広げて転がる危険度は、激戦区の最前線をも上回る……!
「ほぶっ!?」
突如として床から出現したアームが、ガッチリとサーニャの腰と両足首を固定!
被弾し、アクメ転がり動けなくなったメスへと襲い掛かるのは――
「ぶっ――ぶぎもごゃあ゛ぁ゛ぁ゛ぁぁぁぁぁああぁぁ~~~~~~~~~!♡×?♡」
ずぶ濡れの的マンコに向けた、全砲門によるレーザー集中砲火処刑だ!
「あ゛ぁぁぁぁぁ~~~~~!♡? ア゛あぁぁ~~~~~!♡♡ ア゛ッ、ア゛ッ、ア゛!♡!? ン゛ア゛ア゛ア゛ァァァ~~~~~~~~!♡♡×?」
普段のサーニャの、控えめで透き通った美声からは想像もできないような、野太いメスイキ咆哮が部屋に轟く!
背骨の限界まで仰け反りブリッジ、腰を誤作動を起こした機械のようにガクガクガクガク♡ と振り回し、尿や蜜汁が鉄砲水のような勢いで床へとぶちまけられた!
「カ――はっ――ハッ! はふっ、はふぅ、はふ、はふ、はふっ……♡」
叫びすぎ、このまま窒息死してしまう寸での所で、レーザーの照射が止み、
「はっ、ふ~~~~……んはぎゃばあ゛あ゛ぁぁぁぁぁ~~~~~~~~~~~♡♡♡」
そして最低限の酸素の補給を確認すれば、すぐさま再照射!
(んひぎいいぃぃいぃぃ!? 熱い熱い焼ける焼げる焼げるっ、レーザーでやがれでるっ!?♡ わたじの大切なアソコ、ぐちゃぐちゃに溶かされるぅううぅぅ~~~~~!?♡)
「ぶんぎいいぃいいいぃぃぃぃ~~~~~~~~~~~~!♡!♡?」
生かさず殺さず女を焼きイキ狂わせる、悪魔の様な絶頂処刑は、砲台全てのバッテリーが尽きるまで続き――
「ぶ……ご……ぶご……ぺ……♡」
アームから解放される頃には、自分が吹き散らかした体液の水溜まりに沈む、哀れで無様なイキ肉と化したサーニャが転がっていた……。
「ぷ……ぷぴっ……ぶひっ……♡」
豚の様な呻き声を上げながら放心し、もう何もしなくても蜜を分泌してしまうほどマンコを破壊されても、一命は何とか取り留めた挑戦者。
「ぅ……ぷひッ♡」
果たしてそれが幸運であったのかは、出現した4Fへと続く階段だけが知っている……。
《3Fリザルト》
『アクメレーザー砲台がビッシリと狙うトラップ! 被弾してしまった挑戦者はマンコをアクメ処刑され、イキ癖を身体が覚えてしまった……。状態異常・イキ癖』
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
《サーニャ・V・リトヴャク/4F/装備・ストライカーユニット『MiG I-225』・ドスケベボンテージ/状態異常・イキ癖【探索中】》
「ふぅ~……ふぅ~……」
目隠しを付け、両腕を縛られ、大きくガニ股を開いた直立姿で飛ぶ変態。
このような飛行姿勢を取る女など、敗戦国の見世物奴隷か、4Fへと降りる挑戦者サーニャぐらいだろうか。
(何なの、この場所……みんな、まさか同じ目に遭って……?)
今すぐハメてくださいと言わんばかりのビッチ姿勢だが、こうやって股を開かなければイキ癖がついてしまった膣肉と膣肉が擦れ合ってしまい、いくらでもアクメしてしまう状態なのだ。
現に、こうやってダラダラとメス汁を垂れ流す発情マンコを、少し閉じようとしただけで、
「ふぐぅぅ♡」
ビクン♡ と身体が打ち震え、軽イキしてしまう。
早急に治療を受けねば、もはやマトモな日常生活を送ることすら困難なのは明白だった……。
(やっぱり、この姿勢以外じゃ、お股がピクピクするの止められない……早く……脱出……芳佳ちゃんに、診て、貰わないと……)
治癒魔法が、このような症状にどれだけ効果を発揮してくれるかは分からない。
だが、希望は潰えていないと、愛らしい外見とは裏腹の不屈な心で、挑戦者は4Fの扉を肩で押し開けた。
「ふご……」
すぐさま探知魔法をフル回転させ、周囲の索敵に当たる。
今度はどのような卑劣な罠が待ち構えているのかと、限界まで張り詰めた緊張を――
(……なんだろう、ここ?)
思いっきり空ぶったような感覚に、サーニャは気概を解かざるを得なかった。
(えっと、多分、これは部屋……? いや……)
飛び回れるほど広かった前の3Fより、大型の筐体が置いてあった2Fよりも更に手狭な、ベッドと簡単なテーブルが置かれただけの小部屋。
サーニャの知識でこの4Fを表現するならば、
(ホテルの一室……?)
簡素な宿泊施設としか、言い表すことが出来なかった。
探知魔法がなくとも分かるぐらいに、サーニャの他には誰も居る気配はしない。
(一体、ここはなんで……?)
どれだけ探知をかけようが、自分に危害を加えてきそうな物体や仕掛けがまったく観えず、安心感を覚えられる―――
(嫌な、予感がする……)
ほど、楽観的に構えられる挑戦者ではない。
ぐちょぐちょに濡れ晒された膣肉が疼けば疼くほど、このFへの不信感を募らせていく。
(んっ……♡ ど、どこから、一体なにが来る……!)
また天井や床下から脅威が現れても対応できるように身構えるサーニャ。
しかし、このエロトラップダンジョンで起こる節操のない怪現象の数々に、予め対応できる挑戦者はそう多くは無い。
今回もまた、全く予想だにしていなかった所から――
「あ、来てる来てる♪」
「ぐむぅっ!!?」
一番ありえないと疎かにしていた、自分の背後の扉を普通に開けて入って来た第三者に、サーニャの肩が大きく跳ね上がった!
(こ、今回は扉が消えてなかったの!? いや、そ、そんな事より……!?)
元から白い顔から、更に血の気が引いていく。
現状ではある意味、どんな凶暴なネウロイよりも遭遇したくない、他の人間という存在。
それが、自分が酷く見知った声色であったならば、尚更だった……。
(待って、今の、声って……!?)
「いらっしゃい、待ってたよサーニャちゃん♪」
(よ、芳佳ちゃん!?)
宮藤芳佳。
サーニャが所属する部隊に所属する戦友であり、親しい友人。
聞き間違える訳がない声に動揺を一切隠せないまま、挑戦者から脊髄反射の言葉が零れだす。
「ぐもっ! ぐもむもっ! もぐうむもっ、もぐぶふむっ!!!」
「うーん、ちょっとなに言ってるか分からないかな。ちょっと、頭を下げてくれる?」
「もっ……うむ」
確かにその通りだと、意図を理解したサーニャはストライカーユニットを停止させ、芳佳に背中を向けて座り、足を延ばす。
慣れた手付きで、目隠しとボールギャグ、腕の拘束具を固定していたベルトが外され、
「ぷはぁ! あ、ありがとう芳佳ちゃん。やっと取れた」
久方ぶりに、両腕の自由と視界、言葉を挑戦者は取り戻すことができた。
自分が居る場所は、探査通り――少し予想とは違った、原色気味のピンクや紫の家具や調度品が目に痛い、ホテルの一室。
「いえいえ、どういたしましてサーニャちゃん♪」
そして最初に飛び込んできた人影は、ニッコリと微笑む見知った宮藤芳佳そのものであり、安堵を覚え――となれば、次に浮かび上がってきたのは、
「でもどうして、芳佳ちゃんがここに? 芳佳ちゃんには、待機命令が出てたのに」
サーニャが探知魔法の使い手であるように、芳佳もまた治療魔法のエキスパート。
行方不明者が負傷した状態で帰還した時に備え、基地での待機を厳命されているはずの彼女が迷宮に居る不思議であった。
「んー、そういう難しい話は、先にベッドで落ち着いてからにしよ?」
「えっ、でも」
「ね? サーニャちゃん」
「そ、それもそうだよ、ね」
少し押しが強い気がする芳佳に言われるがまま、サーニャはストライカーを再起動しようとし、
「もー、サーニャちゃんってば、ベッドでそんなゴテゴテしたの付けてちゃ邪魔だよ。外しちゃお?」
「……えっ」
記憶が猛烈な違和感を訴えかけ、視線を凝固させる。
「芳佳、ちゃん?」
「どうしたの、サーニャちゃん? ひょっとして疲れちゃった?」
眼前に居る少女の姿形は、どう見ても宮藤芳佳で間違いない。
しかし、言葉を交わせば交わすほど、些細だが、決して看過できない違和感がサーニャの心中に降り積もっていく……。
(……まさか、そんなことが……)
脳裏をよぎったまさかの可能性を確かめるべく、サーニャは口を開く。
「芳佳ちゃん、これなんだけど……」
「ん、その足に付いてるのがどうかした?」
「うん、私の『A6M3a』、壊れちゃったみたいで、脱ぐの手伝って欲しいの」
「あ、そうだったんだ♪ ちょっと待ってね」
そして芳佳が屈みこみ、ストライカーユニットに触れた瞬間、
「それ以上動かないで」
「へっ?」
極寒の地よりも底冷えするような低い声で、サーニャは魔力を込めた右手を芳佳の額に突き付けた。
「貴女、だれ? 芳佳ちゃんじゃないのは分かってる」
「……ええっ!? サーニャちゃん、私が私じゃないってどういう」
「次とぼけるなら、貴女の眼前でシールドを張って押し潰すから」
「そ、そんな…………」
ショックを受けたように俯く芳佳……いや、芳佳の姿をした何かに、サーニャは一切の同情を抱くことなく続ける。
「『A6M3a』は私のじゃなくて、芳佳ちゃんのストライカーユニット。亡くなったお父さんの形見を、芳佳ちゃんが間違えるなんてあり得ない」
あの僅かなやり取りで、挑戦者の疑念は確信へと変わっていた!
ストライカーユニットは、ウィッチにとって己の全てを委ねる相棒。
中でも、ひと際自分のストライカーに複雑で大きな情念を抱いている芳佳が、この程度の問答を間違える訳が無い。
尻尾を完全に掴み取られた『宮藤芳佳』は、俯いて見えない顔をゆっくりと、上げ――
「あー、なるほど。確かにそんな細かい所は『写せ』ないなぁ、ごめんねサーニャちゃん」
「なっ……!?」
あっけらかんと己が偽物であることを認め、あまつさえ挑戦者に謝罪を申し出て来た!
「あはは、怖がらせちゃったかな?」
「な、なにをっ――動かないで!?」
しょんぼりと肩を落とし、偽物の芳佳はベッドに一人で座ると、テーブルに備え付けられたアロマキャンドルに火をつける。
背中から撃てなかったのは、サーニャが姿だけの偽物とはいえ友達に危害を加えることができない甘さであったが、
「大丈夫、私はサーニャちゃんを傷つけに来たわけじゃないよ」
「……どういうこと?」
同様に、この芳佳も、目的は挑戦者をいたぶる事では無かった。
「私はね、サーニャちゃんの欲望を叶えに来たの」
「私の、欲望……?」
「そう、そういうサキュバスなんだ、私」
告白と共に、見慣れた軍服が霧と消え、代わりに現れたのは本物には絶対に付いていない、悪魔の様な角と尻尾。
初めて見る訳でもない芳佳の裸だというのに、太ももにゆっくりと巻き付く尻尾や、指先を舐め、淫靡に瞳を細める仕草からは、本物には到底出せない妖艶さが醸し出されている。
「サキュ……バス? 確か、サキュバスは夢の中に入ってくる悪魔……」
「んー、ここは夢じゃないけど、大体そんな感じ。私はね、サーニャちゃんの無意識から産まれたんだよ」
「私の、無意識から……?」
なぜ、無意識から芳佳の姿が出てくるのか?
そもそも、どうして芳佳の姿をしたサキュバスが居るのか?
この部屋そのものに対する疑問と謎の解答を、サキュバスは口にする。
「そう、ここはね。サーニャちゃんが一番エッチだと思ってる子と、望み通りエッチできちゃう部屋なんだ♪」
「…………へっ?」
その、あまりに衝撃的すぎる内容を!
「えっ!? えええっ!? わ、わたし、ちがっ、芳佳ちゃんのこと!! そんな風に見てない!!!」
大切な友達を、お前はそんな汚れた眼で見ているんだと言われれば、控えめなサーニャをしても声を大にして否定せざるを得ない。
実際サーニャは、友人達に対してそのような劣情を催したことなどたった一度たりともないし、一番身近にいるルームメイトも含め、友人達もそんな眼で自分を見たことが無いと信じている。
「そうなの? でも、私はサーニャちゃんが、一番エッチしたいって思ってる子になるんだよ? 心当たりない?」
「ないないない! 絶対にない! 私、芳佳ちゃんにエッチな気持ちになんて、なったこと……」
なったことは、確かにない。
しかし、ここまで口にしたところで、ふと思ってしまう。
もし、もしも自分の心を覗き、今まで会った人間の中で、一番エッチな存在が出てくるならば、確かに……、
「は……ない、けど……なるほど、芳佳ちゃん……かぁ……」
事あるごとに、なぜか上官や同僚の胸を揉むことへと異常な執着と執念を燃やす芳佳が出て来るだろうという理屈が、ストンと理解できてしまう奇妙な納得感がサーニャの胸に渡来して……、
「じゃあ、やっぱり私とエッチしたいんだね、サーニャちゃん♪」
「ち、ちがっ!? 確かに芳佳ちゃんはエッチだけど、わ、私には……」
エイラが居る。と、言いかけた言葉を、慌てて呑み込む。
(ち、違うよ私……! え、エイラは、親友で、そんな、エッチしたいだとか……絶対に……)
戦火の空で何度も命を助けられ、どこまでも自分へと親身に寄り添ってくれ、一番大事な友だと断言できる同じ部隊のルームメイト、エイラ・イルマタル・ユーティライネン。
そんな彼女を不純で汚らわしい獣欲の対象として見てしまうこと自体が、サーニャには決して許されない背徳行為に思えてしまう。
(絶対に……そんなこと、ダメ、なのにぃぃ……♡)
しかし、愛おしい人の顔を脳裏に思い浮かべる。
たったそれだけの事で、
(少し、少しだけ……触って、擦って、開いてっ、引っ搔いてっ♡♡ エイラに……エイラになら、全部、全部、見せても、イイ♡ お願いエイラ、少しぐらい乱暴にしてイイから、それがイイからっ♡ 変態にされちゃった私のえっちな気持ち、鎮めて――♡)
アクメ処刑され別物へと生まれ変わってしまった妄想淫乱マンコは、切なく脈動し、チンポと子種を求めて潤滑液を開帳膣内に滴らせていき――
「ふふっ、すっかり準備万端って感じ♪ 可愛いよ、サーニャちゃん♡」
「へ――あ、あぇ……?」
気が付けば挑戦者は、瞳を曇らせ涎を垂らし、ぐったりと朦朧する、完全に発情しきったハメ待ち状態へと陥ってしまっていた!
「なひっ、なひ……で……♡」
ふと妄想から我に返ってみれば、呂律すら回らなくなり始めている程の虚脱感に見舞われている異常事態。
果たしてこれは誰が仕組んだ事なのか――など、今の頭が回らないサーニャですら一発で分かる。
「わらひに……なひ……しら、のぉ……!?」
「ん~♪ なんだと思う~?」
「こひゃえてぇ~……!」
サキュバスは、蜜壺を広げる股の間に座り込むと、悪戯がばれてしまった子供のようにニンマリと嗤い、
「ここに来る人って、素直な人が少ないんだよねぇー。せっかく邪魔が入らない迷宮の中で、姿形が好きな人に抱かれるっていうのに、変な意地とかプライドとか張っちゃって」
「しょんなの……当たり、まへ……」
「だから私はね、いっつもアロマを焚いておく事にしてるんだ」
「あろ、マ…………ッ!?」
「そう、女の子がとっても素直な気持ちになれる、強烈な奴を、ね……♪」
迂闊だった。などと悔やんでも遅い。
正体を看過した時に、さっさと行動不能にしておくべきだったのだ。
あの時にサキュバスは、既に次の手段として、煙を吸い込んだ者を重度の発情へと追い込む毒蝋へと火を灯していたのだから……!
「大丈夫大丈夫、直にサーニャちゃんも他の子みたいに素直になるから」
「ふ、ふざけ、ないで……!」
傷つけるつもりはないと宣いながら、平然と嘘をつく悪魔に、腹の底から湧き上がってくる憤怒。
頭に血が昇っていくほどに、身体中を支配する微熱が殺意に変換されていくが、
「ほ~ら、サーニャちゃんの――だ・い・こ・う・ぶ・つ、だよ♡」
「え――ほひぃ!?♡」
鼻先に突き付けられた、サキュバス芳佳の股からそそり立つソレの衝撃は、挑戦者の頭に溜まっていた全てを吹っ飛ばした!
「な、な、なんでそれ、お、おち、おとこの、人の、芳佳ちゃんなのに……!?」
サキュバスであり、芳佳であり、先程から裸同然だったのに、付いていなかったモノが付いている。
しかも、サーニャが学んだ最低限の生態学で知っているモノより、遥かに大きく、臭く、グロテスクな――肉の竿が、サキュバスの股間からフル勃起していた!
「どう、サーニャちゃん? すごいでしょ、私のオチンチン♪」
「すはっ――は、はっ♡ はっ♡ はっ♡ くっっさ……イぃ~♡」
淫魔であるサキュバスが生やしたイチモツは、偽物や玩具ではない証拠とばかりに亀頭から先走り汁が既に漏れており、放つ性臭は本物以上にメスの本能を焙る。
「き、気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪いっ♡ ふごっ♡ やめてぇ、そんな、ぶっとぉい大口径おちんちんっ♡ 鼻先にっ、向け、ないでぇ♡ お、お鼻まがるぅぅ~~~……♡ はふっ♡ ほっ♡ ふっ……んぅぉぉ~~♡」
口では罵倒を繰り返す挑戦者であったが、サキュバスの術中に堕ちてしまった視線はチンポに釘付けであり、間抜けに開きっぱなしの口からは荒い発情呼吸を垂れ流す。
嫌よ嫌よとも言うが、虐めて欲しそうにぷっくりと勃起した乳首や、妊娠準備万端と子宮が降りて来た開帳マンコから軽い失禁のようにマン汁を床に垂れ流す姿は、どう見てもブチ犯されるのを待ち焦がれている様にしか見えず……、
「さあ、遠慮せず――た~んと、召し上がれっ♡」
「ぶげぎゅっ!♡?」
そのままほぼ無抵抗で、喉奥イラマチオをキメ決められてしまう!
「あはぁ~、いいよサーニャちゃん。綺麗な声してるだけあって、喉マンコも素敵だよぉ♪」
「ごぶっ♡ げぶっ♡ ぐるじっ、やめ゛っ、ぬ゛いっ、げぇっ♡」
召し上がるというより、捻じ込まれていると言った方が適切なイラマチオ喉レイプ!
サキュバスは頭を鷲掴みにし、唇に腰を何度も執拗に打ち付け、最早オナホ扱いでサーニャの喉をブチ犯していく!
(い、息っ、息が出来な……ぃぃ!!?)
巨根による激しいピストンは、挑戦者に息つく暇もスペースも与えず、10秒もしない内に酸素が足りなくなり、苦悶に眼球が裏返り始める。
「はぁ~、似合ってるよ、そのチンポ窒息寸前のガンギマリ顔♪」
「んごぶぅぅぅ!♡ ぬい゛でぬいでっ♡ いぎできなっ、ごれぢぬっ!?♡ ぢっぞくずりゅぅぅぅ!?♡」
「んー、じゃあ私のオチンポに溜まったザーメン、全部ぶっこ抜いてくれたら考えるかな? ほ~ら~、もっと吸って吸ってぇ♡」
(吸うっ!? 吸えばいいのッ!?)
酸素まで足りなくなった頭に、もはや自分の考えなど残っておらず、ただ命じられるままにサーニャは――
「ぷ――じゅッぞぞ~~~~~~~~っ!♡♡」
頬と唇をみっともなく歪め、出ていこうとするチンポを全力で吸い上げた!
「あはぁ♡ 死にそうだからってホントにやっちゃうんだ? そんな整ったお顔台無しの、お下品ひょっとこフェラ♪」
「じゅぞっ♡ じゅぽっ♡ んっっ、じゅるるるる~~~~~!!♡」
「プライドとか無いのかな、無様すぎるよっ♡ おほっ♡ サーニャちゃんのお下劣オチンポ抜きアヘ顔、エッチすぎて――クルっ♡」
「んぶぷっ!!?」
女の尊厳皆無なチンポしゃぶりに大満足と、芳佳サキュバスは一気に喉奥まで己の欲望をぶち込み、
「んぶぽおおおぉぉぉ~~~~~~~~!!♡♡♡」
ご褒美と言わんばかりに、大量のザーメンを挑戦者の胃へと流し込んだ!
その勢いは、溢れ出した分がみっともなく窄んだ唇からだけでなく、鼻からも鼻水のように白濁液が出てきてしまう!
体内へとぶちまけられた特濃のオス臭が、絶頂が癖になったサーニャの脳ミソまで真っ白に染め上げ、無様で淫靡すぎるひょっとこアヘ顔を剥き出しながら、股から本気汁を噴き上げ出させた!
「おほっ、んほ~っ♪ 一緒に、イっちゃったねぇ、サーニャちゃん♡」
「んぐっ♡ ぐむっ♡ おぐっ♡ おぐっ♡」
逆流しそうになる精液を、反射的に喉を鳴らして飲んでいくサーニャ。
「ぼぷっ――ぐげぇっ…………ぷ♡」
ようやくチンポを引き抜かれても、心身共に犯し尽くされた挑戦者はマトモに動けず、白目を剥いた放心状態のまま特大のザーゲップを部屋内に響かせた……。
「うっ、ふぅぅ……最高だったよ、サーニャちゃん♡ いますぐ人間辞めて、私専用のフェラ便器になって欲しいぐらい♪」
「へ~……♡ へ~……♡ へっ、ひぃ~……♡」
称賛なのか罵倒なのかよく分からない言葉の意味すら吟味できず、ただグッタリとその場に倒れ込み、浅い痙攣を繰り返すサーニャ……。
「本当ならこのままイキ死ぬまで、そのトロマン絶対に孕ませる所なんだけど――ざーんねん……時間が来ちゃったや」
「へ……ぇ……?」
それでも、タイムアップになったと残念がる芳佳の溜息と、ガチャン、とドアが開いた音の、おおよその趣旨と意味ぐらいは理解出来た。
「んー、惜しい。多分、正体気付かれなかったら本番までイケたんだけどなぁ」
「ぁ……やった……の……?」
サーニャの洞察力が、ギリギリのところで光明を手繰り寄せたのか。
この階層は、単純な時間経過で先の階段が出現するようになっていたのだ。
決まり事でもあるのか、芳佳サキュバスの股間からあれだけ弩級に反り経っていた陰茎も、みるみる内に萎え細り、跡形もなく消えてしまう。
「じゃ、私は帰るけど、サーニャちゃんは少しならここでゆっくりしてて良いよ。エロトラップダンジョンは、まだまだ先が長いからね」
「……ぇろ……とらっぷ……?」
ここにきて、ようやくこの迷宮の名前を知ったサーニャ。
今まで翻弄されるがままであったが、やっと掴んだ有力な手掛かりに、本来の任務を遂行するという気概が少しずつ復活していき、
「でも、もし先に進むのが辛かったら、ずっとここに居ても良いよ?」
「だれ……が……」
まだザー汁が残っている舌を転がして反抗の意志を示そうと、僅かに起こしたサーニャの口へと――
「ぇ――?」
そっと、芳佳の唇が、触れた。
先程の乱暴なイラマとはまるで違う、シルクの布でそっと拭うような、包み込むように軽やかで優しい――キス。
「そうしたら、私が優しく優しく、天国に連れてイってあげるから――ね? 大好きだよ、サーニャちゃん」
「ぁ…………………」
「じゃあね♪」
あれだけ好き放題してきたのに、幻のようにアッサリと消える去り際だけは、余りにも晴れやかで優しく、少し――切ない。
それは、相手の心を重く縛り上げる、魔法。
最低最悪の部類であるのは間違いないのに、嫌いになり切れないのは、ある意味もっとも質の悪い魔性と言える。
次に会う時には、被虐にも慣れている、慣れていく。醜悪な本性を悟りながらも、それを受け入れてしまった瞬間から、人は哀れな虜と化すのだろう……。
このまま自分が愛する偽物に、身も心も捧げて殉じた犠牲者も少なくはないが、
「……少し、休んだら……行かな……きゃ……」
今回の挑戦者は、サキュバスが最後に残した尾に惹かれることなく、ダンジョンの先へ進む意志を失わなかった。
しかしそれは、不屈の闘志がもたらしたと形容するよりは……、
「…………ごめん、なさい…………エイラ……」
胸に渦巻くのは、まだ唇に残る甘酸っぱさと、胃に溜まったザー臭が鼻腔を通る度に軽イキする子宮の疼き、そして途方もない――虚ろな瞳から流れ続ける涙のように、途方もなく溢れ返る、罪悪感。
エイラではもう、彫り刻まれてしまったこの一番深い溝を、埋められないかもしれない……そんな最低な予感を、振り切るため、目を逸らすため。
もうオチンポ無しでは生きていけない身体にされてしまった逃避から来るモノだとは、挑戦者自身にも理解できていなかった……。
《4Fリザルト》
『知り合いに変身するサキュバスに喉マンコをしごかれ、胃に大量のザーメンを流し込まれ、ひょっとこアヘ顔を晒してしまった!』
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
《サーニャ・V・リトヴャク/5F/装備・ストライカーユニット『MiG I-225』・ドスケベボンテージ/状態異常・イキ癖【探索中】》
「エロトラップダンジョン……ここが、そんな場所だったなんて……」
ホテルの部屋で少し休息をとってから、5Fへと続く階段を飛び始めた挑戦者。
視界が開けてから初めてしっかりと見渡す階段は、松明が照らす西洋風の石段であり、サーニャの中で確かに不気味な迷宮を連想させる。
「だから、ずっと私にっ……エッチな事ばかり……♡」
苦虫を潰したように顔をしかめ、そっと被虐を受け続けてきた下腹部に指を添わす。
「ホぅん!?♡」
それだけで、下半身から甘い痺れが脳天を突き抜けてしまう、重度のイキ癖と発情状態。
「ら、だ、めぇ……ぜったい触っちゃだめぇ……♡ こ、こんな目に、他のウィッチ達も、遭ってたらぁ……♡」
性欲を発散させようと自慰するだけで、もう二度とそこから動けなくなってしまいそうだと怖気が走る、淫虐の迷宮。
歴戦のウィッチ達が未帰還者となってしまう訳を、サーニャは身をもって思い知らされている。
「きかん、するのぉ……♡ かえって、ほうこくぅ……♡ エイラやみんなが、芳佳ちゃんがいるきちに、かえるのぉ……!」
獣欲にほとんどを持っていかれながらも、本来の目的を忘れず進めているのは生半可な忍耐力と精神力ではなく、挑戦者の気合に応えるように、次の扉が暗闇から姿を現す。
「よし……警戒、して……」
探査魔法を展開し、ようやく肩ではなく、手で開けられるようになった扉を開いた、その先。
5Fには、異常極まる凄惨な空間が広がっていた……!
「ひっ……な、なに、ここ……?」
何本もの大きな柱がそびえ並ぶ、天井や奥が見えない程の大広間。
薄暗い闇にひっそりと浮かぶのは、いくつもの巨大な、蜘蛛の巣らしき網。
更に、サーニャの探査は、信じ難い物体をいくつも発見していた……!
「人……女の人が、こんなに、沢山……!?」
宙に浮かんでいたり、柱に背を向けている少女、女の子、女性、身体的な特徴はまばらであるが、かなりの人数の女性が同じこの5Fに存在しており、
「どうして……みんな、動いてない、の……」
そして皆が一様に、微動だにしていない、余りに不気味で不吉な光景。
目の前に映る蜘蛛の巣が、もし本当に見たままの意味で蜘蛛の巣だったとして、こんな――例えば、人間であろうと捕えてしまえそうな巣を作れる蜘蛛の大きさは果たして……、
「ッ!」
どれほど悍ましい怪物なのか既に捉えていたサーニャは、遥か天井から放たれた攻撃を華麗に回避!
すぐさま自由に動ける中空へと退避し、天井を這い蠢く対敵へと身構える!
「ネウロイ以外にも、こんな怪物が居ただなんて……!」
『Gi、Gi、Gii……』
まるで余裕を見せる様に、天井から糸を伝って降りて来たのは、妖艶な女の上半身と、蜘蛛の下半身を持った醜悪なモンスター――
『Gff……♡』
蜘蛛女アラクネであった!
この5Fは、彼女の餌場であり繁殖場!
喜悦を宿した魔性の瞳が、新しい餌と苗床の到着に怪しく歪む。
「ここに居る人たちは、みんなコイツに……」
『Ghi♪』
ご明察とでも言いたげに、人肉だろうと容易く嚙み千切れそうなギザギザの歯を剥いたアラクネは、蜘蛛の尻を挑戦者へと向け――
「――来るッ!」
大量の粘着糸を放射!
放射状に広がる投網へと背を向け、挑戦者は全速力で飛び下がった!
その最中に見える、蜘蛛の巣に張り付いた人、人、人を糸でグルグル巻きにしたような繭たち。
女性らしい凹凸を残しながらも、中には下半身だけ糸がなく、代わりに腹部が異常に膨らんでいるボテ腹もおり、何をされたのかは今のサーニャにとっては想像に難しくない。
「相手を蜘蛛の巣に捕まえて、犯してくる怪物……!?」
おそらく、最初にわざわざ姿を見せたのも、こうして慌てて逃げ惑わせ、集中力を削いだところを見え辛い巣へと引っ掛けるためなのだろう。
だがサーニャは、今まで犠牲になった者達とは違い、このような暗闇の中でも惑わされない目を持っている。
(次はここ――あそこも通れるっ!)
広範囲探査魔法を駆使することでサーニャは、逃げ場なく張り巡らされているように見える蜘蛛糸の罠も、難なく隙間を見つけて通り抜けることが可能だ!
ストライカーが持つ元のスピード差もあって、柱と柱をジャンプして追いかけてくるアラクネよりも、徐々にだが、確実に距離を離していく挑戦者!
(――うん、このペースなら逃げ切れるッ!)
死線を潜り抜けるたびに、研ぎ澄まされていく感覚。
あれだけ過酷な凌辱を受けても、未だサーニャの翼は失われてはいなかった。
たった数分にも満たないが、まるで数時間ドッグファイトしたような濃密さだった、針の糸を通す鬼ごっこにも――やがて、終わりが見えてくる。
(あった、次の階段ッ!)
ただ、やみくもに逃げていた訳ではない。
サーニャが探査魔法を用い、最短で見つけていた6Fへ続く階段への入口!
敵がどれほど強くても、ここにさえ飛び込めれば関係は無い。
絶対の勝利条件が、口を開いて挑戦者を出迎えていた!
(あとはこのまま――)
高度を落として、出口へ雪崩れ込むだけ――だが、
『GuGiGieeeeeeeeeee―――!!!』
「っ!!?」
身の毛もよだつような金切り声は、せっかくの獲物に逃げられてしまうヒステリーが起こしたものか。
この世に存在する生物が発するとは思えない奇声を上げ、アラクネは人間の両手で、近場の巣に引っかかっていた『苗床』の足や頭を掴んで、乱雑に引き剥がし――
『Gsyar!!!』
サーニャの背中めがけ、ソレらを力任せに投げつけた!
「そんな方法っ!?」
上半身は女性でも、やはり中身は怪物なのか。
人外の怪力で投擲されたグルグル巻きの人型二つは、挑戦者の飛行速度より早く飛来し、このままでは直撃は免れない。
だが、サーニャが驚愕したのは、どちらかと言えばその恐ろしい手段であり、攻撃の脅威からではなかった。
「くっ」
所詮、外見以外は軽い放物線で直進してくる実体弾。
タイミングよく軌道を少し横に逸らせば、簡単に回避できる。
「この程度っ……!」
普段、もっと恐ろしく容赦がないネウロイの攻撃に晒されるウィッチにとって、この程度の回避運動は造作もない。
二つの弾はあっさりと目標に避けられ、暗闇の中へと吸い込まれていく……。
「後はっ……!」
高度を調整して、出口へと飛び込む。
ただ、それでよかった――
「――そんな」
はず、なのに。
回避したと思っていた攻撃が、完全に致命傷となっていた絶望に、サーニャの唇が震えた。
「う、そ……」
まだ、肉眼では捉えられないが、観える――観えてしまった。
「あの、攻撃、最初から私が狙いじゃなかったの……!?」
自分を通り過ぎて行った二人が、落下していった二つの繭が、出口を塞ぐように折り重なってへばりついてしまっている!
ゴールを封鎖されてしまったという信じ難い最悪が、サーニャの探査にはしっかりと観えてしまっていたのだ……!
「く、ぅぅぅ!!?」
偶然――な、訳が無い。
最初から、これが狙いの攻撃だったのだ!
まさかこんなにも狡猾だなんて、と、直接的な攻撃しかしてこないネウロイの常識で相手を計ってしまったツケを悔やんでも、もう遅い。
元よりロクな攻撃手段が残っていないサーニャに逃走以外の選択は無く、背後からはすぐにでも追いつてくる悪魔の気配。
今更、他の手段は選べない。
「やるしか、ない……!」
全速力で風を切り裂き、放たれた矢のように迷いなく、見えて来た扉――女の子が二人、張り付けられた6Fへと続く階段へと、挑戦者は躊躇いなく……
「大丈夫ですか!」
入口が見えた辺りで急ブレーキをかけ、貼り付けられた犠牲者の救助に当たった!
軍人が、まさか民間人を犠牲に自分が助かる道を選べるはずもなく、そしてサーニャという少女の心優しい性根からも、彼女達をこのままにはして置くことができなかった。
「っ――よし、解けそう……!」
一般的な蜘蛛の糸には、いくつかの種類があり、中には粘着性がないモノもある。
軽く触れた指にへばりつかない事を確認して、サーニャは×の字に折り重なった一人目の犠牲者の糸を引き剥がし始めた!
「…………ぁ………ぅ…………♡」
「ぅ……酷い、私と同じぐらいの子も……」
顔に付いた糸を取ると出てきたのは、同年代ぐらいに見える赤く短いツインテールをした、かつては活発だったのだろう美少女。
しかし、死人のように光を失った目や、ズタボロに汚れた肌、半開きになったまま閉じない口。そして何より、散々凌辱を受けたのだろう小振りな胸より遥かに膨らんだボテ腹が、あのアラクネに敗北した者の末路を如実に表している……。
「いま、助けるからね……!」
「……………………」
とうに心など折れ砕けてしまったのか、少女は挑戦者の声掛けにもピクリとも反応を返さない。
それでもサーニャは意に関せず、顔から纏わりついた糸を、胸、腕、ボテ腹、そして下半身へと引き千切り、解いていく。
「あとは、引っ張れば……!」
正面の糸は全てなくなり、あとは犠牲者を固定している背中の糸だけ。
あとは引き剥がすだけで、彼女は助けられるかとなるべく負担が少ない腰へと、指を滑り込ませた――
「ヒギッ!!?」
「ひゃ!?」
その瞬間!
短い悲鳴と共に、虚ろだった犠牲者の瞳が限界まで見開かれた!
「ギッ、ヒッ、ガヒギッ!!! ンギィィ!!?」
「だ、大丈夫ですかっ!?」
今まで人形のように無反応だったというのに、唐突に電源が入ったように歯を食いしばり、悲鳴を上げて悶え苦しみ始めた少女から、思わず手を放してしまうサーニャ。
「オ゛ッ、ほオ゛ッ、ヲ゛ッ――……れ……ッ!!!」
「っ! ど、どこか、どこか苦しいんですか!?」
初めて彼女が、意味のある言葉を発し、自分に何かを伝えようとしている。
この声を決して聞き逃してはならないと、必死に耳を傾けたことは、
「う゛ま……れ、る……!!!」
「――――えっ?」
挑戦者の末路を決定づける、致命的なミスであった……!
「ぴッ――ヒンギイイイィィィィィィイイィ!!! 産まれる産まれる産ま゛れちゃうぅぅぅぅ~~~~~~~~!!♡×?」
「ひぃっ!?」
ベキ、メキ、と明らかに鳴ってはいけない音を立て、グニャグニャと犠牲者のボテ腹が脈動!
パックリと切られた頸動脈のように、小振りな乳と蜜壺から体液が夥しく噴射され、まさに末期の蟲めいて自由になった脚をジタバタと出鱈目に動かし回り、首を仰け反らせる!
そしてすぐに、その脚がピンと筋張って動かなくなり――
「カ……ハぇ♪ ――ふんギャアアァァァァァァ~~~~~~~~~!♡×♡?」
『Pii~~~~~~!!!』
少女は内臓を全て引っこ抜かれたような断末魔を上げ、ミヂミヂミヂッ♡ と膣の筋肉を引き千切られながら、大きなアラクネの赤ん坊をひり出した!
「きゃぁぁぁぁぁ!!?」
生命の誕生と呼ぶには、余りにもショッキングすぎる光景に、悲鳴を上げてしまうサーニャ!
白目を剥き、蛇口のように外へと放り出された子宮から羊水を垂れ流す痙攣革袋の事はガン無視し、さっそく子アラクネは本能的にメスを襲い始める!
『Pyiiiii!』
「こ、来ないでぇ!!」
半狂乱になりながら、サーニャは羊水に濡れたまま飛び掛かってきた子アラクネを腕で払い飛ばす。
『Pgya!?』
産まれたての、小さな段ボール箱程度のサイズならば、流石に人を投げ飛ばせるだけの怪力はないのか、あっさりと床に叩き付けられる子アラクネ。
しかし、この一瞬のやり取りが、既に致命的な隙だった……。
「ぁ――」
ヒュン……と、両首筋の隣を風斬った感覚。
異物が急所を通り抜けた怖気に、背筋を凍らせる間すら与えられず――
「ぐえぇっ!!?」
サーニャの細い首へと、蜘蛛の糸が巻き付き締め上げられた!
潰されたヒキガエルのような醜い声が喉から絞られ、反射的に両手が首へと伸ばされる!
「カ――かはっ……が……!」
何とかして解こうとしても、完全に肉に食い込んだ糸はそう簡単には取れない。
指で引っ掛けようと藻掻くが、喉を搔き毟るような痛みと痣だけを残すだけで、糸は挑戦者の頸動脈を容赦なく圧迫し続ける!
「ゲッ、ぐえぇ!!?」
こうなってしまっては、どれだけ速く空を駆けることが出来ようが意味は無い。
外せない首輪で繋がれてしまった以上、もうサーニャはどこにも逃げる事が出来ず、
『Gf、Gfff……♪』
「ぁ……あ、あが……ア………!!?」
あとは背後から糸を引く、音もなく追いついてきた捕食者に、好き放題嬲られる道しか残されては居なかった……。
(い、息ができ……締め付け、つよく、なってぇ……!!?)
アラクネが一歩、一歩と蜘蛛の足をゆっくりと動かして近づくごとに、強くなっていく糸の締め付け。
「ふ~~! ふ~~~!! ふぐっ、ふぅぅ~~~~!」
そして締め付けが強くなるほどサーニャの顔がザクロのように赤みを増していき、先程の少女のように苦し紛れ、足のストライカーユニットを出鱈目に振り回すバタ足が自然と出る。
(ぐる……じ……! だれ、か……たすけっ……!!)
生命の危機に瀕した肉体が、玉の汗や苦し涙を浮かび上がらせ、割れそうになるほど歯を食い縛った顔面で、血走った眼球が上向きながら酸素を求めて揺れ泳ぐ。
踊り狂う人形の無様な姿をケタケタと嘲笑うように、頬を歪めたアラクネは平手を振りかぶり――
「げぴぃぃ!!?」
丸く締まったサーニャの尻を、思いっきり引っ叩いた!
「ぴっ!? ぴげっ!? げぴ、イひイィっ~~~~~~!!?」
突然尻から走り抜けた鋭痛に、目を白黒させながら身体を跳ね上げ、潰れた絶叫を上げる挑戦者。
可憐な少女の口から飛び出た、聞くに堪えない間抜けな悲鳴。
それが何よりも心地よく耳に響く怪物は、呵責なくサーニャの尻を連続で引っ叩いていく!
「がぴゃ! げひっ! イギっ! がぴぇッ!」
獲物の尻を辱めながらも、アラクネは尻袋から伸びる糸を増やして器用に動かし、やがて横から締め上げるだけでなく、上から吊り下げるような絞首台めいた形へと造り替え――
「へ――ぐげへぇ゛ぇ゛ぇ゛ッ!!?」
サーニャの全体重が、首一点にかかる様にしてしまう!
(いぎぃいいいぃ~~~!!? 死ぬッ! これダメほんとに死ぬ!? 死ぬ死ぬしんじゃうぅぅぅ~~~~~~!!?)
今までの苦悶すら小手調べであった、本格的な首吊り処刑に、ビン♡ と全身が強張り、眼球が飛び出しそうなほど瞼がこじ開けられ、少しでも空気を求めるように真っ赤な舌が口から突き出す。
もはや、ここから生還する手立ては残されていない……。
一秒、二秒、三秒と経過するごとに、あれだけ破裂寸前のリンゴのようだった顔からも、赤みが引いていき――
(死っ……たすっ……だれ……みん……エイ…………)
これだけ目を開いているのに真っ白で何も見えなくなっていく視界の中で、サーニャの中で今までの体験や思い出が、まるで蓋を開くように溢れ出し――
「ガ、カ、か……かェ――――――」
暗転。
糸を切られた人形のように、サーニャの全身からダラン……と力が、抜けた。
「……………………」
魔力の供給が途絶えたストライカーユニットが、足からズルリと滑り落ち、金属音を立てながら、床に転がる。
「………ぇ…………ぁェ………」
生理反応めいた痙攣の後、フックで開かれた丸見えの尿道から、黄色い液体が湯気を立ててストライカーユニットの上へと降り注がれる……。
「…………………」
やがて、それもすぐに止まり――サーニャの挑戦は、ここで終わりを迎えてしまった……。
もうここに居るのは、お漏らしマンコを開いた変態的なベルトファッションで首を吊られ、激しい淫虐の果てに力尽きた、エロトラップダンジョンの犠牲者の一人。
そして――
「………………お゛う゛ッ♡」
これからは、生殖器を上半身の股から出した、アラクネの肉オナホかつ、苗床。
この5Fのオブジェクトとして飾られる未来が確定した、只の肉穴が、サーニャ・V・リトヴャクであった少女の末路だった……。
「お゛っ、お゛っ、お゛っ、お゛っ…………♡」
腰を掴んだアラクネのふたなりチンポを、開きっぱなしの処女マンに捻じ込まれ、破瓜。
処女喪失の嬌声と呼ぶには、あまりに力なく、惨めな喘ぎ声を上げながら、犠牲者は膣肉を抉られ続ける……。
「お゛っ、あお゛っ、お゛お゛っ、へおっ……♡」
腹の上からでもどう動いているか分かる、腹ボコピストンのリズムに乗って、手足をぶらんぶらんと揺らしながらも……まだ彼女は息絶えてはいなかった。
チンポを下から突き入れられたことで、膣内に突き刺さった肉棒が支えとなり、首への負荷が軽くなったのだ。
だが、だからと言って、この異形にガチハメされた状況から抜け出せられる訳ではない。
「へっ、あえ゛っ、あへっ、あっへぇぇ……♡」
しかも、死の淵からギリギリの生還を果たした痴肉は、犠牲者を別の天国へと誘おうとしていた……!
「いぐっ、いぐっ、オ゛っ、いぐ、いっッッ――ぐぅぅ~~~……♪♡♡」
力は残っておらずとも、まるでそれが責務だと言わんばかりに、膣をぎゅうぎゅうに締め上げ、宣言と共に身体を仰け反らせ――絶頂。
たとえ意識は混濁していようとも、イキ癖がついてしまった肉体が、どこまでも正直に快楽を受け入れてしまっていたのだ。
「んお゛ホぉぉぉ~~~……ぎもぢっ、イキ、ちんぽ、チンポすけへぇぇ~~~……♪♡」
今まで犠牲者を支えていた精神はポッキリと折れ砕け、ただ殴り付けられるような快楽に蹂躙されるがまま、正直な感想を淫らな言葉に乗せて口走る。
もはや深層の令嬢めいて儚げで、神秘的な雰囲気すら纏っていたウィッチはどこにも居ない。
ここに居るのは、舌を垂らし壊れきったアヘトロ顔で、子宮口を突き破る勢いでガン突きレイプされながら悦ぶ、どこまでも無様で哀れなアラクネのチンポケースだった……。
「はひぃぃ……♡ まらイグッ……♡ マンコイグっ……♡ イグッーーイグイグイグイッグ!♡ んっヒ、おひイイイイィィィィ~~~~~~!♡♪ マンコイグゥゥゥ~~~~~~~~!!♡」
そうしてアラクネのふたなりチンポが、子宮口からメリメリメリィ……♡ と音が鳴るほど、一番奥に押し込まれる。
「ひぎぃぃッ!♡ 子宮つぶれっ、お゛っ~~~ほっ~、ホォ~、ほぎッ!♡?」
あのまま二度と動かなくなった方が、いっそ幸運であったかもしれないトドメが、犠牲者の膣内へと刺されようとしていた……。
「ん゛オ゛ほおおおおぉぉぉぉおおぉぉぉぉぉ~~~~~~~~~~♡♡♡」
とびきりのメスイキ咆哮と同時の、膣内射精。
ほっそりとしたウエストが、ボンッ♡ と一瞬にして膨張してしまうほどの、大量のザーメンが子宮内へと一斉にぶちまけられる!
「オ゛、オ゛ッホ、イッ♡ ほっ、んオ゛っ♪♡ ホぐえぇぇ~~~~~♡♡♡」
これほどの量の魔物精子を卵子が躱せるはずもなく、一瞬で何度も何度も滅多刺しにされ、一発懐妊。
あっという間に、先の犠牲者達と同様、子アラクネを孕まされてしまった……。
「オ゛ほッ……へっ……♡ へひっ……♪♡ あへひっ……♡ イクぅ~~~……♪♡」
アラクネチンポを引き抜かれ、フック固定ガバマンからはドロッドロの特濃ザーメンがとめどなく零れ落ちていくのに、膨らんだ腹部は一向に縮まる気配がない。
どこかそれは、お前は永久にここから出られないとマーキングされた、醜い烙印のようである……。
『Gu……fuu……♡』
交尾の快感は何度経験しても、アラクネにこれ以上ないほどの至福感を与えていた。
射精すものを射精した魔物は、そのままキチンと孕んだ苗床の首糸を切り、足首を掴んで柱へと帰っていく。
「へ♡ へへぇ♡ ま、らぁ……イっ……ちゃ……――♡」
捕まったウサギのように逆さ吊りにされ手足を放り出し、暗い暗い宙空へと攫われていく、詰め込まれたザーメンをマンコから零れ落とす、肉袋の哀れな姿。
当然、これは終わりではなく地獄の始まりに過ぎなかったが、当人である犠牲者はまるで天国にでも昇っていくような、ガンギマリなアクメ顔のまま闇の中へと吞まれていく。
アラクネは蜘蛛らしく、巣に貼り付けた獲物を糸でグルグル巻きにして、非常食にする習性を持っている。
『Gfhyu~~~♪』
「へおっ♡ お、あぷ、ぶ、ぅ――……………」
更に悪趣味にも、気が向いた時にいつでもチンポを突き入れられるよう、お気に入りはあえて間抜けに腕を開いたガニ股ポーズで飾るのだ。
「…………♡ …………♡」
もはや顔すら分からない、時おり陣痛で痙攣するだけの、下品な恰好をしたボテ腹女の真っ白な繭。
その下には、小水で濡れた無人のストライカーユニットが、ポツンと転がっている。
無数の戦火と栄光をサーニャと共にした翼が再び駆動し、夜空を自由に駆け巡る機会は……二度と、訪れることは無かった。
《5Fリザルト》
『ふたなりアラクネの巣へと迷い込んだ挑戦者は首を糸に絡めとられ、激しい凌辱の末、怪物の新たな苗床と化してしまった……』
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【サーニャ・V・リトヴャク 最終リザルト】
《1F》
『何かの内臓に送り込まれた挑戦者は、消化液によって衣服を全て失ってしまった! 装備ロスト・ベルト付き軍服』
《2F》
『着せ替えプリクラの罠だ! 中に入った挑戦者は、強制的に変態的な恰好に着せ替えられてしまう。装備入手・ドスケベボンテージ。装備ロスト・フリーガーハマー』
《3F》
『アクメレーザー砲台がビッシリと狙うトラップ! 被弾してしまった挑戦者はマンコをアクメ処刑され、イキ癖を身体が覚えてしまった……。状態異常・イキ癖』
《4F》
『知り合いに変身するサキュバスに喉マンコをしごかれ、胃に大量のザーメンを流し込まれ、無様なひょっとこアヘ顔を晒してしまった!』
《5F》
『ふたなりアラクネの巣へと迷い込んだ挑戦者は首を糸に絡めとられ、激しい凌辱の末、怪物の新たな苗床と化してしまった……』
――――――――――――――――――――――――――――――――――
こうして部隊内から新たな未帰還者を出してしまった、第501統合戦闘航空団ストライクウィッチーズ。
――あああ! もういいッ! 命令がないとサーニャを探しに行けないなら、私は軍なんて辞めてやるからなッ!
――なっ、ダメよ独りじゃ……待ちなさい、エイラっ!?
固い結束で結ばれていた筈の彼女達が、サーニャ・V・リトヴャク中尉の後を追うように、一人、また一人と消息を絶ち、やがて歴史の謎として刻まれていく悲劇は、まだ――始まったばかりであった……。
――GAME OVER――
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