エロトラップ・ダンジョン ~HARD Ryona~ 作:こーひーまめ
銀河に名を馳せる闇医者、御門涼子。
普段は地球の高校で一角の養護教諭として過ごしている彼女だが、薬品の材料を求めて出張していた別惑星からの帰路、謎の小惑星「エロトラップ・ダンジョン」からSOS信号を受け取る。
実際にはその明晰な頭脳や手腕などには欠片も興味はなく、ただ白衣から飛び出んばかりのムチムチの肢体だけが狙いだとは、知らないままに……。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
《御門 涼子/装備・白衣とブラウス・医療セット/1F【探索中】》
「ふぅん、ここがねぇ」
自前の宇宙船から、衛星のドッグへと降り立った涼子は、胡散臭げに周囲を見渡した。
衛星を突貫工事で改造した場所なのだろうか。
重力装置や酸素供給はしっかりしているようだが、金属板を乱雑に貼り付けたドッグからは岩肌が露出している場所がいくつも見える。
どうにも、突貫工事めいた粗雑さだ。
「救命のSOS信号は、ここからで間違いないはずなのだけれど……?」
闇医者である涼子だが、医療に携わる者として誰かが生命の危機に瀕していると言われれば、見過ごすわけにはいかない。
しかし、ドッグは閑散とした静寂に満たされており、無差別に救難信号を送るほど、火急の案件に追われているようには見えなかった……。
「これは……ハメられたかしら」
突貫的な施設。虚報のSOS。出迎え一人来ないドッグ。
どれもこれもが、尋常な用事で誰かを呼び寄せた訳ではないと察するのに、充分な判断素材だ。
「おまけに、ドッグは開かないから脱出不能……っと」
ゲートは固く閉じられており、内部から操作しなければ開かない仕組みとなっているようだ。
無人では、涼子自身の手によってゲートを作動させ、ここまで戻って来なければ脱出は叶わないだろう……。
「ま、何とかなるでしょう♪」
だが、今回の挑戦者は、余裕を持った大人の笑みを浮かべながら、普通に歩いているだけでブラウスから零れ落ちそうな巨乳を揺らしながら先へと進んだ。
「あら……?」
そうしている内に、涼子の眼前に、一人の少年が無言で立ち塞がった。
フルフェイスのメットに、全身を包む黒のボディアーマー。
一見すれば得体の知れなさと威圧感から、竦んでしまいそうな井出達だが、ちんちくりんな身長や短い手足がそれを台無しにしている。
「あらあら♡ ずいぶん可愛いお出迎えさんねぇ」
涼子の挑発を受けても、一定の距離を保ったまま動かない少年に、感情らしい感情は見受けられない。
代わりに少年は指を鳴らし、仕掛けてあった装置を起動した。
「っ?」
光子拘束輪だ!
光がどこからか涼子の両手首に集まり、物質となって固着すると、そのまま上昇!
挑戦者を宙へと吊り上げた!
「あぁん♪」
わざとらしい嬌声をあげ、爆乳をスイングさせる涼子。
痛みや驚きからと言うよりは、先程とは別の意味での挑発が込められている。
「まったく、乱暴ねぇ……♡」
甘い吐息と、滲んだ視線、極上の色気を醸し出しながら挑戦者は身を捩らせる。
巨乳だけではない。シミ一つない珠の肌。短いスカートから覗くむっちりとした太もも。ぷっくりとしたベージュの唇。男を悦ばせるためだけに産まれたといっても過言ではない涼子の肢体。
彩南高校どころか、全宇宙で男たちを虜にしてきたそれを、惜しげもなく眼前のちびっ子へと披露する。
(ほうら、かかった♡)
「………………」
涼子の目論見通り、アーマーを纏った少年は、蜜を前にした蝶のように魅惑の女体へと引き寄せられていく。
(まったく、男ってみんな単純なんだから……♡)
今まで涼子は、このような色仕掛けで何人もの男を堕とし、自らの都合が良い様に誘導してきた。
このような色を知らなさそうな少年など、まさに涼子にとっては格好の餌食だ。
「どうしたの、僕ぅ? お姉さんの身体を、まじまじと見て……♡」
「……………」
あと一歩詰めれば、涼子の蠱惑的な肉体に触れられる距離で、少年は足を止めた。
(ま、最近ご無沙汰だったし、少しぐらいならいい思いさせてあげてもいいかもね……♡)
さて、少年は果たしてどうしてくるだろうか?
経験上、最初は女性の象徴である胸から揉みしだいて来るだろうと立てていた挑戦者の予想は、あっさりと外れることになる。
少年は無造作に太ももの収納スリットから、銃を取り出したのだ。
「えっ?」
そして、そのまま涼子の眉間に目掛け、発砲。
「あっ」
飛び出したのは鋼鉄の弾丸ではなく、糸に繋がった二本の針。
涼子の無防備な額に、何の労もなく突き刺さったそれは、強烈な電流を流し始めた!
「ごっ、ぎょおおおおぉぉぉおおおおおぉぉぉぉおぉ!?!?」
頭へと直接電撃を流し込まれ、涼子は絶叫!
余裕を絶やさなかった妖艶な笑みが、一瞬にして苦痛と悶絶に歪むアヘ顔となる!
「おぎょ!? ごがががが、あべぇぇぇええええぇぇぇぇえ!?!?」
男を誘うためにしならせていた肢体が、絶命寸前のセミのような無軌道なもがきへと変わる!
足をバタバタと動かし、反射的に胸をぶるんぶるんと揺らし、命乞いめいた失禁がショーツを濡らした所で、ようやく電流が止まる!
「ほーっ!? ふーっ!? ふーっ!?」
呼吸すらできなかった責め苦から解放され、早急に酸素を求める涼子の肉体!
「てっ、テイザー銃……ですって!?」
涼子は少年の手にあり、同時に自分の頭に打ち込まれている銃の正体に戦慄する。
非殺傷性の電気銃。使い捨ての糸がついた針を発射し、そこから電気ショックを流すことによって無力化する暴徒鎮圧用の銃だ。
当然、無抵抗の人間の頭へと打ち込む物ではない!
「こっ、コイツ……!?」
あえてこんなものを持ち出す理由など、一つしかない。
黒アーマーの少年は、無力な涼子を徹底的に拷問するつもりなのだ!
その証拠と言わんばかりに小さな拷問官は、バッテリー切れしたテイザー銃を捨て、また新たなテイザー銃を向ける!
「まっ、待ちなさい! 目的っ、あなた何が目的なのっ!?」
何もかもが足りない現状から、少なくとも情報を引き出そうとする涼子。
相手の目的さえ分かれば、自らの明晰な頭脳や、女として完成された肉体、経験に裏打ちされた交渉術、非合法な施術すらやってのける医療の腕をもって、必ず相手の要求に応え、後に出し抜くための手筈も整えられる自負が涼子にはある。
だが、涼子は知らない。
ここは既にエロトラップ・ダンジョンの1F!
どのような天才でも凡骨でも関係なく、女であるならばただ嬲り喰い散らかすだけの魔窟であることを!
「お願い! 話を聞いいまぢぢぢぢぃぃぃいいいぃぃぃいい!?!?」
再び、涼子の頭へと打ち込まれるテイザー!
悲鳴をバックミュージックに、無様なダンスを踊らされながら、口や下半身から噴き出る汚物が涼子の足元を汚していく!
「げぼぉ!?! げごっ、おぼろろろおぼごごごご……!!?」
女としての全てに恵まれたボディがこのような吐瀉物で汚れ切った姿など、彼女の知人全員が想像したことすらないだろう……。
こういった感電で死に至る場合、吐瀉物による窒息死も少なからずあるという。
だが、迷宮はこの程度での死など許しはしない……。
獲物の限界が近いことを見越した拷問官は、自分の仕事は終わったとテイザーを止め、あっさり涼子を縛っていた拘束輪を消滅させる。
「おべぇ!? ごっ……おごっ……」
掃き溜めの便所のように不衛生な床へ、全身から叩きつけられる涼子。
しかし、そんな場所から即座に身を引くほどの余力は、彼女に残されていなかった……。
《1Fリザルト》
『電流拷問官だ! テーザー銃を自慢の頭へと打ち込まれ、電流地獄の刑に処された! あらゆる排泄物を無様に床へとまき散らされ、トドメにそこへと全身から叩きつけられた……。装備破損・白衣とブラウス(汚)』
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《御門 涼子/装備・白衣とブラウス(汚)・医療セット/2F【探索中】》
「一生の不覚……って、こういう事を言うんでしょうね……」
涼子はまだ少しフラついた足取りで、2Fを進んでいた。
手持ちの医療セットを使い、前の階層のダメージや、自らにこびり付いた汚れはある程度
落とせたものの、衣服に付いた汚れまでは落とせず、結局涼子はそのままの服で進むしかなかった。
「ふっ、ふふふ……どこの誰かは知らないけど、私をこんな目に合わせた責任だけは、絶対に取ってもらうわよ……」
あのような目に合わされても、涼子の表情から反抗の意思が費えることはない。
まだ彼女の脳内には、勝算がいくつも残されていたからだ。
「……けれど、急にまた変なところに出たわね」
あの場所に残れば、また拷問官に襲われる危険性があったため、あえて階段を降りる選択をした涼子だったが、エリア一つであまりにも様変わりした周囲を訝しみながら見渡す。
「霧ばっかりで何も見えないじゃない」
方向感覚を失くしてしまいそうなほどに立ち込める、深く濃い霧。
辛うじて足元が土であることが分かる程度の濃霧は、涼子の不信感を湧き立てていく……。
(大丈夫、方向は覚えている……けれど)
先程の問答無用に襲い掛かってきた黒アーマーを、涼子は思い浮かべる。
油断は消えたとはいえ、このような四方が霧に囲まれた状況でたった一人を襲撃することなど、専用の装備があれば実に容易いだろう。
涼子の予想は、見事に的中する事となる……!
「っ……!?」
ぼぅ……と青白い炎が、涼子の眼前に浮かび上がる。
初めは人魂のようにただ浮かんでいたが、一つ、二つ、三つと数をどんどん増やしていく内に、明確な形を作り始めた……。
「馬と……騎士……?」
青白い炎を纏った、数多の武器をもった騎乗兵達……!
正体は不明であったが、友好的な集団ではない事だけは、誰の目から見ても明らかだ……!
「やっぱり出たわね……!」
涼子は慌てることなく、先程調合しておいたフラスコの中身を飲み干す!
これはフィールドワークで得ていた希少な薬草を配合して作った、即興の透明薬。
細かい原理はさておき、この薬を飲んだ者は、効果が続く限り肉眼は無論、レーダーなどの機器ですら捉えることが出来なくなる驚異の秘薬だ。
(これで、そう簡単には見つからないはず……!)
彼女の想定通り、亡霊の騎士たちは挑戦者の横を気付かずに通り過ぎていく。
だが、霧を抜け、間近で見る悪霊たちの井出達は、涼子の想定を遥かに超えたおぞましさだった……!
(ッッッ!!? お、女の……子……!?)
思わず飛び出そうになった悲鳴を、手で抑える。
銀河中の様々なモノを見てきた涼子であろうとも、無理もないだろう。
騎士たちの馬には一様に、手足を両断され、鎖と巨大な馬ペニスで股下に固定された女性たちが苦悶に喘いでいたのだから!
「だ………げで……ごろ……じで……」
「ぁ゛……ぇ……♡」
「…………………」
人間のソレと比べ、何十倍も長大な馬ペニスを女性器に強引にぶち込まれ、犠牲者たちの腹部は一様に馬ペニス型に浮き上がっているか、射精され続けた末路として水風船のようにパンパンに膨らみ切っている……。
(こっ……こんな……女性を、道具みたいに……!)
涼子が知る由もないが、この犠牲者たちも実は、騎士たちと同じく実体を持っていない亡霊であり、エロトラップ・ダンジョンの挑戦者達だったモノだ。
ここへ足を踏み入れた女達には、死すらも新たな凌辱の始まりでしかない……。
(く、狂ってる……)
立ちすくみ、肉袋達を横目で見送る挑戦者の膝が震える。
先程さんざん吐いたばかりだというのに、吐瀉物が喉から込み上げてくる。
今すぐにでも泣き叫びながら、この狂気から逃げ出したい衝動に襲われる。
医師として、なんとか彼女たちを救い出したい使命感に駆られる。
しかし、いま迂闊に動けば、自分も彼女たちの仲間入りすることは目に見えていた。
(ごめんなさい……ごめんなさい……!)
救えるはずの命を、暴力によって見捨てねばならぬ屈辱。
医者と言う存在にとって、いま涼子が置かれた状況は、まさに最悪の凌辱と言っても差し違えない……。
ここで彼女たちを見捨てた以上、挑戦者は何としてもエロトラップ・ダンジョンを完全踏破し、首謀者へと相応の報いを与えるだろう。
「ミ………カ…………ド………?」
この、酷く、あまりにも残酷に聞き覚えがある、黄金を溶かしたような髪をした肉袋の声を、無視できたならば……であったが。
「…………えっ?」
こんな場所に居るはずのない、居ていい筈のない親友の声を聴いた瞬間、涼子の口からは呆然が漏れ、生者の呼吸が周囲に漂う。
――エモノが、いたぜ。
涼子へと一斉に向けられた、騎士たちのくぼんだ眼光は、まるで釣られた魚を嘲笑っているようだった……!
「しまっ……!?」
声の真偽を確かめる時間など、もう挑戦者には無い!
脱兎のように逃げ出す涼子!
だが、その背を死霊騎士がすかさず放った矢が貫く!
「あぎっ!?」
背中が爆発したかのような鋭痛!
涼子の95のバストすらも貫通して、眼前に矢じりが飛び出す!
「かっ……!? はっ……?」
涼子の目から見ても、疑いようのない致命傷。
だが、矢の勢いを受けて膝から崩れ落ちてみれば、確かに貫いたはずの矢じりは消えており、それどころか出血、傷跡すら残っていない!
「なっ……なに、これ……?」
これこそが、死霊騎士たちの恐ろしさ!
奴らの武具は、対敵に衝撃や異物感、痛みこそ与えるが、傷つくのは精神のみ!
肉体的には、まるで外傷を負わせないのだ!
「じょ、冗談じゃないわ……! こんな、こんなの……!」
それが意味することを、人体に誰よりも詳しい涼子は戦慄と共に理解する。
奴らの攻撃では失血や肉体の破損、神経の壊死、断裂などが起こり得ず、つまりどれだけ攻撃を受けようとも犠牲者が負う痛みは、鮮烈さを損なうことがない!
無力な者を長時間なぶり者にするのには、あまりにも理想的な武器、いや、拷問具だ!
「にっ、逃げっ……!」
驚愕している場合ではない。
四つん這いでも前に進みながら、とにかく体勢を整えようとする涼子の姿は普段の余裕など欠片もなく懸命であり、同時にあまりにも無防備すぎた……。
「ぐげぇ!?」
背中から腹部に向けて、スピアが直撃!
モリ漁で突き上げられた魚のように、スピアを突き刺したまま宙に持ち上げられる!
「げっ、ぎひぃぃぃぃぃいいいぃぃぃ!!?」
だが、これは漁ではない!
この程度では終わらないと、涼子の両胸に更に他の騎兵たちの槍が差し込まれた!
「あぎゃああぁぁああ!!? わ、わだじのおっぱいいいいぃぃぃいいいぃぃ!!?」
刺し貫いた挑戦者の両胸が、内部から槍で引っ張られる!
ブラが壊れ、ブラウスから生乳が引きずり出される形となるが、涼子にそんなことを気にしている余裕などない!
「ひぎぃい!? 抜いて、これ、抜いでぇええぇぇ!!!」
あまりの激痛に、自分で槍を抜こうとしても零体の武器に素手で触れることは叶わない。
涼子の手は虚しく空を切るばかりだ!
「あぐっ、げぇ!?」
ならば望み通りにしてやると、騎士たちは一斉に、槍から振り解くよう、獲物を仰向けに地面へと叩きつける!
「あ……ぐぅ……あぅ……」
土まみれ、擦り傷だらけになり、それよりも更に深刻な精神面でのダメージを受けながらも、気丈に起き上がろうとする挑戦者……。
しかし、四つん這いになり、ひくひくと痙攣するヴァギナや、震えるアナルを突き出すようなポーズは、悪魔たちの次の一撃を誘っているかのようであった……!
「ほぎょお!?」
狙われたのはヴァギナだ!
アンダースローを行うように落馬スレスレなほど身体を鎮めながらも、騎士は突撃槍の先端を寸分狂わぬ正確さで、涼子の蜜壺へとぶち込む!
「がぎゃあああぁぁぁぁああぁぁぁあ!!?」
馬の疾走の勢いが付いた渾身のチャージ! 膣内に極太ランスをぶち込まれ、涼子は断末魔めいた絶叫を上げる!
涼子の媚肉など軽々と持ち上げながら、騎兵は巨大な肉団子でも手に持つようにそのまま疾走!
「がぎっ、うぎっ、や゛め゛っ、だずっ!」
激しく揺れる馬上が、涼子のボリュームある乳肉や尻肉をぶるんぶるんと欲情的に揺らし続けるが、既に死人の騎士たちはまるで意に介しない!
奴らが求めるのは、絶望と苦悶に満ちた、哀れな魂だけなのだ!
「あぎゃあ!? や、やめでぇぇぇえええぇ!!!」
涼子を串刺しにした騎士は、そのまま挑戦者ごと槍を高々と天に掲げる!
「あぐっ……あ゛っ、な、なが……つぎずずんで……い゛や、い゛や゛あ゛……!?」
鋭利な先端は、子宮など簡単に貫通し、腹部を、喉すらも貫通!
「おぶげぇ!?!?」
最終的に、あまりの苦しみに反り上がっていた口から、槍の先端が飛び出した!
「お゛……お゛ぇ゛……」
眼球が裏返り、だらんと涼子の身体が、力なくランスへと身を捧げた瞬間、膀胱からは小水が止めどなく流れ落ちる……。
涼子の失禁を浴びながら、騎士は満足げにケタケタと顎を鳴らすのであった。
女肉の御旗を掲げた騎士たちの進軍は、次の階段の手前まで続いた。
終点へとたどり着いた瞬間、霧が晴れるように、夢幻と消える騎士や女達。
ただ、精神をズタボロにされ投げ出される挑戦者だけが、確かに存在した唯一の証だったかのように……。
《2Fリザルト》
『亡霊騎士団の強襲だ! こちらからは触れることのできない槍や弓に、乳や女性器を貫かれ、挑戦者は苦痛の絶叫を上げた……』
―――――――――――――――――――――――――――――――――
《御門 涼子/装備・白衣とブラウス(汚)・医療セット/3F【探索中】》
「はぁ……はぁ……はぁ……」
息も絶え絶えに、涼子は3Fへとたどり着いた。
数多の異性を誘惑してきた美貌は、数々の摩耗によってすっかりと陰り、擦り傷や土汚れにまみれながら、ボロボロの白衣やブラウスを纏う姿は、まるで散々使い捨てられた奴隷娼婦のようにみすぼらしい。
「ティア……は、アイツらの罠……よね……」
そんな状態であっても、涼子が一番に気に掛けていたのは、先程、自分の名を確かに読んだか細い声についてだった。
「そんなはず……ないもの……いくらあの子が、どん臭いからって……こんなとこで……あんな目に……」
涼子がもっともアテにしている勝算。
それは、頼れる仲間たちの存在だ。
自分が行方不明になろうものなら、即座に駆けつけてくれるだろう危なっかしくも頼もしい仲間たちへのSOSを、ここに到着した瞬間、涼子は抜け目なく送っていたのだ。
大勢を動かせる権力といい、単純な戦闘力といい、涼子とは比べ物にならないほど卓越した逸材達が揃っているが、一抹の不安が涼子の胸から離れない。
「ええ……落ち着きなさい私……あの子たちが私より先に進んでるなんてこと……ありえないわ」
らしくもないし、馬鹿らしいと、鼻で笑った瞬間、僅かながら活力が戻ってくる。
少しだけ早くなった歩調に合わせるかのように、木製の扉はすぐに涼子を出迎えた。
「……また、えらく時代錯誤ね」
外が宇宙空間に浮かぶ小惑星であることを考えると、鉄の輪などが付けられ中世の城などにありそうな妙にしっかりとした姿は、どうしようもなくシュールだ。
「さて、どうしようかしら……」
ここで仲間たちが来るのを待つ。という方法が、涼子には一番ベターに思えた。
自分一人では、この迷宮に潜む悪意を対処しきれない。
だが、あの可愛らしい子供たちを、こんな悪辣な連中が待つ場所へと連れてきて良いものだろうか。
既にSOSを打ち込んでしまった以上、来ることは避けられない。
ならば、彼女たちが来る前に、せめてこの理不尽な罠の源、目的や正体だけは掴んでおくのが、迂闊にこんな場所へと迷い込んだ自分の務めではないかと、涼子は決意を固めた。
「………大人だもの、責任ぐらいは、取ってみせるわ」
ゆっくりと、木製の扉が開かれる。
挑戦者を待ち受けていたのは、やはり小惑星の内部にしては古風にして異常にも程がある光景だった!
「ほぅ、貴様が此度の嫌疑者か」
「な、なにここ……? 裁判所……?」
罪を問い質し、裁く、神聖なる法の庭!
扉を開いた挑戦者を待ち受けていたのは、木造の裁判所のような場所であった!
「裁判所、ではない、審判所だ。我々、オークのな」
「審判所……オークですって……?」
裁判長が座る、もっとも上座の椅子で座っていたのは髭面のオークだ。
対して涼子は、そのオークから真正面に見下ろされるような場所――容疑者が立つ証言台のような場所に立たされている。
「オイ……なんだよ、今回の女……」
「乳でかっ、尻もたっぷりしてるし、背も女にしちゃ高いじゃねぇか」
「俺達に犯されるために今日まで生きてきたような身体だな……」
「っ……!」
ヒソヒソと囁かれる下品な野次は、周囲の傍聴席からだ。
外野を黙らせるように、髭オークの手に持った木槌が、けたたましく鳴り響く。
「静粛に! 静粛に! 私語は慎むように!」
(ふぅん……今までの連中に比べれば、まだマシね)
外見や品性はともかく、言葉でコミュニケーションを取るオーク達はまだマトモに思え、涼子は僅かに胸を撫で下ろす。
「で、裁判長……審判長さまでいいのかしら?」
「なんだ、嫌疑者よ?」
審判長、嫌疑者と、言葉の端々から悪意のようなものは感じ取れるが、口を交わせるならこちらにも分があると、涼子は尋ねる。
「嫌疑者とお呼びになるのは構いませんが、私に一体なんの嫌疑がかかっているのかしら? 今ここに来たばかりなのだから、そのぐらいは先にお教え頂いてもよろしくて?」
「ふんっ、いけしゃあしゃあとほざく……」
鼻を不機嫌そうに鳴らしながらも、手に持ったハンマーで襲い掛かってくるような真似はしてこない髭オーク。
舌戦ではそうそう負けるつもりはないと、したり顔をする挑戦者に、髭オークは彼女へと掛けられた嫌疑を語った。
「貴様には、淫魔の疑いがかかっている」
「私が、淫魔、でございますか?」
確かに女を武器として振るってきた涼子を、淫魔呼ばわりしてくる輩は過去に幾度か居た。
だが、彼女は正真正銘の宇宙人。
医学的見地からみても、そういった特徴は一切持ち合わせていない。
「なるほど……では、私の身体データを入力したカルテを提出いたしますわ。それをご覧に頂ければ、あらゆる観点で私が淫魔などではないと」
「黙れ、嫌疑者よ」
木槌が、涼子の提案を踏み潰すように叩きつけられる。
「それを決めるのは我々だ。貴様のデータなど何の価値もない」
「……宇宙医学会公式の基準に乗っ取ったカルテ以上に、公平なデータなんて他にあるとはっ!?」
なおも食い下がろうとする涼子の横から、屈強なオーク達が四人取り囲む!
全員、手には数々の意見を物理的に黙殺してきたのであろう、血痕がこびり付いた棍棒を装備しているではないか!
「もう一度だけ言うぞ嫌疑者。それを決めるのは、我々だ」
「……なるほどね、こんな豚共に少しでも知性があると思った私がバカだったわ」
涼子は軽蔑と共に悟る。
この裁判もどきは初めから意味などなく、中世の魔女狩りのように、犠牲者をいいように扱うための名分を付けるためだけにある茶番であったことを……!
「で、どうやって証明するの? 今から彼らの相手でもすればいいのかしら?」
「馬鹿を言うな。手段は貴様などに言われるまでもなく用意してある」
髭オークが言い終えると、涼子の隣に立っていたオークがクルミのような殻をした、ピンポン玉ぐらいの大きさをした紫の球体を取り出す。
(木の実……いや、卵……?)
フィールドワークで様々な惑星の生態系を見てきたが、眼前の物質には見覚えがなく、経験からおそらく卵であることだけは看破する挑戦者。
「これを、貴様のマンコの中に入れてもらう」
「なっ……!?」
いきなり何を言い出すのかと、涼子の目が見開かれる。
「こいつをマンコに入れ、五分間なんともなければ、貴様が淫魔ではないと認め、次の階層へと進むことを認めよう」
「……もし、何か起これば?」
「その時は……審判が下されるだけだ」
この物体は何なのか? 審判とは何なのか?
疑問や悪寒は尽きないが、ここで彼らの言うことを聞かなければ、待っているのは棍棒の新たな染みとなる未来のみだろう……。
「くっ……分かったわ、貸しなさい」
球体を受け取る涼子。
外殻は乾燥しきっているが、中からは確かな熱が伝わり、得体の知れなさを加速させていく……。
「分かってはいると思うが、今、ここでだ。別の場所で、捨てられては叶わんのでな」
「……っ! とことんまで悪趣味ね……!」
仕方なく、涼子はショーツを自ら脱ぎ、股を開いた。
ミニのタイトスカートは履いているとはいえ、挑戦者の陰毛が生え整ったヴァギナはチラチラとオーク達の視界に入り、内ヒダは羞恥と緊張によってひくひくと口を開閉している。
「ほぉ……あんな服着てるからとんだヤリマンビッチかと思ったが、随分可愛いマンコしてるじゃねぇか……」
「いや、まだ分かんねぇぞ……? どれだけ淫売っぽかろうが外見から見分けがつかんから、淫魔は恐ろしいんだ」
「ケッ、チンコぶち込んで平気なら、あんなクソ生意気そうなツラ今すぐにでもアヘらせて、犯し殺してやるのによ……!」
「ケダモノども……っ!」
本気の殺意と侮蔑を込めて睨もうとも、状況は一切好転しない。
それを分かっている涼子は、意を決し、自らの膣内へと謎の球体を押し込み始めた!
「んっ……ぅぅぅ……」
甘い声をかみ殺すが、涼子の膣内を皺で引っ掻いていくピン球大の球体は、専門のグッズと比べても遜色がない刺激をもたらす。
「ぁ……はぁ……んっ……」
どこまで挿入れれば良いのかは分からないが、あまり奥に入れ過ぎると摘出に苦労しそうなため、とりあえず涼子は人差し指の第二間接ぐらいの場所で、いったん指を引っこ抜く。
「ま、まぁ……こんなところ、よね……」
下腹部に嫌な異物感はありながらも、とりあえず落ちてくる気配はない。
五分間程度なら、押さえたり入れなおしたりしなくても、膣圧で固定できそうであった。
「よし、では……始めろ」
「ハッ!」
「…………は?」
ルール違反を訴えようとする涼子だが、確かに彼らは口にしていない……!
五分の間、自分達は何もしないとは、一言ですら!
「よし、各員。マラを出せ!」
「なっ、ひぃ!?」
号令と共に、涼子を囲んでいた四匹のオークが一斉に肉棒を露出!
涼子のむっちりとした太腿ほどありそうな、見たこともない凶器の極太さを持つ強直が、涼子の眼前へと並べられる!
「ひ、卑怯者! そんなもので犯した所で、淫魔なんて分かる訳がないじゃない!」
「ふん、頭が悪いのか貴様は」
「な、なんですってぇ……!」
よりにもよって、このオーク達に馬鹿扱いされ、プライドにカツンとくる挑戦者。
髭オークは何も知らない田舎者へ、呆れるように続ける。
「淫魔とまぐわうことは、死ぬまで奴らの食料になることを意味している。故に、最も確実な方法で我々は女を見極めねばならんのだ」
「確実な方法……ッうっ!?」
涼子の鼻腔を、強烈な悪臭が襲う!
臭いの元は、衛生概念など欠片も持ち合わせていない、オーク共のペニスからだ!
「あ……ぐぅ……く、な、何なの、この臭い……!?」
オーク共から発せられる、吸うだけで妊娠してしまいそうなほどのむせ返る男臭は、涼子の五感をそれだけで凌辱していく!
「淫魔はこのオーク臭が大好物でな……これを嗅ぐだけで一瞬で発情し、我々を捕食にかかってくるのだ」
「く、狂ってる……わねっ……淫魔とやらも、貴方たちも……!」
気丈に強がる涼子だが、既に彼女以外は皆が気付いてしまっている。
既に視線が、オークの勃起竿をガン見して目が離せなくなっていることに!
「ふ、ふんっ……だっ、だいたい男性器を見せつけるだなんて野蛮な方法でっ、淫魔を見つけられると思ってるのかしら……♡」
オークの巨大ペニスから放たれる濃密なオス臭には、並の女なら生理的に子作りを受け入れる状態となってしまうほど、凶悪な催淫効果が含まれている。
「し、知ってるかしらっ、お、女はねっ、大きいだけのペニスだなんて願い下げなのっ♡ こ、こんな子宮を潰しそうでっ、血管バキバキでグロくてっ、イボイボでっ、チンカス塗れな不潔でくっさいペニスの相手だなんて、淫魔すらお断りよっ♡」
精一杯の嫌味を返してるつもりであっても、途中からオークチンポの事しか喋っていないことに、挑戦者はまるで気付いてない!
荒く艶を吐き出し始めた呼吸や、服の上からでも分かるほど勃起しはじめた乳首、びしょびしょに内股を濡らし始めた愛液が、涼子がもうオークチンポの虜となりかけている動かぬ証拠となっている!
「はぁ♡ はぁ♡ ほぅら、何も起きないじゃない。さっさとその、先走り汁が漏れ始めた、太いだけの役立たずチンポを仕舞って、私を次の階層に……」
「よし、第二検証だ。射精を許可する」
「えっ」
髭オークの許可と共に、四人のオークは自らの竿を右手で握り、シゴき始める!
亀頭が向ける照準の先は、もちろん涼子だ!
「ま、待って! 待ってお願いっ、性器の臭いだけでも鼻が曲がりそうなのに、精液ですって……!? そ、そんなの、そんなの直接喰らったら……!?」
涼子の絶望を滲ませた懸念など、彼らが知る由も、聞く訳もない。
噴火めいた射精が、挑戦者へと襲い掛かった!
「ひいいいいいぃぃぃぃぃぃぃぃ!!?」
身構えた程度では、オークのおびただしい射精量の前には何の守りにもならない!
一瞬にして、全身にぶっかけられた特濃ザーメンが涼子にこびり付いた!
「こ、濃すぎるぅぅぅ!!? なっ、なにこれぇぇぇ!!?」
ゼリーめいたプリプリの精子が放つ壮絶なイカ臭さは、もはや完全に嗅覚を故障させ、まさに一つの生命として雌にしがみ付くかのような粘つきをみせている。
「い、いやぁ……こ、こんなの……いやぁ……♡」
もはやザーメンを着ていると表現した方がしっくりとくる無残な姿の涼子。
地肌だけでなく、鼻や口にも入ってしまったオークのスペルマは、涼子の全身へと染み渡る。
「はぁっ……♡ はぁっ……♡ ふーっ……♡」
心臓はもはや隠せないほど高鳴り、蕩け切ったメス顔からは精液のこと以外を考えていないのが明け透けて見えている。
オークザーメンの臭いに興奮し、子作りの準備を始めた子宮が、どんどんと下降していった……その時!
「ほぎっ!?」
異変の始まりは、涼子の子宮口が膣内へと入れられていた卵とキスをした瞬間だった。
パキリ、と、何かが割れるような音。そして、子宮の中へと何かが侵入を果たした異物感!
「始まったか」
「なっ……なに! 膣内で何が起こってるの!?」
「お前のマンコに入っているのは、触手の卵だ」
「しょ、触手の……卵、ですって……?」
オーク達が涼子の膣内へと入れるように命じたのは、なんと触手の卵だったのだ!
「と、ということは、いっ、いま、私の子宮に入ってるのは……」
当然、触手の卵から孵るのは、触手の赤子以外にありえない!
精液に酔っていた涼子の表情が、未知の恐怖に瞬く間に青ざめていく!
「おっ、お願い! これっ、これを取り出す方法、方法をッ!」
「ある訳ないだろう、この淫魔め!」
「ひっ……!?」
気付けば、オーク達の眼光は、犯す女を品定めする下卑た豚の眼ではなく、敵を鏖殺せんと憎悪を燃やす、残忍な戦士の瞳へと変貌を遂げていた!
それは、涼子にとって初めて向けられる、対象の死のみを許容する絶対的な殺意。
殺戮者に睨まれ、撓んだ尿線が失禁を催し、涼子のショーツと膣口を濡らしていく……!
「その卵は、水分を含み、圧力が加わると孵るようになっている! つまり、発情したマンコで潰さなければ、決して孵ることなどないようになっているのだ! あのような辱めをうけて興奮する奴など、淫魔以外にありえんだろうが!?」
「う、嘘よっ! だ、だって、だってあんなの嗅がされて、マトモで居られるわけが……ひいぃ!!?」
子宮へと充満し、内側から叩かれるような圧迫感!
うじゅうじゅと蠢き、内膣を舐め取られているのが分かり、涼子は屈みこむ。
「なっ、なにこれ……まさか、大きく……なって……る?」
子宮をすんなりと通過した生物にしては、あまりにも不可解な触手の物量に、絶望的な推察が涼子の脳内を過った!
「そうだ、その触手は、水分を吸い取ることによって爆発的な成長を果たす。成体になるまで、止まることなくな」
「ふっ……ふへ、へっ……」
引きつった笑みを浮かべながら、恐る恐る自分の子宮へと手を当てる挑戦者。
涼子の手は、異常で異形な命の脈動を、確かに感じ取った……!
「おっ……お願い、お願いします! だ、誰か、誰か助けて、助けてくださいぃ!」
このまま触手が成長し続けたらどうなるか!?
脳が己の末路を思い浮かべた瞬間、涼子の心は恐怖に屈し、完全に折れ砕けた!
「なんでも、なんでもします! どんな薬の調合でも、誰の治療でも、危険な実験でも、なんでもやります! せ、セックスもっ、フェラだって、パイズリだって、ほっ……本番だってやります! だ、だから、これ、子宮の触手、取って、お願い、お願い……しますからぁ……!」
医者としても、女としても、自分が出来ることなら何でもやると誓う命乞い。
銀河でも類まれなる美貌と知能をもった美女に、これほどまでのみっともない懇願をさせておきながらも、オーク達は眉すら動かさない。
「もはや、審判は下された。我々に、その触手を取り出す手段は無い」
「う……そ……」
やれやれと言った仕草で、髭オークも、囲んでいた四人のオークも、傍聴席のオーク達も席を立ち始める。
もはやこの女の最後は、もう何もしなくても決まったと言わんばかりに……!
「ま、待って! ならせめて、外科手術ができる人をぶっ!!?」
内臓を、直接殴られるような痛み!
孕んだ赤ん坊がお腹を蹴るのを、何百倍にしたような威力が涼子を襲う!
「お゛……お゛……お゛ながぁ……」
髭オークが言っていたように、触手の成長は爆発的だ。
一定量の水分を摂取するごとに、奴らは一気に膨張し、まさに爆発めいた勢いで体積を増す!
涼子のスラっとした腹部は、一瞬にして妊娠したようなボテ腹にされてしまう!
「おぎ、ぎぃぃ……重っ、いい……!」
唐突に増やされた体重を支え切れず、仰向けに倒れる涼子。
「う、うご、うごかない……でぇ……!」
もはや蠢きは涼子の知覚だけでなく、臨月のように膨らんだ腹の上からでも分かるほどになっている。
ぐちゅぐちゅと内部で形を変え続けるチューブ状の何かが、挑戦者の腹の中に居るのは一目瞭然だ。
「だっ、だずげ、だれが、だずけで……じ、じにだく、じにたくないのぉっ……」
眼前で、いや膣内で繰り広げられる、正気を疑うような光景に咽び泣き、首を何度も横へ振りながら、歯をガチガチと鳴らして命乞いをやめない、幼児退行寸前の挑戦者……。
しかし、もうここには、その意味を理解できる者は誰もいない。
ただ生物学が組み上げたシステムだけが、無言で遂行されていくだけである……。
「お゛っ」
涼子の体液を再び一定量吸い込んだ触手は、涼子が纏っていたブラウスとスカートを内側から破り、とうとう人体工学の範疇を、容易く飛び越えた。
「をごおおおぉぉおおおおぉおおおぉぉおおおぉぉ!!?」
涼子の腹が、限界まで膨張!
触手妊娠したボテ腹は、もはや子を孕んだというより、腹が爆発寸前であると表現した方が適切なほど、パンパンに膨れ上がる!
「ン゛おお゛おおおぉぉぉおお!?!? ひゅぎ、ひぎいいいぃぃぃいいいいぃぃ!!?」
想像を絶する激痛に、眼球が一瞬で裏返り、口からは理路整然とした言葉ではなく、泡と獣めいた絶叫だけが飛び出していく!
「じぬじぬじぬぅぅうううぅ!!? はれづずりゅうううぅぅぅぅうう!!!」
もはや女として再起不能な致命傷を受けた涼子の全身から、体液が噴き出始める!
母体の限界が近い証拠だと察した触手は、次の行動を開始した。
「ほぎゅううううぅ!!?」
涼子の膣内から、二本の極太触手が飛び出し、太ももへとしっかり括り付けられる。
まるで何かを引き出すために、フックを掛けたかのようだ!
「ひ、ひ……へひっ……?」
涼子が先ほどまで、命乞いまでして切望した願いは、叶うことになる。
他の誰でもない、子宮の触手自身の手によって……!
「ひぎいいいいいいいいいいぃぃぃぃいぃぃぃぃいいいぃぃぃいいい!!?」
内臓を全て引き抜かれるような痛み!
なんと、触手は手狭になった母体から、自力で這い出ようとしているではないか!
「ひぎっ、ひぎっ、ふぎぃぃ! ひぎっ、ほぎっ、ぶぎいいいぃぃぃぃ!!?」
力任せに自らを引っ張り出す触手!
出ようとしては押し戻され、ブチブチと涼子の肉体を千切る音を立てながら、前進と後退を繰り返す!
「だずげでぇぇえぇええ!!? ば、ばらばらになる、ばらばらにされぢゃう!!! おねがいだからだれが、だずげでぇぇぇぇえひぎいぃぃ!!」
とうとう、触手の本体が涼子の限界まで広げられた失禁ヴァギナから見え始める!
もはや、太腿が筋肉や骨ごと握りつぶされたなど些細な痛みに過ぎない。
膣を引き裂きかねない異物が通過していく激痛に、奥歯が砕けるほど食いしばり、鼻血が飛び出し始める挑戦者!
「おぎっ!? あ゛あ゛あ゛……う゛う゛ま゛れ゛り゛ゅうううぅぅぅぅぅ!!?」
時間の概念など彼女にとって、もはや意味を失くしていたが、どれほど無謀だろうが着実に進んでいた以上、終わりはある。
「ぎいいぃぃあぎゃああああああああァァァぁぁぁぁぁぁぁアアアぁぁ!?!?」
大量の羊水を噴き出しながら、涼子はとうとう、触手を出産してのけた!
「ァぁぁぁぁ……あ゛っ……」
内臓を蝕む激痛が止んだ瞬間、電池が切れた玩具のように、涼子の意識が落ちる。
「ぉごっ………こひゅー…………ひゅー…………ひゅー…………」
辛うじて息はあるが、養護教員であり、闇医者であった大人の女性の面影などまるでなく、見るに堪えない姿となった挑戦者に、これ以上の探索は不可能だろう。
御門涼子の探索は、ここ3Fにて、終わりを迎えた……。
《3Fリザルト》
『異端審問に処された挑戦者は、触手の卵を子宮に植え付けられる。内部で爆発的に成長し続ける触手を、冒険者は妊娠! 5時間後、そこには触手を出産し、ぐったりとした挑戦者の姿があった……』
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【御門 涼子 最終リザルト】
《1F》
『電流拷問官だ! テーザー銃を自慢の頭へと打ち込まれ、電流地獄の刑に処された! あらゆる排泄物を無様に床へとまき散らされ、トドメにそこへと全身から叩きつけられた……。装備破損・白衣とブラウス(汚)』
《2F》
『亡霊騎士団の強襲だ! こちらからは触れることのできない槍や弓に、乳や女性器を貫かれ、挑戦者は苦痛の絶叫を上げた……』
《3F》
『異端審問に処された挑戦者は、触手の卵を子宮に植え付けられる。内部で爆発的に成長し続ける触手を、冒険者は妊娠! 5時間後、そこには触手を出産し、ぐったりとした挑戦者の姿があった……』
【エンディング】
「あーあ、ついてねぇなぁ。産んだ触手の回収だなんてよ」
「今更文句言っても仕方ないだろ、淫魔どもを犯し殺してくれるコイツ等を番犬代わりにしないと、夜もマトモに寝れやしないんだ。檻に入れたし、あとは運んで帰るだけだ」
「だからってよぉ、他の連中はもう次の新品の歓迎に……お? そこでアヘくたばってるの、さっきの生贄女じゃねぇか」
「本当だな……だが、精液まみれで出産した腹は伸びきってだるだるの革袋状態、子宮も飛び出て戻ってないと来たか。こういう無様な死に方だけはしたくないものだ」
「チッ、髭親父の奴も、オークが淫魔と只の女なんぞ間違えるはずねぇってのに、普通に犯して取っつ構えて触手産ませるの飽きたからーって回りくどい方法取りやがって。サイコなんだよサイコ」
「ははは、違いな……ん? コイツ、まだ生きてないか?」
「はぁ? ……うわ、マジで生きてる。すっげー」
「見てくれは悪くなかったが、こうなってしまったらもう使い道は限られてるな。おい、ナタだナタ」
「あいよ、手足落として、ザーメン膣内に詰め込んで、いざという時のスケープゴートだな」
「そういうことだ、さっさと加工するぞ」
「じゃ、手始めに、軽く5発ぐらい、子宮脱ガバマンに膣出ししますかね……っとお」
《御門涼子は、3Fにあるオーク達の集落で、今も最後の出番を待ち続けている……》
――GAME OVER――