「(仲間をオナホ扱いするクズで)ええんか……」と思ったのですが、良いらしいので書きました。
天野夕麻さん(年齢不詳)の無様ックスとアーシアの誤認ックス。間にシリアスパートがありますが、後のための必要フラグなので我慢して読み飛ばして下さい。
「私、天野夕麻、っていいます。あの、兵藤一誠くん、わたしと、付き合ってください――!」
夕暮れに染まる世界の中心で向かい合う一組の男女。
長い黒髪の少女は頬を染め、潤んだ瞳で相手を窺う。茶髪の少年は突然の展開に驚き、しかし喜色に染まった顔で少女の拙い告白を受け入れる。
目映い情景、青春の一幕。その片隅には一箱の段ボール。
光が奔った。
堕天使レイナーレの演ずる道化芝居、初々しい少年少女を主演とした上っ面だけの青春喜劇が、邪眼の一瞥によって容易く固まる。美しい静止画のように動きを止めた二人以外には人気の全く無い歩道橋の一角が、獣欲を満たすための世界に堕ちた。
軽い、子供のような足音が鳴る。
深窓の令嬢もかくやという程に美しいその手が、天野夕麻と名乗る少女の尻へと音も無く伸びた。
そのまま、ゆっくりと撫で上げ、濃緑色のスカートに皺が寄る。ゆっくり、ゆっくりと、幾度も撫でてくしゃくしゃになっていくスカートの内側、汚れ一つ無い真っ白な下着へと指先で触れた。
ふに、と魅惑の音が鳴る。純白に包まれた秘密の園が、肉の柔らかさを伝えて歪む。
「ふわぁ、」
感嘆の声を、ギャスパーが漏らした。
夕日に呑まれた世界の中で、黒髪の少女よりもなお美しく、繊細な、金色の髪を揺らす妖精染みた一人の少年。駒王学園の女子制服に身を包む彼が、真っ白な頬を興奮で赤く染めたまま天野夕麻に抱きついた。
甘い恋に心を蕩かす黒髪の少女を、情欲に支配された美貌の
先程まで場の主役であった茶髪の少年を脇に置き、彼女達二人だけを切り取った、まるで一枚の絵画のようだ。見る者が見れば堪え切れぬほどの劣情を催す。それは、余りにも倒錯的な情景だった。
――抱き付かれた少女の振る舞いが年季の入った悪辣な演技で、抱き付く側が股間を膨らませた女装癖の少年である、という真実にさえ目を瞑れるのならば。
女装の少年が腰を振る。何度も何度も、捲り上げられたスカートの下、天野夕麻の白い下着に己のスカート越しの一物を擦り付ける。発情した犬そのものの行動で。
停止世界に音は無い。神器の掌握範囲外では変わらず動くものがあったが、ギャスパーに宿る【
神器所有者の預かり知らぬ場所で、今日もまた世界が変わらず存続するために不幸な黒子達が働いていた。
「はあっ! はあっ! はうぅ!」
一方、ギャスパー。
暗躍してくれている誰かの苦労も露知らず、恋する乙女に情欲を刺激された雄が動いた。
少女の背へ乗り上げるように体重を掛けて身体を折らせ、突き出された女の尻、そこを包む下着を下ろす。
場所は野外で、夕日を戴くオレンジの視界。本来ならば肌を晒すどころか対人恐怖症を患うギャスパー一人では出歩く事さえ躊躇う此処で、今まさに事に及ぼうと手を伸ばしていた。
沈みいく太陽の明かりで天野夕麻の真っ白な臀部が美味そうに輝く。指で触れれば柔らかに形を変えて、きっとここへ直に腰を打ち付ければ気持ちが良い、と見るだけで分かった。だから、ギャスパーもまた辛抱出来ずに下着を下ろす。
スカートの中に両手を差し込み、自身の履く女性用下着を乱暴に脱ぎ捨てる。
興奮し切ったギャスパーはふうふう息を吐きながら もどかしげにショーツを脱ぐと、脱ぎたてのソレを黒髪の少女の顔に被せた。行動に特別な意味は無い。その辺に放って土塗れのものを履き直すのが嫌だったからと、事が終わってから己の下着を何処にやったかを分かり易くするためだ。
生まれて初めての告白に舞い上がる茶髪の少年、兵藤一誠が意識を保持していれば見ただろう。
頬を染めて瞳を潤ませ、精一杯の勇気を出して愛しの彼に告白する少女、の演技。――それを全うするべく身体を張っている悪趣味な女堕天使が、男の履いていた女性用の黄色いショーツを被る姿を。
実に酷い光景だった。
「ふ、ぅ、はあっ、いれ、挿れますねっ、おねーさん!」
聞く者も居ないのにギャスパーが言った。
聞く者が居たら酷い事になっていたが。
ぬめるような、音が鳴った。
ほぼ抵抗という抵抗も無しに、少年の可愛らしいモノが侵入していく。濡れてはいないが堕天使の年齢相応に開発も経験も経ていたのだろう、無理矢理と言うほどの齟齬は生じず、悪魔と堕天使が交わった。
制服姿の少女の腰を両手で掴み、女子制服姿の少年が腰を振る。
がくがくと揺らされる少女の姿は人形のよう。
それはまさしく物のような扱いで。見た目通りの告白現場だったならば疑いようもなく唾棄すべき、下劣な情交。それが、秘められた真実と目に見える姿の滑稽さ、そして神にさえ届く力の発現によって、目に見える歪さをそのままに実行されていく。
ぱつぱつと合わさる肉の音。互いの身長差で背後からのピストン運動も満足に出来ない。それに気付いたギャスパーが、少女の尻に一際強く腰を叩きつけて、その膝を折らせた。
跪くように、茶髪の少年に土下座をするかのように、少女の身体を地に伏せさせて、背後から圧し掛かるように行為を続ける。腰を振って、叩き付け。その度にギャスパーの履くスカートが翻り、華奢な足腰が夕日の下に晒された。
力任せの陵辱行為で天野夕麻の綺麗な黒髪が乱雑に振り乱されて地に触れる。性的興奮に突き動かされた少年がその身を少女の背に乗り上げて、汚さぬために被せた筈のギャスパーの下着もまた、押し倒された少女の顔ごと歩道橋の床材に擦られ土に塗れた。制服越しの少女の胸部、豊かな乳房が押し潰される。接合部から飛び散った体液が、彼女の臀部に跡を残した。
気にする事無く、自分しか見ずに。少年はひたすらに腰を振った。
「っで、出るぅ、出ますう!!」
繋がったまま、びくびくとギャスパーの腰が震える。少年の放った無遠慮な白濁が女堕天使の胎に流れ込み、やがて罪を犯す天野夕麻の内側で悪魔の種が実を結ぶために泳ぎ出す。
射精の快楽に恍惚とする少年の、大きく開けた口元から飲み込みきれなかった唾液が落ちて、少女が身を包む制服の背中に小さく目立たない程度の染みを落とした。
はあふうと息を整え、動きが止まる。躊躇い無く精を吐き出したギャスパーが、少女の綺麗な尻を撫でながら己の正面、未だ少女が居た位置を見つめて固まったままの少年をぼんやりと見上げた。
吐き出し、落ち着き、やがて興奮が冷めていく。
性欲に濁った視界が晴れて、正気に立ち返ったギャスパー・ヴラディ。射精直後の、俗に言う賢者タイムで常の臆病さを取り戻すと、途端に周囲の視線を気にしだす。この停止世界に己を咎める視線が無い事を知っている癖に、ぷるぷる震えながら女陰に埋まったモノを引き抜いた。
どさり、と足元で音が鳴る。ギャスパーという支えを失った天野夕麻が倒れ伏し、けれど少年には彼女を気遣うだけの余裕が無い。
いそいそもたもたと、股間の汚れも拭き取らぬまま土に塗れた下着を履いて、傍に転がっている段ボールを被ると脱兎の如くに逃げ出した。そして、時が動き出す前に無数の魔物が歩道橋の影から湧き出すと、所有者の残した痕跡、その一切を綺麗さっぱり回収し終えて消えていく。
兵藤一誠が悪魔に転生する、僅か数日前の事だった。
□
「――それでも俺は、アーシアを助けたいんです、部長!」
グレモリー眷属に新たな仲間が増えて、更に数日。
兵士の駒を全て費やしたというのに子供以下の魔力しか持たない芸人枠、もとい変り種である新人悪魔の兵藤一誠。未だ場に馴染んだとは言い切れない未熟な関係性ではあったが、それでも徐々に距離を縮めて、彼等オカルト研究部のメンバーは仲間と呼べるような関係を構築、していこうとしていた。
怒れるリアスを前にした一誠が言う。悪魔と敵対する組織のシスターを助けたい、と。
詳細は省くが、別件で席を外したリアスと朱乃を除いた三人が、シスター救出に出発する事となった。
――ギャスパーを除いて。
「それじゃあ行って来るよ、ギャスパー君」
「……いい子にしててね、ギャーくん」
言葉を掛けられ、けれど答えは返せない。
気弱な後輩に心配を掛けないように、あえて何時も通りに振舞う木場祐斗。
年齢的には対等であるのにあえて子ども扱いするような物言いで、震える彼を気遣った塔城小猫。
先に出て行った一誠を除けば、これで部室内にはギャスパーだけだ。
段ボールの中で一人ぼっち。
つい先日前までの、旧校舎の一角で封印されていた頃のように、けれど寒々しいほどの静寂の中で蹲る。
何時もは彼の心を守ってくれる段ボールも、今はただただ冷たく感じた。
半端者のハーフヴァンパイア。役に立てない下僕悪魔。それが当たり前の、ギャスパー・ヴラディに対する評価であった。
勿論、優しいグレモリー眷族の仲間達はそんな事を言わないし思わない。新人である兵藤一誠とて、シスター救出の助けになれない臆病なギャスパーの事を馬鹿にしたりはしなかった。
だけど、それで良いのかと問い掛ける声がある。
詳しい事情は知らないが、今まさに酷い目に遭っているらしい女の子を助けるために、彼等は部室の外へと出て行ったのだ。同じグレモリー眷属の仲間だというのにギャスパー一人が此処に残って、だけどそれを許されている。ああ、実に情けない話だ。
だから。
それで良いのか、と。頭の後ろで、自分と同じ顔をした誰かが心配そうに問い掛けた。
「だって、……こ、こわいもん」
小さく呟き、頭を抱える。誰かの声など聞こえない、という言い訳のために耳も塞いだ。
これがギャスパーだ。ギャスパー・ヴラディ、弱い弱い混ざり物。人と吸血鬼の合いの子で、おぞましい出生と停止の能力、生まれを理由に虐げられてきた弱者の本性。
如何に強大な力があっても、欲求に駆られて暴走しなければこんなもの。性欲で思考を塗り潰さなければ何も出来ない裸の自分。情けないとか、これじゃ駄目だとか、いくら言い聞かせても動けない。
だって、ギャスパー・ヴラディは知っている。
外は、怖いのだ。
世界は、怖いものなのだ。
幼馴染に逃がされて、彼が初めて触れた外の世界とは己を殺すヴァンパイアハンターの凶刃だった。
故郷で排斥されて、外の世界で排斥されて、ようやくにして拾われて、制御出来ないからと閉じ込められて。結局、気が付けばギャスパーは一人ぼっちだ。今この瞬間の孤独こそ一時のものだが、せっかく神器を扱えるようになって皆と一緒になれたのに、彼だけが前に進めず箱の中。その責任は、間違いなく彼自身が負うべきものだ。
そうと分かっているのに、動けない。形の無い恐怖が、未だ彼の心と身体を縛り付けている。
その有り様に、誰かが大きな溜息を吐いて。
――そして世界が動きを止めた。
「……えっ?」
もはや慣れ親しんだ停止の感覚。神器【停止世界の邪眼】の波動、であるとギャスパー自身が認識している赤紫色の光が奔っていた。
街一つ、管理者たるリアス・グレモリーの領土と定められた範囲の全てが止まる。
何時も通りだ。
何時も通り、ギャスパー・ヴラディにとって恐れるもの全ての消えた世界が、此処に在る。
ギャスパー自身は何も望まず、何もしていないのに神器が動いていた。
世話の焼ける奴め、と誰かが言う。
その声に、震える背中を押されたような気がした。気が、しただけではあるが。今なら人の何倍も臆病な自分でも、外に向かって足を踏み出せるのではないだろうかと、そう思った。誰も、何も、動けない、自分の世界の中だけならば。
だからギャスパーは、何時も通りに恐る恐ると。やがて自身を脅かす者が誰も居ないと気付けば大胆に。己の心を守るために被っていた段ボールさえ投げ捨てて――。
走り出した。
――見慣れた色が、彼の視界で動き出す。
「ギャスパー?」
「あら、ギャスパー君?」
夜空に幾枚かの黒羽根が舞っていた。
肩で息をして、がくがくと震える両膝に手を突き二人を見上げる。
紅髪を翻すリアス・グレモリーと、黒髪を揺らして微笑む姫島朱乃。夜空の下で街灯に照らされ、身体を震わせながら、それでも目的地である教会に辿り着いたギャスパー・ヴラディ。
「あの、ぶ、部長っ。ぼっ、ぼく、ぼく、僕は……っ」
舌が縺れる。何を言えば良いのかも分からない。
気が付けば時間は動き出していて。だけど目に見える位置にある教会まではもう、部室に逃げ帰るよりもずっと近い。だからもう少しだけだと必死になって足を動かし、見知った相手の下まで駆け抜けた。
だけどそこから先が分からない。自分で動くという事をしてこなかった今までが、ギャスパーの中に選択肢というものを揃えていないのだ。誰かを助ける力も、何かを手伝うだけの賢しさも、彼には無い。
なのに、目の前の主は酷く真っ直ぐに笑うのだ。
「ほら、ギャスパー」
迷子の子供の手を引くように、震える下僕の手を握り。
温かく包み込むように微笑んで、気付けば小さく笑い返している自分が其処に居た。
二人の遣り取りを見守っていた朱乃が、一足先にと目的地までの道を先導する。その後を、二人で手を繋いで歩き出す。傍から見れば主従ではなくまるで母子のようではあったが、それがギャスパーは嫌ではなかった。
結局、シスターの救出とやらの役には立てなかったのだが。
それでもこの日、ギャスパーはほんの少しだけ、自分の事を嫌いではなくなった。
だから彼と同じ顔をした誰かもまた、ほんの少しだけ満足そうな顔をしていた。
□
「
その笑顔に、堪らなくなって押し倒した。
「ふふっ。アーシア、ギャスパーは男の子よ?」
「え、ええっ!? あ、その、ごめんなさいっ! 私ったら」
「分かる、分かるぜアーシア、その気持ち。俺だって最初はさ……」
部室に備え付けられたソファの上、仰向けになった金髪の美少女、アーシア・アルジェントの胸元に頬擦りしながらその柔らかさを顔で味わう。制服の上、薄手のセーター越しではあるが、その程度の障害では女体の魅力を損なわないと知っている。むしろ良い。着衣は有りだ。ギャスパー的に、裸よりも着ている方が好きだった。可愛い衣服を自分で着込む、性癖をこじらせた女装少年は満足そうに乳を吸う。
笑顔で語り合うグレモリー眷属。輝く赤紫の邪な瞳。当たり前の風景、新しい顔、そして何より、新しい女性。
金髪美少女は、今までのグレモリー眷属に無かった要素だ。実に新しい興奮である。頭の後ろで「まるで成長していない……」と嘆く誰かの声を完全完璧に聞き流し、性欲の獣がアーシアの衣服を捲り上げた。
瑞々しい少女の肌が晒される。無駄な生肉も筋も無く、ただただ綺麗な腹部を舐めた。猫のようにぴちゃぴちゃと音を鳴らして少女の密やかな臍を舐め上げ、上へと向かえば下着に包まれた胸部が見える。カップに包まれ、膨らみがはみ出た乳房の上部。上乳に、ブラジャーで寄せられた谷間の味、と休まず舌でなぞりながら下着を外す。
ふるん、と元シスターの秘めた果実が実りを揺らした。
小猫よりは全然大きく、しかし部長副部長とは比較にもならない。実に普通でバランス良く、だけど確かに大きな実り。白人特有の、見慣れた駒王学園生徒達のそれとは異なる色合いが、ギャスパーの目に新鮮な喜びを与えてくれた。
よく目立つ桜色の部分を口に含むと舌先で優しく弄びながら、白い乳房を空いた両手で揉み上げる。眷属達への自己紹介に緊張していたのか、あるいはセーターが暑かったのか、僅かに汗ばんだ味がした。
「どうぞ、アーシアさん。紅茶には少し自信があるんですのよ」
「わあっ、ありがとうございます!」
ソファに横たえられたまま、アーシアが笑顔で手を伸ばす。
馬乗りになって乳を吸うギャスパーには誰一人として気付かずに、しかし無理な体勢ゆえに朱乃の用意した紅茶のカップを掴み損ねて。零れる、というところで影から湧いた魔物の両手が小さな惨事を食い止めた。
「下っ、下もっ。あ、アーシアさんっ、いいですよねっ」
そんな一幕になど気付きもせぬまま、存分におっぱいを味わったギャスパーが一人声を上げてスカートを捲った。
上下一揃い、恐らくは今日と言う記念すべき日のために用意された新品のショーツ。少女の秘所を覆うそれに顔を埋め、深く鼻で吸って息を吐く。その間にもギャスパーの両手が蠢いて、普段隠されているアーシアの太腿や御尻を撫で回すと、まるで穢すように見えない手垢と己の痕跡を擦り込んだ。
荒れた呼吸で身を起こす。幾度も息を吹きつけられた少女の下着は湿気と唾液で色を変え、それを見下ろす少年の両目は、高まり切った雄の欲望で血走っていた。
「皆さんにこんなに歓迎して頂いて、……わたし、うれしいですっ」
「アーシア……」
視界の外で繰り広げられる心温まる男女の会話なぞ、ギャスパーの耳には届いていない。
女性用の下着を強く突き上げ、スカートの生地を盛り上げて。彼の陰茎が先走りを漏らしながら猛って震える。ふうふうと興奮し切った獣の吐息で室内の空気を掻き混ぜながら、晒された雄の象徴でアーシアを狙う。
「これから宜しくね、アーシアさん」
「よろしくお願いします、アーシア先輩」
「はいっ! よろしくお願いします!」
未だ成熟し切っていない聖女の腰から、桃色の下着を引き剥がす。
当人の性根を表すかのように控え目な金の陰毛と、その下にある、ろくに濡れてもいない女の証。
視線を少し上げてみれば、新しい仲間の顔がある。
乳房を、性器を、無遠慮に弄り回されたために少しだけ赤らんだ少女の、整った容姿。いや、場の暖かな雰囲気と周囲の気遣いによるものでもあるのだろう。嬉しそうに頬を染め、歓喜に潤んだ翠の瞳が実に魅力的で、――股間に響く。
肩を押さえ付けるように、再度ソファの上に押し倒した。
ギャスパーと彼女の背丈はほとんど同じ、小猫よりも彼に近い。覆い被さり上下に重なり、下着の股布部分を引き絞るように引っ張ると、晒された女陰に己の一物を突きつけた。
ぬるぬるとした先端を幾度か擦り付け、挿入の準備を整える。互いの吐息が触れるほどに近しい距離で、笑うアーシアと視線が絡んだ。
「――ギャスパー君も、これからよろしくお願いしますね」
幸せに綻ぶ笑顔を見ながら、ギャスパー・ヴラディは聖女の純潔を食い破った。
「あっ、あ、あーしあ、さんンっ!!」
小さく開いた少女の唇を、噛み千切るように強く啜った。
べろべろと内側を嘗め回せば、朱乃の淹れた紅茶の味がする。それ以外にも用意されていた軽食が、小さな食べかすとなって中に転がっている。少女の食べ残しだ、汚いとも思わず舌で掬うと自分の口へ運んで躊躇無く飲み込む。ずるずると音を鳴らし、アーシアのファーストキスを味わった。
当然、
元ハーフヴァンパイアの下級悪魔が、元聖女の元シスター、つい先日まで十字架を首に掛けていた少女を穢す。言葉にならない背徳感。己如きが触れられない筈の清らかな少女を、ほしいままに組み敷いているのだ。興奮し過ぎて胸が苦しかった。
肩を掴んで押さえ付け、唇を吸いながら腰を振る。振り乱された金色の髪に、遠く分かれた幼馴染を想起した。が、すぐに頭の中からは消えてしまった。
少女の、脱がされたままの上半身。放り出された白い乳房が高まる体温に色付いて、押し倒し押し付けてくるギャスパーの薄い胸板で潰れて歪む。上下に動くセックスの最中で擦り付けられ刺激され、尖り始めた乳首が幾度も弾かれては揺らされた。
「ぐうっ、――出ますぅ!」
叫んだギャスパーが躊躇いも無く精を吐き出す。がくがくと震える腰がアーシアのそれに押し付けられて、彼女自身もまた認識せぬまま一緒になって腰を振る。痺れるような細かい振動。奥へ奥へと精液を流し込む本能の動きだ。
はむっ、と再度キスをしながら腰を振る。今日は何故か、何時も以上に興奮している。
「もっと、もっとしますからっ! 今日は、ずっと! ずっとよろしくおねがいしますう――!!」
年下の少年に犯されながら。乳房を晒して性器を犯され、嬉しそうに笑いながら。
穢れの無い笑顔で、穢され続ける少女が笑った。
「――はいっ。今日から、ずっと。よろしくお願いしますね、ギャスパーくんっ」
皆に愛され、求められる筈の元聖女の再出発。アーシア・アルジェントの新たな門出。
その日の真実を、きっと永遠に誰も知らない。
出生ゆえの監禁生活、女装(させる)趣味の幼馴染による幼少期から続く性癖開発、家から逃げれば即狩り殺されて、悪魔に転生して仲間が出来たと思えば制御不可能で封印される。
――というギャーくんの中々に壮絶な半生。
当作品のギャーくんはイッセーに次ぐ性欲と原作通りの心の弱さを兼ね備えたエロパロ用ハイブリッド仕様です(強弁)。
次は恐らくフェニックス戦です。