「うふふ」
「うふふふ」
「うふふふふ」
「ふふ……けけ、けけけけけけ!」
「うひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!」
ハーブか何かやつておられるわけではない。
ウサギさんチームのM3リー中戦車の副砲の砲手。
ツインテールのメガネっ娘。ちょっと変なアクセサリやストラップ大好きな、大野あやと、
主砲の砲手を担当する、ちょっとぼさついた黒髪ロングヘア―のボーイッシュ少女。山郷あゆみ。
属性はちゃんと盛られてるのに、どうにも目立たないふたりは……あぶない家電製品に手を出した。
だれでも買える健全な健康器具なのに、性具扱いを受けてる不遇な製品――電動マッサージャー。
『H*tac*i』の名で海外で有名な、ハンディマッサージャー。
とりあえず、お値段手ごろな電源コード付き1本と、取り回しに便利なコードレス1本をチョイスした。
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二人の地味JKは……箱から取り出したツチノコ型の電マヲを目の前に、しばし固まっていた
「と、とりあえず使ってみよっか」
「ど、ど……どこに?」
「か、肩とかふくらはぎとか、腰とかに決まってるでしょっ!」
「そ、そうだね。そうに決まってるよねっ!」
充電式の電マはとりあえずコンセントにつないで放置。
あやは電源コード付き電マをコンセントにつなぎ、カールドライヤーより中央部が太めになった、本体を手に取った。
恐る恐る、スライドスイッチを上げ、「HIGH」に入れてみる。
ヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴ……。
「「!!」」
H*tac*iを持つ手に軽い振動を感じるとともに、灰色の半球上の先端部が細かく振動する。
振動を始めた瞬間に大きく肩を震わせ、先端をじいっと見守っていたあやとあゆみは、一度スイッチを切る。
ヴヴヴヴヴー……ン。
停止する瞬間一瞬振動が大きくなり、ぴたり、と停止した。
「これ……ちょっと半端ないかも」
「LOWにしようよLOWに」
今度はスライドスイッチを下に入れる。
ブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブ……。
さっきよりも音程が低く、電マが揺れた。
「あゆみ、当てていい?」
「え! な、ちょっと 止めてあや! ……まだ心の準備があっ!」
「落ち着いて、肩だから肩!」
「あ、そっか」
「ゔゔゔゔゔゔゔゔゔ、ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ、ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ」
「どう? あゆみ」
「あ~~~~~、なんか肩こりが取れるかも、ほら、わたし、胸おっきいから」
「……」
あやの眼鏡が光り、スイッチをHIGHに切り替えるとともに、肩に当てていたH*tac*iの先端を首筋に当てる。
「びびびびび、あがががが、あぐあぐあぐあぐあぐ!」
少しずつ耳元に近づけていき……頭蓋骨と先端部が触れ合うゴゴゴゴゴという音がしたところで、少し下げる。
あゆみはぽかんと口を開け、振動体に全てを委ねながら、ぼんやりとした目を天井に向けた。
「次、背中と腰、行くよ」
あやは電マのスイッチをHIGHにしたままで、ゆっくりと下ろしていく。
肩甲骨の間、肋骨、柔らかな脇腹、腰……。
後ろ側に回って当てているのであゆみの表情は分からないが、拒絶の意志は見られない。
腰骨を通り過ぎ、ジャージの下の、安産型のおっきなお尻に押し当てると、電マの振動のみならず、あゆみ自身が震えはじめていた。
(よし!) あやが先端を臀部の谷間に押し付た。
お尻の割れ目に沿って電マをゆっくりと下ろしていく。
会陰の当たりを強く振動させてから、更にその先に振動を加えようとしたとき、
あゆみがゆっくりと後ろを振り向き、険しい視線で首を横に振った。
「それ以上はいけない。……今は、まだお昼だから。やだ」
あゆみの指先、目覚まし時計はまだ午後3時。
それに――。
「1回の使用時間は15分以内。一箇所への連続使用は3分以内。守らないと砲身が焼けちゃう」
「そうか。そうだね」
夢中でスイッチを入れっぱなしにして……あゆみを責めていたあやが、電マの砲身に触れる。
知らず知らずのうちに、相当の熱を持っていた。スイッチ、オフ。
電マの振動音が止んだあゆみの部屋は。目覚ましの秒針が進む、コチ、コチという音だけの静寂に包まれた。