『またまたお前か! 青いの!』
『またまた俺だぁ! 今日こそは決着をつけるぞ! グリッドマン!』
「やっと出てきた……! グリッドマン! やっちゃってアンチ! 今日のグリッドマンは一味違うよ!」
『お前とこれ以上付き合う気はない! 行くぞ! ――グッ!』
『どうした! グリッドマン! そのへなちょこパンチは! 腰が入ってないぞ!』
『なんだ、この疲労感は……グァッ!!』
『死ねぇ!!』
「ぷぅーwww 腰痛作戦完璧過ぎぃwww? アンチ! 畳み掛けて!」
『やっとこの日が来た……! 貴様を倒し、俺は使命を全うする! オォ! ――何ィ!?』
「ちょ!? 何転んでんの!? 相手は膝突いてるんだよ!?」
『どうやらお前も、技に冴えがないようだな』
『クソ……! 腹が減って、上手く動けない……!!』
「ハァ???」
『どうやら条件は対等のようだな。だが、お前などには負けはせん!』
『ぬかせ! グリッドマン!! 勝つのは俺だ~~~!!!』
『『オオォ!!!』』
「…………え、何。
…………あれで取っ組み合ってるつもりなの?
老人相撲じゃないんだから……。
アンチもそんな動きコピーしないでよ……。
あーーー、苛々するーーー……。今から怪獣作ってこうかなぁ……。
でも助っ人先に来たら無駄足だし……。
うわ……街しっかり壊されてる……。手間増やさないでよ、もう……。
これ一人で見てるの辛過ぎなんですけど……。
………………。
………………。
………………あ、もしもし、アレクシス? ちょっとぉ、ワンコールで取ってよー。
今見てる? ……でしょー。見るに堪えないよねー。
アンチもアンチだけど、グリッドマンだって他にやり様あるよねー。
ビームバンバン撃ってー、モタついてないで視てる人のことも考えてって感じ。
……え、何?
私がグリッドマンの肩持ってるって?
……んなわけないんじゃん。
――あ
あの拳の玩具また来た……。
あーあ! 解散解散! アレクシスー、お風呂貯めといてー。
もう帰るから、うん、お願い。切るね。
はぁ……。
………………。
………………。
………………?
……何、あれ。
あの玩具、肩重すぎて立てないの……?
――よし!
――――よし!!
――――――詰んだーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!
今だよアンチ! トドメ刺しちゃって!
ほら早く爪出して! あの首ガバーっと! そうそこ!
――え
………………何消えてんの?
………………タイマー切れぇ?
………………ないわー」
「……………………………………………………………………守られてんじゃん」