前回の発言で「R-18は無理して書いているのでは?」と思ったかもしれませんがそういうわけではないです。
どうでも良いので本題ですが、Karがたいへんなことになります(ダイナミックネタバレ)。
言ったかもしれないけど、着衣派です。
着衣派です、水着は許す。
「Karは日が落ちるとイジワルだな」
「指揮官さんは日が落ちるとちょっと可愛くなります」
余計なお世話だ、と彼が怒る。
また唇を重ね合わせると、彼女の舌が侵入してくる。強引ならばそれで良いのだが、滑り込むように入ってくるから気づけばペースを持っていかれてよろしくない。
部屋に小さく響く水っぽい音にお互いの顔がどんどんと赤く、夢心地じみた蕩けたものになる。何だか一方的でないことに目を合わせると、互いが密かに安心した。
くちゅり、ぴちゃ、と普段なら立てられないいやらしい音は、本能的にケモノの身体を熱くする。
段々とKarの瞳が潤み、色気ばかりを見せるようになると彼のやり方が乱暴になった。
気づけば征服するように口の中を犯し回していたのに気づいて、口を離してちょっとバツの悪そうに目を逸らす。
「ああ、悪かった。強引すぎたな」
「その方が好き」
ふわりと倒れ込ませてくると、アチラの方から求めてくる。頬に落ちる髪の甘い匂い、酔ったかのように彼は応える。
――あんまり好きじゃないが。
目つきが少し鋭くなるとKarを横に押し倒して彼が上になる。墨のように黒一色だった瞳から、彼女を明確に滅茶苦茶にしてやろうという滾りが映る。
Karが逃げるのにも構わず唇を強引に合わせて口の中を執拗に犯す。彼女も涙を流してはいたが、同時に少し誘うような優しげな視線。
気遣いの無くなった彼の両手が少し痛いぐらいに肩を掴む。ぴくりと肩を震わせながら、熱っぽい瞳で見つめていたかと思うと、彼女の細い指が彼の太腿から下半身を焦らすように撫で始める。
「気が早い」
「触ってみます?」
唆るような繊細な手付きで彼の指を恥部に押し当てる。いつものことだがあまりにぐちゃぐちゃなのに目を見開いて尋ねた。
「人形ってのは誰とやってもこうなるわけか」
「まさか。大事な人にだけですよ、人形だって相手を選ぶ権利は有りますもの」
――いくら切羽詰まった人類でも、劣化人種を残させるわけにも行かないか。
と言いつつ彼は待て待てと頭に降ってきた疑問を尋ねる。
「妊娠って有るのか」
「その気になれば」
「初耳なんだが、流石にマズくないか?」
「デキたら困りますか?」
そういう言い方をされると、何となく彼は話を続けられなくなった。
――だからってこれもどうかとは思うけども。
こんな風に思いながら彼の腰は浮いている、残念ながら人間の身体は正直だ。
言われるままにどんどん抑えつける鎖が外れてきているのに心配どころか、彼女は明らかにそうして欲しそうな雰囲気すら感じられて彼は素直に心配してしまう。
物欲しそうに怒張したソレを撫でるKarは熱に浮かされたように顔が赤く、昼間の恥じているものとは違った、自制心を綻ばせる何かを帯びている。期待に輝く赤い瞳を一心に寄せられると、彼も彼で適当に逃げる動作は出来なくなっていく。
どっちが貪られているのかは本当に分からない。どちらでもなくて、どちらもなのだろう。
「今日こそは声を出してもらおうか」
嗜虐心たっぷりで悪い男の顔を見せた指揮官に、Karがそっと視線を逸らして内股を擦り合わせる。
「い、嫌です」
「俺は聞きたいんだけど」
「通りすがった方に聞かれたくありませんもの…………」
――いや、何してるかはバレバレだと思う。
というか時々監視カメラを部屋に見つける彼としては、気にするだけ時間の無駄とさえ言える。言ったら言ったで突然逃げ出す可能性があるので言わないが。
またまた変なことに思い至った指揮官がイジワルな笑顔で尋ねる。
「そう言えば今穿いてなかったな、脱いだっけ?」
「言わせないでください」
「ヤダ」
「えっち」
Karの泣きべそ混じりの咎めるような視線にぞくりとする。
――どっちもどっちだ。
しかしKarの普段着であるチャールストンは大変丈が短い。幾ら何でも通りすがった人形に変な噂をされているのではなかろうか。
どちらかと言えば真意を問うつもりで、彼が真剣な顔に戻る。
「何で」
「何でも、い、良いじゃありませんか」
「いや、個人の趣味なら良いんだよ。それはな」
問題はKarが指揮官にお熱過ぎてAIに異常を来しているんじゃないかと周りに囁かされる可能性。
まあ彼は別に変態と言われようがドスケベと呼ばれようが大して興味はない、ただ単に羞恥プレイをさせる危険な男という評価がつくだけなら平気だ。
個人の趣味と言われたのが心外だったのか、Karが口元をあわあわとさせる。
「そ、そんな訳!? 指揮官さんは私を何だと思っていらっしゃるの!?」
「えっちな娘」
黙ってしまった。自覚は有るらしい。
しばらく微動だにせずKarを凝視していると、彼がからかっているだけではないと理解できてきたのか。口元を両手で押さえると顔を枕で隠してしまう。
「…………趣味。えっちな私は嫌いですか?」
「いや、大好き。堪んないな」
「――――――ッ!?」
間髪入れずに強引に足を開かせると彼女の膣内にねじこむように挿れた。羞恥できゅっと引き結んでいた口が途端に息を噴き出すと目の焦点がズレる。
――俺、多分もう普通の女じゃ無理だろうなあ。
有りもしない別れた後の話なんて考えていたが、すぐに肉壁のうねりで思考が白く飛びそうになる。
遠慮のない激しい腰使いでKarの息遣いが不規則だ。絶え間ない快楽の波に涙と涎を垂れ流しながら、目をギュッと瞑ると枕で彼を叩く。
「そ、そんなっ。いきなりっ――――はげし!? ひゃっ!?」
「まともに喋ってるうちはダメだな、君は感度良いから足りてないのと一緒だ」
淡々と余裕なふりをしてみせると、更に奥の方まで一突き。
ひう、だとか息なのか声なのか分からない吐息で乱れるKarに彼の表情は変わらない。いつもこういう様子なので、彼女には足りていないというのは真実味を帯びた事実なのだ。
逃げるように上半身を捻って顔を枕に埋めるが、彼が無理やり腰を引っ張り回すのでそれもあっという間に顔が見える。
「ちょっ、とっ! ゆっくり――――――!」
「本当は乱暴にされたいくせに。そう言うならそうしようか?」
さっきまで必死に喋っていたがそれに返事はなかった。合意を得たからか、それともKarの反応が唆るのか、彼の顔はさっきから歪な快楽で歪んでいる。
まるで親の仇でも見るような恨みがましい顔をすると、Karは布団を引っ被って顔を覆ってしまう。
「顔、見たいんだけど」
「イジワルするなら嫌です!」
「あっそ」
Karの身体をひっくり返したかと思うと、うつ伏せになった無防備な身体に乱暴に腰を打ち付ける。
明らかに耳を赤くしてぞくぞくとしたように身体を震わせているのが分かったが、強がって声を抑える彼女を今は泳がせておく。
「今日はこっちのほうが良いってことだな」
「っ! 違いっ! ます! ~~~~っ!?」
時折膣内が大きくうねっているのもお構いなしだ、イッているのぐらいなら彼だって分かっている。
湿っていて余裕のない吐息を枕に漏らすKarに、耳元まで口を寄せて呟く。
「さっきは散々やりたい放題してくれたからな、お返しだ」
「あっ、ふぅ…………やっ!」
何かを堪えるように強く枕を握っているのを見ると、彼は何故か俄然やる気が出てしまう。甘い声を目一杯吸い込む枕が恨めしくもなる。
態度こそ嫌がっているようにしか見えないが、さっきから彼が腰を動かすのなど関係なく肉ひだが彼のソレを掴んで離さないようになってきていた。
正直、それほど長く保たない。
――機嫌は取っておこうか。
ピタリ、と腰を止めると抱きつくような形でKarの横で少し弱々しい口調で呟く。
「俺が悪かったからさ。流石にもう我慢できないし、顔見せてくれないか?」
「…………んっ」
まだ頭に痺れが来るのだろう、時々Karが甘い声を出す。聞いていると彼まで頭がクラクラとする。
身体を密着させたまま彼が返事を待っていると、チラリと横顔だけを見せたKarが、拗ねたように口をとがらせて尋ねる。
「もう、しませんか?」
「しないしない」
ついでに此処に明記するが、彼が「しないしない」というこの下りは今夜で72回目だ。
要するに、何となく言ってほしいだけということだ。これで彼女は甘えている。
――面倒な娘だけど、まあそこも好きなんだよな。
支離滅裂な結論を出しながらもう少し待っていると、急に上半身を彼に向けると目一杯抱きつく。
「私も顔、見たいです」
「そうか。じゃあそうしよう」
身体に当たる彼女の柔らかい肉付きの全てを味わいながら、彼はKarを抱き起こすと正常位の形をとる。
Karが彼からチラチラと目を逸らして恥ずかしそうな顔をした。未だにじんわりと快感が残っているのか、目は少し胡乱で口も呆け気味だ。
「これ、体重が掛かって凄く奥まで届いてしまいませんか…………」
「好きだろ?」
「いえ、その…………はい」
「じゃあ良いじゃないか」
返事は聞かずに再開される。重力で上下する感覚とこじ開けられるような感覚にKarが固まってしまった。
苦し紛れのように彼の首に手を回す。
「やっぱり…………これっ。ちょっとっ」
「気持ちよすぎる?」
彼の右肩で頷いた感触がする。
――駄目だな。やっぱり好き。
彼の腰使いがどんどん激しくなるのに合わせて、Karが蕩けたような声を耳元で漏らす。指を咥えて必死に抑えようとしているが、耳の横で聞かされている彼には筒抜けなのが分かると弱々しい表情になってしまう。
「ははっ、これ顔見えないな。まあ良いよ、お好きにどうぞ」
「っ…………好き」
絞り出すような声。彼は聞こえた瞬間に耳から真っ赤になる。
――だからそれは駄目だって前も言ったじゃん。そういうお好きにじゃない。
だが喘ぎ声が溢れてくるのに連れて、その声も一緒に大きくなっていく。
「好き、大好きっ」
「ああ駄目だそれは駄目だ、おい抑え利かなくなるって前も言ったのに!」
「だってぇっ! 好きになったのは、あっ! どうしようもっ、ないですからぁ!」
昇ってくる感覚に彼が辛抱堪らずペースをどんどんと上げる。もう喘いでいるのかどうなのかも分からない大きな声が聞こえ始める。
「好きですっ、一生好きぃっ!」
「分かった、分かったからっ! 俺もだから! もう射精るぞ!」
Karが顔を彼の前に戻したかと思うと、涙を流しながら必死に
「一緒に、一緒に…………っ!」
と言い出したので何だか彼まで訳が分からなくなる、取り敢えず口に舌を挿れて黙らせた。
――これなら最悪声が出ようが何しようが抑えつけれる。
妙な言い訳をしながら体中に奔る快楽に身を任せて彼女の中に注ぎ込む。
何か言いたそうに彼を見つめるKarを、取り敢えずなんとかしようと乱暴に唇を貪る。これ以上何か言われると彼の方が危険だ。
「………………ぷはっ! あぁ――――――!」
一頻り追加で肉壁で搾り取ってくるのに彼が耐え切った頃には、Karは力尽きたように彼に抱きついてそのまま十分ほど動かなかった。
時折聞こえる嬌声にすら耐え抜いた彼に関しては、まあ恋人ないしフィアンセとして合格点を与えるべきなのかもしれない。
「何で俺は勢いでまたゴムもせずに…………」
「まあまあ」
今度は彼が枕を引っ被って頭を覆っている。今更後悔しているらしい、彼女がけろりとした顔で背中を擦って慰めているのは違和感しか無い。
もごもごと枕で声が推し潰れ気味になる。
「一応デキるんなら言ってくれよ、そして勢いに流されてないで止めてくれ…………」
「あ~、それは。その…………」
言い淀んだKarに彼がジロリと顔を出す。
しばらく帽子で顔を隠しながら誤魔化そうとしていたが、チラチラと彼を見るとひっきりなしに視線を飛ばしているらしい。
観念したのか、目線を逸らすと耳まで真っ赤にしてボソボソと答える。
「デキちゃっても。わ、私は構いませんし………………」
彼の目の色が言葉通り変わった。
「よし、妊娠するのって何か他に条件有る?」
「へ? え?」
急に起き上がると、Karを抱き寄せてベッドに押し付ける。
「え、ちょっと? 指揮官さん?」
「今回のは完全に君が悪い。正直いつものよりそういう事言われる方が余計に辛抱効かないよな、惚れてるんだから仕方ない」
「ちょっと待ってください、せめて休憩を――――――あっ! そんなっ、さっきよりもおっきい――――っ!」
「大丈夫だ、君のお好みぐらいで緩めるから」
「やっ、ああっ!」
その後何回戦続いたかというのは、数時間後に通りすがったFALの耳元にKarの甘ったるい嬌声が響いていた辺りで推して知るべきことなのだろう。
横に指をきゅっと噛んで声を押し殺すのとてもすき…………流れに乗じて好きの塊ぶつけに行く女の子もだいすき。だいたいすき。
非常に個人的な話、本当に可愛い女の子って「興味を惹く」力の一点で評価されるので、簡単に言えば好きになるほど乱暴にしたり優しくしたり色々したくなると思います。
Karはね…………日常的に表情豊かなイメージなのでその点最強クラスではないかと。
今回は正統派でしたが、その内特殊なあれこれをさせ始める気がする。
私は大変趣味が悪いです、先に前置きます。具体的に並べ立てるとイメージがまたガタガタっと壊れてしまいそうなので、まあゆっくり壊していきますね。
アフターのアフターを書く気になりましたが、これはR-15で抑えきれるでしょうか…………本番がなければセーフ? 多分そうでしょう、はい。
私の謎理論777ツの一つに「快楽落ちは実質イチャラブ和姦」というのが有るので、後半は「おら! まだ落ちないってかおら!」ってなってたんですけど、途中で元から甘々の純愛だったと気づいて「ここが私のカナンか…………」って一人でに浄化されてました。要するにあほです。
Karがたいへんなことになりましたね。下も上も大変だ、快楽漬けが好きなので致し方ない。好きな人と致しているので感度+1200%ぐらいだと思う(こなみかん)。満足感と幸福感に包まれながら一生やられたい放題されてて欲しい(歪な愛情)。とりあえずKarすき。。。。。。
♥←この輩を入れるべきかについて長い討論で私の原価会計論の講義がすっ飛んだのですが、取り敢えずなしです。やっぱり視覚効果に頼りきれないから悪手かなあ、と。
何だかんだと新しい世界に足を入れてる最中なので、まあいつもと変わらずこちらでも感想をもらえるとありがたいです。肩の力が抜けておりません。評価はどっちでもいい、気が向いたときで。