※この作品はR-18です。

オバロリ   作:ラゼ

2 / 17
二話目からは、前話で関わったキャラの三人称+主人公の一人称で進めていきます。


2話

 執務室とは、悩み苦しむための場所である。少なくとも彼女──ドラウディロン・オーリウクルスにとっては、つい先日までそんな場所であった。しかしそれも既に過去のこと。うんうんと唸りながら対症療法的に、その場しのぎの政策を取りまとめるだけの日々は終わりを告げた。

 

 それが彼女にもたらしたものは、見た目によく似合った軽やかな鼻歌と、つやつやとした肌の潤いだ。誰から見ても『ご機嫌』という風に政務をこなす姿は、幼い体躯と相まって非常に微笑ましい光景である。

 

「随分と変わられましたな。女王陛下」

「うん? そうか? なんだ、どんな風に変わったというんだ」

「簡潔に言いますと……ふむ……草臥れ果てていたおっさんのようだった雰囲気が、風呂上がりのおっさんのような雰囲気に変わりましたな」

「もう少し上手く言えんのか、お前は」

「しかしまあ、陛下の御身体一つで全てが良い方向へと進み出しました。我々としても、陛下のロリっぷりには感謝しきれません」

「一々口の減らんやつめ……だが、まあ的外れとは言えんか。だがな、大人の姿でも同じくらい()()のだぞ? 私の幼女姿に惹かれたのではなく、私自身に惹かれた可能性も大いにあると思うのだが」

「ははっ」

「鼻で笑ったな宰相!」

 

 いつものようにコンビ漫才をしながら、各地に運び出す物資の流通を確認する女王。かつてあった国境まではまだ取り返せてはいないものの、着実に竜王国の領域を取り戻しつつある。そして無限とも思える物資の数々。彼女が王座についてから今まで、良い報告などは片手で数えられるほどだった。それが嘘のように、今では幸せの青い鳥が群れをなして飛び交っているような状況だ。

 

 疲弊仕切った竜王国は、ビーストマンに追われて難民になった者達すら満足に養えない。どこの都市も食料が足りておらず、それは首都でさえも例外ではなかった。それをイチャイチャしながらのピロートークで知ったエイは、インベントリから取り出した物資を、首都を埋もれさせるかのような勢いで積み上げたのだ。

 

 効率だけを考えるならば、彼が街を転位魔法で回ってばら撒いた方が手っ取り早い。しかし『王都』から各地に運び込まれたという実績こそが、結束の固い竜王国を更にまとめやすくする手段でもあった。加えて、ビーストマンを殲滅して周ったエイが事あるごとに『女王陛下ばんざーい』と叫んでいたため、ドラウディロンの人気はうなぎのぼりであった。

 

「しかしいったい何者なんでしょうな、彼は。陛下はお聞きになられたのですか? 建前とはいえ、連れて行かれる前にそのような話をしていましたが」

「うむ……そうだな。法国が崇める神が実在していたことは知っているな? エイはそいつらと故郷を同じくするらしい」

「──つまり神そのものということですか? それはまたなんとも…」

「いや、なんというかだな……ものすごくぶっちゃけられたんだが、単に常識が違うだけだと言われた」

「と言うと?」

「要は、だ。仮に私達が見知らぬ世界へ迷い込んだとするだろう? そして現地の者は姿こそ我々と似通っているものの、強さはその辺の虫にも劣るレベルだった──そんな感じらしい」

「彼らからすれば我々こそが虫であると……なるほど。ということは、彼らには彼らの文明や国家が普通にあるということですか? 無数の人々が暮らしているというのに、その内の一人ですらがこちらでいう国家クラスの戦力以上であると……いやぁ、想像できませんな」

「ちなみに彼ら基準で言うならば、六大神は平々凡々な冒険者程度らしい。逆に八欲王はアダマンタイトクラスのようなものと言っていたが……物差しが違いすぎて理解できんな、まったく」

 

 呆れたように笑い合う女王と宰相。しかしそこには、今まであった暗い陰が微塵も感じられない。軽口を叩きあっていた時でさえ垣間見えた、押し込めていた諦観の感情が消失していた。久しく忘れていた『希望』という感情がそれを消し去ってしまったのだろう。

 

「さて、三日後にはまた来るらしいからな……それまでに仕事を片付けるとしよう」

「…嬉しそうですな?」

「ぬっ…! やかましい! お前もさっさと手伝わんか!」

「あい畏まりました、女王陛下」

 

 周辺国家全てから援助を受けたとしてもこれほど国が潤うことはないだろう。そんな確信と共に、自身の幸運に感謝しながら、ドラウディロンは政務に張り切るのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 うーん、どこかで噂されてるような気がしないでもないそんな今日このごろ。エ・ランテルにある黄金の輝き亭でお食事中なわけだが、まあこれが非常に美味である。もちろんNPCの作った料理には劣るんだが、だからといって不味く感じるわけもなし。

 

 ちなみに何故ここで食事をしているかというと、原作キャラを直接見てみたかったというミーハーな好奇心故だ。ソリュシャンお嬢様が癇癪をおこしてギャーギャー言ってるのは、演技と解っているのに見事なウザさだった。あの演技力、ぜひとも欲しい。

 

 まあ接触するつもりはないから傍観してるだけだけど、せっかく王国くんだりまで来たんだしセックスしたい。この街にいる原作キャラで若い娘っていたっけ? うーむ……あっ、そういえばニニャなんとかって娘は男装の少女だったっけ。いや待て、今の時期だと主人公と一緒にカルネ村か?

 

 つーかどっちにしてもヤれるビジョンが見えんな。とりあえず放置しとこう。あとは──あああっ! 向こうをてくてく歩いているアイツはまさかっ…! もしかして、もしかすると…!

 

「クレマンティーヌ!」

「っ!?」

「クレマンティーヌか? おぉ、やっぱり! クレマンティーヌだ。みんな大好きクレマンティーヌ、僕も大好きクレマンティーヌ」

「あぁ?」

 

 嫁になったり仲間になったり奴隷になったり、素材になったり餌になったり、可哀想な過去を持ってたり持ってなかったりするクレマンティーヌさんじゃないか。あらゆる二次創作から引っ張りだこの、謎の人気を誇るマンさんだ。

 

 ロリ属性はないけど、オーバーロードのカリスマと言ってもいい彼女とは是非エロいことをしたい。しかも僕が彼女を留めることによって、さきほどのニニャなんとかさんを助けることにも繋がる素晴らしい出会いだ。

 

「僕だよ僕! 忘れたのかい? ますます美人になったねぇ、クレマンティーヌ」

「え…?」

「え、なにその『マジで誰だ』みたいな顔……え? ほんとに覚えてないの? それは──……もしかして法国にいる間、頭を弄られた記憶はあるかい?」

「なっ…!」

 

 これぞ『人を疑うな、自分を疑え』アプローチだ。色々と暗い部分があるあの国だからこそ、知らぬ間に脳を弄られていた可能性が無きにしもあらず──という無茶苦茶な設定である。動揺するクレマンちゃん可愛い。

 

「くそっ…! まさか漆黒聖典であるクレマンティーヌすら実験動物にするなんて…! あの外道国家、よくも…!」

「…! ね、ねえ。ほんとに知り合いなの?」

「いや、初対面だけど」

「死ねオラァァーー!!」

 

 草。まだ日が暮れたばっかりなんだから、こんな往来でスティレット抜くなよ。しかしどうしたものか……彼女との和姦条件はなんだろう。原作キャラの背景をある程度知ってるからこそ、レイナースちゃんやらドラウやらをいただけたわけだが、クレマンちゃんが股を開く理由ってなんぞや。

 

 おっと、とりあえずスティレットはデコピンで弾いとこう。あ、消し飛んじゃった。目を見開くクレマンティーヌ可愛い。思わず飛蝗のように飛び退いた彼女──の背後に立つ。壁かと思ったら僕でしたゲーム。振り返って、信じられないものを見たようによろけるクレマンちゃん。

 

「あいむ『プレイヤー』!」

「なっ…! 『ぷれいやー』!?」

「あ、ごめん嘘だわ」

「て、てめぇ…!」

「プレイヤーの更に上、『運営』が僕ね。そこ重要」

「ぷれいやーの……上?」

「んー……解りやすく言うなら、プレイヤーを管理する側の方さ。つまり実力差も推して知るべし。例えば君たちはプレイヤー1人が敵に回ったら、国家単位で対抗しなけりゃきついだろ? そんなプレイヤー達を、最大規模で千二百万人近く管理統括してたのが僕達『運営』」

「はっ……嘘くさっ。どこでぷれいやーなんて単語聞いたか知んないけど、ほどほどにしとかないと法国の暗部が殺しにくるよー?」

「ま、神の存在証明なんて実質不可能だしね。でも絶望的な戦力差は理解してるんじゃないの? 仮に君が千人に増えたところで、僕は負けないぜ」

「ぐっ…」

 

 おらおら。無理矢理は好みじゃないけど、悪人にならちょっとくらいの強要は許されるんじゃないか? 苦しむほどではないだろうけど、まったく振りほどけない力の差はありありと感じている筈だ。必死に藻掻く彼女を、微動だにせず掴み続ける。

 

「ちっ…! …それで? あんたがその『うんえい』だったとして、私に何か用でもあんの?」

「セックスしない?」

「死ね」

「待て待て、もちろんタダじゃないぜ。ヤらせてくれるなら、君の願い事をなんでも一つ叶えてやろうじゃないか。自慢じゃないけど、叶えられないことの方が少ないぜ僕って奴は」

「じゃあ今すぐ自害」

「……」

「自害」

 

 なんなのコイツ。なにマンティーヌだよちくしょうめ。まあ自害して復活することは可能だけど……死んだ僕と復活した僕って連動してるのか? 正直あんまり試したい事柄じゃないし、御免こうむりたい。

 

「却下」

「あれー? なんでもって言ったのにー? 神様でも嘘はつくんだー」

「ぐっ…! …ちぇっ、じゃあいいよ。無理やりしたいわけじゃないしぃ……あ、一つだけ忠告しとくぜ。この街で騒ぎは起こさない方がいい。プレイヤーがいるからね」

「は…? あ、ちょっ、待っ……ていうかなんで私のこと知って──」

 

 いいさいいさ、他にも女の子はいっぱいいるもんね。最後の忠告は僕の優しさだ。ああ、大人の女性に虐められてささくれだったこの心、ぜひとも純粋無垢な少女に癒やされたい。誰かいないか? …おお、純粋といえば正義。正義と言えば聖騎士。聖騎士と言えばローブル聖王国。聖王国といえばネイアちゃん。

 

 犯罪者のような瞳とは裏腹に、その心は純粋だ。純粋すぎて染まりやすく、最終的にちょっと狂信者っぽくなったネイアちゃん。いいんじゃないか?

 

 ──よし、行くかローブル聖王国。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ぴっかぴか。今の僕はとにかくぴっかぴかである。煌めき、輝いている。まさに純白の聖騎士。誰がどう見ても、どこに出しても恥ずかしくない聖騎士っぷりだ。もちろん職業も完全に聖騎士よりのものに変えてるし、中身以外は立派な聖なる騎士でござい。

 

 そんな僕がいま彷徨いているのは、首都ホバンスの中でも中心部にある裕福なセレブ街。確かネイアちゃんの家ってかなり裕福だった筈だから、会えるとしたらこの辺りだろう。聖王国が誇る『九色』の住居……その辺の人に聞いたら普通に教えてくれた。まあこんな世界で個人情報もクソもないよな。

 

 着いた着いた。うん、中々に立派な邸宅だ……ん? 誰かが家の前で剣を振っている。熱心なことで──って、もしやネイアちゃんでは? ああ、やっぱりそうだ。なんだなんだ、犯罪者瞳なんて書かれてたけど全然可愛いじゃないか。むしろ内心を知ってるとギャップ萌えが捗るな。

 

 まあ、そもそもこの世界って『ブサイク』全然いないからな。現地基準で微妙な娘も、リアルなら普通に可愛いレベルだ。ネイアちゃんの目も、なにも知らなければ嫌われてしまったのかと勘違いしてしまう鋭さだが、僕は知ってるから問題なし。はーい、かわい子ちゃん。セックスしようぜ。

 

「やあ、精が出るね。けどもう日も暮れてるし、治安が良いとはいえ程々にね」

「…っ!? あ、は、はい……その、父か母のお知り合いですか?」

「そう見えるかい?」

「あ……はい。あの、あなたより聖騎士らしい人って、あんまり見たことありません…」

 

 人間ってやっぱり着てるもので判断されるよねー。見目の良いアバターではあるけど、この装備を脱いでボロキレを纏えば、やっぱりホームレスとしか見られないだろうし。しかしなんとも、見てて可哀想な少女だ。剣の才能が欠片もないのに、剣を振っている少女……うーん、これは僕がなんとかしてやらねば。そしてお返しをしてもらおう。

 

「もう一度剣を振ってみて」

「えっ? …は、はい」

「もう一度」

 

 ダメダメだわー。中身以外は聖騎士の最高峰たる僕が言うけど、ダメダメだわー。というようなことをオブラートに包んでやんわりと伝えると、ネイアちゃんの鋭い瞳がじんわりと潤んできた。なになに? 自分でも気付いてるって? 父親にもそれとなく諦めろ的なことを言われてると。父親の血を濃く継いだのか、弓のほうに適正があると。

 

 それでも母親のように剣を振るう立派な聖騎士になりたいと。ってそれ父親ナミダ目じゃないかオイ。まあでも、なるほど納得。憧れは何にも勝るモチベーションだもんなあ。僕も子供の頃は、撃てもしないかめはめ波を散々練習したもんだ。挙句の果てに『繰気弾』くらいならいけるんじゃないかと、よく掌を上に向けてぶるぶるさせてたわ。あの頃から無意識にヤムチャさんを侮ってたんやなって。

 

「ふぅむ……よかったら少し稽古をつけてあげようか?」

「え……いえその、でも…」

「強くなりたいなら、どんな機会も逃さない貪欲さってのも必要だぜ。凛々しい目をしてるけど、ネイアちゃんは引っ込み思案の気があるね。君の尊敬する聖騎士は、常に胸を張って堂々としてるんじゃないのかい?」

「…! …は、はい」

「自慢じゃないけど、僕に勝てる人間なんてあんまりいない程度には強いからさ。良い機会だと思ってかかってきな」

「…はい! よ、よろしくおねがいします! ──せやぁっ!」

 

 一応、様にはなっている振り方で僕を攻撃してくるネイアちゃん。しかし本当に純粋無垢な娘だなぁ。いきなり声を掛けてきた男が稽古つけてやるって、もうちょっと怪しむとかなんとかすると思うんだけど。それとも、よほどこの格好が効いたのかな? 聖騎士への憧れが凄いし、無条件に信じてしまったのかもしれない。

 

 いなして、躱して、偶に反撃。圧倒的な実力の差は既に感じているだろう。少し遠慮がちだった打ち込みも、今では『なんとか当てるくらいはしてみせる』と全力だ。でも当てるのに意識を割きすぎて、もはや振り回してるだけになってるな。

 

「うん……やっぱり、あんま剣に適正はないね」

「…っ、ぅ…」

「そもそも体が剣を振る体じゃないんだよ。強くなりたいなら、まずはそこからだね」

「体、ですか…?」

「ああ、こっちじゃそういう考えはあんまりしないんだっけ。そっか……うん、ならちょっと僕がヤってあげようか」

「あ、あの…?」

 

 さあ、エロのお時間です。大丈夫大丈夫、ちょっとマッサージするだけだから。ちょっとエッチな感じになっちゃうかもしれないけど、下心とかはほんとにないから。ほら、リラックスして。しかし聖騎士訓練生用の服って薄くてエロいなぁ。

 

「──っ! や、やめっ…!」

「ほら、ちょっとの間だけだから。我慢しな」

 

 事ここに至って、ネイアちゃんもようやく不信が形になったようだ。自分に女としての魅力がないと思っていたからか、割と無防備だった態度が一変した。けれど関係なく、力で抑え込んで体中を不躾に触っていく。

 

「ひっ…! やめっ、やめてください! いやっ…!」

 

 ちなみに本気で無理やりする気はない。これは単なる布石だ。この変態的な行為が『本当に必要だった』と思わせるための布石。どう考えても敵わないと悟ったのか、ぎゅっと身を固めて涙を零すネイアちゃん。可愛い。

 

「はい、終わり。じゃあもう一回模擬戦をしてみようか」

「ひっ…! …え? あ、え…?」

 

 ネイアちゃんの体をまさぐり倒し、堪能しきった後に時間を止める。インベントリから()()()()()を取り出し、彼女を対象にステータスを弄る。異世界にくることが解っていたから、わざわざ管理者権限の全てを『アイテム』として具現化した一品だ。なんでそんな非効率をするんだという同僚の目も既に懐かしい。

 

 現地の人の構成まで弄くれるとは思っていなかったけど、作っていてよかった機能だ。とはいえ操作できるのは構成だけであって、経験値を無かったことには出来ないし、逆に増やすこともできない。けど『強欲と無欲』に経験値はぶっこんでるし、そこから引き出してレベルを上げるのは可能だ。

 

 弓術の職業消してー、剣士の職業追加してー、ついでにレベルも三くらい上げとこう。これだけやれば、完全に実感として認識できる変わりようの筈だ。

 

「無理矢理でごめんな。けどこれでだいぶ剣士に近付いたと思うぜ。ほら、かかってきな」

「は、え…」

 

 混乱しきった頭で、それでも剣を振りかぶってくるネイアちゃん。そしてその一撃は──先ほどとは雲泥の差だ。速さも鋭さも、そして威力も段違い。相対する僕がこれだけわかるんだから、本人はもっと認識しやすいだろう。

 

 それを証明するかのように、一撃を振り終わった後、呆然と自分の腕を見つめるネイアちゃん。その隙をついて、ややゆっくりめに剣を突き出す僕。先ほどであれば無様に食らっていただろうが、彼女はすぐさま反応して、僕の一撃を横薙ぎに防いだ。

 

「え……嘘…?」

「嘘じゃないぜ。ここまで変わる娘も珍しいけど、ちゃんと効果あっただろ? ま、勘違いされるのも仕方ないけどさ」

「あ…! そ、その、ごめんなさい! エイさんは善意でしてくれたのに、疑うなんて、私…!」

 

 ふはは、そうそう。存分に罪悪感を覚えてくれたまえ。これで彼女は容易に僕を疑うことができなくなった筈だ。つまりもっとエロいことをしても、ある程度までは許容範囲!

 

 その後も彼女の特訓に一時間ほど付き合い、親交を深めた。後ろから抱きつくようにして構えを修正したり、頭をなでなでしたり。そしてその間、事あるごとにネイアちゃんの容姿を褒めまくった。彼女のコンプレックスである怖い目も、僕にはとてもキュートに映ると何度も囁く。

 

 イケメンかつ強い聖騎士で、更には自分を強くしてくれて、その上で可愛いと褒めそやしてくる男。たった数時間とはいえ、これで好意を抱かない女性の方が少ないと思う。最後には相当ボディタッチしてたけど、嫌がる素振りもなかったしね。

 

「そういえば今更だけど、ご両親はどうしたんだい? 家の中から気配も感じないけど」

「ふぅ、ふぅ……あ、えっと、父は数週間ほど国境に駐屯してます。母の方は王宮の番で明日まで留守にしてるんです」

「ありゃ、そうなんだ。大変だねえ」

「いえ! 父も母も国のために任務を果たしています。私もそんなふうになりたいって、ずっと思ってるんです……まだまだ実力は足りませんけど」

「そっかー。立派だねぇ」

「立派だなんて、そんな」

 

 いや、立派立派。だからそろそろオマンコさせてくださいお願いします。流石にそろそろ我慢の限界だ。僕に真面目さは似合わないんだよ。

 

「さて、じゃあそろそろ……対価を貰おうかな?」

「たい──えっ?」

「まさか無償でここまでするわけないだろ? それがまかり通るなら、教師だの指南役だのも商売上がったりってもんだ」

「え、でも……あの…」

 

 ちょっと『裏切られた』って感じになっているネイアちゃんも可愛い。ほらほら、そんな顔しないでさ。要求するものは、別に大金とかじゃないから。動揺している彼女の顎をくいっと持ち上げ、桜色の唇を塞ぐ。

 

「んむっ──!? …ぷはっ、ひゃ、あ、あ、あのっ…! エ、エエエ、エイさん!?」

「対価……払ってくれるよね?」

「あ、う…」

 

 体を対価にしてくれと、視線で訴えかける。まだ恋愛とすら言えない感情だろうが、この世界なら攻略可能域まできてるんじゃなかろうか。そもそも割と性に寛容な社会だし、十代半ばで処女卒業は全然普通だ。二十ちょいの聖王国女傑三人組が行き遅れ扱いされてるんだから、むしろそろそろ卒業しとかなきゃ恥ずかしいまである。

 

 卒業相手としては申し分ない筈だ。押せ押せでいけば必ず応えてくれると信じてるぜ、ネイアちゃん! お願いしますお願いしますお願いします。

 

「あ、あの……はい。私なんかで、よければ…」

 

 やったぜ。じゃあ僕の拠点までご案内っと。ベッドの上まで直行転移だ。何が起こったのか解らない風の彼女を抱きしめ、汗でぴっちりと張り付いた訓練服を剥いでいく。真っ赤な顔で、先に体を洗わせてくれと懇願された。断る!

 

「じゃ、じゃあダメですっ! ダメー!」

「一回良いって言ったから、もう聞きませーん」

「う、ううぅっ…!」

 

 小さな胸も、毛の生えていない恥丘も、どこもかしこもじんわりしょっぱいな。だがそれがいい。これだけは二十を超えた女性には出せない魅力だ。匂いフェチってわけでもないし、汚いのが好きだとかいう性癖は持ち合わせていないけど、白人系の少女とか幼女の分泌物ってまったく汚さを感じないよね。

 

「舐め、舐めないで…! ひゃうっ!?」

「よくほぐしとかないとねー」

「んっ、あ、あっ、いっ──はっ、ひゃぅ…」

 

 感度バツグン、指で感じる締まりもバツグン。やはり原作キャラは何か特別なものがあるんだろうか。ドラウも幼女のキツマンの癖して、三段締めの名器だったし。これは否応なしに期待感が高まるな。魔法で痛覚を鈍化させて、ぐちょぐちょになったネイアちゃんの穴に肉棒をあてがう。

 

「よっ……と」

「──ぅあっ!? ん゛っ、あ゛っい゛、ひあっ…!? あぐっ、は、んぅっ!」

 

 十三、四歳の穴というだけでも最高なのに、やはり締め付けもチンポを悦ばせることに特化している。しかもこのうねりに加え、数の子天井ってやつなのか、亀頭に感じる違和感が射精を促してくる。

 

 ガシガシと激しく腰を打ち付け、粘性を含んだ卑猥な水音をこれでもかと響き渡らせる。ネイアちゃんもガッツリ感じてくれてるようだし、これは素晴らしいセックスだ。快感に喘ぐ彼女の口を塞ぎ、舌で口内をねぶる。

 

 チンポで膣内を犯し、舌で口内を犯す──まったく、最高だ。こみ上げてきた射精感を限界まで我慢し、びくんと彼女の体が震えた瞬間、一気に解き放った。腰の動きを止め、限界まで彼女の股に腰を押し付けた。搾り取るようにうねり締まる彼女の穴に、子宮に、白濁とした精液を注ぎ込む。

 

「は──あっ、あ…」

「ほら、呆けてないで。あと三回は射精すからね?」

「…ふぇ? うしょ、そんなの、む、むり……む──んぅっ!? も、もうかたくなっひぇ…?」

「やばいなこれ。一生挿れときたい名器だぜ、ネイアちゃん」

「んっ──あっ、あ、あ…」

 

 蕩けた表情で腰砕けになったネイアちゃん。正常位だった彼女をひょいと裏返し、先ほどとは逆になった膣の感触を堪能する。

 

 ──まだまだ夜は長そうだ。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。