…まぁこのタイトルでそんな人は居ないと思いますが。
玉座にて、支配者然とした態度で鷹揚に構えるアインズ。眼前には片膝を立て顔を伏す、一人の階層守護者と一人の戦闘メイド。彼女達をわざわざ呼びつけてまで任務の報告をさせたのは、案件がそれほどに重要だとアインズが考えたからだ。
アインズ・ウール・ゴウンの方針転換──それに際して何が必要であるか。それは根本的な原因を考えれば自明の理だ。運営に対し、自らが正義であるという主張をすること。となれば、そう……必要なものは『悪』である。
自らが正義足らんとするならば、必要なものは信念だけだ。しかし自らが正義であると“主張”したいのならば、必要なものは『打ち倒すべき悪』だろう。ただ人を救いたいというならばどこでもできる──しかしそれを広く知らしめたいという偽善には、誰もが認める悪の存在が必要不可欠だ。
故にアインズは運営に接触する前に、実績を作る必要があった。浅く広く周辺国家の事情を探った彼は、正義の証明に必要な対象を幾つかに絞る。
リ・エスティーゼ王国に巣食う悪の組織“八本指”の壊滅。ローブル聖王国へ少なくない被害を与えている“亜人”の殲滅。法国が積極的に虐げている“エルフ奴隷”の解放。
大衆に被害をもたらす悪を討つならば、ただ単に人を救いたいというならば、もう少しやりようはあった。しかし彼の目的はあくまでも『運営に対する正義の主張』であり、それ故に重要なポイントは『現代人が眉をひそめる状況』を解決することにある。
──麻薬を量産し、娼婦という名の奴隷を使い捨てる悪の組織。善性の人間であれば、間違いなく不快に思うだろう。
──人間種を襲う亜人。これは生存戦争とも言えるため、自然の掟だと考える人間もいるだろう。しかし竜王国を救うために十数万ものビーストマンを屠った運営であれば、正義であると考える可能性が高い。
──そしてエルフ奴隷の解放。これほどわかりやすい正義もないだろう。たとえ内情が国家間の戦争による報復の応酬によるものだったとしても、現代人にとって『奴隷』とはそれだけで悪だ。たとえアーコロジー住みの富裕層であっても、国民の九十九%以上は企業の奴隷のようなものなのだから、その言葉に対する憤懣もひとしおだろう。
そんな事情もあり、配下を使い善行の押し売りを画策し始めたアインズ。もちろん人間世界の事情を鑑みれば、押しつけて売り飛ばすような善行であっても、喉から手が出るほどに欲しいものだろう。アインズ・ウール・ゴウンの目的が対象からの『感謝』とその流布である限り、双方に利がある取引だ。
問題があるとすれば力の差が大きすぎることだろう。隔絶した力を持つナザリックにとって、八本指の壊滅など片手間かそれ以下の労力で事足りる。迅速に事が成された場合、正義が執行されたことすら気付いてもらえない可能性があった。
だからこそ数度にわけて襲撃を行ったのだ。守護者や戦闘メイドを幾つかのパーティにわけ、じわじわと八本指を追い詰める。そこにわざわざシャルティアを加えたのは、先日の失態を拭う機会を与えるためだ。アインズと敵対するという、配下であれば自害をもってすら許されない大罪──そう考える憐れなNPCに対する慈悲。
しかしアインズは考えもしなかった。シャルティアという最強の守護者が、このような簡単な任務でさらなる失態を重ねるという結果など。
「つまり、結果から言えば逃げられてしまったのだな?」
「──はい。申し訳ございません、アインズ様。二度に渡る続けざまの失態……階層守護者としても、配下としても許されません。先日の失態の折、自死は許さぬという慈悲深き御言葉を頂戴致しました……しかし度重なるこの醜態。どうか厳罰をお命じください…!」
「やめよ。やめよシャルティア。八肢刀の暗殺蟲とソリュシャンが認識も出来ずに終わった相手だ。間違いなく隠密特化型のカンストプレイヤー……おそらくはニグレドであっても厳しいだろう。高位アイテムのブーストがあってようやくと言ったところだ。たとえこの私がその場に居たとしても、逃走を阻めたとは思えん」
「ですが──!」
「私ですらが成し得なかったであろうことを悔やむか、シャルティア。それは少しばかり不遜が過ぎるのではないか?」
「そんな、そのような…! …至高の御方のお慈悲に、感謝を」
「慈悲もなにもないだろう。純然たる事実を述べたのみだ……これを失態と考えるのは、私の能力すらも侮辱することと知れ」
このくらい言えば大丈夫かと、出もしない額の汗を拭うアインズ。感動に打ち震えているシャルティアとソリュシャンの姿を見て、心の中で深い溜め息を吐く。自虐系メンヘラの彼女を持った男の苦労とはこのような感じなのだろうかと、数秒の間、現実から目を背けた。
しかし新たなるプレイヤーの存在が明るみに出てしまったのだ。現実逃避もそこそこに、シャルティア達に詳細を尋ねる。
「名は判明しているんだったな、ソリュシャン」
「はい。あくまで本人が名乗った名ではありますが『マジカル☆イウェン』と」
「『マジカル☆イウェン』か…(行動といい名前といい、そこはかとなくるし☆ふぁーさんと同じ匂いが……いや、あそこまで酷い人間がそうそういてたまるか)」
「先程聞いた容姿の他に、なにか特徴のようなものはあったか? もしくは手がかりになるものでもいい」
「…はっ。その…」
「…? どうした、ソリュシャン。何か言いにくいことでもあったのか?」
「いえ。こちらを、その──戦利品として渡されました」
「──っ! それはヘロヘロさんの……人形か?」
ソリュシャンがおずおずと差し出したのは、アインズ・ウール・ゴウンのメンバーの一人『ヘロヘロ』を象った人形だ。しかしそのクオリティは見るからに高く、アインズが手ずから作成したアヴァターラよりも遥かに精巧である。
そしてそれと同時、ソリュシャンの歯切れの悪さにもアインズは納得する。彼女はヘロヘロによって創造されたNPCであり、製作者に対する忠誠や愛情はただならぬものがある。これほどに見事な人形であれば、誰もが手元に置いておきたいと考えるだろう──そう、彼女であればなおさらに。アインズへと差し出せば、手がかりの物証として接収される可能性が高い。配下としてそれは当然だと考えてはいても、惜しむ気持ちを隠しきれていないのだ。
「なぜ彼女がヘロヘロ様の人形を持っていたのかは、不明でございます」
「ふむ…」
珍しく動揺を表に出すソリュシャンを宥め、アインズは思考に時間を割く。ヘロヘロの人形の存在──実のところ、それ自体はおかしくない。オンラインゲームであれば……特にそれが大規模なものであればあるほど、特定のプレイヤーに対するファンというものは自然に発生するものだ。
アインズ・ウール・ゴウン程に悪名を轟かせたギルドは、ユグドラシルでも数少ない。アンチの多さであれば五指に入るだろう。その分コアなファンも多く、中には信者と言える者もいたほどだ。嫌われ者とは、ある意味で人気者といえる。
実際問題、アインズ・ウール・ゴウンが四十一人という少数精鋭であったのは、とある時期にギルド加入希望が殺到したためだ。スパイなどの懸念もあり、ぷにっと萌えが参加を打ち切った経緯もある。
それを考えれば、ファンの間で自作の『AOGギルメンモデリングデータ』を売買、譲渡、共有していた可能性も充分にある。疑問があるとすれば『ソリュシャン』に『ヘロヘロ』の人形を渡した部分だろう。かつての大侵攻でさえ、戦闘メイドが守護する階層に辿り着いたものはいない。両者の関係性を知るものなど、ギルドメンバー以外には存在しないのだ。
もちろんアインズ・ウール・ゴウンのファンだと言うのならば、既知の情報もあるだろう。ナザリックにはメイド好きが三人いる。その内の一人は普通のメイド好きだが、残りの二人は真性だ。メイドキチガイであるヘロヘロと、メイド服キチガイであるホワイトブリム。
これは少し調べれば知れる情報である。そこから推測し、メイド服を着たソリュシャンの製作者が彼等だと考えるのは、可能性としてはあり得る。何しろ『ナザリック』と名乗ったのは彼女達なのだから。しかしピンポイントでソリュシャンにヘロヘロの人形を渡すのは、やはり違和感がある──アインズはそう考えた。
「まあ、そうだな……しかし警戒しすぎるほどでもないか…? そいつは異形種だったのだろう? それでいてヘロヘロさんの人形を持っていたのならば、我々のファンである可能性が高い。そしてファンといえど──いや、ファンだからこそ逃げたと考えれば納得もできる。ユグドラシルという枠組みであればともかく、この状況で接触したい組織ではないだろうからな」
「…? それは、どのような…」
「いや、こちらの話だ。ヘロヘロさんの人形は鑑定後、問題がなければお前が持っていろソリュシャン」
「…! よ、よろしいのでしょうか?」
プレアデスにおいて最も沈着冷静なソリュシャンであったが、アインズの言葉には思わず破顔した。子供のように無邪気に顔をほころばせ、差し出していた人形を宝物のように抱き締めた。
「戦利品なのだろう? ならばそれはお前のものだ……というか聞き忘れていたが、どういう意味の戦利品だ? まさか実際に戦ったわけではないだろう」
「はい。性技を競う戦いでございました」
「正義を? …ああ、そういえば『正義の吸血鬼』と口上を述べていたんだったか。それにシャルティアは敗北し、ソリュシャンが勝ったと。ふぅむ……どのような戦いか想像できんが…」
「アインズ様! このシャルティア、次こそは必ずや御方に勝利を捧げます! 尻尾は付けさせるものであり、付けるものではない……その考えを恥じ、今は常に括約筋を鍛えております。挿入って五秒で即射精を目指し──」
「なに言ってんの?」
「ご安心ください。前の処女と心の膜はアインズ様に!」
「だからなに言ってんの?」
「戦利品として奪われた下着は、御身に誓って取り返します!」
(なんでパンツ奪還を宣誓されてるんだろう…)
パンツを奪い合う戦いってなに? と頭を抱えるアインズ。更に悩みの要因が増えたことに肩を落とした。不幸中の幸いは頭髪がないことだろうかと、抱えた頭の頂点を擦る。もし生えていたままであれば、きっと徐々に薄くなっていくだろう──そんな訳のわからない思考をしながら、やる気に燃えているシャルティアを呆れと共に見つめるアインズであった。
■
『災厄の魔樹と運命の申し子』 Chapter:7 “覚悟”
──無限に続く白い空間。果てなき純白の地にて、轟々と燃え盛る炎の魔神が崩れ落ちていく。消えゆく瞬間にひときわ強く輝き、白い空間に在る二人の陰を濃く描いた。火傷、切り傷、打ち身……全身に隈なく怪我を負った女性は息を荒げながら、禍々しい剣を杖にして立ち続ける。
「──ハァッ、ハ……っ……やった…! 勝ったわよ……エイ!」
「……」
「これで…! いいんでしょう…? 覚悟の証…!」
「……」
「…エイ?」
「──信じられない」
女性──『ラキュース・アルベイン・デイル・アインドラ』は、そんな言葉を呟いた青年に笑いかける。怪我の一切を感じさせない、生命力に溢れた美しい笑顔だ。呆然と言葉を紡ぐ青年は『ウン=エイ』。この空間と炎の魔神という存在を生み出した、神の如き力を持つ存在だ。
「そう? 私は信じていたわ。たとえどんな敵を用意されたって、きっと倒せるって」
「有り得ない。君のレベルで倒せるような敵じゃなかった」
「──それでもよ。理屈じゃないわ。倒れる度に、倒れる度に、誰かが私の腕を引き上げてくれた。私の中の誰かが背中を押してくれた。きっとそれは……私の中に眠る『彼』の血の成せる業。最古の管理者『ネフィリム』の…!」
「…っ! っく、ふぅっ…! ぷっ──おほんっ! そうか、彼の力が……目覚めかけているのか…!」
何かを我慢するように、腕に爪を突き立てるエイ。まるでそうしなければ何かを抑えきれないという仕草に、ラキュースは心配そうな視線を向ける。『最古の管理者』と『滅びた世界の管理者』……その関係性は彼女には預かり知らぬものであったが、俯きながら体を震わせるエイから、並々ならぬ激情を感じ取ったのだろう。
「やめてくれよ。僕の心配をする前に、自分のことを考えるべきだろう? そんなボロボロの体になってまで──何が君をそうさせるんだい?」
「わからない……でも彼が囁くのよ。この感情こそが『真の勇者』である私の力だって。それが折れさえしなければ、どんな強敵にだって負けないって…!」
「──っ!」
腕に立てた爪は皮膚を破り、血を滲ませる。いったい何を我慢しているのか、エイの体の震えは次第に大きくなっていく。そんな様子を見て、ラキュースはふわりとエイを抱きしめる。血や煤で汚れた体でも、きっと彼は気にしない……そんな確信を持ちながら。
「…ラキュースちゃん?」
「あなたの迷いは、私にはわからない。でも──私、こんな短い付き合いなのに……あなたのことを仲間だって思ってしまったの。もしかすると、この『血』がそう思わせるのかもしれない……大事な人だったんでしょう?」
「…っ」
「都合の良いことを言ってるのはわかってる。けど……お願い、私と契約して。“ルール”を破れとまでは言わないから──お願い!」
「……」
抱擁から十数秒。体の震えが収まったエイは、答えの代わりとでも言うように抱き返しながら、ラキュースを完治させた。温かな光を感じ取りながら、彼女は頬を朱に染める。貴族の嗜みとして社交界のダンスで踊ったこともあった……男性をすぐ近くに感じたこともある。しかし今のそれは、彼女にとってまったく違うものであった。
「…ラキュースちゃん」
「…うん」
「僕と契約して、真の勇者になってほしいんだ」
「──ええ!」
何もない白い空間。反響する壁も何もないそんな場所で、それでも響き渡ったラキュースの声。心の内から響く『もう一人の自分』からの称賛を受け止め、彼女はいま真の勇者となった。
──しかしまだ足りない。真の勇者とは一人で戦うものではない。全てを一人で背負わんとする彼女に、仲間が思いの丈を打ち明けるのは明日か明後日か──
次回『災厄の魔樹と運命の申し子』 Chapter:8 “絆”
■
腹筋が死ぬ。この世界で初めて入ったダメージが、まさか自傷とはね。腕に爪痕とか、姉にリモコン争いで付けられた時以来だよ。確かに設定を伝えたのは僕だが、だからって『彼』の力感じすぎだろ。誰だよ『彼』って。いったいラキュースちゃんのどの辺に潜んでるんだ『彼』は。オマンコの中とか?
まあいい、とにかく計画は順調だ。そして真面目に考えた後はひたすら下半身だけで行動すべきだと、僕の息子も言っている。この前はアルシェちゃんのせいで最後まで出来なかった、ウレイちゃんとクーデちゃんのところにでも行こうかな。今の所いちばんペドい彼女達は、貴重な癒やし枠だ。
というわけでやってきました新フルト家。前と比べるとだいぶ質素だけど、それでも家族五人で不自由はしない程度だろう。莫大なお金を手にしたことは、アルシェちゃんも伏せているらしい。使用人へ退職金を支払い、すっからかんになったていで過ごしているようだ。
今は帝国の魔法省で研究しているらしく、どちらにしても父親よりは高給取りだ。けれど父親も日雇いで頑張ってるらしいし、微笑ましい家族と言うべきだろう。
…ん? 流石にこんな状況で手を出したらクズすぎるかな……うーん……よし、じゃあほんのちょっとでも嫌がられたらすぐ止めるってことでいこう。流石に本番は無理だろうけど、幼女とのペッティングはそれだけで興奮するし。
こんにちはー。おじゃましまーす。おや、双子ちゃんとお母上だけでござんすか。あ、これお土産ですどうぞ。うーん、嬉しそうに抱きついてくる幼女可愛い。やたらと好かれているけど、幼いなりに僕が恩人ということを見抜いているらしい。
子供というのは環境の変化に敏感だ。貴族位を剥奪されイラつく父親や、それによって憔悴する姉の様子は幼いながらも気付いただろう。そしてそれを全て解決したのが僕というのも、姉の反応を鏡にして気付いたのかもしれない。
「エイさん? 少しお買い物に行こうと思うのだけど、この娘達を見ていていただけるかしら」
「…騙されないようにしてくださいよ?」
「もう、心配性ね。そういうところ、アルシェと似てるわぁ」
「いくら安いからって果物を箱買いしちゃダメですよ? あと変な人に付いていかないように」
「大丈夫よぉ~」
家事を覚えようとしているのは良い事だが、いかんせん生まれてからつい最近まで、フォークより重いものを持ったことがないような女性だ。買い物などの経験もあるわけがなく、財布を空っぽにして帰還することもよくある。
そんだけぽやぽやしてても襲われたりしないのは、鮮血帝ことジルクニフさんのおかげだろうか。王国ならたぶん、庶民落ちした貴族が市井に混じったらすぐ行方不明になるだろうし。一応魔法で監視しておくか。いってらっしゃーい……よっしゃイタズラチャンスだ。二人ともおいでー。
「クーデちゃん、ウレイちゃん、イイもの見よっか」
「いいものってなにー?」
「なにー? エイにいさまー」
寝室に移動し、ベッドの上にあぐらをかく。その上に二人して乗ってくる幼女。既に勃起しているため、二人の視線がそこへ向かう。
「またペロペロするの?」
「でもねえさまがやっちゃダメっていってた」
「そっかそっかー。じゃあちょっと……くくっ、動画再生っと」
プロジェクターで空中に画面を浮かべる。見たこともない光景に興味津々の双子ちゃん達。黒い画面から一転、そこに映し出されていたのは僕とアルシェちゃんの──情事の光景である。自分のお尻の穴を弄りながら、一心不乱に僕のチンポをしゃぶるアルシェちゃん。おやおや、これは妹達に禁止していた筈では?
「おねえさま、ダメっていってたのにペロペロしてる…」
「そうだよねぇ。お姉ちゃんだけずるいよね。だからクーデちゃんとウレイちゃんもこっそりしちゃおっか?」
「おねえさま、すごくうれしそう…」
コウノトリを信じている純粋な少女に、ポルノ動画を見せつけるような下卑た興奮……って誰が言ってたんだっけ。とにかくそれ以上に無知な幼女にポルノを見せつける──それも大好きな姉の艶姿を。食い入るように画面を見つめている彼女達は、それだけで射精案件である。
「この前の続き、しよっか」
「はーい」
「ん、ちゅ……えへへ、エイにいさまとちゅうしちゃった」
「ウレイずるい!」
ウレイちゃんがずるいとのことなので、クーデちゃんにはディープキスをしてさしあげよう。性的な感覚が発達していない彼女達なら、たぶんこっちの方が気持ちいい筈だ。小さい舌をくちゅくちゅと無遠慮に絡め取ると、蕩けたように体を押し付けてくるクーデちゃん。
セックスも粘膜の擦り合い、ディープキスも粘膜の擦り合い。後者は痛みが一切ない分、感触だけがダイレクトに味わえる。指でクーデちゃんの陰核を擦りながら、左手で小さなお尻を撫で回す。口では疑似セックスを激しく味わう──最高だ。
右手左手と顔は塞がっているため、ウレイちゃんには何もできないが……チンポは空いている。僕の股ぐらに顔を突っ込みながら、視界の端でアルシェちゃんのフェラ動画を見て真似をしている。チロチロと感じる小さい舌の感触が気持ちいい。
物理的な刺激としては弱いが、興奮は最高潮だ。十代半ばの姉の交尾動画を見ながら、一桁の幼女が一生懸命しゃぶってるんだぜ? これで射精できなきゃ嘘だろう。クーデちゃんを弄っていた右手をウレイちゃんの頭にそっと添え、苦しければ自力で吐き出せる程度に力を込める。
「ウレイちゃん、白いの出すからね…!」
「あむ……んぶっ、けほっ、こほっ……うー、おねえさまみたいにのめなかった…」
「お姉ちゃんは何度もペロペロしてるからね。ウレイちゃんもいっぱい練習して、お姉ちゃんをびっくりさせてあげよっか」
「うん! まだペロペロする?」
「今度はクーデちゃんにしてもらおっかな。ウレイちゃんはお口でちゅうしよっか」
「はーい……んむっ、ちゅ…」
流石姉妹、両方ともアルシェちゃんのように飲み込みが良い。ウレイちゃんに至っては姉の真似をして、お尻を弄っている。僕もそれの介助をして、親指で陰核を擦りながら中指で尻穴をくちゅくちゅと弄る。入り口に少しだけ指先を挿入すると、体がびくんと跳ねて穴がぎゅうと締まる。
「ここにオチンチンいれるの?」
「んー……流石にまだ入らないからね。もう少し大きくなったら挿入れてみようか」
「うん…」
「…ちょっと試してみる?」
「うん!」
好奇心旺盛だなー。まあ幼女はオマンコよりアナルだってどっかのペド漫画家も言ってたし、意外といけるかもしれん。なにせこの世界の人間って、ホモ・サピエンスが絶滅した後に出てきた新人類だし。人によってはオークの巨大チンポで腹ボコされても大丈夫なんだから、根本的に違うんだろう。まあオークの人間姦って、人間で言う獣姦みたいなものだから滅多にないらしいけど。
「あう……んっ、ぅ」
「んー、こりゃちょっと無理かな。そんな顔するなって。じゃあほら、二人で抱き合って……そうそう、足を広げてね」
ロリペド漫画でお馴染み、幼女のオマンコサンド。たぶん統計を取ったら、なのはちゃんとフェイトちゃんのサンドイッチが多いような気がする。まあとにかく素晴らしい技だ。とはいえこれって女の子側だとあんまり気持ちよくないと思うんだよね。カリがクリトリスに上手く引っかかって気持ち良いなんてのは、ペガサスも驚きのファンタジーである。
というわけで、ちょーーっとだけ感度の上がるお薬を垂らす。やっぱり疑似セックスとはいえ、どっちも気持ち良い方が健全だ。薬によって少しだけ上気し始めた双子の、密着している穴の間にチンポを挿入する。
うはっ、幼女同士でキスしてる。愛液で泡立ち始めた結合部がパンパンと水音を立てる。奥まで押し込めば、幼女特有のぽっこりイカ腹がチンポを圧迫してくる。実際に挿入しているわけじゃないし、激しくしても問題はないだろう。
「んっ、んっ、んぅっ、くーひぇ、あ、んっ…!」
「あっ、ひぅ、うれい、いっ、あっ…!」
「…っ、出すよ、二人共…!」
最後に思い切り腰を叩きつけて、疑似膣に中出しだ。疲れて仰向けになった二人のお腹を見れば、ゼリーのような精子がお腹を犯しているかのようにへばりついていた。イカ腹に手を伸ばし、その精液を幼い雌穴に塗りたくる。割れ目とも言えない一本の筋が、クピクピと精液を飲み干していく。その様子を見てまたも固くなっていく僕のチンポ。
全力で遊んでいた子供が、急に電池の切れた人形の如く眠りこける光景は、幼児の母であればよく目にすると思う。今の双子ちゃん達はまさにそんな感じだ。おそらく何をしてもすやすやと眠り続けることだろう。
少しだけ乱暴に、小枝のように細い足を掴んでこちらへ引っ張る。この年頃の女の子は、体のどこでも精液を搾り取れる。シャルティアちゃんのように舌なめずりをしながら、寝ている彼女達の雌穴にチンポをこすりつけた。
お母上はまだ帰ってこないよな……あっ、なんか浮浪者に絡まれてる。くっ……仕方ない、あと二発出したら助けにいこう。ごめんねお母様。あなたの膣から出てきてまだ五年しか経ってない娘さんは、最高の味でございました。アルシェちゃんともども、最後まで幸せにするので許してくださいな。