異世界転移勇者が性欲処理を頼むやつ 作:刃波海苔
怪文書とはこのことでしょうか。
おにいちゃん、きのうはいっしょにおひるねしてくれてありがとう。
――ねてるレフィア、かわいかった? ほんと? えへへ……。
――わふ? きょうはたたかいごっこ? するの? レフィアとあそんでくれるの? わう、やるやる! それで、それで、どうするの?
――んー……、んっとね、レフィアね、まほうつかいになっていい? ドロシーみたいなの!
――わう、だって、まほうってきれいだもん! きらきらーって、ぶわわーって!
――いい、いいの? やったー‼ おにいちゃんは?
――おにいちゃんはてきさんになるの? いいの? ふふー、やっつけちゃうよー!
――やさいさんになるてきなの? よーし、まほうでやっつけちゃっ、きゃううっ! きゃん、やっ! あはははは! くすぐるの、らめえっ!
えいっ、えいっ! わふ、なんでたおれないの? レフィア、たたかうときはちからもちだよ?
――わう、そうだった、レフィア、まほうつかいさんだった……。
えっと、えーっと…………んと、た、たいきにすまういだいなるせいれいたちよ、われ、ドロシー……――わう、そうだ、ちがう……レフィアのうったえに……こたえ、だっけ? んと、ちからをかしあたえたまえ……ぶらすと!
――わう、もうやっつけられちゃったの? ドロシーのまほうってやっぱりすごいねー!
――うん、いまはできないけどね、レフィアね、おおきくなったらドロシーみたいなまほうつかいになりたいの!
それで、それで! おにいちゃんがおはなししてくれたおかしのおうちをつくって、おなかがへってるひとにごちそうしてあげるの!
わふ? たべたりしないよ。だってにんげんさんをたべるのはわるいことだもん。おいしくないっておとうさんもいってたから、たべたくない。
それに、ドロシーはわるいことしないもん。レフィアも、いいまほうつかいさんになるの!
――わふ? まほうつかいさんになるためのれんしゅうしてくれるの⁉ ほんと? やったー! どうするの⁉ なにするの⁉
――おくすりをつくるのからするの? わうっ、やるやるー!
――せいえき? っていうのからつくるの? どこでもらえるの?
――きもちよくなるとおちんちんからでるのが、せいえきなの? わうっ! だったら、レフィアがおにいちゃんのこときもちよーくしてあげるからね!
――おふろのときみたいにぺろぺろしてほしいの? わうう……ごめんなさい、にがにがだからちょっといやかも……。
――おててでなでなですればいいの? ん……? なんかぬるぬるしてるねー。
あっ、ドロシー。こんにちは! ……? どうしたの?
◯
「なにしてるのさ、君……」
いきなりドアを開いた魔法使いの少女、ドロシーは、あなたとレフィアを見て、しばらく唖然とした様子でした。
それもそうでしょう。なぜならあなたは、あなたの世界で言うところの小学生の、それも低学年と呼ばれるほど幼い見た目の女の子に股間の武器を握らせ、優しい手入れをさせているのですから。
幼い女の子に股間の武器を手入れさせることや、幼い女の子の鞘を手入れすることや、この二つを同時にすることは、あなたの世界でもこの世界でも、例え同意が有ったとしても、倫理的にも、法規的にも、許されないことです。
重苦しい空気の中、小さな女の子、レフィアが「はーい!」と元気よく手を上げました。
「あのね、レフィアね、ドロシーみたいなすてきなまほうつかいさんになりたいの!」
「そ、そうなんだ……」
妹のような女の子の告白は、もっと別のときであればドロシーをとても喜ばせていたでしょう。
ですが、いまは、妹のように可愛がっている女の子が弟のような少年と、ふしだらなこと(それも、片方はどう考えても自分がなにをしているのかわかっていないのです!)をしているのに見てしまったのです、遭遇してしまったのです。
それでどうして無邪気に喜ぶことができるのでしょうか。
「ていうか、魔法使いになりたいからってなんでエッチなことをしてるのさ!」
「わふ? エッチってなあに?」
「えっ、と……小さい子がやっちゃいけないこと」
「わう……そうなの? やっちゃいけないの? おくすりのざいりょう、もらえないの?」
あなたは、やっちゃいけないことだが、魔法の発展に禁忌はつきものデース、とおどけたように答えたあと、突然の強い快楽に呻きながら腰を引かせました。
柔らかく、小さな手が、特に良いところを偶然、強くこすったのです。
「だいじょうぶ? いたかった?」
と心配するレフィアを、あなたは大丈夫だと頭をなでてやりました。そして、今のような力加減でしてもらうと良い、ということも伝えました。
その様子を見るドロシーは「なるほどね、精液は確かに精霊薬の良い材料になる。……なるほど、薬の材料を採取するだけで、他意はない、と……」
神妙な表情でたずねるドロシーにあなたは、似たような表情で、誓って他意はな……あっ、そろそろイクっ……! と返しました。
レフィアが、「いくってなあに?」と聞き、それにあなたが、こうなるほど気持ちよくなることだよ、と答えながら小さな手を汚すうちに、少女的な可愛らしさを宝石のように散りばめたドロシーの顔が、怒りの色に染まっていきます。
「思いっきり他意有るじゃん!」
ドロシーは、レフィアの手酌に精液を溜めさせたあなたの尻を、思い切り蹴飛ばしました。
多少鍛えられつつあるにしても脆弱な一般人のあなたにとっては、魔法使いではなく、実はモンク系なのでは? と感じられる威力の蹴りです。
「一瞬だけ信じちゃったよ! あんな、真剣な表情だからさあ! でもイキかけてるし、そのまま出すもの出しちゃったもんね、君!」
悶絶するあなた、マジギレするドロシー。そんな二人をみたレフィアは、精液を大事に持ちながらオロオロしていて、いまにも泣き出しそうです。
けれど、泣き出しそうになりながら、勇気を振り絞ってあなたを弁護するために口を開きます。
あなたは窮地にロープが垂れて来たような気持ちになりました。地獄に仏とは、まさしくこのことでしょう!
「あ、あのね、ドロシー、おにいちゃんは……」
「レフィアちゃん、それはこの瓶にいれておいて。ばっちいから、そこの水桶で手を洗ってね?
洗い終わったら、あたしの部屋で待ってて。魔法薬の作り方を教えてあげる」
「ほんと! でも、えっと、お兄ちゃんは……」
「ね?」
「わう……」
しかし、レフィアはドロシーの圧と勉強の魅力にあっさり負け、あなたを弁護することをやめてしまいました。
耳をしゅんと萎えさせながら、あなたが顔を洗うための水桶で大人しく手を洗っています。
「ふうー……ねえ、勇者サマ、ズボン履きなよ」
レフィアがいなくなったあと、いつもと違う慇懃な呼び方からあなたが感じ取ったのは冷たい侮蔑という、
「勇者サマのいたところは、小さい子にああいうことしていいところなの?」
首を振ったあなたに振る舞われたものは、あなたの良心とモラルの麻痺を丁寧にほぐし取るような、それでいて普段のドロシーから想像もつかないような粘着質で長い説教でした。
「じゃあ、出して」
スボンを下ろされたのは、あなたがなにを出すのかと聞くのと、ほとんど同じタイミングでした。
すっかり元気をなくしたあなたの肉剣が、外気に晒されます。
戸惑うあなたに、ドロシーはムスッとした表情で答えます。
「なにって、薬の材料をもらうんだよ。レフィアちゃんの教材として。……あと、ついでにキミの性欲処理」
この流れで? そんな困惑をよそに、ドロシーは顔をあなたの股間に近づけます。
まさか口で? 期待を込めてそう聞くと「やだ」とにべもない返事が帰ってきます。
なぜ、そう思っていると、温かいものがあなたの肉剣を濡らしました。
「ウォームのはいま持ってないからあたしのよだれで我慢してね?」
その言葉を聞いた途端、あなたは自分の下半身に血がたぎるのを感じました。
「うわっ⁉ 急に元気に……」
だって、美少女です。美少女がよだれをローション代わりに、自分の不浄な部分に垂らしてくれたのです。思春期らしく性欲を持て余しているあなたが、いきり立たないはずがありません!
よだれでぬめりを帯びたあなたの手をドロシーの柔らかな手が包みます。そうされて、ドロシーの手が今も荒れていないことにあなたは驚きました。
「ん、そりゃあ、帰ったらは騎士様に同じようなことをしたりするんだし……ケアはしとかないと」
騎士様というのは、ドロシーの故郷でドロシーの帰りを待っている、彼女の婚約相手です。あとは、愛し合っていることと、年の差が二〇も離れていることぐらいしか知りません。
少し気になっている(もっとも、あなた自身は無自覚ですが)相手に恋人の話をされるのは、たいへん面白くない状況です。
なのであなたは、つい、うっかり、その騎士様とやらがよっぽど好きなんだな、とちょっと嫌な感じに呟いてしまったのです。
「うん、大好き。だって、だってねぇ……」
そこから始まったのは、やれ、あの人のどこが好きだの、格好いいだの、ああいうところは難だけど、でも好きで、あとは、あの人はあれが好きで、これもお気に入りだのと、なんとも甘ったるい惚気話でした。
その最中に手淫をされるという、大変特殊で背徳的な状況に、あなたは自分の睾丸が煮えたぎるような錯覚を覚えながら、無意識のうちに腰を前後に振っていました。
「イキそうになったら言って? 瓶に採取しないといけないから」
淡白な、つまらない手つきの採取活動は、よだれと惚気話という、大変刺激的なスパイスの力で、あなたをすぐに射精へと導きます。
迸る薬の材料が空き瓶をレフィアの手と同じように、べっとりと白く汚していきます。
「うわ、手にも付いた……」
○
はい、これで終わり……あのさ、あたしも、女だけど一応大人だから、知ってるよ、そういう欲求があって、殺し合いをやってるとその欲が強くなる、って言うのも……だから、魔法薬の材料をして欲しいときに採取してあげる。
――うん。本当だよ……ていうか、キミが嫌って言ってもする。
――……あたしが言いたいのはね、レフィアちゃんにはもう近づかないでって。
――冗談じゃないよ。必要があるとき以外、近づかないで。……言っておくけどバカみたいな理由で近づこうとしたら、本気で魔法を撃つから。
――処女? いいよ。本当にレフィアに近づかないでくれるならいいよ、あげるよ。ここでする?
――いいの? そう。じゃあ私レフィアちゃんに魔法薬のこと教えに行くから。さよなら。
いつも2クリックぐらいで射精してないすか、この主人公?
レフィア
人狼化する前の運動神経とか身体能力はアスレチックで遊ばせると危ないレベル。
ドロシー
旅に出る前は騎士様に自分で見抜きしてもらって、それで手に入れた精液でいろいろやってた。
無属性魔法
ドロシー「大気に住まう、偉大なる精霊たちよ。我、ドロシー・F・バウムの訴えに応え、力を与え給え……ブラスト!」
ショット→ブラスト→ブラスター→ディザスター
右に行くほど威力が上がり、それに比例して消費が重くなる。
様々な精霊たちから分けてもらった魔力を、絵の具を混ぜすぎると黒になる的な感じで純粋な破壊の奔流に組み替えて放つ魔法。
しくじると自分が巻き込まれる関係で精密な魔力コントロールが必要なので習得者は少ない。
ゲーム的には弱点補正(×1.5)を受けられない代わりに素の威力が属性魔法に比べやや高め。
魔法の杖
翻訳機、力の出口。
特殊な結晶によって大気に住まうエネルギー生命体、『精霊』と『交渉』できるようにする携行式装置。
特殊な結晶は、よく磨かれていて、大気との接点が多いほどいい。ただし脆いのでいろいろと難儀する素材。
実用性はありますか?
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有る
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無い