異世界転移勇者が性欲処理を頼むやつ 作:刃波海苔
前後編になっています。あと人によってはNTR(アンヌマリーは別に勇者殿の女ではないのですが)と取られるかもしれない感じになっています。
さらにイマイチ需要がない感じの地の文がほとんどです。
本当に申し訳ない(破壊博士)
後々加筆修正、もしくは差し替えをする予定です。
――なあ、勇者殿。その、悩みは無いだろうか……いや、別に貴殿と、ドロシーとレフィアとの距離感がおかしいように感じていると言う訳ではないのだが……む、なんだ、その目は。
――ああ、聞いてやるとも。はぐらかしを入れてもいいさ。聞いてやろう。
――取り返しのつかないことをした、か。それでドロシーにレフィアに近付くな言われたのか? ふむ……一体どんなことをしてしまったのだ、貴殿は?
――言えないか? ……ふむ大方、レフィアの外遊びで見張りを欠かして怪我をさせてしまった……と言ったところかな?
――な、なに? 違うのか? ……そうか。いや、私も違うかな、と思いながら言ったんだ。
――あ、ああ。本当だとも。よくよく考えれば、私のところに話が無いのはおかしいからな、うん。
――じゃあ、なにか……だと? なんだ、今日はやたらニヒルに笑うな、勇者殿。
そ、そう……だな…………。ほ、ほら最近ドロシーはレフィアに魔法薬のことを教えているじゃないか。
レフィアがせっかく作った魔法薬を、貴殿がダメにしてしまった……これで、どうだ!
……どうしたんだ、勇者殿。打ちひしがれたように這いつくばって……。
――なんでもない、ということは無いだろう。内に秘め過ぎた悩みは、巨木のように大きく育ち、いずれ心を押し潰すぞ……貴殿には、そうなって欲しくない……だから、私に話せ。
――軽蔑するに決まっている。それは、貴殿が話してみるまで分からないことだ。
――ん、そこは絶対にそんなことは無い、と言う場面ではないか、だと?
ああ、確かに物語ならば、そうだろう。だが、私は人間だ。絶対の保証など、神でなければ、とてもできんさ。
……もし私が絶対の保証をするとすれば、それこそ物語の登場人物のように、神の見えざる手が私に触れているのだろうな。
まあ……話してみろ。絶対とは言わんが、私は行き遅れの女だ。滅多なことでは君のような少年を軽蔑なぞ、できんよ。
――ん、そう……か。なあ、勇者殿、私だけでは、足りなかった?
アリアはイアミアの信徒だから、貴殿の誘いにも応じなかっただろうが――応じたのか……。
ううむ、そうか……それは、なんというか、ドロシーもそう言ってむべなるかな、というか……ううむ……。
――もうどうしようもない……? いや、まあ……そう悲観するな、勇者殿。
確かに貴殿が行っていたことは徳の道においても、法においても、良いことではない。だが、な?
間違えたとしても、致命的なものでなければ取り返すことができるのが人間というものだ。
――なに? 致命的ではないか、だと? 死んでいないだろう、貴殿は。
いにしえの勇者はこう言ったそうだ、『死ななければ安い』……と。
それに、ドロシーも私と同じように、貴殿の美徳をよく知っている。嫌いきろうとしても、できんさ。
だからまあ、貴殿が努力すれば、関係を修復することもできようさ。
――ああ、頑張るといい。君たちはまだ生きている。
…………そう、君たちは、な。
◯
昔々、ではなくて、だいたい十年ほど前。
アンヌマリーという、それはそれは凛々しく美しく、可愛らしいお姫様がおりました。
アンヌマリーは、王様と王女様との間にできた三人目の子供で、最初の女の子だったのですが、やんちゃなお兄さんを見て育ったからか、それとも騎士物語が大好きだったからか、とにかく剣のお稽古に夢中なわんぱくな女の子だったので、侍女さんや乳母さんはいつも肝を冷やしていましたし、お姫様に相応しくないと悩ませてもいました。
ですが、八年を生きたアンヌマリーはとても純粋で優しい子でもあったので「嫌いだ」と思う人は、あまりいませんでした。
ですが王様は、彼女のお父さんは違います。
「アンヌマリーよ、貴様は剣を学んでいるそうだな」
「はい、ヴェレー王様。いつか立派な騎士となって、ヴェレー王様のお役に立ってご覧に入れましょう」
「そんなものはどうでもいい」
王様にしてみれば、本当にどうでもいいのです。なにしろ、アンヌマリーはお姫様です。他の国と話し合いをするための、道具なのですから。
……たとえ、天国へと旅立ってしまった王女様が命と引き換えに産み落とした子供であっても。
あるいは、だからこそ冷たいのかもしれませんが。
それはさておき、王様はアンヌマリーに本題を話すようです。
「お前も八つになるか……」
「はっ」
「であれば、舞踏会に出て参れ」
王様は、冷たい微笑みを浮かべて言います。
「我が国の宝石として、愛想を振り撒くのだ。そうして、人脈を作れ。
それが、貴様に求める唯一の役割にして、貴様が自分の価値を証明するための唯一の方法だ」
「はっ。その命、拝領いたします」
アンヌマリーは王様の冷たい微笑みに、にんまりとした嬉しそうな笑顔で返しました。
なにしろ、お父さんに笑顔を向けてもらえるなんてずいぶん前か、もしかすれば、一度も無いことだった気がするからです。
◯
はてさて、王様は、自分が誰よりも愛していた王女様によく似た見た目のお姫様、アンヌマリーを舞踏会に送り込んだわけですが、結果は――
「これは、どういうことだ……!」
怒りに震える王様が見るものは、舞踏会を見張っていた人間が書いた報告書です。
簡単にすれば、こんなことが書いてあります。
『アンヌマリーが粗相を働いてしまったので、あの国とこの国と仲良くすることは、もう難しいかもしれません』
「ですがお父様、あのもの達は人をドレイと呼んで、酷いことを! ですから……」
自分が見たものを必死に話そうとするアンヌマリーの小さな体が勢いよく横に転びます。
王様がその手に持った豪華な杖で思い切り叩き飛ばしたのです。
「言っただろう……私を二度と父と呼ぶな」
「申し訳、ありません……」
これ以来、王様がアンヌマリーを華やかな場所に出すことは、二度と有りませんでした。呼び出すこともです。
アンヌマリーは、この一件で自分がお姫様に向いていないと思い、剣の稽古にのめり込むようになったのでした。
脇腹に、青あざを残したまま……。
◯
十五歳になって、可憐さを残しながらも更に凛々しく美しくなった彼女は、騎士を養成する学校に入学し、優秀な成績を収めていました。
ですが――
「れろ……どうですか、教諭殿。問題なく実行できているでしょうか?」
アンヌマリーが桃色の舌で血管が脈打つグロテスクな肉の棒をゆっくりと、何度も舐め上げます。
そのたびに、肉の棒の持ち主が苦しげに呻くのです。
「っ……ああ、いい。いいぞ、アンヌマリー……この
「いえ、私の剣の腕など教諭殿に比べればまだまだです……騎士の本分は、戦の腕っぷしですから」
「ああ……そうだったな」
――ああ、何ということでしょう! 彼女は質の悪い教諭に目を付けられてしまっているのです!
「ン、鐘が鳴っているな。そろそろ
質の悪い教諭は時間を報せる音を聞いて、アンヌマリーを急かします。
「了解いたしました、教諭」
それにアンヌマリーは、よせばいいのに素直に応じて、まだ誰とも口づけをしたことの無いくちびるを、だらしなく汁を漏らし続ける亀の頭の口に近づけると、ぬるぬるのそれを、苦塩っぱいのを我慢して吸い上げ始めました。
「っ! お、おお、いいぞ、アンヌマリー!」
「ぷはっ、合格点はいただけるでしょうか?」
「ああ、いいぞっ、合格だ! 他の科でも点をやろう」
「必要ありません。実力で勝ち取るつもりですので」
毅然と言い放ちながら、アンヌマリーは竿にしていたように、亀の頭を舐めあげます。
違いを上げるなら力加減でしょうか? 触れるかどうか。そのぐらい柔らかく触れることを心がけて、舐めあげているのです。
「うっ、くっ! もう、我慢できん! 口に含め、アンヌマリー!」
「了解いたしました」
はむり。お姫様であるはずの見習い騎士は、内側に巻いたくちびるで歯が当たらないようにしてから、竿に優しく噛みつきました。
そのまま舌先で、V字の真ん中に通っているような一本筋の付近を転がすように舐めるました。
尊敬する教諭に教えられた通りに、その翡翠の瞳で見上げながら。
「はうっ、お、おっ、おうっ!」
口の中に入っているものに沿って、ピンクの舌を上顎と下顎で行ったり来たり。
舌の表のざらつく触感に、舌裏のよだれと先走りが混ざり合ったぬめりの強い触り心地。
「おっ、おおっ、うおお……っ!」
その二つを織り交ぜた攻撃は、経験に富んだ教諭と言えども長く耐えることができるものではありません。
教諭は、あっという間に白く粘ついたものを、アンヌマリーの小さな口にたくさんぶちまけてしまいました。
「はあ、あ、はあ……」
アンヌマリーは、口に満ちる臭く、えぐく、苦く、喉につっかえるものを、一滴もこぼさず飲み干します。そうするのが礼儀だと教えられたからです。
「では教諭殿、私はこれで失礼いたします」
「ああ。貴様は監督生だ。遅れぬよう、駆け足で行け」
走り去る前に、アンヌマリーは綺麗なお辞儀で礼儀を見せました。
「了解です。ご指導いただき、ありがとうございました」
騎士を目指す少女は、急いで授業の場に向かいます。
尊敬している人間が、後ろで邪悪にほくそ笑んでいるとも知らずに。
刃波海苔「くぅ〜疲れましたw これにて連載です!」
アンヌマリー「みんな応援ありがとう」
アンヌマリー「フン」
アンヌマリー「主神イアミアに感謝」
アンヌマリー「くっ、アンヌマリーに負けた! 殺せ!」
ヌンリマアー「順当な順位ですね」
アンヌマリーアンヌマリーアンヌマリーアンヌマリー刃波海苔ヌンリマアー「皆さんここまで読んでくれてありがとうございました!」
アンヌマリーアンヌマリーアンヌマリーアンヌマリー刃波海苔「って、なんでヌンリマアーが!?
改めまして、ここまで読んでくれてありがとうございました!」
さあ次回はいよいよ後編ですよ!
送ってやるよ! 地獄に!