異世界転移勇者が性欲処理を頼むやつ 作:刃波海苔
あなたは世界を征服しようと目論む邪竜を討伐するために召喚された勇者です。
では、今なにをしているのかと言うと、旅の仲間で、自分に気があると思われる、アリアという僧侶に朝早くから呼ばれたので、彼女が借りる個室へと向かっているところでした。
木製の扉を叩くと、「どうぞ」と声が返ってきます。あなたはなにか様子がおかしいと感じたのです。
あなたはいつものアリアの声を清涼な川の流れを思わせる声だと密かに考えていて、好きな声だと気に入っているのです。
ですが今日のところは、どこか澱んでいるように感じました。
あなたが訝しみながら部屋に入ると、アリアが胸の前で腕を組むようにしてベッドに座っていました。
ひどく憂鬱な表情で、いつも浮かべている春の日向を思わせる微笑みは見る影も有りません。
あなたが心配して、どうしたのか? と声を掛けると、アリアはあなたをここに呼んだ理由を話しだします。
「実は……先日幽鬼どもと戦ったときに掛けられた呪いの効果が、今になって顕れたようなのです……」
あなたは幽鬼と呪いというキーワードに苦い記憶を思い出し、思わず渋い表情になってしまいました。
とはいえ今は彼女のことだと思い直し、症状について詳しく聞くことにしたのです。
するとアリアは顔を赤らめながら俯き、あなたから視線を逸します。
嫌な予感を覚えながら問い質すと彼女は……
「実は……お乳が出るようになってしまって……それで胸が張ってしまって……」
と、注意しなければ聞き逃してしまいそうな、小さな声で答えました。
顔はますます赤くなって、今にも消えてしまいそうなほど縮こまっています。
一方で、あなたはなぜ自分にこんな話をしたのかと困惑しています。
自分のような男に聞かせるには、ちょっぴりデリケートな話ではないかと興奮しながら思っているのです。
アリアは、自分の柔らかくて大きな胸をむにゅりと掴んでから言いました。
「飲んで欲しいのです……お乳は勝手に出てしまう分とは別にたくさん出すと止まるのですが……牛のように搾ると痛くて……」
あなたは、股間を熱くしながら自分で飲んでみたらどうかと提案します。
この前、小さい頃に戻ってしまったことが尾を引いているのか、赤ん坊のように乳をもらうことに恥ずかしさを覚えたからです。
ですが、アリアはゆっくりと首を横に振ります。
「その、味が好みではなくて……。アンヌマリーやドロシーも苦手らしくて……レフィアさんにもお願いをしたのですが……」
アリアの願いを聞かなかったんだということを察したあなたは苦笑します。
あなたは、仲間同士なのだからもっと仲良くしてほしいと思って手を尽くしたこともありましたが、レフィアがアリアに向ける感情はどうしても角が取れなかったのです。
懐っこい性格のレフィアがアリアに対してだけツンケンした振る舞いを見せるのは、旅の仲間のみんなが知っていることです。
「アランさんに頼んでも良いのかもしれませんが……その、貞操をうばわれてしまうんじゃないかと……」
不安そうにするアリアを見て、あなたは母乳を飲む覚悟を強く持ちました。
◯
「本当に、迷惑をかけてしまいますね……」
恥ずかしそうに、申し訳なさそうにしながら、するすると服を脱ぐアリアにあなたは、仲間なんだからそんなことは気にしなくて良いんだと励まします。
しかし、露出した胸は、母乳の量は思っていたよりずっと深刻なようだとあなたに思わせました。
ただでさえ大きな胸をいつもよりボリューミーに見せていた当て布は糖分でベタベタしていて、水分がヒタヒタと滴っています。
光の反射で蝋のようにてかる胸そのものも、そのような状態なのでしょう。
これだけ出ていて止まらないなんて、どうしたものだろうとあなたを悩ませます。
「では、お願いします……」
ボールを半分に切ったような半球型の大きくて綺麗な乳房を突き出して吸うことを促されたあなたは、悩みを忘れて桜色の乳首に口をつけます。
「ん……っ! ふ、あ……ああ……!」
痛いのでは無いかと気遣って優しく吸いますがアリアはあなたをドキリとさせるような声を出してしまいます。
母乳も滴るほど出ていたとは思えないくらい少ない量しか出てきません。
あなたは、当て布をぐしょぐしょにしていた分で打ち止めなのでは無いのかと聞きます。
「いえ……勝手に出る分だと、作られる分よりも少ないようで……一度にたくさん出さなくてはいけないようなのです……」
では吸い方が良くないのでしょう。あなたはアリアに乳の吸い方についてアドバイスを求めます。
「そうですね……もう少し強く吸っていただくと良いかもしれません」
あなたはアリアの言う通り、ストローで飲み物を吸い上げるような力加減で吸います。
するとあなたの口の中にはあっさりとした、しかし確かな甘みが広がります。
優しさの味とはどのようなものかと聞かれれば、あなたはこの味だと答えるでしょう。
「ふ、ん……あ……ええ、この力加減、これならきっと……」
あなたが母乳をちゅうちゅうと味わうたびに、アリアはさっきよりはずっと控えめですが、喘ぐような……股間に響くような声を漏らします。
あなたはたまらずその声をやめてくれと頼みます。自分の理性が目の粗いヤスリにかけられてどんどん磨り減っていくのが分かるからです。
「も、申し訳ありません、どうしても我慢できず……次から手を当てて抑えますから……」
それに加えて、耳栓もつけてみれば大丈夫かもしれないと思ったあなたは、それで行こうともう一度吸い付きます。
するとどうでしょう、自分が乳を吸う以外にはあなたの耳に届く音は存在しない、無音の世界となりました。
アリアから迸る母性に自然と目を閉じているから、視界に映るのは瞼越しの光だけです。
あなたは、口に広がり喉を潤し、胃を満たしていく母の味に集中するのでした。
……しかし、あなたはふと思います。自分の年は幾つになるのか、母の味を堪能するような年なのかと。
赤ちゃんのようにリラックスしていた心に、そんなノイズが混ざってしまったあなたは、アリアがもぞもぞと動く気配を感じ取って、つい彼女の方を見上げてしまいます。
そこにあった光景は、あなたの理性を一気に削り砕き、本能を剥き出しにするようなものでした。
「――」
腰から腿をもじもじさせて気持ち良さに堪えるアリアの頬は苺のように赤く、細めた目には涙が浮かんでいます。
口元は手で隠れているので見ることはできませんが、きっと食いしばっているだろうとあなたは思いました。
耳からの情報を遮断しているあなたの視界から入ってきた情報は、あまりにも刺激が強過ぎました。
「勇者様……どうかされたましたか?」
あなたはアリアを獣のように押し倒そうと立ち上がり、肩に手を掛けた辺りで掴まれ、逆に押し倒されてしまいます。
「ふふ……
あなたはアリアに力負けをしたことに情けなさを感じながらも安心し、更にはドキドキもしています。
丸腰で肉食獣に狙われたら、心臓はこんなふうになるのでしょうという具合に。
「こんなにしてしまって……ズボン越しでも分かってしまいますよ?」
大切な飼い猫を可愛がるような手付きで自分の大きく、硬くなってしまった部分を撫でられたあなたは、弱くもはっきりとした気持ち良さに思わず呻いてしまいます。
そしてアリアはいたずらっ子のような微笑みを浮かべて、あなたに言います。
「手でご奉仕してさしあげましょうか?」
直接触れないように周りだけを触るか触らないか程度に撫でる、焦らすような手付きはあなたの欲望を膨張させていきます。
「もちろん、その代わりに私のお乳を飲んでいただきたいのです……勇者様には特しか無い提案だと思いますが? ……夢中になって吸い飲んだ味を堪能しながら、快楽を得ることができるのです……食欲と性欲を一緒に満たすことができるのですよ……?」
アリアの手でズボンから解き放たれた逸物は跳ね上がるようにしてあなたの性欲を主張します。
シルクの手袋越しに感じる剣と槍を振るっている手とは思えないようなふわふわとした感触に、あなたのプライドと羞恥心はぐずぐずに溶けていき――ついには首を縦に振ってしまいます。
「ふふ……♡ では、初めてですので上手くできるかは分かりませんが……一生懸命がんばらせていただきますね♡」
聖母のように微笑んだアリアは、両方から吸うように促すと同時に、すりすり、すりすり……シルクの手袋のまま、あなたの膨れ上がった剣を握り、擦りだしました。
「んっ……♡ 私の手淫で、快楽を感じているのですね……私も、あなたにお乳を飲まれてっ……、あ、ああ……! あ……♡ 感じて、います……♡」
シルクの滑らな感触は、ドロシーにウォームのよだれを使ってもらったときとはまた違ったものですが、あなたは極上と言ってもいい気持ち良さを感じ、それをより強く感じたいと身体が求め、腰を自然に動かしてしまいます。
「ふふ、ちゅうちゅう飲んで……そんなに美味しいでちゅかー? ……あら? あらあら? もっと大きくしてしまいましたね……♡」
もっと、もっと。吸い上げることに集中するあなたの様子が滑稽に映ったらしいアリアの意地悪な言葉に、あなたは絶頂へと昂ぶります。
彼女に自分の欲望の塊を掛けてしまわないようにそれを言おうかと頭の片隅で迷いましたが、結局は口が塞がっているのだからしょうがないと、熱に浮かれたような頭で結論付けるのでした。
そして……
「わっ……! すごい……♡ 前は夜の暗がりで良く見えませんでしたが、こんな風に出るのですね……生温かい、命の温かさで、朝焼けで妖しく、美しく光って……」
せり上がる射精感に負けたあなたは男が出すとは思えないほどです情けない声を上げながら精を吐きます。
火山が溶岩を垂れ流すような射精をじっくりと眺めたアリアは、自分の手袋が汚れることも気にしないほど感激した様子で、だからこそあなたは恥ずかしいのでした。
「……えい」
悶えていたあなたが突然の刺激にびっくりして奇声を上げたのは、アリアが茶目っ気の有る掛け声と共にあなたの竿を擦ったからです。
敏感になっているのに強く擦られたのですから、あなたはアリアに文句を言いますが、彼女は微笑みを浮かべるだけです。
「勇者様……私、まだまだお乳を吸い出して欲しいのですが、その間、寂しくは有りませんか?」
そう言ってあなたの内腿なでるアリアの態度は生唾を飲むほど妖しく艶やかで……あなたはどうなるか予想がついているのに、つい、こくりと頷いてしまったのです。
◯
「ねえ、アン、今日のアリア……」
「うむ……。それに勇者殿も……」
アンヌマリーとドロシーはやけに肌ツヤが良いアリアと、少し干からびたようなあなたを見比べると訝しげな表情を浮かべ、ヒソヒソと噂します。
「ありがとうございました、勇者様……今日一日はお乳に悩まずに済むと思います」
アリアはそれに気付いているのかいないのか、春の日向を思わせる微笑みを浮かべ、清涼な川の流れを思わせる声で、こそこそとお礼を言うのでした。
とりあえず、しばらく性欲を持て余すことは無いだろうなと思いながら、あなたはアリアに、こちらこそありがとう。
と、返すのでした。
やっつけ。
なのに遅いのは仕事とスーパーロボット大戦Tで忙しかったから。
実用性は有りますか?
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有る
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無い