※この作品はR-18です。

異世界転移勇者が性欲処理を頼むやつ   作:刃波海苔

9 / 12
好きな声優に似た声のエロ声優が演じる義理の弟に分からされてしまう女性向けCDを試聴したので初投稿です。
しかし、今回も誰得だろうね?


男の娘なデバッファー吸血鬼が「このメイド服を着て部屋においで」と手紙を送ってきたから覚悟して行ったら美味しい紅茶と焼き菓子をごちそうしてくれたけど、結局ふたなりにされて辱められる話

「よく来てくれたね……ふふ、似合ってるよ、それ」

 怪しげに微笑む吸血鬼は名前をアランといいました。

 その視線の先には、メイド服――無論、女性向けのものです――を着たあなたがいます。

 促されて席に着いたあなたに、カップが差し出されます。

「さ、飲みなよ。紅茶の淹れ方には、心得が有るんだ」

 美しく透き通った紅茶は、心が落ち着くような、なんともいい香りです。

 しかしあなたは、美味しそうなそれに、口をつけることができません。

「ああ、この前のことかな?」

 この前、あなたはみんなとの冒険の裏で、調子に乗って幼い少女――旅の仲間で、あなたに無邪気に懐く女の子です――に無体を働きました。

 その後日、アランに呼び出されたあなたは媚薬を兼ねた性転換の薬を飲まされ、童貞を失う前に処女を失い、挙げ句に腰が立たなくなるまで犯されてしまったのです。

「ふむ……じゃあ、こうしよう」

 警戒するのも、無理からぬことだと考えたアランは、あなたに差し出した分を飲み干すと、コウモリ――といっても、絵本に出てくるようにデフォルメされた可愛らしいものです――の使い魔に新たなカップを持ってこさせ、そこと、自身のカップにポットから紅茶を注ぎました。

「ほら、飲んだろ? だから飲んでご覧よ」

 恐る恐る口をつけたあなたは、目を見開きます。なぜって、とても美味しかったのです。

「ふふ、おかわりもお茶菓子も、たくさん有るよ……」

 いつの間にやら現れた焼き菓子も、小麦の豊かな味わいと香ばしさで、一つ、また一つと手が伸びてしまいます。

「気に入ってもらえたようで、なによりだよ。好きなだけ食べると良い」

 あなたはアランの言葉に甘えて、舌が満足するまでご馳走になりました。

 

 ◯

 

「さて、なんで紅茶とお茶菓子をご馳走してくれたのか……それにメイド服を着せたの……って顔だね」

 あなたに問いただされたアランの態度は余裕に満ちています。優雅に足なんかを組んでいます。

「まず紅茶とお茶菓子なんだけど、ほら、君にだけ話したけど、僕って記憶喪失だろう? 思い出したんだよ、やりかた。ていうか、趣味だった」

 ……らしい、とアランは肩を竦めて付け足します。その様子はなんとなく他人事です。

 そう――あなたと目の前のひとりぼっちの吸血鬼だけの秘密。それはアランが目覚める前の記憶をほとんど失っていたということです。

 戦いを重ねて仲良くなっていたあなたは、それをこっそり打ち明けられたのです。無論、処女を散らされる前の話ですが。

「やってみたらもっと思い出すかなって思ったんだけど、まあ、あまり効果は無かった。楽しかったけどね」

 アランは、焼き菓子が乗った皿を一瞥します。そこでは一人前と、その半分ほどが食べられるのを今か今かと待ち構えています。

「で、一人じゃ食べ切れない量を作っちゃったから、君を呼んだのさ。……ま、二人でも残っちゃったから、これはレフィアちゃんにあげよう。きっと喜ぶ」

 レフィアに? あなたは少し戸惑います。アランがその名を呼んだときの微笑みにどことなく、父性を感じたからです。

「どうしたんだい? 見とれでもしたのかな?」

 そんなわけ無いだろ! あなたはそんな気はないのに、なぜか声を荒げてしまった自分に驚きます。そうです、あなたは軽く言うつもりでした。

「ふふ、そんなに必死に言われると、なんだか傷つくなぁ……まあ、僕は君を強姦したんだから、嫌うのも当たり前だけど」

 自虐的な笑みに、あなたはやたらに罪悪感を刺激されます。だからか、当然だろ? と突き放すことができずにいました。

 突き放せなかったあなたは、メイド服を着せたことも、記憶に関係あるのかと聞きました。

「いや、それは趣味だね」

 にっこりと笑むアランに、あなたは凄まじい脱力感を覚えました。シリアスだったのにこの態度とは。

 あなたは帰ろうとして――肩を掴まれます。

「……いや、やっぱり関係あるかな」

 あなたを後ろから抱きしめて引き止めたアランは語ります。

「僕にはどうやら、妻と娘がいたらしいんだ」

 あなたに紅茶を口にしたとき以上の驚きが走ります。この軽い感じの若い男が結婚していた……?

「驚いているのかな? 僕も驚いているよ……あの焼き菓子を作ってみるまでは実感できなかったさ……」

 だけどね、とアランは言います。

「だけど、思い出したレシピは三人前だった……妻と娘は健啖家だったからか、それにしても少し多めだけどね……」

 苦笑するアランは話を続けます。

「それを思い出してから、なんだか、とても寂しくてね……」

 そこまで聞いてあなたは勘付きます――これ、エロ展開だ、と。

「君はね、思い出した妻に似ている……見た目とかじゃない、雰囲気が似ているんだ。『自分がやらなきゃ誰がやる』……そんな感じで、大変なことだってやってのけてしまいそうな、そんな雰囲気がある」

 どんな雰囲気だ……とあなたはツッコミます。そして、自分しかやれる人間がいないなら、どんなに大変でもやるしかないとも言いました。

「それだよ、似てるなぁ……」

 しみじみと頷くアランに、あなたは不思議な哀愁を感じました。

 なぜそんな気持ちになるのか……きっとそれは、アランが取り残された人だからなのだろう、とあなたは感じました。

「だからかな、メイド服がよく似合う」

 ぶち壊しだぁ……とあなたはげんなりしました。

「だから、ね?」

 あなたは、股間に触れる手ですべてを悟りました。

 

 ◯

 

 あっ♡ うあっ♡

 メイド服を着せられたままのあなたの喉から絞り出された声は、とても雄が上げるとは思えない、女の子のような声でした。

 そうです。あなたは男性器を残したまま女性にする薬を飲まされてしまったのです。

「そんなに気持ちいいのかい? 妻が薬で男になったときの通りにやってるだけなんだけどなあ……」

 気持ちよくなんかっ、と声を荒げようとすると、アランはウォームのよだれでぬるぬるの手であなたの硬く張り詰めたおちんちんをごしごしと、洗うようにしごくのです。

 そうされると、あなたは生意気な言葉と差し替えたように甘く善がって、アランを喜ばせます。

「ね、そろそろイキたいだろ……?」

 いやだっ♡ おとこにいかされるなんて、いやだっ♡

 あなたが嫌悪を言葉にしても、その声音は甘く震えています。アランの熟練した手付きに、あなたは脳が焼き付くような快楽を覚えているのです。

「大丈夫だよ……恥ずかしいことじゃない」

 そこにアランが甘く囁きます。

 だっておれはっ、ほもじゃ……ぅゔっ♡

「男の手でも、気持ちよかったらしょうがないよ……君は同性愛者なんかじゃない……保証してあげるから」

 ほん、とに゛っ? いっても、だいじょうぶ……っ?

「ね、いいんだよ……射精しちゃいなよ。びゅー、びゅーって、メイド服を汚しちゃっても……」

 あ、あ゛っ♡ いく、いぐぅっ、いぐぅぅ゛っっ゛♡

 あなたはついに、スカートの中で射精してしまいます。

 射精して冷めていく思考で恐ろしく感じました。脅迫と媚薬でむりやり関係を迫ったアランを、ではありません。

 そうされたのに嫌だと感じていない、自分を恐ろしく思ったのです。

 混乱しているあなたにアランが手を見せつけるようにして見せます。

「これ……上の口と下の口、どっちでキレイにしたい?」

 白濁液で汚れた手が近づくと、知っている嫌な臭いが漂って来ます。

 流石にこれを口にするのは躊躇われます。どうせ明日になれば男に戻るのだからと、あなたは下でと答えます。

「ふーん……じゃあこのお薬、常用してもらおうかな」

 その呟きに秘められた悪辣さに、あなたは怒りが噴き上がります。

 この女の子になる薬を飲み続けるということは、妊娠するかもしれないということです。

 あなたはふざけるなと、声を荒げます。そもそも、媚薬も兼ねてるんだからこんなの飲んで戦える訳ないだろとも反論しました。

「……これ、媚薬効果は無いよ?」

 あなたは足下ががらがらと崩れていく錯覚を覚えます。媚薬のせいで感じていたのだと、ならば感じてもしょうがないのだと、プライドの拠り所になっていたからです。

「ねえ、下でいいの?」

 微笑むアランに力無く、上で……と返します。妊娠するかもしれない危険性に比べれば、ずっとマシだと考えたのです。

「じゃあ、舐めてね」

 意を決して指に、精液に舌をつけたあなたが感じたのは心を荒ませるような生臭さと、紅茶の味を忘れさせるようなえげつない苦味でした。

 ほんの味見程度に舌をつけただけなのに、胃の中のものを全て吐いてしまいそうです。

「そうだな……じゃあ、指一本につき、十秒でキレイにしてみようか。できなかったら、下でキレイにしてもらうね? ……い〜ち……」

 最低だ、てめぇ……! あなたはいつもより数段高い声で悪態をつきました。そして苦しみ、えづきながらも、みごとにやり遂げたのです。

「頑張ったね……偉いぞ、勇者君」

 頭を撫でるアランには殺意しか湧きません。ですが、素手で戦いを挑んでも逆に四肢を切断されてしまうのがオチです。

 彼が眠くなるまで(朝になるまで)耐えるしかない。それがあなたにはよく分かっていました。

「勇者君には、ご褒美をあげよう」

 ベッドに押し倒されたあなたは股を開かれます。股間を弄ぶ水音は、耳をふさいでもすり抜けるように聞こえました。

「すごく濡れてるね……これならすぐに挿れても大丈夫そうだ」

 自分の股が、アランを飲み込んでいく感覚――それにあなたは夜は長く続くのだろうな、と予感を覚えたのでした。




どうしてこんなもの書いた!
言え!
なんでだ!

(ここまでマモー・ミヤノの声)

まず最初に断っておきますが、ピクリとも反応しなかったのでホモではありません。

思い立って数時間で書き上げることができたので私もなかなか捨てたものじゃないな、と思うことができました。

なんでこんなの書いたのって聞かれれば、それはつまり、私が好きな声優さんの声のキャラが誰かを(性的に)責めるのは、性別とかそういうしがらみ関係なく、リビドーを掻き立ててくれるのではないかと思ったからです。

ふたなりなのは、最初女装のまま男でしたが、需要を考えた結果です。

あっそうだ。感想くーださい。

ここから適当な妄想

アラン

実は記憶喪失だった男の娘。
実は妻子持ちだったらしい男の娘。
甘いものと紅茶が好き。
実は勇者君をTSレイプしたのは勇者君がいたずらしたロリと娘を無意識に重ねていたからだった。
怒りと失望を抱いている自覚はないので変な方向に進んでる。
記憶を時折思い出すけどあまりに実感が無いので「別の誰かの記憶では無いか?」と考察し、考察を真実だと思い込んでいるフシが有る。というか現状と記憶にある昔との落差が酷過ぎたり今の自分が消えることになるのではと不安になったりでそう思い込もうとしている。
実は正気度が低い。たしょうくるってる。

勇者

「あなた」だとなんか……書きやすい文体を使えるから「あなた」になってる。
申し訳ない。

アランの妻

狂ってしまったアランを哀れに思ったり傍にいることができないのを悔やみながら、それはそれとして天国で折檻の準備をしている。
「いろいろな人としたこと自体は……まあ、いいけど。攫ったり脅したりで関係迫るのは無い、無いなー」

アランの娘

父親に似た顔。
娘「そもそもお父さんは天国に来れるの……?」
妻「人は殺してないし、勇者くん以外は一線を超えなかったし……まあ、徳を考えるとギリギリ……?」

アランの子孫

天国にいるものはアランの妻に協力して折檻の準備を進めている。

実用性は有りますか?

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