※この作品はR-18です。

吸血鬼の少女と従者のリボルバー使い   作:ランブルダンプ

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到着

「あら、着いたわね」

「はぁーっ……はぁっーっ……つい……た、の?」

 

汽車が終点に着いたらしく、通路がにわかに騒がしくなってきた。

 

「さ、降りるわよ」

「まっ、て……」

 

あれだけイかされて足腰が立つ訳も無く、個室の壁にもたれ掛かったままこっちを見てくるシオン。

あーゾクゾクする♪

 

「ほら、早くしないと置いていくわよ」

「~~っ!」

 

緩慢とした動作で袖で口元の涎を拭いながら力の入らない腕を使ってはだけてる服を何とか元の状態に戻そう頑張るシオン。

努力してるのは分かるけど、見た目が明らかに事後なのよね……

 

そんな事を考えてると、立ち上がるだけの体力は無い筈のシオンが両足をガクガクと震わせながら、個室の窓の縁に手を掛けて立ち上がった。

 

(お、魔力で無理矢理身体を動かしてる)

 

本人は恐らく必死で何がなんだか分からないままに行っているのだろうが、シオンがやっているのは魔力操作であり、吸血鬼の私達にとっては身体能力を底上げする必須スキルである。

 

(やっぱ追い込むのが一番この子の成長的にも私の趣味も両方満たしていいわねぇ)

 

バランスを崩して崩れ落ちたシオンを見ながら私は微笑んだ。

 

(あーその体勢凄いエロい。早く宿に連れ込んで犯したい。でももう少しこの子が頑張るの見てたい)

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

悪夢の時間を乗り越えた私に待っていたのはまた別の試練だった。

数十秒前まで私の中を弄り回していた指を引き抜くや否や、風のように素早く荷物をまとめて個室の出口に立ったご主人様が告げたその言葉は……

 

「さ、降りるわよ」

 

無理ですって。

むしろまだ意識があるのを誉めて欲しいくらいなのですが。

 

そんな思いを込めて見つめるも、何も察して貰えず、

 

「ほら、早くしないと置いていくわよ」

 

無慈悲に告げられた。

本気のようだ。……勘弁してよ。

 

下半身のぬるぬるに関してはもう諦めて、上半身の服だけでも最低限見られるものに戻す。

 

 

身体を動かそうとする。

 

動かない。

 

一瞬アルに目を向けるも、面白い見世物を見ている目をしているので多分手助けはないだろう。

 

このままここで体力が回復するまでじっとするのは許して貰える訳がない。

 

動け、動け、動け、動いて。

 

身体をよじってもがいていると、不意に両足にじんわりと暖かい感覚がした。

 

(…………?)

 

気のせいじゃなければ……動いた?

何故か急に、僅かに動けるようになった足を使い、窓の縁に手を掛けて上体を持ち上げる。

何度も失敗したが、ついに立てた。

 

そのままアルの方へとよろめきながら近づき、バランスを崩して倒れる。

 

「っうううう」

 

再び立ち上がるには掴まれるとこもないので、みっともないが、四つん這いで個室の床を進む。

 

身体を動かす度にガクンと眠ってしまいそうなくらい強烈な睡魔が襲ってくる。

 

(あぅ……も……む、り)

 

落ちた瞼が視界を閉ざし、そのまま私の意識は闇へと堕ちていった。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

「宿屋に泊まるし、今日が集会じゃないなら先に教えて下さい」

「うん、ごめんね?」

 

宿屋で目を覚ました私は事のあらましをアルから聞いていた。

つまり、道中の苦労やらは無駄だったと。

 

「無駄じゃないわよ?魔力操作、覚えたでしょ」

「……何ですかそれ?」

 

聞けば最後に私が体力も無いのに歩けたのはその魔力操作を覚えたかららしい。

まさかそれを私に教える為に……?

 

「趣味のついでよ。まさか使えるようになるとはね~」

 

……反射的にリボルバーを撃った私は悪くない。

アルに指で弾を止められたし。

 

「あら、危ないわね。これはお仕置きが必要かしら?」

「必要ないです」

 

リボルバーを構えて身構える。

アルが一歩踏み出した瞬間、引き金を引こうとして……引けなかった。

 

「……寝てる間に?」

「正解よー♪」

 

最初から拘束糸を巻き付けられていたらしい。

つまり目を覚まして早速食べられる事を意味していた。

 

「今日は魔力操作を覚えた従者に主人からご褒美をあげるわ♪」

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

その方法がこれですか。

 

「んっんんんん!?んんん!!!」

 

息苦しさに耐えきれず、抱き締めてるアルの背中を叩いて抗議する。

 

「ーーーぷはっ」

 

涎で出来た透明のアーチが私とアルの口にかかる。

 

「私の舌、長いでしょ?」

「けほっけほっ……いきがくるしいです」

「それは肺活量のせいね。今度からお城の回りで追いかけっこでもする?」

「吸血鬼に敵う訳ないですよ!」

 

また無茶なトレーニングが提示された事に抗議しようとすると口を塞がれた。

 

「んー!!んむっ!?や、んんんん!!??」

 

アルの長い舌が私の舌を絡めとる。

口腔内を蹂躙しようとする動きをなんとか止めようとするも、いかんせん長さが違う。

それで上顎の、自分の舌で触ってもくすぐったい箇所を何度も執拗に刺激される。

 

普段の下半身から来る快感とは別の気持ちよさと口を塞がれている息苦しさに涙が溢れる。

 

(あーほんと何やってもかなわないなぁ)

 

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