幻影の魔族 作:オーク初心者
※対魔忍RPGから入ったオークなので、設定はごちゃ混ぜかつガバガバ。
※日常回もあるかもしれない。
※サブ的ヒロインもいたりいなかったり。
※不定期更新
ゆったりと包み込んでくれる柔肉はしとどに濡れて、挿入されている肉棒が自分だけのモノであると強く主張するがごとく、体液を休むことなく吐き出しては熱と硬さを維持するモノへと塗りたくり、蠕動を繰り返して舐め上げるに似た刺激を絶え間なく与えながら、絞り上げるように締め付けを適切に加えてくる。
経験が浅ければ、この結合状態だけで彼女の女陰が望むままに精を枯れ果てるまで吐き続けるところに、さらに彼女は対面座位の姿勢で臀部と見間違えかねない質量の双乳を揺らしつつ、繋がっている亀頭で自らの子宮口を強く押し上げては、先走りから一滴たりとも逃すまいと多数の襞全てで絡みつくように、貪るように腰を上下に動かしていた。
「ああっ、いいのぉっ、貴方の逞しいおちんぽが私の子宮を突き上げてくれるのぉ!」
元は『幻影の対魔忍』と称されていた彼女──水城不知火は長年にわたる虜囚の中、身体改造や魔界技術を交えた洗脳を伴う調教により、極上の娼婦として仕上がってしまっていた。
彼女の家族への強い想い、母親としての愛情が、時に正気を取り戻させることもあったが、快楽漬けで軽い刺激で絶頂に至ってしまう──常に火照り続ける身体がその正気をすぐに溶かし、男の生殖器や精液を求め止まないように植え付けられた性奴隷としての思考が上塗りする。なまじ優秀な対魔忍として名を馳せる彼女の身体は壮健そのものであり、身体改造に耐え切ってしまえるものであったことも、かえって彼女にとっては不幸であったかもしれない。
「く、ぅ……何度繋がっても、気を抜くとすぐに持っていかれそうだ……」
繋がった若い男から漏れる声は弱音が混じっていたが、元々、適度に熟れた大人の女性の肢体に改造を加えることで少女のような瑞々しさを併せ持たせた身体に、頑強な魔族相手であっても短時間で難なく精を搾り取るまでに成熟した不知火の性技は、枯れた老人ですら往年のたくましさを取り戻させるほどのものだ。健康な若年の身体を持つ彼がいかに性行為に慣れたとしても、精の放出衝動に長く抗うのは困難である。
「我慢しないでぇ、不知火の子宮に貴方の、ご主人様の精液たくさんぶっ掛けてぇ! 熱いのたくさん浴びながらアクメさせてくださいぃ!」
ほどなく男は性奴隷の求めどおり、熱を勢いよく彼女の最奥に押し付けるように吐き出す。身体が最も求めるモノを受け入れた不知火は視界が明滅するほどの大きく深いオーガズムの波に思考を塗り潰されながら、歓喜の雄叫びを上げる。
「おちんぽミルクしゅごいぃいいいいいいいいイグぅうううううううううううううううう、いやとまらな、またイッて、熱いのまだ出て、しゅごぃ、イギッぱなし、イグイグまたイグぅウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウううう!!!」
全身を激しく痙攣させる激しいアクメの中にありながらも、性奴として身体に叩き込まれた習慣により、自ら腰の動きを止めることはない。まして、無意識下でも肉体が求め欲するまでに躾けられて、己にとって甘美なご馳走そのものである子種を少しでも多く吸い上げようと、理性の制御を外れた身体が動き続ける。
「……不知火、一旦動き止めて。流石に戻ってこれなくなるぞ?」
だが、同時にご主人様の命は絶対的なもの。あくまで動きを止めるのもご主人様の命によって行う。彼女が意識を飛ばした場合はこの限りでないが、そこまで濃厚な性交の場合は、その相手もたいてい意識を飛ばしているため然程問題にはならなかった。
指示により激しい情交がいったん落ち着き、繋がり合ったままではあるが、互いの身体を抱きしめ合う格好で荒い息を整えつつ少しの時間が流れれば、どこか虚ろだった不知火の瞳に光が戻ってくる。
「あっ……わ、私また、理性を失っていたのね……」
「気にしない。長年にわたって植えつけられていた擬似的な人格みたいなものだ。自分の制御下に置くのは時間がかかるっていつも言うだろ?」
性奴隷としての思考が表立ってしまう原因となる強い発情が沸き起こる周期の間隔は少しずつ長くなってきている。彼に抱かれた当初は一、二時間周期だったものが、調子が良い日は数時間おきのものとなっていた。とはいえ、半日は持たないということもあり、不知火はこの男の保護下で心身の回復を図りつつ、火照ればこうして抱かれる毎日を過ごしている。
「!……あ、んんっ……もう、本当におっぱいが好きなのね……ふふ、すごく張ってしまっているし、たくさん飲んでちょうだいね」
男が言葉を止めて、目の前にある視界を埋め尽くすほどの乳房の突端に吸い付く。どこかむず痒く、それでいてじわりと身体の芯へと染みていくような悦楽を感じながら、不知火は自らの母乳を吸い上げていく男の頭を愛おしげに撫でる。出産をしてから随分と年数が経過している自分が授乳が可能な状態にあるのも身体改造の一環ではあったが、なにせ胸の張りというのは放っておけば痛みにも繋がるため、悦楽を兼ねた授乳プレイを不知火も積極的に受け入れてしまっている部分がある。
「ん。不知火の母乳、実際美味しいしな。あと、量は必要だけど血を吸う代わりになるから、俺も助かるし」
そう言いつつ、勢い良く吸い出していく彼の口の動きに不知火は甘い吐息を漏らしながら、胸の張りが軽くなるのを感じていた。そして、こういう時に決まって思い出すのだ、彼との共同生活が始まった出来事を。
あの時に彼の助けが無かったならば、自分が自分で無くなっていたに違いないと、不知火は確信している。
数年にわたる凄惨な調教生活の中、自らの心を折るために夫が任務中に命を落としたことや、ゆきかぜが喪主として葬儀を行う映像を突きつけられ、気丈に振舞いながらも意識を失う時以外は常に襲い掛かる暴力的な快楽の波に、不知火は半ば堕ちかけていた。身体は完全に堕ちており、後は擦り切れそうになっている精神だけ。娘であるゆきかぜへの想いだけが最後の一線だが、確実に限界が近づいていた。
そんな折だ、不知火に転機が訪れたのは。目の前で自分を抱いている若き魔族の男による虜囚拠点への襲撃が発生し、その際に男の手により救出をされたのだった。
『俺の姉代わりになってくれている人……じゃない、魔族を狙ってきたんだ。姉さんは誇り高いんだけど、ちょっと気が短いんでね。その辺りを利用されて浚われかけたものだから、お礼参りと警告を兼ねてね』
後にそんな襲撃理由を聞かされた不知火ではあったが、対魔忍として任務についていた時期の鍛錬を欠かさなかった自分であっても、襲撃時の男が振るった力の暴風を前にすれば命を落としていた可能性が高いと推測している。
対魔忍としては失格、裏切りとも言える思考だろうが、それでも不知火はこの若き魔族の男に関する事柄を対魔忍側に告げるつもりはない。このまま自分が苛烈な調教の影響からの回復が進み、本来あるべき場所に戻れたとしても。
彼がどこか亡き夫を思わせる雰囲気があるからか? ──それもある。平時の瞳の穏やかさの奥に秘める強い意思の光を見ると、若い頃の夫を見ているかのようで。
正気を保っていられる時間に限りのある自分に付き添い、性奴隷や娼婦としての擬似人格が表立つ時も粗暴な振る舞いをせず、不知火という個を見て抱くからか? ──女として、身体だけを目的とせず、自分自身を求めて抱かれるというのは、抑えがたい喜びを覚えるのを否定できない。
回復すれば必ず人間界に戻り、娘に会えるチャンスを作ると約束をしてくれているからか? ──笑いながら、心配なら血の誓約を結んでも構わないとあっけらかんと言い放った彼の言葉を、不知火は信じようと思えたから。
聖人君子などでは決して無い。襲撃の際には敵意を見せる相手を人も魔も関係なく容赦なく屠っていた。囚われの身の振りをして襲い掛かってきた女魔人も、不味い血の香りがしたから予想通りだと、敵意を見せた途端に首が刈り取られていた。
──彼の言葉通りであるならば、彼は吸血鬼と淫魔の間に生まれた魔族。ゆえに、乾くほどの吸血衝動もなく、精気を定期的に取り入れなければ干からびて死ぬということもない。そして、双方の特性を持って生まれたがゆえに、彼には強力な異能を持っていた。
吸血、あるいは性交渉を行った相手から、相手の特性や特殊能力を模写できる力。とはいえ、模写した力をそのまま振るえるわけではなく、自分の力として馴染ませるため鍛錬の必要はあると言うが、彼は魔族としては変り種ではあるが、勤勉で鍛錬を厭わない性質であった。なにせ、長年の虜囚生活で体力が落ち込んでいた不知火を毎日一緒に体力づくりに連れ出し、不知火の望みを受け入れ、戦いの勘を取り戻すための立ち合いまで付き合っているのだから。なお、彼はほとんど攻撃を行わず、受ける避けるのが主で、反撃する際にも寸止めであったり、あるいは不知火の攻撃の勢いを利用して投げたり、腕を固めて動けなくするような場合が多かった。
年下に思える風貌の彼に手玉に取られるのは情けなさと悔しさが入り混じるものではあったが、長年のブランクは大きいことは十分に分かっていたし、何より彼が回復途上にある自分に負担を掛け過ぎないようにしようとしているのを無碍にするつもりもなかったため、今は已む無しとしていた。
自分が得意とする水遁の術すら徐々に我が物にしつつある彼の成長速度には舌を巻く思いだし、人にとっては本来脅威でしかない危険度の高い魔族の一人と言えるのは確かだ。それでも、不知火は──。
「えっと……ご馳走さん?」
「ふふ、お粗末さまでした。ありがとう、今日も随分と軽くなったわ。それに……」
それなりの時間を必要とした授乳が終わり、不知火の中にある彼の分身も再び雄々しい硬さを取り戻している。吸血に準ずる行為でもあったのだ。理性が半ば飛んでいた一回目よりも硬さは上かもしれない。
「ごめん、血を吸った後はどうにもこうなるっていうか……」
申し訳なさそうに言いながら、自分の怒張を引き抜こうとする男の動きを不知火は男の上半身を押し倒すことで留める。理性が吹き飛ぶあの発情は収まっているものの、自分の子宮はさらなる精を求めて膣内は自然と蠢き始めていたし、自分の思考を取り戻した不知火は自らの意思で彼を受け入れ求めている。
「抜くのはダァメ。私もまだ足りないんだから……ね?」
彼に抱く感情を言葉にはしないし、彼も求めているわけではない。口にしてしまえば、ゆきかぜの元に戻れなくなる自分になってしまう予感もある。ただ、今はまだこの居心地のいい彼の傍で心穏やかでいられる時間を過ごしていたかった。
「ちゃんと貴方を感じながら、気持ち良くなりたいの」
「……分かった。俺も不知火が欲しい」
手を重ね合って互いの指を絡め合い、不知火は微笑すら浮かべながら、それを支えにゆっくりと腰を動かし始める。一度放出した白濁液と不知火の分泌液が混ざり合い、じゅぶ、じゅぶ、と音を立てながら潤滑剤の代わりを果たし、二人の動きは滑らかなものとなっていた。
「あ、ぁっ、いい、激しくないのに、とても、とても気持ちいいの、これぇ……」
不知火が腰を下ろすのに合わせて、男も腰を持ち上げることで、激しい動きでなくても子宮をぐぐっと押し上げる感触に思わず唇から甘い声が漏れていく。互いの形や熱を強く感じながら、唇を貪り合って唾液を飲み干し合い、男が気持ち良くなれているかを問いかけ、彼女はその答えに満足しながら妖艶に微笑む。
「今の私は貴方だけの女だもの……貴方がちゃんと私で気持ち良くなってくれているのなら、私もとても嬉しいわ」
「……こんないい女を他に抱かせて喜ぶ野郎の考えは分からないな。蕩ける表情や乱れる姿を自分以外の男に見られるだなんて考えられない」
魔族に属しながらも、凶暴性や破壊欲、支配欲を強く見せることが無い男が不意に見せる一面が独占欲。そんな一面に、愛おしさと求められる満足感や充足感を覚えてしまう。
自分自身を強く求められ、丁寧に慈しむように身体中を愛撫されて、欲しくて堪らなくなった頃に熱く太い剛直で貫かれる。調教師のように弱点を的確に突き止める手管は無いにしても、自分の反応を見ながら動き、時には教えを請うことも躊躇わない。今でも十分にいい男だと認められる存在だが、女が自分が抱かれることを望み、憧れるぐらいの男に成り得る。そんな飛びっきりの男になり得る素材を導き、育てる過程は、一人の女として心が震える喜びがあった。
「リィズ、もっと深く私を貴方のモノにしていいのよ。その代わりに、さらに素敵な男性になってちょうだいな」
彼の名は、リヴァイス=グレイ。愛称をリィズ。彼の育ての母や姉代わりの存在、そして不知火だけが今はその呼び方を許されている。
「勘違いするから止めてくれ。本気で俺の眷属にして、長い時を共に生きれるようにしてしまいそうだ」
冗談めいた言い方であるものの、瞳の色に本音が見え隠れしていた。不知火が迷うように、彼もまた惑いの中にある。いっそ強引にそうされてしまえば、二人とも迷うことは無くなるのかも知れない。けれど、そうしないのが彼であり、そういう彼だからこそ不知火もこうして身を委ねることが出来ているのだ。
「ふふ、そんな未来もあるのかもしれないわ。どちらにせよ、今はこの変貌してしまった体質を私の制御下に戻してからの話になるもの……だから、たくさん感じさせて、そして、たくさん私の中に……出して頂戴?」
彼の精にはかつて取り込んだ力の一環で癒しの力が込められている。不知火の発情周期が徐々に伸びているのはそのお陰でもあり──。
「私はリィズに救われたのよ。どのような形であれ、私は貴方の力になるために、力を取り戻してみせる」
一番素直に気持ちを表していたのは、挿入されているペニスの突端へと懸命に吸い付き、先走りを熱心に吸い上げている子宮口であったのかもしれない。やがて来た絶頂の波に、不知火は彼の頭を自らの胸に強く抱き寄せながら吐精を受け入れ、二人は共にどこか穏やかながら長く続くオーガズムへとその身を一緒に預けていた。