※この作品はR-18です。

ときめきメモリアル2短編集 ~永遠に響く鐘の物語~   作:未来星

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白雪真帆 ~誰でもない、君だけを~

 

 

 

 

 

 

 

「ねえ真帆、今度の休みにどっか遊びに行かない?」

 

「えっ!?あ~…

 ゴメン、その日はちょっと……」

 

「何よ~?デート?」

 

「あ、あはは……」

 

 

私らしくない。

 

いつもならこんなふうには笑わないのに。

 

断ったりしないのに。

 

 

その理由は……。

 

 

 

 

 

 

 

 

今日は白雪さんとのデートの日だ。

最近は勉強とかで忙しかったけど、互いにやっと時間が割けた。

 

 

「10時に駅前で待ち合わせだったよな……」

 

 

時計を見る。

まだ時間には十分あったから、ゆっくりと歩いていけそうだ。

 

街並を眺めながら、目的地に到着。

白雪さんは…いた。

 

 

「お~い、白雪さん!」

 

 

 

 

 

今日はデート当日。

まさかまた変わりに私が行くとは思ってなかったんだけど。

 

 

…違うなぁ。

 

 

私は願ってたんだ。

姉さんの都合が悪くなって、私が神崎さんとデートをすることを。

 

 

そんな事を考えながら家を出て、駅前まで歩いていった。

 

自分では気が付かなかったけど、歩調がいつもよりもかなり速かったみたい。

時間は……。

 

 

「うわぁ…まだ9時30分じゃない」

 

 

思わず声に出してしまった。

 

周りの人の視線が痛い。

 

なんとなく居づらかったけど、ベンチに座って彼が来るのを待った。

 

 

 

 

…10分後。

 

 

「はぁ……

 まだ来る訳ないよね」

 

 

彼は、まだ来ていない。

 

 

 

そういえば、彼は私……違うか。

 

姉さんの事をどう思っているんだろう?

 

 

友達?

 

クラスメート?

 

 

それとも……

 

 

…ダメ!

別にいいじゃない!

姉さんと彼の問題なんだから!

 

私は…彼と姉さんの関係が上手くいくようにやればいいのよ!

 

 

 

そう……私は姉さんの変わりなのよ。

 

 

 

 

…さらに10分後。

 

 

…少し寒い。

もう11月という事もあって、吹き抜ける風が冷たい。

 

姉さんはこんな時、神崎さんに温めてもらうのかな?

 

 

 

……なんか、やだな。

 

 

私も、温めてもらいたい。

 

 

……でも、その場合は私の事を姉さんとして見てるんだよね、彼。

 

 

 

……なんか、良くわからないけど…胸が痛いよ。

 

 

 

 

…そして……

 

 

 

 

 

「お~い、白雪さん!」

 

 

俺は手を振って白雪さんのところまで走っていった。

 

 

「待った?」

 

「……」

 

 

「…白雪さん?」

 

 

白雪さんは俺に気付いていないみたいだ。

 

本は…読んでないしなぁ。

だったら、寝てるのかな?

 

でも……。

 

 

「白雪さん!」

 

 

もう一度呼んでみる事にしてみた。

 

 

「ん?あっ!か、神崎さん!?す、すみません」

 

 

やっと俺に気付いたみたいで、彼女は立ち上がって俺に頭を下げた。

 

 

 

何か、今日の彼女はおかしい……。

 

 

「…いや、別にいいよ。気にしてないし。寝不足だったのかな?」

 

「い、いえ……」

 

 

「……そう?

 …じゃあ、こんなところで突っ立ってるのもなんだし、そろそろ行こうか?」

 

 

俺は笑顔で彼女の手を取った。

 

最初は少し抵抗した彼女だったけど、歩いているうちに握り返してくれた。

 

なんとなく顔を見てみると、白雪さんの顔は真っ赤になっていた。

 

 

俺が今手を握っているのは……

 

 

 

 

今日は何となく気分転換に海に行きたかった。

その事を白雪さんに言ったら、OKを出してくれた。

 

 

そして……

 

 

 

 

「うわぁ…綺麗……」

 

 

 

白雪さんは秋の三品海岸の情景を見て驚嘆の声を漏らした。

 

 

…実際は、俺も感想を言いたかったのだが、その海が描く姿に圧巻されて声が出なかったんだ。

 

 

彼女は少し離れたところにあるテトラポットのところまで行き、そこに腰を下ろした。

 

俺もその後を追い、彼女の隣に腰を下ろした。

 

 

しばらく談笑が続いた。

 

この前のテレビの話だとか、最近の音楽だとか。

でも俺は、あえて学校の事には触れなかった。

 

 

……なんとなく確信はあったんだ。

彼女は、白雪美帆ではないことに。

 

 

…ならば誰なんだ?

 

…それも最近、何気なく遊びに行ったきらめき市で偶然見かけた事で解決した。

 

 

その事に彼女は……多分気付いていない。

 

 

 

そして、一番重要な問題。

俺は一体、どっちの娘が好きなんだろう?

 

同じ学校の、白雪美帆?

それとも、隣町の学校に通っている、そして今、ここにいるこの娘?

 

 

まだ俺には、答えを出せずにいた。

 

 

 

 

「…そういえば貴方って、私の事を名前では呼んでくれませんよね?」

 

 

 

…唐突に白雪さんはそう質問して来た。

 

 

俺が名前で呼ばない理由。

ちょっと前までなら、何となく…で済ませられた。

 

 

 

でも…今は……。

 

 

 

 

「なんでだと思う?」

 

「…分かりません」

 

 

言うのか?

 

言ってしまうのか?

 

 

そう考えると、別に告白するわけでもないのに心臓の鼓動が早くなっていった。

己の喉がからからに渇いていくのが感じられた。

唾を飲み込もうとしても、上手く飲み込めない。

 

 

「……

 それは……」

 

 

 

 

私は一瞬、耳を疑った。

 

彼が発した言葉は、私が予想していなかった、でも、一番言って欲しかった言葉だったから。

 

 

「……それはね、君が白雪美帆じゃなくて、白雪真帆だからだよ」

 

 

 

頭の中が混乱した。

 

今、彼は姉さんじゃなくて、私の名前を出した。

 

色々な考えが渦巻く。

 

 

聞き間違い?

 

気付かれていた?

 

 

 

そんな私の思考を無視して、彼はさらに続けた。

 

 

「君は…真帆さんだよね?」

 

 

 

「……うん」

 

 

 

認めてしまった!

 

 

今まで我慢していたのに、今まで姉さんとしてデートを繰り返していたのに。

それなのに……。

 

 

 

 

……やはり彼女は美帆さんではなかったんだ。

 

 

 

でもなぜだろう。

そう思うと、急に安堵感が胸を支配していく。

 

 

その裏側で、切ない感情が生まれていく。

 

この感じは……

……今まで、何度か味わったことがあったっけな。

 

 

そう。

やっと気付けた。

 

 

俺は…俺はこの娘に恋をしているんだ。

白雪真帆に。

 

 

「…ねえ、白雪さん」

 

「……」

 

 

彼女は…まだ俯いたままだ。

 

それでも俺は、言葉を続ける。

 

 

「俺…何となくだけど分かったんだ。

 きっと今までウチの学校の白雪さんをデートに誘っていた理由って、君に会うためだったんだって」

 

 

「…え?それって……」

 

 

彼女の言葉を聞く前に、俺は彼女を抱きしめていた。

 

突然抱きしめたものだから、彼女は少し吃驚していた。

 

 

でも…抵抗することは無かった。

 

思ったよりも柔らかく、温かい身体。

 

 

 

ああ…彼女がとても愛しい。

とても口には出せないけれど、心の中で叫んでいる。

 

 

 

…俺は……

 

 

 

「あっ…」

 

 

想いに任せて彼女を押し倒していた。

 

 

…正直、俺って最低な奴だなって自己嫌悪してしまう。

 

 

……でも、どうしてもそうせずにはいられなかったんだ。

 

 

「白雪さん…いや、違う

 

 ……真帆。いいか?」

 

 

彼女は返事はしなかった。

 

ただ、ほんの少しだけ横を向いて、遠慮がちに首を縦に振った。

 

 

 

少し辺りを見回してみた。

さすがにこの時期に人はいない…と思う。

 

 

それを確認した俺は、真帆の唇をまず一番に奪った。

 

 

「んっ……」

 

 

甘い響きが真帆の口の隙間から漏れる。

 

 

初めてのキス。

 

俺たちは互いの舌を絡め、唾液を啜り、口内を舐めあった。

 

肩に置いていた手を真帆の頭のところに持ってくる。

真帆の頭を包み込むようにして、さらにキスを続ける。

 

 

 

……幾らかして、俺たちはどちらともなく唇を離した。

 

 

互いに、無言のまま時は過ぎる。

 

そんな中、俺は彼女の服に手をかけた。

 

 

「え…?

 も、もしかして此処で……?」

 

 

「ああ…此処でしたい」

 

 

俺はそれだけ言うと、否定の言葉を彼女の口から言わせないために、再び唇を重ねた。

 

静かに上着を脱がせ、さらにその下も脱がせる。

 

着ているものを丁寧に脱がしていくと、ついに彼女は裸になった。

 

 

……白い裸体をさらけ出した彼女は、何と言えばいいのかわからないが、とにかく綺麗だった。

 

 

「ねえ…姉さんと私、どっちが綺麗?」

 

「流石にそこまでは分からないよ……

 …俺、こういうこと、初めてだからさ」

 

「そ、そうなの? 

 私、てっきり姉さんともう……」

 

 

 

「…真帆が俺の人間性をどう見てるかよーく解ったよ……」

 

「あ、あはは…神崎さんってモテるから……」

 

 

「…ったく……

 …で、真帆はどうなんだ?」

 

 

「…え?

 えっと…わ、私も……まだ……」

 

「そっか」

 

 

俺はそれだけ言うと、そっと背中に手を回した。

 

彼女はピクッと小さく反応したが、構わずに続ける。

 

胸に顔をうずめるように抱きしめた。

大きく、形良い胸に顔が触れる。

 

 

「あっ…く、くすぐったいよ…」

 

 

彼女はくすくすと笑っていた。

 

俺もつられて笑ったが、気を取り直して再び行為に没頭する。

柔らかい胸の先端を指先でつまんでみる。

 

 

「…あっ……」

 

 

小さく、可愛い声が漏れる。

 

ここは、感じるみたいだ。

 

丹念にそこを攻めてみると、真帆はどんどん声を荒げていった。

 

 

「はあっはあっ…だ…だめっ、感じちゃう…!」

 

 

指でつまむのをやめ、今度は舌で愛撫する。

 

そうしてあげると、彼女はさらに反応した。

 

 

「ひゃあ!や、だめぇ…!んあ!」

 

 

先端を刺激するように舌で捏ねながら、彼女の胸を吸ってみる。

 

吸い付きながらも、もう片方の胸の愛撫を忘れない。

 

 

そして……

 

 

「ふあっ!そ、そこはだめぇ!」

 

 

何もせずに、地面に着けているだけだった手を、彼女の大切な部分に持ってくる。

 

中指でなぞってみると、そこはもうすっかり濡れていた。

 

 

「…なんだ真帆、もう濡れてるじゃないか…?」

 

「あっ、やだ…言わないでよ……」

 

 

そうは言っても、彼女の声には張りが無く、もうぐったりとしている。

 

 

「駄目。まだ言うよ」

 

 

そう言いながら、中指でそこをこする。

 

ちゅく…と水音がした。

 

何度か繰り返すと、そこはさらに水音を増し、ネットリとした蜜を滴らせ始めた。

 

 

「…ほら、見てごらん。こんなに濡れてる……」

 

 

「…嫌ぁ……」

 

 

さっきまで触っていた指を見せると、真帆は顔を真っ赤に染めた。

 

その仕草が妙に可愛かったから、俺は三度目のキスをした。

 

キスをしたまま、再び指を大切な部分へ。

 

今度は中指を膣に入れてみた。

 

 

「っ!んんぅ…っ!!」

 

 

彼女の中は柔らかく、そして暖かかった。

 

滑った蜜が加わって、さらに卑猥な濡れて擦れた音を響かせる。

 

 

 

最初はゆっくり、そしてだんだんに早く膣内をかき混ぜる。

 

それに比例して、彼女の喘ぎ声もどんどん激しさを増していく。

 

 

「…っ~!あっ、はっ!だ、駄目!い、いっちゃう!!」

 

 

 

キスを解き、俺は指でかき混ぜながら、そこに顔を近づけていく。

 

湿った感じがしたそこに、指を引き抜き今度は舌を這わした。

溢れ出る蜜を丹念に舐めとる。

 

時折音を出して啜ったりすると、彼女はさらに反応する。

 

 

「い、嫌…音立てないでぇ……ふあぁっ!」

 

 

じゅるじゅるとさらに大きく音を立てて吸った。

 

 

 

「あ…

 も、もう…駄目…っ!!」

 

 

びくっと大きく身体を撓らせたかと思うと、彼女はぐったりとしてしまった。

 

…どうやら絶頂を迎えたみたいだ。

 

 

 

 

 

 

硬くなったそれを中心にあてがい、溢れ出る蜜と馴染ませる。

 

 

「はぁ…はぁ…あぁ……」

 

 

「真帆…入れるよ」

 

「うん……」

 

 

 

少しずつ中に挿入していく。

 

先端にヌルッとした感覚があった。

 

そして、その行く手を拒む抵抗感もあった。

 

 

「ああっ!くぅっ…!」

 

 

 

それでも俺は侵入させていく。

 

 

 

そして……

 

 

 

 

 

…ッツン。

 

 

 

「くあっ!ああぁぁっ!」

 

 

彼女の純血…処女膜を突き破った。

 

 

…繋がった部分から、蜜に混ざって鮮血も流れ出てくる。

 

 

真帆の体は小刻みに震えている。

 

 

「真帆…痛い…よな?」

 

「痛いけど…何とか我慢する…

 …だから…動いていいよ?」

 

 

うっすらと涙を浮かべながらも、必死になって俺に抱きつく。

 

そんな仕草全てが、俺には愛しくてたまらなかった。

 

 

「真帆……」

 

 

俺は、愛しい女性の名を読んだ。

 

 

それと同時に、腰を動かし始めた。

 

 

 

「うっ、あ、あっ……」

 

 

最初は悲鳴混じりの喘ぎ声。

 

 

 

腰を振りつづけると、少しずつだがちゃんとした喘ぎ声になって来た。

 

 

 

「はあっ、ああんっ!い、いい!すごくいい!」

 

 

ずぶっずぶっと音を立てる結合部分。

 

 

「くっ…凄っ…締め付けてくる…!」

 

 

 

俺は正常位から即位に変えた。

 

 

片足を抱えるようにして腰を打ち付ける。

そうすると、互いの肉がぶつかり合い、パンパンと小気味良い音がした。

 

 

 

「ああっ!だ、だめ!ま、またいっちゃうぅ!は…あああぁぁぁぁっ!!!」

 

 

 

びくっと反応し、彼女は絶頂に達した。

 

そのせいか、彼女の膣はキュンキュンと俺のものを締め付け、限界を早めた。

 

 

「く、ま、真帆…出るっ!」

 

 

俺は彼女の膣内から抜き取ると、胸の辺りから上にかけて精子を撃ち付けた。

 

 

大量の精子が胸にかかり、勢いよく飛び出したものは彼女の可愛らしい顔に降り注いだ。

 

 

 

俺たちは息を荒くしながら、行為が終わった事による安堵感からか、互いに抱きしめあった。

 

 

抱きしめた真帆の温もりが、汗をかいて冷たくなった体に丁度良かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

「本当はね、嫌だったんだ。姉さんの代わりにあなたとデートしたりするの」

 

 

帰り道、真帆は自分の胸の内を俺に話してくれた。

 

 

「ああ、この人も私じゃなくて、姉さんしか見てないんだなぁって。

 …なんかそう考えると、すごく嫌になった」

 

 

「…そっか」

 

 

「そう。でも、本当はそう考える自分の方が嫌だったんだって、さっき気づいたんだ」

 

 

「さっき?」

 

 

悪戯っぽく真帆は笑った。

 

 

 

「エッチしてる時の、あなたの一生懸命な姿見てたら、なんか自分が情けなくなっちゃって……」

 

 

 

 

 

……そんな話をしながら、俺は真帆を家まで送っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

…そして数週間後。

 

俺はまた、白雪さんとデートをする。

 

 

 

でも、今日もきっと真帆の方がくるだろう。

 

 

 

なぜなら、俺が誘ったのは美帆さんじゃないから。

 

 

 

俺が好きなのは、他の誰でもない。君だけだから。

 

 

 

 

 

白雪真帆という世界にただ一人だけの女の子、その人だけなのだから……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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