貞操逆転ファンタジー世界のお気楽冒険譚 作:GFish
髪も体もすっかり洗い流し、指の間から爪、そして見えない所まで洗うの終わりっ! チョチョイと髪を整え、軽く香水も付けて準備万端! ただスラム街とかに入って犯されるだけのお手軽イベントならズボラでも構わないが、上級のエロいイベントに出会うには、まず自分も磨かないといけないのだ。
お風呂上がりの香りはこちらでも異性を引きつけるようで、1階の酒場兼食堂に向かうと、早速沢山の視線を受ける。ウェイターのお兄さんとかこっち見てちょっとハラハラしているし。無防備な雰囲気を出すのには成功しているっぽい。
「それじゃ、夜には戻りますね」
「は、はい。……あ、あの、女の人には気をつけてくださいね?」
「大丈夫ですよ、これでも鍛えてますから!」
えへんと胸を張ると更に不安そうな顔をされた。ついでに獲物を見定めるような視線も飛んでくる。
「そ、そうですか……。で、では行ってらっしゃいませ」
不安そうな声を背に受けてまた街中へ。今度はマントとフードを着込まず、冒険者っぽいラフな格好での散策だ。
どこからどう見ても、良いところのお坊ちゃんが背伸びして冒険者やってるようにしか見えないのでそりゃもう視線が集中する。品定めの視線からいやらしい視線から心配そうな視線から選り取り見取りだ。
「(向こうの世界での女性はこんな視線に晒されてたのか……)」
公爵家の人間だとはバレてないので、領地に居る時より視線がめちゃくちゃ露骨である。
【いや、今のあなたは特別無防備に見えるだけよ】
女神様のツッコミを受けつつ、とりあえず、R-18なRPGの定番イベントの一つをこなしてみよう。まずは防具を売っている店からだ。商店街とはまた外れた、冒険者御用達の店が並んでいる通りをぶらぶら歩き、質のいい店を覚えながら、ナンパを軽くいなしつつセクハラに飛び上がりながらこれだと思う店へ。
「いらっしゃい、何か用かい?」
店に入ると、カウンターの奥で出迎えてくれるのは、褐色肌で、背はそこそこだけどがっしりした体格で巨乳のお姉さん。見たところ30位の種族はドワーフだろう。職業柄の癖だろうけど、ジロジロと体を見て品定めしてくる。
「どうした? お坊ちゃんの気に入りそうな綺麗な服は無いぞ」
くくっと笑いながらそんなからかい言葉を向けてくるが、勿論想定内である。しかし、ここはちょっとムキになっておこう。
「ち、違いますよ! 洋服じゃなくて防具を見に来たんです!」
うがー! みたいな感じでムキになってみせると、更に笑みが深くなった。
「ははっ、そうかいそうかい、そんななりで冒険者だったとは……。それで、何が欲しいんだい?」
まあ、綺麗に手入れされた髪に香水の香りまで漂わせればそう言いたくもなるよね。
「ハードレザーの帽子と鎧、それからブーツを考えてます」
「ほう」
そう言うと、お姉さんはちょっと関心した様な表情になる。背伸びしない無難なチョイスが意外だったのだろう。
「選択は悪くないが……金は有るのかい?」
「とりあえず、宿代と食費を抜いた今日1日の稼ぎです」
ジャララララと銀貨を片手一杯分カウンターの上に広げると、今度は感心したような表情になる。
「ほう、1日でこれだけ稼げるってことは筋は悪くないんだろうね……それで、1週間もすれば金は貯まると……」
「はい、だからまずは体のサイズを測ってください」
えっへんと胸を張りながらそう言うと、思わず舌舐めずりする音が聞こえてきそうな表情になった。
「そうかい……普段ならせめて手付で半分は貰わなきゃ採寸もしないんだが、坊やは駆け出しみたいだしサービスしてやろうじゃないか」
「本当ですか、ありがとうございます!」
無邪気な笑顔をして、お金をカウンターの奥へ押し出す。金を受けとったお姉さんは採寸中と看板をかけて、別室へと案内してくれた。
「私はシャリアだ。坊っちゃん、名前は?」
「エイリアです。後、坊っちゃんは止めてくださいね!」
「ははっ、わかったよ、エイリア」
別室に入ると、がちゃんとドアを閉められた。なんとなく、逃さないような意図を感じる。
「さて、早速採寸に入るから、脱げ」
にやにやと笑いつつ、いきなりそんな事を言ってくる。
「(やっぱり来たかエロイベント!) ふえっ!?そ、そんなっ!?服の上からじゃダメですか!?」
「何を言ってやがる。防具は命を預かる物なんだからきちっと採寸しないとダメに決まってんだろ」
視線は感じつつも言ってることは正論なのでしぶしぶ……と言った風に顔を赤くしながら服に手をかける。あの、シャリアさん、ここ風俗じゃないでそんなかぶりつきはちょっと。
【そりゃ美少年が目の前で生ストリップとかされたら女なら誰だってガン見するわよ】
「(女神様も例外じゃないんですね分かります)う、うぅ……は、恥ずかしいですから脱ぐ所はあんまり見ないでください……」
もじもじしながら脱いでいくけど、勿論視線が途切れることはない。上半身はサラシ、下半身は短パンだけになる。
「へぇ、てっきりコルセットでも付けてるかと思ったらそんな布巻いてるとはな」
「こ、コルセットなんて使用人も居ないのに依頼に着ていけるわけ無いじゃないですか!」
「なるほどなるほど、ちゃんと考えてやがるんだな。んじゃ測るぞ」
感心すると、シャリアさんはものすっごく密着しながら巻き尺で体のサイズを測っていく。頭の高さ大きさ太さ、手、胸、お腹、足と、手際が良く流石プロの仕事だ。ただ、測る時に偶然を装ってあちこち触ってくるし胸とか押し付けてくるけど。その度に「ひゃんっ!?」とか「ふわっ!?」とかって反応をすると実にいい表情をしちゃってる。
「ふぅ……も、もう終わりですよね?」
体の大体の所が測り終わったので、安心したように確認すると、帰ってきたのはいい笑顔でした。
「何を言ってやがる。まだ一番大事な所を測ってないだろ」
そう言うと、股間に視線を向けるシャリアさん。
「ひうっ!? べ、別にそこは測らなくても……」
「何を言ってやがる。女だって胸の大きさでかなり変わるんだ。男だって玉や竿の位置の調整で着心地が変わるんだよ」
「は、はい……」
100%正論なので冒険者としては反論できないのである。仕方なしにと言った雰囲気を出して体を差し出すと、張り切って玉の方に手を伸ばしてきた。
「ひゃんっ!? あ、だ、だめぇ……」
「うおっ、かなりデカイな……こりゃ余裕取らないと動きにくくなるぞ……」
やってる事はまともだけど、手付きがいやらしい。玉を触り、持ち上げ、前後に揺らして軽く揉む。完全にセクハラである。そしてそんな事をされるとこっちの世界の男の生態通りに大きくなっちゃって……。
「おやぁ? こんなにデカくしちまって、エロい坊っちゃんだな……(うおっ、マジでデケえ)」
「ううっ、あんまり見ないでください……」
「わかったよ、あんまり見ないでやる。そのかわり触って大きさを測るけどな」
ニヤリと笑いつつ、竿をギュッと握るシャリアさん。玉で散々焦らされた後にこの攻撃は、正直かなり良くて腰砕けになってしまう。
「ふぁ……は、早く終わらせてください……」
「と言われてもなあ。こんなに動いてちゃ測りにくいんだぜ?」
足がぷるぷる震えて、竿の方もビクンビクンと脈打って思い切り跳ねてるのでそれはもう測りにくいだろう。
「が、我慢しますから速くっ……」
涙目で顔真っ赤にしてぷるぷるしながら頑張って耐えると、もうシャリアさんから雌の香りが強く漂ってくる。下手をするとこの場ですぐに犯されそうだ。ちょっと下に目を向けると、短パンに先走りでちょっとシミが出来たりしてるし。
【よく我慢できるわねこのドワーフ】
女神様は変な所で感心している。
「よし、じゃあ次は小さい時の竿のサイズを測らせて貰おうか……」
「ええっ!? そ、それならさ、先に測ってくださいよ……!」
「おっと、悪い悪い、ついうっかりな」
意地の悪い笑顔で笑っているシャリアさん。どう見ても故意です、本当にありがとうございました。
「で、でも、小さくなるのにまだ時間かかりますし……」
「なら便所でとっとと小さくしてこい。それとも、そんなチンポおっ立てながら帰って、また別の日に測りに来るか?」
出た! エロゲーお約束の滅茶苦茶な2択! ここは勿論困ったふりをして提案に乗るのだ。
「う、うう。小さくしてきます。おトイレ何処ですか……?」
「廊下を出て右だ。早くしろよ」
言われた通りの場所へ行き、ファンタジー世界のトイレに入る。ちゃんと水洗式で窓から壺の中身投げ捨てるなんて事は有り得ない。足音を殺しているようだけど、気配ですぐそばに居るのはバレバレだ。
【耳をぴったりくっつけて、手は股間にやって完全に盗聴態勢よこの人】
むしろそれ以外だったらどうしようかと。聞かれているので、ちゃんと独り言を聞こえる音量で呟くのだ。
「う、うぅ……恥ずかしい……でも、ちゃんと出さないと……」
そう言って息を荒くしてしごく。呼吸を荒くし、気持ちよさで我慢しきれない喘ぎ声を出し。ギシギシと床を鳴らす。一人で自慰するのも寂しいので、式神と視界をリンクして、シャリアさんの自慰を見ながら。こっちの世界はじめての自慰だけど、シチュエーションが倒錯的過ぎて何かめっちゃ興奮する。快感も元の世界より凄い強いし、7割位演技を忘れて素で声を出してしまう。
「はぁ、はぁ、だ、だめぇ、手が止まっちゃう……で、でも出さないと小さくならない……」
ガタッ
「あうっ……で、出ちゃう……もう出ちゃう……♡」
ガタガタッ
「やっ♡ うぁっ♡ あ~~~~~~……♡」
ガタガタガタガタガタッ!
こっちが絶頂すると同時に、シャリアさんも絶頂した様だ。と言うか音凄いんだけど。
【傍から見ると犯罪臭が凄いわね】
にっこり笑顔で満足してるっぽい女神様の言葉によると、シャリアさんは凄いことになってるのだろう。今出るとまずそうなので、時間をかけて居なくなってから出る。
「よう、終わったか。それじゃ、最後の仕上げだ」
「は、はい……」
玉とは違い、竿だけだと大きくなる速度はゆっくりの様だ。なので、少しずつ大きくなる竿の方を存分に揉んだりひっぱったりこねたりされながら、最後の採寸をされる。
「よし、もう良いぞ、お疲れさん」
「は、はい……」
終わった瞬間に崩れ落ちると、上からニヤニヤした目線でこっちを見るシャリアさん。良からぬことを考えているに魂を賭けても良いレベルだ。
「じゃ、じゃあお金が溜まったら、また来ますね……」
「何を言ってやがる。微調整が有るんだ。2,3日経ったらまた来い。採寸代はサービスしてやる」
「そ、そんなあ……」
「ん? 命を預ける防具をちゃんと完成させなくていいのか?」
(そ、それでも良いです! このまま完成させてください!)
ニァ(わ、分かりました……また来ます……)
【イベント継続ね♪】
勿論ここでイベントを終わらせる訳が無い。この後もお金をきっちり払う、お金が足りない、働いて返すなど多数のルートに派生するだろうし!
【どれが良いか悩むわ……】(はい。どれも捨てがたいです)
女神様と二人して悩みつつ、俯きながら返事をする。よろよろと立ち上がりながら脱いだ服を集め、コソコソと服を着る。
「それじゃ、毎度あり、また来いよ」
シャリアさんの声を背中に受け、シャリアさんから見えなくなるまでトボトボと歩いていく。
【じゃ、次は3日後位にここに来ましょうか】
「(はい! じゃ、次は王都探索の続きっと!)」
そうして見えなくなると、女神様と二人、次なるイベントにワクワクしながらウッキウキで歩き出すのだった。
エロゲーお約束のセクハライベント回でした。我ながら何マニアックなの書いているのだろう……。このままイベントが進むとちゃんと本番に発展します。しかも、ルートによって派生もします。……どのルートに進ませるか悩みますが!
そして、エロシーンの書き方についても今悩み中です。
今みたいに主人公視点にするか、それとも女性視点にするか、三人称にするか……。とりあえず、色々と試して評判良かったのを採用してみます。