リリー・ビアンカ
詳細は本文中で殆ど書いているのでカット
イエネコが使い魔
ノーブルウィッチーズA部隊の拠点であるセダン基地、今日も平和な時が流れていた。
「黒田中尉!また厨房にモノを強請りに行ったそうではないか!今日は非番で何もしておらんじゃろうが!」
「やだなぁ〜今日も一生懸命生きてたんですよ?エネルギー補給は必要ですってば〜」
「寸胴のシチューを1人で平らげかけて何が必要なエネルギー補給じゃ!」
「黒田さんってほんとに女の子なのかな、実は育ち盛りの男の子だったり」
「お前よりおっきなやつ胸にぶら下げてるけど男なのか」
「....私も人の心を持ってるんだよ?」
「ま、あんなのあってもな」
「持ってる人が言うと争いの種だね....」
やいのやいのと騒がしいいつもの光景、アドリアーナはつまらなさそうに眺めていた。明日、久しぶりに戻る家のことを思い返しながら。
ここは貴族生まれの部隊。彼女もたしかに貴族、でも没落の烙印を押された貴族だった。往年の輝きはそこに無く、惨めだった訳では無いが良くも無かった。カツカツの状態でも体裁は保とうと必死だった両親達のおかげで今の自分がある、良くも悪くも。
そのひとつが、アドリアーナへの付き人だった。名前はリリー・ビアンカ。アドリアーナの為に引き取られた養子だ。後に、アドリアーナと同時期に魔法力の発現が見られたが一族の為とその報告をしなかった。
アドリアーナにとっては数少ない全てを見せられるのがリリーだった。寝食を共にし、勉学に励み、共にした時間は軍に入るまでは1番長かっただろう。
ずっと上手くいっていた訳では無かい。いくら手をかけて育てようと子供には色んな時期がある。アドリアーナだって同じ、リリーへのアタリが強いこともあった。見兼ねた両親らからリリーへされた手回しに気付き妬み意地悪した事もあった。
なんて幼稚だったのだろう、と振り返る。その度に家に戻るのが億劫になる。誰しもある事とはいえいつも頭を悩ませた。
セダンからおおよそ6時間、ロマーニャの実家の目の前にアドリアーナは立っていた。貴族の屋敷にしては質素で物静かな佇まい。普段の基地では味わえない感覚でそれは嫌いでは無かった。
踏ん切りがつかず10分くらいぼーっと眺めていただろうか。
「いつまでそこに立ってるんですか、アドリアーナ?」
唐突に後ろから掛けられた声にビクッと跳ねて、振り返ればそこにはリリーがいた。昔の面影を残してはいても別人のように大人っぽくなったなと、今度はリリーを眺めるアドリアーナ。
ほら入りますよ、と引きずられ屋敷に入り自分の部屋へと通される。
軍へ入った時のままにされていたそこはまるで時が止まったようだった。懐かしさに浸っていると紅茶を持ってリリーがやってくる。
ようやく椅子に腰を下ろすアドリアーナ。リリーが戻ろうとするのを引き止め、お茶の相手をさせる。
「ワガママ言う癖はそのままなのね」
「....悪いな。お前も嫌なら言えば良いのに」
「嫌なんて思った事も無かったわ」
「そうとしか言えないよな....すまない」
「ほんと真面目よね、本心から言っているのよ」
リリーはアドリアーナの座る椅子の後ろから手を回した、肩口に顔を乗せ耳元で囁くように語りだした。
本当に貴女を慕っていると、新聞に活躍が載る度記事を残していたと、いつも貴女がここへ来る日を心待ちにしていると。
アドリアーナは胸が締め付けられるような気分だった。だから言葉にした、私は酷く当たり妬み嫉んだ、そんな私は慕われる程の人ではないと。
「ああいう年代はみんなそんなもの、そんなこと今までずっと気にしてたの?ほんと真面目ね」
「そんなこと、で済ませられないくらいに私は悩んでたんだぞ....私は酷い人なんだよ、真面目とかではなく申し訳ないんだよ、君の人形を壊したことだって....」
「形あるものはいつか壊れるわ、でも貴女は勉強の分からない私に分かり易く教えてくれたわ。それに、運動する時はいつも私に合わせてくれたし待っていてくれたわ。そんな貴女が酷い人だなんて私は思わないわ」
「....ありがとう、その言葉は素直に受け取っておくよ」
「それでいいのよ♪」
ニコッと微笑むリリーの顔が眩しかった。
日も落ち夕食を済ませたアドリアーナは風呂でその日の疲れを癒す。リリーが背中を流すと言うので任せていた。扶桑ではこれが普通だと聞いたからすると言っていたが黒田はそんなこと言っていただろうか?
暑いだろうにメイド服を着たままのリリー、私も背中を流してやると提案したが断られた。どうせこのあとお前も入るのだからと言うと渋々脱衣場へ向かうリリー。
そうして、しばらくして戻ってきたリリーは一糸まとわぬ姿であるのは当たり前だがアドリアーナは息を飲んだ。いつかは毎日共に過ごしたリリーは、まるで彫刻のように滑らかで曲線美を持っていて。
そして、何故か局部をタオルで隠して入って来た。なんとなく気になったが何も問わず背中を流してやった。タオルで背中を擦るのが惜しい。素手でこの陶磁器のような肌を撫でたい。そんな変態的な事言えるわけが無い。だが、アドリアーナは自身で意識せず興奮していた。リリーも気付いてはいたが言えなかった、慕っている人がこんなにも見つめてくれているのだから。
身体の汚れを落としたら湯船に浸かる。ロマーニャに温泉文化がある事に感謝した。少し熱いお湯が身体を溶かすよう。隣でリリーも少し赤ら顔に。
気持ち良いな、と言おうとした時気付いた、先程もタオルで隠していた局部から屹立するそれを。
「....なぁ、その....それって....」
「あっ....えっと....私もウィッチの素質があるから使い魔の関係上、ね....?」
「それで一緒に入るのを渋ったのか?」
「はい....嫌でしょう?」
「嫌なんて言ってないだろ」
「あまり、見つめないで欲しいんだけど....//」
「嫌と言われたらなんとやら」
アドリアーナがリリーの股座の正面に回って局部を隠すタオルを除け、放る。
拳銃くらいはありそうだなと、サイズ評価をしてから手を伸ばす。何故手を伸ばすか、興味があるから以外に理由はそうないだろう。
湯とは違う温度のそれに触れると跳ねる。リリーは口を手で覆って声を出すまいとしていた。
アドリアーナの方は気にせず触れ、擦って、弾いて。最後の刺激に甘い声が漏れた。お互いびっくりしてしばらく見つめ合い、リリーは沸騰しそうなくらい赤い顔で視線を逸らした。
男はこう言うのが好きって言うじゃないか。そう言って豊満な乳房で怒棒を挟むアドリアーナ。ノせてしまうと止まらない。ビクビクと跳ねるリリーの反応を楽しみ圧したり擦ったりして刺激を与え続けた。
リリーがなにか言うのも聞こえず続けるアドリアーナ、そのせいで絶頂を迎えた証が盛大に顔へと飛んだ。生臭いそれは何かは知っている。そしてそれはメスとしての本能を呼び起こしたようだった。
リリーの逸物がまだ天を向いているいるのをいいことにアドリアーナはそれに跨った。視線で先へ進むこと伝えると催促とも言える相槌が返ってくる。
肉槍が柔肉を掻き分け、2人はひとつになった。
破瓜の痛みさえ快感へ変換されアドリアーナの膣はリリーの陰茎をギチギチと締め付ける。深呼吸しなんとかすぐに果てるのを我慢する。床のタイルで足を滑らせるまで。
もう一段奥をノックされたアドリアーナは声も出せず絶頂し仰け反った。辛うじて出るのは喉を通る息が鳴らすヒュコヒュコと言う音。
リリーの方ももちろん耐えられる筈もなく粘っこい白濁を注ぎ込んだ。アドリアーナの失禁したものが身体に掛かっていたがそんなこと気にもならなかった。
自分で慰めるなど知らない2人にそれは脳が焼ききれる程の刺激で、絶頂が絶頂を誘発ししばらくの間繋がり重なったままイッた痙攣でビクビクと跳ね続けていた。股間の周りでは白い池が出来ていた。
夢心地の中先に覚醒したのはリリーだった。目の前で白目を剥き未だ快感にうち震える様はまた欲情を誘った。愛しの人の唇と自分の唇を重ねながら、リリーはまた抽挿を開始する。ゆっくり、ゆっくりしたストロークでも下半身から昇ってくる快感に表情は緩み切ったまま戻せそうにない。
やがてアドリアーナも覚醒する。目の前にあるリリーの顔と侵攻を許す口腔の感覚にどうでも良くなって、首に手を回した。抱き寄せ、密着し、もっともっとと伝える。
それに応えてピストン速度を速める。接吻が中断されてしまい2人の喘ぎ声が風呂に反響する。さながら天使のリサイタル、ばちゅんばちゅんと刻まれるビートにまた絶頂はすぐに訪れた。
ギュッと奥へ腰を押し当て欲望の塊を流し込むリリー、世界に名だたるウィッチなど形無しなアドリアーナ。のぼせ上がってフラフラになる2人の情事は幕を閉じた。
翌朝、アドリアーナが目を覚ますと自室のベッドだった。挨拶と共に入ってくるリリーに着替えを促されベッドから出る。
昨日の出来事は夢だったのではないか、それも首元の虫刺されのような跡を見つけるまでの思考だった。
着替え終わってから帰りの飛行機が迎えに来る時間を伝えているリリーに抱き着く。全体重を預けて。いつ帰って来ても私は待っていますよ、リリーに頭を撫でられアドリアーナの目頭からは水滴が1粒2粒流れる。
そのイチャつきが終わるまで5分とかからなかったが2人にとっては1時間にも2時間にも感じられた長い時だった。
あんまりエッチじゃなくてごめんね