※この作品はR-18です。

IS(インフィニット・ストラトス) 楽しく過ごしたい転生者   作:ナハト・リコリス

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今回は鈴と、大分先のキャラが二人でます。

一人はちょっと別ですが。

それともう一つ、あってますかね、感じは。


第8話

次の日の朝のHRで山田先生から織斑がクラス代表になったと言われた。

織斑自身驚いていたものの、俺達3人が辞退したと言ってクラス代表に関しては終わった。

 

雪子やセシリアに関しては織斑からあの不快感付で自分の訓練に参加してほしいと言われたらしいが、二人は思い切り言ってその話を蹴った。

そのさい篠ノ之が思いきり二人に殴りかかろうとしたらしいが、二人とも軽くあしらって来たらしい。

 

どう考えても織斑のほうが悪い。

序にだが、俺のほうにも訓練協力に来たのだが、雪子達と同じような感じでしてきたので、却下してやった。

 

親父達(研究所の面々もだが)からもだが、こいつのデータは欲しくないと言われている。

実際問題『白式』と俺以外の男性操縦者の運用データは貴重かもしれないが、全員がこいつの裏の顔を知っているので、いらないと言われてもいるからだ。

 

それにだが俺の場合、IS学園の生徒兼会社員みたいな感じなので、書類などが結構多いのだ。

おまけに学校の授業内容による書類と、会社等でのさまざまな書類やら何やらで、週に1回は不眠で仕事をしなければいけないので、却下しておいた。

 

まぁもしも不快感無しで協力して来たなら、時間を何とか作って週に1・2回は訓練を手伝っただろうが、これに関してで言えば織斑に関してで言えば自業自得でいいだろう。

 

これで織斑は射撃関係による攻撃回避や、それに連なるISの運用や回避云々に関してはこれで俺達から織斑は取得できないので、まぁいいだろう。

 

どうせ別の誰かをあの不快感を使用し、そしてその人物を使うだろうし。

 

 

後授業でも専用機持ちは前に出されたりしたが、織斑以外(俺はわざと加減してやっている)は織斑先生の言った事案をそれなりに加減をしてクリアしておいた。

ただ、織斑先生が俺を見る眼が相変わらず『侮蔑』した眼で見ているので、内心ストレスは溜まっていく一方である。

 

まぁそのさいには部屋で雪子が作ってくれるお菓子やお茶で癒されてます。

 

 

 

それと同時にであるが、俺と雪子はあのクラス代表決定の戦いの後整備室に入り、ISのバグ取りをしていた。

そしてここにいるある女の子と知り合うことになった。

 

「簪、そっちはどうだ?何か手伝えることはあるか?」

 

「う、うん。だ、大丈夫だから」

 

知り合った女の子は『更識 簪(さらしき かんざし)』と言って、青いセミロングの髪形をした1年4組にいる日本の代表候補生でもあり、自分の専用機なるはずである『打鉄弐式(うちがねにしき)』という『とある理由』で未完成のISを『一人』で完成させようとしていた子である。

 

知り合ったのは偶然で、バグ取りをしようと整備室の予約をしたら、予約している場所を彼女が使っており、その後お互いに話したりして調べてもらったら、IS学園側による手違いと分かったのが原因でもあった。

その後未だに俺と雪子のISのバグ取りをしている際に、何度か彼女がこちらに気分転換に来たりしたさいに、話したりして、その結果手伝ってもらったりしてもらったのだ。

 

何しろコンピューター操作に関しては俺よりも上手い感じなので、彼女のISの製作を手伝おうとしたら断られてしまったが、使用するISのパーツや武装弾薬に関しては了承してもらった。

その後彼女のIS事情を聞いて憤慨もした。

 

彼女の専用機である『打鉄弐式』は、倉持技研というIS開発の場所が造っていたらしいのだが、初の男性操縦者(実際は違うが)である『織斑春樹』が現れたせいで状況が一変した。

彼の専用機である『白式』の開発に技術者やデータ収集の人間が全て奪い取られ、その結果放置されてしまったのだ。

 

流石のこれを聞いた俺と雪子は彼女のIS開発を手伝うと(俺に関してはIS開発の最高責任者とは言わずに)言ったのだが、彼女はそれを頑として受け入れなかった。

俺も雪子も何かあると思ったのだが、それ以上は何も聞かず、欲しいパーツがあれば融通すると言ってそれなりに手伝うことにした。

 

そして俺達はバグ取りをしながらISの機体性能のチェックをしたりし、簪と、簪の友人でありクラスメイトの布仏 本音(のほとけ ほんね)さんこと『のほほんさん』には他言無用でグランバードの事を話しておいた。

 

そのため誰もいないアリーナで俺のファイバードとグランバード、雪子の白銀・紅を見たさい、簪の眼が思いきり輝いていたので、プログラム関係の補助を簪に頼むことにした。

とは言っても、簪も自分のすることがあるので、気分転換程度にしてもらう程度にしてもらった。

 

それと最近では簪もお菓子を持ってきたり、のほほんさんもやって来て話したりするので、内心嬉しいことばかりである。

まぁその分雪子の身体と合体していないが、それよりもこの楽しい一時を過ごしていた。

 

ただ稀に、変な視線を感じるときが最近あるのだが、気のせいだよな?

 

 

??? Sid

 

私はその男の背中を見ていた。

簪ちゃんとあんなに仲がいいなんて、羨ましい!!

 

私なんて、私なんて、最近は簪ちゃんとの仲が悪いのに~!!

 

 

彼の情報は色々と知っているが、今はことを起こさないようにしよう。

 

だけどそのうち、たっぷりとこのお姉さんが虐めてあげるわ!!

 

??? Sid

 

 

 

そんな日が続いたある日、俺の元に一通のメールが届いた。

内容は雪子用に考えていた装備パッケージで、紅と対となす『蒼天(そうてん)』が完成したというものだ。

 

この蒼天であるが、俺が元ネタにした『超重神グラヴィオン』に出てきた『ゴットグラヴィオン』をモチーフにしており、『ソルグラヴィオン』をモチーフにした『紅』よりも、長時間の全距離対応戦闘行為が出来るようにしてある。

 

言い方を変えれば、高い攻撃力を保持して短期決戦型なのが『紅』で、長期戦型なのが『蒼天』の使用前提なのだ。

元々紅の武装を弱くして、全距離対応と長時間戦闘を前提とし、さらに紅の運用データを元にして開発したため、時間はかかった物の、紅の連続戦闘使用時間よりは長く運営ができるようになった。

 

同時に紅のパーツに関してはそろそろオーバーホール(来る前にやったのは白銀本体だけだったため)が必要な状態でもあったため、織斑先生に雪子の外出届を提出させて、蒼天の受領に行かせるようにしておいた。

 

雪子も紅のオーバーホールには賛成したので、蒼天を受領に行った。

ただし、パーツとの不具合と今回のようなバグが無いようにするために少々向こうで泊まり込むことになったが、仕方ない事として諦めた。

 

 

 

??? Sid

 

IS学園の正面ゲート前に、小柄な身体に不似合いなボストンバックを持って立っていた。

 

「え~と、受付って何処にあるんだっけ?」

 

上着のポケットからくしゃくしゃの紙を取り出したものの、場所が分からず、彼女は紙をまた上着のポケットに戻し、足を動かしていった。

 

彼女の名前は凰 鈴音(ファン リンイン)といい、中国からこのIS学園に転入してきた少女である。

彼女は中国でいたのだが、日本に一時期いたことがあるので、彼女にとって日本は久々なのだ。

 

だが彼女は当初はこのIS学園に来る気は1ミリも無かった。

それよりも、『日本』に帰ってくることすら考えなかった。

 

だがしかし、ある理由で彼女はこの学園に入る気になったのだ。

 

「(あの不動って男性操縦者を見つけて、聞き出してやる。何で『死んだはずの一夏があそこにいたのか』を!!)」

 

そう、彼女がこの学園に来た最大の理由なのだ。

 

彼女は『とある理由』で日本を離れ、中国に帰った。

だがしかし、自分にとって友達でもあった『織斑一夏』が死んだことは、彼女にとって一番の悲しい出来事だった。

そしてその悲しみにくれている自分に言い寄ってきたのが、転校してきて自分が一番嫌な感じがすると思い、一番近づきたくないと思っていた一夏の兄であった『織斑春樹』その人だったのだ。

 

だがしかし、彼女は彼の裏の顔を知っており、近づきたくも無かったものの、ことある毎に近づいてくる上に、周りの女子からの陰湿な苛めもあったりした、結果彼にはそれなりに関わらないようにしてきたのだ。

自分が一番嫌いなタイプの人間と関わりあいたいと思う人間は、早々いないだろう。

 

そのため女子からの虐めを避けるために向こうから近づいてきたら、それなりに会話をして、

放置しておいた。

そうでもしないと一夏がいなくなった後、彼女達は彼を信奉しない女子や男子を裏で虐めていたのを知っていたので、巻き込まれないようにしたのだ。

 

何故私が戦わなかったかというと、一度私も信奉しない女子を庇って戦ったのだが、虐めている女子グループの中には警察官僚の高官や会社の上役など、自分の力ではなく、自分の親の力を利用してその子の家を滅茶苦茶にしたのだ。

そしてその子は私を巻き込みたくないと言って、家族と一緒に別な場所に引っ越して行った。

 

 

だが問題のあいつは私の両親がやっていた飲食店に何度も足を運んだりした。

自分を信奉している周りの女子がやっている事を知っているはずなのに、何食わぬ顔をして何度も足を運んできたのだ。

 

その後彼女の両親は離婚したが、彼女本人からすれば、両親が離婚して母親と一緒に中国に帰る事になった時、あの最低な下種と二度と会わなくてすむと思ったくらいだったのだ。

逆に言えば父親と別れることに関してで言えば、悲しかったのも事実であった。

 

そしてその下種がTVでISが操縦できると言われた時も、彼女は無視した。

だがしかし、TVで二人目のIS操縦者が現れたとき、彼女はその映像に驚いた。

 

彼女が、一夏が死んだと思って3年が経っていたが、そのTVの中に死んだと思っていた人間がいたのだ。

髪型も、感じも違うかもしれない。

 

だがしかし、自分の勘が、彼女が『死んだはずの織斑一夏』だと言っていた。

 

 

その後の行動は早かった。

 

急いで上の人間を説得し、自分の担当者にも頭を下げ、IS学園への転入手続きを行った。

ただ死んだはずの友達に会いたいがために、彼女は行動を起こしたのだ。

 

 

そして中国でのIS学園への転入手続きが終わり、そして今日からIS学園にやって来たのだが、彼女を案内してくれる人などは誰もいないので、困り果てていた。

何しろIS学園は大きく、始めてきた彼女にはある種の迷路のような物だからだ。

 

「はぁどうしようかな?ISを展開するわけにもいかないし、どうしよ?」

 

そう思って歩いていると、自分がこの世で一番聞きたくない声が聞こえた。

そのため素早く近くの角に隠れて様子を窺った。

 

「箒、悪いな。訓練に付き合ってくれて」

 

「何を言っている?他ならぬお前のためだからな。それにしてもあいつ等お前の頼みを断るとは、人としてどうなんだ」

 

「まぁ仕方ないだろ?特に不動に関しては俺達よりも年が上だから、言われた内容に関しては仕方なかったからな。(だが何であいつ等には効かないんだ?まぁいいだろう。その内俺の前には色々な女が来るからな。後『あの人』ももう少しで食えるし)」

 

そう言ってあの下種と、あの下種が好きなのだろう長髪の黒髪の女が消えたのを確認し、そして消えていった通路の角近くまで行っていないことを確認してから、安堵の息をついた。

もしあいつに見つかったら、自分にとって色々と面倒な事態になることが眼に見えていたからだ。

 

特にあいつの近くにいた黒髪の女は隠れて顔を見たが、完全に誰の手も付けられない末期であると分かったので、あいつが離れた瞬間何をされるか分からなかったのもあり、最悪ISを展開しなければいけないと思ったからだ。

 

何しろあいつを好きになった女子はある意味妄信的で、人を傷付けたりボロボロにするのすら良心の呵責すらない人に成り下がるからだ。

そういった女子を何人も見てきているので、関わりたくなかったのも事実である。

 

「何をしてるんだい、君?」

 

突如声をかけられたのでビックリし、声がしたほうに顔を向けると、自分が探していた人間がその場に立っていた。

 

 

鈴 Sid

 

 

 

統夜 Sid

 

俺はさっきまでアリーナで新たな武器である『フレイムマグナム』による射撃テストをしていた。

又同時に最近までバグで撃てなかったミサイルやバルカンも使用し、バグが発生しないか等を調べていた。

 

その後合体も行い、合体後もバグが発生しないか等を調べ、発生も何もしなかったので、ファイバードの運用を止め、グランバードに変更して同じように発生しないかチェックしていった。

 

織斑達とは会いたくないので、申請欄の部分を確認してから別のアリーナを借りて使用している。

それと同時にこの申請に関しては織斑先生の許可が必要ないので、内心嬉しかったりする。申請とはいえ、人を侮蔑するような人間に会いたくないのは当たり前であろう。

 

そしてファイバードとグランバードの武装チェックが済んだので部屋に帰ろうと更衣室から出て少ししたら、通路の角近くにその子の身体とは不似合いなボストンバックを持った女の子がいたので声をかけたのだ。

 

突然声をかけたので、彼女は当初ビックリした様子だったが、俺の顔を確認するやいなや、ブルブルと身体を震わせた。

 

「あんたに、あんたに聞きたいことがあったのよ」

 

彼女は顔を下にしたままそんな事を言ったので、俺は不思議に思いながらも彼女に返事を返した。

 

「……何だ、一体?」

 

「どうしてあんたが出てたTVに『死んだはずの一夏が映ってたのよ』!!答えなさいよ!!!」

 

顔を上げ、大声でそういったので、俺は急いで口を塞いだ。

そして急いで周りを見た後、素早く彼女を荷物のように抱えて、俺は出てきた更衣室に戻って入っていった。

 

そして更衣室に入った俺は彼女を下ろし、口も開放して思いきり殺気を出しながら睨みつけた。

流石の彼女もこれまでの展開と、俺の出した殺気には驚いたようで、後ろに後ずさった。

 

「お前、なんで『その名前を知っている』?ことと次第によっては、殺すぞ」

 

「……ふ、ふざけんじゃないわよ。私は、私は一夏と友達なの。だから、何で死んだ一夏がいたのか、知りたいだけよ!!」

 

俺は俺の殺気に震えながらも、声を出した少女に殺気と警戒はそのままにしておいた。

何しろ雪子の『前の名前』を知っている時点で、後々面倒なことを起こしてでも殺そうと思っているからだ。

 

「お前、名前は?」

 

「中国の国家代表候補生の凰 鈴音(ファン リンイン)よ。鈴でいいわ」

 

「鈴?……そうか、すまなかった」

 

そう言って俺は殺気と警戒を解いた。彼女の名前は雪子から聞いているからだ。

一番大切な友人として、名前を聞いていたからだ。

 

俺が殺気を解いたので、彼女も安堵の息をついた。

 

「すまない。雪子の、いや君からすれば『織斑一夏』の身の安全を守るためだったんだ。悪い事をした」

 

「……雪子って、それに身の安全を守るって一体どうゆうことよ?」

 

彼女が俺のいったことに不思議そうに答えたので、俺は自分の部屋に連れて行くといった。

だが彼女が今日転入してきたことを聞いたので、彼女の目的の場所を案内をした後、部屋で会話をした。

 

会話をした内容は彼女の知る『織斑一夏』の今の状況と、彼女が死んだとされる時に起きた事件を彼女に話した。

その内容を聞いた彼女は思いきり憤慨したが、何とか抑えさせた。

 

それと同時に俺が契約に関しても言っておいた。

これに関しては当初は難色を示したが、納得してもらい契約を結んだ。彼女をそれなりに護るために。

 

その後携帯で雪子と連絡を取り、俺は鈴(そう呼んでいいと言われた)に携帯を渡した後、俺は静かに部屋から出て行った。

 

30分位してから部屋に帰ると涙を流しただろう、目が赤くなっている彼女が俺に携帯を返し、自分の部屋に向かって行った。

出て行くさいに、彼女から『ありがとう』と言われたが。

 




鈴の登場ですが、こんなのでよかったかな?

それと春樹ですが、原作の一夏と違ってセシリアからの特訓を受けていないのですが、箒や他の子を催眠して射撃関係の特訓をしたと思ってください。

ただし、原作であったような一対多数ではありません
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