※この作品はR-18です。

IS(インフィニット・ストラトス) 楽しく過ごしたい転生者   作:ナハト・リコリス

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こっちの更新が早いですが、ご了承を。

それと後書きに書いているアンケートにご協力ください。


第9話

次の日、鈴がこの学園に来たのは1組にも噂になっていた。

とは言っても、1組ではなく2組に転校生がやってきたという噂であったが。

俺もその噂を聞きながらセシリアと話をしていた。

 

まぁこの時期になると見世物のパンダのような状態は無くなったので、いいなと思っているくらいだ。その噂を聞きながら織斑のほうへ顔を向けると変に怪訝な顔をしていたのだった。

そして織斑先生が来て、この噂による話は終わった。

 

 

春樹 Sid

 

「(どうなってるんだ!!何で鈴が来ないんだよ!!!)」

 

俺は山田先生の授業を受けながら内心この事態に憤慨していた。

原作では編入してきた鈴は、一夏に宣戦布告をしにやって来るにも拘らず、その鈴が来なかったのだ。

 

「(まさかあいつが原因なのか?いや、あいつは鈴の家にも来た事が無いし、俺が知っている限り見てもいない。どうゆうことだ?鈴にも箒並とは言わないが、それなりにかけていたはずだぞ?)」

 

当初はオリ主である俺以外のモブである『不動』が原因かと思ったが、あの不動は鈴と何ら関係が無い。何しろあいつは俺達よりも3つ年上なうえに、鈴の両親が経営していた料理屋にも俺が知る限り来た事は無い。

おまけに鈴には俺に依存するように催眠をかけたにも拘らず、この状況になっているので、俺は憤っていた。

 

「(セシリアもそうだ。あんな年が上だけのモブのどこがいいんだ?あの戦いで俺にそれなりに依存するようにしたにも拘らず、まったくと言っていいほど変化が無いし、おまけに俺の命令を無視しやがって)」

 

セシリアに関しては哲也が持っている情報網を使って調べてもらった。

哲也は俺とつるんだ後、親のコネと俺の能力で得た奴隷を使って独自の情報網を得ることが出来たのだ。

そしてセシリアの家はイギリスでもそれなり資産家で、もしもセシリアと結婚すれば数年は遊んで暮らせるほどの資産が有るという事を調べ上げたのだ。

 

俺自身それも最初からの計画の内にあったのだが、セシリアとはまったくと言っていいほど進展しないので、あの雪子とか言う女も一緒にしようと思ったが、これも無理であった。

 

「(っち。……まぁいいさ。俺がヤル対象が少し減っただけで、まだ大丈夫だ。何しろまだIS学園の原作組みサイドには、シャル・ラウラ・楯無・簪の四人がいる。ラウラに関しては千冬姉がそれなりに手を回してもらっているから大丈夫だろう。まぁこの学園側のモブともいえる女共もいるし、それに……)」

 

そう思いながら、俺は山田先生を見た。

 

「(こいつももうすぐ喰えるからな)」

 

ISを操縦できる男子ということで、IS関係の勉強はこの学園の女子よりも理解が低いので、一対一で勉強を教えてもらっているのだ。本来なら不動も参加しているのだが、不動に関しては年上と会社からの事情等もあり、週に1・2回程度しか受けていない。

そのためそれ以外にも山田先生の部屋にお邪魔して勉強を教えてもらっているのだ。

 

とは言っても最初から山田先生を食べるつもりは無かったので、ゆっくりと精神を堕としていき、最終的に自分から全てを差し出させるようにしているのだ。

 

「(この前の勉強会であと少しだったからな。ゆっくりじっくりと料理してやるか。この天然を)」

 

俺は山田先生の授業を聞きながら、その思惑を胸に秘め、授業に精を出した。

 

 

春樹 Sid

 

 

 

そして授業は進んで昼休みになり、俺はセシリアと一緒に昼飯を食べに食堂へと向かった。

セシリアにはこの昼休みになる前の休み時間に噂になっている2組の転校生の事を簡単にだが話しておいた。

 

それと別だが、俺達の後ろから織斑とあの篠ノ之も飯を食うので、食堂まで一緒な道になるのが嫌であるが。

それとだがこの篠ノ之、実を言うと剣道部から出入りを禁止されているらしい。

実際には剣道部に籍を置いているだけの幽霊部員扱いにされているらしいというのが本当であるが。

 

何故俺がこのような事を知っているかというと、実は雪子が原因なのだ。

雪子は、その時はIS学園の生徒とは知らず、剣道大会での友人の応援に言っていたさいに情報を教えてくれた人と偶然出会い、その人と会話して知ったのだ。

 

この学園の剣道部の先輩方のうち一人があの全日本大会に来ていたらしく、その時に篠ノ之の剣も

見ていたため、IS学園に入って欲しくないとも思っていたらしい。

というのもこの先輩、後々の後輩の為にとこの時の試合を全て録画しており、そのため篠ノ之の試合を後輩達に一番悪い見本として見せたらしいのだ。

 

だがその後篠ノ之がこのIS学園に入学し、しかも剣道部に入ってきたので当初は困ったらしいのだが、あのセシリアとのISバトルの情報が入ってき、さらには織斑と幼馴染という事が分かったので、これ幸いと思い、部員皆で『部活よりも織斑君の相手をしてあげなよ』と言って、部活動に来させないようにしたのだ。

 

それと実は雪子に関しては剣道部の部員では無いのだが、先輩方の一人にこの大会に参加していた雪子の友達がおり、その人から雪子に教えられたというのが真実なのだ。

 

まぁ知らぬは本人だけで、剣道部の人間も思い切りばれる様にはしておらず、この事実を知っているのは剣道部員を除けば、ごく一部だけなのだ。

何故かと言うと、『織斑千冬の知り合い』と言う面も持っているため、もしもこのことが織斑先生の耳に入ると色々と彼女達もヤバイと思っているので、それも理由なのだ。

 

それともう一つ、何故篠ノ之がこのIS学園に入学したかと言うと、日本中の全ての高校が彼女の受け入れを拒否したからだ。

全日本剣道大会で優勝した彼女だが、小学4年生の時から政府の重要人物保護プログラムにより織斑と離れた後、転校先でも何度も傷害事件を起こしたらしい。

そのため何度も転校したが、転向して行った先でも同様の事件を起こし続けた。

 

そしてトドメは全日本剣道大会の剣と態度が原因で、日本中の全高校が彼女の受け入れを拒否したのだ。

そのため政府は唯一の治外法権の場所とも言える『IS学園』に入学させたのだ。

 

この傷害事件に関しては、後々も障害が残るほどの物であったのだが、ISの生みの親である『篠ノ之束』が妹である彼女を溺愛していたのを知っていた政府は彼女の報復(最悪考えられたのがISが使用できなくなる)を恐れ、篠ノ之箒が起こした傷害事件を裏で金などを払って処理し続けたのだ。

 

こちらは俺がIS学園に入ってから調べた『篠ノ之箒』の情報だったのだが、流石にこれには唖然とするしかなかった位である。

それと話は変わるが、雪子と俺はまだ部活に入っていないが、それなりに融通の聞く場所にしようと思っているくらいである。

 

 

そして食堂に着くと鈴がおり、俺と鈴は軽く会話をした。

流石にこれには織斑に思いきり声をかけられたので、俺は織斑の声を無視して料理を選んで近くの席に座った。

そしてその場所にセシリアと鈴が座って来たのだが、料理の盆を持った織斑が俺に顔を歪ませながらやって来た。

 

「おい!何でお前が鈴と普通に会話してんだよ!?」

 

「織斑、煩いぞ。周りへの迷惑だ。まぁ説明するから座れよ」

 

俺はそう言って織斑を席に座らせた。同時に後からやって来た篠ノ之もさも当然のように座ってきたが、俺は無視をした。

何しろこいつ等二人と会話するのは最近疲れるし、俺以外の男である織斑とも話すのも最近面倒なのだ。

 

「最初に言っておくが、呼び捨てなのは彼女が望んだからだぞ。それと鈴とであったのは昨日彼女が編入の手続きの場所を案内しただけだ。それだけだ」

 

「……それにしては仲が好すぎる気がするけどな」

 

「あんたもめんどくさいわね。統夜が言ってるのは本当よ。道が分かんなかったのを教えてくれただけ。後お互いに呼び捨てでいいって言っただけよ」

 

織斑が不審がってきたが、鈴が補助してくれたので、助かった。

その後セシリアと篠ノ之が鈴と話をし、俺達はさっさと飯を食って食堂から離れた。

 

ただ篠ノ之が鈴に対して喧嘩腰だったので、俺としては面倒だなと思ったくらいである。

それとおまけで織斑も俺と鈴が言った話を完全に信じていない風の顔をしていたのもあって、面倒な昼休みになった。

 

 

そしてその日の授業も終わって放課後になり、俺の部屋に鈴がやって来た。

ちなみに鈴とは携帯の電話番号も昨日の内に教えていたのだが、急にきたので驚いた。

 

「何のようだ鈴?」

 

「ああ、あんたに聞きたいんだけどさ、1組の代表ってあいつなの?」

 

「そうだが、どうしたんだ?」

 

「実はさ、2組の代表になっちゃたのよね。私」

 

「……はい?」

 

流石にその話の意味について来れなかったので聞いてみると、2組の代表は元々決まっていたのだが、専用機持ちではなく、そして専用機持ちは1組と4組の二組だけだったのもあり、近々ある『クラス対抗戦』での優勝商品でもある『学食デザート・半年フリーパス券』の為に、鈴が2組の代表に選ばれたのだ。

 

このクラス対抗戦は本格的なIS学習が始まる前の、スタート時点での実力指標を作るためでもあり、同時にクラス単位での交流や、クラスのみんなの一致団結するのも目的としているのだ。

ちなみに優勝商品はクラスみんなのやる気を出すために出されており、甘い物が好きな女子からすれば半年間とはいえ、フリーパスは有りがたいだろう。

 

「なるほどな。けど、何で俺の所にきたんだ?」

 

「あんたの契約って、その代表達に使えないのかなっと思ってきたのよ。ダメ?」

 

その言葉で意味が分かったのだが、答えは無理であった。

 

「無理だ。3組と4組の代表の顔も名前も知らないし、それに織斑との戦いだけを理由に契約はできないだろう。お前みたいにあいつの裏を『知っている』人間ならともかく、この学園の人間のほとんどは『知らない』んだから。逆に言ったところで証拠も無いから、信じる人間はいないし、悪ければ織斑先生に俺が今まで以上に睨まれる」

 

「ああ、それもそうね。ごめん」

 

「まぁ4組に関しては分かるかもしれないから、できたらやっておく。余り期待はするなよ」

 

「ほんと。ありがとう。あ、雪子も帰ってくるのよね、明日には」

 

「ああ。バグ等も無く、機体の調整も終わったらしいから、明日の夜には会えるだろう」

 

「そっか。久々に話せるんだ」

 

嬉しそうな鈴の顔を見て、俺は笑ってその顔を見た。そして鈴は部屋から出て行った。

 

その後俺は4組である簪に連絡を取ってみると、簪が4組の代表だと知った。

俺は鈴が言っていた事もあり、簪には悪いが無断で契約をする為に、明日俺の部屋で気晴らしにゲームをしないかと誘った。

当初は簪も来ることを渋ったのだが、俺が使用するゲーム名を言うとすぐさま乗ってくれた。

それと同時にのほほんさんもそのゲームが好きらしいので、俺は一緒に来ることを許可した。

 

本来なら相手のプライバシーとかの侵害になるから余り無断での契約はしたくないのだが、今回は簪の『今』の性格が変わってほしくないという思いもあるので、無断でやろうと思った。

後日契約の事を話し、簪の許しを得ておこうと思った。

まぁ物凄く高い要求がきても、我慢しようと思った。

 

その後俺は雪子と鈴には電話をして4組のクラス代表の事を教え、そして無断で契約すると言っておいた。

当初は二人からもおもいきり批難されたが、簪の対戦相手が織斑になった場合、後々の事を考えると、これが最善だと思ったからだ。

二人もそれには納得してもらった。

 

 

翌日、クラス対抗戦の対戦表が掲載された。

 

そこには第1回戦は1組と2組の、織斑と鈴との戦いが、かかれていた。

 




箒の設定は完全な作者のオリジナルです。

まぁ絶対にあるはずだと思いますので。

それと簪が4組の代表と言うのも作者の設定です。
Wikiや小説を見直したのですが、簪は日本の代表候補生候補としか書かれていない上に、専用機持ちとなっているため、簪を4組の代表にしました。

実際はどうか分かりませんが、この話ではこの設定でいきます。


さてアンケートですが、最近の感想等が原因で、鈴をハーレム要因にするか、統夜よりの中立にするか迷っています。

ですので、皆さん活動報告に書いていただけませんか?
それによって今後の話を考えます
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