IS(インフィニット・ストラトス) 楽しく過ごしたい転生者 作:ナハト・リコリス
後フランス語の機体名は翻訳サイトを利用してみましたが、難しかったです。
それとアンケートに協力ありがとうございます
俺は日本で少しであるがシャルロットを救うための処置をした後、フランスに向かった。
俺はあの時デュノア社に一緒に来た『プロスさん』と、デュノア社の前にやって来た。
「久しぶりですね~、ここに来るのも」
「俺としては二度と来たくなかったですけどね。まぁ仕方ないですよ」
「確かにそうですなぁ。まぁそのシャルロット嬢を助けたらいいでしょう」
「俺としてはそれですむ問題じゃないと思うんですが、最低限はシャルロットをこのデュノア社からの開放ですからね」
そして俺達はデュノア社に入っていった。
だがしかし、デュノア社に事前に来るためのアポイントを取っていたものの、相当睨まれた。
その後移動したもののデュノア社の社員の人々から憎しみとも言えるような視線を感じ続けた。
シャルロットが言っていたように、デュノア社の社員には全員、真実が知らされていないらしいというのが、理解できたため、余計に腹が立った。
そして俺達は社長室に通された。
そこには金髪で相変わらず人を見下したような視線で見ていたジーベルと、女尊男卑の影響だろうか、緑色に見える髪をし、人を見下したと言うよりも、『男性』を見下した目で見ていた大人の女性と、シャルと同年代だろうが、シャルの綺麗な金髪と違い、汚い感じがする金髪の少女が俺達を見ていた。
だがしかしだ、一応今回は俺達は会社同士の交渉と言う形でここに来た相手に不快感を与えている時点で、今のデュノア社に未来は無いと思った。
まぁそれも、あと少しの辛抱だろうが。
「お久しぶりです、デュノア社長。そちらのお二人は一体誰でしょうか?」
プロスさんが慇懃に聞いてみると、彼の奥さんである本妻の『アギラ・デュノア』と娘の『ミーア・デュノア』だと言われた。さらにミーアはフランス代表候補生だと言う事だ。
そして俺はこの場所で始めて口を開いた。
と言うよりもだ、自己紹介で人を貶すような言い方しか出来ないこの二人にはどうでもいいと思った。
「さて、面倒な事を言うつもりも無いので単刀直入に言います。シャルロット・デュノアの親権から全てをこちらに渡せば、あなた方を全面的に援助するつもりです。お答え願いますか、デュノア社長?」
俺がそう言った瞬間、本妻のアギラが俺に掴み掛かってきて殴ろうとしたので、俺は簡単に捕縛して少し痛みつけた。
とは言っても、投げ飛ばしてもいないし、少し関節に負荷をかけているだけだ。
「あ、あなた一体何するのよ!!」
「何をすると言うのはこちらの台詞です。こちらは交渉のテーブルについているんです。それに暴力を振るったのはそちらが先ですので、正当防衛ですよ」
「何ですって!!」
ぎゃあぎゃあと煩いので、手を離しても攻撃して来たのだが、プロスさんが対処して気絶させた。
流石に手際がよかったので俺も驚いたが、まぁいいだろうと思った。
「このような真似をする以上そちらは国際問題に発展させたいようですね。いいのですか?デュノア社の現在の状況を考えると、色々と面倒なのでは?」
「煩いのよ!何の役にも立たない男風情が粋がるんじゃないわ!!それにあの泥棒猫を指し出せですって、ふざけるんじゃないわ。あいつは一生私の奴隷として働かせるんだから、渡すわけ無いでしょ!!」
俺はため息をつくしかなかった。親が親なら、子も子かと。
まぁそのおかげで俺からこいつ等に対しての『容赦』という甘い考えは捨てる事ができた。
「ほう。ではジーベル氏はどうするつもりですか?」
「決まっているだろう?こうするのだよ」
そう言った瞬間、社長室にいたミーアがISを展開して銃口をこちらに向けた。
しかも出している装備はグレネードやバズーカ、六連ミサイルなどなど、対人戦闘に向ける物ではなく、人を肉片すら残さないのを確定している武装ばかりを展開していた。しかも銃口は全てプロスさんに向いていた。
展開しているISはラファールのカスタム機なのか、ラファールの感じを残しつつ、両肩部位や背後に威力が高そうな銃の砲身やミサイルポット、バズーカ砲などが装備されており、一種の火薬庫のような感じになっていた。
そして色は暗い感じの赤を主体としていた。
「どう?私の専用機『ラファール・ドンペイ(突風の嵐)』よ。どう、こっちの用件を聞く気になったかしら?」
誇らしげにしているが、脅迫して来た時点でもうこの会社に未来がない事が分かった。
まぁそれに、『ここまで馬鹿なこと』をした時点でこいつらは終わっているのだが。
俺とプロスさんは相手に抵抗はしない風に見せながら、隠し持っていた『あるスイッチ』を押した。
「わかったよ。で、何が目的だ?」
「決まっているだろう?君の持っているファイバードのデータをこちらに提供してもらおうか?」
「ほう?なら俺もあんたに言いたい事があるよ」
「何だ?負け惜しみか?」
「いや、『あんたの』デュノア社はもう終わりだ」
そう俺が言った瞬間、未だにISを展開していたミーアに素早くISを展開しさらに瞬時加速(イグニッション・ブースト)を発動させ、社長室の窓付近を壊してミーアと一緒に外に出た。
そして俺が纏っているISを見て、ミーアは困惑した。
「な、何ですのその姿は!!こちらのデータに無いわよ」
そう、俺が展開したのはファイバードではなく、グランバードだからだ。
実はグランバードの方が移動・機動性面が高いので、俺はこちらの方を展開したのだ。
それともう一つ、グランバードにしたのはちょっとした意味があるからだ。
「お前にはもう関係ないよ。言っただろ?終わりだって」
「な、何を言って・・・あぁ」
そう俺が言った瞬間、社長室を見たのだろう。
そこには完全武装したフランス軍の兵士がジーベルとアギラを拘束していた。
そう、俺達は日本を発つ前にフランス大使館に行き、そしてフランス政府にデュノア社のことを話しておいたのだ。
だがそれだけではない。
フランス政府以外にもデュノア社の経営に関する株を大量に持っている人を調べ上げておいたのだ。
そして俺達は自分達を囮にし、向こうの出かた次第でデュノア社を潰す算段をしていたのだ。
俺達から話を聞いたフランス政府の人間も、株主関係の人達も当初は違うだろうと言っていたのだが、俺達が三年前に交渉時のさいに記録として残していた音声を聞かせたら、憤慨して協力してくれる事になったのだ。
同時に俺達が押したスイッチはこの近くに待機してもらっていたフランス軍を呼ぶもので、
名実共に『ジーベル・デュノア運営』のデュノア社は今この時を持って潰れたのだ。
俺は絶望したような顔をしたミーアを見たのだが、次の瞬間豹変した。
「そうよ。そうよ。お前さえ殺せば!!」
そう言って俺に憎しみの顔を向けて全ての砲門から火を噴いた。
だがしかし、俺はそれを回避する事ができなかった。
実は外に出したのはいいものの、すぐ後ろはデュノア社の本社を背にしているため、攻撃を回避した瞬間デュノア社に当たってしまうのだ。
それだけでなく、流れ弾一つでも人をオーバーキル出来る武装が放たれたので、俺は新装備を装着して攻撃を耐えた。
そして俺は爆炎の中に消えた。
「あ、あはは、あははは。消えたわ。これで邪魔者は全て消えたわ」
「あぁ、悪かったな。思い道理にならなくて」
その声が聞こえた瞬間煙が晴れていき、後ろのデュノア社には一切のダメージが無く、機体の背後には青と白を基調とした六角形状の盾のようなものが二機が並んでおり、機体はさっき見た時と違い、盾と同じ青と白を基調とし、所々に太陽光パネルのような物をある装甲に身を包んでいた。
(感じとしては救急戦隊ゴーゴーファイブのマックスビクトリーロボのような感じです。後ろの盾はダブルオークアンタが装備している左肩の盾で、GNソードビット装備状態の感じです)
そして彼の後ろにあるデュノア社の周りには薄い膜のようなものが存在していた。
「な、何で。何で落ちていないのよ!!」
「悪いな。お前のエネルギーを全て吸収させてもらったぜ」
「な、何ですって。そんな馬鹿なことあるわけが」
そうだ。この機体は高威力による拠点殲滅型に近いのだ。
そのため装備されている武装も実弾兵器でも高威力の物が多数存在し、今になって思えば撃った部分のデュノア社は跡形も無い状態で存在するクラスの武装ばかり積んでいるのだ。
それを全て防ぐなど、どう考えても在りえないのだ。
「悪いな。ナノマシンに関する技術とデータをある奴から貰ってな。そのデータの応用でこれには光学・実弾兵器で発生する爆発エネルギーを全て俺のエネルギーに変換するシステムを搭載してあるんだよ。ついでに仲間や無関係な人達を守るための特殊エネルギーフィールドシステムも搭載してあるんでな」
「あ、ああ、あああ!!」
私は残っている全ての弾薬を相手に向けて放った。同時に全ての残り弾薬を撃ち終えた後、試作型でもあるビーム砲も展開した。
このビーム砲はシールドエネルギーを消費しないで、装備している専用バッテリーを使用して放つ物だが、威力はそれなりにある品物を使った。
自分の目の前の悪魔とも言える存在を撃ち滅ぼす為に・・・。
俺は錯乱したとも言えるミーアの攻撃をその場で動かず、逆に自分のエネルギーに変換していった。
これが俺と束、そして刀奈からのデータ提供のおかげで造り上げられた追加装甲武装でもある『マックス・アーマー』を装備した『マックス・グランバード』の能力でもある単一能力『マックスシステム』である。
当初はファイバードとの共通武装として開発したのだが、開発途中で機体に合わせられないという問題が発覚し、仕方なくグランバード専用の武装に計画を変更して造り上げたのだ。
俺の後ろにある楯状のナノマシン発生装置の『マックスウォール』は相手が放った攻撃による爆発エネルギー等を素早く俺のエネルギーに変換する能力を持っている。
又この時には周囲に薄い膜状の壁を形成するため、一定値以上の攻撃を防ぐと言う役割もあるのだ。
だがしかし、この機体にもとんでもない弱点が存在する。
それは戦う対象によっては使えないと言う何とも惨めな弱点なのだ。
実はこの装備は束が開発に関わったとはいえまだ試作段階の領域なため、シールドエネルギーの消費が通常で合体しているグランバードの約3倍近いエネルギーを消耗するのだ。
また一切の攻撃行動を取らずナノマシンを発生させるだけでも大幅にエネルギーを消耗する為、エネルギー消費が大きいのだ。
一応補助目的で太陽エネルギー回復システムを搭載しているものの、焼け石に水程度でしかないのだ。
だがしかし、今回はそのような心配は要らない。
何しろ相手は重装甲で重武装型なので、おまけついでにデータを取るのに利用させてもらったのだ。
それにだ、俺にとってプロスさんは『第二の父親』だ。
父さんが俺達を愛してくれもしたが、仕事の関係上色々と来れない場合もあった。
その時に来てくれたり、助けてくれたのはプロスさんだった。だからこそ、許すつもりなど最初から無いのだ。
俺はミーアが放った実弾兵器の攻撃を防いだ後、ビームの砲身のような物を展開してきたので、俺も武装を展開した。
『マックス・アーマー』を装備している状態ではグランバード本来の武装が使用できなくなっているが、それでも武装が無いわけではないのだ。
俺は腰部分にある『マックスギャラクシーカノン』、両腕にある『ツインマックスガン』、胸にある『ブラスターシールド』、頭部に装備された『ツインインパクトガン』と、装備されている全ての火器を展開して放つ『マックスノヴァ』を放った。
ミーアのビーム攻撃と俺の放ったマックスノヴァが俺達のいる中間地点で合わさりエネルギー対決になったが、少ししたら俺のマックスノヴァが打ち勝ち、ミーアはISが解除され落ちていったので俺は救助した。
流石にどんな理由があろうと人を見殺しにするほど俺は鬼ではないのだ。
そしてデュノア社はフランス政府によって倒産させられた。
だがしかし、倒産したものの不動研究所のフランス支部として土地と工場は使えるようになり、俺達は受領する事となった。
またジーベルが運営していたさいに国際的な危険な麻薬でもある『サタン』と呼ばれるとんでもない麻薬の製造部門も存在し、ジーベルは国家に対しての反逆罪と、麻薬の運営で捕まった。
妻のアギラも麻薬に関して関与していた事が後日分かり、そして麻薬を利用してシャルロットの母親を殺した事もわかった。
そして娘のミーアに関しては金を使っての代表候補生だったらしく、ISの使用規約を無断で破った挙句、周りの人を殺すような所業もあり、候補生としての資格を剥奪された。
またフランスの代表候補生と言う立場を利用してさまざまな悪行もしていた事が発覚し、中には人を死に至らしめたものもあったらしい。
そして俺達がフランスで新生デュノア社を建て直しているさいにジーベル達に対して起きた裁判の結果、全員が『死刑』を宣告された。
俺としては何とも言えないが、シャルロットを助けれただけでもよしとする事にした。
ついでに前デュノア社の社員は全員そのまま雇用させたうえに、ジーベルがやった俺達の嘘も言った為、それなりではあるもののマシにはなった。
ただ、このデュノア社に関しての事案を全て終わらせるのに時間が掛かり、終わったのは学年別トーナメントが終わった後だった。
同時にその時に起きた事件も雪子達から聞いたのだが、一番大きく変わったのがラウラであった。
流石の俺も帰ってきた時にその事件を知ったので、唖然とするしかなかった。
こんな感じになりました。
マックスビクトリーロボ結構好きなんです。
後ガンダムシリーズも好きなので、採用してみました。
ラファール・ドンペイですが、翻訳サイトの音声を聞いていたらこんな感じでしたので、ご了承ください。
感じですが、スーパーロボット大戦OGにあるラーズアングリフ・レイブンみたいな重装甲・重攻撃型にしています。
最後のビーム武装はラーズアングリフ・レイブンにある収束荷電粒子砲みたいな感じにしています