IS(インフィニット・ストラトス) 楽しく過ごしたい転生者 作:ナハト・リコリス
その後俺達はこの世界の事を話した。
重婚制度があることに三人は驚いていたが、そのための理由を聞いて一夏が一番怒っていた。
刀奈と簪に関しては悲しそうな顔をしていた。
まぁたしかに『産まれたのが男』だという理由だけで殺されたのが一番の理由というのは、この世界以外の人間からすれば怒るのが普通だろう。
いくら同じISがあるからと言って、この世界のように《IS=女性が偉い》の思考が高いこの世界の人の思いを理解しろというのも無理だし、そう思ってくれるだけでもありがたいと思う。
その後俺が第二回モンド・グロッソでの『織斑一夏誘拐事件』での事を言うと、そこは俺と違うんだなと一夏が言った為、不思議に思った俺は一夏の方での内容を聞いて驚いた。
一夏のほうは『織斑千秋』という、こちらの春樹に似た感じの弟がいる事よりも、俺は一夏が話した内容にでた『ある単語』に驚いたのだ。
何しろ一夏が言った単語は、俺に対してそう思わせるほどとんでもない『単語』だったからだ。
だがその『単語』の話をここでするわけにはいかないので、俺は一夏を外に出す事にした。
「悪い一夏、ちょっと一緒に外に出てくれないか?」
「??何か理由があるのか?」
「ああ。長話になりそうだから食堂でお茶と食いもんをな。こういうのは男の方がいいだろ?それに時間的に言って夕飯の時間に近いし、ついでに大人数の飯を持ってくるのも男の方がいいだろ?」
そう言って俺は一夏と一緒にここの食堂に向かった。
中に残った女子組には色々とガールズトークで話し合いをしておいてくれと言っておいた。
そして俺は食堂に行く道をとりながら、途中にある空き部屋に入った。
一夏も場所を知らないため、俺の後について来たが、入った場所の中を見て俺を睨んで来た。
「悪い。あそこじゃ話が出来ないからな」
「どういう事だ?返答次第じゃただですまないぞ」
睨むと同時に殺気を放ってきた上に、一夏の首に掛かっている四つの青、白、赤、緑の色をした勾玉のネックレスも一夏の思いに答えるためか淡く光っていた。
まぁ確かに食堂に行くと言ってこんな空き部屋に入れられたんじゃ変な勘繰りをしても可笑しくないわな。
「お前本当に『ギャオス』と会ったのか?」
「ああ。だからなんだ」
流石の俺も一夏が放つ殺気がきついので、俺は隠している秘密をこの一夏にばらそうと思った。
何しろ『命のやり取りをする』実戦を経験した事があると一夏が言っていた為、俺の命を奪うくらいは状況次第でしそうなので、手っ取り早くばらして信頼を得る方がいいと思った。
「・・・『バルゴン』・『バイラス』・『ギロン』・『ジャイガー』・『ジグラ』、後『レギオン』と『イリス』、『ジーダス』なんだが、俺の言ったのでどれか聞き覚えあるか?」
「何なんだそれ?お前が言った名前が一体どういう意味を持っているんだ?」
殺気等の覇気を放ってはいたが、俺の言った名前に顔を傾げるだけで、俺は会社経営者の勘で一夏は何も知らないと思った。
だがしかし、この言葉には反応すると思ったので、俺はそれを言った。
「・・・ガメラ」
俺がそう言った瞬間、殺気や破棄も一瞬にして消え去るほどで、同時に驚愕の表情に一夏は変化した。
俺はその顔を見て予想の一部が当たっている事に嫌気を指したが。
「俺の言った名前は全て、俺が『前世』で見ていた特撮映画『大怪獣ガメラ』って作品シリーズで
登場したガメラの敵の名前だ。ギャオスもガメラと戦った敵の一つだしな」
流石の俺の言葉に一夏は声を失っていた。そして俺は最大の秘密でもある『転生者』である事を、一夏に話した。
一夏も俺の言う事に唖然としていたが、俺がガメラが使用していた技名やギャオスの特性や習性を言った所一夏は納得した。
何しろ一夏はギャオスの事は言っても、その持っている特性や修正は言っていないからだ。
その後俺はこの世界が俺にとっては元は漫画の世界だと言うと一夏は唖然としていたが、今の俺にとってはここで生きて行く世界だと言った。
同時に特典の堕淫の書の方面でかすみである束、刀奈のことを話したら、思い切り刀奈のほうで激昂したが、俺はちゃんと責任を取るといって話した。
それとそこまでした理由についてはみんなの前で話すと言ったが、一応一夏には諸事情での腹いせといっておいた。
ちなみに束に関しては一夏もこことは違うとはいえISが存在する世界で、しかも世界を変えた存在であるのが、世界を変えた後の処理を逃げた束には怒っていたため、こっちみたいになって欲しいなと言っていた。
その後俺達は話を簡単に終わらせたこの空き部屋から出て行き、食堂に向かい歩いて行った。
そして食堂で飲み物と食べ物を貰ったその帰り道、俺は一夏のISを聞いていないと思い名前を聞いた。
「俺のISは父さん達から貰ったので、名前は龍王機、虎王機、雀王機、武王機の四つだ。この勾玉のペンダントが待機状態だ」
「・・・マジか」
俺は歩みを止めてそう言ったため、一夏は不思議そうにしていた。
しかし、よりにもよってその名前を聞くことになるとは思わなかったからだ。
まぁそれを言ったら俺のISも趣味が原因なので、あれかもしれないが。
「四神の超機神がお前の専用機なのかよ」
「??超機人?何なんだそれ?」
「お前の持っている龍王機、虎王機、雀王機、武王機の別名だ。別の世界じゃ確か『バラル』って言う所の守護神でもあるんだ。とは言っても、雀王と武王はその時のバラルの思想に操られてて、龍王と虎王だけが人の味方をしたんだ。おまけにその世界の大昔じゃアヘン使って雀王と武王の二機をアヘン中毒にして操ろう何て考えた奴がいたほどだ。ちなみにだが、ISみたいなサイズじゃなくて全員20m位のロボットで、龍虎王とかになると50m級のスーパーロボットになるがな」
俺がそう言った瞬間雀王と武王をアヘンを使って操ろうと考えた人に腹が立ったのか、一夏はご立腹の顔をしていた。
「だが、お前の世界に四神の超機人がいるとなると、他の四霊と四凶の方面の超機人や、妖機人がいる可能性も有るから気をつけたほうがいいぞ、一夏」
「そんなにあるのか?俺もびっくりだけど、何で気をつけないといけないんだ?」
「俺が言ったのは全部お前の、いや、世界の『敵』になる可能性があるからだ。特に俺の知っている話の四凶は『最悪の超機人」って言われて操縦者を殺す品物らしいし、四霊の方面は操縦者次第で危険だ。妖機人は『悪の超機人』って言われてて、こっちは無人らしいいが『山海経』『北山経』の中に記載されてる妖怪に似ているらしいから、ギャオス並に気をつけたほうがいいぞ。特に四霊の方面だと俺の知っているのは応龍の操縦者だけなんだが、こいつは龍虎王達でも負ける可能性があるくらい性能が高いうえに、操縦者は人の命なんて軽く見てるから、気をつけたほうがいいぞ」
流石の俺の言った言葉に一夏も頬を引く引くさせていたが、俺の言葉を信じてくれたらしく、気をつけると言ってくれた。
俺は同時に一夏達に予備で考えていた新造のISコアを10個を提供しようかと思っているくらいだ。
逆に俺の専用ISの事を聞かれたので話したら、一夏の方では昔TVでしていたらしく、簪がそのDVDを持っていると言われたので、久しぶりに見たいなぁと思ってしまった。
その後俺達は料理を持って中に入ると、ガールズトークの真っ最中で、こちら側の簪が赤い顔をしており、何があったのかと思ったくらいだ。
簪にも風邪かと思って理由を聞いたら『大丈夫』だと言っていたので、ガールズトーク中の何かで顔を赤くしたのだろうと思うだけにした。
女子は男子よりも平気で色々と聞きたがる事があるので、その点が理由だろうと俺の中で完結した。
その後俺達は持ってきた食事とお茶を飲みつつ話をしていった。そして俺は一夏の事で忘れていた事を思い出した。
さっき聞いておけばよかったのだが忘れていたのだ。
「忘れてた。一夏、お前って『念動力者』なのか?俺の知っている超機人の操縦者にはそれが必要だけど?」
「??念動力者ってなんだ?俺はそんな力は持ってないし、あいつ等からも聞いてないぞ?」
「何なのそれ?それが無いと危険だったりしたの?」
向こう側の刀奈がそう言ったので、俺の知っている方面の超機人の話をした。
と言うのもだ、俺の知っている超機人達は『念動力者』出ないといけなかった上に、念動力者以外の人間も操縦は出来るのだが、寿命を大きく縮めると離したら、向こう側の刀奈と簪が悲しい目になってしまった。
まぁ確かに寿命を縮めると聞いていい思いはしないだろう。おかげで周りから批難の目があるので急いで訂正をした。
「いや、これは俺の知っている超機人達の話なわけだし、それに一夏は何か念動力とは違う別の力があるのか?それが理由かもしれないな。後は操者として認められているからかもしれないから、俺が言ったような事態にはならないと思うぞ」
「俺の場合は皆から認めてもらっているから大丈夫だよ。それと確かに念動力?だっけ、それとは違う力なら持ってるぞ。これは楯無さんと簪ももっているからな」
俺はそれを聞いて不思議に思った。と言うのもこちら側の刀奈と簪はそんな変な力は持っていないからだ。
その点を話すと一夏達のほうも分からないと言ったので、どんな能力が聞くことにした。
「俺は『四大元素を操る程度の能力』で、楯無さんは『水を操る程度の能力』で、簪は『氷を操る程度の能力』だ。どうかしたのか?」
俺は一夏が言った言葉に覚えのある方面で言われたので、俺は断りを入れて仕事で使用しているのとは違うプライベート用のPCを立ち上げ、俺はある絵を一夏達三人に見せた。
もしもこれで当たっていれば俺が被害を受けるだけですむかも知れないからだ。
ただ滅茶苦茶嫌なのだが、この際は仕方ないと割り切るしかないが。
ちなみにこのプライベート用のPCだが、仕事関係には使用しない目的で購入しており、仕事の間の休息用に使用しているものである。
同時に『とある理由』から『ある作品』を探していた時に、偶然にも見つかったのでそのまま登録していたりする。
ついでに言って、俺が見せた絵はその作品のキャラクターで主人公的なものなので、大丈夫だろうと思った。
すると俺の思っている答えが返ってきた。
何しろ俺が見せた絵は『巫女』とその仲間達がいるちょっとした縁側での団欒風景なので、数は多いが該当する人間が多いことに変わりは無いからだ。
「それじゃあ大丈夫だな」
「いやいや、何でお前がこんな絵を持ってるんだよ!?」
「それは後にする。これを見てるんじゃないのか、スキマババ(キュウン)」
俺が最後まで言う前に俺は落とし穴に落とされたみたいになった。
しかもその落とし穴の中は滅茶苦茶なくらいの『目玉』が見えたので気持ち悪いと思ったが、元々こうなると覚悟はしてたものの、やはり結構厳しいと思った。
この空間でいたのが数分間だと思うが、その後また落とし穴に落とされ、俺はさっきまでいた部屋に天井から落とされたうえに尻から落ちたので、滅茶苦茶痛かった。
そして顔を上げた時には、俺の予想道理の人がこの場にいた。
流石にその人の顔は怒っていたが、この際の最終手段としてはあれだったが、謝罪しておいた。
まぁ俺のほうの雪子・刀奈・簪・かすみが俺の身体を触ってきていたので、四人を下げたけど。
「まず最初に謝罪します。『幻想郷』の創設者にして賢者たるスキマ妖怪、『八雲紫』さん」
「あら、私のことを知っていてこんな真似をするなんて、いい度胸してるわね」
「こうでもしないと俺の知っている設定でですが、貴方は見ているだけで来なかった可能性が高いでしょ?と言うか、幻想郷に『守護神』の名前を持つガメラ、おまけに四神の超機人が存在するISがある世界って、俺としてはあまりそちら側の世界には行きたくないですけどね」
「・・・あなたの方が異常だと思うのは私だけからしら?あぁなる事覚悟で私を呼びつけるなんてある意味異常ね」
「俺としては一夏達を元の世界に帰す手助けをしたかったし、その上での最大の方法を考えただけですよ」
その表情は呆れている顔をしていたが、この女性は『さっきまでここにはいなかったのだ』。
紫と白を主とした中華風の服を着込み、綺麗な金髪で見た感じの年は10代後半の女性。そしてリボンの付いたZUN帽を被っている女性だ。
だが実際は『東方Project』という作品において存在する『幻想郷』と言う場所において『最強』の一角とされる存在であり、境界を操る事でいろいろな事ができる存在、八雲紫がそこにいた。
この世界では東方Projectはこちらと同様に弾幕シューティングとして存在していると思ってください。