※この作品はR-18です。

IS(インフィニット・ストラトス) 楽しく過ごしたい転生者   作:ナハト・リコリス

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今回は統夜と一夏のバトル回です。

それとですが、作者はあの漫画が大好きですので使わせてもらいました。


第29話 四神の超機人VS太陽の勇者 そして迷惑な乱入者

外野 Sid

 

 

あの二人が試合を開始してもう3分くらいが経ったが、試合展開は凄いとしか言いようが無かった。

 

当初は二人はお互いに持っている剣で斬り合いをしていたのだが、一夏が破山剣を巨大化して相手を切ろうとしたら、何とその前に統夜はほぼ零距離とも言える状態からミサイルを発射したのだ。

 

これにはこちらも驚いたが、その次の行動がとんでもなかった。

統夜はミサイルで発生した煙の中に入ってゆき、そしてその際には剣を消しており、龍虎王を上空に上げた後お互いの世界に存在する某有名漫画のプロレス技で、しかもあの『48の殺人技+1の技』を龍虎王に炸裂させたからだ。

 

流石のこれには見ていた全員が唖然とした。何しろ龍虎王の頭がアリーナの中に地面に埋まってしまったからだ。

だがしかし、統夜は素早くその場所から離れると、一夏は何とその場から脱出して来たのだ。

 

「お前俺を殺す気かよ!?マジで死に掛けたぞ!!」

 

「当たり前だろうが。ガメラシリーズで超が付くほど危険性の高いイリスやレギオンの危険性を忘れてた罰だよ。と言うか、よくあれを耐えたな?どうやったんだ?ISの絶対防御が発動して終わりと思ったんだが?」

 

「悪いな。俺は『四大元素を操る程度の能力』を持ってるんだ。それを利用して当たる瞬間に地面を軟らかくしたんだよ。本気(マジ)で能力を使用するのが遅かったら首が折れて死ぬかと思ったぞ!!?」

 

「そんときゃ『お願い、え~りん』で良いんじゃねぇか?あの人がいれば大丈夫だろ?つうか、こっちはIS関係は7・8年ほど扱ってるんでな。お前みたいに実戦戦闘経験は少ないが、ISを使用しての方面は俺のほうが年季が上なんでな。それよりもいいなぁ。俺も能力が有るか無いか知りたくなってきた」

 

「お前なぁ。まぁいいさ。お前を絶対に倒す」

 

そう言って今度は一夏は龍虎王から虎龍王に転身し、虎龍王の持つ超スピードで統夜に襲い掛かっていった。

だがしかし、統夜の方も負けてはいなかった。

 

ファイバードの背面部が光ったかと思うと、そこには白を基調とした羽のような装備が装着されており、そしてその羽が動くと一夏の虎龍王と超高速での戦闘を開始した。

 

 

外野 Sid

 

 

 

俺は一夏が虎龍王に転身したのを見た後、俺はこの勝負を心の底から楽しんでいた。

何しろ雪子との勝負に関してはお互いに全力でやっているが、そこは男女の差があるし、恋人な面もあるのであまり非道いような技等はしたくないと思っていた部分もあるのだ。

 

だがしかし、同じ男でここまで真剣な勝負をするのは俺としても余り無かった。

何しろ俺のいた世界の男性は大半が女性の顔を窺わなくてはいけない連中が多く、こういった真剣な勝負をしようと思う人間は少ない。

逆に存在するのはどうやって自分達を馬鹿にしている女をボコボコにするかと言う風な感じが多いからだ。

織斑に至っては完全な論外の対象でもあるし、剣の師匠に関しては年なので勝てると言う想像が付かない。

 

だからこそ楽しいのだ。

これまで自分が今まで思っていた限界が、一夏と戦っているとまだそれが限界で無いと感じる。

だからこそ、俺はもっと戦いたい。

そして勝ちたいと思ってしまっている自分がいることに気付き、俺は内心一夏と出会えた事を感謝していた。

 

 

何しろこんなにも最高の『ライバル』と出会えた事に感謝しなくて、どうするんだと言うくらいに。

 

 

俺は両肩にあるフレイムカノンの上に新装備をコールし、そして新装備『ファルコンウイング』を装着した。

これで両肩に展開するフレイムカノンは使用できなくなったが、その代わりに移動能力と機動性面は高くなった。

 

実はファイバード用の新装備は臨海学校で超高速戦闘を訓練する為に造り上げたもので、元にしたのが同じ勇者シリーズのネタなので、そっちよりの感じになってしまっているが、こちらは不死鳥をイメージした物にしてあるので、尾の部分が二つになっているが。

(感じですが、ファイバードの後ろにジェネシックガオガイガーのガジェットフェザーの色が白にしたのがある感じです。ただし、ガジェットフェザーの尾の部分が2つになっているだけ)

 

序に言えば元にしたオリジナルのように専用の補助ツールになるようなシステムも無く、後ろにある二つの尾はブレードとして動くようになっており、翼による高い移動能力と機動性を出すだけになっている。

そして俺は翼を展開し、お互いに超高速戦闘を開始した。

 

一夏の虎龍王は青龍偃月刀に似た槍である『ソニック・ジャベリン』を展開し、俺を串刺しにしようと超高速の突きを放ってき、俺はフレイムロットを展開して、串刺しにしようとする刃を受け流していった。

だがしかし戦闘行動自体が超高速でやっているため、俺も一夏からの攻撃を受け流すのが精一杯であった。

 

そしてお互いに一度大きく距離をとった。シールドエネルギーはお互いに有効打は無いので減っていないが、俺達は高速で動き続けたので息を切らしていた。

流石に一発でも当たれば大ダメージ確実の攻撃を当てるのと捌くのに集中していたため、結構きつかったりする。

 

「何で棒なんて持ってるんだ?ファイバードにそんな武装無いだろ?それにその翼もだけど、もしかしてガガガのジェネシックのか?」

 

「見た目はファイバードだが、元々はISだぞ?全部原作に忠実に再現な訳は無いだろ?それと翼に関しては超高速戦闘用に開発した『ファルコンウイング』で、元ネタは正解だ。それと棒に関しては設定だけ存在してたらしいぞ。劇中で使用しなかっただけでな」

 

「そうかよ。それにしてもやるじゃないか、そっちも」

 

「あぁ。元々俺は開発方面が主だから戦闘は少し苦手なんだが、お前との戦いは楽しくて堪らないよ。ほんとお前みたいなのをライバルって言うのかもな。お前みたいなのがライバルなら、俺は大歓迎だよ」

 

「はは、ライバルか。そうだな、俺も同じ気持ちでいるよ。なら、初めてのこの戦いはお前に黒星をつけてやるよ」

 

「それはこっちの台詞だ。それに『こっちでの戦闘はもういいだろ』、お前も?」

 

俺がそう言うと、一夏と俺は一度虎龍王とファイバードの展開を解除し、一夏は雀王機と武王機が合体した姿である『雀武王』に変化させ、俺は『グランバード』を武装合体状態で展開した。

 

そのさい外野から批判の声が一部から上がったが、玄武さんが『戦う前に二人で言っていたぞ?』と言うと、思い出したのか批判は無くなった。

そして一夏は雀武王の武器である蛇腹剣である『黒蛇刀』をその手に持ち、俺はグランバードで使える棒であるレーザーロットを手に持ち、またお互いに向かって行った。

お互い全身装甲(フル・スキン)だが、顔は楽しくて堪らないと言う風な笑みを浮かべているとお互いに感じながら。

 

 

その後の戦いはハイレベルとも言える戦いだった。

一夏は龍虎王と虎龍王、雀武王と武雀王、四神の超機人である2機の特製を上手く使い、俺もファイバードとグランバードの持つ特製と、ISとしての専用装備を上手く使い一夏と戦い続けた。

だがしかし、俺達はその戦いを心の底から楽しみつつ、俺達は戦うたびに自分が決めていた限界を超えるような感じを感じていた。

 

そして俺はファイバードを、一夏は龍虎王の状態で、お互いに最初の時と同じように俺はフレイムソードを、一夏は破山剣を手に持っていた。

もうシールドエネルギーも残り少なくなってきており、そしてこの戦いの影響なのか、それともお互いのISの意思なのか、俺のグランバードが残っている全エネルギーをファイバードに譲渡し、一夏の雀王機と武王機の2機が龍虎王に残っているエネルギーを譲渡してきたのだ。

 

だがそれでも残っているエネルギーを考えればお互いの最大の攻撃を当てれば終わりと言う状態だが、俺達はこの状況を喜んだ。

何しろこれでこの戦いの決着が付くからだ。

もし引き分けという状況になったら、その時は絶対に次は勝ちに向かって行くだけだと思っているが、今はそんな事は思っていない。

今俺達にあるのは『絶対にあいつに勝つ』という一点だけなのだから。

 

「はは、これで勝負をつけるか、一夏」

 

「ああ。だけど統夜、俺は絶対に負けないぜ?」

 

「上等だ」

 

俺達はお互いの剣にエネルギーを譲渡し、これによって放たれる一撃に己の全てをかける状態にした。

そして俺達はそのままの状態で相手だけを見た。

先に動いたほうが、負けると言う風な、一瞬で勝負が分かれるそんな雰囲気をかもし出し、外野の方も俺達の状態を見ていた。

 

 

一陣の風が俺達の間にちょっとした砂煙を作り上げ、その砂煙が消えた瞬間、俺達は決着をつける為に向かって行った。

 

 

だがしかし、その瞬間上空からビームが放たれ、俺達はすぐさまその攻撃を回避した。

そして俺達が激突するはずだった中央部からは黒煙を上げた状態になり、俺達は距離をとって合流して黒煙の先にいる存在を睨んだ。

 

「こんな真似をする奴って……あいつか(怒)」

 

俺は外野に連絡を取ろうとしたら連絡が取れず、俺はクラス対抗の時と似た状況なので、俺はすぐさまこんな真似をする存在がわかった。

と言うよりも、世界中を探してもこんな真似ができるのは『超はた迷惑で自己中な存在』だけだからだ。

 

「おい、統夜。こんな真似をする輩って、まさか……」

 

「ああ。しかも相手は無人機だ。これもこの世界じゃあいつ以外無理だろうな」

 

俺がそう言うと、黒煙の先には2機の全身装甲型(フル・スキンタイプ)のISがそこに鎮座していた。

だがしかし、俺達は折角の決着をこんな事で邪魔をした存在に切れていた。

正確にはこんな品物を送り込んで来た、元凶に。

 

「「覚悟しろ(よ)、篠ノ之束。絶対に許さん(さない)」」

 

俺達は残ったエネルギーで2機の無人機ISに向かって行った。

 

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

一夏達が戦っていた会社のアリーナがある所より数百キロ先の上空で、問題の彼女はいた。

 

「ムカつくんだよね~。束さん以外のISコアを持ってるのは」

 

篠ノ之束、ISの産みで親であり、そして現在も世界中で指名手配されている存在でもある。

彼女は昨日、自分が造り出したISコア以外の反応を感知し、そしてその事に切れて2機の無人機ISを送ったのだ。

 

「まぁあれも無人使用の実験機だし、あいつ等が死んでもいいや。ちーちゃんと箒ちゃん、それにあき君以外はどうでもいいんだよねぇ」

 

そう、彼女にとって妹の篠ノ之箒、そして友人である織斑千冬、そしてその弟の織斑千秋以外どうでもいいのだ。

織斑一夏と言う存在がいたが、彼女にとってはそこら辺のゴミのような存在だったので、覚えてもいないのだ。

 

彼女にとって世界は『自分の玩具箱』なのだ。自分の思い道理にならないような物はいてはならないのだ。

 

「後ここに残ってる3機も追加しておこうかなぁ。どうせ完成品はあるし、廃品利用って大事だよねぇ」

 

彼女はそう言って更に3機の無人機ISを向かわせた。

 

 

だがしかし、彼女は知らなかった。

彼女がした身勝手な行為で、彼女は『この世界で一番怒らせてはいけない存在達』を『完全に怒らせてしまった』事を。

そしてその結果がどうなるのかを、彼女は知らなかった。

 

 




束に関しては南無と言う事で。

どうなるかは19時に予約してますので、それを見てください
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