IS(インフィニット・ストラトス) 楽しく過ごしたい転生者 作:ナハト・リコリス
それと束の罰ですが、しませんが、やった場合は悲惨な物を選んだつもりです。
後最後の方で矛盾が無いようにしたつもりですが、これでいいかな?と思っています
アリーナへの無人機IS襲撃から数分後、俺と一夏はISにエネルギーを回復させている最中に亀山さんと紫さんが帰って来た。
ただし、亀山さんはウサギ耳のような機械を付け、不思議の国のアリスのような衣装をした女性を担いでいた。
俺はそれを見た瞬間、今回の現況を引き起こした犯人が目の前で捕縛されているので、俺は亀山さんと紫さんから理由を聞いた。
すると二人は理由を話してくれた。
二人は俺達と通信が取れなくなった後、こんな事態を引き起こした犯人をとっちめようと調べていたら、紫さんの感知で不審な部分があったのでよく調べたら篠ノ之束がおり、そして亀山さんを篠ノ之束の前に出したらしい。
その後は亀山さんが一撃で彼女を気絶させたらしい。
流石に俺も唖然としたが、同時に俺はあることを思いつき亀山さんに話をしようと思った。
「すみません、亀山さん。この人を起こしてくれませんか?」
「??どうするつもりだ?」
「どうせこの人のことですから時間さえあればきっとどんな方法を使ってでも脱走します。そして亀山さん達には直接手を出さないで、裏から色々とやって事を起こすと思います。それこそIS委員会や全国家を巻き込んでの事ですし、亀山さん達のこちらの世界での活動が色々と面倒になると思います」
「……それで?何かいい方法があるの?」
紫さんがそう言ったので、俺は『ある』と言った。
ただしそのためには紫さんと亀山さんの協力が必要だと言い、二人はそれを承認し、俺は二人に自分がしようと思ったことを話した。
二人はその内容に少し呆れたものの、俺の話には乗ってくれた。
俺は気絶している篠ノ之束を見て、こう思った。
篠ノ之束、俺の手の平でできる事なら踊ってくれ、と。
束 Sid
私が意識を取り戻すと、そこには私を気絶させた男と、どうでもいいのがおり、合わせて14人ほどがこの場にいた。
場所に関しては無人機を襲撃させたアリーナのようで、まだ所々地面や壁に穴が開いていたりしていた。
動こうと思っても私を気絶させた男が目の前にいるので、私は下手に動けばあの時感じた事が現実になると思い、変な動きはしないでおいた。
そして一人の男が私の前にやって来た。
「始めまして篠ノ之束博士。俺は不動統夜と言います」
「へぇ~それで、この束さんに何の用かな?」
「俺達とちょっとしたゲームをしませんか?」
私はこの状況下で言われた言葉に耳を疑い、もう一度聞きなおすと同じ言葉をこの男は返してきた。
同時に私を気絶させた男や一部を除いたのがぎゃあぎゃあ騒いだが、目の前の男が黙らせた。
「ゲームの内容は『鬼ごっこ』です。あなたは『1時間』の間、僕とそこにいる亀山一夏と風見雪子、開始して10分後に貴方を気絶させた亀山玄武さんお弟子さんである鳳飛鳥さん・リ・ワンフー(李 王虎)さん・風間竜也さんが参戦し、ラスト10分には亀山玄武さんと、奥さんの亀山さとりさんの計8人で貴方を捕まえるか、貴方が時間まで逃げれば終わりのゲームです」
「ふざけてるの?そんなのに参加しても束さんには何の得にもなんないじゃん」
「得ならありますよ?このゲームが終わった後、僕達は貴方に対して『今後』何にもしません。つまり貴方が逃げようとどうしようと僕達は何もしませんし、貴方が襲撃をかけた最大の理由の物を壊しても良いですよ?」
流石にその言葉には眼を見開いた。
何しろここに襲撃した理由は自分が作った以外のISコアが存在する事が許せなくてここに来たのだ。
それを破壊しても良いとは思わなかったからだ。
その後の説明で彼が持っているISが私が破壊しようとしたISの一つである事が判明し、私は内心歓喜した。
つまりゲームに勝ってさえすれば、私は何をしてもいいと言う事になるのだ。
私はそれを聞いてすぐさまゲームをする事を承認した。
「わかりました。ただし、ルールがあります」
ルールに関しては簡単で、私は1時間逃げている間に持っている道具やIS等の機能を使用する事は禁止で、指定されている範囲外へ逃げるのも禁止。部屋に隠れるのは良いが、その部屋で5分以上いるのは禁止と言われた。
向こうはISの時間確認以外の使用禁止と、連絡を取り合うことが禁止された。
指定されている範囲もこのアリーナと会社の近くまでで、鬼ごっこと言うルールであるならば広大な場所でやる事になっていた。
それを聞いて私はこのゲームは余裕だと思った。
「ですが、僕達は貴方にさっき痛い目に合わせられましたからね。ですから、僕達は貴方が『生きてさえすればいい』と言うルールで動きます」
「…えっ?」
「つまりですね、貴方が生きてさえいれば手足の一本を吹き飛ばしても大丈夫だと言う事です。幸い此方には超が付くほどの名医がいますからね。例え貴方がダルマになったとしても、『生かしていただけるでしょう』」
その言葉を聞いて私は恐怖した。
つまり私を追う鬼役の8人は、私を殺すつもりで来る事が分かったのだ。
しかも私が知っている限りでも開始して10分も経って来る存在は、無人機を木っ端微塵に破壊できるほどの化物の3人なのだ。
つまりこれ等がくるまでに逃げなければ、私は死ぬかもしれないのだ。
そしてこの男が何かを言っていたが、私は何を言っているのかを聞く余裕は無かった。
「では、ゲーム開始です。ちょうど1分後に最初に貴方を探す僕達3人が行きますので、頑張ってくださいね。あ、それと貴方が逃げて1分後からの1時間がゲーム時間ですので、あしからず」
にこやかな笑みを浮かべていたが、私には玩具のようにしている生物をいたぶって遊ぶ人間の笑みに見え、私はこの場からすぐさま逃げ出した。
そして私はゲームを開始して5分ぐらいが経ち、逃げている間に『ある事』を思い出した。
向こうは時間制限や範囲指定していたが、私には元々持っていた物以外の装飾品等は一切無い。
つまり、向こうは私がルール違反をしたかを『知るすべは無い』のだ。
たとえあいつ等が化物でも、私が持っている特製のロケットを展開して逃げたところで分かるはずがない。
そう思った私はすぐさまロケットを展開し、そして『乗って逃げた』。
だがしかし、ロケットに乗って逃げて1分も経たない内に、私の意識は途絶えた。
束 Sid
「おい、統夜。幾らなんでもさっきのは言いすぎだろう?」
「だからちゃんと俺は冗談だと言ったぜ。流石に『ダルマにしてもいい』なんて事、あるわけ無いだろう」
俺は束さんがゲーム開始と言って逃げた後、一夏から小言を言われた。
そして俺は紫さんのほうに顔を向けた。
「紫さんも、すみません。後で向こう側ので何かいる物があったら言って下さい。渡しますので」
「あら、ありがとう。それに『あんな程度の頼まれ事』なら、あの子がした行為を考えれば安い物よ」
扇子を広げて口元を隠した紫さんは俺にそう言った。
亀山さん以外の人間は誰も分かっていなかったが、これが俺が紫さんに頼んだ事なのだ。
俺が二人に頼んだのは簡単で、亀山さんは束さんが交渉をする前と交渉中に変な行為をしないように睨みを利かせて貰う事と、紫さんには『不安感の境界線を弄くってもらった』のだ。
これは例えばお化け屋敷とかに入って行き、その雰囲気でどんな事が起きるのか等と、不安になったりはしないだろうか?ホラー映画等でも同じだが、見ている内容等で不安になってしまうと言うのは多々あるはずだ。
俺は紫さんに頼み篠ノ之束の不安感の境界線を弄くってもらい、篠ノ之束が自ら『ルール違反』に追い込むようにしたのだ。
普通であるならば自分からルールを違反するような真似は誰もしないだろうが、だがしかし、亀山さんとの戦いで一方的にやられ、俺達を消す為に仕掛けた5機の無人機の内3機は亀山さんの弟子の三人に一撃で木っ端微塵にされた。
しかも俺がルール説明で恐怖をあおる様な事を言ったため、篠ノ之束の弄くられた精神はもう平常ではいられない。
今の篠ノ之束には『生きていればいいだけという名の恐怖と不安』があり、心も精神は穏やかではないだろう。
彼女に最後のは冗談だと俺は言ったが、そんな精神状態で俺が言った言葉が聞けているはずも無い。
そして俺達が篠ノ之束を探しに行った4分後、篠ノ之束は堕淫の書の契約違反で意識を失い、俺達はその場所に向かい篠ノ之束を完全に捕獲した。
その後俺は篠ノ之束を利用し、彼女が持っている移動ラボである『吾輩は猫である(名前はまだ無い)』と、その中にいたこの世界のクロエ・クロニクルも一緒に捕獲した。
ちなみにだが、クロエにも同様に堕淫の書での契約を結び、クロエの権限をさとりさんに預けた。
クロエに関しては束に関しての記憶を消す事もできると言ったのだが、さとりさんがしなくていいと言ったので、しないで置いた。
そしてクロエの件が終わった時には向こうの世界のIS学園の門限が近づいてきていた為、俺は一夏と握手をして紫さんのスキマで俺達は元の会社に戻り、その後急いで連絡をしてIS学園に帰って行った。
IS学園の門限は過ぎていたものの、事前に連絡を入れていたのが功をそうし、事務局の人に怒られるだけですんだ。
ちなみにだが、会社に付いた時に紫さんから玄武さんからの手紙とプレゼントを貰い、流石のプレゼントに俺達も唖然としたが、だが手紙の内容を見て俺は納得した。
そして、その日の深夜。
俺はIS学園で俺の部屋で紫さんに連れられて向こうの世界にやって来た。実は向こう側の世界の篠ノ之束の件でやる事があったため、皆には内緒で俺だけが行ったのだ。
俺・紫さん・亀山さんの3人で自分の持つ移動ラボを売った篠ノ之束を拘束している部屋に向かった。
部屋に関しては俺達がいる部屋と、束がいる部屋はガラスでお互いが見えるようにしている特殊な部屋で、亀山さんの会社である『アトランディア』の持つ特殊な監獄に入れてもらったのだ。
目を覚まさせた束に、俺は彼女の持っているラボとクロエをこちらで捕獲したと言うと、ゲームのルール違反をしたにも拘らずぎゃあぎゃあと喚いたので、俺は亀山さんに頼んでおいた物を見せるようにしてやった。
すると束が場所の左側が開き、そこには扉があって中には10匹の大型犬がいた。
流石の束もこれには人を馬鹿にしているかと言ってきたので、俺は束に、いや、女性にとって最悪な事を言ってやった。
「余りぎゃあぎゃあ言うようなら、そいつ等と交尾をする事になるぞ?最悪の場合、犬の子供を身篭るかもな」
「な、何を言って。犬と人間で子供なんてでき『できるんだよ。今のお前は』えっ?」
俺は笑みを浮かべて篠ノ之束に堕淫の書による契約の事を話してやった。
流石の束も当初は馬鹿にしていたが、俺はラボの事やクノエの事を言うとだんだんと青ざめていった。
「まぁお前の変わりにクロエを生贄にするのもいいけどねぇ」
「!!??お、お、お願い。く~ちゃんには手を出さないで!?わ、わ、私が出来る事なら何でもするから。く~ちゃんには手を出さないで!!」
そう言って俺達の前で頭を下げる篠ノ之束に、俺は元々考えていた慈悲?を与えてやった。
実は篠ノ之束の契約に関しての全てを亀山さんと紫さん、そして幻想郷を担当している地獄の閻魔様であるれる『四季映姫・ヤマザナドゥ』と、幻想郷に住む仙人でもある『茨木華扇』の四人に分割して譲渡しており、この四人がいいと思うまで、彼女にかけられた契約の解除はできないようにしてあるのだ。
ついでに言えば契約の解除は四人一緒に解除しなければいけないものになっており、猶予は篠ノ之束が死ぬまでにしてある。
ちなみにもしも言いつけを守らないようなら契約の効果で死ぬような事はないので、痛めつけていいと言ってある。
当初これを聞いた亀山さんと紫さんも、華扇さんや映姫さんまで巻き込むとは思っていなかったらしく、また二人も当初は渋っていたらしいが、篠ノ之束と言う存在を『真人間』にすると言う事で納得してくれ、このような条件になったのだ。
流石の篠ノ之束も唖然としていたが、クロエの安全の保証を理由にこの案をのんだ。
まぁラボにあった第四世代型ISである『紅椿』の未完成品は亀山さんの手に渡ったため、企業発展の下にするらしい。
俺は亀山さんにプレゼントのお礼をした後、もしもこの世界で何かあったのなら、俺達も手伝うと話をし、そして亀山さんが俺が頼んでおいた特殊ISにも俺達にプレゼントしてくれた物を使ってくれるといったので、俺は再度お礼を言い、向こうの世界に帰って行った。
俺は向こうの世界での経験を生かそうと思い、修行もこれまで以上に行い、そして会社に帰ってきた時には亀山さんからプレゼントされた『オリハルコン』と、オリハルコンを使う時に必要な『亀山さんの血液』を使い、ファイバードとグランバードの強化と、雪子の白銀と装備の強化を施した。
それでもまだ余ったので、残りは取っておいておいた。
そしてもしも又向こうの世界に行く事になったら、今度こそ一夏との決着をつけようと思った。
それと忘れていた事が二つあり、一夏には俺の持っている堕淫の書のコピーを渡しておいた。
当初はいらないと言っていたが、俺が一夏の恋人である刀奈と簪の二人に対してできる事を言うと、一変して受け取ってくれた。
どうせそのうちに二人と色々とするだろうと思った。
それともう一つ。
実は束の処理が終わってお礼を行った俺に、亀山さんと紫さんの二人から話をされ、レギオンとイリスと戦った事があるらしいのだ。
しかもイリスに関しては亀山さん達は『2回』も戦った事があると言われたので、俺は唖然とした。
流石の話に俺も驚いたが、話を聞くと最初にイリスと戦ったのは一万二千年前で、玄武さんと弟子である飛鳥さん・フーさん・竜也さんの三人が一緒に戦って衝突し、辛くも勝ったそうだ。
そして2回目のイリスの戦いに関しては何と幻想郷で現れたらしく、さらに時期は違うが幻想郷にもレギオンが現れたらしく、娘さんのさつきさんと、義理である一夏の二人は知らないらしく、幻想郷の人間ならそれなりに誰もが知っているらしい。
流石の俺もそんな事があったとは思わなかったが、もしかすると今回のこの出会いは新たな災いが起きる前触れなのかと思い、俺はこの世界で何かあったさいには手伝おうと思った。
もしかすると俺達の世界が原因な可能性があると思った以上、仕方ないのかもしれない。
これでクロスの内容を終わります。
どうでしたでしょうか?