※この作品はR-18です。

IS(インフィニット・ストラトス) 楽しく過ごしたい転生者   作:ナハト・リコリス

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織斑関係の事案の答えと、統夜の新ハーレム要因である存在を出します。

実はこの新キャラは今回の話を考えていて、急に頭の中に生まれてしまいました


第40話 織斑関係の真実と、とんでもない許嫁登場

IS学園が夏休みに入る前日の夜、俺達は夏休みになるにので長期の外出届を出した後、出て行くための準備をして終わりと言う時に、刀奈から内密に生徒会室にまで来て欲しいと連絡を受けた。

 

その後俺と雪子の生徒会参加組と、書類地獄で協力してくれたセシリア達と合流し、話を聞いたら刀奈から俺達と同じ連絡を受けたらしく、生徒会室に向かった。

俺達が生徒会室に入ると生徒会長の刀奈と簪、生徒会役員である虚さんと本音の四人がいた。

 

「何のようなんですか、生徒会長?俺達全員明日からの夏休みの準備をしてたんだけど?それに何で簪が?生徒会の役員じゃないですよね?」

 

俺はそう言いつつセシリア達を先に生徒会室に入ってもらい、俺は最後に入って扉を閉めた。

何しろ俺の勘と呼べるべきもの今回の話は危険と思っているからだ。

 

「そのことも含めてなんだけどね。正式には織斑君関係の書類に関してなのよ」

 

「「「「「「!!」」」」」」

 

それを聞いて俺達はビックリしたが、同時に俺達はあの書類地獄で一番処理が多かった織斑関係の事を思い出して腹がたってきた。

 

「それで俺達を呼び出したのはいいが、理由を教えてくれないか?」

 

『それは私が話します』

 

俺達以外の声が聞こえたので声がしたほうに振り向くと、そこには3年生の証である赤のリボンを付け、腰まである長髪の黒髪で、赤いリボンで髪を結い、その姿から出ている雰囲気が大和撫子と言う言葉がその人に最も合うような人がそこにいた。

 

俺達が知っている限りで同じ黒髪の長髪であった篠ノ之よりも、この先輩の方が雰囲気的にも一目見て素晴らしいと言えた。

そのためちらっと横にいる雪子を見てみたら、その雰囲気に当てられたのか見惚れているくらいだった。

 

「初めまして、皆さん。それと不動研究所社長兼IS開発者であり、遠峰コーポレーションの

現社長の『実の息子さんである不動統夜』さん」

 

「「!!??」」

 

俺と雪子はその言葉に驚愕した。ここにいる人間で雪子を除けば遠峰コーポレーションの社長である父親と、義理の母親、そしてプロスさんとかすみの4人しか知らない超トップシークレットの情報なのだ。

それなのに彼女はそれを知っているため、俺と雪子は彼女を警戒した。

 

驚愕の事実を口にされた為この場にいたセシリア達も唖然としており、刀奈に至っては手に持っていた扇子を落としていた。

しかも自分達は嘘だと思いたくても、俺と雪子が彼女を警戒している様子なので、嘘ではないとも思ってしまっているのだ。

 

「警戒なさらなくても結構です。これには訳がありますから」

 

「・・・どう言う事ですか、先輩?」

 

俺は警戒心たっぷりで返事をすると、彼女は俺の顔を見る場所まで移動して来ると、俺の前で頭を一度下げて顔を上げた。

 

「申し遅れました。貴方様の父上『遠峰和真(とおみねかずま)』と友人でいる私の父『深月夕一郎(ふかみゆういちろう)』の娘で、貴方の許嫁でもあります『深月(みづき)ちとせ』と申します」

 

「・・・へっ?」

 

「よろしくお願いいたします。私の未来の旦那様」

 

『『『『『えぇ~~!!』』』』』

 

俺は先輩でもある彼女『深月ちとせ』が突如言った事に俺の処理がついていかず、彼女が笑みを浮かべて放たれた言葉に俺以外の生徒会室にいた全員(ラウラは何故か納得?している顔をしていたが)が驚愕とも言える声を上げた。

 

驚愕ともいえる事実を先輩であるちとせ(ここにいる人間はそう呼んで欲しいと彼女から言われた)から言われた俺は、未だに処理が追いつかないまま雪子やセシリア達から思い切りを詰め寄られ、俺自身事情を知らないので困惑し続けた。

そしてそれを見かねたのか、ちとせが俺達に説明してくれる事になり、俺達は椅子に座り込んで彼女の話を聞くことになった。

 

 

実を言うと彼女、代々楯無の家のである『更識家』の人間とそれなりに懇意の関係で、本来なら専用機を持てるほどの実力なのだが、本人が専用機を持つことを拒否したため持っていないらしい。

 

それだけではなく彼女、前生徒会長で今は弓道部の部長で、現生徒会長である刀奈ですら『今まで試合して一度も勝った事がない』と言うほどの実力者らしい。

流石の俺達もちとせの持っているプロフィールの一部に唖然としたが、一番重要な部分である『俺の許嫁』の話になった。

 

これに関してなのだが俺の父親である和真と、彼女の父親である深月夕一郎氏は昔からの学友だったらしく、そしてお互いが色々とあったが結婚すると決まったので、お互いの事を報告し会う二人だけの酒の席で、もしもお互いに歳の近い息子と娘が出来たら結婚させようと言ったらしい。

 

だがしかし、俺の親父の方は結婚したけど本妻である奥さんが子供を産み難い体が原因で子宝に恵まれず、夕一郎氏に関しては子供ができたのだがそれが全て男の子であったが、反対側が生まれないので今までお流れになっていたらしい。

 

だが、本妻である奥さん公認でのあるが親父と母さんの間に俺という子供が産まれ、そして向こうも同じようにちとせさんが生まれたため、生まれてから数ヵ月後にそれを分かち合い、そして昔していた結婚話を再開させたらしい。

 

流石の事態に俺は一度も聞いていなかったため、皆に許可を貰って父さんに連絡して聞いてみたら事実だったらしく、しかも本人は悪切れも無く『俺に言うのを忘れてた』と言って電話先で豪快に笑っていた。

 

流石の俺もこれには何も言えなかったのだが、どうやら俺が父さんに流していた情報に関しては、向こうにも教えており、そのため向こうの人も友の息子と言えど『ふざけた男』なら結婚反対だったらしいが、俺の情報を聞いてそのまま結婚を許可しているらしいとも言われた。

 

流石の俺も頭を抱える事態になったが、そのまま電話を切られてしまった。

その後俺は流石に親同士が原因で、しかも俺にとっては本妻は『雪子』である以上、名家のお嬢様である彼女に悪いと思ってこの場で断ろうと思ったのだが、彼女はそれを拒否したのだ。

 

「いやいや。俺のような男よりも他にもいい男がいますよ。それに名家の人間なら『本妻』以外考えられないと思うし」

 

「それなら問題なく。私は深月の家の継承権も一番低く、私がいなくなっても他の兄や姉が持っていますし、私自身貴方の事を聞いていましたので、人格的にも良い人だと思っていますので」

 

流石の俺もそう言われては何も言えず、雪子に確認したら、雪子が彼女と話をつけたいと言ったら快く応じてくれた。

と言うかだ、こういった場合なら絶対的にいって結構な険悪なイメージがある修羅場になりそうなのだが、ちとせさんはやんわりとした雰囲気で雪子の視線を受け流し、同時に自愛に満ちた笑みを浮かべてしまったため、俺も顔が赤くなった。

 

少し自分の周りの人の顔を見たら、その笑みにやられたのか同性である雪子達ですら顔を赤くしていた。

同時に俺はこの人には勝てないと言う風に感じ、どうしようかとも思ってしまった。

 

 

その後色々と俺とちとせさんの許嫁関係が原因での話があったのだが、本音が本来の用であった『織斑の部活参加拒否の書類関係』の事を思い出した。

これに関しては俺達も俺の許嫁と言った先輩であるちとせさんと周りの女性関係が原因で、本音が思い出して言うまで俺達の本来の予定を完全に忘れていたおり、それに関してはちとせさんが自分が説明すると言ってきた。

 

流石の俺達もどう言う意味かと思ったのだが、ここに俺達を呼んだのは彼女が原因らしい。

俺達もそれに関しては不思議に思ったので聞いてみると、彼女はIS学園の前生徒会長としてと、IS学園に存在している全ての部活やクラブ等からの人から内密にしたい『ある理由』もあるため頼まれ、代表して来てくれたらしい。

 

「内密にしたいある理由?・・・・・・織斑千冬か」

 

俺はちとせが内密にしたいと言ったので、その理由を考えてみると織斑春樹の姉であり、ブリュンヒルデと名が高い織斑千冬以外考えられなかった。

このIS学園で織斑千冬に睨まれたら最後、卒業後のIS関係の仕事に就けなくなると思っているだろうし、学園内でも『織斑先生を怒らした存在』として認知されそうだからだ。

まぁ実際は織斑千冬にはこの箱庭としか言いようが無いIS学園以外で振りかざせる権力は無いのだが。

 

「はい。織斑春樹が部活動参加拒否の案件ですが、臨海学校で統夜さんと雪子さんが撃墜したのが原因だったんです」

 

俺達はそれを聞いて不思議に思ってしまった。

ちとせが俺達に言った方面が原因でもだ、IS学園に2人しかいない自分達と歳の近い男子である春樹を拒否する理由にはならないし、織斑千冬に知られないようにすると言う理由にもならないからだ。

俺達がその点を話すと、ちとせはため息をついて答えてくれた。

 

「貴方達が最初に臨海学校で何かと交戦して撃墜したらしく、それで怪我を負った貴方達の搬送や怪我の治療に参加した生徒がいて、そのさいの時の事を話し合っていたのが原因なんです」

 

俺達はそれを聞いて少し考えていたが、それでも不思議に思ってしまった。

 

「貴方と雪子さんのお2人は火傷と切り傷のような物が在ったにも拘らず、織斑君には切り傷が無かった。おまけに専用機持ち以外の他の生徒達は臨海学校で行なうはずだった訓練は、その特殊事案発生が原因で旅館から出る事すら禁止されました。しかも厳重警戒体制と言う事で先生方から施設内で限定で出来る娯楽がありますが、こういった事態の事を知りたいと思う好奇心が原因で、彼女達は貴方達の怪我の方面の話になったんです」

 

俺達はそれを聞いて納得した。

専用機持ちであるセシリア達も俺と雪子が搬送される際に見えて切り傷が原因で、織斑と篠ノ之が任務を放棄してまで俺達を攻撃した可能性を示唆しのだ。

 

一般生徒と言えど『三人揃えば文殊の知恵』と昔から言うように、そういった怪我関係で話し合い、そして部活や趣味等で知り合った上級生に連絡を取り合い、そういった事が原因で今回のことになったらしい。

 

俺はちとせの話を聞いて他の生徒が思ったのは、『篠ノ之が俺達を攻撃してきたのを、織斑はそれを無視した』のではと答えたら、ちとせも俺が言った答えが正解であると言われた。

それを聞いて俺は内密に生徒会室に来てほしいと言うのも納得が出来た。

 

「なるほどな。確かにこんな事実を思ったら、織斑は俺と雪子に対して『しなくてもいい撃墜』をさせたって事になる。しかも篠ノ之が織斑の言う事をよく聞いていたのは周知の事実なんだから、そう思ってもいいわな」

 

「ええ。ですが、上級生の中には話を聞いて『織斑も参加して貴方達二人を撃墜した』と考える者もおり、どちらにしても織斑春樹は学園からの命令ではなく、彼自身の『私情』を優先したと考えられ、しかもそれが貴方方の『命』を対価にするようなものでした。結果、部活動やクラブの長はそんな人間を入れるわけにはいけないと判断し、不要申請書類を出したのです」

 

「はぁ、なるほどね。と言うか、生徒会長である私に直接説明して欲しいんだけどなぁ~」

 

「それは仕方ありませんよ?同じ生徒会長でも貴方と私では人に対しての信頼と信用も違いますから。おまけに何かあった場合教師に報告するのが義務である以上、結果的には仕方ありませんから」

 

刀奈が不満そうに答えると、ちとせはそう答えた。

まぁ確かにちとせの持つ雰囲気は苦労人とも言えるような感じだが、刀奈に関しては楽しむためならどんな事でもしそうな感じだ。

これに関しては仕方ないだろうと思い、俺達は話を終えた。

 

その後俺だけが生徒会室に残って欲しいとちとせに頼まれ、俺も刀奈の家の方面がどう言ったものなのか知っているため、その言葉に了承し、その場に残った。

他のみんなは2人きりになると言う事でジトッと睨まれたが、ちとせがすぐに終わると言ったので、皆は外に出て行った。

 

そして生徒会室には俺とちとせだけになり、俺達は近くで向かい合ったまま話をした。

 

「更識の家の事を知っていると思いますが、彼女達はこの国で裏工作を実行する暗部に対する対暗部用暗部であります」

 

「あぁ。それは更識の二人から聞いてる。そして虚さんや本音はあの2人専属の人間ってこともな」

 

「そうですか。私達『深月』の家は彼等と懇意にしていますが、それは私達がこの国で重要な存在だからです」

 

「どういう事だ?この国で最も重要なのは天皇陛下や国を動かす政府の人間だろ?あんた達はそれ並にあるのか?」

 

不思議そうに俺が答えると、彼女は一度頷き、一呼吸置いて俺のほうに移動し、俺の手を取って話しかけようとしてきた。

だがしかし、俺はそんな彼女のその動きがあまりにも『自然』だったため、違和感も何も感じずにいたのだが、手を取って話しかけてきたことで、俺は彼女の方に振り向き、手を取られないようにした。

 

彼女は俺の手を取れなかったものの、笑みを浮かべるだけだったので、俺はあまりにも『自然』すぎる彼女に、恐怖を感じてしまった。

もし悪ければ、俺の隣に彼女が平気で歩いていたとしても、俺は違和感さえ持たずに一緒に歩いているかもしれないほどだった。

 

「私達『深月』の家の血を引く女性は、発現の有無と幅は違いますが、超能力を持って生まれるのです。そして私はさらに『自然(ネイチャー)』という、武などではほぼ才能以上と言えるほどのこの能力を持っています」

 

流石の俺もそれを聞いて刀奈が試合で一度も勝っていないと言う事に気付いた。

確かに動きを感知して行動しようにも、歩き方やしぐさまで、全ての行為が『自然』すぎる彼女に技をかけようにも、自分が意識した行為ではなく、ただ人が無意識化にしているかのような動作では対処できるはずが無い。

 

「そして私の能力は『未来予知』なのですが、私のは大半が『人の死の未来』しか読み取れないので、一族でもあまり良い思いはされていないのです」

 

「なるほどな。けど、それだけじゃ無さそうなんだが?」

 

俺がそう言うと、彼女は笑みを浮かべた。

 

「ええ。私の本当の名前を教えようと思いまして。私の本当の名前は『深月真夜(みづきまや)』真の夜と、漢字で書きます。それを貴方にお教えします」

 

「いいのか?俺はある意味最低な分類に入る男だぞ?それなのに教えて?」

 

俺がそういうと、彼女はくすくすと笑って俺のほうを見た。

 

「確かに現生徒会長であるあの子の未来を前に見たことがあるのであれですが、ですがそれも元々はあの子が原因でしょ?」

 

「まぁ、そうだけど・・・」

 

彼女が言ったことが事実である為俺は何も言えなかった。

 

「それに父から貴方がした事も聞いています。あのデュノア社の事に関しても、あなたは元々シャルロットさんの身柄を引き取る為だけに行動し、その結果がデュノア社倒産という事態になっただけ。それにあなたと話して分かりますよ?貴方は非道な事も出来るけど、とてもお優しい方だと言うことが」

 

俺は彼女の言った言葉に少し恥ずかしかったが、俺は彼女に契約の話を持ちかけた。

彼女も当初はその話を不思議そうに聞いていたが、春樹のその手の方面のことも知っていたのか、俺と契約を結んでくれると言った。

そして俺は彼女と契約を結んだのだが、俺としてはどうしようかと思ってしまうだけだった。

 

 

その後生徒会室から出ると、本音と虚さん、ラウラ以外の全員が近くでいて、俺は驚いたものの、ため息をついて納得だけした。

そして俺達は寮に帰ろうとしたら、真夜が突如足を止めて、俺の身体に抱きついた。

 

突然のことで俺達は驚いたのだが、俺は彼女を引き離すと、彼女の手は未だ震えたままで、真夜は俺の顔をしっかりと見て口を開いた。

 

「統夜さん、絶対に何があっても『私達の元に帰って来る』と約束してください。絶対に帰って来ると」

 

俺はそれを聞いて驚いたが、だが彼女に見えてしまうのが大半『死の未来』である言った事を俺は思い出し、俺は彼女の震える手を取った。

 

「当たり前だろ。ここにはいないかすみに、父さんや義理の母さん、プロスさんに、俺の大切な弟である猛がいるんだ。おまけにこの場所で今一緒にいる皆がいるんだ。何があっても絶対に帰ってくるよ」

 

俺はそう言って震えている彼女の手をしっかりと握り、そして震えが消えたのを確認してから俺はみんなと一緒に寮に帰って行った。

 

 

その後俺は玄武さんのところで俺に開花した能力関係の修行で、別の世界に渡ってしまい、そのさい来た時の時期も悪かった事もあり、思い切り死ぬかもしれない命の危険に晒されたのだが、その言葉を思い出して俺は復活した。

流石に大切な皆を泣かしたくないからだ。

 




新キャラの深月ちとせ(正式は深月真夜)の容姿ですが、ギャラクシーエンジェルに登場した『烏丸ちとせ』です。

それとですが、深月真夜の名前と、彼女の超能力に関しては元ネタが存在します。
まぁ名前も能力もそのままなので、知っている人がいるかもしれませんね。


それと感想で真夜は死の未来限定と思われているので言っておきますが、彼女の予知に対するアンテナが、死の未来に関して強いだけであり、それ以外の予知も見えます。
作品で書いていると思いますが、刀奈が犯されているのも予知で知っていますので。

分かり易く言えば、彼女が見る予知は死の未来が7割で、残り3割はそれ以外の未来になります。
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