※この作品はR-18です。

IS(インフィニット・ストラトス) 楽しく過ごしたい転生者   作:ナハト・リコリス

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今回は統夜君のほうの話になります。

次からはGGGとの話等の方面なので、バトルはありません


第54話 考えてしまう事と、再会のGGG

IS学園の襲撃事件から20日ほど経った現在。未だに休学している状態だった。

 

これに関しては俺自身も仕方ないとしか言いようが無い、何しろこの世界で世界最強と謳われた存在『織斑千冬』が何者かの手で『敗北』したのだ。

しかも『完全なる敗北』とも言える状態で・・・・・・

 

 

IS学園襲撃事件時、織斑千冬がいた場所に使用していたISが発見され、その場に残っていた手足の部分をDNA鑑定したところ、この手足の持ち主が『織斑千冬』と判明し、本人が付近に存在しないため、誘拐された可能性をも視野に入れられた。

 

だがしかし、『世界最強の織斑千冬』が倒され、誘拐されたかもいう事実は変わらないのだ。

 

その情報を政府はひた隠しにしていたのだが、やがてマスコミ関係者にばれてしまい、その結果IS学園で在学していた生徒や教師の一部が学園を去るなどでの混乱によりIS学園は完全に機能できない状態に陥っている

 

 

何故こんな情報を知っているか?それはIS学園生徒会長である刀奈。それに元生徒会長である真夜からもたらされた情報のおかげなのもあり、俺自身知って良いのかなと感じながら、IS学園を襲撃した篠ノ之のバックにいるだろう《GT》に今まで以上に警戒を強めていた。

 

 

何よりGGGの世界にいたバイオネットと何らかの係わり合いを持ち、互いの組織の人員、技術および商品の売買、提供をしている可能性が極めて高い可能性が濃かったからだ。

 

何故そう思うかと言うと、アフリカでのバイオネットの総帥との戦いの時に、あいつは俺が持っている『神谷活心流の目録』を知っていると言った。

その際『エルデ』と言う名前を言ったのもあり、その『エルデ』を通じてバイオネットの総帥に報告したのだろう。今の今までやって来た剣の基礎を捨てる事はできないが、

それでも何とかしようとは思っているのだ。

 

部外者に目録が盗まれたと言う事を師範代であり、俺と雪子の師匠でもあり、神谷道場の現師範代でもある『神谷薫』にそのことを報告すると、俺の言った内容に驚いていたと同時に、報告する時期が遅いと怒られた。

これに関してはちゃんと説明(自分自身の見直しに、雪子達との関係云々で)をし、一応は納得してもらった。

 

俺自身敵から受けた『飛天御剣流』に関しては、時間を見て俺も飛天御剣流の技ができるようになったが、元々喰らった技自体全部ではない上に、飛天御剣流の奥義でもあり、超神速の抜刀術『天翔龍閃(あまかけるりゅうのひらめき)』に関しては、九つの攻撃を同時に行なう『九頭龍閃(くずりゅうせん)』が奥義を伝授する為の試練の技として存在しており、俺自身何度も相手から受けたので、帰って来てからの特訓で『九頭龍閃』は使用はできるようになっていたが、奥義に関しては無理があった。

 

 

元々ファイバードは抜刀術のような物ができるようにしていない上に、もう俺の覚えている限りでも、飛天御剣流の奥義である『天翔龍閃』は、超神速を行なうのもあり、身体への負担が滅茶苦茶多いのだが、あのバイオネットの総帥との戦いの後、この世界に帰ってきた俺は、念の為を思ってファイバードのフレイムソードを収納できる鞘を完成させたのだ。

 

この鞘の製作に使用したオリハルコンは、玄武さんが『鞘を作る程度なら』と、新たに少しだけくれたオリハルコンと玄武さんの血を分けてくれモノ。

その後で不動研究所で開発したIS用の複合合金を使用し、新たにファイバードのフレイムソード専用の鞘を開発したのだ。

 

グレートファイバード状態での最強武装が大剣なので、抜刀術の使用に関しては思い切りに不向きなので、ファイバード専用装備に限定されているが、まぁ抜刀術に関しては俺自身それなりに出来るのだが、IS学園襲撃事件の事を考えれば、エネルギー消費が少なく、それなりに状況を打破できるようしなければいけないのだ。

 

 

この鞘の開発に関しては、俺自身の使える技の種類を増やす為と、俺が考えている中で一番最悪の場合であるのだが、バイオネットの総帥がこの世界に現れた時、俺は状況によっては飛天御剣流の奥義であり、超神速の抜刀術でもある『天翔龍閃』を、俺自身の意思と思いで会得しなければいけないのだ。

俺が知っている限りで、剣術においてある意味最強とも言える九つの突進剣技でもある『九頭龍閃』を打ち破り、その上でバイオネットの総帥に唯一ダメージを与える可能性のある超神速の抜刀術が『天翔龍閃』なのだ。

 

とは言っても、俺の考えている最悪の相手であるバイオネットの総帥は『天翔龍閃』を会得している可能性があるので、もしも俺も『天翔龍閃』を会得したとしても、俺の『天翔龍閃』と、バイオネットの総帥の放つ『天翔龍閃』の威力の差も分からないので、現状は『もしも』の時の対策でしかないのだ。

 

 

まぁオリハルコンの残りは一応2機分あるのでいいのだが、出来たらあまりオリハルコンは早々簡単には使いたくは無いのだ。

最後に残ったこのオリハルコンに関しては、新たな俺達の仲間になる予定の元ファントムタスクのメンバー『織斑マドカ』の為に残している。今はまだ彼女に渡す時期ではない。

 

 

 

 

保護した時におこなった検査の結果、織斑千冬のDNAをモデルにしている事が判明し、意識を取り戻した後に周りの状況を知った後、俺達に協力すると言って来たのだが、その目は俺が一番知っている目をしていた。

 

 

『復讐』と言う名の憎悪を、世界に対してのさまざまなマイナス的な思考の元、戦おうとしている状態だったのだ。

 

 

だからこそ、俺は『今の』彼女の申し出を受け入れる事ができない。『今の』彼女はかつての俺と違い間違いなく『堕ちてしまう』。

だからこそ受け入れる訳には行かなかった。その思いが変わるまで、その願いを叶えさせる訳にはいかなかった。生まれが特殊かもしれないが、それをふまえた上で色々と考えなければいけない

 

 

彼女自身が変わらない限り、彼女の為の力を作り上げる事ができないと考えていたからだ。

 

 

 

それとは別で、俺のほうはある意味、最悪とも言える状態だった。実はまだ俺・シャルロット・簪の3つの機体修理とオーバーホールが終っていない。

 

何故、未だに完了していないのには理由がある。IS学園襲撃時、雪子と真夜の機体はそれほどでもなかったのだが、二人を除く俺達はハイ・ゾアティック施術を受けた化物達の連鎖爆発の影響を受けたのが原因で、全機が大破クラスに近いまでのダメージを受けた。その後雪子の能力と、IS学園で最低限の状態で修理をして帰ってきたのだ。

 

その後にすぐさま機体修理を行なおうと思っていたのだが、日本政府直々の命令のせいで、政府とIS学園に提供した第3世代型訓練機の『ストライクインパルス』と『ゲシュペンスト・改』を最優先で修理するようにと言われてしまい、俺達の機体は後回しになってしまったのだ。

 

事前にセシリア・鈴・ラウラ・刀奈の支援型ISを除いた4人分だけ、彼女達の所属する国家からの帰還命令があるだろうと思っていたので、所属が日本である俺達のより先に機体修理をしていおいたのだが、俺・シャルロット・簪の機体修理を後回しにしなければいけなかったのだ。

 

 雪子と真夜に関してはそこまで機体の破損が少ないので、機体修理に関しては俺達のよりもマシなので、機体を完全な状態にするのにはそこまで時間はかからない・・・

 

 

《あの事件》が原因による重軽傷者、死亡者の数を最低限に抑える為に俺は支援型ISを人前で使用したのだが、支援型ISのデータを渡せとIS委員会からの何度も催促の電話が入り、研究所の業務自体が止まりかけ何日も徹夜する事態になっていた。

 

なんとかIS委員会方面のを黙らせ、訓練機方面の機体修理が終わり、日本政府とIS学園に修理が終えた機体を納入し、IS学園内と帰ってきて最低限の修理状態で待機させていた俺達の相棒の修理に取り掛かろうとしたのだが政府の命令で突貫作業で訓練機の修理したのもあり、不動研究所の所員全員が肉体・精神的に結構危険な状態になっていたのを見た俺は3日ほど休んでもらってから、機体修理に入ってもらった。

 

 

セシリア達のは別口で訓練機と一緒に修理していたので、国家に帰還するように言われた際にちゃんと持って帰れるようにしておいたので問題は無いのだが、それ以外での俺・シャルロット・簪の3機に関しては修理を後回しにしていたのもあり、現状では支援型ISの方も含めて約7割ほどしか修理できていない。何とか現状は戦闘等が無いので大丈夫なのだが、完全に修理するには後数日は必要な状況であった。

 

雪子と真夜を除く、こちらに残ったメンバーに関しては、玄武さんのところで更なる修行をつけてもらっているのだが、俺は機体の修理に、IS学園襲撃事件の際に思ったことがあり、そのための新たな武装の開発、おまけに会社運営の為に仕事など等、色々な方面に手を出さなければいけないので結構きついのもあった。

 

 

 

雪子と真夜にも手伝ってもらってはいるものの、あまりにも処理する量が多いため厳しいと言えてしまった。

俺が新たに開発している武装は、現状は俺のファイバード・グレートファイバード共通の新武装として『フレイムギャラクシー』を開発している。

 

この武器の見た目は『ウルトラマンマックス』に出た『マックスギャラクシー』で、能力も同じように設定してあるため、試作品が近日完成する予定になっていた。

一応両腕に装備しようと思い『完成品を2機』造ろうと思っているが、今のところは試作品1機での運用を目指している。

とは言っても、現状はファイバードは使用が出来ないので、ストライクインパルスでの運用実験データしか存在しないのだが・・・

 

 

 

しばらくして、玄武さんの所で修行に行っていた全員は、国家からの命令もあって、こちらに帰ってきた後、一時的ではあるがセシリア達は帰属する国家からの命令で帰っている。

当初は機体修復と言う名目でセシリア達も日本に残れたのだが、流石に長期間セシリア達が故郷に帰らないのは命令違反に近い為、3日前にセシリア・鈴・ラウラの三人は一時的にだが祖国に帰っているのだ。

 

またすぐに帰ってくるとセシリア達も言っていたので、少し時間はかかるであろうが、帰ってくると思っている。

 

本来なら刀奈も現役のロシア代表操縦者としてロシアに行かなければいけないので、ロシア政府には報告と言う形ですまし残っていた。

元々自由国籍でのロシア代表を取得し、裏で色々としておいたらしいが、こういうのをIS学園での生徒会でもして欲しいと思ったほどだ。

 

 

かすみには3日間の休みの時に連絡を取り、一度ここに帰ってくるように指示している為、本人も事情を知っているため色々と時間がかかったが、昨日連絡があり、明日中にでも帰って来てくれる予定なので、俺達の機体修理および調整してもらう予定である。

政府関係者や各国諜報機関、ネットの掲示板等からも、篠ノ之箒の目撃情報等が無い今、向こうは次の行動に移すための準備期間のようなものであろうが、こちらも何時でも対応できるようにしなければいけない、今現在、俺達の機体が完全に修理されていないのは結構危険な状態とも言えた

 

 

ようやく約7割程度の修複といったが、あくまでもこれは全体的な目安で、完全にメンテナンス出来た支援型はダメージが少なかったライアンとガンキットの2機だけで、それ以外はダメージレベルからみて早急なオーバーホールが必要なのもあり、中には修複率が約4割しか終わっていない機体も存在しているのが現状だ。

 

何時GT、GGG世界からやってくる可能性の高いバイオネットの兵器に対しての警戒もあってか、機体の完全な修復を急ぎ行なわなければという焦りにも似た思いに駆られていた。

 

 

だがしかし、俺の思いとは裏腹に、事態はとんでもない方向に向かっていた。

 

 

ビィービィー・ビィービィー・ビィービィー

 

 

突如、不動研究所の施設内に異常事態が発生した事を知らせるアラームが鳴り響いたのだ。

 

「どうした!!」

 

「わ、わかりません。ただ、研究所付近の空間に異常が発生している模様です!?」

 

「何だと!!」

 

俺はその言葉を聞き、唖然とした。

俺は自分の機体修理を一時中断し、急いで付近の状態を調べた。

 

そして不動研究所の俺達のいる場所よりも何千メートルも上空の空が、まるで『ガラスを割る』かのようにして、『空が割れた』と思ったら、そこからとんでもない物が落ちて来たのだ。

 

「あれはGGGの三式空中研究所、それにゾンダーだと!!」

 

映像を確認するとGGGのマークを視認する、俺が世話になったGGGの世界に存在するはずの特殊艦が現れたことに驚いた。

しかしそれ以上に三式空中研究所にへばり付いている存在《ゾンダー》に危機感を覚えた

 

紫色のコア状態のゾンダーは三式空中研究所に寄生することはできない。しかし薄い膜のような物を広げて三式空中研究所にへばり付いてる。

流石の俺も落ちようとしてる艦の質量と落着した際の被害を考え、偶然外に出ていて現場近くにいた雪子と真夜に連絡を入れた。

 

「雪子、真夜!その艦にへばりついてる紫色の存在を攻撃しろ。ただし、真夜が狙撃し、雪子は真夜について『そいつがその艦から離れるように願って』やれ。間違っても近接戦闘をしようと思うな!!」

 

「「わ、わかった(分かりました)」」

 

雪子達は俺がそう言ったので、すでに修理が完成している自分達のISを展開し、真夜は単一能力『明鏡止水』を発動し、雪子が自分の能力で、俺が言った『思い』を真夜の機体が持っている『ツインバスターライフル』に思いを込めていった。俺は機体の修理が完全でないにも拘らず、自分のISを回収し、急いで現場に走っていった。

と言うかだ、俺の機体に関しては修復率が約6割強程度であったのだが、俺のやろうとしている事には何とか耐えれると思ったのだ。

 

 

そして俺が到着した時、集中していた真夜が放った一撃でゾンダーが怯み、三式空中研究所から離れようとすると、俺はファイバードを急いで展開し、

『ゾンダーと三式研究所との繋がり』を『断ち切った』。

 

俺の攻撃でゾンダーからの支配から抜け出したのか、三式研究所はコントロールを取り戻しウルテクエンジンに光が灯り、ゾンダーはそのまま何処かに逃げようとしたさい、

真夜が更に放った一撃でゾンダーに対して追撃のダメージを与えたと思いながら周囲を索敵するも、ゾンダーはレーダー探知範囲から何処かに逃げてしまったようだった。

 

 

ゾンダーに逃げられてしまったのは危険だと思ったが、今の俺達のISで対峙してらゾンダーに寄生されてしまうため、雪子や真夜には追撃しないように通信を送った後、ファイバードの機体管制システムがエラーを起こして緊急停止してしまった。

 

「はっ?」

 

システムの再起動させようにうんともすんとも言わない。下にいる雪子や真夜に至っては、能力と単一能力での使用が原因で、機体が想うように動かず反応が遅れてしまってる。

後僅かで地面に激突すると思った時、強い力が俺の手をガシッと握った

 

「………ふう間一髪かな。大丈夫か統夜君?」

 

「あぁ、一応ありがとうな、『燐』」

 

 

俺がこの世界に帰る際に渡しておいたアシストマシーンの2番機である『ダイナドラグーン』を纏ったガイガーが、俺の手を強く握り肩を貸してくれた

 

それにしても、まさか燐達GGG、さらにゾンダーが来てしまうとは。これから一体何が起きようとしているんだと思ってしまった。

 




ウルトラマンシリーズである超獣の出現やり方を真似てみました。
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