※この作品はR-18です。

IS(インフィニット・ストラトス) 楽しく過ごしたい転生者   作:ナハト・リコリス

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一年ぶりに投稿しました。

実際はネギまのほうや色々と新規を考えていたりしたので、投稿が遅れてすみません。


第58話 GGGの帰還と、新たなる怒り

現れたゾンダーはGGGを撃滅する為に不動研究所まで来ると思っていたのだが、予想に反して出現した場所から少し進んだところで止まり、まるでGGGが来るのを待っているかのような状態になっていたのだ。

 

流石の事態にGGGや俺達も唖然としたのだが、ゾンダーがいる場所に関してはディバイディングドライバーを使って戦闘用領域を展開しなくても大丈夫な状態になっている場所で、例え周辺の施設等が破壊されたとしても強力なエネルギーが有る等といった事は無く、ゾンダーの出現で当初いた人達は全員避難しており、戦闘状態になった場合を考えて周囲3キロほどの安全対策は行なっているので問題は無い。

 

 

ちなみに怪我人等は数名いたらしいが、重傷の人間はいないと連絡は入っていたので安心できた要因でもある。

 

 

と言うかだ、この世界でディバイディングドライバーやガトリングドライバー、ゴルディオンハンマーのデータを貰ったので、一応この世界でも作製可能なのかと思って調べて見たら、諸事情の問題で出来ないとなったのだ。

 

実際は造り出す事は出来るのだが、使用するためのエネルギーの確保や、使用するエネルギーフィールドの制御等の維持等の設備云々が大型化し、ISサイズの小型はこの世界の現状では無理だとなったのだ。

 

完成させるにはGSライド並の高出力で安定したエネルギー開発が必要となるので、多分後数十年は必要だろうと見ている。

 

なので、ディバイディングドライバーを使用する事態になったら、GGGの機体をこの世界の国連が無理矢理徴収するような特別命令を発令する可能性があったので、ある意味助かったと言えたのだ。

 

壊れた施設設備に関しては、後で時間をかけて修繕と改修をするようにしたので、グループとしての建造方面が喜ぶのでいいだろう。

 

 

 

俺達はGGGと同行し、ゾンダーに対処する事にした。

とは言っても、実際ゾンダーに対処するのは専門でもあるGGGに任せるのだが、俺達が一緒に出撃するのはこの世界に存在する対篠ノ之箒やGTへの対策である。

 

何しろどんな理由をつけようと、この世界の問題を、他の世界の住人達まで巻き込む訳にはいかないと思っていたので、燐達GGGの一部は反対したのだが、俺がきっちりと理解してもらった。

 

「だ、だけど、それじゃ俺達は『燐、これ以上抱え込むな』えっ?」

 

「いいか、俺達は『十人いて十人全て救う』何てことは決して出来ない。どんなに頑張っても、救えない命や報われない思いがある。確かにGTはバイオネットと次元を越えての関係があるが、それでも俺達の世界の問題なんだ。お前達GGGはバイオネットの事だけを考えろ。GTはどんな事があっても、この世界の人間の手で片をつけなくちゃいけないからな」

 

燐は悔しそうな顔をしていたが、どんな理由があっても、この世界で生きている俺達人間が対処しなければいけないのだ。

他の世界の人間達の手を借りてGTの件をどうにかするのは間違っているのだ。

 

 

 

そして現場に到着すると、ゾンダーが動かないのに俺は驚いていたのだが、ゾンダーの元の姿になっている存在が原因で、俺もゾンダーコアの存在は予想したが、俺の予想を更に超えている事態になっていたのだ。

 

何とゾンダー自身から通信が入り、しかも素体元である《ヘリオス・オリンパス》本人からの通信が入ったのだ。

流石の事態に俺も驚いたが、通信内容を聞いてある仮設が生まれてた。

 

それはGGGがこの世界に来た際に俺がした《能力込みでの斬撃》が原因で、どうやらそれがゾンダーコアの素体になった存在の意識を取り戻す事という、ある意味何万分の1とも言える確立を引き当ててしまったのだ。

 

まぁこれに関しては燐のもっている強運かもしれないと思いつつ、同時に今通信をしている存在が《どういった状況の存在》なのかもサンジェルマン伯爵から話を聞いて理解している俺にとっては、バイオネットの総帥に対する怒りは計り知れないほどであった。

 

 

 

俺達はこのままヘリオスの協力でGGGが元の世界に帰って終わりと思っていたら、GT側にいたエルデと呼ばれた存在が乱入し、ゾンダーに強制的に戦闘行動を起こす為のアンテナを差し込んだのだ。

 

 

このアンテナが原因でヘリオスの意思は飲まれ、エルデの思い道理に動く存在になってしまったのだ。

 

同時にこの世界の篠ノ之箒と織斑春樹も現れ、春樹に関しては白式が改造され、更なる射撃兵装も追加され、おまけにこの世界最強の織斑千冬も異形の姿となって戦いに参戦したのだ。

 

「織斑……お前、あんな姉の姿を見ても何とも思わないのか!!」

 

「はん、知るかよ?あいつがあんな姿になろうと、俺からすればもう関係ないんだよ!!お前のせいで俺の滅茶苦茶お楽しみな計画が全部に消えちまったんだ。だからよ、テメエもテメエの全部を全てぶっ壊して、この世界の全て俺の好きにするんだよ!!」

 

「あぁ。お前はこの世界で最強になったんだ。あいつ等も、そして春樹に似ているあの男も、全員殺してやろうな」

 

「……そうかよ。お前の今の発言で、篠ノ之箒のような存在を構成員にしている危険なテロ組織に関与しただけで飽き足らず、その組織のテロ行為に加担したんだ。俺達は篠ノ之箒同様、織斑春樹、お前も同罪の存在として扱い、この世界で生きている人達の為に、お前も討たせてもらう」

 

「関係ねぇな。テメエをぶっ殺して、テメエの大事なものを全部ぶっ壊してやらぁ」

 

そして俺達とGTとの戦いが始まった。燐達GGG機動部隊の面々はヘリオスをどうにか元に戻す為に下手に攻撃はしないで、周りへの被害を少しでも減らしつつ、ヘリオスを押さえようとしていた。

 

 

ちなみに一夏は、別の世界といえど、実の姉に対しての態度に怒っており、自分から春樹の相手を申し込み、雪子は一夏一人だと危険だと判断し、一夏と即席コンビで戦う事にし、残った面々はエルデと異形と化した織斑千冬の相手をする事にした。

 

 

ちなみに、GGG機動部隊はガイガーがダイナドラグーンと合体したガイガー・ストロングと、炎竜と氷竜の2機、分離状態のブレイブナイトとボルフォッグとガンマシーンという9機で、基本がブレイブナイト・ボルフォッグ・ガンマシーンが暴走状態のゲシュペンストの攻撃で、戦闘区域外への攻撃を防ぐ為に攻撃して撃墜させたりし、ガイガーと炎竜と氷竜の3機で、極力機体にダメージを与えないようにしながら問題の大本であろうアンテナを破壊する為のデータを収集していた。

 

本来ならボルフォッグが参戦すべき事態なのだが、何しろ暴走状態のゲシュペンストからのミサイル攻撃や大型スラッシュリッパーの投擲、更には大型銃を展開しての砲撃など、全ての距離で対応できる武装を使用し、少しでも被害を少なくする為には高い機動性能とジャマー系を保持しているボルフォッグが撃墜側に回るのが一番だったのだ。

 

 

 

無論このようの事態になったのでディバイディングドライバーの使用も考えられたのだが、敵幹部の一人とも言えるエルデの出現で、ディバイディングドライバーを使用したら、強制的にヘリオス自身だけでなく、この世界の人間達にも危険が及ぶ可能性のある2次的被害を発生させられる可能性があると統夜からの指示で、ディバイディングドライバーが使用できなくなったのだ。

 

「だけど、統夜君!!」

 

「分かってる。俺だって、本来ならこの状況で使用するべき物だと思ってる。だがしかし、相手はバイオネットの総帥に俺の持っている情報を、しかも機密系の情報よりのものまで送っていた幹部連中かそれに近いクラスの存在だ。おまけにこの世界のGTと手を組んでいる以上、使用して俺達が戦っている場所以外にも兵力を送り込んでくる可能性もあれば、ヘリオスさん自身の意思を完全に消去される可能性もあるんだ。だから、耐えてくれ。」

 

通信での会話であったが、燐自身がこの状況を一番嫌だという思いを持っているのは理解していた。そして、それは無論俺や他の面々もこの状況で、被害等を『0』に出来る存在の使用は一番したいのだろうが、俺が言った事案も可能性的には《0》で無い為、例え確率が低いとはいえ、使用する事が出来ないのはこの場にいる全員が悔しい思いしかないのだ。

 

「(デイバィディングドライバーが使えるのに使えない…この街には人はいなくても、帰る場所を喪うのはココに住んでいる人達だ!)……ウオオオッ!ストロングランチャー、ダブルバルカン!!」

 

「燐、敵の誘導ミサイルは此方で迎撃します!」

 

『僕もいるぜ凍也!』

 

「我々も、今、できる事を!!」

 

戦いに関しては俺達はエルデと千冬の二人相手に何とか善戦していたが、一夏は雪子と即席コンビで春樹と箒の二人がかりで善戦していた。

 

 

まぁ一夏の練習量が良かったのと、向上するべき理由がしっかりとした一夏と、自分こそが世界で一番強いと思ってまじめに練習をしない春樹の差と、この世界の箒を完全に《悪》と思える一夏の心構えが原因なのかもしれないと思った。

 

ちなみに、俺は機動性面を考えてファイバードの姿で相手をし、雪子は長時間戦闘用の蒼天を纏った姿で戦っていた。

 

 

真夜のバスターライフルを一番に狙われ、真夜自身もバスターライフルという専用機の一番の攻撃力を保持している武装が破壊されたが、収納していた武装で戦う羽目になったのだ。

 

「あんた達も、ゆっくりとGGGのクズ共も一緒に葬ってあげるわ。それはそうと、さっさとしなさいよ、この世界最強さん」

 

「分かってイル。私はコレで更にツヨクなれる。私とハルキがこの世界をスベル為に貴様等はジャマダ」

 

「っく。貴女はそこまで腐っていたのですか、千冬さん。例えどんな理由があったにせよ、貴女は、間違っています。」

 

「知ルか。お前達も全員あのフドウを殺した後、ハルキの物になるヨウにしてやる。お前等の意思等関係無い。弱い者ハ強い者に従えばイインダ。私があの馬鹿なタバネを利用して最強をエタようになぁ」

 

真夜は専用武器であるバスターライフルを失ったが、それでも他に収納している火器や剣を使って異形と化した織斑千冬と戦っていた。

ちなみに、エルデは俺・シャルロット・セシリア・刀奈の四人が担当し、千冬さんは真夜・ラウラ・鈴・簪の四人が担当していたのだ。

 

そして織斑千冬は異形の姿に改造された影響なのか、他者を見下す性格が前面に出た挙句、自分の実力だけでなく、開発者である篠ノ之束の力も使ってこの世界で得た最強の座(ブリュンヒルデ)にいた事を暴露する事態なので、後で世界がひっくり返るだろう。

 

 

 

だがしかし、俺達が四人一組で相手をしているにも拘らず、エルデにも織斑千冬にも決定的な攻撃を入れられず、四人相手に戦える相手のほうも凄いので、俺達自身も手を焼いていた。

 

「ふふふ。これ以上はあんた達でも無駄よ。この世界はもう『他の世界からの支援』が出来ないように特殊フィールドを展開してやったから、あんたが頼りにしているだろう他の世界の存在はこの世界には『もう来れない』。そして、GGGの連中も、この世界であんた達と一緒に滅ぼしてくれるわ」

 

エルデが言った言葉に俺自身も唖然としたが、同時に玄武さん達の世界との連絡がとれずらくなっていた事に合点が行き、同時に何とかGGGを元の世界に戻すにはヘリオスをどうにかするしかないと思ったのだ。

 

「だけど、お前達には完全なる絶望を与えてやるわ」

 

そう言うと、5体ほどの超獣が現れ、ヘリオスゾンダーの周りにいたGGG機動部隊を蹴散らした後、強力な電磁バリアを展開し、同時にまるで超獣と連動するようにゾンダーコア部分が点滅を繰り返したのだ。

 

「ふふふっ。後少しで、ヘリオスごと中にいる超獣共と一緒にパーツの一つ残らずこの世から消え去るのよ。そうなれば、我々バイオネットに反逆するあんた達GGGはこの世界から出る事もできず、総帥様があの世界を滅ぼした後、この世界を滅ぼすその時まで、ゆっくり指をくわえて待っていなさい。あ、そうそう、私の変わりにこの子が相手をしてくれるわ」

 

そう言ってエルデは先に撤退し、織斑千冬・春樹・箒の三人だけかと思ったら、所在が分からなくなっていた神城さんが現れ、織斑千冬と似た姿になって俺達を襲って来たのだ。

 

とは言っても、織斑千冬と違って意志を持たず、機械のように俺達を殺そうとする存在になっていた。

 

 

GGGメンバーの邪魔をさせないように俺達全員でGGG機動部隊の面々を守りつつ、電磁バリアを何とか破壊しようとしたが、下手に超獣を刺激をしたら、超獣同士が連動して爆発し、最後にヘリオスが爆発するというシステムになっていると分かり、GGG側もどうする事も出来ないと思っていた。

 

 

「・・・あるよ。たった一つだけ、方法が見つかったよ!!」

 

 

戦いの最中、束の懸命な解析の結果でヘリオスを元に戻す手段がアンテナを破壊する事だったのだが、超精密射撃が出来、おまけに一撃でアンテナを破壊できる威力を持っているのが一夏に装備したオルゴンライフルのアローモードしかないと分かり、一夏の腕に一気に不安がのしかかったのだ。

 

「・・・・に・・・げ・る・・・んだ・・・」

 

ヘリオスが最後の意志なのか、俺達に通信をかけてきたのだ。

 

 

『………(我が友の血を引くものか。断片的だがわかる…彼、獅童燐はオーリンの意志に……)……』

 

 

 

この中で唯一、ヘリオスの状況を知っている俺は、ヘリオスの思いを守りたいいう思いと同時に、バイオネットとGTへの怒りが高まり、その思いが原因なのか、俺の目の前に玄武さんの世界に存在する超重弾劾剣が俺の目の前に現れたのだ。

 

俺は超重弾劾剣を握り締め、襲っていた四人全員を吹き飛ばし、俺は一夏の近くに移動し、GGGメンバーに作戦を話した。

 

作戦は簡単で、俺がヘリオスさん以外の超獣連中を破壊し、その隙に織斑がアンテナを破壊するというものだ。

ちなみに、その際の爆発は超龍神のイレイザーヘッドで宇宙に飛ばしてもらうというものだ。

 

無論織斑が渋るかと思ったのだが、ヘリオスさんからの通信の言葉を聞いていたのが原因か、絶対に成功させると言ったのは嬉しかった。

俺はヘリオス以外の超獣を一撃で破壊、間髪入れずに織斑の思いのこもった一発のビーム弾がアンテナを撃ち抜いた。

 

「いまだ!凍也!!」

 

「わかりました」

 

『おう!いくぜ凍也……』

 

「『シンメトリカルッ!ドッキングッ!!』」

 

炎竜、氷竜の叫びが木霊する…ISアーマーが分解と同時に凍也の躰に赤と青に彩られた装甲が纏われ、左右にクレーントンファー、ラダートンファー、最後に銀色に耀くミラーシールドが胸へドッキングし顕れたのは

 

「『超竜ゥウ神ンンッ!!」』

 

現れたはGGG機動部隊の要の一人にして、IS《超竜神》…迷わず単一仕様を使うべくラダートンファー、クレーントンファーを正面に伸ばしコールする

 

「『ワンオフアビリティー、イレイザーヘッド………XXL、射出ッ!!」』

 

超龍神の単一仕様…イレイザーヘッドが射出、爆発によりエネルギーは瞬く間に大気圏外へ放出され消え去った

 

「『………く、イレイザーヘッドを使えたとしても、街がコレでは……』」

 

元々ゾンダーが出てきた施設に、戦闘区域に指定されていた近くにある半壊した街並みに、悔しそうに言葉を漏らす超竜神。

 

そして間を置かずヘリオスの意識が復活、その場にいた燐をはじめとしたGGGの面々。俺達は互いに言いたい事もあったが、状況が状況ゆえに、何も言わずにヘリオスが自身の力を使って三段飛行甲板空母、三式空中研究所が消えた。

 

 

まるで最初からソコにはいなかったように

 

 

「エルデ、これはいったいどう言うことだ!」

 

「さあ……(私の力を超えた何かの介入?でも今は不利ね)……どちらにしても今は引いた方がいいわね」

 

流石の事態に戻って来た4人とエルデも腹のたつような感じになっていたが撤収し、俺達は新たな戦いの舞台になったと思うしかなかったのだ。

 

 

 

GGG世界

 

統夜達の協力の元、元の世界に戻ったGGG機動部隊であったが、元凶となったゾンダーはシャルロットの浄解を受ける前に光の粒子となって消えた。

 

「え、ボクまだ…」

 

「これは…一体…」

 

唖然となるGGGメンバー…戦闘時に接触した際の会話データなどで推察するしかないと誰もが感じた数日後、サンジェルマン伯爵から今回の次元転移能力を有するゾンダーの素体についての詳細を明らかにされた。

 

「バイオネット、ここまでやるのか……我々は彼らの暴挙を許すわけにはいかない!」

 

GGGメンバーは、バイオネットの脅威を再認識、必ず壊滅させることを誓った

 

 

流石の事態に戻って来た4人も腹のたつような感じになっていたが撤収し、俺達は新たな戦いの舞台になったと思うしかなかったのだ。

 

 




次回はバイオネット側の話を入れて、今回のコラボ話は終わりにします
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