※この作品はR-18です。

遊戯   作:DsT

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 読み切ったらアンケにご協力してほしいっす。


湊友希那Ⅱ

 

 欲の強弱はあれど、欲が皆無の人間は存在しない。人間として壊れているならば話は別であるが、その場合はまずしっかりと休んで、それでも駄目なら病院に行くべきだろう。

 さて、男女では思春期などが訪れる時期が異なる、という話は通説だ。それは性欲の時期も当てはまる。性欲のピークは、男子であればたいてい10代後半、つまり高校生の時期だと言われ、女子であれば20歳を超えてからだと言われている。これはあくまで一般論であり、個人差が出るのも当然のことだ。

 

「んっ……っふぅっ……!」

 

 男子のピークが20代になってから、というのもある。そして、逆に女子が性に目覚めるのが10代から、というのもあり得る話だ。それが彼女、湊友希那にも当てはまってしまった。これはただそれだけの話である。

 目覚めてしまった……というべきなのか。目覚めさせられた、というべきなのか。それは誰にも分からない。幼馴染が初体験を終えたと知り、彼女も彼氏に迫った。その結果お互いに激しく求め合い、終盤ではただただ与えられる快楽に悦びを覚えていたのだ。

 だが、性に目覚めたとはいえ、彼女たちはそこまで頻繁に会えない関係だ。彼女は実力派バンドRoseliaのリーダーであり、音楽を最優先するほどストイックだ。そして彼氏の方も、部活動を優先する人間であり、週に一回会えれば良い方である。たいてい会えるのは月に二回だ。

 

「ぁ……んぁぁ……!」

 

 だから、あの熱い出来事を経験してしまい、彼女がそれをまた求めてしまうのも無理からぬこと。彼はそうでもなく、出会えば抱き合う、ということにはならない。当然彼女は欲求が溜まってしまい、その結果、時折こうして自分で慰めるのだ。

 彼の指の動きを記憶の限り再現し、自分の指を秘部へと伸ばす。薄暗い自室の中で響き渡るのは、自分の嬌声と秘部からなる水温のみ。ぐちゅ、ぐちゅ、と鳴り渡る音が、彼女自身の羞恥心を駆り立て、さらなる快楽を与えていく。その動きは次第に激しさを増し、体も震え始める。やがてその震えが大きくなり、彼女の腰が浮かび上がり──

 

『prrr』

「っ!? だ、れ……っ!!」

 

 絶頂を迎える寸前について携帯が鳴り、それに驚いた彼女は手の動きを止めた。最高潮へと迫っていた昂ぶりを発散できず、そのもどかしさに脚を擦り合わせつつも携帯を確認して固まる。電話の相手が、今まさに彼女が想像しながらシテいた相手なのだから。

 

「も、もしもし?」

『友希那、今何してた?』

「な、なにって……作詞よ。新曲を作ろうかと思って」

『どこで?』

「私の部屋よ」

『部屋暗いんだが?』

「っ!! 今回は暗闇をヒントにしようかと思ったのよ。あこがよく闇の力、とか口にしているから」

 

 自分のミスすらもなんとか誤魔化しを効かせてカバーする。バンドメンバーである宇田川あこは、中二病であり、暗いイメージのものを好む。彼もそのことを知っているためそれで納得し、彼女は内心でホッとしながらあこに感謝する。

 だが、彼女は失念していた。彼が部屋の明るさについて言及できるということは、既に家の目の前に来ているということであり、両親とも仲がいい彼なら中に入れてしまうということを。そもそも今は両親ともに家を空けており、気に入られている彼は、合鍵を渡されてしまっているのだが。

 そして、作詞をしている時であれ彼は家に入る。同じ部屋にいても、彼女が作業をしていたら不干渉を貫くのが彼であり、彼女もそれを分かっているから今まで拒んだことがない。つまり今日も彼は部屋に来る。

 

『友希那ー、入るぞー』

「電気つけるからちょっと待ってちょうだい。それに少し散らかしてしまってるの」

『そうか。ならここで待っとくよ。あ、何か飲み物入れてこようか?』

「いえ大丈夫よ。ありがとう」

 

 稼いだ時間を使って身だしなみを整え、電気をつけてから姿見の前で確認する。多少物が散乱しているのも事実であり、それを片してから部屋を確認し、彼を迎え入れても問題ないと判断してから声をかける。

 

「久しぶりだな」

「ええそうね」

「さっそくだけど、本当の事を言ってもらおうか?」

「? 何を言っているのか分からないわね」

「そうか? なら」

「きゃっ。……んんっ」

「これは何かな?」

 

 部屋に入り、荷物をいつも置く場所に置いた彼は、しらを切る彼女をベッドに優しく倒しスカートを弄る。彼女の右手を左手で抑え、右手で彼女の下着の上から刺激を与える。多少時間が空いたとはいえ、彼女の昂ぶりが完全に冷めていたわけではない。むしらまだ熱がある方だ。それ故に、彼のわざとらしい弱い刺激にもどかしさを感じる。

 

「こんなに湿らせて、友希那は何してた?」

「なにも……してないわよ。作詞って……言ったで、しょ」

「本当に? それならなんで腰を動かしてるのかな(・・・・・・・・・・)」

「へ?」

 

 彼の言葉に彼女は目を丸くする。彼の言葉が信じられなかったから。言われてから彼女は意識して体を動かさないようにする。するとどうだろう。彼女の秘部に与えられていた刺激が、全く感じられなくなったではないか。つまり、彼の言ったとおり、彼女は自分から刺激を求めて動いていたのである。

 彼女の顔が羞恥で赤く染まる。それに対して彼は愉快そうに表情を歪ませる。彼がこういう行為をする時にのみ見せる嗤い。彼が性欲を覗かせた時にのみ見せる表情。それを見た彼女は、下腹部が熱くなるのを自覚する。今日こそ望んだものが得られるのだと。またあの快楽を与えてもらえるのだと。

 だが彼はその思いに反して手を動かさない。獰猛な笑みを浮かべたまま彼女を観察しているだけだ。

 

「なんで……?」

「嘘をつく彼女になんで望み通りにしてあげないといけないんだ?」

「!」

 

 彼の言っていることを彼女は理解する。ギブアンドテイクを成立させろというのだ。自分の質問に答えないのなら、自分は求められていることをしないぞと。心が揺らぐ。羞恥を我慢して性を求めるのか。それとも性を我慢するのか。数秒の葛藤の末、瞳を潤ませ、頬を上気させながら彼女は口を開いた。

 

「一人で……シテいたわ……。あなたに、されてるって……想像してっ……!」

「可愛いやつだな。それに、エロい」

「んあっ! そんなことっ、耳元でっ、あっ……言わないでっ……ああっ!」

 

 彼女は内心悦んだ。待ち望んでいた『彼による快楽』を与えられたからだ。快楽に対し、反射的に体が逃げようとするも彼がそれを許さず、彼女もまた自ら彼に身を寄せた。ぐちゅぐちゅと激しくなる水温。そのことを彼に指摘され、彼女は羞恥で倒れそうになる。秘部内で激しく暴れる彼の指がそれをさせず、彼女は踵を浮かせる。つま先立ちとなり、彼をささえにすることで立てていた彼女だが、やがてその膝が激しく揺れ始める。絶頂を迎えようとしております、彼女の秘部内も収縮を繰り返していた。

 

「あっああっ! くるっ、くるっ……! ……ぇ」

「どうした友希那?」

 

 まさに達しようとした瞬間、その寸前で彼は指を秘部から抜き取り刺激を止めたのだ。その結果彼女は望み通りに達せられず、もどかしさに脚を擦り合わせながら瞳を潤ませた。彼女の言いたいことは当然彼にも分かっている。しかし彼はシラを切って応じない。愉快げに嗤うだけだ。

 

「なんで、やめちゃうの?」

「友希那が嘘つきだから」

「っ! お願い、意地悪しないで……」

「なら、どうしたらいいか分かるな?」

 

 彼の言葉に彼女はこくりと小さく頷いた。この行為において彼に優位には立てないと察したからだ。しかし実際には彼もギリギリのところで自分を抑えているだけである。ドSな心のおかげで優位に立てているが、もし彼女がもう少し耐えられたら、彼も白旗を上げる可能性が出てくる。それを彼女は気づいていないだけだ。

 

「私を……イかせて……あなたの全てで抱いて」

「分かった」

 

 服をはだけさせながら懇願した彼女に、彼は大人しく頷いた。友希那をベッドに押し倒し、身に纏う衣類を脱がせていく。たちまち生まれたままの姿となった彼女の秘部からは、愛液がトロリと溢れており、さらには物欲しそうにヒクヒクと動いている。そんな誘惑に勝てる者などいない。彼は彼女の脚を上げさせ、彼のモノを待ち望むその入り口にあてがう。

 

「きて」

 

 両手をそれぞれ彼の腕に伸ばした彼女の短い言葉。彼はそれに言葉では返さなかった。彼女の体を穿つ。両手で彼女の太腿を押さえつけ、己の欲を発散させるために激しく穿つ。彼は自分の好きなように動いているだけではない。彼女の性感帯も刺激するように動いている。

 

「あ、ああっ! あんあっ! あっ、はあっ!」

 

 待ち続けていた快楽。それをやっと享受できる悦び。それを味わうように彼女の秘部は彼を逃さないように強く収縮する。それによって与えられる快楽に負けじと彼も動く。激しく突くだけでなく、焦らすように緩急も加えていく。

 

「んっはぁっ! あっあっ! イク……イクっ〜〜!」

 

 体ごとキュッと丸まる彼女だったが、彼女が絶頂を迎えたからと言って彼が止まるわけではない。それは前回と同じだ。達したことで大きく呼吸する彼女は、すぐに嬌声を上げる。

 

「ひゃぁっ! ああっ! だめっえっ! いまイッたばっかぁ……!」

「まだまだ足りないだろ?」

「ああん! あっやっぁ!」

 

 絶頂を迎えた直後は感度が増す。彼のモノを覚えた彼女の体では、すぐにまた絶頂を迎えるのも当然のこと。シーツを掴み、足の指先まで伸ばしきった彼女は、体を貫く電撃という快楽をその一身に受けた。彼女が二度絶頂を迎えたところで、彼は彼女に姿勢を変更させた。カーテンを閉めている窓際に立たせ、そこに手を付かせる。カーテンが開いていたら、向かいの幼馴染に丸見えとなってしまう状況だ。

 

「挿れるぞ」

「ええ。……んっ、はあぁっ」

 

 先程とは変わり、今度はただゆっくりと動かされる。そのじれったさに彼女の体は無意識下で応対する。また自ら腰を動かしているのだ。しかし彼がこうしているのも訳がある。彼は待っているのだ。その時がくるのを。

 

「はぁ、はぁっ」

 

 彼にまた求める言葉を言おうか。脳内にそうよぎったその時、彼女のスマホに電話がかかる。そのことに身を硬直させた彼女だが、彼は動じることなく彼女のスマホ手にし、勝手に電話に出てから彼女の耳にあてる。二度の絶頂で思考力が低下した彼女は、彼が動かないこともあり自分の手でスマホを持った。

 

『もしもし友希那ー?』

「っ!! リサ……?」

『そうだよリサさんだよ〜。友希那今何してるかなーって思ってさ』

「別に、なにもしてんっ……!」

『んー? 友希那? どうしたの?』

「な、なんでもないわ……っっ……」

 

 口元を手で覆い、漏れ出る声が幼馴染に聞こえないようにする。電話中に動き始めた彼を睨みつけるも、彼は表情を歪めたまま動きを止めない。しかも重点的に彼女の弱点を狙っており、彼女もそれに耐えるのが必死になる。電話を切ればいいのだが、彼女はもう耐えることに手一杯でそこまで思考が回らない。

 そんな事情を知らない幼馴染は、不思議に思いつつも話を続けた。それは次のライブに向けての話で、音楽を何よりも優先する彼女が無視するわけにはいかないものだ。それによってますます彼女は電話を切れなくなった。電話しながらシているなど悟られるわけにもいかない、という状況がさらなるスパイスとなり、彼女の感度を上げていく。

 

『──ってのがアタシが考えたセトリなんだけどさ〜』

「んっんんっ、ふっっぁっ……。ええ、悪くないわねっぇっ」

『ほんと? いやー友希那にそう言ってもらえるの嬉しいな〜』

「ぁっくっぅぅ。そんなっぁ、大げさよ」

 

 彼がだんだんと激しさを増していき、彼女も声が抑えきれなくなり始める。肌と肌がぶつかり合い、その音が幼馴染に聞こえるのでは、と彼女が心が揺さぶられる。しかし体はその思いすら利用してさらに感度を上げさせる。彼の執拗な攻めによって彼女の昂ぶりが増していき。

 

「んんんーーーっ!!」

 

 三度目の絶頂を迎えた。膝が震え、脚に力が入らなくなってその場に崩れ落ちそうになる。それを彼は防いだ。彼女にとっては不幸なやり方で。元々彼女は壁に手をついていた。しかし足が崩れ、手だけでは自分を支えられなくなったのだ。そこで彼は、手ではなく彼女の体そのもので(・・・・・・)彼女の体を立たさせたのだ。つまり、彼女は壁と彼に挟まれることで立っていられているのである。そしてやはり、その状況でも突かれるというおまけ付きで。

 

『友希那大丈夫?』

「はぁはぁあっ……なんのこと、かしら」

『んー、気持ち良すぎて(・・・・・・・)気を失わないかなーって』

「…………え……?」

 

 幼馴染の言葉に彼女は完全に思考を停止させた。その間も攻められ、それによる嬌声を抑えることなく無意識下で発していく。そんな彼女の状態を察した幼馴染は、イタズラを成功させた子供のように声を弾ませる。

 

『友希那ってば隠すの下手だよ〜。そもそもカーテンしてたって部屋の電気をつけたままじゃあ影見えるしさ〜』

「あっあっ! んん! んあっ! ああ!!」 

『友希那が最近飢えてたのはアタシ分かってたし? バンド活動に支障が出ないようにーって遠慮してた彼に、今日練習ないから友希那のとこ行けばって言ったわけ。つまり、アタシは最初から知ってたってこと』

「あっああ! なん、でぇっ!」

『んー、友希那がシてる時ってどんなかなーって思ったからかな? あとは、こうして声隠してやるのって、普段より気持ちいいらしいから、友希那が気持ち良くなってくれたらなーって。ネタバレしたし、あとは友希那の喘ぎ声を聞かせてね!』

「やっああっあっ! リ、サぁ! おねがい、んっ、でんわきってぇぇ!」

『だーめっ。友希那の声聞きたいもーん』

「いやっぁあ! んああっ!」

 

 彼女自身が電話切ればいいのだが、それはもう叶わない。彼に一度取り上げられ、スピーカーへと変えられてから窓に立てかけられたからだ。彼女の両手は彼に抑えられ、彼女は幼馴染に自分の情事を知られるという辱めを受け続けるしかない。

 ここまで耐えてきた彼も限界が近く、ラストスパートとして今日のうちで最も激しく突き上げる。彼のモノは彼女の最奥にまで届き、突かれる度に彼女は神経が焼き切れると錯覚するほどの電撃を感じる。

 

「あっ! あんっぁ! ああ! いや、イクっイク……っ!」

 

 もはや声を抑えることもなく、壁に当たっているために、突かれる度に擦れてしまう胸からも刺激を敏感に感じ取る。両腕を抑えられ、犯されているという精神状態。それを幼馴染に聞かれているという辱め。この状況というスパイスが彼女の感度を最大にまで引き上げる。

 

「友希那っ、でる……!」

「あんっ! あっ、わたしもっ、あっあっ! イクっっあっああ〜〜!!」

 

 中に放たれる熱。それと同時に彼女も愛液を大量に放出させ、壁と壁際の床を濡らしていく。完全に力が抜けた彼女は、倒れるように後ろの彼にもたれかかる。彼はそれを受け止め、スマホを確認する。いつのタイミングなのか、幼馴染との通話は切れていた。

 

「はぁ……んっ、はぁはぁ……」

 

 彼は、肩を大きく上下させながら呼吸する彼女をベッドに寝かせ、彼もそれに並んで寝転ぶ。彼女の乱れた髪を手で梳きつつ、その柔らかな唇を奪う。お互いに舌を伸ばし合い、絡め、求め合う。彼女は動ける体力が残っていないのだが、心は彼を求め続けている。そのせいで彼の体力が回復するとも知らずに。

 

「んんっあああ! また、あついのが……!」

「友希那悪いな。俺はまだ足りない」

「えぇ……せめて、やすませってぇぇっ! ああ! いやっああっ! またっはげしっ!」

 

 向かい合って寝転び、彼女の片脚を上げる。そうして彼女の両脚に割って入ったのだ。息が整っておらず、体力も回復していない彼女はそれをただ受け続けるしかない。その体勢でまた一度果て、うつ伏せで寝転ばされてまた果てるまで攻め立てられる。何度も体勢を変えながら行われた行為が終わった頃には、彼女のベッドのシーツの半分が濡れきっていた。




 

 アンケ締め切りました。これからは友希那以外のRoseliaメンバーもメインに据えられたりします。

友希那だけか、それとも他にもキャラを出すか

  • 友希那だけにしろよ
  • Roseliaなら認めよう
  • 誰でもいいから書けるやつ書け
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