※この作品はR-18です。

コレデモカノジョデス   作:トクメイデス

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第20話 タコパ前にこいつらは……

 渋谷の某ホテル。

 俺は仕事で作成したドレスを仕上げに来ていた。具体的には着用後の微調整である。

 思いのほか報酬が高額だったため、仕事上がりに一泳ぎしようかと、そのホテルにあるプール付きの一室を借りていた。

 無論、プライベートなので俺一人ではない。

「たまにはいいっスね……」

 時間がかかるからと、先にチェックインしていた要がそこまで広くはないプールの上に浮かんでいた。浮輪に乗ってぷかぷかと、金縁の白いワンピース水着を着ている。詳しくは『FGO』、『アーチャー』、『水着アルトリア』で検索して下さい。ビキニではなく王冠を被っている奴です。

「お待たせ。水着はそれで良かったのか?」

「今日はこれな気分だったので」

 以前に作った水着をいくつか持たせていたのだが、要的にはそれが気に入ったらしい。他にも『ニトクリス』やら『マルタ』やら『玉藻の前』やら、挙句の果てには『モードレッド』も作ってたのだが……あ、ベッドの上に散らばっている。

「というか雄一君、なんでこんなに作ってたんスか?」

「水着の仕事が入った時に、徹夜のテンションで作り過ぎたんだよ。おまけにFGOのデザインパクりまくってるから売れないし……」

 適当なコスプレショップに横流しも考えたのだが、あまり安売りが過ぎるのもどうかと断念した。中古のコスプレ衣装って、たいして売れないんだよな。

 ……あ、ナサ巻き込んでネトオクかければ良かった。経費抜いて折半しても、横流しするより多分金になる。

「さて、俺も着替えるかな……」

 一応仕事なので、今日はスーツを着ていた。

 しわにならないように備え付けのハンガーラックに掛けておき、下着も脱いでから水着を取り出す。よくあるサーフパンツだが、別に競泳をやるわけではない。気分はレジャーだ。

 ……そこまで広いプールではないということもあるが。

「よっと」

 軽く身体を伸ばしてから、俺もプールに入った。

 未だにぷかぷか浮いている要に近寄り、浮輪につかまって一緒に水の上でくつろぐことに。

「思ったより狭いな……今度はもっと広いところを借りるか」

「だったら手っ取り早く、レジャー施設に行かないっスか?」

「混んでない時にな」

 一応伸ばせば足が届く深さだが、あえて足を降ろさないまま、俺は要に顔を近づけた。

 ここで大抵の人はキスだと思うだろうが、唇の行先は要の胸の先端、つまり乳首だった。

「あ、こらっ!?」

「ああ、水着越しでもなかなか……」

 浮輪の上、しかもドーナツ状の穴にお尻をつっこんでいるので、要は身動きが取れない。

 溺れさせない程度に赤ちゃんプレイを楽しんでいたが、頭をバシバシたたかれ始めたのでこの辺りで断念。

「汚すと別料金だからな」

「ラブホじゃないっスからね……いやラブホもアウトじゃ?」

 基本どこも一緒だと思う。

 離れて軽く泳いでいると、要も浮輪を手に着いてきた。

「泳げるかどうかは原作参照で」

「由崎といい、それずるくね。本当に」

 空調完備とはいえまだ春先なので、先に入っていた要はすでに身体を冷やしていた。

 一緒に上がり、そのままバスルームに並んで入る。

「もう……雄一君のスケベ」

「はい、スケベです」

 俺がじっとできるわけがない。

 要に抱き着き、水着の上からその肢体を貪るように両手を動かしていく。

「ちょっと待つっスよ。ふう……」

 その間要は手を伸ばし、少し熱めのシャワーを俺達に掛かるように出した。冷えた身体に流れる湯水を浴びながらも、二つの身体が離れることはない。

「なあ、水着のままやらないか?」

「ああ、私の彼氏がどんどん変態になっていくっス……」

 その彼氏を甘やかすからだ。ソレデモカノジョカ?

「責任転嫁するな、っス」

「すみません、ん……」

 振り返ってきた要は軽くキスをしてくるとそのまましゃがみ込み、いきり立っている俺の人参に包装ゴムをつけはじめた。

 ……いつのまに用意してたんだこいつ?

「雄一君の考えることなんてお見通しっスよ」

 ううむ……今後も尻に敷かれそうだな。

 しかし俺は構うことなく、要に背中を向けさせると、壁に手をつけさせた。

「雄一君のエッチ……」

 恥ずかしがるというよりも、呆れた口調で尻を突き出してくる。俺は要の水着の股布の部分をずらし、袋口に人参をあてがった。

「ほら入れるぞ~」

「あんまりやる気のない声出さないで……んぅ」

 いつも思うが、要の袋口はかなりきつい。

 若さゆえ、というのもあるだろうが、要があえて回数を抑えているのが功を奏しているのだろう。本当に立派な彼女だ、こいつは。

「あまりやらせすぎると男はすぐ調子に乗る、ってみっちゃんが言ってたっス」

「クラスメイトか?」

「いや、雄一君のお客さんっスよ」

 あいつか!? いつ知り合ったお前ら!? 原作で絡みがないからって油断してた!!

 ……てかあいつ、みっちゃんってキャラか?

「立場もあるとはいえ、経験ない癖になに言ってんだあいつ?」

「なんでそれ、雄一君が知ってるんスか?」

「そりゃ、あいつの恋バナ知ってるからな……」

 知るつもりなんて一切なかったがな。

 ナサの親戚のヤクザもどきのせいで、嫌でも知る羽目になって……あいつ今度会ったら絞める。

「……って、人参挿れながら話す内容じゃなかったな」

「まったくっスよ。雄一君ときたら」

「お前から話してきたんだろうが」

 俺から振ったわけではないのに、世の中にはなんで責任転嫁する奴がいるんだろうか。あいつといい、こいつといい。

「なにかあったんスか、雄一君。んん……」

「……いや、別に」

 とはいえ、俺達には関係ないのでそのまま腰を振る。

 水着に手を差し入れて、直接要の胸を揉みながら袋口を人参で擦っていった。

「ん、んん……ああっ!」

 要の口から、かすかに嬌声が漏れ聞こえてくる。

 それを耳で楽しみつつ、人参の袋詰めを楽しんでいたが、限界が近づいてきていた。

「要っ!?」

「あっ!?」

 包装ゴムの中に人参の果汁を吐き出した俺は、要の身体を抱えてから一緒に座り込んだ。力が抜けるので、無理に体勢を維持しようとするよりも安全だからだ。

「……少し休んだら、湯船に湯を張るか」

 未だに降り注ぐ少し熱めのシャワーを浴びながら、要は疲れた眼差しを俺に向けてから、静かに頷いた。

 

 

 

 今度は裸になって湯船の中で再び人参の袋詰めをしてから、俺達はバスルームを出た。拭いたばかりの裸体を晒したまま、要は先に脱ぎ散らかした水着を片付けている。

 俺はそんな要を眺めながら、ハンズフリー用のイヤホンマイクを外して、ベッドの縁に腰掛けた。

「仕事っスか?」

「ああ、多分な……」

 要が不思議そうに首をかしげてくるが、ハッキリ言って俺も同じ気持ちだ。

「ドレスの仕上げは問題ないはずだから別の話だとは思うが……『直接会って話したい』って一方的に言われてな。悪いが一人で帰ってくれ」

 そう言って、俺はロトくじ用の財布から札を数枚出して要に手渡した。

「別に歩いて帰れるっスよ?」

「アホ、女一人で帰らせるのが心配なだけだ」

「自分だって彼女を甘やかして……」

 荷物を纏め、チェックアウトしてからタクシー乗り場に向かう。女性ドライバーのタクシーに要を乗せて、視界から消えるまで見送っていた。

「さて、と……」

 その後、直接会って話したいと言ってきたクライアントとの約束の時間まで、俺は喫茶店で暇を潰していた。

 

 

 

 約束の時間直前に要経由で由崎家のタコパに誘われたのだが、この時はまだクライアントとの会談で俺の将来が左右されるとは思ってもみないまま、遅れての参加を表明してしまったのだ。

 ついでに言うと、タコパが深夜帯まで開催されるとは思ってもみなかった。てっきり終わってるものと高を括っていたのに。




凪:また調子を落としおってからに……

颯:でも、ちゃんと更新したんだからさ……

凪:馬鹿者、そこで甘やかすから

凪:執筆速度が遅くなるのだ

凪:自分に甘い奴から自滅するのが世の中だぞ

颯:まあ、たしかにそういう人が鬱の振りなんてするから

颯:本当に鬱な人の印象も悪くなってくるんだよね

凪:どっちかというと専門家の判断が甘すぎるんだ

凪:その手の馬鹿は軽く説教する程度に厳しくいけ

颯:最近風当たり強いけどね

颯:ハラスメント関係は

凪:とにかく、もうすぐ完結だ

凪:このまま一気に片付けてしまえ

凪:歯磨きのように!!

颯:皆様、次回もどうかよろしくお願いします

凪:来週位に更新するから待て!!



凪:……内緒だが、次回分は既に書き終っているぞ

颯:というか、ようやくストックが日の目を見るんだよね

凪:某警察漫画と同じ理屈だな

颯:いや、向こうの方がまじめだよ

颯:描いているのはギャグだけどさ……
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