コレデモカノジョデス 作:トクメイデス
これは夢なのだろうか?
そんなことを考えながら、俺は要の身体を貪っていた。
「ぁぁ……っ、ゃぁ……」
ベッドの上に要を放り、そのままおおいかぶさって全身を舐めまわしていく。すでにできあがっているのか、普段の下ネタ女王ぶりも発揮できず、ただ恥ずかしげに顔を隠すことしかできていない。
「……きれいだな」
「ぅれしぃっス、けど……やっぱり恥ずかしいっス」
俺は正直、ロリコン野郎かもしれないな。
まだ幼いとはいえ、女の身体をしている彼女を見てきれいだと思っているのだから。これでまだ15歳なのだから、どんな大人になるのか、これからが楽しみになってしまう。
「これをずっと楽しめるのか……」
「……彼氏の特権スよね」
愛撫が少し途切れたからか、要の調子が戻ってきていた。
しかし俺にふとももを掴まれているために、身体を起こすことができていない。
「袋口から漏れているな」
「雄一君、たっぷり出したっスからね……」
クスクス、と笑われているが、要は動くことができていない。それがなにを意味するのかを知らないとはあわれな。
「さぁて、まずは指を入れて果汁をかき出さないとな……」
「ぎゃあ!! ちょっと待つっス雄一君!!」
クンニリングスで慣れているかと思ったが、さすがに股間の袋口をいじられるのは恥ずかしいらしく、上半身を起こそうと腹筋に力を入れているのを片手で抑え込む。
「お腹が、お腹がぁ!!」
「はいはい、じっとしてな」
足も使って要を拘束し、袋口に片手の指を差し込む。
「ぎゃあ!! ぎゃあ!?」
「もうちょっと色っぽく啼けよな、お前……」
もはや動物相手の医療行為である。人間含めて医学の心得なんてないが。
自らが出した人参の果汁をかき出しながら、袋口に水滴を染み出させていく……これ後でホテルから苦情来ないよな?
「よし、出たな……」
「……お、終わったっスか?」
「だいたいな」
にしても細いな、と要の体を起こしながら抱きしめ、唇を合わせて互いの舌を絡めた。こんな小さな身体で銭湯を切り盛りさせているんだと思うと、余計に愛しさが増していく。
「……ァ」
「気持ちいいな……」
互いの頬をすり合わせて、身体を重ね合わせてからベッドの上に寝転がった。今度は俺が下になり、要の胸をこちらに押し付けながら、背中や小さなお尻を撫で回していく。
「雄一君、今度は私が……」
「ああ、好きにやってみろ」
上半身を起こした要は、腰を浮かして袋口付近をこすりつけていた人参を掴み、狙いを定めている。
「私、この体位けっこう好きなんスよね」
「どうしてまた?」
「だって……」
要は腰を下ろし、俺の人参を自らの袋の内に納めた。
「……雄一君を見下ろせるから」
お、蠱惑的な笑み。
この年でもこんな顔ができるんだから、大人になったらもっと見ごたえがあるんだろうな。
俺も腰を動かしたいところだが、今は要の好きにさせようと、手をつなぐだけにとどめておく。
「ああ、気持ちいぃっス……」
上下から前後に揺らすような動作に、俺の人参も果汁を吐き出したくてうずうずしていた。
「要、そろそろ……」
「いいっスよ……一緒に」
それだけで十分だった。
俺も腰を動かし、つないでいた手をほどいて要の身体を掴んで人参を袋口に激しくこすりつけていった。
「出す、ぞっ!!」
「ああっ!!」
俺は人参の果汁を、再び要の袋内に吐き出した。
少し休憩してから、俺達は一度ベッドから降りてソファに座り、夜景を楽しもうと並んで肩を抱き合った。
「たまにはいいよな、こういうのも……」
「そうっスね……これで全裸じゃなければ」
「寒いなら言えよ」
一度立ち上がり、バスルームからバスローブを持ってきてから、要の身体にかけてやった。再び腰掛けると、要は少し身体を浮かせて、俺の膝の間に潜り込んできた。
「雄一君、こういうのも好きっスよね?」
「お前はほんとうにかわいいな……」
俺の膝上に小さなお尻を乗せ、要はそのまま抱きついてきた。
なにか着ればよかったかな、と丁度考えていたので、そのまま湯たんぽ代わりに体温を奪おうと強く身体をこすり合わせた。
そういえば、要の身体を抱きしめるまで、女の子の体温が高いことを知らなかったな。
《……………………》
「ああ、くそ……」
「雄一く……」
少し嫌なことを思い出した。
その後は良かったので嫌な部分だけ気にしないようにと、要の唇を貪っていく。
「……よしよし」
しかし、要にはバレバレだったらしい。
俺の機嫌が悪いとみてか、優しく髪を撫でてきやがった。
「悪い……」
「別にいいっスよ。ただ……」
要は俺の膝から降り、バスローブを肩だけはだけてから人参の上にお尻を移動させてきた。
「やっぱりちょっときついので、これで今日は終わりにしてほしいっス」
「そうだな……」
近くにある時計を見ると、すでにいい時間帯だった。モーニングコールは頼んでないので別に惰眠を貪っていてもいいのだが、朝食付きで部屋を借りたから、時間までに起きないともったいない気がする。
「……じゃあ、最後に一回やったら寝るか」
「はいっス」
対面の逆だから、背面だったかな?
そんなとりとめもないことを考えながら、袋口に人参を入れた要を抱きしめる。
「あったかいな……」
「私も……」
あまり腰を動かしていない。けれども、要の身体をいじる度に袋口を絞められる、それだけで互いの身体がたかぶっていくのが感じられた。
「……気持ちいいっス」
強引に首を動かし、振り返った要と唇を重ねる。
静かな口づけを続けていてもよかったが、身体の方はもう、限界らしい。
「要、そろそろ……」
「はいっス……」
背面から対面へ。
身体を入れ替えた方がキスしやすいのか、両手で俺の頭を包んだ要に視界を塞がれてしまう。そのまま腰を動かされ、人参から果汁が絞り出されてくるのを知覚した。
「……っ」
「……ぁ」
言葉はなかった。
互いに限界を迎え、人参の果汁を要の袋の中に出し切った俺は、気をやった彼女をしっかりと抱きしめた。
「……ん?」
どうやら朝らしい。
あの後、気をやったまま意識を睡魔に持っていかれた要を抱え、裸のままベッドの中にもぐりこんだのだが、どうやら身体の方が勝手に目を覚ましてしまったらしい。
「ぅ……」
気がつけば、右手を要の抱き枕にされていた。
幸い乗りかかっているだけでしびれてはいないが、身動きは取れそうにもない。
「ま、いっか……」
首だけを動かして時計を見ても、まだ時間はある。このまま二度寝してもいいし、要の寝顔を眺めているだけでもいい。
「せん、ぱい……」
うん、とりあえず由崎は殴ろう。
嫁さんいるくせに人の彼女の夢に出てきやがって……
「えざき、せんぱい……」
……すまん、由崎。もう殴らないから無事に帰ってこい。
「……いつの夢見てんだ、こいつ」
俺のことを先輩と呼んでいたのは、銭湯の経営が傾く前だった。
『もう先輩だと敬意を払う気、まったくないんで』
とか言って、いきなり『雄一君』って呼び出したんだよな。
まあ、あんなところを見せちまったんだ。最悪今でも嫌われている可能性もあった以上、ましな方なんだよな。
年下の後輩でもあったが、今は俺の彼女だしな。
「ホント、可愛い彼女だよな……」
空いている左手で要の頭を一度撫でてから、枕を引き寄せて自分の頭の上に乗せた。
眺めていようとも思ったが、バスローブの中に手を入れられているから、要の体温がじかに伝わってくる。すると股間の人参にも熱が回ってくるから、もう寝ることにした。
「まだ20歳にも満たないのに、こんなに幸せとか……そのうちドでかい不幸がきそうだな」
だが、関係ない。
この幸福を守る為なら、静かで平穏な日常を守る為なら、俺はまたやらかすのだろう。
それが俺なのだから。
「……ゆういちくん」
……本当、幸せ過ぎて怖いよ。
そして俺の予想通り、不幸は訪れた。
ただし、その相手は……由崎だった。
第1部、完
第2部の予告ですが、原作第4巻相当のネタバレを多分に含みます。御注意下さい。
第2部『LOVE IMPORTANT』あらすじ(予定)
渋谷区に発生した火災を機に、有栖川綾覚醒。その圧倒的な一撃を前に司は「この刀が重いだけなのに!」と敗北を喫し、ノーブラパンでとんかつを揚げながら茫然自失としてしまう。こうなったら最終防衛手段『タコパ』しかない、と改造ルンバにまたがり、深夜のモデルハウスにカレー粉を買いに行こうとするナサ。しかし敵の大雑把な精神攻撃を受け、ランジェリーショップに閉じ込められてしまった。急げ雄一、要がボイラー室でメロン片手に懺悔を始める前に、ス○ィーブ・○ジャー○の生まれ変わりを見つけ、シビ○ウォーを勃発させるのだ。それ以外に世界崩壊の引き金、『貴嶋沙希がうっかり有栖川家の負の遺産をぶっ壊した』を防ぐ手段はない!!
由崎司(刀+裸ジャージ装備のトニカクカワイイハイスペック専業主婦)
次こそは圧倒的大差で綾に勝つ!!
由崎ナサ(この世全ての数式を解きかねない全自動オケ洗い機製作者)
僕はただ、司ちゃんのファッションショーが見たかっただけなのに!!
有栖川綾(有栖川家史上最強の最終兵器天才美少女天然姉貴)
えっ、私勝っちゃうの!? つかっちゃんからナサ君寝取っちゃうの!?
江崎雄一(社会人、学生、御曹司のトリプルフェイスを持つ自称ロトくじ研究家)
というわけで、第1部完。第2部は原作第4巻が出た後にするかもしれませんし、しないかもしれません
有栖川要(草津温泉風湯布院及び有栖川家最高権力者ですがコレデモカノジョデス)
作者は雑誌を追っかけてはいますが、基本単行本片手に執筆しているので、誠に申し訳ありませんが更新休止します。また会えたら会いましょう、ちゃんと歯磨くっスよ~