この素晴らしい世界に居座るTSド変態野郎にも祝福を 作:らいじゅう
ぼんやりする頭で俺は考えた。
噎せ返る熱気と匂いに包まれながら、火照りきった体を強く絡め合いながら。
一体どれほどの時間、そうしているのか。
けれど、いつまで経っても答えは出なかった。
「っん、んん、かずまぁ」
唇を重ねた数が、囁かれた好意が、優しい愛撫が。
数えきれない程沢山貰っているそれが、頭を酷く鈍らせていくから。一つ与えられる度、頭がポワポワして気持ち良くて、何も考えられない。
「ひゃあん」
キュッ、と胸の二つの先端がつねられた。
甘いそれが走り、体が跳ねてしまう。
重ねていた唇が離れ声が漏れる。
カズマは俺の反応を見ると、固くなった赤く充血したそれへと唇を近づけた。熱い吐息がかかり、触られてもいないのにビクビクしてしまう。
レロっと、先端を舌が這っていった。
背筋がゾクゾクして、唾液に濡れたそこが熱い。
「可愛いな、カナデのここは」
そう言うとカズマは先端の一つを弄るのを止め、立ち上がったそれを口に咥えた。
そして味見でもするように舌が膨らんだそれを舐めていく。押し付けたり、這わせるだけだったり、つつくようにしたり、吸い付いたり。
時折、もう一つの膨らみも口にして、交互に刺激しされて体はどんどん熱くなってしまう。もう股の所がぐちゃぐちゃになってるのが分かる。
胸の刺激に集中してると太腿をゆっくり動かされ、股の所に熱い物が押し付けられた。体を持ち上げ覗いて見れば開かれた股の間の所に、はち切れんばかりに大きく固くなったソレがビクビクと脈をうっている。
カズマのソレは愛液が溢れる谷間へと、キスするかのようにぶつかってきた。
くちゅり、くちゅり。
入り口の所に何度も頭を押し付けてくる。
もどかしさと僅かな快感が走ってくる。
胸に吸い付いてるカズマを見れば、ギラギラした瞳と目が合った。
「ぅん」
そう頷くと、カズマのソレが濡れたそこへと侵入してきた。反り返ったソレがグリグリと壁をなぞっていき、俺の弱い所を強く刺激していく。
ソレは深く深く俺の中へ沈んでいって、行き止まりの部屋を小さくノックした。
「カナデ」
不意に耳元で囁かれた。
甘ったるい声に背筋がぞくりとする。
少し恥ずかしくなって顔を背けると吐息が耳に掛けられて余計にぞくりとしてしまう。
「カナデ、好きだ」
そう一言発するとカズマはゆっくり腰を引いて、強く突いてきた。膣壁を抉られるような感覚と共に、痺れるような刺激が腰から走ってくる。
「カナデ」
カズマは甘えるような声を出しながら、腰を何度も打ち付けてくる。鼓膜を揺らす声に、俺の中を蹂躙する刺激に頭が蕩けそうに熱くなっていく。
「かっ、ずまっ、あっ、あっん」
ふわふわした意識の中。
何となく不安を感じてカズマの腕を掴んだ。
カズマはそれに応えるよう、俺の体を引き寄せてくれる。触れあう肌から伝わる体温が嬉しい。
「出すぞ、カナデ」
「うん、きてぇ━━━━んんんぁ!!」
力強い腕に抱き締めながら、腰が深く強く打ち付けられた。カズマのソレが大きくビクつき、俺のあそこはその動きに合わせるよう収縮し、差し込まれた物を締め付ける。離してしまないように強く。
カズマのソレから吐き出された熱がお腹を満たしていく。じんわりと伝わってくる温かさを感じながら、覆い被さるように密着するカズマの鼓動に耳を傾ければ、なんだか心地よかった。
「はぁ、はぁ、はっ━━━んっ、んんーーっん」
呼吸を整えていたら顔を上げさせられキスされた。
小鳥がじゃれるような軽い物じゃない、舌が絡み付く濃厚な厭らしい深いキス。
混ざり合う唾液は甘くて、二人で沢山啜り合う。
じゅるじゅると厭らしい音が聞こえる。
それがまた気持ちを興奮させた。
俺も、きっとカズマも。
だって感じるのだ。
沢山熱を吐き出し柔らかくなっていたそれが、大きく固くなっていくのが。
「━━━カナデ、良いか?」
切なそうな顔に。
一度離れたその唇に。
俺はキスを返した。
そのまま起き上がりながら押し倒し、体の上に股がれば驚いたような瞳と目が合う。
「んふふ、こんどはぁ、こっちのばんらのぉ」
「・・・正直、この体位な、お前に襲われた事思い出すから止めて欲しいんだが。こわい」
嫌そうな顔をしているけど、俺の中に差し込まれてるそれはビクビクと気持ち良さそうに反応してる。腰を回すように動かせばカズマが肩を揺らした。
「ほんとーに、いやぁ?ねぇ、ぁんっ」
「んん、ちょっ、あふっ、あかん」
カズマの間抜けた声を聞きながら腰を動かしてると、反り返ったソレが気持ち良い所を擦っていった。背筋を走るその快感が欲しくて、気持ち良いそこを重点的に擦りつければゾクゾクした快感が腰から昇ってくる。
気持ちよさに頭がぼんやりしてく。
不意に膣壁を擦っていたソレが奥へ滑り込み、一番奥、子宮口を強くノックしてきた。
その刺激に思わず嬌声が漏れ、体が跳ねてしまう。
視線を下へと下ろせば、悪戯な笑みを浮かべたカズマの顔があった。
「・・・もぅ、かずまぁー」
「お前も人の話聞かなかったろ。お返しだ」
そう言ったカズマは両手をあげ胸に触れる。
壊れ物を扱うみたいにそっと撫で、やわやわと揉みしごく。たまに先端を指で弾かれ、嬌声が出てしまう。
「カナデ、動かないのか?」
挑発するような言葉に俺は腰を落とした。
きゅっと膣が締めつけ、ソレの先端を子宮口で刺激してやる。俺もつかれると弱い所だけど、カズマにとってもそれは同じ。締めながら腰を上げ下げし、ソレの先端を子宮口に何度もキスさせてやる。繰り返し、何度も。
愛液と注がれた精子が混ざった熱い物が、繋がったそこから少しずつ溢れていく。粘着な水をかき混ぜる、厭らしい音が部屋に響いてく。
蕩けそうな快感に耐えながらカズマの顔を見れば、我慢してるのが良く分かる顔になっていた。
止めにと腰をそれまで以上に深く落とし、子宮口に強く押し付けてグリグリする。
情けないカズマの声が聞こえる。
言葉に出来ない刺激と共に、熱い物が注がれる感覚がお腹の所から這い上がってくる。
「・・・・・・んっ、んふぅ」
俺の中に入ってるカズマのソレを抜けば、ドロリと白い液体が溢れていった。
沢山溢れてくるそれを見てると、今すぐにでも妊娠しちゃいそうな気分になってお腹がきゅんきゅんしてくる。
下を見れば少しだけ悔しそうな顔をするカズマがいたけど、覆い被さるように抱き着けば笑みを浮かべながら抱き返してくれた。
「かずまぁ、もっと、ぎゅぅってしてぇ」
「っ、おまっ・・・・おう」
お願いすればさっきより強く抱き締めてくれる。
伝え合う体温も温かくて気持ち良い。
カズマの鼓動と自分の鼓動が重なるみたい聞こえる、密着するこの距離が凄く心地良い。
「しゅきぃ、かずまぁ」
カズマの胸元にキスする。
強めに吸い付けば赤い跡がついた。
なんだかそれを見てるといい気分になって、沢山つけようと思った。
「んぅ、んっ、んっ」
「カナデっ、それ、どっちかって言うと俺がっ、ああもう!お前も大概だなっ!」
ぐっと体を離された。
どうしたのかと思えば、今度はカズマが胸元にキスしてきた。ちゅっと吸い付かれれば、その場所が赤くなった。少し痛いくらいなのに、それを見てると何故か胸の所がポカポカしてくる。
「カナデ、カナデ━━━」
小さな痛みが走り、赤い跡がついてく。
少しずつ増えてくそれに嫌悪感はない。
あるのは不思議な高揚感と安心感。
それが嬉しくてカズマの頭をぎゅっとした。
肌に触れたままモゾモゾ動く唇の擽ったさに身を捩りながら、いとおしくて堪らないその頭を撫でる。
言いたい事が一杯あるのに、言葉が考え付かない。
手も足も動くのに、出てくるのは簡単な言葉ばかり。
けれど、そんな言葉が自然と口から溢れていった。
「かずま、すき。かずまのこと、いっぱいすき。だいすき」
拙くて恥ずかしい。
「いっぱいしたい、かずまと」
馬鹿みたいな言葉。
「いっぱいぎゅってされたい、いっぱいちゅーしたい、いっぱい、いっぱいしたい。いっぱいされたい。それで━━━━」
でもきっと、本当の言葉。
「━━━━かずまの、あかちゃんがほしぃ」
カズマの手が頬を撫でた。
抱き締めてた腕の力を抜けば、カズマの顔がこっちを向く。なにかを確認するかのような熱い視線。体が自然と火照っていく。
暫く見つめ合った後、カズマがゆっくり口を開いた。
「・・・悪い、わりと、そのつもりは、あるんだけど、まだお金の事とかあるし、待って欲しいというか、いきなり結婚とかも、その、彼女とか作ってみたい願望もあってだな━━━」
ちっちゃい事言い始めたカズマの口を唇で塞いでやる。少し呆然としてたけど、舌を差し込めば直ぐに絡めてくれた。
「━━━ばーか。そこは嘘でも、頷いとけよ」
「・・・・悪かったな、気がきかなくて」
「ふふっ、別に良いけどな?知ってるし」
まったく格好つかない奴だ。
気持ちがちょっと冷めちゃっただろうが。
馬鹿めが。
でも仕方ない。
こういうカズマだから良いと思ったんだから。
格好悪くて、素直じゃなくて、いまいち決まらないけど━━━━━優しくて、お節介焼きで、やる時はやってくれる。スケベだけど真面目な、サトウカズマならって。
「なぁ、カズマ?」
「なんだよ・・・・っうお!?ちょ!?」
すっかり萎んだソレの裏筋を指でなぞってやる。
耳たぶを食みながら乳首も刺激してやれば、また元気に反り返った。
「薬飲んでるから、多分大丈夫だけどさ」
反り返ったソレに割れ目を押し当てる。
軽く当ててるだけなのに、簡単にソレの頭が沈んでく。
「んっ・・・・赤ちゃん出来そうなくらい、いっぱいしような?」
「・・・・・おう」
顔を赤らめたカズマにキスをして、ゆっくり腰を動かした。カズマのソレが一番奥に届くように。
どれ程の時間そうしていたのか分からない。
気がついたら汗だくの精液まみれで、カズマとベッドに転がっていたから。
起き上がってドアの所にいくと、ドアポストの下に延滞料金の請求書が落ちていて、その請求書の内容を見ればお昼を過ぎた辺りなのは分かった。同時に請求額が過去最高であることも。
これ以上延滞料金があがっても堪らないのでカズマを揺り起こすと、目を覚ましたカズマに何故か押し倒された。
「ちょっ、カズマっ!っあん!ばかっ、なんでまた!」
「悪い、ちょっとムラっとして」
「ちょっとくらいなら我慢しろ!あのな、料金えらい事になっ━━━━ひゃっん!?あぅ、ばかぁ!」
それからまた、盛ったお猿なカズマとエッチした。
馬鹿みたいにずっと絡み合った。
頭の中が蕩けちゃうんじゃないかと思えるくらい。
たくさん。