この素晴らしい世界に居座るTSド変態野郎にも祝福を 作:らいじゅう
カズマの手配で新しく借りた宿の一室。
閉めきられた薄暗い部屋の中で、俺達は息を切らしながら一心不乱にお互いの唇を貪っていた。口の中はお互いの唾液でどろどろ。下腹部の繋がった所からは厭らしい音が響き、腰がピストンする度収まり切らない白濁の液体が溢れる。
「っ、かず、まっ、んっ、んん」
名前を呼んで触れあう体にしがみつく。
もっとカズマの体温を感じたくて。
ぎゅっ、て。
そうしたらカズマも応えるように体を抱き締めてくれる。痛いくらいにぎゅぅって力強く。いつもは壊れ物を扱うみたいに優しいのに、返してくれたそれは凄く乱暴。━━━でも、嫌じゃない。だって目の前にあるカズマの瞳が、繋がった性器から、体を締め付ける腕から伝えてくれてるから。押し潰れそうなまでの熱烈な好意を。火傷しそうな程の激しい情欲を。
求められてるのが分かる。
その全身全霊で。
この目の前の男に。
「かな、でっ、カナデ・・・!」
「━━っんくぅ♡!」
切ない声を上げながら熱く滾った物を俺の中へ吐き出した。何度目になるか分からない射精に、何度目になるか分からない絶頂に頭がぼんやりする。もう俺の赤ちゃん部屋はカズマに注がれた物で一杯で、注がれたそれは直ぐに溢れ出てベッドに新しい染みを作ってく。
「かずまぁ♡もぅ、はいらにゃぃ、よぉ♡」
ベッドに横たわったまま、覆い被さるように股がるカズマへ何とか声をあげたら、俺の中に入ったカズマのそれが固くなるのを感じた。カズマは何も言わず固くなったそれで奥をグリグリしてくる。敏感になったそこからビリビリと刺激が走り出す。背筋を這い上がってくる甘い刺激に思わず仰け反ってしまう。
「やっぁ、ら、らめぇ♡かずまぁ、ぃま、は、らめなの♡ひって、るからぁ♡あたま、ばかになっひゃぅ・・・」
「お前は、元から頭は馬鹿な方だろ。今更何気にしてんだよ、ど変態。それに、そんな嬉しそうな顔されて、止められる訳ないだろ」
カズマのそれがグリグリするのを止め、赤ちゃん部屋をノックしてきた。とん、とん、とん、と。
それに合わせるように、俺のあそこはカズマのそれをきゅぅきゅう締め付けてしまう。
「分かるか、カナデの一番奥。俺のチンコにちゅうちゅう吸い付いてるの。いつもよりずっと下に下りてきてるの」
「っん、んぁ、あん♡わ、わかん、にゃぃ♡わかんにゃい、から、おしえてぇ♡かずまぁ・・・んっ♡
「ぬぐっ、く、し、しょうがないな。教えてやる」
鼻を抑えたカズマはもう一つの手でそっとお腹に指を這わせる。
「いつもは多分ここら辺、お前の赤ちゃん部屋があるんだ。でも━━━━」
つーーっと、指が肌を伝いながら下へと移動し、ある場所に辿り着くと優しく撫でてくる。
「━━━━今はここ。意識を集中しろ、ここだぞ?」
お腹を撫でなから、カズマはゆっくりソレを奥へ押し付けた。意識が集中していく。グリグリと押し付けられたソレに、俺のそこがちゅうちゅう吸い付いてるのが分かってしまう。離さないように、少しでもカズマのソレがそこにいるように。必死になって吸い付いてる感触が、どうしようもないくらい分かってしまう。
顔が、体が熱くなってく。
火が出そうな程。
だって、恥ずかしいのだ。
だってそれは、カズマに俺がどれだけ種付けして欲しいか言ってるようなものだ。言葉は取り繕えるけど、これは本音の本音。打算も、何もない。俺の心の、一番奥にあるもの。
思わず顔を隠そうとしたら、手を押さえつけられた。
熱くなった顔がカズマに見られる。
「ぁあん♡かずまぁ♡やらぁ、みちゃやぁ♡いじわる、しちゃ、やぁらのぉ♡」
「お前、本当、お前なぁ━━━━」
「━━━ひゃあん♡!」
腰が強く打ち付けられた。
意図せずあがった嬌声にカズマは喉を鳴らす。
そしてまた腰が打ち付けてくる。
何度も。
「━━━━好きだ、カナデ」
甘さが滲んだ声が耳を擽る。
「カナデ、好きだ」
腰を動かしながら、カズマは囁いてくる。
「カナデ、カナデっ!」
「ゃぁぁぁぁぁぁんんん♡♡♡!!」
一際強く、カズマのソレが打ち付けられた。
勢い良く押し込まれたソレが赤ちゃん部屋を抉じ開けて、また盛大に熱くて熱くてどうしようもない物を注ぎ込んできた。瞬間、頭が真っ白になって全身が痺れるような感覚に支配される。目の前がチカチカして、頭の中がフワフワした物で一杯で、知らず知らず体から力が抜けていく。
入りきらない白濁が音を立てて吹き零れるのを感じながら、ぼうっとしてるとカズマが俺の横に寝転んだ。視線を送ると、荒い呼吸をしながらこっちを見つめるカズマと目が合う。こんなにえっちしたのに、まだカズマの瞳には情欲の炎が映ってる。
「カナデ・・・・」
ゆっくりとしたどうさで、カズマの手が俺の頬に触れる。
「こっち、きてくれ」
甘えるような声に、俺の体は動いた。
もうくたくたな筈なのに。
それが当然みたいに。
ベッドの上をずりずりして近寄ると、カズマの腕が俺を抱き締めてくる。俺の髪に顔を埋めて、ぎゅっと。
そしてスンスンと鼻を鳴らす。
「カナデは、甘い匂いがするな」
「んっ、やらぁ。いまは、くんくんするなぁ」
「大丈夫だ。汗臭くない、少しも。良い匂いなんだよ。本当に。寧ろずっとこうしてたいくらいだ」
「ん、もぉ・・・」
注意したけど止める様子が全然なくて、俺は諦めて筋肉質な胸板へ頬を寄せた。カズマの温もりと、鼓膜を揺らす心臓の音が心地よい。
「なぁ、カナデ」
「んー?どしたぁー」
「呼んでみただけ」
「んふふ、なんだよ、それ?」
おかしくて笑うとカズマの指が唇に触れた。
ふにふにと、指で押してくる。
あんまりずっとふにふにしてくるから、パクっと噛みついてやった。少し驚いたのかカズマの肩が跳ねる。
そのままガジガジ甘噛みしてやれば、お返しにと指が舌に絡んできた。
「舐めてくれ。えっちに」
蕩けるような声に従ってカズマの指を舐めた。
カズマのソレを舐める時みたいに。
舌を絡めて、しゃぶって、啜って。
ちゅぱ、ちゅぱ音を立てながら指を弄んでると、カズマの足が俺の足に絡んでくる。凄く厭らしく。
視線をあげると、カズマの熱の籠った瞳と目が合う。
「カナデ、好きだ」
「・・・んふふ、きいた。さっき。おれも、すき。だぁい、すき♡ぜったい、おまえよりすき♡」
「いいや、俺のが好きだから。この歳まで色々と拗らせて引きこもってた童貞舐めんなよ。死ぬほどチョロいんだからな。お前が嫌だっていっても、もう離せないからな。あれだぞ、別れてもストーカーとかするからな」
「なんだ、それ・・・ふふ、へんなの。━━━でも、まぁ、いいよ?すとーかーしてもさ。おふろだって、といれだって、ねるときだってついてくれば?かずまがみたいなら、ぜんぶみせてあげる♡おれがやってあげられることなら、ぜんぶしてあげる♡」
だってもう、俺はカズマのもののつもりだ。
カズマが不幸にさえならないなら、何だってしてやるつもりなのだ。エッチな事だって、何だって。
「お、お前っ、おぉ・・・・」
鼻から赤い血を垂らしながら、カズマは顔を真っ赤にさせた。可愛いくて頬っぺたにちゅうすれば、もっと赤くなっていく。可愛い。凄く、可愛い。
「あっ、あのな、ストーカーだって言ってんのに、そこは許すなよ」
「ゆるす。だって、かずまならいいもん・・・というかな、もっと、みてほしい♡もっと、もっとみてほしい♡」
「そういう話じゃないんだっつーの・・・はぁ、いや、良いか」
呆れたようにそう溢したカズマは、そのまま唇を重ねてくる。啄むような軽いキス。ちょっと物足りなくて上目遣いで見つめると、カズマは髪を手櫛てすきながらキスしてくれた。
嬉しい。
「髪の毛サラサラだな」
「ん、すき?やっぱりながくしよっか?」
「あーーー、何この子。本当に、もう、止めて。可愛い。なに、本当、俺のこと殺しにきてるの?萌え死ぬよ?そのうち」
「えぇー・・・しんだら、ふつーになくぞ?」
「精一杯生きさせて貰います」
「んふふ、そうしろ」
カズマの体に頬を擦り寄せ目を瞑る。
髪をとかす優しい手の感触に胸がポカポカとしてくる。
あんまりにも気持ち良くてウトウトして━━━━不意に甘い痺れに目を覚めさせられた。
「目覚めたか?カナデ姫」
声に視線を向けると、カズマは背後から抱き着くような体勢になっていた。ウトウトしてる間に位置を変えたのか、それとも俺が寝返りでもうったのか。その理由は分からないけど、一つだけ悪戯された事だけは分かった。
頬を膨らまして怒りを伝えようとしたら、甘い痺れが走ってきて文句の変わりに嬌声が漏れる。痺れの走ってきたそこに目を向ければ、背後から回されたカズマの手におっぱいが鷲掴みされてる。カズマの指の動きに合わせてむにむに歪む乳房から、言葉に出来ない刺激が走る。くすぐったさの混じる性的な刺激が。
「っ、っん、ん、ぁん♡」
不意に、膨らんでしまった突起が指で摘ままれた。
思わず肩がびくついて、俺の中がきゅっとする。
カズマの指はその反応を楽しむように、焦らしながら時折強くその場所へ刺激を与えてくる。摘まんだり、引っ張ったり、弾いてみたり、転がしたり。
「ゃあ♡ん、あぅ♡♡」
すっかり慣れた手つきで。
執拗に。
「かずっ、まぁ♡」
股の所がウズウズしてきて声をあげた。
自分で思ってるよりずっと甘い声が出て、少しだけ恥ずかしい気持ちになる。
だけど、そんな事は直ぐにどうでも良くなった。
だってまた固くなったソレが、俺の中に入り込んで来たから。
「あっ、ぁあっ━━━━」
ずずずっと、きゅうきゅう締まる肉の壁を押し退け。
固く反り返ったソレが奥へと進んでく。
そしてまた一番奥に触れた。
ちゅう。
吸い付くような感覚がお腹の下の所から伝わってくる。
さっきカズマが教えてくれた場所から。
しっかりと。
「━━━━━んふぅ♡」
突き刺さったカズマのソレは、はしたなく吸い付く俺の子宮口をなぞるように動く。狭い空間を押し広げながら。まるでマーキングでもしてるみたいに。そこは俺のものだぞって、教えられてるみたいに。
「カナデ、動くぞ」
「らっ、らめぇ♡まっひぇっ━━━━ふにゃあ♡!」
カズマは俺の体を抱き締めながら腰を動かす。
激しいピストンではなく、ゆっくりねっとりした動き。
でも気持ち良くないなんて事はなくて、いや寧ろ激しいピストンよりゾクゾクするものがあった。
「っ、カナデっ、あんまり締めるなよ。直ぐ出ちゃうだろ」
「そっ、んにゃ、こと♡ひっ、ひゃって♡」
焦らすようその動きに、俺の中はどうしてとひくついてしまう。いつもよりぎゅぅって、ソレを締め上げてしまう。意識すると余計にそうなってしまって、何も考えられなくなってって━━━━。
「ッッッッッッんんんぁっ♡♡♡!!」
まだカズマが出してもいないのに、痺れるような快感が頭の中を突き抜けていった。俺のあそこがぎゅうぎゅうに締まって、その刺激がまた背筋を這い上がってきて体がびくついてしまう。目の前がチカチカして、意識がぼんやりしてくる。
「んぁ♡!?」
全身を走っていった快感の余韻に浸っていると、俺の中に差し込まれたそれが動き始めた。敏感になったそこは僅かな刺激さえ、稲妻でも走ってるのか如く激しく背筋を這い上がってくる。
ほんの少しカズマのソレが引いていかれただけなのに、頭がおかしくなりそうな程の快感が頭の中を駆け巡る。
「カナデっ、動くからな」
「らっ、らめぇ♡!!いみゃ、ほんろ、らっ♡!!んんんっ♡!!っ♡♡!!ぁん♡♡♡!!とんっ、とん、しひゃ、らめぇなのぉ♡♡♡」
カズマは少しも止めてくれない。
「カナデっ!」
「りゃめぇ♡♡!かずゅ、ま♡♡!ばかっ、に、なっひゃう♡♡!!ほん、と、まっ、きゅぅん♡♡!!ああ♡!いきっ♡しゅぎてぇっ♡わかんにゃく♡にゃる、かにゃ♡♡♡!!」
切ない声をあげながらソレを何度も奥に突き刺してくる。
「また、出すからな。カナデっ」
「やぁら♡!いま、は、らめぇ♡♡!かずまの、こと、しゅきに、なっひゃう♡♡!だみぇな、くりゃぃ、しゅきに、なっひゃうからぁ♡♡♡!!」
「そうして、くれよ。俺以外見るなよ。俺だけ見てろ。孕め、カナデ━━━━ッッッ!!」
鼓膜を揺らしたカズマの声に、俺のあそこがカズマのソレを強く締め上げた。その瞬間またカズマの熱が赤ちゃん部屋の入口を突き破って、パンパンになったそこへ注ぎ込まれる。そしてそれは快感の濁流を身体中に走らせて、体を跳ねあげさせた。
「はぁ、はぁ、カナデ・・・・大丈夫か?」
「っん、ら、らめぇ・・・♡も、もぅ、ほんろ、らめぇ♡・・・・じゅ、じゅっぷん、まってへぇ♡」
「底なしか。俺は流石に10分じゃ回復しないわ」
「ひーる、ちゅかって、まっへへ♡しゅぐ、ふっかちゅ、しゅるかやぁ♡」
「ヒールにそういう効果ないから」
結局その後もお猿さんのようにエッチして、思い残すことなくすっきりきっかり終わったのはどっぷり日が暮れてからだ。それから二人でイチャイチャしながら夕飯を食べて━━━━━━街の広場で見かけたアクシズ教徒に張り付けにされてる水色を助けて帰ったのだった。
泣くな、泣くな。あいつらは俺とカズマで締めておくから。明日にでも。ん?そうな、頑張ったよな。水色は偉いねぇー、偉い偉い。明日は帰りに地酒とおつまみ買って帰ろうな。うん。えっ?なんか生臭い?気のせいだろ(脅迫)。