もやを抜けた先は、廃屋だった──なんて、どっかの文学的表現を真似てみる僕なのであった。
「っと、とうちゃーく! みんな揃ってますね!」
「よっと……とと。危ない危ない」
赤ちゃんに負担をかけないよう、優しく着地する。っていうかこの子たち全然起きない。寝付きが良いのか、神経が図太いのか。
まぁ、都合は良いか。
ワープゲートから降り立った僕たちは、そこに集まった仲間たちであるヴィラン連合のメンバーを見渡す。トゥワイス、スピナー、コンプレス、マグネ。そして黒霧さんと……あれ、弔くんと荼毘くんが居ない。どうしたんだろうか。
「やぁ、三日ぶり」
「ああ。突然召集かけた理由はそれか」
ひとまずあの二人が居ない理由には目をつむり、挨拶を済ませる。みんなの輪から一歩前に出たスピナーが、僕の挨拶に言葉を返した。
「ところで、リーダーと特攻隊長は?」
「死柄木弔は野暮用があると言って何処かへ。荼毘はスカウトに忙しいと」
「バックレたな、あの二人……」
まぁ確かに、僕からの召集に素直に集まってくれるメンバーだとは思ってなかったけどさぁ……トガちゃんの出産っていう一大イベントを終えた後なんだから、顔見せぐらいはするべきじゃないの?
いや、これは逆にこれだけ集まってくれたことに感謝すべきなのかな? トゥワイスとマグネは来てくれるだろうと思ってたけど、スピナーとコンプレスは半々ぐらいだったからね。
「っていうか、黒霧さんは弔くんについてなくて良いの?」
「はい。一人にして欲しいと言われたので」
ふーん……弔くんも色々と一人で考えたいお年頃なのかな。
「おぉ、これがアライブとトガちゃんの子供か! かわいいぜ! ブサイクだな!」
「ほぉ……可愛いもんだな」
と、黒霧さんと会話していたら、いつの間にかトゥワイスとコンプレスの二人が、彼女が抱いていた筈の赤ちゃんを抱きかかえて大はしゃぎしていた……って、いつの間に。
「んねぇ、アライブ。私たちにもその赤ん坊、抱かせてちょうだい?」
「んー……まぁ、マグネにならいっか」
優しく、そっとマグネに赤ちゃんを手渡す。そのままマグネは、かなり慣れた手つきで赤ちゃんを丁寧に抱き上げた。
僕が初めて抱いた時とはまるで違う、堂に入ったしっかりとした動きだ。過去にベビーシッターでもやっていたのだろうか。
「やぁん! やっぱり可愛いわねぇ!」
「……ほっぺたが、すげぇプニプニだ」
マグネが抱いた赤ちゃんを、スピナーが人差し指でつつく。うん、分かるよ。すっごい柔らかいもんね、赤ちゃんって。どこもかしこも。
「はぁ……みんなして浮き足立っちゃってまぁ」
「アライブも人のこと言えないですよね?」
「確かに、そうですね」
部屋の中央で騒ぐ四人を尻目に、僕とトガちゃん、黒霧さんは壁際に背を預けてその喧騒を見守る。
二人とも辛辣だなぁ。確かに、この中じゃ僕が一番受かれてるかもしれない。表には出してないけどね。
「名前、何にしようかなぁ……」
「やっぱり浮かれてます」
横から、彼女の視線を感じる。しょうがないじゃん、結構重要だよ名前って。名は体を表す、って言葉もあるくらいだからね。
「それで? これからどうするんですか」
「基本的には僕が面倒見るけど……トガちゃん面倒見れる?」
「むっ、心外ですね。新米ママなんですから、それぐらい楽勝です」
じゃあ一人づつ面倒を見るってことで良いのかな。まぁ、頼めばあの四人も手を貸してはくれそうだけど。
弔くんと荼毘くんに関しては……うん、十中八九無理だろうなぁ。あと、黒霧さんはそもそも手がないから世話ができないというね。
「んぅ~……」
「きゅぁ~……」
「おっ、起きやがったな! ぐっすりだぜ!」
「あら、こっちも」
どうやら、二人とも起きたようだ。あんなに騒がしくしてれば当然という気もするけどね。
「あぅ~」
「きゃっきゃっ」
「のほほんとした顔だな」
「おぉ……笑ってるぜ。何が楽しいんだろうな」
全然泣かないのね、あの子達。普通、産まれて数時間っていったらもっと泣いても良いはずなのに。
と、そんな風にみんなを眺めていたら、ごく当たり前の事に思考が向く。この個性社会で生きていれば、否が応でも目の当たりにする現実。
「……あの子達も、きっと発現するよね、個性」
「するでしょうね。あなた達の子供ですから、"超再生"と"変身"のどちらに寄った個性か、もしくは二つの個性の複合型か」
隣の黒霧さんが、冷静に言葉を紡ぐ。子供が産まれた場合、片方の親の個性をそのまま受け継ぐか、両方の親の個性が混ざりあった別の個性になるというのが通例だ。とすると、混ざった場合はどんな個性になるのかな。
「うーん、全く想像ができないね」
考えてはみるものの、僕の頭じゃまったく予想できない。この子達が成長してからの、お楽しみって事にしておこうか。
「さて、お披露目はこのくらいで良いですか? あまり一ヶ所に集まっているのも危険ですし」
「ああ、うん。ありがとうね、黒霧さん。みんなも無理言って集まってもらって、ごめんね」
黒霧さんの言うとおりだ。今の僕たちはお尋ね者。しかも、それぞれに散らばってメンバーを集めている最中だ。みんなには時間をとらせちゃって悪いことをした。
「気にすんなよ、貸し一つだぜ!」
「いやぁ、オジさん良いもの見れたから気にしてないぜ」
「そうそう! 久し振りに抱いたけど、やっぱり赤ちゃんって可愛いわぁ!」
「……ああ、可愛かった」
と、思っていたのだが、皆からの反応は好評だった。赤ちゃんって、やっぱり癒されるものなんだね。
トゥワイスとマグネからそれぞれ赤ちゃんを受け取り、僕とトガちゃんはワープゲートへと入っていく。
「じゃあね、みんな」
「まったねー」
短い時間だったけれど、みんなと会えて良かった。この子達も、会えて嬉しそうだったしね。
そんなこんなで赤ちゃんの顔見せを終えた僕たちは、本来の目的であるメンバー集めを再開するのであった。
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「ん、お腹いっぱいですか?」
あの顔見せから数日後。ひとまずの仮住居として定めた廃ビルの一室で、トガちゃんはそんな言葉を溢すのだった。
腕の中に赤ちゃんを抱き、片方のおっぱいを露出させて母乳を吸わせている。
ちなみに、もう一人の赤ちゃんは僕の腕のなかでお昼寝中です。ついさっきまで、この子もトガちゃんのおっぱい吸ってたんだけどね。
「よーしよし」
「──けぷ」
あ、げっぷした。
「ふぅ。お利口さんですね、二人とも」
「ホントにね。こんなに手がかかんなくっていいのかな」
すやすやと、彼女の腕のなかで眠りにつく赤ちゃん。ここ数日子育てをしてみて気付いたたことなのだが、この子達ってばほとんど泣かないのだ。
起きたらちょっとぐずるが、それだけ。まぁ、時間があり余ってるせいで、赤ちゃんにずっと構えてるって部分が大きいのだと思うけども。
「よいしょっと……」
「寝顔もトガちゃんに似て可愛いね」
「そうですね」
僕とトガちゃんはそれぞれ赤ちゃんを布団の上に寝かせ、その寝顔を覗き込む。
ほんと、気持ち良さそうに寝てるなぁ。
「んっ……何してるんですか」
「え、トガちゃんのおっぱい揉んでる」
何をそんな当たり前のことを訊いているのだろうか。僕が彼女にエッチなことをするなんてのは、地球が自転しているくらいに当たり前のことなのだけど。
それにしても飽きないなぁ。何千、何万回と揉んでいるはずなのに、一向に飽きる気配がない。隣に座った彼女の胸をむぎゅむぎゅと揉み込む。それだけで、彼女の息は少し乱れてきていた。
「んふっ……はぁ、はぁ……」
「赤ちゃんにミルク上げやすいからって、ノーブラなのはどうかと思うけどなー?」
いつもと同じ制服の上から、彼女の乳首を探し出す。その見事な双丘のてっぺんに、少しだけ盛り上がった場所を見つけた。
すかさずそこを思いっきりつねると、彼女は股からプシュッという音を響かせて絶頂した。
「んぐっ……ち、乳首はダメですってば……!」
「相変わらず乳首弱いね。赤ちゃんに吸われても感じるんじゃないの?」
実際、さっきも少し身じろぎしてたしね。感度が良すぎるのも考えものじゃないかな。
掌でぽよぽよと爆乳おっぱいを押し上げ、更に乳首を捻る。服の上からなのに、彼女のおっぱいは既に準備完了の様だ。
「あっ……ん、やぁぁ……」
乳首からの甘い快感に、彼女は体をくねらせて反応を示す。なにその動き、めちゃくちゃエロいんだけど。
そんな男を誘うことしか考えて無さそうな動きを見せられては我慢なんてできる筈もない。僕は勢いよく彼女の制服を捲り、その豊満なおっぱいを露出させた。
だぷん、という音が聞こえてきそうな勢いで、彼女のおっぱいがこぼれ落ちる。目を奪われるほどの圧倒的質量が、僕の目の前でプルプルと柔らかそうに揺れていた。
「うわぁ……トガちゃん、おっぱいすご……こんなの付けてて暗殺なんてできるの?」
「はふぅ……だ、大丈夫です。少なくとも、アライブよりはマシですから」
「手厳しいね」
これだけ大きいというのに、形を崩さず綺麗な半球形を保っている乳房。赤ちゃんを産んだというのに、変色すらしていない桃色の乳首。
そのすべてが黄金比となっており、僕の情欲を加速度的に掻き立ててくる。
「あ、またミルク出てる。飲んでいい?」
「……ダメって言っても飲むんでしょう」
「良くわかってるね」
流石は、伊達に四六時中一緒に居る訳じゃないね。僕の行動なんて手に取るようにわかるってことらしい。
「はむっ……ちゅう、ちゅぷっ」
「ひあっ……!」
勃起した先から、とぷとぷと真っ白いミルクを溢れさせている美味しそうな乳首。それをしゃぶるように口に咥えて、中のミルクを絞り出すように吸い付く。
「ちゅうっ……れろっ、ころころ……ちゅっ、ちゅぅぅ!!」
「ひああぁんっ! も、もう! 吸い方が厭らしすぎです!」
そりゃそうでしょ。赤ちゃんはこんな、舌で乳首を転がしたりしないんだから。
転がし、甘噛みし、ミルクを吸い出していく。僕の喉を滑り落ちて、真っ白な液体が胃に落ちていく。
その感覚を楽しみながら、僕は空いた手でもう片方の乳首を弄り始める。
「むぅー……えいっ」
「あいたぁ!?」
すると突然、僕の脳天に向かって一振りのナイフが振り下ろされる。それはあやまたず僕の頭にブッ刺さり、そこから閃光のような痛みが全身に広がる。
ドロリ、と何処か濃厚な血が頭から垂れ落ちる。それを見て彼女が目を輝かせていたのは、もはや言うまでもないことだろう。
「アライブばっかり吸っててズルいので、私も吸いますね」
「あたたたっ!? ちょっ、頭の中でナイフグリグリするのはダメだってぇ!?」
刺さったナイフを頭の奥に捩じ込むよう回転させ、僕の脳髄を徹底的に破壊しようとする彼女。ナイフが刺さった断面が燃えるように熱い。そして、僕の頬を何か生暖かいものが流れ落ちている。
うん、絶対これ血だけじゃなくて色々な
「れろっ……ふふ、アライブの血はやっぱり美味しいです」
彼女が僕の肌に舌を這わせ、頬を垂れている液体を舐めとる。
うーん、妖艶という言葉がピッタリ当てはまる極上の表情だぁ。やっぱり、トガちゃんはどんな顔をしてても魅力的に過ぎる。
「ちう……ちう、ちう」
僕の髪を掻き分け、頭に空いた傷口から彼女は美味しそうに血を啜る。
彼女が一回血を吸うだけで僕の視界は真っ白になって、何か大事なものが抜け落ちていくかのような感覚に襲われる。
「っ……!」
全身の細胞が歓喜に震える。ゾワゾワと得体の知れない快感が脊髄を駆け巡り、脳内からヤバい物質がドバドバと溢れ出す。
頭の中身を吸われる感覚というのは、ここまで背徳的で、冒涜的で、退廃的なのか。こんなの、病み付きになってしまいそうだ。
「ちう……あたま、からっぽにしてあげます」
「────」
それは、物理的に? それとも、比喩表現?
そんな質問をする頭すら、僕には残っていないらしく。彼女が頭の中身を吸い出す度に、口からこぼれ出るのは意味を伴わない呻き声だけ。
あー、とかうー、とか、そんな声だけ。まるで自分がゾンビにでもなったみたいな感覚だ。
「ちうっ、ちうちう、ちうぅぅっ!」
「あっ、ふぁ!」
一際強い彼女の吸い付きによって、僕の視界は真っ白に染まった。何も映さなくなった視界の中で、彼女が僕の血を啜る音だけが尚鮮明に聴こえてきていた。
「……トガちゃん」
「ぷはっ……なんですか、アライブ」
真っ白な場所から帰ってきた視界を動かし、僕はトガちゃんを見上げる。脳天に刺さっていたナイフを引き抜き、僕はその場で体を起こした。
抜いた瞬間、僕の頭から大量の血が噴き出し、彼女の顔を汚した。血の噴出はすぐに止まったが、彼女に掛かった血は消えない。
頬に掛かった放射状の血しぶきが、彼女にマーキングを施したみたいに感じてとても興奮する。
「きゃっ」
気がつけば、僕は彼女をその場に押し倒していた。汚れてはいるが、フローリングの床だ。冷たさなどは感じないだろうと考えて、僕は彼女の服を脱がせ始めた。
制服、スカート、下着。それらすべてを手際よく脱がし、裸に剥いた彼女を一心に見つめる。
「綺麗だ」
そんな陳腐な言葉しか出てこないくらい、目の前の光景は至高だった。
僕の頭から流れ落ちた血が、頬を伝って顎先に溜まり、ポタリと落ちる。
ポタリポタリと静かに落ちていくそれは、彼女のお腹──子宮──に当たり、ピチャリと弾けた。
「何度も見てるじゃないですか」
「それでも、だよ」
何度見たとしても、僕は彼女の体に見惚れるのだろう。見ているだけで甘く痺れる毒のような快感が、頭から脊髄を通って肉棒を固く屹立させる。
僕は彼女に向けて体を倒し、覆い被さるように彼女に近づいた。
「んっ……ふっ、れろっ」
「あっ……んっ、ちゅぷ」
お互いに顔を近づけた僕たちは、どちらからともなく唇を重ねあった。
今までに幾度も聞いた、甘く粘り気のある水音が頭の中で反響する。
「はぁ……あっ、ん。れるっ、ちゅぽっ」
「んっ……あむ、ちゅっ、ちゅうううぅっ!」
遠慮など一切ない、相手の唾液を貪り合うようなディープキス。彼女の唾液を吸い集めて、自分の唾液と混ぜて喉の奥に押し込める。とろけるような退廃的な甘さのなかに、ほんのり感じる鉄の味。
あぁ、やっぱりトガちゃんはトガちゃんなんだなぁ。なんて、そんな当たり前のことを感じてしまう。
「れるっ、れろっ……ガリッ! ちう、ちうちう──」
「ちゅぶっ……んぐっ……っ! んぉっ──」
一瞬、口内に電撃のような痛みが走った。それと同時に、舌先から感じるトロリと生温かい感触。
どうやら、彼女が八重歯で僕の舌を噛み切ったらしい。こんなときまで血を吸いたいだなんて、彼女はホントにブレないなぁ
「ぷあっ……はぁっ、はぁっ……!」
「ぷはっ……はぁ、はぁ……!」
どれくらい続けていただろうか。酸欠で頭が朦朧としてきて、時間の感覚すら曖昧になった頃。ようやく、酸素を補給するために僕たちは唇を離した。
「はぁ……はぁ……死ぬかと思いました」
「死んだら生き返らせてあげる」
「ド鬼畜ですね」
「今更?」
乱れた息を整えながら、彼女はじっとりとした目で僕を睨む。そんな非難するような視線にさえ興奮してしまう辺り、もう取り返しがつかないところまで沈んでいっていることを自覚する。
まぁ、寧ろ望むところなんだけどね。僕ってば、最終的にはトガちゃん依存症になりそうだ。いや、もうなってるか。
「
「はい……来てください、アライブ……」
口元を三日月のように歪ませて、彼女は満面の笑みを浮かべる。吐息は荒く、視線は熱く蕩けている。
今まで何度も見た、彼女の笑顔。
狂気的で愛らしい。少なくとも、僕はこの笑顔が大好きだ。この笑顔を浮かべている彼女は、とても嬉しそうにしているから。いや、笑顔浮かべてるんだから嬉しいのは当たり前なんだけどさ。
「あ、んぁぁ……入っ……たぁ……!」
僕の肉棒が、トガちゃんのおまんこに挿入されていく。既に濡れそぼっていたそこは、容易く僕の肉棒を受け入れて優しく締め上げてくる。
きつくはないが、ゆるくもない。正にジャストフィットという言葉が正しいほどに、僕の肉棒はぴったりと彼女のおまんこに納まった。
「んぐっ……トガちゃん、出産してますますこなれたんじゃない……?」
「あふぁっ……! んっ……相変わらず太いです、アライブのおちんぽ……!」
じゅぷじゅぷと、緩くねばついた水音が部屋に響き渡る。肉棒を引き抜いて押し戻す度に、奥にたまった愛液が掻き出されて水溜まりを作る。
押し込んだ肉棒を引き抜こうとする度に、ひだひだの一本一本がまるで離れたくないとでも言うかのように絡み付いてくる。
一往復毎に、精液を搾り取られそうになる。言うまでもなく、これは極上の名器だ。
「はぁ……はぁ……欲張りすぎだよトガちゃん。僕の血だけじゃなくて、精液まで絞り取ろうとするなんて……っぐ!」
「あぁっ! ふぁぁんっ! 奥っ、突かれて……毎日、してるのにぃっ……! あたま、ぞくぞくしますっ……!」
彼女のソコに杭打ちのように腰を打ち付ければ、奥にある彼女の子宮口に亀頭が当たる。その度に、スイッチを入れるかのようにひだひだが不規則に蠢き、予想もつかない快感を肉棒に与えてくる。
今まで何千回とセックスはしてきた筈なのに、未だに彼女のおまんこには慣れない。いや、慣れたと思ったらまだ更にその先があった、というだけなのかもしれないが。
「はぁっ……はぁっ……」
「んはぁっ……はぁうっ……!」
何度も何度も、何度も何度も何度も何度も、彼女のおまんこに肉棒を突き入れた。柔らかい肉と硬い肉がぶつかり合う音が、僕の鼓膜を狂おしいほどに揺さぶる。
視覚、聴覚、嗅覚、触覚。それらすべてが、彼女を感じるためだけに使われている。ああ、なんて贅沢なのか。
僕は残った味覚でも彼女を感じるために、覆い被さるように身体を倒した。
「んむっ……んっ……」
「あっ……んっ、れろっ……」
彼女の口内に舌を滑り込ませれば、それに会わせて舌を絡ませてくる。何度しても飽きない、蕩けるようなキス。幸せとはこういうことを言うのかと、そう思ってしまうほどのキス。
馬鹿の一つ覚えのように相手の口内を貪り、唾液を根こそぎ吸い尽くす。彼女の唾液は一滴残さず飲み干したいからね。
「ぷはっ……! くっ、もう出そう……奥に出していいかな、トガちゃん……!」
「ぷあっ……! はい、良いですよ……アライブの精液いっぱい注いで、また妊娠させてください……!」
ラストスパートだ。腰の動きは速くなり、肉棒は今までよりも一回り大きく膨らんでいる。もうすぐで射精しそうだと、今までの経験から分かる。
そうして、僕は一際勢いよく彼女に腰を打ち付けると、その最奥で勢いよく射精した。
「あっ──ふあああぁぁぁぁっ!!??!」
その瞬間、彼女が自分の脚を僕の腰に回して固定してしまった。俗に言う、だいしゅきホールドというやつだ。
腰を固定されて快楽の逃げ場を失った僕は、そのまま彼女の子宮にありったけの精液を放つ。いま感じている快楽をすべて、精液に変換して射精した。そんなレベルの量の精液が、肉棒の先端から彼女の子宮に注がれていた。
「はひゅ……はひゅぅ……お腹、たぷたぷです……❤️」
尋常じゃない量の精液を注がれた彼女の子宮は、まるでまた妊娠初期の頃に逆戻りしたんじゃないかというレベルで膨らんでいた。
そんなお腹を愛おしそうに撫でる彼女の顔が、僕の脳髄に刻み込まれる。この光景はきっと、死んだとしても忘れることはないだろう。
「……まだ、イけるよね?」
「もちろんです」
短いだけのその言葉が、二回戦の合図だった。
僕らは再び身体を重ね合いながら、自ら進んで快楽の沼に沈んでいくのだった。