Subterranean Electron World -True Ending 灯火の希望- 作:深緑 風龍
だから、こう思う者は少なからずいるかもしれない。
もしも、サタンと同一の存在であるルシファーが、神に打ち勝ったら?
叛逆者たるルシファーが、人々にとっての英雄であり信仰すべき者と称えていたか?
さぁ、刮目せよ。神に打ち破りし、叛逆の熾天使の誕生を。そして祝え、『世界の叛逆者』の誕生を。
BGM Devil May Cry 5 ネロVSバージル 『Silver Bullet』
「こ…………これが…………、『世界の叛逆者』の…………!!」
名も無き者はすぐさまハイパームテキ以上の姿、オーマムテキという姿に変わり、エデンに向けて突撃。並みの転生者ならば気付くこともなく、規格外の転生者ですら追いつくことも出来ないほどの速度と一撃をエデンに放った。
しかし、覚醒したエデンはその攻撃を、まるで埃を払うかのように、薙ぎ払った。
諦めず様々な技、武器などで斬り伏せようとするも、嘲笑うかのように受け流し、細胞すらも減らない程効いていなかった。
ゴジラ『無敵状態の彼奴ですら、いとも簡単に…………。』
ストリングス『あの姿はオーマムテキゲーマーと言う形態で、オーマジオウの力以外にも様々な強力なものを兼ね揃っています。
更に無敵と言うだけに、全ての攻撃には効くことは一切ありません。なので、並みの転生者相手には完全無欠、規格外の転生者ですら軽々と一掃、束になっても負ける事はないでしょう。』
ニャルさん『でも、エデンは?何で攻撃が効いてないの?』
ストリングス『…………残念ながら、エデンが受け取った特典全てが未知の領域なばかりで、何で攻撃が効いてないのか…………。』
エデン『貴様の全力はその程度か?』
「ッ!舐めるな!!」
ストリングス『え、エデン!更に相手の───────』
エデン『…………。』
ストリングスが指示を起こそうとする前に、エデンは襲ってくるオーマムテキとは真逆の方に睨みつける。すると、オーマムテキにただならぬ激痛が走り、動きが大幅に遅くなった。
「ァァァァァァァッッッ!?!?!?!」
ゴジラ『な、何が起きた!?』
エデン『(空間を歪め、予め激痛が走る程の攻撃をしたまでだ。)』
ストリングス『空間を!?ですが、睨んだだけで、後は何もしていなかったはずじゃ!?』
エデン『(どうも、この姿だとさっきの行動が一瞬の出来事で終わるらしい。これを加減するとなると、難しいかもしれない。)』
ニャルさん『はぇ~、所謂初回暴走みたいな感じ?』
エデン『(そんな感じだな。後少しで、制御完了して行動を起こせそうだ。)』
ストリングス『え……?オーマムテキから、悪性腫瘍を探知!!』
ゴジラ『癌!?エデン、一体何をした!?』
エデン『(癌?…………『細胞攻撃』が出来るのか。と言う事は、今全身に癌細胞が行き渡ってるという事か。)』
「ば、馬鹿な…………!?あの、『叛逆者』は、俺に何を…………!?」
エデン『制御完了…………、さぁ、蹂躙と行こうか。』
言葉通りの意味だった。エデンの姿が見えなくなるや否や、無銘の腕が引きちぎられ、灰になるように消えて無くなった。
「…………は?」
エデン『抑止力の無敵など、今の俺には無意味だ。』
ストリングス『無敵貫通…………?何なんですか、一体何が…………?』
エデン『(無敵貫通はしてない。『叛逆』の力だと思う。)』
ゴジラ『叛逆の力って、どれほどのものなんだ?』
エデン『(言葉通りと言うべきか。この世全てのルール、秩序、運命、設定などを無視…………とは言い難いが、抗う事が出来るらしい。
一定時間しかねえが、此奴を使えば末期癌ですら治す事も出来る上に、助からない命も助ける事が出来るって訳だ。)』
「あ、あり得ない…………。覚醒した奴には…………、対処…………出来ないと言うのか…………?」
エデン『そろそろ大技と行こうか…………。』
エデンはオーブリベリオンカリバーをソウルリングにスキャンし、リングを回すと前いた場所と同じように、『楽』、『混』、『進』、『全』、そして『想』の順に光り出し、空に無数の光と闇が散りばめられていた。
エデン『我が傲慢の大罪を元に、神々が作られし世界を堕とす。』
詠唱が始まるとともに、エデンの翼が光り始める。同時に狭間の世界にひび割れ始める。
エデン『我は空を裂き、地を砕き、海を枯らし、星々を喰らう。』
何とかして逃げ遂せようとするが、何故か動く事すらままならないほどの疲弊を感じ、遂には膝をつく。
エデン『旧き楽園に終わりを告げる。アダムとイヴに知恵の実を喰らわせ、新たな世界へと歩ませる。』
「…………これまで…………か…………。これで、止める手段が…………亡くなってしまった。」
エデン『今以て、凡てを滅ぼそう。神よ、絶望の海に溺れよ!!そして祝え!!『新たな神話』の誕生をッ!!!』
「世界は…………
エデン『見ているか…………YHVH。
エデンは数多の閃光を解き放つと同時に、『邪悪に満ちし虚樹の魔剣』とオーブリベリオンカリバーを振るうと、真っ黒の閃光と虹色に輝く閃光が放たれていた。
無銘が最期に見たのは、無数の光と闇の閃光が交互に降り注ぐ光景と、エデンの背後にルシファーと思わしき姿が見え、武器を振るうものだった。
BGM終了
ダークルッチside
…………凄まじい。あれが、ガルッチの真の力…………。
イリアス「…………。」
キーラ『是も全て、貴方の計画の内ですか?』
イリアス「ええ、ここで覚醒してくれたことは喜ばしい事です。流石の抑止力も、諦めてくれるでしょうね。」
ダークルッチ「…………けど、僕達の敵である事には変わりないのですよね?それとも───────」
イリアス「これで私の元に来るのなら、その程度の存在でしかないですね。」
ダークルッチ「しかし、驚きましたよ。最近になって知ったのですが、ガルッチを転生させたのは『貴方』だとは思いませんでした。」
予想していなかった。何しろ、キーラによって復活したてで、あの時のガルッチを転生させたのが『イリアス』だとは思わなかった。
彼女曰く、あの時の彼の憎悪は凄まじく、大怨霊になっても不思議じゃなかったらしい。それを駒にする為に、抑止力、創造主にも対抗できる特典を入れ、彼が生活してきた人間としての正の記憶とイリアスによって転生させられた記憶を奪った。
そうなると、無自覚にイリアスの想いのままに動かしていたという事になるんだけど…………何故そこまで?
ダークルッチ「イリアス、本当にガルッチを駒にする為に転生させたんですか?」
イリアス「何がですか?」
ダークルッチ「本当に駒にするのならば、何故もっと早い段階で介入しなかったのですか?慢心には程遠いような…………。」
イリアス「…………残念ながら、そこまで教える程義理はありません。キーラ様も同様です。」
キーラ『よもや、情が湧いた…………いや、同情を買った訳ではないな?』
イリアス「…………まさか。」
…………本当だろうか?イリアスも、僕と同じ何か秘密にしていることとかあるのだろうか…………?
キーラ『それより、ダーズの動きは?』
ダークルッチ「…………残念ながら、まだはっきりと動きがありません。ダーズ教の有翼人の動きにも気がかりですが……。」
イリアス「…………状況が分かり次第、伝えておきなさい。」
ダークルッチ「了解。」
まぁ、あっちの方も疎かにするわけにもいかないもんね。何かしでかす前に、こっちで対処しないと。
ダークルッチ「…………全部の仕事をやるのは、本当に肩が凝るな。」
それ言ったら、ガルッチも同じかな?
sidechange
エデンside
……………………ヤベェ、ルシファーの力ってここまでヤバかったのか。
ストリングス『…………凄い。』
ゴジラ『あの抑止力は死んだと考えていいんだよな?』
ニャルさん『じゃないと、相当ヤバイ強さを持ってるって事よね!?』
エデン「いや、少なくとも消滅しただろう。」
あの一撃だ。最期のつぶやきが聞こえたって事は、あの大技を見て諦めがついたんだろう。大罪の力とソウルの力、そしてIS解除、元の姿に戻ったが、不思議と疲れがなかった。
ともかく、新たな力を手にしたし、『崩壊』の回収は出来た。後は、元の世界に帰るだけ、なんだが…………大丈夫だろうな?
ストリングス『っとと、それよりエデン。この狭間の世界の崩壊が始まってます。急いで脱出を!』
エデン「そうだった。無事に元の世界に帰れるといいんだが。」
【マイティディメンションX!】
【ガッシャット!!キメワザ!!】
【マイティクリティカルヴァロータ!!】
その場から立ち去り、元の世界に戻った……………………っと思ったら、雰囲気からしてISの世界に迷い込んでしまった。
いや、なんでさ?いくら何でもさぁ、元の世界に帰れると思ったら、何故にここに戻って…………いや違うか。浩而がいた世界とは全く違う。だったら、また並行世界のISの世界って事か。
ハァ、そりゃあねえだろ。って、ん?
ストリングス『エデン、如何やら私達……囲まれたようです。』
エデン「……抑止力、じゃなさそうだな。」
雰囲気からして似ているが、奴らとは違う気がする。囲んだのは精々十数人ってところか。
「ようやく見つけたぞ、異物。いや、癌細胞。」
エデン「……異物?いや、なるほど。確かに、『原作』にとっては僕が癌細胞である事には間違いねえな。」
「随分と余裕そうだな、この数を見ても。」
エデン「それより名乗ったらどうだ?それとも、そんな礼儀すら知らねえほどの組織か?」
「俺達か?俺達はクォーツァ。歴史の管理者だ。」
クォーツァー…………、ユニバース・フェスティバル…………。なんかそれによぎったけど、置いておくとするか。
エデン「だとしたら、随分と遅いご登場だな?お前達がもっと早く介入すれば、ここまで事態が広がらずに済んだ話じゃねえのか?」
「ああ、特にお前だけは早い段階で消すべきだった。俺の落ち度だったことには変わりない。だから、責任もって俺直々に相手になってやろう。」
『BARLCKX!!』
「…………変身!」
『RIDER TIME!』
『KAMEN RIDER BARLCKX!!』
仮面ライダーバールクス、Black、Black RXの力を持った、平成ライダーの天敵と言うべきか。
エデン「…………けどもう遅い。お前如きに止められると思うのなら、訂正した方がいいぞ?」
バールクス「何?」
エデン「もうお前ら如きでは止められないという事だ。今の僕は、『叛逆者』として覚醒しちまったからな。
常識を捨てな、テメェ等が相手になるのは、傲慢の大罪を継承した『世界の叛逆者』だって事をなぁ!!」
『ドゴォ!!』
バールクス「グッ!?」
普通の殴りをするだけでバールクスの奴は耐え切りながらもダメージを負ってる。けど、他のクォーツァーたちは風圧に耐えきれず吹っ飛んだ。
バールクス「こ、これが…………奴の…………!?」
エデン「さぁ始めようぜ?世界を元通りしたいなら、俺達を殺してみろ!!!!!!」
NEXT OF THE EPISODE
ってなわけで、これで本当の意味でふぷっちょさんとのコラボは終了しました。ふぷっちょさん、最後までお付き合いいただきありがとうございました!!
次回からは花蕾の『INFINITE・DESTROY』とコラボします!お楽しみに!