Subterranean Electron World -True Ending 灯火の希望- 作:深緑 風龍
ほぼ全ての世界が滅んでから数日、誰かがエデン達がいる祭壇に入ってきた。
「本当にこの場所で合っているんですか?」
「ああ、ここに奴らが眠っているはず。奴らを今の内に始末すれば、奴らだってようやく降伏するはず。」
「まさか、こんな大神殿が残っていたとは………。」
祭壇に入ってきたのは3名、しかも彼らは白いスーツを着込んでいることから、財団Xの者だと思われた。
彼等はすぐさま石化しているエデン達を発見するや否や、その場所に近づき、それを破壊した。
「………案外あっけないものだったな。」
「ああ、これで奴らの希望も消えるだろう。」
「さて、さっさと戻ってボスに報告するか。」
「その後打ち上げでも行くのか?」
「何言ってんだ、打ち上げは仕事を終えてからだ。」
「え~?私疲れちゃったよ~。」
「というか、一体どれだけの仕事ため込んでるの?」
「うるせぇな!!なんだってお前なんかに。」
「ふーん?ため込んでるんだ。」
「何なんだ!?さっきから俺を馬鹿にしてるのか!?………………って。」
「「「今の声誰!?」」」
エデン達の石像を壊し、戻ろうとした途端、如何いう訳か4人の声が聞こえ、財団Xの3人は警戒する。
「おい、ちゃんと破壊したはずだよな!?」
「ちゃんと見たぞ。」
「けど、この声一体………。」
「おいおい、円陣組まなくていいのか?そんなんじゃ………。」
『ドスッ!!』
「ゴファ!?」
「た、隊長───────」
『スパッ!』
「ひ、ヒィィィ!?」
突然の声と共に、1人は一突きで風穴を開けられ、しかも心臓も引き抜かれて絶命。もう1人は首が飛んで行き、そこから血を噴射しながら前のめりになって倒れ、頭が横たわっていた。
残った1人はこの惨劇に怯え、失禁してしまう。
「あー、この人おもらししたよ?」
「これは恥ずかしいよね?でも、こんなところで射精したらもっと恥ずかしいよね?」
「い、いやだ………、死にたくない………死にたくない!!!」
「大丈夫、貴方だけは、気持ちいい死に方をしてあげる。」
『パチンッ!』
「え?な、何で裸!?あ、あれ?な、なんか、い、イきそうになってくる………!!み、耳元から何かがッ!?//////」
「ウフフ、最期の射精……じっくり楽しんでね?バイバイ。」
「いやだ!?こんなところで、死にたくない!!死にたくなぁぁぁぁい!!!」
何度も何度も叫び続ける男を除き、扉が閉まる。そして、祭壇前の扉であかりを付けると、1人の少年と3人の少女が現れた。
言わずもがな、右から順に、エデン、フラン、こいし、イリヤが、財団Xの者たちが来る前に、既に目が覚めていたのだ。
エデンside
つうわけで、どうも。ようやくトゥルーエンディング編に入って内心ほっとしているエデンです。
良かった、外伝で忘れられるんじゃないかってヒヤヒヤしたよ全く。まぁ早速のメタイ話で済まないけど、この話は外伝から1巡年前の出来事で、作者である『深緑風龍』が亡くなってしまったことになってるけど、リアルだと生きてるからね?
ガチで死んでたら、外伝もこれも書いてなかったよ?絶対。
メタイ話はこれぐらいにして、僕達はあの財団Xを片付けた後、大神殿から出ようと思った。ただ………。
エデン「おいフラン、イリヤ。何だって絶頂魔法掛けたんだ?」
イリヤ「え?なんとなく?」
フラン「敗者に相応しいエンディングを見せてあげようかと。」
エデン「フラン、それはまだ早い。そしてなんとなくかよ。今頃彼奴、凄いことになってるぞ………。」
フラン「大量の精液を吐き出しながら?」
エデン「彼奴が射精しまくるのは勝手だ。けど、そうなった場合誰が処分すると思う?」
フラン「え?それは勿論………。」
フラン&こいし&イリヤ「「「エデンよ。/お兄ちゃんだ。」」」
エデン「僕かよ!?嫌だよあのクソ野郎の精液とか飲みたくねえよ!?」
イリヤ「私だって飲みたくないもん。お兄ちゃんの精液じゃないと満足できないし。」
フラン「百歩譲って未来お兄ちゃんの精液でもいいけどね。」
こいし「お兄ちゃんは、やっぱり私達の精液?」
エデン「それ以外あるなら未来のもだろうな。」
というか、溜まってんのか僕ら。まぁ、ずっと封印されて眠ってたし、仕方ないか……。それにしても、どれくらいの年月が経ったんだろう………。
そこが一番気がかりなんだが……。
エデン「取り敢えず、外に出よう。こんなところに居ても仕方ないし。」
フラン「そうだね。今どうなってるのか知っておかないと。」
エデン「あとリリカの捜索もしないと駄目だしな……。けど外に出て、状況を見ないと。」
んで案の定、外に出てみたら滅んでました。いや、正しくはこの星はまだ生きてはいるし、あの隠れ家がある星は無事だけど、殆どの世界が滅んでる………。
エデン「………………予想はしてたが、これ程とはな。」
こいし「………………世界が、滅んじゃったの?」
エデン「少なくとも、そうだな。けど、『希望の灯火の町』はまだある。」
イリヤ「分かるの?」
エデン「ああ、精神世界で0から修行したおかげでな。身体がちょっと鈍った程度だが、これぐらい取り戻せる。」
とは言え関係ない。僕達が起きた以上、これ以上の被害を加える訳にはいかないんだよ。キーラ、イリアス、僕達が眠ってる間、随分と好き勝手にしてくれたな。
まだお前達の下にはいかないが、この礼はいつか必ず返してやるから、その場所で首を洗って待ってろ……!
エデン「ともかく、まずは町に戻ろう。其処から今の状況を知らないと、次の行動に出られないしな。」
こいし「そうだね。」
フラン「その前に、自分たちの身体に異変がないか見ておかないと。」
エデン「それもそうか。『
まずは自分たちの肉体に変化はないか見ようと、人間大の鏡を投影し、まずは自分自身の体つきを見た。
相変わらず身長はこのままだったが、髪の色に変化があった。前まではアクアマリン一色だけだったが、右から順に金、白銀、アクアマリンのグラデーションに変色していて、目の色は『幻想の指輪』を付けた頃と全く変わらない虹色の右瞳と空色の左瞳。
他にも変化があるかと聞かれたら、……内面的なものかも。
フラン「どう?」
エデン「髪の色だけ変わっただけだな。」
フラン「そう?私は、身長伸びて、ガルッチみたいな翼になったことかな?」
フランがそう言うと、確かに、一対の枝に七色の結晶がぶら下ったような特殊な翼が、今では僕と同じような翼に変化していた。
一方でこいしの方をみると、僕と同じ身長まで伸び、あとたゆんたゆんのおっぱいもさらに大きくなってる………気がする。
イリヤの方も同様に身長も伸び、少しだけべっぴんさんになって来ていたが、まだ幼さを感じた。
皆外見は変わったけど、一番変わったのは、多分内面だろうな。まぁその辺は、おいおい語られるとして。
エデン「そろそろ行こうか。」
こいし「戻ったら久々にお兄ちゃんとセックスしたいなぁ。」
エデン「おいこいし、この状況の中でもそれ言えるのか?」
こいし「性欲には、勝てなかったよ……。」
………若干こいしの性欲が昂ってるのは、僕の気のせいでいいんだよな?まぁともかく、行くとするか。
sidechange
ダークルッチside
………どうやら、エデン達は目覚めて最後の砦に向かってるようだね。安心した。
ダークルッチ「イリアス、エデン達が目覚めました。」
イリアス「そう。石化のままの方がやりやすかったのですが、それでは勝利したとは言えませんしね。っと、キーラ様が戻ってきました。」
ん?あの姿は確か、リリカだったか?だが、中身はキーラなのは確かのようだな。
キーラ『今戻りました。』
ダークルッチ「その身体如何した?」
キーラ『ほとんどの者を『スピリット』化させた後、『座』にいたリリカ・アイモーネの肉体を乗っ取り、ここに戻ってきたのです。
簡単に乗っ取れたのは誤算でしたが、まぁ良しとしましょう。』
ダークルッチ「そうか。」
イリアス「ではそろそろ創造しましょう、我らの世界を。」
ダークルッチ「他の世界と星々の事はいいのか?」
イリアス「たかが蠅が集ってるような物なんて興味ありません。」
ダークルッチ「いや、そこは片付けろよ。それで慢心したから、ルカと魔王アリスに負けたんだろ?」
イリアス「シャラップ!!今回はちゃんと対策してるから問題ありませーん!!」
ダークルッチ「はぁ、僕は知りませんよ。」
キーラ『………さて、此方はダーズを迎え撃つ準備をしましょうか。』
『闇と混沌の化身 ダーズ』。思えば、有翼人が滅ぶ要因になったのは、『光の化身 キーラ』と『闇と混沌の化身 ダーズ』が戦争を始めた時だった。
そもそも、有翼人が生まれたのは、彼等のおかげとも言えるもので、滅びるまでは『キーラ教』、『ダーズ教』のどちらかの宗教に入っていて、『無宗教』の有翼人は稀にしかいなかった。
今となっては、彼等の事を知ることは出来ないが………。エデン達が有翼人の歴史を深く掘り下げてみれば、知るかもしれないね。
それが栄光ある真実のものか、それとも残酷な真実があるのか………こればかりは調べないと分からないけどね。
ダークルッチ「ねぇ、ホントに何もしなくていいの?」
イリアス「何ですか、私のやり方に不満でも?」
ダークルッチ「ありまくりです。慢心はよくありません、やるからには徹底的に仕留めることが先決です。
それをしなかったせいで、幾度の主人公たちと敵対した者たちが苦渋を味わうことになったのか。ピサロとか殺生院キアラを見習ってください。前者は主人公の村に来て、偽物とはいえど、仕留めようとしてましたし、後者は主人公である藤丸立香の殺害に成功してますよ?
にもかかわらず、貴方方は───────」
キーラ『ちょっと待て。貴方方って、私も含まれるのですか?』
ダークルッチ「当たり前です!もう一度言いますけど、仕留める時はちゃんと仕留める!!ガルッチだってちゃんとやってるというのに、少しは───────」
イリアス「………そうはいいますが───────」
ダークルッチ「黙りなさい。」
イリアス「あ、はい。ごめんなさい……。」
キーラ『どうして私まで………。』
ダークルッチ「あまりふざけてやっていたら、僕は堂々と裏切りますからね?それが嫌でしたら、ちゃんと仕留める為の策をたてる!!いいですね!?」
イリアス&キーラ「『…………。』」
ダークルッチ「返事!!!」
イリアス&キーラ「『は、はい。』」
ダークルッチ「よろしい。それでは失礼します。」
ホントに、調子に乗ったら負けフラグだって、何で学習しないのかな………。まぁあくまで、僕はエデンと戦い、この下らない戦いに終止符を討てるなら、あとはどうだっていい。
正直、闇創造王神として、もう疲れてきたんだし。
キーラ『私達、何故闇創造王神に説教されたのだろうか………。』
イリアス「彼は私の保護者でしたっけ?」
ダークルッチ「聞こえてるぞ!!!」
sidechange
エデンside
『希望の灯火の町』に帰って来るや否や、ほぼ全員の住民たちが僕達を出迎えてくれたようで、ちょっとドン引きしていた。
お前ら、そんなに僕達を待ってたのか……。普通忘れるだろ………。
ゴジラ『まぁ、エデンの親父たちがなんかしたんだろうよ。』
ニャルさん『あり得そう………。』
『ドドドドドドドドド!!!!!!!!』
な、何だこの地響き!?なんかこっちに来てんのか!?
束「ガルちゃぁぁぁぁぁああああああああああああああん!!!!!!!!」
エデン「………壁創造。」
『ゴーン………。』
束「あぁぁうぅぅ………、相変わらずの塩対応……。流石ガルちゃん……、腕をあげてきたね………。」
エデン「伊達に精神世界で修行してるだけだと思うなよ?」
こいし「それより如何したの?」
束「そうだった!!!ガルちゃん、フランちゃん達も来て!!」
フラン「え?ちょ、ちょっと突然すぎない!?ねぇ!?」
一体何なんだ?束が真剣になるなんて………。
~自宅の大広間にて………~
エデン「ハァ!?『時空の賢者』だけでなく、風龍さんも亡くなった!?」
嘘だろお前、作者の風龍まで殺されるなんて想定外だぞ……!?あ、メタイ話とかはノーカンで。
ぶっちゃけて言うと、封印が解けて亡くなったことはマジで知らなかったから。
黎斗「………それで、その風龍から、エデンに希望を託すために、今私がデータ解析して改良しているガシャットを束に渡した。
とはいえ、作者の奴……!!私の知らない不正のガシャットを持っていたとはぁ………!!」
フラン「黎斗は相変わらずだね………。」
貴利矢「あ、そうそう。エデン、黎斗が開発したガシャットがあるぞ。」
貴利矢から渡されたのは、カラーリングは白、基盤部分はクリアグリーンのガシャットで、タイトルには『マッチレスクリエイターVRZ』と書かれていて、VRを付けた男性の横にはエグゼイドカラーのマイティとゲンムカラーのマイティ、後ろには干将莫邪をもって男の背中に立つエミヤの姿が描かれていた。
黎斗「それは私が君の為に作った最新のガシャット、『マッチレスクリエイターVRZ』だ。
このゲームは、文字通り『ゲームそのものを作るゲーム』!!君だけでなく、エミヤ君達の投影魔術を参考にして、『マイティクリエイターVRX』を強化させたのがそれだぁ!!
『ゴッドマキシマムマッチレスZ』には劣るが、それでも強力であることには変わりなぁい……!!」
エデン「凄いけど、結局はVRの世界じゃないと意味ないんじゃ───────」
黎斗「だぐぁ!!その心配はぬぁい……!君自身が『インフィニティ・ストーン』になってくれたおかげで、現実でも使えるようにした!!」
「全く、彼の才能は呆れるぐらいに驚いた………。」
エデン「サノス!?」
サノス「まさか、彼のような人間が『インフィニティ・ストーン』をデータ化させて、そのガシャットに入れ込むとは思わなかったからな………。」
如何やらサノスの方は無事だったようだが、一つ疑問があった。サノスが付けていたはずのガントレットがなかった。
エデン「サノス、ガントレットはどうしたんだ?」
サノス「娘に託した。君の血で出来た『イリュージョン・ストーン』を宿した『インフィニティ・ガントレット』をな。」
エデン「マジか。その子達は?」
サノス「………行方不明だ。」
エデン「………悪い。」
サノス「因みに、私も遂に孫が出来たようだ。」
エデン「サノスがジジイって、違和感しかねえな………。けど、黎斗。このガシャットの中にあるインフィニティ・ストーンは何なんだ?」
黎斗「全部だ。」
エデン「マジで?」
貴利矢「マジで。」
サノス「彼の才能凄まじいな……。」
僕も思う。マジで黎斗が味方でよかったって思ったよ。スペース、ソウル、リアリティ、マインド、パワー、タイム全部のインフィニティ・ストーンをデータ化してこのガシャットに入れるって、もうほんとに神の才能じゃないと無理なんじゃねえの?
黎斗「改良終わったぁぁぁぁあああああ!!!ヴァーッハッハッハッハッハッハ!!!」
貴利矢「うるせぇ!!」
黎斗「(・8・)」
エデン「なぁ束、黎斗は何のガシャットを改良したんだ?」
束「あれ?風龍が持ってた切り札であり、『機械仕掛けの神』とも言える物。名は『オーターズノベルZ』。小説の中では最強とも言えるガシャットよ。」
エデン「何でだ?」
黎斗「決まっているぅ……。このガシャットのゲームジャンルは、『ノベルゲーム』!!つまり、小説であれば、このガシャットの使用者は物語を思うがままにできるぅ………!!」
とぅあとぅえばぁ、こぉぉんなこともぉぉぉ………!!
っておい!?地の文乗っ取られたぞ!?
黎斗「他にも色々できるから試してみるといい……。神の恵みを有難く受け取れェェェェェェェ!!!」
貴利矢「しっかし、このガシャットの基盤………俺には見えないんだが。」
黎斗「誰も彼もが使える訳ではない。どうやら、作者はエデンだけでなく、改良できる私にも使えるようにしたのだろうが、本命はエデンだろうな。
大切に扱ってくれ。」
エデン「分かった。」
もう一つのガシャットを手にし、眺めてみる。ベースカラーはスプリンググリーン、クリアパールの基盤に、万年筆とインク瓶、そして白紙の分厚い本が描かれている。
そしてタイトルには『オーターズノベルZ』と書かれていた。
エデン「帰還祝いって奴か。」
黎斗「そう言う事だ。さて、君達が戻ってきたことだし、そろそろ『騎士団』の会議を始めようか。」
エデン「分かった。」
どれぐらいの騎士団が気がかりだし、存命している世界、『アナザー・インフィニティ・ストーン』の居所も知っておかなくては………。
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序之部ed曲 鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST 2期ed 『LET IT OUT』