「私だけ見せるとか超理不尽です!先に貴方のを見せてくださいよッ!」
そういった彼女はどこか焦りを含んだ顔で、けれどそんな顔も可愛かった。
たしかに、女性ばかり脱がせて男が脱がないというのも変な話だろう。
そう思い、初めは上着とシャツを脱ぐ。
「へぇ…◾️◾️って結構体鍛えてるんですね」
まぁ、僕のようなレベル0の無能力者は、喧嘩に巻き込まれた際に能力を使って自衛することができない。
なので体を鍛えていないとスキルアウトなどの柄の悪い輩の良い餌になってしまう。
それに、最愛がレベル4の大能力者ということにも体を鍛え始めた理由がある。
「え、私が超振り回すからそれについていこうと体を超鍛えたんですか?」
いや、それもあるが少しだけ違う。
なんといえばいいか、僕は、最愛と釣り合うような人間になりたかった。
「私と釣り合うように?」
僕たちが住んでいる学園都市の中で、能力というのは分かりやすい基準だ。
レベルが高いほどにみんなから羨ましがられ、時にはレベルの高い人に崇拝じみた感情を持つ人もいる。
そんななかでレベル4の大能力者と無能力者が親友というのは中々世間の目が辛いものがある。僕の自意識過剰かもしれないが。
だから彼女に釣り合うように、彼女の側にいても胸が張れるような存在になるために。体を鍛えることに努力は惜しまなかった。
「ふふっ、やっぱり◾️◾️は超変わってますね。そんなことをしなくても私と貴方は超親友です」
あぁ、いや、間違えました。
と言い直す最愛。
そして僕の耳元にそっと顔を近づけてきて、
「私たちは超恋人でしたね」
なんて甘い声でボソリと呟いた。
あぁ、どうして彼女はこんなにもあざといのか。
本当に彼女は小悪魔だ。
そして、ばっと僕から離れた最愛は自身の顔を手で仰ぎ始めた。
「あぁ、いや、ほら、話が脱線してしまいました。早く下も脱いじゃってくださいよ」
あ、あぁ、そうだった。そういえば服を脱いでいる最中だった。
僕はズボンに手をかけて、ゆっくりと脱いでいく。
ズボンを完全に脱ぎ終わった後、僕のパンツには大きなテントが張っていた。
「どうしてそんなに大きくしているんですか!?変態です!超変態です!」
股間に最愛の視線が突き刺さる。
やめてください、興奮してしまいます。
…だって、ねぇ。大好きな人と恋人になって、熱いキスをして、彼女が興奮していることも最愛のパンツを見て理解してしまっているのだ。それはもうめちゃくちゃ興奮している。
「ま、まぁ、いいです。ほら、は、早く超脱いじゃってください!ハリーハリーッ!」
そういった彼女の視線は僕の股間に固定されていて。
視線を隠すことなく、息を荒くしている。
だからパンツに手をかけ、ゆっくり下に下ろしていく。
「……うわぁ……」
亀頭が見え、カリ首が見え始めた辺りで一息にパンツを下ろす。
自慢できるほど大きいわけではないが僕の息子はそれなりに大きい。
日本人の平均サイズよりも数センチ大きいくらいだろうか。
そうして彼女から漏れた声は呆れたようなものではなく、感嘆の声だろうか。
顔が少し赤くなり、吐息も少しだけ荒くなっている。
「男のちんこなんて初めて見ましたけど、超エグい形してるんですね…」
ちんこ、その言葉が彼女の口から出てきた時にまた一段と息子の硬さが増す。
それに初めて見た、ということは彼女もこういった行為は初めてなのだろう。その事がとても嬉しくて、また一段と硬さが増す。
「えっ、ちょ、超待ってください。なんでこの少しの間で更に超硬くしているんですか!?変態ですか!」
そうです。超変態です。
それを真顔で言ってみれば困ったような顔になる。
「え、え〜、そんなこと真顔で言われても超困りますよ。…ま、いいです。
こういった行為は初めてなので何をすればいいか分からないんですけど、どうすればいいんですか?」
ちなみに僕も初めてだ。頭の中で何度もシミュレーションをした事があるが本番は初めてである。
だからどうすればいいか、なんて分からない。でも、初めは僕の息子に慣れてもらうべきだろうか。
そう言えば最愛は少しだけ嬉しそうな顔になる。
「◾️◾️も初めてなんですか。相手が超好きな人でこういった行為が出来るというのはこんなにも嬉しい事なんですね。
…さてと、じゃあちょっと触りますね」
なんて言って、ふっふっふと笑い、手をワキワキとさせながら近づいてくるのは照れ隠しだろうか。
そうやって息子に触れてきた彼女の手の感触はとても柔らかくて、暖かかった。
「こんな形してるんですねぇ。最初は怖いと思ってましたが、なんだか超可愛く思えてきました」
そうやって亀頭や裏筋、竿を撫でるように触ってきて、早漏というわけではないが既に果てそうになっていた。
「えっと、なんだか超ビクビクしてきましたけど、もしかして……」
そうやってこちらの顔を見上げてきた最愛に頷く。
はぁ、とため息を一つ。
「超了解です。でも、もう少しだけ我慢してください」
そう言いながら彼女は少しずつ顔を息子に近づけていき……
「……んっ」
肉棒を口に咥えた。
えっ、と驚く隙もなく快感が頭に突き抜けていく。
「んっ…ふぅ………れろ……」
温かい口の中で舌で舐めまわされていく。鈴口や亀頭、裏筋などを重点的に。
そして先程までの行為でもう果てそうだったのに。こんなに激しいフェラをされて我慢できるはずもない。
しかし、最後までギリギリ残っていた理性が口の中で射精することを押し留めてくれる。
我慢できている間に顔を離そうと最愛の頭を手で引き剥がそうするが、がしっと僕の腰を両腕で抱きしめ、離さないとばかりに強く体を固定してくる。
そして荒い息を放ちながら僕の息子から口を離す。
「んっ……はぁ…はぁ……別にいいですよ。口の中に出しても…」
そう言った彼女はまた肉棒を咥え込む。
先程よりも激しく舐め回し始めた行為に耐えれる訳もなく。
最愛の口の中で射精する。
「……んぅ…っ!……んっ…んっ………」
蛇口を勢いよく回した時のように、勢いよく射精する。
いつもの自慰行為よりも多く出た精子を最愛は口の中で受け止め、飲み込んでいく。
そうして全ての精子を飲み込んだのか、ゆっくりと肉棒から口を離していく。
肉棒には彼女の唾液がねっとりと付いていて、テラテラと輝いていた。
「…ふぅ……どんな味なんだろう、と思ってましたが超不味いですね。飲めたもんじゃないです」
そう言った彼女は苦いものを飲んだとは思えないような顔で、ニコニコとしていた。
でも、と付け加える。
「これが貴方の精子だと思うと嫌にならないのが超不思議ですね」
なんて言われてしまうと、無理に精子を飲んだことを追求できなくなる。
自分の精子が飲み込まれていく感覚というのは少しむず痒いものではあったが、嬉しくないといえば嘘になる。
「でも男の人の射精ってこんなに長いもんなんですね。もっと短いものだと思ってました」
たしかに。今回の射精は我ながら長かった気がする
……あぁ、そういえば最後に自慰行為をしたのはいつだっただろうか。
最愛を家に招き始めてからは彼女に匂いなどで不快な思いをさせないようにと思い、自慰行為を控えていたのだ。
だから久しぶりの射精はとても気持ちよかったし、長くなったのだろう。
「あぁ、超納得しました。でもそんなに我慢しなくてもいいですよ。私は気にしないのでじゃんじゃんオナニーしちゃってください」
あぁ、でも……、と続けて、
「……私が抜いてあげるのでオナニーは超我慢してください、なんてのは流石にダメですかね」
とボソリ。
あぁ、そんなことを言われてしまうと……また我慢できそうにない。
ガシッと最愛の肩を掴み、一言。
セックスをしよう。
「……ふぇっ……あ、まぁ、い、いいですよ。でもそソファーの上で処女は散らしたくないですし。
ベッドに行きましょうか。私を運んでください、王子様?」
なんて冗談気にソファーに横になる最愛。
承知いたしました、と冗談っぽく答えてみせれば最愛はふふっと笑う。
彼女の膝の下と腰の下に腕を回し、よいしょっと持ち上げる。
僕の体が鍛えてあるから、とういうのもあるだろうが、めちゃめちゃ軽い。
「えっと……重くないですか?」
なんて恥ずかし気に聞いてくる彼女に、羽のようだ、と答えれば「なんですかそれ」とにこやかに笑う。
やっぱり最愛は超可愛い。
超可愛い