最愛キャリー・・・・・・着替え、コンドーム3箱
麦野キャリー・・・・・・着替え、本2冊
滝壺リュック・・・・・・着替え(ピンクジャージのみ)、お菓子(バナナ)、小型の人をダメにするクッション
フレンダリュック・・・・着替え、大量のお菓子、UNO、トランプ、ジェンガ、人生ゲーム、etc…
きっとこんな感じ。
学園都市『内』の話です。そういうものだと思って読んでください。
この話はもしかしたらサブタイトルを変えるかもしれません。
旅館。
読んで字のごとく旅の館。全国各地に多くあり、観光スポットなどには特に旅館が多い。
宿泊料がちょっとお高い所もあるが、それ相応に料理や温泉などが充実しているからだろう。
仕事や学業で疲れた体をじっくりと休ませるためには最適な場所であり、温泉で『ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁぁ…』と声を出しゆっくりと浸かる。至高である。
そんな素敵な場所だからこそ、福引きの一等賞などに大きく書かれているのかもしれない。
✴︎ オリ主 ✴︎
とある雲ひとつない。綺麗な青空が広がる土曜日。
大きな木造の旅館前に立つ5人組。僕、最愛、沈利、フレンダ、滝壺さん。
それぞれが夢や希望を詰め込んだキャリーやリュックを背負い……フレンダのリュックが異常に大きい気がする。なんであんなにパンパンなんだろうか。所々リュックから窮屈そうに顔を出しているボードゲームの箱の角のようなものは見て見ぬ振りをする。
更にどうして滝壺さんは今日もピンクジャージなのか。前回の花見の時もそうだったけど、間違えて着て来てしまったのだろうか。やはり天然か。分からない。
まぁ、フレンダの気持ちはよく分かる。温泉旅館と聞いてテンションが上がらないはずもない。
僕も昨日は楽しみすぎてずっと目が冴えて寝ることができなかった。遠足前の小学生みたいだと笑われるかもしれない。けれど、子供心って大事だと思うんだ。
「いやー、運が超良かったですね。まさか福引で温泉旅館一泊が当たるなんて」
「結局、丁度5人分のチケットが当たるなんておかしいって訳よ。■■の能力とかじゃないの?」
いやいや、残念なことに僕は無能力者。学園都市で少し珍しい何の能力も持っていない人間だ。
そんな都合の良い能力は持っていない。
「まぁ、超気にしないでいいですよ。誰かの能力かなんて知りませんが、久しぶりの旅行なんですし超楽しみましょう」
「そ、そうだな。ひ、久し振りの■■との旅行なんだし。楽しまなきゃ損だよな」
「………あれれぇ?どうして麦野はそんなにワクワクしてるのぉ?昨日は全く寝れてなかったみたいだし、部屋からずっと『■■、いく!■■ッ!』ってずっと喘ぎ声が…むぎゅ!」
まるで蛇のようにフレンダの首に腕を通す麦野さ……沈利。やっぱりずっと麦野さんって言っていたから名前で言うのは言いづらい。恥ずかしいっていうのもあるけど。
「……………」
「あっあっ麦野ォ!?だめ!暴力は良くないと私は思う訳よ!!」
「忘れろ」
「ッ!?■■ッ!麦野の彼氏なんだから止めて!■■助けてぇ!」
やっぱり彼氏としては名前呼びが普通だろうし、恥ずかしがってて言えないなんて男が廃るってもんだ。
最愛の時はすんなり言えたんだけどなぁ。やっぱり年上か年下で言いにくさというのは変わるものなのだろうか。そういえばフレンダはすんなり呼び捨てに出来た。いや、フレンダだからだろうか。彼女の持ち前のフレンドリーさは目を見張るものがある。見習わないとな。
「無視は酷いって訳よ!滝壺でも絹旗でもいいから助けーーーーー」
「超自業自得です」「だいじょうぶ。私はそんなフレンダも応援している」
「……………忘れなさい」
「味方はいないって訳よぉぉぉおお!」
その日、とある温泉旅館の前で虚しい叫び声が響き渡った まる
✴︎
「おぉ、超いい感じの部屋じゃないですか。こういうのを風情があるって言うんですかね」
畳張りの和風の室内。学園都市の外にある実家は和室があったが、今のアパートは畳ではないため少し懐かしくなる。畳の独特の匂いを嗅ぐと心が安らぐ気がする。これが日本人の本能というやつか。
入口の反対側の壁は全て窓になっており、綺麗に整えられた緑の庭に、大人が4人程入れそうな広めの露天風呂が見える。
「………」
「ふーん。まぁいいんじゃない?」
白目を剥いたフレンダを引きずりながら麦野さ……沈利が呟く。
気付けばフレンダが引きずられていたのだから何かのドッキリかと思ってしまった。まぁ、どうせフレンダのことだ。要らぬことを言って怒らせてしまったのだろう。
「そういえば言うのを超忘れてましたけど、もう一部屋ありまして、3人と2人で別れないといけないんですよね。どうしますか?」
「……じゃあ、私とフレンダがもう一部屋に行く」
「……滝壺さん。いいんですか?」
「うん。いいよ。どんなことしたか教えてね」
「超了解しました。ではまた夜にこの部屋に集まってみんなで遊びましょう。どうせフレンダのリュックにそういうものが沢山入っているでしょうし」
「うん」
トントン拍子で決まっていく部屋割り。そして滝壺さんにズルズルと引きずられていくフレンダ。
今更だが、僕って女子4人と旅行しているんだよな……しかもその中に彼女が2人。一年前の僕なら『小説かよ』と唾を吐いていただろう。不思議なことだ。
「夕食まで時間がありますし、とりあえず3人でお風呂に超入りましょうか」
「は!?一緒に入るの!?流石に恥ずかし過ぎるでしょ!」
「何甘えたこと言ってるんですか!こちとら恥ずかしいのを超我慢して薬局でコンドームを3箱も買ったんですよ!?レジ通す時のあの女店員!『こういう羞恥プレイなの?』じゃないですよ!窒素で殴ってやろうかと思いましたよっ!」
「わ、分かったよ。入ればいいんでしょ入れば……」
………ぜ ん ぶ き こ え て る よ 。
難聴系主人公になるまいと弛まぬ努力を重ねたこの地獄耳はどんな小さな音でも拾うことができる。
というか待って。コンドーム3箱?嘘でしょ?テクノブレイク待った無しなんですが。
「というか、この部屋ってすぐそこに露天風呂があるくせに更衣室がないんですね。ほら、じゃあ■■は超脱いじゃってくださいよ。私たちも後で超入るんで」
えぇ……彼女とは言え女子の前で全裸になるのか……。嫌だなぁ。恥ずかしいなぁ。
………ゾクゾクしちゃう。
「超キモいです。ほら、いいから脱いでくださいよ」
割と本気で恥ずかしいのだが、これ以上は怒られそうなので渋々服を脱いでいく。
上の服を脱ぎ終わり、ズボンに手を掛けた時、ふと麦……沈利の方を見る。
両手で顔を覆うように隠しているが、指と指の隙間から鋭い眼光が見えている。というか、見ないつもりなら僕の方から顔を逸らすはずだし。可愛いな。
最愛に至ってはガン見している。ただただジッと見つめている。
のろのろとズボンを脱ぎ、パンツに手を掛け一息にズラす。ボロン、と自慢の息子が姿を現わす。萎んだ状態で13センチ。日本人の勃起した後の平均が15センチとのことなので大きい部類に入るのではなかろうか。
最愛は見たことがあるためそんな大した反応はしていないが、沈利はずっと「ぉぉぉ……」と言っている。というか指と指の間が完全に開いている。隠す気ないだろう。
ちなみに沈利とは性的な事は全くしていないため、こんな反応になるのも仕方がないと思う。
「じゃあ、お風呂行ってくる」
「お、おぉ」
「超行ってらっしゃい」
自分のリュックから取り出したタオルを肩に掛け、窓を開け出て行く。やはり外に全裸はまだ肌寒くい。
少し硬くなっていた愚息は萎れてしまった。
「絹旗、お前あんなのとやったのか?」
「人間って超不思議ですよね。意外となんとかなるんですよ……いけそうですか?」
「まぁ、な、なんとかする。これから付き合っていくんだし頑張るわよ」
「それでこそ麦野です。超安心してください、初めは私もサポートしますので」
「あぁ、頼む」
…………女性の友情って素敵だと思う。
男では決して出来ない美しさというか……とにかく素晴らしいものだ。
あんな彼女たちを僕が幸せにできるかなんて分からないが、必ず幸せにしてみよう。それが僕の義務だ。
✴︎
浴槽から少し離れたところにあるシャワーで体を洗い、恐る恐るお湯に足をつける。
思っていた以上に熱くなく、少しホッとする。熱い湯よりもぬるめのお湯の方が好きな自分には丁度いい。
少しずつ体全体をお湯に浸らせていき、
「ぁ゛ぁ゛ぁぁ゛ぁ………」
おっさんのような……否、おっさんでも出さないような汚い声が出てしまうが仕方のないことだ。気持ち良すぎるこのお風呂が悪い。
天然の石で作られた枠に背中を預ける。
空を見上げれば綺麗な青空が広がっており、お風呂に入りながら空を見上げられることの素晴らしさを知る。
そんなことを思っていた時、カラカラカラ……と窓が開く音がした。
音のした方向を見れば仁王だちした全裸の最愛に、胸を腕を使って隠しモジモジとした沈利。
靄がかかって見えにくいが、いつ見ても最愛のほんのり膨らんだ胸と綺麗なパイパンは美しいと思う。
沈利は大きく柔らかそうな胸を押さえつけ、隠しているのに胸を強調しているという矛盾を生み出す。不躾ながら下の方を見させてもらうが、綺麗に整えられた股間の毛に、ムチっとした情欲を唆られる太もも。沈利は足が太いのが気になっているそうだが、男の観点としては『最高』の一言に尽きる。
「ほら、背中を流してあげますから超来てください」
さっき体は洗ったんだけど……まぁ、いいか。
女子に体を洗われるなんて滅多に無いし、是非とも洗ってもらおう。
お湯から体を引き揚げ、最愛と沈利の前のバスチェアに座る。
「じゃあ体洗うから、大人しくしてなさいよ……」
やはり始めて男の体を洗うということで緊張しているのかロボットのようにギシギシと動く沈利。
……ん?なんで沈利は自分の胸にボディソープをーーー
「よっ」
「っ!?」
たぷん、と背中に押し付けられる柔らかな2つの物体。動かされるたびにグニュグニュと形を変えていく。気持ちが良すぎる。
これはもしかしなくてももしかするんだろうか。
「おっと、後ろは超向かないでくださいよ。超恥ずかしがってるんですから」
………………分かった。後ろは向かない。
ところでなんで最愛は僕の前にいるのだろうか。前くらいは自分で洗えるのだけど。
「まぁ、前は前でもここを洗おうかと思いまして」
などと言いながら僕の足の間にしゃがむ最愛。
あれ、もしかしてこれは……。
「今夜は麦野の初めてもするんです。超綺麗にするのは当たり前ですよ」
そんなことを言いながら自身の手にボディソープを付け、まるで手入れをするかのように股間に指を這わせていく最愛。
カリ首の下を重点的に、指の腹で撫でるように洗っていく。
「無いとは思いますけど、垢とかあると超ダメですからね。今回は手コキじゃなく、あくまで超綺麗にするだけです。間違っても射精なんてしないでくださいよ」
そんな殺生な…っ!背中におっぱい股間に手コキで射精しないなんてそれこそ失礼になってしまうじゃないか!
「何超馬鹿なこと言っているんですか。後で死ぬほどシてあげますから今は超我慢してください」
………はっ。麦野の初めて……コンドーム3箱……死ぬほどというか死ぬのでは。
そんな事を思っている間も背中のおっぱいは縦横無尽に動き、股間は玉のあたりを揉むように洗っている。
正直言って気持ちが良い。
そんな状態で、やはり射精したい欲を抑えることを抑える事は出来ず、ムクムクと大きくなって行く愚息。
「おっと、超大きくなってしましましたね。じゃあ今回はここまでにして私たちも体を洗ってお風呂に入りましょう」
えっ。
「そうだな」
えっ……えっ…。ここまで来て放置?本当に全部後で解放させるつもりなんですか?
それはそれで怖いんですけど。
「大丈夫ですよ、■■」
ポン、と肩に手を置いてボソリと一言。
「一緒に麦野をヒィヒィ言わせましょうね」
小悪魔的に微笑む最愛は、やっぱり超かわいい。
麦野メインの話にしようと心に誓ったのに……気付けば最愛メインになっている……なんてこった。
今回は早めに出来ましたが、次回のエロ回は時間がかかりそうです。
ほのぼのは早く書けるんですけどね。やっぱりR18作品なんだからエロもしっかり書かなければ。
感想評価待ってます。