フレンダちゃんの話し方ですが、超基本的には「訳ェ!」とつけてますが、主人公と一対一で話してる時はあまり使わないかもしれないです。原作も普通に超ペラペラでしたから。
最愛ちゃんの「超」の頻度が超おかしいだけです。
✴︎忘れてるかもしれない設定。
最愛には赤の菊『貴方を愛してます』
フレンダにはマリーゴールド『友情』
ギャップ。
他者が自分に抱いているイメージと異なる言動、又は内面を表すことである。
例えば、超渋い顔のおじさんが顔を赤く染め可愛い人形を抱いていたり、普段軽口ばかり叩くのに意外と勉強ができたり。
実際に相手をしてみると「おろ?」となるものである。
それを上手い具合に使うと異性に気にして貰える………かもしれない。
✴︎
フレンダに連れられて部屋の中を案内してもらう。
各1人に一部屋ずつと余り部屋が1つ、それにお風呂だったりキッチンだったり一般の一軒家と同じような感じだろうか。
部屋を案内されたといっても彼女たちの部屋の中まで見たわけではなく、『ここが誰々の部屋で〜』とドアに掛けられた名前が書いてあるプレートだけを案内されたような感じだ。
僕が居候させてもらうのが余り部屋のようで、10畳はあるであろう部屋を見ながら目ん玉をグルグルと回していた。住まわせてもらうのに文句は言いたくないがこんなに広くなくて良い。あと一畳でも大きければ泡を吹いて倒れていた。
「荷物も
部屋の中を見れば、確かに。我が家にあるべきはずの荷物が
ベッドも、布団も、いつも勉強していた小さな机も、本棚も、お気に入りの
ちなみにエッチな本は紐で丁寧に縛られて、その上にマッチが置いてある。燃やせ、という意味なのだろう。
しかもお尻だったりSMだったりほんの少し特殊な性癖なものが多分に含まれていた。健全な本のカバーをつけて隠したり、タンスの中のズボンの内側などに隠していたのだが……これが執念か。正直怖い。
いや、でもここにあるのはあくまで一部。他に隠しているものはまだ見つかってはーーーー!
「あ、一応言っとくけど。ここに残ってるのはあくまで見せしめで、それ以外は麦野の的当てになった訳よ。塵1つ残らないのは流石に可哀想だったかも……?」
さらりと述べられた衝撃の真実。膝から力が抜けてしまい、尻餅をついてしまう。
目からは涙が滲み、喉は詰まったかのように掠れた声しか出ない。
「え、えぇ……?」
何故、どうして。そんな簡単な疑問だけが頭を埋め尽くす。答えは既に出ているのに心が理解してくれない。
彼女達からすればこんなもの唾棄すべき汚物なのだろう。
しかし、しかし!
あのエロ本は彼女がいなかった時の青春で……思い出で……恋人だったんだ…。
……けれど、これは受け入れなければいけないのだろう。
紙ではなく人間の恋人が出来たのだから。
それでも、一度だけ『今までクソお世話になりました』と伝えたかった……ッ!
「……うん、なんかその、ごめんって訳よ」
無様ポタポタと涙を流す僕の頭を優しく撫でてくれるフレンダ。
まるで赤子をあやすように。優しく抱きしめてくれた。
「また、買い直せばいいから。新しい思い出、作っていけばいいって訳よ」
……いや、今が丁度良い決別だったっんだ。
最愛達をエロ本の代わりなんて馬鹿な事は言わない。彼女達と新しい思い出を作っていこう。
僕はそうやって柔らかなフレンダの胸の中で決意した。
久し振りに涙を流しスッキリした。
時計を見れば午後8時。
楽しみのお風呂タイムである。
ちなみに元々最愛以外は入浴済みとのこと。最愛はいつ入るのだろうか。
そのため、当たり前だがお湯も、彼女達が入った後の残り湯である。
だからどうしたという話だが僕は全く気にしていない。至極どうでも良い。風呂に入る順番だとか残り湯がどうとか、あぁ、本当に、全く、関係ない。
だから今手元にある空の2リットルのペットボトルも偶然手にしただけだし、先程泣いた影響か喉がとっても乾いていてうっかりお風呂のお湯を飲んでしまうかもしれない。けれどそれはあくまで偶然であって僕の意識は介入していない。つまり無意識である。なので偶然的な何かが起きても僕は全然悪くない。むしろお風呂が悪い。もっと言えば残り湯が悪い。更に更に言えば僕より先に入った彼女達が悪い。
そう考えてからの行動は早く、かなり広い脱衣所で服を脱ぎ、風呂場への扉を開ける。
そこには4人くらいが足を伸ばして入っても余裕があるほどの浴槽があった。どこかの古びたアパートの浴槽と無意識に比べてしまい膝が笑い始めるが関係ない。
とりあえず心を無にして浴槽に張ってあるお湯に口を付け、掃除機のように吸い始める。
「じゅるるるるるるるるるるるるるる『あ、お湯は張り替えてるので超安心して入ってください』ごっふぁ!?」
意識外からの最愛の言葉。
思わず吸引していたお湯でむせてしまったが、ギリギリで浴槽に吐き出すことは避けれた。
そうか……これ、残り湯じゃなかったんだ……そっか………。いや、別に意識して飲んでた訳じゃ無いし。無意識だし……。
でも、これが優しさってやつなんだよな。うん。
『じゃ、超入りますね』
は?
浴室のドアを開け、なんとも無いように自然に入ってきた最愛。
愛する恋人の全裸を脳にインプットしようと目をかっ開いて見たが、
「残念ですが、水着です。でも超安心してください。■■の超超大好きなスク水ですよ。どうですか?」
ほっそりとした体にピッチリと張り付いたスク水。胸のポッチがとても気になる。流石に布の塊では無いだろう。
感想としては、控えめに言って射精しそうです。
というか、なんで僕がスク水が好きなのを知っているんだろうか?そういった趣味があることは口に出したことはなかったはず。
「■■の家を漁ってた時に見つけた薄い本ですね。海やプール物の薄い本のヒロインは大抵スク水着てましたから。超分かり易かったです」
そっか……。今は亡き彼女達を……。
鉄の棒の様に硬くなっていた息子がしなしなと萎えていく。
まるで僕の今の心のようだ……。
「? まぁいいです。ほら、怪我の状態が悪くなってもいけませんし、体洗いますよ。その為に超待ってたんですから」
なんて良い子。そういえばここに来たのはそういった手伝いをしてもらう為だった。
感謝……っ!
「じゃあ髪洗いますね。痒いところは超無いですか?」
流されるままオサレな容器に入ったシャンプーからシュコシュコと液を取り出し、髪に馴染ませていく。小さな手が気持ちが良い。
人に髪を洗ってもらうのは初めての経験で、不思議な感じはするが気持ち良い。
「あ、そういえば菊の花、嬉しかったです。超大事にしますね」
シャワーでシャンプーを洗い流していく。。
あぁ、そういえば花は無事だったのか。忘れていたわけでは無いけど、色々あって触れる時がなかった。
「はい。葉っぱが少し無くなったり、花びらが欠けたりしてましたけど、超些細なことです。■■が入院してた時に焦ったフレンダが泣きながら事情を話した時は嬉しいよりも心配が超勝りましたが」
……心配をおかけして申し訳ございませんでした。
でもあの時フレンダを突き飛ばしたのは我ながらよくやったと思う。2人とも生きてて良かった。
「本当ですよ…もう二度と、あんなことしないでください」
うん、善処します。
「後、追っかけますよ?」
そうならないように、全力で善処します。
「……まぁ、いいです。私達はなんだかんだで強い能力持ってますし、超守っちゃいます。
大往生しかさせるつもりはないので超覚悟をしてください」
それはとても頼もしい。
ダメ人間化しそうな気もするが、それはそれでありなのかもしれない。
彼女達と一緒にいられるなら。
「ふふっ。超愛してますよ、■■」
耳元で発せられた声に脳が溶けそうになる。
チラリと横目で最愛を見ると、顔を赤く染め上げて猛烈に照れていた。
「慣れないことはするもんじゃ無いですね。ほらっ。体も洗っちゃいますよ。超湯冷めします」
ありがとう。けどまた硬く勃起したんだけど、期待しても良いやつだったり?
「残念ながら
友人の成長を喜ぶような笑顔を前に、僕のちんちん慰めてください、なんて馬鹿なことは言えず。
黙って体をゴシゴシと洗われるのだった。大変気持ちよかったです。
✴︎
自室に戻り、ベッドに腰をかける。とても柔らかくて腰が想像以上に腰が沈み驚く。
体が温かく、程よく疲れている状態でベッドも良い。時間も丁度良いし、眠気はあまり無いがもう寝てしまうのも良いかもしれない。
事故をして、入院をして、恋人達の家に住むなんて中々濃い数日だった。
そんな事を考えている時、コンコンと優しいノックが聞こえた。
「……ねぇ、■■。今入っても良い?」
声的に、フレンダか。
こんな夜分にどうしたのだろうか。良い子は寝る時間だというのに。
別に全裸で踊ったり自慰行為をしているわけでもないので、どうぞと返事をする。
「う、うん。その、失礼するって訳よ」
ドアを開けて入ってきたフレンダを見て思わず唖然とする。
寝巻きなのか薄い白のネグリジェを身に纏っていた。女性の寝巻き自体は最愛で見たことはあったがネグリジェは初めてだった。
ワンピースのようにヒラヒラとした服は自然と視線を誘う。白く細くしなやかな足がとても美しい。
「えっと、その、さ。少し話ししてもいいかな?」
恥ずかしそうに、顔をほんのり赤く染め、ベッドに腰掛けた僕の隣に座る。
お風呂から上がって少し時間は経っているはずなのに、甘い石鹸の香りがした。僕からはしないのに、謎である。
「……まず、■■から貰ったマリーゴールド。花言葉調べてみたって訳よ」
……あぁ、なるほど。
フレンダが何の話をしにきたのかが分かった。
「花言葉は友情で、■■からしたら私はきっとそういう風に見えてるって分かったし、知ってたって訳よ。
■■が私に対してそう思ってくれてるから気兼ねなく楽しめた訳だし」
彼女はきっと、あの病院での続きをしようとしているんだ。
「でも、私は違った。確かに初めは馬鹿な友達が出来たくらいにしか思ってなくて、絹旗が大人の階段を登ったんだなぁって他人事に思ってたって訳よ」
うん。僕
恋人の親友だなんて親しくなれるか怪しかった。けど、フレンダのコミュ力で仲良くなれたし、一緒に馬鹿をやれた。
とても、とても楽しかった。
「うん。私の想いは伝えるには早いかもしれない。けど、そのままにして蓋をするのは私らしく無いって訳よ」
すぅ、と吐いた息を吸い込んで僕の目を真っ直ぐに見つめる。
その顔つきはやはり何度か見た顔だ。
「……私は■■の事が好き。私と付き合ってください」
「喜んで」
即答だった。
「………えっ、ほ、本当に良いの?」
勿論。
「私めちゃめちゃ甘えると思うけど、本当に良いの!?」
甘えるだと?遠慮しないでばっちこいだ。
そもそも、告白を断る理由がない。僕もフレンダと居て楽しいし、笑うことができる。笑ったフレンダに惹かれていたのは事実だし。
確かに僕は彼女持ちではあるが、公認なのが大きすぎる。器の広すぎる最愛ちゃんまじ最愛。
「え、えっと、さ。その、あんまり実感ないけど付き合えた訳だし、だ、抱きしめて良い?」
上目遣いは僕に効く。
言われなくとも、そうしたい。
優しくフレンダの背中に腕を回し、ぎゅっと抱きしめれば少女らしい細さにドキドキする。
髪からはシャンプーの良い匂いもするし、正直たまらない。
「海に行った時も思ったけど、■■は男らしい良い体してる」
僕の背中に回った腕が肉体を確かめるように動く。あぁん、気持ちいい。
少しでも鍛えていた効果が出ているようで良かった。
でも、今のフレンダの言葉はおじさんのようだ。
「その例えは勘弁して欲しいって訳よ」
ふふっと笑いながら僕の目を見つめてくる。
そして、どちらが言う事もなく、そっと顔を近づけ目を閉じ、柔らかい口付けを交わす。
「……んっ…ふぅっ……」
距離感を確かめ合うような、触れ合うだけの軽いキス。
少し目を開けてフレンダを見ると、緊張しているのか長い睫毛が少し震えていた。
本当に、可愛いなぁ。
思わず撫でくりまわしたい気分をぐっと堪え、腰に回した腕に力を入れて更に抱き寄せる。
「んん!?」
気付けばお互いの舌が絡み合い、甘い吐息と唾液が流れ込んでくる
フレンダの小さな舌も可愛い。
「……ん……ふぅっ…ふぅ…」
より相手の舌に自分の舌を絡ませることを考えた濃厚なキス。
フレンダの唾液が自分に流れ込んでくるが嫌な感じは勿論しないし、むしろ甘さを感じてもっと欲しい。甘露甘露。
出来るだけ音を鳴らさないように鼻で息を吸う。キスしているのに相手がふんふん鼻息が荒いと嫌だろう、きっと。
「ん……ふぁ…ぁ…」
そろそろ息苦しくなってきたので、名残惜しがゆっくりと口を離す。お互いの口の間には銀の橋がかかる。
「……これで終わりって訳?」
挑発するようにこちらを上目遣いに見るフレンダが可愛くて、再度力強く抱きしめる。
金色のサラサラとした髪を優しく撫でればくすぐったそうに身をよじる。
その仕草が可愛くて、また抱きしめる。
「んむぅ、抱き合うの好きなの?」
めっちゃ好きぃ……。
小柄だから抱きしめれば体に収まって落ち着くし、暖かな体が安心させてくれる。
「その…私も嫌いじゃないけど……。で、その、さ。……今日はするの?」
キスをして、それ以上に何をするかなんて健全な少年をしている僕からすれば答えは1つしかない。
そう、セックスであるッ!
ムードも何もあったもんじゃないが、健全な青少年だからこそ声を大にして言いたい。
「ほんと、さっきまで良い雰囲気だったのに台無しって訳よ」
呆れたように笑うフレンダ。
でもこれが僕であり、僕とフレンダの関係だろう。
友人であり、親友であり、恋人である。欲張りセットである。
中途半端なところで終わってほんっっっとうに申し訳ないです。
エッチシーンが全然思い浮かばないのと忙しいので全然書けず、あまり長々と待たせるのも……という感じの投稿です。
必ず続きは書くので待っていただければと思います。