本編よりも番外編で先にやってしまう滝壺さん。本編では出番が少ないから是非もないよネ。
⚠️滝壺は馬面の嫁!手出しすんなっ!という方は回れ右のブラウザバック⚠️
学生編① 滝壺の場合
部活。
それは人生の中で一度は教師に無理やり所属させられるもの。
水泳や陸上などの体育系の部活があれば、美術や写真などの文科系の部活もある。
少し怖い先輩もいれば、少し優しい先輩がいたりして自身の交友関係は多少は広がるだろう。
中には部員が少ないのに何故か存続している部活があるが、あまり不思議に思ってはいけない。
✴︎ オリ主 ✴︎
セミが喧しく、溶けてしまいそうな真夏日が続く灼熱の夏。
普通は冷房が効いて涼しい筈の教室内は、節電云々扇風機すら付けられず殺人的な暑さになっている。教師が時折よろめき、汗でカツラがずれているのがいい証拠だ。
そして、最後の授業の終わりを知らせるチャイムが鳴り、みんなが大好きな放課後がやってきた。『帰りはカラオケに行こう』『図書室で勉強』なんて友人同士で集まって話し合っている。
僕も数人の仲のいい友人に話しかけられるが、残念ながら今日は部活があると断った。
『部活なんてサボればいいじゃない』と思うかもしれないが、頭の出来が悪い僕には部活に行って内申点を上げないといけない。
以前の数学のテストは100点中3点を叩き出してしまった。しかし、その点数を見ても何とも思わない辺り自分でも本当に危険だと思う。
一人暮らしで親にテストを見せなくて良かったと心から思った。(しかし後日親からメールで『何点だった?』と聞かれ『43点』と答えてしまった)
ひとまず課題用に教科書を数冊を黒色のリュックに雑に詰め込む。
授業の合間に密かに書き連ねていた作文用紙も忘れずにファイルに入れて持っていく。この作文用紙は自分の部活と関係するのだが、後ほど説明する。
リュックを背負い、人口密度が高く暑苦しい教室を出れば、教室に比べれば風通りが良く涼しい廊下。
廊下はテニスラケット入れを背負って走っていく女子生徒や、野球ボールを持った坊主の男子生徒など、これから部活だと分かる人が多い。
自分は今何も持っていないから、もしかしたら帰宅部だと思われるかもしれない。
そして、人の流れに逆らうように歩いていけば、学校の隅の、人が全く来ないような場所に着く。
ひっそりと存在している部屋の扉には『文芸部』と書かれた紙が貼ってある。
その扉を、躊躇いなく開ければいつも通り、部長の滝壺理后さんが机に寝そべるように椅子に座っていた。
この人は僕より一歳年上、つまりは高校三年生の先輩。
綺麗なおかっぱ風の髪型で、服装はみんなと同じように半袖のカッターシャツ。女性らしい白く綺麗な二の腕が柔らかそうだ。
能力はあまり詳しくは知らないが、能力者をどこまでも追える優れものだとか。能力者で溢れているこの学園都市での隠れんぼは彼女が最強だろう。
「今日も早いね」
「それはこっちのセリフですよ。すぐ教室出てここまで来てるのにいつ来てるんですか?」
「………さぁ?」
「………そうですか」
詳しく聞こうとしてもどうせ曖昧な答えで誤魔化されるだろうと、これ以上の追求は止めることにする。
窓が閉まっていて開けようかと思ったが、この部室は校舎の隅で陰にあり、丁度この季節には丁度いい涼しさになっているから開けなくても良いかと思った。逆に開けると熱風が入ってきそうだ。
ひとまず滝壺さんの隣の椅子に座ることにする。
「どっこいしょ」と座ると、パイプ椅子特有のキシッという音がした。
「■■は、何か良いの書けた?」
悲しい事に授業も聞き流しながら書いてたのに、全く書けなかったんですよね。
あのクソ暑い教室のせいだ。僕は悪く無い。
「だいじょうぶ、そんな■■も応援している」
唐突に説明をするが、今僕が所属しているのは文芸部。
主な活動といえばエッセイや物語を書き、それを時々コンクールに出してたりすること。
所属人数は驚きの2人。校則的に普通なら廃部なのだが、滝壺さんがレベル4ということで情けを貰っているような状態だ。僕はどこにでもいるレベル0の無能力者なので、滝壺さんが卒業した瞬間に廃部決定だろう。悲しいことだ。
「滝壺さんは何か良い作品は書けましたか?」
「今良いところまで出来たんだけど、どう書けば良いか分からないことがあって止まってる」
滝壺さんは読書が好きで、結構博識なのに知らないものがあることに驚く。私、気になります。
「じゃあ、何が分からないんですか?」
きっと、この質問が間違えていたのだ。ただただ聞き流せば良いものを、聞いてしまったばかりに。頭の悪い運命は動き始めた。
そして、滝壺さんは真剣な目をこちらに向けてーーー
「ちんこ」
そう、呟いた。
「は??????」
「やっぱり、知らないものは書けない」
ち、んこ?珍湖?珍子?鎮魂?もしかして男性全員に漏れなく付いているちんこ?
いや、いやいやいや。流石にそれはない。きっと聞き間違いに決まっている。
もう一度聞いてみよう。
「すいませんもう一度お願「ちんこ」 ……ち、ちなみにそれは男性に付いてる?」
「そう。だから■■……見せて?」
「いやいや、意味がわからないです。というかちんこを書かなきゃいけない小説って何なんですか?」
「官能小説?」
「なんで官能小説書いてるんですか?どうしても見たいんだったらネットで検索すればいいじゃないですかっ!」
「やっぱり生で見た方がしっかり書けるかなって」
「………」
「見せてくれないなら他の人に……」
「見せます」
どれだけちんこを見たいのか。私は不思議で堪らない。
だがしかし、他の有象無象の男の薄汚いちんこを見られるのなら、僕のちんこを見せた方が良いだろう。絶対に。
べ、別に校舎内で先輩にちんこを見せるこの状況に興奮してるんじゃ無いんだからねっ!勘違いしないでよねっ!
そうして、ジーッと見つめられる中、カチャカチャとベルトを外し、ゆっくりとズボンを下ろし、少しテントを設営したパンツをゆっくり下ろす。
ボロン、と。
その瞬間、やはり蒸れていたのか、我ながら臭いと思うレベルの熱気を出す我が息子。
しかし、そんな匂いはどうということはないのか、ただただジッと見つめる滝壺さん。
「あの、文章にするなら早くしてくれません?恥ずかし過ぎるんですけど」
「ん」
僕のちんこをチラチラと見ながら作文用紙にスラスラと文字を書いていく滝壺さん。
しかし、数十秒経った時、急にムッとした顔をしたこちらを向く。
「あまり初めと形を変えないでほしい。大きくして」
………悲しいかな。僕には視姦+放置プレイで興奮するような属性はなかったようだ。
初めは元気いっぱいだった我が息子は今や元気を無くしてしまい、枯れ木のように萎れてしまっていた。
「すいません。今日はもう元気がないみたいです」
「…………なら、勃たせる」
は?????
柔らかく、少しひんやりとした手が息子を包み込む。
ゆっくりと擦り上げられるその柔らかな刺激に、ムクムクと元気を取り戻していく。
「このまま、手でする描写を書くから動かないで」
シュッシュッ。初めてで力加減が分からないのか。握るその手に力はなく、普通の状況ならばあまり興奮はしないのだろうがここは学校。人があまり来ない校舎の隅の部屋だといってもあくまで学校なのだ。その背徳感が射精感を込み上げさせる。
数秒か、数分か、数十分か。押し上げるような射精感を感じ、射精まで秒読みといったその時。
ピタリ、と。滝壺さんは気持ちの良い手の運動をやめてしまう。
「手コキのシーンは書けたから、次は…………本番」
「……えっ、いや、ちょっと待ってください、滝壺さん。流石にそれはまずいです。ここ学校ですよ?自宅ならともかくこんな部室で本番は流石に危ないんじゃないかとーーー」
「よいしょっ」
いつのまにか制服を脱いでいた滝壺さん。そして出てきたのはセクシーなピンクのブラジャーに、お揃いなのかピンクのパンツ。
たわわに実った大きなぱいを支えるブラジャーのホックが外され、重力に従ってブルンッ!と現れる綺麗なおっぱい。
控えめにピンと立つ美しい乳首は、まるで母性の塊のよう。
「よいしょ」
見とれている内に降ろされたパンツ。
そして現れたのは綺麗に形を整えられた毛に、純潔を守るようにピタリと閉ざされた性器。
またもそれを呆然と見つめてしまい、ハッとした時には滝壺さんが目の前まで来て、僕のちんこに手を触れており自身の性器に導こうとしていた。
「いや本当に待ってください!本当に本番をするつもりなんですか!?手コキまでさせておいて変な事言いますけど、こういうのっもっと状況を考えてやるべきなんですよ。だからっ」
「うるさい、■■」
「んっ!?」
気付けば、視界一杯に滝壺さんの顔が広がっていた。
僕の唇は滝壺さんの柔らかな唇に無理やり重ねられていた。要は、キスをされていた。
数秒か、数分か。長い間互いの息を交換していたように思う。
その間に滝壺さんから舌を入れられ、それを受け入れたような記憶もあるが、定かではない。
それほどまでに、僕の脳は何も考えることができていなかった。
ゆっくりと離れていく唇を惜しいとは思うが口には出さない。
そして、その唇がゆっくりと開き、言葉を発した。
「なんとも思ってない人に、こんなことしない」
顔を真っ赤に染めた滝壺さん。
その顔の赤さは緊張か、照れか、高揚か、それとも少しずつ上がっていくこの部屋の温度のせいか。
「■■は、どう?」
どう、なのだろうか。
悲しいことに僕の人生に彼女なんていう崇高な存在がいたことはなく。数度、顔のない可愛い誰かに告白されるところを想像するが、そんなことあるわけないと返事をする想像をしないでいた。
けれど、これは現実だ。
今更、これを夢だと、暑さが見せた蜃気楼なんて馬鹿げた現実逃避はしない。しっかりと滝壺さんの気持ちを受け止め、熟考し、答えを弾き出す。
だから僕は、滝壺さんの返事に、敢えて質問に返すことにする。
「僕は、滝壺さんの事をこれから愛します。滝壺さんは、僕に愛されてくれますか?」
この言葉を聞いた時、滝壺さんはしばらく呆然とした。
けれど、それも数秒のことで。
「もちろん。私はそんな■■を応援している」
花が咲いたような、美しい笑顔を浮かべた。
「だから、本番をする」
「えっ」
ギュッと、我が息子が逃がさないとばかりに握られる。
そして滝壺さん自身の手で、滝壺さんへの性器に誘われクチュリと膣穴に触れる。
「んっ」
ほんの少し、ヌルリとした感触は気のせいではない。
滝壺さんは、既に濡れている。
ゆっくりとズププッと膣の中に入っていく光景をただただ眺めるしかない自分が恥ずかしく思う。
けれど、もしここで手を出していらない事をすれば滝壺さんを傷付けてしまうかもしれない。これが自分自身への言い訳と分かっていながらも、何もできない。
そして、更にほんの少し入ったところで何か、壁にぶつかるような感触。まだ亀頭しか入っていないのに子宮の訳がない。これはこきっと、処女膜なのだろう。
それを理解しているのか滝壺さんはピタリと動きを止めてしまう。
結合部をジッと見つめていたその視線をこちらの顔に移し、形の良い唇が言葉を発した。
「ここから先は、■■の番」
……大事な役割を担う事になった。まるで爆発寸前の爆弾l目の前にあるような緊張感。
けれど、彼女にとって一生に一度の経験。
不安しかないが、任せられたのだ。
「ありがとう、滝壺さん」
柔らかな体をギュッと抱きしめ、柔らかな胸をカッターシャツ越しに感じ、そして。
早くもなく、ゆっくりでもない。自分なりに適切だと思う速さで、処女膜を貫いた。
痛いのか、こちらを強く抱きしめてくる滝壺さんが愛おしい。
「……大丈夫、動いていいよ」
その言葉を聞いて、少しだけ安心した。
滝壺さんの身を案じたという意味もあるが、僕自身も限界を迎えようとしていた。
ただただ滝壺さんの膣内がとんでもなく気持ちがいいのだ。
時折ギュッと握りしめるような温かく包容力のある膣。
ずっとこうしていたいと思えるほどの謎の安心感があった。
初めてのセックスで、どう腰を動かしたら良いかわからず、今の僕を客観的に見れば犬のようにカクカクと腰を動かしている事だろう。
今童貞を卒業したやつに腰使いを要求しないでほしい。そこまでの余裕がないし体力もない。
「んっ……ふぅ……はっ……はっ……」
嬉しい事に滝壺さんも感じてくれているのか、ずっと下を向いていてどんな顔をしているかわからないが色っぽい吐息が聞こえる。
僕の腰に巻きつくように抱きしめられた腕への力が少しずつ増していく。
滝壺さんも感じているこの状況が嬉しくて、つい、パァン!と勢いよく挿入をしてしまう。
「んぁああああぁ!…はぁ…そこは…ぁ……奥だから……もっとゆっくり、お願い……」
悲鳴のような嬌声を出した瞬間、勢いよく顔を上げる。その顔は蒸れたトマトのように真っ赤で、絡み合う視線の先の瞳は泣く前の子供のように潤っていた。
でも、そうか。ここが奥……つまりは子宮なのか。
あの声だと他を突いた時よりも感じるようだしもう少し狙って腰を動かそう。
そんな悪戯心を出した悪ガキのような思考が奏を成したのか。
「あぁあぁぁ!んぅ……はぁ…っ!はぁ…ぁあああん!」
いつも静かで天然な滝壺さんのとは思えないほどの乱れよう。
そんな滝壺さんを愛しいと思う僕は、随分と彼女に入れ込んでしまったようだ。なんてちょろい男。
そして、新しい滝壺さんの一面を見れた今回のセックスも終わりが近づいてきた。
ずっと我慢していた精子がもう我慢できそうにないのだ。
それでも中で出すわけにはいかない。離すのが惜しいが、ここは離れて射精しよう。
腰のピストン運動を止めて、ゆっくりと離れようとしたその時。
ガシッ。勢いよく腰を掴まれた。
「えっ」
滝壺さんの顔を見れば悪戯が成功したような笑みを浮かべながら、僕の耳元でボソリ、と一言。
「中出し、してもいいよ」
「あっ」
その言葉に対し、ずっと我慢していた何かが、はち切れた。
溜まっていた精子を勢い良く放出する。しかも僕の腰を掴む腕がグイッと更に滝壺さんに近寄せられ、子宮に鈴口が丁度キスをするように。
止めようと思っても止められない。
長い長い射精の最中、何度か膣内がビクビクと震えていたのは滝壺さんも絶頂したのか。そうなのかどうかは分からない。分からないが、こちらをじっと見つめる滝壺さんの顔は、あまり詳しくは言えないがとても誰かに見せられるようなものではなかった。
長い間女性器の中に入っていたちんこをズルッと出せばゴポリと精液が溢れてくる。
その光景を見て、責任は絶対取ろう。そう心に誓った。
✴︎ ✴︎
色々な後処理を済ませ、火照った体が冷め始めた時。
ふと、気になった質問をした。
「そういえば、どんな官能小説を書いていたんですか?」
性行為をした後にする質問ではないと思うが、この行為をしたきっかけなのだ。
とても気になる。
「はい」
スッと渡された作文用紙には女性らしい、少し丸い綺麗な字が書き連ねてある。
まずはタイトルから読もうと、一行目に3文字分空けてある場所を見る。
そこには、『ちんこくんとまんこちゃんの仲良しセックス』。そう書いてあった。
あぁ、そういえば。この人、天然だったなぁ。
呆然としている僕を首を傾げながら見る滝壺さんを傍目に、そう思うのだった。
そんなところも可愛いのだが。
最愛なる人のエロシーンを読んでくれた方はわかると思うんですけど、作者はエロシーンを書くのが苦手です。普通喘ぎ声なんてもっと誇張して書くのでしょうけど、演技っぽいなぁ、と思ってしまうんですよね。
こういうのを書くのには向いてないのかもそれませんね(今更感)