※この作品はR-18です。

【2025.9.5コミック発売】異世界で淫魔師ハレム【完結】   作:ドン・ドナシアン

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1014 ファミリーの洗礼─脱衣場にて

 すでにじんわりと流れている汗を感じ取りながら、ロクサーヌは生まれたまんまの姿で視線を泳がせていた。

 ロクサーヌがみんなとともに、連れて来られたのはこの屋敷の地下にある大浴場に繋がる脱衣場だ。

 

 脱衣場といっても、それ自体がとても広く、また、浴槽が並ぶ浴室側とは壁による隔てがなく、お互いによく見える。

 ただし、透明の力場のようなものがあって、浴槽部側の湯気や湿気はこちらには流れ込まないようになっている仕掛けみたいだ。

 だから、ここからでも、この屋敷の豪華絢爛な浴室をよく眺めることができた。

 とにかく、驚いている。

 

 夕べは遅かったので、客室に置いてあった洗浄用の魔石を利用した魔道による身体の洗浄に留め、屋敷妖精に勧められたもののここを訪れなかったのだが、初めてやってきてびっくりしてしまった。

 まるで神々の宮殿の中にいるのかと思うような豪華で広い浴場だ。満々とお湯を称える浴槽は真ん中の大浴槽とそれを囲む四個の中浴槽の併せて五個の浴槽から成り、広い床には、身体を休めるための寝椅子やベンチなどが置かれていた、

 そして、なんといっても圧巻なのは、それぞれの浴槽に設置してある大理石の女神像だ。中心の大浴槽の真ん中に三体、周りの中浴槽に一体ずつの七体の像だ。

 これほどの大浴場は、カロリック大公宮はもちろん、どこの王宮にも存在しないのではないかと思った。

 

「あれっ?」

 

 だが、湯けむりに慣れて、女神像の姿が視認できるようになると、像が形作っている姿に、ロクサーヌは赤面してしまった。

 座って放尿をしている女神、犬のように四つん這いになって片脚をあげて放尿している像、乳首から放物線を描いて湯が迸っている像など、その姿がとても卑猥なのだ。

 

「ふふ、驚きました? ご主人様の趣味です。それに、ロクサーヌ様があたしたちの家族(ファミリー)になるなら、ここで可愛がってもらう機会も多いですよ。よく見てくださいね。寝椅子なんかには全部革ベルトとかついてますよねえ。あれもまた、ご主人様のご趣味のためのものですよ」

 

 声をかけてきたのは、コゼだ。

 そのコゼはすでに、服を脱ぎ終わっていて全裸だ。

 

「そ、そうなのですね」

 

「そうだな。そして、教えられたかもしれないが、この浴場は、シルキーのおかげで、一日中、綺麗なお湯が満々と湛えられている。夜中でも大丈夫だ。いつでもロウに抱かれたあとの身体を洗える」

 

 シャングリアも声をかけてきた。やはり、すでに服を脱ぎ終わっている。

 

「あっ、はい」

 

 ロクサーヌはとりあえず、頷いた。

 そして、ほかの女性たちも、ロクサーヌ同様にみんな全裸になっている。

 ロクサーヌは彼女たちの美しい肌や女らしい体形を目の当たりにして、言いようのない気恥ずかしさを覚えてしまっていた。

 

 自分の身体に自信がないわけではなかったが、ロウの女たちの身体は誰も彼も素晴らしい裸身だった。

 すべての女性は染みひとつない瑞々しい肌を保っており、胸も綺麗だ。

 スクルドやミランダやケイラ=ハイエルといった豊満な乳房の女性であっても、垂れている胸の女などひとりもおらず、張り具合、乳首への反り具合、丸みの深さから立体感まで、息を呑むほどに扇情的だ。

 また、彼女たちの引き締まった腰の括れやお尻の線もそれぞれに恰好いい。

 

 それに比べれば、さほどに大きくもないのに、垂れている自分の乳房や、鍛え方の足りない体形、幼い頃からのさまざまな仕打ちを通じて残った全身の痣や傷などは、ロクサーヌをとても惨めな気持ちにさせる。

 自分は、彼女たちのように強くもなければ、大した魔道を使えるわけでもない。

 カロリックの元大公とはいっても、名ばかりの治政者であり、しかも、タリオ公国の侵略で処刑されるのを恐れて、全てを捨ててルカリナとともに逃亡をしたような女だ。

 彼女たちの完璧な身体を前にしていると、その中途半端な自分という存在を改めて感じてしまう。

 

「脱いだな。よし、ルカリナとロクサーヌは縄を掛ける。他の者は手錠だ。終わった者から先に入れ」

 

 ロウが近くにやってきた。

 どきりとした。

 ロウもまた、完全な全裸だったのだ。

 しかも、股間には立派な男根がそそり勃っている。

 ロクサーヌは慌てて目を逸らす。

 すると、全員が集まってきた。

 

 とりあえず、いま浴場に一緒に来たのは、さっき広間に集まっていた者たちだ。

 ロクサーヌとルカリナのほかには、コゼ、シャングリア、エリカ、そして、スクルドとケイラ=ハイエル、ミランダだ。ミランダは、まだ仕事があるからと、拒もうとしていたが、ロウから強引に連れてこられていた。

 全員が裸だ。

 身体を隠すような布は、一枚も見当たらない。

 

「まずは、ルカリナとロクサーヌだ。ふたりとも来い」

 

「は、はい」

 

「はい」

 

 ふたりでロウの前に行き、両手を背中に回す。

 まずは、ルカリナに縄が掛けられ、ロクサーヌの隣で後手縛りになって、乳房の上下に縄が絞られた。

 あっという間だ。

 

「次はロクサーヌだ」

 

「お、お願いします……。んっ」

 

 後ろ手に回して水平にした両腕に縄がぐっとかかった。

 それだけで、ロクサーヌは恥ずかしい鼻息を鳴らしてしまい、顔を赤くしてしまう。

 

「敏感だな。縄酔いする方か?」

 

 ロウがさらに二の腕や胸周りに縄尻を伸ばしながらくすりと笑った。

 

「わ、わかりません……。あんっ」

 

 縄が上半身にかけられていき、要所で締めつけられる。

 そのたびに、身体の芯に得体の知れない疼きが走り、ロクサーヌは小さな声を出してしまう。

 我慢しようと思うのだが、縄を固く締めつけられることで、下腹部から全身に強い快感の波が迸って、どうしても声が出てしまうのだ。

 ロクサーヌは恥ずかしさに顔を俯かせたまま必死で歯を喰いしばった。

 

「敏感なのが恥ずかしいか?」

 

「は、はいっ、あっ、いえ……」

 

 ロクサーヌは首を横に振る。

 そのあいだも、ロクサーヌの裸身には縄が掛けられ続ける。

 

「すぐにやみつきになる。ロクサーヌには淫乱の素質があるな。縄が似合う」

 

 ロウが手を動かしながら耳元で言った。

 

「ひゃん」

 

 それがくすぐったくて、ロクサーヌは思わずびくりとなってしまった。

 いずれにしても、さっきまで丁寧な言葉使いをしていたロウが、ロクサーヌが愛人にしてくれと哀願した途端に、命令口調になった。

 よくわからないが、それもまた、ロクサーヌをどきどきさせる。

 そして、胸の下側にも縄がかかって、乳房が縄で突き出たようにされた。その縄尻が背中側で結ばれる。

 やはり、あっという間だ。

 

「ロクサーヌには、さらにおまけだ。最初はルカリナから俺の女にするからな。待っているあいだに、しっかりと股間を濡れすことができるように、もうひとつ特別な縄を追加してやろう」

 

 ロウが再び宙から縄を出した。

 それを二本折りにすると、ロクサーヌの胸に巻きついている縄に結び付ける。さらに垂直に伸ばして腰の括れに巻き付け、縄瘤を幾つか作ると、それを下降させて脚のあいだにくぐらせてきた。

 

「あっ」

 

 びっくりして、思わず、本能的に脚を閉じ合わせ縄を阻もうとしてしまった。

 しかし、そのときには縄瘤のついた縄が股に割り入ってしまっていた。さらにぎゅっと股間に喰い込んだ縄を手繰りあげられる。

 

「んんふうっ」

 

 敏感な局部を縄瘤に突き上げられて、ロクサーヌはぶるぶると身体を痙攣させてしまう。

 瞬時に作ったにしては、縄瘤はしっかりとロクサーヌのクリトリスと女芯に当たっていて、お尻を揺さぶって逃がそうと思っても縄瘤を逸らすことができない。それどころか、動くと縄瘤で刺激されて強い甘美感が身体を走り抜けてしまう。

 そして、いま、アナルにも大きめの縄瘤がぐいと埋め込まれた。

 

「あああっ」

 

 ロクサーヌは身体を伸びあがらせた。

 自分の身体のもっとも敏感な部分に縄瘤が喰い込み、そこからじわじわと甘い被虐感が込みあがてくる。

 つくづく、自分はマゾなのだと思ってしまった。

 

「気に入ったみたいだな。じゃあ、ルカリナとロクサーヌはそこで待ってろ。よし、じゃあ、先輩たちの番だ。順番に来い」

 

 ロウが愉しそうに笑う。

 ロクサーヌたちとロウの間に割り込むように、コゼが裸身を入れてきた。

 

「お願いします、ご主人様」

 

 そのコゼがロウに背を向けて手首を向ける。

 すると、すでにロウの手にはひと組の手枷があった。

 コゼの手首に短い鎖つきの枷が嵌められる。枷の材質はわからない。金属ではないが、革製という感じでもない。

 すると、ロクサーヌの前の前で、ロウがそのコゼの股間にすっと手を持っていった。

 

「んふうっ」

 

 手を股間に滑り込まれて、コゼががくんと膝を追って、ロウに身体を預けるような仕草をする。

 

「ほら、しっかり立て」

 

 ロウは愉しそうに笑いながら、コゼの股で手を動かす。見ているとかなり激しい。

 さらに、コゼに口づけをした。

 

「んんんんっ」

 

 やがて、コゼが全身を突っ張らせて身体をのけぞらせ、唇をロウと重ねたまま身体を痙攣させる。

 ロウがやっとコゼから手を離す。

 コゼはその場に跪いてしまった。

 

「はあ、はあ、はあ……。ご、ご主人様、あ、ありがとうございます……」

 

 コゼはしゃがみ込んだまま、肩で息をしている。

 いまのロウの愛撫で絶頂をしてしまったのは間違いないだろう。

 とにかく、ロクサーヌは唖然としてしまった。

 

「じゃあ、次はわたしだ」

 

 そして、シャングリア──。彼女にも後手に枷が嵌められる。

 すると、やはり、コゼのとき同様に、ロウがシャングリアの裸身のあちこちを触り始める。

 

「あっ、ああっ、ああっ」

 

 凛とした美人のシャングリアがたちまちの女の反応を示してよがり始める。

 その艶めかしい姿に、ロクサーヌは自分の心臓は激しく鼓動をするのを感じてしまった。

 

「ほら、もっと我慢しないか、シャングリア。敏感すぎるぞ」

 

「そ、そんなこと、い、言われても……。くあっ」

 

 ロウの手がシャングリアの全身のあちこちに触れるたびに、シャングリアは派手に反応をして裸身をくねらせる。

 あっという間にシャングリアの全身は真っ赤になり、かなりの汗が噴き出した。

 

「クグルスに合成させた媚薬だ。これを股間に入れてやろう。絶頂すると、それに反応して、殻が破けて中身の液体が飛び散る。とっびきりの痒み液が入っているから、それが嫌なら耐えることだ。一タルノスでやめてやる」

 

 ロウがシャングリア腰をがっしと掴んで、宙から親指の先ほどの小さな丸い球体のようなものを取り出した。それをシャングリアの股間に押し込んだのがわかった。

 

「くあっ、な、なんだ?」

 

 シャングリアの身体が前に折れ曲がる。

 

「締めつけ過ぎるのも気をつけろよ。敏感に作ってある。衝撃を与えると、やっぱり玉が破けて、痒み液が飛び散るぞ」

 

 ロウが股間を愛撫しつつ、さらにシャングリアの乳房に口をつけた。ねっとりと舐め始める。

 

「ああっ、な、舐めちゃだめえ──。んふううっ」

 

 シャングリアの身体ががくがくと揺れ始める。

 さらに、ロウの指がシャングリアのアナルに入った。

 食い入るように見入ってしまっていた自分に気がつき、慌てて視線を避ける。

 

「勝手に身を反らすな。しっかりと見ろ──。ルカリナもだ──」

 

 一瞬だけシャングリアから身体を離したロウがロクサーヌのお尻をぴしゃりと叩いた。

 

「ひゃん──。はいっ」

 

 強い痛みが走ったが、それよりもぞくそくとするような甘い疼きが全身を席捲する。

 ロクサーヌはじゅんとした愛汁を股縄に噴き出してしまったのを感じて、それを隠そうと股間を懸命に締めつける。

 ロウが再びシャングリアの身体を愛撫する。

 そして、コゼのときと同じように口づけを交わした。

 

「んんんんっ」

 

 シャングリアがロウの腕の中で身体を痙攣させた。

 達したようだ。

 

「あっ、うわっ」

 

 すると、シャングリアが身体を揺すって身悶えた。

 ロウが笑いながら身体を離す。

 

「玉が破けて、痒み剤がぶち撒かれたな。すぐに痒くなる。だが、我慢しろ──。ほら、次だ」

 

 シャングリアはロウからお尻を叩かれて、湯槽の方に追いやられる。

 そばでしゃがんだままだったコゼも一緒に行く。

 ふたりとも内股になって、足腰がおぼつかない感じて歩いていった。

 

「よし、エリカだ」

 

「は、はい。お、お願いします」

 

 次いでエリカ。ちょっと恥ずかしそうに胸と股間を手で隠していたが、大人しくロウの前で後手になる。

 すると、彼女の乳首と股間に指輪のようなものが嵌っているのが見えてしまった。

 あんなところに、もしかして、淫具?

 ロクサーヌはすぐに視線を泳がせる。

 すると、ロウの手が股間を割っている縦縄に伸びて、縄瘤を強く揺すられた。

 

「ひゃああっ、やんっ」

 

 ロクサーヌは思わず膝を折りかけた。

 

「目を逸らすなと言ったぞ、ロクサーヌ」

 

 またもや、ぱんとお尻を叩かれた。

 

「は、はい」

 

 慌てて身体を伸ばすとともに、しっかりと目を開ける。

 ロウがエリカへの本格的な愛撫を開始する。

 とはいっても、口づけをしたまま、エリカの両乳首と股間にある金属環のようなものを順番に軽く揺するだけだ。

 

「いいっ、いきますっ、いぎまずう──」

 

 そして、エリカがロウから口づけられている顔を左右に振って口を離すと、激しく身悶えさせた。

 

「おう、いけ」

 

 ロウがエリカの股間を手でしごきながら笑った。

 すると、エリカは成熟しきった太腿をぶるぶると震わせて、絶頂の仕草を示した。

 その色っぽさには、ロクサーヌも思わずたじろぎそうになった。

 

「んぐううっ」

 

 そして、派手なよがり声とともに、エリカが目の前で昇天する。

 

「さて、次は……」

 

 エリカを腕の中から解放したロウが残っている女たちを見る。

 そして、手を伸ばしてミランダの腕を掴んだ。

 

「あ、あたしは、いいって──」

 

 顔を引きつらせて逃げる素振りをするミランダだが、ロウのことを拒むことができないなにかがあるのか、あっという間に後手に手枷を嵌められて、ロウの愛撫を受けさせられる。

 

「んんんんっ──」

 

 やはり、あっという間に達して、その場に跪いてしまう。

 

「じゃあ、ゆっくりと浸かってろ、ミランダ。それと、特別な贈り物だ」

 

 そのミランダを支えて立ちあがらせたロウがミランダの腰をぽんと軽く叩いた。

 その瞬間、ミランダの眼が大きく見開いた。

 

「ひいいっ──。ロ、ロウ──。あ、悪趣味だよ、お前──」

 

 ミランダが腰を折り曲げて引きつった声で叫んだ。

 太腿がぴったりと密着されて、小刻みに震えている。

 

「な、なにを……?」

 

 あまりの不自然さに、ロクサーヌは思わず呟いた。

 すると、ロウがロクサーヌに向かって、白い歯を見せた。

 

「浴槽に浸かる前に、破裂寸前の尿意を送っただけだ。言っておくけど、俺の女になるということは、あらゆることを支配される。尿意も便意もだ。お前たちも覚えていけよ」

 

 ロウが笑いながら言った。

 ロクサーヌは自分の顔が引きつるのを感じた。

 そして、ミランダが無理矢理に、浴槽側に追いやられる。

 ミランダは涙目になりながらも、歯を喰いしばって、腰を屈めたまま、浴槽側に向かっていった。

 

「ふふふ、さすがはお兄ちゃん、みんなたじたじね。わたしのこともうんと苛めてね」

 

 今度はケイラ=ハイエルだ。

 彼女もまた、嬉しそうにロウによる後手手錠を受け入れた。さして、やはり目の前で愛撫を受けて絶頂した。

 

「ふあああっ、お兄ちゃん──。すごいいいっ──」

 

 最後にスクルド──。

 唖然とすることに、スクルドはロウの前にしゃがまさせられて、口で男根を頬張らされた。

 ロウはスクルドの髪を後ろから掴み、乱暴に顔を前後させる。

 そのあいだ、ロウは足の指でスクルドの股間を愛撫した。

 あまりもの粗雑な扱いに、ロクサーヌは身体が震えるほどの興奮を覚えた。

 

「んんんっ」

 

 やがて、同じように、スクルドもロクサーヌとルカリナの前で絶頂した。

 涙目のスクルドの顔がロウの股間から離される。

 しかし、スクルドは完全に雌の顔になっていた。夢遊病者のように足元がふらふらしているスクルドも湯槽側に追いたてられた。

 

「さて、じゃあ、まずは洗礼もおしまいだ。とにかく、これが俺たちファミリーだ。次はお前たちの番だな。さあ、中に行こう」

 

 やっとほかの女たちが浴槽側に立ち去ったことで、ロウがロクサーヌたちに声をかけた。

 だが、ロクサーヌは、すっかりと圧倒されて、精も魂も尽きたような気持ちになっていて、それに反応できない。

 喉も乾いた感じになり、いつの間にか肩で息もしていた。

 

「ふふ、ローヌ、濡れてる……。縄の色……」

 

 そのとき、後手縛りのままのルカリナがそっとロクサーヌの耳元に口を寄せてささやいた。

 はっとして、自分の股間に埋もれている縄に視線をやる。

 いつの間にか股間からあふれ出た愛液で太腿の内側はべっとりと濡れ、股縄が湿って色まで変わっている。

 恥ずかしさでかっと身体が熱くなる。

 

「よし、来い」

 

 ロウが左右の手でルカリナとロクサーヌの腕の縄を持つ。

 ぐいと前に引っ張られた。

 

「あっ」

 

 だが、その瞬間、縄瘤が大きく股間を抉ってロクサーヌはつんのめってしまった。股縄の刺激でぎゅっと下腹部が締め上げるような強い疼きが走ったのだ。

 

「あっ、お、お待ちください」

 

 ロクサーヌは腰を引いて、思わず哀願した。

 

「だめだ。全てを支配されると言っただろう。歩けないのを無理矢理に歩かされるのも調教だ。覚えておくといい、ロクサーヌ公」

 

 ロウに縄尻を引っ張られて浴槽に向かって進まされる。

 ロクサーヌは足を進めるたびに肉芯を疼かせる縄瘤に翻弄されながら、浴槽まで引きずるように連れてこられた。

 

「ほら、お湯をかけてやろう。ロクサーヌは次だ。そのまま待ってくれ」

 

 そして、強引に湯槽の中に入れさせられた。

 

「さて、じゃあ、折角の風呂だ。順番に洗ってやろう。まずは、ルカリナだな……。ミランダは順番になったら、小便をさせてやる。それまでミランダも待機だ」

 

 ミランダは中浴槽の横で辛そうに身体をしゃがませていたが、ロウの言葉にきっと鋭い視線を向けた。

 

「ひ、酷いよ……。せ、せめて、あたしから……」

 

「漏らすなよ。漏らせば、またお仕置きだ」

 

 ロウは愉しそうに笑うだけだ。

 とにかく、ロクサーヌは呆気にとられてしまった。

 

「さて、じゃあ、ルカリナ。俺の女になる時間だ。おいで……」

 

 ロウがルカリナをしゃがませたのは、ロクサーヌが浸かっている大浴槽の目の前だ。

 そばには肌を洗うためのオイルの瓶が並ぶトレイが寄せられていて、そのひとつをとって、ロウは自分の手のひらにのせ、縄のかかったルカリナの肌を手で洗いだす。

 

「んああああっ、ああっ」

 

 すると、これまで聞いたこともないような甘い声をあげてルカリナが大きく身体をよがらせた。

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