【2025.9.5コミック発売】異世界で淫魔師ハレム【完結】 作:ドン・ドナシアン
「あっ、ああっ──」
身体の下のミランダが悲鳴のような嬌声をあげる。
一郎が前戯としての全身への愛撫から、ミランダの中に怒張を挿入しての本格的な抽送に入ったのだ。
身体への愛撫のあいだは、ミランダをとことん追い詰めながらも、一度も絶頂させなかった。だからこそ、かなりの焦燥感の深みに陥ったに違いない。いまは、これまでとは反対に、手加減することなく、ミランダの膣にある赤いもやをこれでもかと怒張の先で擦り抉ってやっている。
肉体に響き渡る快美観の鋭さに、一郎の手管によがりながらも、まだ不貞腐れて怒っていた感じだったミランダが、あっという間に我を忘れたようになった。
「ああっ、ロ、ロウ──。いくっ、いくうよお──。いくよおおお──。ああん、もっと、もっとだよおお」
ミランダの小さな身体が寝椅子に上で踊っている。
ふたりきりのときには甘えた反応や声を見せるミランダだが、いまのようにほかの女の前で抱くときには、一線を外さない傾向のあるミランダなのだが、たまたま広い浴室の端に近い寝椅子に横にして犯しており、ほかの女たちとの距離が遠いことから、今日は甘えん坊モードになってしまったようだ。
一郎に犯されて放つ言葉に、一郎に媚びる甘い響きが混じっている。
「わ、わかっている。ここだろ? ここもいいだろ?」
一郎は一打一打ごとに、怒張で抉る場所や角度、そして、強さを変えながら、ミランダに備えさせないように、それでいて、最大の快感を与えるように怒張を抽送している。
早くも、ミランダは狂乱の兆しを見せるようになった。
ロクサーヌやルカリナを性支配するために準備した屋敷の大浴場における饗宴だ。
もともとは、最初くらいは、余人の眼のない寝室で抱くつもりだったが、中庭におけるラザニエルの乱入や、その直前におけるロクサーヌの反応などを観察し、やはり、他の女たちの目の前でルカリナもロクサーヌも抱くことにして、こうやって、ほかの女たちとともに、ロクサーヌたちを連れて浴室にやってきた。
そして、ルカリナは一番最初に抱いて、すでに性支配したが、ロクサーヌについてはまだだ。
また、ロクサーヌの性質も、だんだんと理解してきた。
“ロクサーヌ=カロリック
元カロリック大公
人間族、女
年齢16歳
ジョブ
巫女(使徒・半覚醒)
治政力(レベル22)
生命力:50
魔道力:40
経験人数:男1、女3
淫乱レベル:S
快感値:110
特殊能力
不確かな予知夢(半覚醒)”
内気であるが性に溺れやすい淫乱体質──。
受け身的であり、押しに弱い被虐癖──。
それでいて、侵略を受けて身の危険を感じると、全てを捨てて逃亡をする根性と度胸もあるのだ。
治政者が自分の命を守るために、部下を見捨てるというのは、一見褒められたことではないように思えるかもしれないけど、一郎はかなりの決断力がなければできないことだと思っている。
むしろ、危機に接して、身を守る最適の行動をとれるのは、乱世の治政者の器だ。
また、一郎が言えたことではないが、ステータスにおける「治政力」のジョブレベルもかなり高い。
ハロンドール王国に新たに組織したクラウディオ伯を中心とした諜報組織に集めさせた情報によれば、ロクサーヌは大公としては傀儡でほとんど実権を持ってなかったようだが、それにしては、かなりの能力だ。
外見ではわかりにくいが、芯も強いかもしれないというのは、クラウディオ伯が付け加えた評価だ。
もしかしたら、彼女の力を発揮する場と、優れた補佐役を得れば、ロクサーヌは治政者としては大成するのではないだろうか。
ステータスをはじめとして、彼女に接したうえでの勘などを勘案して、一郎自身が新米の独裁官でしかないのに生意気かもしれないが、一郎はそんな風に思いかけている。
だからこそ、ちょっと焦らしてやることにした。
このロクサーヌに、自分から一郎を求めさせてやろう。もしかしたら、それがなにかの切っ掛けになるかもしれない。
もともと、ロクサーヌが一郎の庇護を得るために、身体を開く意思であることはわかってた。
また、ロクサーヌと一緒にいるルカリナは、ロクサーヌの百合の恋人だろう。そんなものは一発でわかる。
しかも、ルカリナが責め役で、ロクサーヌは受けだ。
だから、ロクサーヌを堕とすのであれば、まずはルカリナを堕とせばいい。
あとは、黙っていても、ロクサーヌは、ルカリナとともにあることを望む。
だからこそ、ルカリナを抱いた後に、すぐにロクサーヌを抱かずに、ほかの女をあいだに入れることにしたのだ。
それはともかく、ロクサーヌのステータスには、おかしなものがある。
「使徒」「半覚醒」「不確かな予知夢」……。
なんだ、それ?
まあいい。
後で考えよう。
いまはミランダだ──。
戯れで作らせた透明厠で放尿姿を晒させたのは愛嬌だが、その結果、随分と怒っていた。
しかし、寝椅子に両手を拘束して、こうやって抱き始めると、だんだんとミランダも怒りを表に出せなくなってきた。
いまは後手手錠を外して、両手首を寝椅子の頭側に結んだだけの、比較的緩やかな拘束だが、すでに一郎を拒否したり、抗ったりする様子はない。
一郎の与える快感に、なすすべもなくよがるだけのドワフ女がいるだけだ。
「も、もうだめええっ」
ミランダが身体を弓なりにして叫ぶなり、自由な両脚を一郎の胴体に回してきた。
はっとした。
命の危険を感じた一郎は、とっさに粘性体を一郎の胴体とミランダの脚のあいだに発生させる。
程度な堅さを注ぎ、それを緩衝材にした。
「ああ、いぐうう──」
ミランダががくがくと身体を震わせて絶頂するとともに、これでもかと脚で一郎の身体を締めつけてきた。
一郎はミランダを激しく犯しながら、つっと背中に冷たいものが流れるのを感じた。
間一髪だった……。
危なかった……。
絶対の防護力を持つ粘性体を緩衝材としつつも、それでも一郎は胴体に圧迫感を覚えていた。
なんという力だ──。
いずれにしても、一郎は絶頂の波に包まれて、我を忘れたようになったミランダに対し、変わらず律動を続けた。
たったいま昇りつめたところから、また絶頂感を引きあげてやる。
これをすると、どんな女でも狂乱する。
もちろん、ミランダもだ。
「きゃううん──。ひゃああああっ」
連続で二度目の絶頂感に襲われたミランダが奇声をあげて悶える。
一郎は、Gスポットも、ポルチオも、これでもかと抉ってやる。
「ひあああああっ」
ミランダがまた絶頂する。
緩衝材にした粘性体の胴巻きにひびが入ったのかわかった。
またもや、馬鹿力を脚に加えてきたのだ。
急いで補強する。
「ミランダ、口だ──。顔を向けろ──」
律動しながら、ミランダの顔に口を寄せる。
ミランダが唇を突き出した。
その口に唇を重ねて、舌で口の中を愛撫してやる。
「んあああっ、んにゃあああ──」
口をづけをしながらミランダがまたもや果てた。
そこから、さらに次のエクスタシーの波に引きあげる。
「ああああっ、ああああっ」
ミランダが激しく裸身を痙攣させる。
一郎は最高の快感を送るために、子宮の入口を揺するとともに精を放つ。
ミランダの股間から潮が噴き出し、一郎の下半身とミランダの身体をびしょびしょに濡らしてしまう。
一郎は激しいミランダの姿に苦笑してしまった。
そして、ミランダの身体から完全に力が抜けた。
「可愛いぞ、ミランダ」
射精の余韻を熱いミランダの膣に一物を沈めたまま味わいながら、一郎は改めてミランダの顔を覗き込みながら言った。
ミランダは、汗まみれの顔をきょろきょろさせて、ここがほかの女たちもいる浴場であることを思いだしたのか、急に照れたような、悔しがるような、複雑な顔になった。
だが、すぐに頬に笑みが浮かぶ。
荒々しく息をしながら、一郎を下から見上げた。
「ばか……。可愛くなんてないよ。荒くれの男冒険者どもも怖がる元
ミランダも苦笑してささやく。
「なら、見る目がないんだろうさ、可愛い奥さん」
一郎はもう一度ミランダの口に唇を寄せた。
ミランダは、まだ整わない息を肩でしながら、覚めない絶頂の名残を味わうように、自ら一郎の唇に吸い付いてきた。
しばらく、舌と舌の感触を愉しんだ。
やがて、ミランダの舌が動かなくなったので、改めて見ると、ミランダは寝息を掻いていた。
一郎は、収納術で掛け物を取り出すと、両手を頭側に拘束したままのミランダの裸身にその掛け布を覆ってやった。
「ロ、ロウ──。た、頼む──。もうだめだ。許してくれ──」
すると、ロウの足元に転がるように、ひとりの後手拘束の裸身が飛び込んできた。
シャングリアだ。
全身が真っ赤になってびしょびしょに濡れているが、一郎はシャングリアの全身にあるのが湯に浸かってから濡れているのではなく、痒みを放置されて苦悶しているうちに流れた脂汗であることを知っている。
膣の中に痒み液をぶち撒かれたシャングリアは、まだ一度も湯槽の中に浸かってない。
湯で洗えば、痒みが収まるというものではないのだ。一郎の使う痒み液は湯で温めたりすれば、むしろ、痒みが増大する。
それがわかっているので、シャングリアは湯槽の外で必死に我慢していたのである。
「ああ、わかった。じゃあ、次はシャングリアだ。来い」
歯を喰いしばるようにして跪いているシャングリアの欲しい首に、亜空間から出した鎖付きの首輪を嵌める。
それを引っ張って浴場内を歩かせる。
向かったのは、大浴場だ。
ロクサーヌをはじめとして、ミランダとシルキーを除く全員の女がそこに集まっているのだ。
シャングリアへの責めは、そこで行うことに決めた。
これもまた、ロクサーヌの焦燥感を追い詰める材料だ。
「ど、どこに……?」
湯の中に連れ込まれようとすると、シャングリアが狼狽の声を出す。
その脚は内股であり、激しく擦り合わされている。
少しも我慢できないのだろう。
「いいから、来るんだ」
シャングリアにつけた首輪を引っ張って、じゃぶじゃぶと湯に入らせる。
大浴場には、真ん中に島のようになっている台があり、そこに獣人族の女神のモズ、魔族の女神のインドラ、クロノスの正妻のメティスが向かい合って座り放尿をしている像がある。そこから流れる湯が台の縁から浴槽に流れ続けているのだ。
シャングリアをそこにあがらせて、大きなインドラ像に首輪を括りつけた。
さらに、鎖を出して、シャングリアの背中をインドラ像に背中に密着して固定してしまう。
両腕は後手拘束のまま胴体ごと像に縛り、両脚も開かせて像に拘束する。
「さあ、シャングリア、じゃあ、もっと追い詰められてもらうか」
一郎はそう言うと、亜空間から新しい液剤を出して、それをシャングリアの正面に手で擦りつけていく。
もちろん、シャングリアが膣の中で放出されて苦しんでいる掻痒液と同じものだ。
「ああ、やめてくれっ、あああっ」
シャングリアが悲鳴をあげた。
構わずに、一郎はそれを胸の先端に塗りつける。
やわらかく揉むように乳首に入念に塗り込み、さらに、股間に加え、手を伸ばしてアナルにも塗っていく。
表面だけではない。
しっかりと、指で奥まで粘膜に染み込ませた。
「全員、眼を離すなよ。しっかりと見るんだ。眼を離した者は、浣腸をして上の厠で脱糞の罰だ。罰を受けたければ、眼を離していいけどね」
一郎は上を指さす。
丁度この像のある小島の上に、今日お披露目をした透明の厠があるのだ。
「ひっ」
「わっ」
「ええ?」
全員が慌てたように視線をシャングリアに向けた。
一郎は、股縄を施された脚を切なそうに摺り寄せているロクサーヌもまた、視線を向けているのを確認した。横にはルカリナだ。
相変わらず仲がよさそうだ。
「ああ、痒いい──。痒いいい──」
一方でシャングリアが暴れだした。
ただでさえ、痒みに襲われていたところに、新たに全身に塗布されたのだ。苦しさは数倍だろう。
しかも、膣の中は二度塗りということになる。
重ね塗りをすればするほど、痒みが拡大する掻痒液だ。
シャングリアは七転八倒することだろう。
「久しぶりにこれでいくか、シャングリア」
一郎は亜空間から柔らかい毛の刷毛を取り出した。
それで、シャングリアの首から肩にかけてをくすぐる。
「ひいいいっ」
シャングリアが絶叫して、全身を突っ張らせた。