【2025.9.5コミック発売】異世界で淫魔師ハレム【完結】 作:ドン・ドナシアン
「ふううっ」
マアは両腕と頭をテーブルに強く押さえつけられた状態で身動きできなくなっている。
また、浮きあがったマアの腰の下に入り込んでいる「男」はスカートの中に潜り込ませた指を無遠慮に動かしつつ、さらに下着の中に入り込ませてきた。
「はうっ」
電撃のような快感にマアは、声をあげてしまった。
「その防音の箱はいらないぞ。機能を停止しておいてくれ」
「男」がマアの亀裂に沿わせて指を動かし、強く弱くクリトリスを揉み動かしてきた。
「うっ……、くっ……」
その巧みな愛撫に声が漏れ出る。
だが、それよりも、マアは「男」の物言いにびっくりしてしまった。
防音の機能を停止する?
布一枚向こうには、モートレットだけでなく五人もの護衛の男がいるのに──?
「ロ、ロウ殿──。ここでは、それは……」
さすがに、マアはかすれた声で懇願した。
もちろん、こんなことをするのも、これほどに一瞬で女を追い詰める愛撫ができるのもロウだ。
レイプまがいの性交を仕掛けた相手がロウであることはすぐにわかった。
「なんだ。もうばれたのか」
腰の下にいるロウが笑いながら言った。
「そりゃあ、そうでしょう。わかりますよ」
「まあそうね」
エリカとコゼだ。
マアの両腕と頭を左右から押さえつけているのは、そのふたりみたいだ。
この女戦士ふたりに間接を固められてしまえば、非力なマアがなにもできないのは当然だ。
そして、正体がわかっても、そのふたりはマアを押えている力を緩めてくれない。
おかげでいまだに、顔を横に向けることもできない。
「よろしいのですか? 確実に声が向こうに洩れてしまいますけど?」
すると、別の声がした。
魔道遣いのスクルドである。
どうやら、ロウとともに襲い掛かってきた正体は、ロウのほかに、エリカ、コゼ、スクルドだったようだ。
おそらく、このテントの中へも、スクルドあたりの移動術の魔道で侵入したに違いない。
「問題ない。恥ずかしい声をたっぷりと外に聞かせてやろう。その代わりに、結界を張ってくれ。邪魔されないようにな」
ロウが指を股間の亀裂に滑り込ませてきた。
「おうっ」
マアはびくんと頭を伸ばすように動かしてしまった。
甘い衝撃が快感となって全身を駆け抜けていく。
「ま、待って、ロウ殿──。ここでは……」
「エルザが見合いをしようとしているというのはランから報告を受けた。でも、マアにも緊急通信用の魔道具を渡してあったはずだ。そんな大切な報告を怠って、見逃そうとしたのはいただけないな。だから、罰だ──。マアはここでレイプされる。その声を布の向こうの者たちに聞かれるんだ」
「えっ?」
驚いた。
もしかして、エルザの見合いのことを知って、乗り込んできた?
だが、マアからして、エルザが見合いを代償に政策を有力領主に呑み込ませようとしているなどを考えているのを知ったのはたったいまだ。
それなのに、もう──?
いや、そもそも、ロウたちは王都にいるはずだ。
移動術設備である「ゲート」を使ってやって来たのだろうか? しかし、そのゲートはテントの外の目の前にある。
マアがここに入ってから、外にあるゲートが作動した気配はなかったから、それよりも前にやって来たことになるはずだが……。
すると、ロウがすっとマアの股間から指を抜いた。
押えられていたエリカたちの手も離れる。
しかし、自由になったわけではない。
上半身全体が別のなにかによって、全体的にテーブルに押し付けられた。多分、ロウの能力のひとつである粘性体の術だと思う。
マアの身体は膝をやや曲げてテーブルに上半身を載せた状態で、改めて動けなくなってしまった。
「もしかして、俺たちがここに来たのが不思議か? ガドとラザに動いてもらっているイムドリスの門だ。王都以外では、ここを二番目に繋げてもらった。それが開設したのが少し前で、それでやってきたということだ。だが、エルザの見合いの直前に到着したのは偶然じゃないぞ。そんなお痛を考えているのは報告を受けていたから、それに合わせてやってきたということだ」
マアのお尻に顔を向けていると思うロウが言った。
「えっ、知っていた……?」
一緒にいたマアでも知らなかったのだ。
それをどうやって、事前に知ったというのだろう。
だが、すぐにはっとした。
ラン……。
もしかして……。
「あ、あのラン……。あなた……」
顔を押えられているので見えないがランがそこにいるのは知っている。
思わず、ランに声をかけていた。
「申し訳ありません。こちらのことについては日常的に王宮に報告をあげていました。エルザ様が釣書を取り寄せたことについても、そのときの話の流れで……」
ランが申し訳なさそうな口調で言った。
そういうことかと思った。
だが、ランが定期的に王都に報告をあげていたのは、エルザも知らなかっただろう。
いや、知っていたとしても、まさか、見合いの茶会のことまで報告されるとは夢にも思わなかったと思う。
だけど、考えてみれば、エルザの下で働くように命じられていたとしても、ランはエルザの部下ではない……。
それを忘れていた。
そして、さっきはすでにロウに報せたことをおくびにも出さなかった。ただの平民あがりの女政務官ではないということを改めて知った。
いずれにしても、ロウは知っていたのだ。
マアは苦笑してしまった。
「ランに文句は言うなよ。俺が乗り込む可能性を口止めしたのは俺だ。とにかく、エルザの見合いを見逃そうとしたおマアもお仕置きを受けてもらう。無論、主犯のエルザはもっと恥ずかしい目に遭わせる予定だけどね。どんな風にお仕置きをしようかと、いまでもうずうずしてるよ」
「そういうこと……。でも、ロウ殿も意地の悪いこと……。エルザのお茶目を阻止するんじゃなく、その場に乗り込んで罰を与えにくるなんてねえ」
マアはくすりと笑った。
だが、ロウらしいとも思った。
女に悪戯をする口実を見つけて、喜んで乗り込んできたのだろう。
黙っていたマアも、お仕置きの対象ということか……。
「観念したようだね、おマア。おマアの罰は、ここで犯される声を外に聞かれることだ。心配しなくても、そのままゲートで護衛たちと帰るのは勘弁してやる。帰りは、俺たちと一緒にイムドリス経由だ。俺の恋人のひとりであるおマアは、イムドリスに入る資格はある」
「お、お手柔らかにね」
「それはどうかな」
ロウが後ろで立ちあがったのがわかった。
背後からスカートがたくし上げられて、下着をお尻の下までずりおろされる。
すぐに、お反りの谷間に手を這わせて、その奥のアナルに指を滑り込ませてきた。
「あっ、いやっ」
驚いてしまって、思わず大きな声をあげてしまった。
慌てて口をつぐむ。
だが、ロウの指は容赦なく、マアのお尻の中で動き回る。
「んふっ、くうっ、ほっ──」
指に潤滑油でも塗っているのか、ぬるぬるとした感触とともに、お尻の中が無遠慮に擦られ続ける。
それがあまりにも気持ちよくて、マアは鼻息とともに、その場に崩れ落ちそうになった。
「マア様──。どうされました──?」
そのとき、布の外からモートレットがちょっと慌てたような怒鳴り声がした。
さすがに、これだけ騒いでいれば、気がつかないわけはない。スクルドが防音箱の効果を消したと思うが、そうでないとしても、もともと声は消しても、人の気配や声ではない物音が消せないのだ。
マアがここで襲われていることに気がつかれるのは時間の問題だったろう。
そして、モートレットに気づかれたということは、ほかの五人の護衛の男にも気づかれたということだ。
マアは焦った。
「だ、大丈夫よ、モートレット──。は、入ってはだめよ──。そこにいなさい──。ひあっ、ああっ」
急いで叫ぶ。
しかし、ロウの指はマアのお尻の中で動き続けるのだ。
口を開くと、どうしても嬌声も漏れ出てしまう。
マアは必死に口をつぐんだ。
「おマア様──。入りますよ──。あっ、どうして……?」
モートレットが布をはぐろうとしたのが布の仕切りを擦る音でわかった。
だが、開かないようだ。
困惑したモートレットの声がこちらにも響き伝わってくる。
「問題ありませんわ。たとえ、百人の兵が突破しようとしても、この中に誰も入ることはできませんわ」
スクルドがくすくすと笑ったのが聞こえた。
「俺たちの声は消してくれ、スクルド。だが、マアの声は消さなくていいぞ。これは懲罰だしね」
「すでに、そのようにしてありますわ、ご主人様」
ロウの指示に対して、スクルドが反応する。
「わかった……。じゃあ、遠慮はいらんぞ、おマア。存分に悶えてくれ」
ロウがマアのお尻に入っている指を鉤状に曲げてきた。
その指先でお尻の内側の粘膜を掻きまわされる。
「くふうっ」
大きな息とともに、またもや甘い声を出してしまった。
こんなに気持ちのいい愛撫に耐えるなど不可能だと思った。
立っているだけで必死だ。
とにかく、マアは腰を落としかけて、懸命に力を入れる。
「モートレットだけじゃなくて、五人の男も布の仕切りに張り付いているようだぞ。恥ずかしければ、声を我慢することだ」
ロウが指をお尻から指を抜く。
だが、すぐに両手で尻たぶを掴まれて思い切り左右に引っ張られた。
まさか……。
マアはテーブルの顔をつけたまま目を見開いていた。
次の瞬間、さっきまで指で蹂躙されていたお尻の穴にロウの怒張の先が当たったのがわかった。
「あっ、ま、待って──」
「なにを待つんだ、おマア?」
ロウはゆっくりと怒張をマアのアナルの中に押し進めてきた。
「くああっ」
息もできないような衝撃で、マアは腰を浮き上がらせた。
「マ、マア様──」
モートレットの声がまた響いた。
護衛の男たちのざわめく声もだ。
布一枚向こうに本当にいるみたいだ。
律動が始まる。
マアは必死に口を閉じる。
「おい、なんだ? なにやってんだ──?」
「まるで、あの音みてえだな」
すると、モートレット以外の護衛男たちの不審そうな声まで聞こえてきた。
さすがに羞恥でかっと身体が熱くなる。
だが、快感が大きすぎる。
抜かれて……。また貫かれて……。また抜かれ……。
我慢するなどやっぱりできない。
気がつくと、マアはあられもない声をかなりの大きさであげてしまっていた。
「あっ、ああっ、き、気持ちいい──。あああっっ」
「その年でも随分といやらしい声だな、おマア。さすがは俺の恋人のひとりだ。最後はおまんこに精を注いでやろう。そのびしょびしょのおまんこにね」
ロウが一度アナルから男根を抜く。
すぐにお尻の下を通って、その怒張がマアの股間を貫く。
「ふあああっ」
完膚なきまでの喜悦で四肢を討ち抜かれる。
抽送が始まるとさらに桁違いの快感が襲いかかる。
角度、強さ、擦る場所、勢い──。
そのすべてが凄まじい──。
「ああっ、おおっ、ほおおっ」
一気に絶頂まで飛翔してしまった。
それに合わせるように、ロウがマアの股間の奥に熱い精を迸ったのを感じた。