【2025.9.5コミック発売】異世界で淫魔師ハレム【完結】 作:ドン・ドナシアン
翌朝に目覚めた一郎は、夜明け近くまで続けた嗜虐を思い出して、思わずほくそ笑んでしまった。
なにしろ、エリカたち六人を夕方前から開始し、徹底的に夜通しなぶり抜き、焦らし責めの凌辱を続けたあげく、一度も昇天させないまま夜を開けさせたのである。
身体が敏感になりすぎて、それこそ、指一本であっという間に絶頂に達するかもしれないほどに追い詰めてやった。
あの女傑たちが我を忘れたようになって、髪を振り乱して狂乱する姿はものすごく色っぽかった。
しかも、ついに絶頂させることなく、溜まりに溜まった淫情をそのままにして放置だ。
気絶もできない程に巨大な疼きで狂わせたまま、いまは強制的に眠らせ身体の回復をさせているところである。
本来であれば、眠れるはずもないほどに身体が疼いているはずなのだが、さすがにそのまま一連の行事に参加させられないので、淫魔術を使って疲労と気力は完璧に整えてやった。
肌の色艶だって、徹夜で責められたとは思えない程に美しくした。
しかし、沸騰した淫情だけはどうしようもない。いまだに、絶頂禁止の淫紋は刻んだままなので、まあ、愉しい婚姻式になるのだろうと予感している。
そんな経緯もあり、一郎は久しぶりに添い寝の女のいない朝を迎えることになったというわけだ。
いや、もしかしたら、この世界に転移させられて、ひとり寝は初めてかもしれない。
一郎の記憶にはない。
「おはようございます、旦那様」
すぐに、屋敷妖精のシルキーが姿を現した。
シルキーのもとで召使い修行中のリリスも一緒だ。
ついこのあいだまでは、屋敷妖精のシルキーが十歳ほどの童女姿であり、いまはリリスになった妖魔将軍のサキが妖艶な大人の姿だったのに、すっかりと外観が逆転している。リリスは人間族であれば、七歳から八歳程度の童女姿である。まあもっとも、シルキーは大人の女というよりは、十代半ばの少女という感じだが……。
「おはよう、シルキー。リリスもな」
「ああ」
リリスが不機嫌そうに応じる。
ふと見ると、リリスの短いメイド服のスカートの裾からリリスの愛液だと思う汁がつっと流れて膝まで伝って落ちている。
驚いたが、朝っぱらからではあるが、リリスもこのシルキーからなにかをされたのだろう。メイド修行を命じているが、シルキーもわかっていて、一郎を悦ばせるために、事あれば、そのリリスを性的ないたぶりをして追い詰めている。
一郎を満足させるためだ。
どんなことであろうと、主人と認めた相手の満足度を最大限に引きあげるために屋敷で動くのが屋敷妖精の習性だ。
淫乱で嗜虐好きの一郎を愉しませるために、あてがわれたリリスを一郎の前で意地悪をするのもまた、屋敷妖精のシルキーの本能というわけだ。
まあ、なにをされたのかわからないが、一郎の眼を愉しませるために、ああやって直後に影響が残るほどの「お仕置き」をシルキーはリリスに施したに違いない。
一郎は、シルキーの心遣いにほくそ笑んでしまった。
「朝からリリスの鍛錬か?」
「家事をさせました。クリトリスを刺激されると動けないなど、一層の修行をしなければなりませんね。リリスを一人前にするにはまだまだかかりそうです」
「そうか。だが、明日からは昼間は王宮に連れて行く。俺の身の回りの世話をさせるからな。その代わり、朝と夜はこれまで通りにしごいてくれ」
「かしこまっております」
シルキーが頭をさげる。
「な、なにを勝手に決めておるか──。わ、わしの召使い修行は終わりだ。もういい加減に開放せよ。いつまでこんなこと続けさせるつもりなのだ──」
後ろにいるリリスは真っ赤な顔で怒鳴る。
一郎はぱちんと指を鳴らして、リリスの膀胱を一瞬にして水分でいっぱいにしてやる。別段、指を鳴らさずとも、淫魔術で支配している女の身体はいくらでも操れるのだが、指を鳴らすのは、まあ様式美だ。
突然に耐えられない程の尿意を与えられたリリスが眼を大きく開けて、両手を股間に当てて身体のくの字に折り曲げた。
そのリリスのお尻に、シルキーが手に持つ乗馬鞭が炸裂した。
鞭を亜空間から取り出したシルキーがリリスのお尻をスカートの上から思い切り打ち据えたのである。
「しっかりと立つのです、リリス。どんなことがあっても、理由なく姿勢を崩してはなりません。それが召使い道です」
「な、なにが……。な、ならば、お前がやってみい……。く、くそう……。しゅ、
怒りで顔を真っ赤にしながらも、リリスは身体を真っ直ぐにした。
だが、当然だが許可などするつもりはない。
素知らぬ顔をして、シルキーを見る。
「シルキー、リリスの休憩時間は次はいつだ?」
「旦那様が王宮に出立すれば、そこから三ノスほどは休憩をさせる予定です」
「聞いた通りだ。厠はそのときだな。我慢しろ」
一郎はにんまりと微笑んだ。
我ながら、つくづく鬼畜な性格に変わったものだと思う。
以前はもう少しは、遠慮深かかったと思うが、最近では自分の性癖の嗜虐癖に拍車がかかり、女たちの苦悶する表情が見たくて仕方がなくなってきている気がする。
これもまた、一郎の淫魔師レベルが限界突破をして、いまだにあがり続けている影響だろうか?
ますます本能に従順になっているような感じだ。
「う、うう……。が、我慢すればいいのであろう。わ、わかった──」
リリスは吐き捨てるように言った。
まあ、今日は本当に忙しい。
一ノス程度で出立するつもりだ。
リリスも、それくらいなら我慢できると思ったのだろう。
一郎は笑った。
「ところで、旦那様、食事の用意はできております。ここにお持ちしますか? それとも、食堂でなさいますか?」
シルキーが訊ねた。
いつもだったら、周りに女たちがいて、シルキーがいなくてもあれこれ世話をするので、実際、シルキーに起こされることも、起床の挨拶を受けることもない。
ある意味新鮮だ。
「すぐに王宮に向かうので、ここに頼む。女たちはどうしている?」
一郎は訊ねた。
夜通し焦らし責めで責め抜いた三人娘に加えて、イット、マーズ、ミランダが強制睡眠で休んでいることは知っているが、この屋敷には、ほかにもスクルド、ミウ、ユイナ、アン、ノヴァ、イライジャ、さらにカロリックから亡命中のロクサーヌとルカリナも一緒に暮らしている。
おしっこ騎士のベアトリーチェなんかもいる。
また、もうひとりの屋敷妖精のブラニーが管理している王都の小屋敷も、壁にとりつけた移動術のポッドで連接しているので、そちら側にいるベルズとウルズも同居のようなものだ。
まあ、そういう意味では、王宮、新教団の屋敷、冒険者ギルドなども移動ポッドで瞬間移動できるようにしているので、同じ生活空間のようなものではある。
女たちで賑やかではない朝など珍しいかもしれない。
「エリカ様たちはご指示のとおりに、昼前まで強制睡眠をしてただいております。ほかのお方々も、すでに早朝から準備に入られておられます。皆様、食事も終えられ、いまは美容マッサージや整髪準備などに入られております。お呼びしますか? 皆様、旦那様にご挨拶をなさりたがっておりましたが」
「そうか。女は時間がかかるしな。俺については、シルキーの魔道ですぐに終わるけどね」
一郎は笑いながら頷いた。
今日はいよいよ一郎たちの婚姻式である。ハロンドール王家とナタル森林国のエルフ王家が親族となる歴史的な合同婚姻式であり、一連の儀式は三日に渡って続くことになっている。
内外から多数の要人の集まる式典であり、一般民衆へのお披露目もある。ガドニエルの魔道通信で全大陸の都市部への魔道映像の公開も予定されている。
手を抜くわけにもいかずに、女たちの準備も大変なのだろう。
一郎の女たちは、花嫁でなくても祝宴には出席であり、朝からその準備ということだ。
式典に参加しないのは、死んだことになっているスクルドくらいだが、裏方に回っていて、参加者よりも忙しいかもしれない。さすがに、この一両日は雌犬調教がどうのこうのというお強請りは影を潜めている気がする。
第一日目の今日については、昼前にイザベラの戴冠式、それに引き続き、今回の王国の騒乱において功績をあげた者に対する陞爵式となる。そして、数ノスを挟んで、王宮における婚姻式だ。
代々の王族の婚姻式は、王都の三神殿のいずれかで行われていたが、一郎と神殿との折り合いが悪いことと、なによりも、神殿側が獣人のイットが新婦に加わることを忌避したために、どの神殿でも行わず、そのまま王宮で実施することになった。
従って、神官の参加も一切ない。
王家が誓い、一郎が誓い、女たちが誓い合うという趣旨の儀式になる予定だ。
それでも、国内の貴人が集まり、外国から代表も出席を予定している。あのローム新帝国からは、皇帝名代ということでランスロット将軍が訪れていて、昨日から王都に滞在中だ。
この際、ランスロット側が女王イザベラではなく、一郎との面談を希望してきており、一郎としては受けるつもりだ。
正規の会談ということであり、それは、今日の陞爵式後、婚姻式までの少しの時間を使って、ねじ込まれることになった。
ランスロットが一郎にどういう要件で懇談を申し込んできたのかは、いまのところわからない。
いずれにしても、忙しい一日になるだろう。
「女たちについては、そのままでいいよ。挨拶なしに向かう。だから、王宮で合流しようと伝えてくれ」
「かしこまりました」
シルキーが頭をさげ、寝台で上体を起こしただけの身体が温かいもので包まれる。
洗浄魔道だろう。一瞬にして身体の洗浄と手入れ、髪の整髪が整う生活魔道である。普段であれば、朝風呂に女たちの幾人かを連れて、地下の大浴場に行くことが多いが、シルキーは一郎はすぐに王宮に向かうと告げたので、時間の節約のために魔道で整えてくれたのだと思う。
ただ、この魔道も、個人に合わせた調整が必要らしく、現段階でシルキーが一発で身支度を魔道で完了させられるのは、一郎に加えて、エリカたち三人、ミランダ、マーズ、イットに限定だ。
それもあり、ほかの女たちは早朝から身支度に取り掛かっているのである。
「ありがとう、シルキー」
「いえ……。ところで、旦那様、失礼いたします」
シルキーが突然に頭をさげた。
「あぐっ」
すると、ずっとシルキーの後ろで黙って立っていたリリスが、悲鳴をあげてその場に崩れ落ちて、股を開いて尻もちをつく。
短いスカートがまくれ上がり、いつもの革帯を装着させられているリリスの股間がちょっとだけ露わになった。
おそらく、シルキーによって、前か後ろの穴に挿入させられているディルドに電撃を流されたのであろう。
開いた股側でなく、とっさにお尻側に手をやったので、多分、お尻だろう。
一郎はほくそ笑んだ。
「な、なにをするか──。あっ、ああ、うわあ……」
リリスが真っ赤な顔で怒鳴る。
だが、リリスがお尻を押えて尻もちをついた直後、股間を締めつけていた革帯の隙間から大量の放尿が迸ってきた。
それがみるみると床に拡がり、スカートを濡らして水たまりを作る。
アナルへの電撃で尿道を緩めてしまって、失禁してしまったのだ。
リリスは、怒りつつも、すっかりと情けない顔になっている。
「黙りなさい。どうして、なにもせずに突っ立っているのですか。なぜ、あなたを連れてきたのか、まるでわかっていないのですね。旦那様の朝の支度は大抵の支度は、わたくしめだけでできるのです。リリス殿を連れてきたのは、ほかにやることがあるからです。どうして、それを探して率先してやらないのです──。ましてや、休憩まで我慢できずに失禁するとは、召使い失格ですね。反省しなさい」
シルキーが無表情のままぴしゃりと言った。
起きあがって乱れたメイド服を整えながら、リリスが赤い顔のままシルキーを睨む。
「わ、わかるか──。なにをしろというのだ──。言わんとわからん──。ああ、こんな……」
やっと放尿が止まって水たまりの拡がりはなくなったが、リリスのメイド服のスカートはびしょびしょだ。
床もすっかりと汚れてしまった。
「言われなければ動けないメイドなど三流以下です。一人前のメイドになるには、常に旦那様に何が必要なのかを想像しなければなりません。旦那様は超一流の淫魔師様です。だから、常に淫気の補充が必要ですが、今朝は、皆さまお忙しくて、旦那様のお相手をするのが難しいのです。ならば、召使いのお前が率先して、旦那様に淫気を提供なさい」
「そ、そんな召使い道などあるか──。くっ、だが、主殿にお仕えするのは、わしの本意だ。こ、こんな状況で申し訳ないが、ご奉仕させてくれ。主殿、寝台にあがっていいだろうか?」
リリスが諦めたように嘆息する。
一郎は淫魔術でリリスのスカートを剥ぎ取って、亜空間に収容する。そして、すぐに出して、シルキーに渡した。
リリスは上半身にメイド服の上衣を身に着けて、下半身は革帯だけの姿になる。
童女姿だが、なかなかに扇情的な格好だ。
「ひあっ」
リリスがびっくりして、両手で股を隠した。
一郎は手に取っているスカートをシルキーに手渡す。
「今夜は客が多い。罰として、リリスはその恰好で給仕だな。その恰好で一日いてもらおう。それと、奉仕はいい。それよりも、目の前で自家発電だ。そのディルドが喰い込んでいる腰を振って、せんずりをしてくれ。それで十分に堪能できる。それが終わったら、身支度をするよ。今日は忙しいから早くな」
一郎はくすくすと笑いながら言った。
リリスはまたもや顔を真っ赤にする。
「なんでそんなことを──」
「やりなさい──」
またもや、シルキーが乗馬鞭をリリスにお尻に一閃した。
今度は布越しではなく、生尻に直接だ。
妖魔将軍だった大人の身体とは違い、童女体のいまはまだまだ防護力も低い。リリスは痛みに顔をしかめた。
「あぐっ、わ、わかった──。や、やるわい──。だ、だが、わしがいい気持ちになっても、主殿は気持ちよくなかろう。それよりも、口でも、股でも、この身体でできる限りのことをして、主殿を気持ちよくしたいのだが──」
「心配ない。俺はリリスの情けない顔を見る方が興奮するんだ。それが俺の性癖でね。俺自身が気持ちよくなる必要はないんだ。とにかく、始めてくれ。さっさと手を後ろで組んで腰を揺するんだ」
自家発電の罰は幾人かの女にさせて遊んだが、リリスではない気もする。
童女になってもプライドは高いリリスなので、かなりの恥辱だろう。だが、一郎の命令ならやるはずだ。
リリスは、顔を赤らめたまま、腰を右に左に動かしだす。
「そうじゃない。横じゃなくて、前後だ。ほら、手伝ってやろう」
一郎は起きあがって、寝台の縁に座るように腰掛け直し、亜空間から長い棒の先についた鳥の羽根を出す。
それをリリスの太腿のあいだに差し入れて、革帯の縁をくすぐってやる。
「うわっ、あっ」
ゆっくりと前後に腰を揺らしだしたリリスが羽根によるくすぐりで腰をぶるりと震わせた。
一郎は魔眼を駆使し、性感帯の印である赤いもやを狙って羽根を場所を動かしてやる。すると、すぐに鼻にかかったような甘い吐息が混じるようになってきた。
一方で、リリスの股間とアナルに喰い込んでいるディルドは、腰の動きにより肉層を刺激して、淫らな刺激を膨らませていることだと思う。
ここに来る前に、シルキーにより愛液を垂らすほどの刺激を事前に受けていた身体だ。
快感を込みあがらせるのも早いようだ。
「シルキー ──」
一郎は股間を開いて、股間を指差す。
シルキーは一郎の股のあいだに正座をして座り込むと、一郎の寝着のズボンと下着をずらして、一郎から男根を露出させた。
「失礼いたします」
シルキーがまずは一郎の怒張の先端に口づけをしてから、小さな口をいっぱいに開いて一郎の男根を咥える。すぐに舌を動かしだす。
ねっとりしたシルキーの舌使いで一郎の下半身に快感がせりあがってくる。童女から少女に外観を成長させたシルキーだが、それに応じて性技も上手になった気がする。
「もっと激しくだ、リリス」
一郎はリリスに喰い込んでいる革帯の内側のうち、クリトリスの部分の突起を大きくして、さらに包み込むようにしてやる。
もともと、一郎の淫魔術で作り出した革帯の貞操帯だ。
そういうこともできる。
「ふわあっ」
刺激が拡大したリリスは膝をがくんと崩しかけながら、びくんと身体を突っ張らせる。
一郎は、羽根をしまうと、今度はリリスのアナルの内側の感覚を自分の左手の人差し指にうつし、右手全体で包み込むように持って擦り動かす。
これもまた、一郎の淫魔術であり、「性感帯移動」の能力だ。
アナルの内側の感覚が、一時的に指にうつり、その指を擦ることでアナルの内側に同じ刺激が伝達するのである。
強くもなく、弱くもなく、最高の愛撫を指を通して、リリスのアナルに送り込んでやる。
本来のディルドで擦る刺激に加えて、性感帯移動の術を使った刺激も同時に与えられて、リリスの快感が一気に飛翔したのがわかった。
「ああっ、いぐううっ」
リリスがぐっと奥歯を噛みしめたようになって顔をあげた。
脂汗がつっと顔を流れ、リリスの全身が突っ張る。
激しく腰が動き、太腿が密着して、ぶるぶると震えた。
ついに、絶頂したのだ。
一郎は、それに合わせて、シルキーの口の中に精を放った。
「いやらしかったぞ、リリス。格好悪い姿を見せてくれてありがとう。十分に堪能した」
一郎は精液の嚥下を続けるシルキーの頭をなでながら、リリスに笑いかけた。
「ま、満足してくれればよい……」
絶頂の余韻で肩で息づくリリスが顔を前に垂れさせたまま応じる。
ふと見ると、いつの間にか、リリスが粗相した放尿による水たまりはすっかりと消えてしまっていた。