【2025.9.5コミック発売】異世界で淫魔師ハレム【完結】 作:ドン・ドナシアン
「な、なに?」
「わっ」
気がつくと、周囲が一変している。
シャングリアは真っ白な場所にいた。
エリカも一緒だ。
ただ、周りにいた大勢の男たちはいない。
また、エリカからは、いま続けていた排便の様子がかき消えている。
それだけじゃなく、ここはたったいままでいた王都の広場でもない。
とにかく、見渡す限り真っ白な色が続いているだけのなにもない場所だ。
「おかえり、ふたりとも。俺の仮想世界はどうだった? 特に、エリカは、誇り高きエルフ族が王都の広場で排便するなんて、絶対にできない経験だろう。感想を言えよ」
「声」がした。
いや、この声は……。
「ロウ」
シャングリアは振り返った。
そこには、素裸で白い椅子に座っているロウがいた。
その横の台には、真っ黒い本が置いてある。
また、ロウの足元には、頭に大きな角が生えている見たことのない女がいる。
角?
妖魔……?
つまり、雌妖……?
シャングリアはあまり妖魔のことは知らないが、それでも、妖魔の姿とかは、話には聞いている。
これは雌の妖魔だと思った。
しかし、その女妖魔はロウの足を懸命に舐めている様子だ。
「
そんな言葉も呟いている。
そして、さらに気がついた。
その女妖魔が向けているお尻の中に、なにかの淫具が深々と挿さっているのだ。
どうやら、それは女妖魔のお尻の奥でうねうねと動いているようだ。
ロウの足を舐めている女妖魔の甘い鼻息も聞こえてきた。
そして、シャングリアは突如として記憶が蘇った。
そういえば、みんなで屋敷の霊廟にやってきたのだった。
だが、そこにあった封印された漆黒の書物にロウが淫魔力を注ぐと、なにかの強い力に巻き込まれて……。
「ロ、ロウ様、さっきのはロウ様の仕業ですね。ひどいですよ──。それに、そいつは誰ですか──」
そのとき、大きな怒鳴り声が横でした。
エリカだ。
それで気がついたが、シャングリアもエリカも裸だ。
「まあ、怒るなよ、エリカ。ただのごっこ遊びじゃないか。ここは仮想空間だ。あとで詳しく語って聞かせるけど、俺たちはまだ、この漆黒の書物の中というわけでな。つまりは、ここは俺の作った世界だ……。ああ、それでこいつは、この仮想空間を操る能力を持つ女妖魔のサキだ。いまは、俺に支配された俺の性奴隷だ。仮想空間を操る力はこのサキの能力だ。いまは、俺が借りてるけどな」
「じょ、冗談じゃ、ありません、ロウ様──」
エリカはまだ怒り心頭に達している気配だ。
しかし、シャングリアは、怒りよりも疑問の方が強かった。
仮想世界──?
女妖魔──?
そして、このなにもない世界はなんだ?
そのとき、シャングリアはさらに、もうひとり、ロウの椅子の後ろに倒れている存在に気がついた。
やはり、女のようだ……。
あれ?
まさか……。
だが、ロウはその視線に気がついたようだ。
「こらっ、いつまでも寝ているやつがいるか。クグルス、こっち来い。エリカとシャングリアが戻ったぞ」
ロウは言った。
「……だ、だって、この身体は重くて動けないの……。それにご主人様がくれた淫気でお腹がいっぱいで……」
クグルスの声だ。
やはり、あの女はクグルスなのだ。
「しょうがないやつだなあ」
ロウが苦笑した。
次の瞬間、椅子の後ろのクグルスの姿が消滅した。
すぐに、いつもの大きさになったクグルスが椅子の後ろから宙を舞ってきた。そして、ロウの横の台の上にちょこんと座り込む。
「ああ、戻ったのか、お前ら。お前たちの王都での恥ずかしい姿は見逃したな。残念だ。だけど、ご主人様のことだから、思い切り辱められたろう?」
そのクグルスがシャングリアとエリカに視線を向けて、いつもの陽気な口調で言った。
だが、心なしかその声には大きな疲労が見える。
クグルスもまた、ロウになにかをされたのだろう。
「ロウ様、話は終わっていません。わたしは全部思い出しました……。山の中での盗賊も……。さっきの王都の醜態も……。全部、全部、ロウ様の悪戯だったんですね……」
エリカだ。
シャングリアは横に視線を向ける。
いつになく激怒しているようだ。
常にロウに従順なエリカだけに、これだけの怒りを露わにするのは、さっきの王都における辱しめのほかにも、余程の仕打ちを受けたのだろうと思った。
「怒るなと言っただろう、エリカ。その代わりに頑張ったご褒美をやるから」
ロウが言った。
「ご褒美?」
エリカが怪訝な口調で言った。
そのとき、目の前に小さな童女が突然に出現した。
目の大きな黒髪のかわいらしい素裸の童女だ。
歳は七歳か、八歳くらいか……?
しかし、どこかで見たことが……。
「あっ、こいつ、コゼか?」
シャングリアは叫んだ。
これは確かにコゼだ。
かすかに面影がある。
それにしても、なんでこんなに幼い姿で──?
「コゼについては、特別に仮想空間を使って、若返り中だ。さっきまでは十二歳のコゼを調教していたんだが、今度はもっと幼くしてみた。このコゼは八歳だ。だから、お前たちのことは知らない。なにせ、コゼがお前たちと出会うのは、二十歳のときだからな──。ほらっ、コゼ、このお姉さんたちに挨拶しろ。この人たちも俺の性奴隷だ」
ロウが言った。
幼くなっているコゼがぺこりと頭をさげた。
「ごしゅじんさまの、せいどれいのコゼです。おねえさんたち、はじめまして」
コゼが言った。
「か、可愛い──」
すると、さっきまでの怒りが嘘のように、エリカが満面の笑みを浮かべて、歓喜の声をあげた。
「……というわけで、エリカ。ご褒美だ。このコゼを好きにしていい。姿はともかく、この童女はコゼだ。遠慮するな。俺に会う前に覚えた百合の腕を見せろ」
ロウが笑った。
「ほ、本当ですか、ロウ様? でも、可愛い。本当に可愛いわ」
エリカが嬉しそうな声をあげた。
ロウが幼いコゼに顔を向ける。
「コゼ、今日の調教は、このエルフのお姉さんがするからな。可愛い顔をしているが、このお姉さんは怖いぞ。ちゃんと言うこときかないと、うんと叱られるからな」
ロウの言葉に、小さなコゼがびくりと身体を竦めて、エリカの顔を見あげる。
「あ、あの……。ちょ、ちょうきょう、よろしくおねがいします。な、なんでも、いうことききます」
そして、コゼはその場に跪いて、エリカに向かって深々と頭をさげた。
次の瞬間、突然にエリカが奇声をあげた。
シャングリアも驚いたが、コゼもびくりとしている。
しかし、いきなり、エリカがコゼに抱きついた。
コゼも上体をあげて、目を白黒させている。
「か、可愛いいいっ――。じゃあ、しっかりと調教するわよ。ちゃんということきくのよ、コゼ……。さもないとお姉ちゃんは怖いわよ」
エリカはさっきまでの不機嫌さが嘘のようににこやかな顔で、膝立ちになって、八歳のコゼの裸体をぎゅうぎゅうと抱き締めている。
「は、はい……、ひゃ、ひゃん」
すると、コゼがいきなりびくりと裸身を竦ませた。
見ると、エリカの片手が小さなコゼの股間に、もう触れている。
普段は真面目で堅物のエリカだが、もともとロウに出会う前までは、エリカは百合の性癖が強かったそうだ。
百合好きは、エリカの隠れた性癖らしい。
それが、性奴隷仲間のコゼが幼い姿になったことで、一気に表に出てしまったようだ。
「そ、そんなところ、やっ、やです、おねえちゃん。く、くすぐったいの」
しかし、跪いたエリカに股間を愛撫されはじめたコゼが、すぐに激しくもがき始めた。
「コゼ、逃げるな──。そのお姉ちゃんには絶対服従だ。お前は俺に買われた性奴隷だぞ。いつ俺が逃げることを許可したか──」
すると、ロウが強い口調で怒鳴った。
「は、はい。もうしわけありません、ごしゅじんさま」
すると、コゼがびくりと身体を一度震わせて、暴れるのをやめた。
「謝るのはエリカにだろう、コゼ。エリカはお前を気持ちよくさせようとしているのだぞ。それなのに抵抗するとは何事だ」
ロウがはさらに怒鳴った。
しかし、シャングリアの見たところ、あれはかなり芝居臭い。多分、ロウはコゼを幼くして叱ったふりをして、愉しんでいる。
だが、八歳の童女にとっては、それで十分だったようだ。
コゼは眼に涙を浮かべて、エリカに頭をさげた。
「……ご、ごめんなさい、エリカおねえちゃん……」
コゼが小さく口にした。
「ううう……。こんなコゼ、新鮮──。いつもいつも、わたしをからかうコゼがこんなに可愛くなって……。なんか、ときどきこれがあるなら、どんなロウ様の意地悪も我慢できそう……。ねえ、シャングリア、あんたもいらっしゃいよ。一緒にコゼを躾けましょうよ」
エリカが嬉しそうに言った。
「い、いいよ、わたしは……」
シャングリアは、慌てて首を横に振った。
エリカとは違って、シャングリアには、女同士の性愛の趣味はない。ロウが命じれば、女同士で愛し合うというような行為もするが、さすがに八歳のコゼをどうにかしたいという気持ちは皆無だ。
「じゃあ、エリカ、一度コゼをいかせたら連れて来い。俺が犯すからな。姿と心は八歳だが性感だけは二十歳のときのままにした。ちゃんと感じる身体だから、しっかりと苛めてやれ」
「そういうことだそうよ、コゼ……。じゃあ、脚を開きなさい。そして、手は後ろで組むの。今度は動いちゃだめよ」
まるで新しい玩具を与えられた子供のように、いきいきとした表情になっているエリカがコゼに言った。
もうコゼには抵抗の素振りはない。
素直に両手を背中側に移動させて右手で左手首を持つと、脚を肩幅に開く。
「ふふふ……。仮想空間もいいわね。こんなに素直なコゼに会えるんだもの……。さあ、しっかりと悶えてね」
エリカがコゼの股間に指を這わせながら、まだ膨らみのない乳首を指で刺激を始めた。
本当にエリカは愉しそうだ。
さっきまでの激怒が嘘のようである。
さすがは、ロウだ。
エリカの扱いが上手い。
「あっ、んんっ」
すぐにコゼは肩をよじって腰を捻った。
だが、さすがに今度は強引に逃げるような素振りはしない。
その代わりに、顔を真っ赤にして悶え始める。
「口を開いて……。いいというまで口を閉じてはだめよ、コゼ」
エリカがコゼにささやくように言った。
コゼが口を開けた。
そのコゼの口中に、エリカの舌が差し入れられる。
エリカがコゼの舌をぺろぺろと舐め始めた。
一方でコゼの裸体を這う両手はそのままだ。
エリカの三箇所責めによって、コゼの声がむずかるような上ずった声になるのに時間はかからなかった。
それに、我慢しようと思っても、コゼは命令で口を閉じられないのだ。
感じている声はどうしても息とともに外に洩れてしまう。
「あっ、ああっ、ああっ……」
幼いコゼの声が甲高いものに変わった。
シャングリアにも、童女のコゼの快感がどんどんと引きあげられているのがわかる。
そして、シャングリアは思ったが、コゼの身体は童女でも性感はしっかりとした女のものだ。
愛液だってしっかりと出ているようだ。
エリカの指にコゼの股間から滴りだした蜜が絡みつくのも見えた。
「どう、気持ちいい、コゼ?」
エリカがやっとコゼの口から舌を出して言った。
「ああっ、き、きもちいいです、エリカおねえちゃん……。ああっ、ああっ」
コゼが顎を突き出して、身体を弓なりにする。
そして、幼い顔に苦悶の表情のようなものが浮かんだと思った。
もうすぐ、いくか……?
シャングリアは、コゼとエリカの戯れをぼんやりと眺めながら思った。
「だめよ。まだ、おあずけ」
しかし、エリカがくすくすと笑いながら、さっと股間から指を離した。
シャングリアはちょっと驚いた。
「ああ……」
幼いコゼの身体からがくりと力が抜けた。
そして、童女のコゼの顔が切なそうな表情になる。
どうやら、エリカは八歳のコゼを焦らし責めにすることにしたようだ。
ふと見ると、さすがにロウも苦笑している。
「エリカ、今日はいつになくご機嫌にコゼを責めるんだね。コゼからだけじゃなく、エリカからもたくさんの淫気が出てるぞ」
一郎の横で黙ってエリカたちの狂態を見守っていたクグルスが、宙を飛んでエリカたちのところに向かっていった。
「そりゃあ、可愛いもの。こんなコゼ、新鮮で新鮮で新鮮で……」
エリカはにっこりとクグルスに微笑みかけた。
本当に愉しそうだ。
「ねえ、ぼくにも手伝わせてよ。コゼの身体に媚薬をまぶしてあげるよ。性感が十倍くらいになるくらいのね」
「いいわねえ。やってあげてよ」
エリカが陽気に言った。
すると、コゼの身体を細工するために、クグルスがコゼの身体に入っていく。
「あひいっ」
すぐにコゼは泣くような声をあげた。
全身から一気に汗が噴き出していく。
コゼの中でクグルスが媚薬を噴出させたのだろう。
「これは、長くなりそうだな。シャングリア、じゃあ、お前がこっちに来い」
「あ、ああ、わかった」
シャングリアは急いで、いまだに妖魔に足を舐めさせているロウに向かった。
*
一郎は、エリカとクグルスが共同でコゼを調教し始めたのに接し、三人はしばらく任せることにした。
視線をシャングリアに向ける。
シャングリアは、エリカが童女のコゼを喜々として責めるのを半ば呆れたように眺めている。
「これは、長くなりそうだな。シャングリア、じゃあ、お前がこっちに来い」
「あ、ああ、わかった」
シャングリアは慌ててやってこようとする。
だが、一郎はそれを制する。
シャングリアが立ち止まってきょとんとした。一郎はにやりと微笑んだ。
「いや、四つん這いになって来い。俺の一物を舐めろ」
「う、うん」
すぐにシャングリアは顔を赤らめて、四つん這いになる。
だが、サキの横を通り過ぎるとき、一郎の足元にうずくまって一心に一郎の足の指に舌を這わせているその女妖魔に、困惑の視線をちらりと視線をやったように思えた。
だが、とりあえずなにも言わない。
そして、四つん這いの姿勢のシャングリアが一郎の怒張の先を口に含む。
一郎の一物にシャングリアの舌が這い始めた。
快感が拡がり一郎の股間はすぐに勃起した。
口の中で大きくなった一郎の性器に、シャングリアが少しだけ苦しそうに声をあげたが、舌の動きをとめるようなことはなかった。
シャングリアの奉仕は気持ちよかった。
最初の頃は稚拙だった“フェラ”も、いまではなかなかの技だ。
王都でも有名な気性の荒い美貌の女騎士のシャングリアに、こうやって娼婦のような技まで身につけさせたかと思うと、一郎の男としての征服感が満足する気がした。
同時に、もっとこの女騎士に意地悪をしてやりたいという感情が沸き起こりもする。
悪い癖だとは思う……。
しかし、一郎は自分の性奴隷たちの困った顔や追い詰められた表情に接すると、ぞくぞくと欲望が燃えあがるのだ。
これだけはやめられない……。
「……サキは足の指はもういいぞ。次はシャングリアの股を舐めるんだ。シャングリアをいかせることができたら、俺の精をやろう」
「ほ、本当か、主殿」
サキががばりと顔をあげた。
その顔は一心不乱に一郎の足に舌を動かしていたために涎だらけだ。
それでも、サキの顔は美しかった。
最初はそうは思わなかったが、なかなかに魅力的な顔をしている。
この女妖魔を完全に陥落させるのは、それほど大変なことではなかった。
一郎の淫魔師としての手管と、仮想空間を操る力を遣うことにより、この女妖魔を連続絶頂責めにして、悶絶死の一歩手前まで追い詰めた。それだけではなく、淫魔師としての操りの力がある一郎の精液を腹が膨れるほどに与えたのだ。
それで、この女妖魔は完全に堕ちた。
激しすぎる一郎の責めで気絶したサキは、次に意識を取り戻したときには、それまでとはまるで人が変わったかのように一郎に従順になっていた。
クグルスによれば、妖魔というのは一度屈服した相手には絶対に逆らわないのだそうだ。
それが妖魔族共通の性質であり、一郎に真名だけではなく、淫魔の力で支配され、完全な忠誠心を受けつけられたサキは、いまや完全な一郎のしもべになっている。
サキがシャングリアの股間に舌を這わせ始めた。
四つん這いになっている人間族の女の股に、やはり四つん這いの女妖魔が舌を這わせるというのは、なかなかに淫靡な景色だ。
「んんっ?」
そのとき、シャングリアが思わず口を一郎の性器から離しそうになった。淫魔術でシャングリアの感情を覗くと、妖魔に股間を舐められることに、大きな当惑と恐怖がそこにあった。
妖魔は人族の禁忌と嫌悪の対象だ。
その妖魔に股間を舌で愛撫されて、かなり動揺しているみたいだ。
すかさず、一郎はシャングリアの髪を掴んで、顔を一郎の股の前に固定する。
「シャングリア、抵抗することは許さんぞ。せっかくの機会だ。人間族であろうと、妖魔族であろうと一皮むけば同じだ。それを身体で覚えろ」
一郎はシャングリアの頭を押さえながら言った。
それとともに、シャングリアの心から拡大している怯えの感情の線を見つけて抑え込んでいく。一方で快楽を覚えている感情を見つけて、逆に増幅していく。
すると、シャングリアの鼻息が荒くなり、すっかりとサキの舌に翻弄される仕草を示し始めた。
シャングリアの身体がサキから与えられる甘美な感覚に溶けていくのがわかる。
「ほらっ、口がとまっているぞ、シャングリア」
一郎は叱咤した。
シャングリアが慌てたように舌の動きを再開する。
悶え始めたシャングリアと、淫靡な一郎の命令に諾々と従う女妖魔のサキの姿に満足しながら、一郎はふと思った。
それにしても……。
これまでも性奴隷にした女たちの感情の線のようなものは感じることはできたし、ある程度なら感情を操作するようなこともできた。
しかし、いまはこれまでとは比べ物にならないくらいに、感情操作が楽だった。
驚いた一郎は、自分のステータスを魔眼で覗いてみた。
“ロウ(田中一郎)
人間族(外来人)、男
冒険者Aアルファ(パーティ長)
年齢35歳
ジョブ
戦士(レベル2)
淫魔師(レベル85)
生命力:50
攻撃力
20(素手)
支配女
エリカ
コゼ
シャングリア
ミランダ
スクルズ
ベルズ
ウルズ
ノルズ
支配眷属
クグルス
シルキー(屋敷妖精)
サキ
特殊能力
淫魔力
魔眼
ユグドラの癒し
亜空間術”
驚いた。
レベルが、またもや大きくあがっているのだ……。
その理由を考えてみたが、もしかしたら、レベル80のサキを強引な手段で性奴隷にして支配したことで、それに応じて、一郎の淫魔師としてのレベルも跳ねあがったに違いない……。
それで、これまでできなかったことがさらに可能になったのだろう。
そういうことに違いない……。
「あ、あああむっ、あああん──」
そのとき、コゼの大きな悲鳴が響き渡った。
一郎はエリカとコゼたちに視線を戻す。
相変わらず、エリカはコゼへの焦らし責めを続けているようだ。
また、クグルスは、その横を舞いながら嬉しそうに光景を眺めている。もうコゼの身体からは出てきたらしい。
「な、なんで、なんでです……」
コゼがぶるぶると震えている。
だが、その身体には溜まり切った淫情が暴発しそうになっているようだ。
魔眼を駆使するまでもなく、一郎にはコゼがエリカの焦らし責めに狂いそうになっているのがわかる。
何度目かの絶頂の兆しをまたもやぎりぎりで取りあげられたコゼが、激しく首を左右に振って、すすり泣きのような声を出し始めた。
童女でも絶頂しそうになった快感を何度も何度も逸らされるというのは、性の拷問には違いないようだ。
しかも、その身体にはクグルスの強烈な媚薬を注がれたのだ。
コゼはすっかりと狂乱の様子を見せている。
「んあああっ」
一方で、シャングリアが一郎の怒張を口から離して、身体を弓なりにさせた。
どうやら達したようだ。
「じゃあ、約束だ。サキ、来い。そして、次はシャングリアだ……。エリカ、その次はお前だ。だから、それに合わせるようにコゼを絶頂させろ。そして、最後はコゼな。いや、最後はクグルスだな。また身体を大きくして抱いてやる。覚悟しろ」
「はあい」
エリカが相変わらずのねちねちとした手管でコゼを責めながら返事をする。
「わおっ」
クグルスも元気な声を出した。
「
そのとき、シャングリアと身体を入れ替わるようにサキが一郎に寄って来て、声をかけてきた。
腰を物欲しそうにくねらせている。
サキの全身は完全に欲情して真っ赤だ。
無理もない。
一郎は、随分と長いあいだ、サキの尻に淫具を挿入して振動をさせっぱなしにしていた。
その苛酷な尻責めにサキもまた、焦らしの苦しさを味わっているのだ。
一郎は座っている自分の腰の上にサキを引き寄せ、上を向いている一郎の怒張にサキの女陰を挿入していった。
「ああっ、主殿、主殿──」
サキがいきなり悶え始めた。
その股間は信じられないくらいに濡れていて、しかも熱かった。
一郎は、すかさず淫魔力でサキの菊門に入っている淫具の振動を強くした。
「おおおおっ、す、すごいいいっ」
サキが悶え始める。
さらに、一郎は淫魔術で一気にサキの快感を十倍くらいに増幅した。
その状態で一郎はサキの身体を上下させて、激しい律動を開始する。
「はあっ、はっ、はああっ、はああっ」
サキの嬌声が派手なものになる。
みるみると、サキのステータスの快感値の数字が減少していく。
「主殿は最高だ──。最高だ──」
サキが一郎にしがみついた。
そして、激しく身体を振って、一郎に乗っている腰を大きく震わせる。
「おおおっ」
サキが脂汗をねっとりと滲ませているうなじをのけぞらせた。
快感の頂点に達したのだ。
一郎はサキの絶頂がもっとも高揚した刹那を狙って精を放った。
「おおっ、きた──。きたああ──。しゅ、主殿は最高だ。素晴らしい──。素晴らしい──。わしの主殿……。わしの主殿……」
サキが吠えるような声をあげた。
次いで、がっくりと一郎の身体にもたれかかった。
一郎は精根尽きたようなサキの姿に満足して、やっとサキの尻から淫具を消滅させてやった。
しばらくのあいだ、サキは一郎を力一杯に抱き締めたまま一郎の胸に頬を擦りつけるようにしていたが、やがて、激情が落ち着いてきたのか、すっと顔をあげた。
「……あ、ありがとう、主殿……。とても気持ちがよかった……。わしの主殿はすごい」
一郎は首を傾げそうになったが、すぐに大きな衝撃が身体を襲うのがわかった。
これは……?
なにかの力がサキから一郎に注ぎ込まれている……。
それがわかった。
「……胸にわしの紋章を刻んだ……。クグルスを呼び出すときに同じようなものを使うのだろう? わしを呼び出す紋章だ。まあ、問題はない。人間族の力では、これが妖魔の刻みであることなどわからん……。ともかく、いつでも、呼び出してくれ。なんでもする。主殿はわしが初めて大切な存在だと感じた相手だ。末永く頼む」
まだ顔が火照っているサキが妖艶な微笑みを向けて一郎に言った。
「紋章?」
一郎はふと自分の胸を見て、星形模様が刺青されていることに気がついた。
「へえ、これがあれば、この本がなくても、お前を呼び出せるのか? だったら、仮想空間でこれからも楽しめるな」
一郎は横の台にある漆黒の本に視線を向けた。
「その艶本が、近くにある限りな。その本はわしの空間と人間族の世界を繋ぐ特異点代わりに使っておるから、本から離れるとわしも長くは存在できんし、主殿の呼び出しに応じるのも難しくなる。まあ、王都内であれば、この艶本はここでも問題はないがな。また、それだけじゃないぞ、主殿。……。クグルスも言ったが、わしには妖魔のしもべが大勢いる。その力は主殿に捧げる。いつでも使ってくれ。なんだったら、その妖魔軍団で人間族の小さな土地くらい奪ってやろうか? 主殿はこのわしをしもべにした人間族だからな。小さくてもいいから領主殿くらいにはなってもらわないと、わしとしても困るのだ」
サキは言った。
「俺が領主か。それは随分と大きな話になったな」
一郎は笑い飛ばした。
もちろん、一郎にはその気もない。
サキも冗談を言っているのだろう。
「こらっ、いつまで繋がっているのだ。次はわたしの番だ。離れろ、妖魔」
そのとき、シャングリアが大きな声で怒鳴った。
サキがシャングリアに振り返った。
「せせこましいことをいうな、人間。どうせ、この仮想世界は、現実の時間の流れの外にある。ここで何年過ごそうとも、現実の世界は少しも時間など経たんわ。しみったれたことを言うでないわ。もう少し、わしに主殿を味わわせてくれ」
サキが言った。
そういえば、そんな話だった。
この仮想空間では、時間の経過がないに等しいという話だった。仮想空間だけではなく、一郎が新たに活性化してもらった亜空間術もそうだ。
一郎の新たな亜空間術は、人も入れるというのとなので、亜空間に女を連れ込んで抱けば、戻ってもまったく現実世界では時間が過ぎてないということになるのか?
もしかして、かなり便利な能力か?
だが、そう言われてみれば、この仮想世界に入り込んでから随分と経ったが、いまだに腹も減らない。
つまりは、本当に時間は停止しているということなるのかもしれない。
「そんなことはどうでもいい。わたしの番だと言っているのだ。退け──」
シャングリアが憤慨した様子で声をあげた。
サキは渋々という感じで一郎から身体をやっと離す。
「ああ、またあ……。エリカおねえちゃん、いじわるです……」
またもや、コゼのつらそうな声が響いた。
その横ではクグルスがけらけらと笑っている。
エリカがまたもやコゼが昇天しかけたところで、さっと愛撫をやめたようだ。
珍しくも鬼畜がかっているエリカの姿に一郎は思わず笑みを浮かべた。
「ロ、ロウ、わたしも気持ちよくなりたいぞ……」
シャングリアがさっきのサキと同じように対面で一郎の腰の上に乗って来た。
「よしよし……。じゃあ、たっぷりと快感をやるぞ。その代わり音をあげるな」
一郎はシャングリアの女陰を導いて、まだまだ勃起を保っている肉棒に深々と貫かせた。
「はううっ」
シャングリアが声をあげた。
一郎はシャングリアの豊かな腰を持ち、一郎の怒張に跨ったまま身体を上下させる。
「はあっ、はっ、はっ」
たちまちにシャングリアが乱れ始めた。
当然だ。
適当にやっているような感じだが、一郎の怒張の先端は、しっかりとシャングリアの膣の中の一番感じる部分を突いている。
シャングリアは一郎にしがみつきながらうねり舞っている。
一方で一郎はある考えに浸っていた。
時間が経たないなら、ここで心ゆくまで一郎の性奴隷たちを愉しむことにしよう。
性奴隷たちを一回ずつ抱いたら帰るつもりだったが、折角なので徹底的に愉しむのだ。
それこそ、一郎の精が枯れるまでやってみよう。
一郎も、レベル85になった淫魔師の自分の限界というものを知っておきたい。
それに、エリカでないが、八歳のコゼを強引に犯すというのも面白そうだ。性器だけでなく、尻の穴まで何度も何度も犯してやろう。
あるいは、さっきのサキのように、全員を「だるま」にするというのもいいかもしれない。
サキ経由の仮想空間術なら、なんでもやり放題だ。
手足をなくしてやった身体で触手の海に放り込むのだ。
無論、一本一本の触手の正体は一郎の一物にする。
仮想空間であれば、一郎の想像力の及ぶ限りの世界を作り出すこともできる。
それとも、今度は趣向を変えて、女たちを大道芸人の奴隷女にして、大勢の観客の前でSMショーに出させるというのもいいかもしれない。
女たちをいたぶるアイデアは無尽蔵に沸いてくる。
どうやら、愉しいことになってきた。
そのとき、シャングリアが吠えるような声をあげた。
だが、一郎はすかさず、突きあげの動きをやめた。
数回焦らしてから絶頂させた方が、女の快感は深くなる。
エリカに倣って、一郎もシャングリアを少し焦らし抜くことにした。
ぎりぎりで快感をとめられたシャングリアが泣くような声をあげた。
(第18話『漆黒の艶本と妖魔将軍』終わり)