【2025.9.5コミック発売】異世界で淫魔師ハレム【完結】 作:ドン・ドナシアン
「びえええ、びえええっ、びえええ」
ウルズが泣き出した。
まるで赤ん坊のような泣き声だが、赤子とは違って立派な大人の女の身体なので、その声は大きい。
屋敷妖精のブラニーがすぐにウルズのところに姿を現したが、ちょっと困った表情になっている。家事全般に万能のブラニーだが、さすがに幼児返りの女の世話は専門外のようだ。
そもそも、まだウルズは、会ったばかりのブラニーの世話は受け付けない。だから、ブラニーは世話をする女たちの手伝いまでしかできない。
「申し訳ありません。今度はウルズ様はどうして泣いているのでしょうか? お食事ですか?」
一郎の周りには、性交のあとの余韻に浸って、一郎の裸身にまつわりついていたスクルズとベルズがいたが、そのふたりがゆっくりと身体を動かした。
一方で、少し離れた場所で横になっていたエリカたちも身体を起こした。
「……ああ、食事なら、わたしがやります。おふたりはいま終わったばかりでしょう。また、ゆっくりしてください」
エリカが立ちあがる。
同時にコゼも動いた。
ひと足先に一郎が抱いたエリカとコゼは、少し離れたところで、絨毯の敷き詰められている床に裸身のまま横になっていたのだ。
ここは、一郎たちが住まいにしている「幽霊屋敷」と称されているいつもの王都郊外の屋敷ではなく、一郎の王都内の拠点という名目の家だ。
ここを隠れ蓑にし、表向きは一郎たちがここに住んでいることにして、本来の住まいである幽霊屋敷を隠そうということだ。
だから、この家の持ち主の名義は一郎ということになっている。
でも、それは名前を貸しただけのことで、人を介したものの、実際にはスクルズが購い、手続きをし、家具などを揃えたスクルズの家だ。
そういうわけで、この家には、第二神殿と第三神殿の筆頭巫女の私室と一郎たちの屋敷との間に、移動ポッドが設置し終わっていて、外からの出入りなしで、一瞬にいつでも、瞬間移動できることになっている。
とにかく、やっと諸手続きが終わり、今夜は家のお披露目ということで、スクルズに呼ばれて集まったのだ。
集まったのは、一郎とエリカとコゼ、そして、ベルズとウルズ、もちろん、スクルズである。もうひとり、ミランダも呼びたかったが、物凄く忙しいと、二つ返事で拒否された。
また、シャングリアもまだいない。
今日もまた、団長視察の模擬戦があるということで、騎士団の合同演習に参加しにいっているのだ。しかし、暗くなる前に戻ると言っていったが、まだ戻ってない。
まあ、今夜は幽霊屋敷ではなく、ここに来るように告げているので、そのうち合流するだろう。
シャングリアのような目立つ女がここに出入りすることで、一郎たちの拠点がこの家だという評判になるはずなので、それも狙いである。
そして、一郎たちがここに来たのは、夕方前だ。
移動手段は、スクルズに事前に幽霊屋敷と繋げてもらった移動ポッドであり、それで瞬間移動で来ると、スクルズたち三人はすでに到着していて、さらにスクルズが屋敷を作ったら来ると約束していた屋敷妖精のブラニーもおり、まるで何十年も前からここにいるかのように、自然な感じで部屋の片付けをしている最中だった。
また、スクルズに任せっぱなしで、どんな家かも知らなかったが、平屋だが部屋も十個以上あり、家というよりは小屋敷だ。この部屋は一番広い部屋であり、寝台代わりの平たいマットがいくつもあり、脚のない柔らかい背もたれ付き椅子も幾つかある。
なんとなく、一郎からすれば、乱交部屋という感じだ。
まあ、スクルズの趣味だろう。
いずれにしても、ウルズは今日からここに住む。
世話はスクルズとベルズがウルズの世話をするため、交代で寝泊まりするが、ウルズはずっとここだ。そのため、第二神殿と第三神殿のベルズとスクルズの私室は、移動ポッドで繋がっているだけでなく、この広間の壁から透けて見えて、音まで聞こえる。
もちろん、スクルズの魔道だ。
そして、集まればやることは同じだ。
屋敷妖精のブラニーに持ち込んだ材料を手渡して頼み、手で摘まんで口にできる軽食や飲み物を準備してもらって、やり続けているところだ。
よくわからないが、このところ、腹が減るように女たちを抱きたくなる。幸いにも、一郎には相手をしてくれる女たちがずっといるのでいいが、もしも、彼女たちがいなかったら、どうなってしまうのだろうかさえ思う。
とにかく、そろそろ、一郎の時間感覚では三時間ほどが経つ。こっちの時間であれば、四ノス弱というところだ。
もう、夜もかなり更けてきた。
ウルズを除いた女たちは、すでに二度、三度と昇天していて、汗をたっぷりとかいて、ぐったりとしている。
部屋は淫靡な香りが充満していて、すごい状態だ。
だが、一郎はこの匂いが好きだ。とても淫靡な気持ちになり、とても浮き立つような心になる。
「ああ、いいわよ、エリカさん。座っていて。きっと、これはおむつよ。多分、汚れたんだわ」
「そうね。おむつだな。ブラニー、おしめを準備してくれ」
スクルズとベルズが言った。
「かしこまりました」
ブラニーが消え、そして、再出現した。再出現したときには、ひと塊の白布の束を持っている。
裸のふたりがいそいそとウルズが横になっているウルズに向かう。
スクルズとベルズは、いまでもそれぞれの神殿の筆頭巫女として、人々の尊敬と崇拝を集めているが、ウルズはいまは筆頭巫女は退き、スクルズとベルズが十日ほどの間隔で交代で預かってその世話をしていた。
この三人は、少し前、ノルズという幼馴染に騙されて、体内に魔瘴石を埋め込まれてしまい、それを一郎が取り除いたのだが、心に損傷を与えないように慎重に魔瘴気を外したスクルズとベルズとは異なり、ウルズについては強引に無理矢理剥がした。そのため、ウルズの心が傷つき、まるで大きな赤ん坊のようになってしまったのだ。
それで、ふたりが交代で世話をしているというわけだ。
ふたりとも、王都でも一、二を争う魔道遣いであり、神殿の筆頭巫女として、見習い巫女を侍女としてつけられている立場でありながら、ウルズの世話だけは、余人にはやらせていないようだ。
一郎の見たところ、すでに、大きな赤子であるウルズの世話も手慣れたものだ。
「さあ、隣のお部屋に行きましょうね。ほら、たっちして。ブラニーも来て」
「泣かないのだぞ、ウルズ」
「すーまま、べーまま、ちっち、ちっち、ちっちしたの」
ウルズが舌足らずの口調で言った。
「そうなの、ウルズ。ちっちしたのね。じゃあ、きれい、きれいしましょう。さあ、おいで」
スクルズが声をかけて、ウルズを立ちあがらせる。
一応はちゃんと立ちあがった。
ただ、うまく身体を動かせないのか、支えていないとすぐにでも倒れそうな危なっかしい感じではある。
その後ろを人間族の女の子のようなブラニーがおしめを持ってついてくる。
「どこに行くんだ、気にするな。ここで替えろよ」
一郎は声をかけた。
「でも、食事とか置いてあるのに……」
スクルズが言った。
「だから、気にするなと言っている。俺たちは小便どころか、大便だって、プレイのひとつとして使うんだぞ。エリカなんて、まんこを弄られながら、立ったまま糞尿もするのが好きだ。なあ、エリカ?」
一郎はエリカを見てからかった。
「ひ、ひどい─、ロウ様──。死ぬほど恥ずかしいです」
エリカが真っ赤な顔をして怒鳴った。
「でも、そういうのも感じるのよね。エリカは、マゾっ子だもん」
コゼが軽口を叩いた。
「なに言ってんのよ──」
エリカがコゼを睨みつけた。
そのむきになった表情が面白くて、一郎は思わず笑ってしまった。
「ところで、大きい方か、小さい方か?」
一郎は視線をスクルズたちに戻した。
「小さい方だな」
ベルズが言った。
「じゃあ、俺が替えてやる。そこに寝かせろ。まあ、別に大きい方でも構わんけど」
「えっ、ロウ様が?」
スクルズが当惑した表情になる。
驚いた表情のスクルズたちを制して、大きな赤子のウルズを寝かせる。
ウルズは水色の薄い貫頭衣を着ていた。
それを腰の上までまくりあげると、おむつに包まれたウルズの股間が現われる。
確かにびっしょりと濡れている。
また、おむつを外すと、尿に蒸れたウルズの股間からむっとした匂いがあふれ出た。
「さあ、ぱぱが替えてやるぞ。ぱぱと言ってごらん、ウルズ」
「ぱぱ、ぱぱ──」
ウルズが嬉しそうに笑った。
赤ん坊返りしても、ウルズは一郎に精を与えられて、しっかりと性奴隷の繋がりができている。むしろ、純粋である分だけ、ウルズは抵抗なく一郎を受け入れている。
まだ、数回しか会ったことはないが、ウルズは完全に一郎になついている。
一郎が笑いかけると、本当に無邪気で嬉しそうな笑みを浮かべた。
「ロウ殿は、おむつなんて替えられるのか?」
ベルズが不思議そうな表情で言った。
「まあ見てください。これでも、本職ですよ」
「本職?」
ベルズが首を傾げた。
だが、真実だ。
この世界には介護職員などないが、一郎は召喚されるときには、人手不足の介護施設を掛け持ちして手伝うような仕事を数年間続けていた。
大人のおしめを替えるのは、一郎の日常だった。
布おしめは介護では使っていなかったが、技術は完全に習得している。
一郎は新しい布を受けとると、慣れた手つきで新しいおしめをウルズの腰の下に敷き、汚れたおしめを外す。
女たちが集まってきた。
「へえ、手慣れたものですねえ」
エリカも感嘆の声をあげた。
いまや、一郎がウルズのおむつを交換するのをほかの女たちが囲んで見守るようなかたちだ。
一郎は、ウルズの脚を抱えてあげさせると、それを片手で支え、股間を湿らせた柔らかい布で丁寧に拭いてやった。
大人しく一郎のおむつ替えをされているウルズも、仕草と口調は子供だが身体は大人の女だ。
こうやって、性器に触れていると、一郎もだんだんとおかしな気分になる。
だから、わざとしつこいように、ウルズの股間のあちこちに布で擦り続けた。
そうやって敏感な場所に布をずっと動かしていると、だんだんとウルズが真っ赤な顔になってきて、うっとりとした表情に変わる。
面白いから、さらに肉芽の付近に布をゆっくりと動かす。
「ご主人様、なにやってんですか?」
コゼがからかうような口調で言った。
「おしめ替えに決まっているだろう」
一郎はうそぶいた。
やがて、だんだんとウルズの息があがり、喘ぎ声のような呼吸をし始めた。
「気持ちよくなってきたみたいだ……。ロウ殿が毎回、毎回、遊ぶからな……」
ベルズが苦笑したのがわかった。
「……ぱぱ、まんまん……。まんまん、ちて……」
すると、ウルズが舌足らずの口調で言った。
「そうか、まんまんか。ぱぱとまんまんするのが好きか、ウルズ?」
「うん。ウルズ、ぱぱとのまんまん、ちゅき。まんまん、ちたい」
ウルズが満面の笑顔を一郎に向ける。
「じゃあ、ぱぱがまんまんをしてやろう。だけど、まんまんは、ぱぱとだけだ。どうしても我慢できなくなったら、ままたちに言うんだぞ。そうすれば、ままたちは、ウルズを気持ちよくしてくれるからな」
「うん。ウルズ、すーままもべーままもだいちゅき。ぱぱは、もっとちゅき」
ウルズの無邪気な誘いに、一郎は淫らな気持ちになってきた。
幼児そのものの片言で喋るウルズだが、身体は立派な女の身体だ。
しかも、スクルズやベルズとともに、王都の三美女と称されていただけあり、かなりの美貌と身体だ。
そんなウルズの裸を目の前にして、欲情しないわけがない。
さらに、いまのウルズは、頭の中は幼女そのままなのだから、幼女を犯すという倒錯行為を道に反しないやり方で味わうということでもある。
それもなかなか面白いのだ。
「よかったわね、ウルズ。ウルズがいい子だったから、まんまんをしてくれるのよ。これからもいい子でいましょうね」
「そうだな。ままたちが仕事のときは、部屋で大人しく待って、大騒ぎしない。なるべく、ほかの人と話さない。ウルズに話しかけてくる知らない人はみんな悪い人ばかりだからな。お話をしたらだめだぞ。わかったな。ちゃんと守れれば、こうやって、ぱぱがご褒美くれるのだぞ」
スクルズとベルズがウルズの両側でそれぞれに言った。
すっかりと母親口調のふたりだが、幼児返りしたウルズに対して、スクルズもウルズも、完全に「お母さん」のつもりなのだろう。
まあ、よく世話をしていると思う。
ふたりが、親友でもあるウルズを本当に大切にしているのも、端から見てよくわかる。
しかし、普通の「母娘」じゃないのは、同じ男を愛人にして、しかもお互いに百合の関係でもあるということだが……。
「うん、ウルズ、いいこでいる。いいこだよ、ぱぱ。だから、まんまん」
一郎の身体の下側にいるウルズが一郎を掴むように両手を伸ばした。
さすがに力は強い。
一郎はウルズに引っ張られるかたちになり、素裸のウルズに乗ってしまった。
「わかった。じゃあ、いい子のウルズにご褒美だ」
おしめ替えのあいだ、一物は一時的に落ち着いていたのだが、勃起しようと思えば、いくらでも勃起できる。
一郎は肉棒を大きくすると、ウルズの股間の亀裂に亀頭をあてがう。
さっきの愛撫ですっかりと濡れているウルズの女陰は、すでに準備万端だ。
一郎はゆっくりとウルズの中に挿入していった。
「ああ、まんまん、まんまん、いい──。まんまん、いいの」
ウルズが悲鳴のような悦びの声をあげた。
すでにウルズが感極まっているのは、ウルズのステータスを眺めることができる一郎にはわかる。
一郎に対して純粋すぎるウルズは、淫魔師である一郎との性交に対する一切の抵抗が存在しない。だから、一郎の淫気を純度の高すぎる状態で受け入れてしまうことになり、あっという間に飽和状態に達してしまうのだ。
いまも、数回律動しただけで、いきなり昇り詰めてしまった。
「ああ──ぱぱ、ちゅき、ぱぱ、気持ちいい──」
ウルズががくがくと身体を震わせながら叫んだ。
さすがにまだ一郎は快感には程遠かったが、ウルズの股間にそのまま精を放った。
スクルズに言わせれば、一郎がウルズの体内に精を注ぐたびに、ウルズの幼児返りが治っている気がするのだそうだ。
確かに、少し前には、完全に赤ん坊状態のウルズはこうやって会話することなどできなかった。それが、いまは幼児言葉ながらも、意思の疎通ができるくらいになっている。
スクルズは、それが一郎が精をウルズに注ぐたびに、ウルズの状態が改善しているような気がすると言っている。
こうやって、一介の冒険者にすぎない一郎の愛人のようになっているスクルズだが、実はこの王都でも最高の能力を持つ魔道遣いだ。そのスクルズが言うのであるのだから、それは確かなのだろう。
一郎はウルズの股間から男根を抜いた。
ふと見ると、交合の余韻に浸っているウルズは、早くも指を吸いながら寝息をたて始めている。
スクルズが微笑みながら立ちあがって、ブラニーから薄い掛布を取る。
そのあいだに、ベルズもウルズの股を薄布で拭いている。
「それにしても、せっかくのおしめだ。もう少し遊ぶか。もうひとり、赤ん坊になってもらおう。さて、誰がいいかな?」
一郎は思いついたことがあって、ブラニーの持っているものから、まだ使っていない布おしめを取る。
嫌な予感がしたのか、コゼがさっと顔をそむけたのが見えた。
だが、反応の遅れたエリカとは、はっきりと視線が合う。
一郎はほくそ笑んだ。
「じゃあ、エリカだな。ちょうどいい。涎かけもある。これをしろ」
一郎はベルズの横に会った荷を探って、ウルズのための涎かけを見つけて、エリカに投げた。
「えっ、わ、わたし? な、なんで……?」
指名をされたエリカは当惑している。
「いいから」
一郎はわざと強い口調で言った。
エリカは首を傾げながら、投げられた涎かけを裸身につける。
素裸のエルフ美女に涎かけだけがあるというのも、なかなかに卑猥な姿だ。
なにをされるのかわかっていないエリカは、不安そうな顔をしている。
一郎はエリカの身体を淫魔師の力で一気に脱力させた。
「きゃあ」
エリカが悲鳴をあげてその場に倒れた。
ちょうど、隣にいたコゼがエリカの身体を受け止めた。
「さあ、エリカ、いまから、お前は自分で身体を動かせない赤ん坊だ。ウルズみたいな赤ん坊言葉を喋るんだ」
一郎は笑いながら言い、エリカの身体に限界を超えた尿意を送り込んだ。同時に尿道の出口を封鎖してしまう。
これでエリカは、猛烈な尿意に襲われながらも排尿ができないことになる。
念のためだ。
「な、なにっ? ロ、ロウ様……悪戯は……」
エリカが真っ赤な顔になって歯を食い縛った。
懸命に尿意を我慢しているのだろう。
すでに一郎の力で尿道を塞いでいるので、したくてもできないのだが、まだエリカはそれには気がつかないようだ。
「幼児言葉を使えと言っただろう、エリカ。おしめをしてやるから、幼児言葉でおねだりしてみろ」
「そ、そんなこと……」
エリカは苦しそうに呻き声をあげた。
どうやら、みっともない幼児語を喋ることに、大きな反発心があるようだ。
この世界にいる様々な種族の中で、エルフ族はもっともプライドが高い種族だと言われている。
一郎の性奴隷になってかなり経つエリカも、一郎の仕掛ける羞恥責めには、いまでも大きな抵抗を示す。
まあ、それが愉しいのだが……。
そのとき、ブラニーが声をかけてきた。
「ロウ様、シャングリア様が来られました」
「おう、遅かったな。通してくれ」
すぐにシャングリアが来たが、部屋の状態に驚いている。シャングリアは、騎士団の軍装は詰所で着替えてきたのか軽装だ。
「なんだ、これ? エリカはどうしたのだ?」
「ね、ねえ、なんとかして、シャングリア。ロウ様が理不尽なご命令を……」
エリカが一縷の望みをかけたのか、シャングリアに助けを求めた。しかし、無駄なことだ。
「いいところに来たな、シャングリア。お前も参加しろ。ちょっと、エリカを説得していたところだ」
「説得?」
シャングリアはさすがにきょとんとしている。
「いいから、シャングリアはコゼと一緒に、その気になるまで、エリカをくすぐってやれ。スクルズとベルズ殿も参加してください。手を抜いたりしたら、今度はおふたりに、もっと恥ずかしいことをしてもらいますよ。そうですね。逆立ちをしておしっこなんてどうですか? 俺はやると言ったら、やる男ですからね」
一郎は言った。
スクルズとベルズがはっとした表情になる。
だが、ためらいのような顔をしたのは一瞬だけだ。
すぐに、エリカの裸身に向かった。
コゼはもちろん、シャングリアもエリカの横についた。こんなのは、いつものことなので、シャングリアも特に抵抗は示さない。
「よくわからんが、エリカもさっさと観念したらいいだろうに……」
シャングリアがエリカをくすぐる態勢に着いて言った。
「まあ、それがエリカなんだろうね」
「や、やめて、みんな──。ねえ、ロ、ロウ様、馬鹿なことは……」
エリカが必死で抗議する。
だが、そのあいだに、四人の女たちがすっかりとエリカを囲んだ。
一郎はさらにエリカの身体を完全に硬直させた。
これでエリカは筋肉を抜かれた人形と同じだ。
身をよじることさえ、できないはずだ。
「始めろ」
一郎は号令をかけた。
四人が一斉にエリカの身体に手を伸ばす。
「いやあっ、ひゃはははは、や、やめて、みんな、あははははは、ひいいいっ、はははは──」
エリカが狂ったような声で笑いだした。
コゼとシャングリアが左右から脇と横腹を……。
スクルズとベルズは足の裏をくすぐっている。
「ははははは、くふふふふふ、や、やめて……はははははは──い、いやよ、も、もれる……ははははは……」
エリカが真っ赤な顔をして苦しそうにけたたましい笑い声をあげる。
「息をさせるな。手を抜くと、四人のうちから、次の生贄を選ぶぞ」
一郎は全身をくすぐられて悶え笑うエリカの姿に嗜虐心を満足させて、声をかけた。
「なる……なるから……やめてええっ……ははははは──あははははは──」
エリカがついに観念の言葉を口にするのに、それほどの時間はかからなかった。
一郎は声をかけて、エリカへのくすぐりをやめさせた。
「はあ、はあ……」
エリカは荒い息をしている。
まだ、躊躇いがあるようだな、大きな尿意に苦しそうな表情をしていて、これ以上の拒否はしないようだ。
一郎が促すと、すぐに口を開いた。
「……ぱ、ぱぱ、お、おしめ、して、くだちゃい……」
エリカは言った。
「仕方ないなあ」
一郎は笑いながら、エリカに寄っていく。
そして、さっきのウルズと同じように、両脚を抱えて上にあげさせると、エリカの股間におしめを巻いていった。
「う、うう……」
エリカが真っ赤な顔で、恥ずかしそうに目をつぶる。
本当に恥ずかしそうだ。
すっかりとおしめをしてしまうと、一郎はエリカの両脚を床に横たえ直して、ぽんと太腿を叩いた。
「さあ、していいぞ」
「そ、そんな」
エリカはまたもや拒否の声をあげたが、一郎は構わず、淫魔力で塞いでいた尿道口を開いた。
「ああっ」
次の瞬間、エリカは布の中に耐えていたつもりだった尿を噴出させた。
股間の部分にみるみると尿による染みが拡がっていく。
やがて、すっかりと排尿が終わったのか、真っ赤な顔のままのエリカが小さな息を吐いた。
「なにか言うことはないか、エリカ? いつまでも汚れたおしめをするのか?」
一郎は意地悪く言った。
「ぱ、ぱぱ、おしめをかえて……くだちゃい……」
エリカがつらそうな口調で言った。
「わかった。だが、おしめは赤ちゃんらしく、母乳を飲んでからだな。今度は、エリカに母乳を飲ませる役を誰かにやってもらおう……。もちろん、俺の力で母乳が出るように細工をするから心配しなくていい」
一郎は言った。
エリカを除く四人がぎょっとした表情になる。
一郎は、四人からスクルズを選んで視線を向けた。
スクルズがたじろぐのがわかった。
「スクルズにしよう。スクルズは胸が大きいし、お母さん役にぴったりかもしれない」
「わ、わたしですか?」
スクルズが目を丸くしている。
「そうだよ」
一郎はそれだけをいい、今度はスクルズの乳房に、淫魔術で細工をして、母乳が出る胸にした。
「わっ、わっ、わっ、な、なんでしょう? なにか変です……」
スクルズが両手で胸を抱くようにしながら、顔を赤くして、からだをもじもじと動かしている。
一郎が淫魔術で弄った身体の変化のために、かなり違和感があるのだろう。
一郎は手を伸ばして、スクルズの乳房を裾から中心に向かって搾るような動きでひと揉みした。
「ひやっ、ひやああっ、な、なんですか、これ?」
スクルズが悲鳴をあげてのけ反った。
一郎が揉んだ側の乳房の乳首から、勢いよく母乳がぴゅっと飛び出したのだ。
スクルズはもちろん、周りの女たちも目を丸くした。
一方でスクルズは、母乳の噴出とともに、身体をぶるりと震わせて、さらに甘い声をあげている。
どうやら、仕掛けはうまくいったようだ。
「ははは、うまくいったな。ただ母乳が出るだけにするのは勿体ないしな。母乳が出るたびに、男の射精のときのような快感が瞬間的に走るようにした。さあ、エリカに吸ってもらえ。さもないと、どんどんと乳房が腫れて、本当に乳牛並みのみっともない乳房になるぞ」
一郎は笑った。
スクルズはぎょっとしている。
しかし、いま口にしたのは本当だ。母乳を出さないと、顔の五倍にも乳房内に溜まった母乳で乳房が膨れるようにした。
もっとも、そうなっても、ただ吸い出せば元の大きさに戻るのだが、いまでも出さなかった反対側は目に見えて大きく膨らみかけており、スクルズは顔を蒼くしている。
「そ、そんな。エ、エリカさん、お願いです。吸ってください。さあっ」
スクルズが焦ったように、エリカの身体を抱えて乳房に顔を押しつけた。
「ま、待って、あぷっ、ん、んんっ、い、息が……」
エリカの身体はさっき筋肉を弛緩させてそのままだ。エリカはスクルズに抵抗できない。だが、ぎゅっと強引に顔を乳房に押しつけられたので、息が苦しいのか顔を放そうとしている。
「息などなんです。わたしたちの仲じゃないですか。早く吸い出してくださいまし。そうすれば、息をさせてあげます」
スクルズがエリカに必死の口調で言った。
エリカは諦めたように、ちゅうちゅうとスクルズの胸を吸い出す。
スクルズが甘い声を出し始めた。搾乳されると快感が走るようにしているので、スクルズも感じまくっているのだ。
「なら、反対側は俺が吸ってやろう。スクルズまま、おっぱいくださいね」
ロウはおどけて、赤ちゃん言葉を使いながら、スクルズを乳首を吸った。
生温かい母乳が出てくる。
スクルズが激しく悶えだす。
「あん、い、いやらしい、あ、赤ちゃんです」
スクルズがぎゅっと一郎の頭を抱き締めてきた。
やがて、スクルズはそのまま、気をやってしまった。我慢できなかったのだろう。
まあ、母乳が出るたびに快感が走るようにされたのに、両乳首から容赦なく搾乳されては、仕方のないことだろう。
そのあと、やっとエリカの汚れたおしめも交換してやる。そして、やっと弛緩を解いてやったが、エルフ美女が裸でおしめだけしている姿というのはなかなかにエロチックだ。
しかし、一郎はエリカにおしめを外すことは許さなかった。
エリカは全身を真っ赤にして恥ずかしそうにしている。
「じゃあ、次はシャングリアが赤ちゃん役だ。母親役で搾乳させるのは、コゼだ」
「わ、わたし? ちょっと、待ってくれ。なにがなんだか」
「ええ 母乳?」
シャングリアとコゼはさすがに狼狽えている。
しかし、一郎は頓着なく、シャングリアの全身を弛緩させて動けなくすると、赤ん坊のように動けなくする。
一郎はそのシャングリアにおしめを持って近寄る。
「シャングリア、赤ちゃん言葉だ。逆らうと、このまま、痒み剤を塗って放置だ」
シャングリアは一郎の言葉に、顔に恐怖を浮かべる。痒み調教の苦しさは、うちの女たちなら骨身に染みている。
シャングリアは慌てて口を開く。
「ぱぱ、お、おしめ……。おしめ、か、かえて、くだしゃい……」
シャングリアがぎこちない舌足らず口調で言う。
一郎は笑いながら、シャングリアの服を脱がせるために、手を伸ばした。