【2025.9.5コミック発売】異世界で淫魔師ハレム【完結】 作:ドン・ドナシアン
ブラニーのいる屋敷は、平屋だが低い樹木に囲まれた大きめの庭があり、裏には馬納屋もある。部屋も客間を含めて十個ほどあり、そこそこ大きい。
かつては成功した分限者が住んでいたという場所であり、周りは静かな住宅街だ。
幸いにも家の前の通りはひっそりしていた。
「ブラニー、入れろ――」
屋敷の門に辿り着くや否や、一郎は叫んだ。
すると、身体がふわりと浮くような感じが襲い、次いで腹が軽く捻れたみたいになった。
移動術だ。
次の瞬間、一郎たちは屋敷の一番大きな広間の中に運ばれていた。
「お珍しい格好ですね、旦那様。お運動ですか? 皆さんもお疲れ様です。卓に飲み物をご準備いたしました。どうぞ」
廃神殿からここに移ってきた屋敷妖精のブラニーがにこにこしながら声をかけてきた。
相変わらずの召し使い姿であり、十歳くらいの人間族の童女にしか見えないが、城郭外の一郎の屋敷にいるシルキーよりも、屋敷妖精としては、先輩格になるようだ。
ここと、あの「幽霊屋敷」とは、スクルズが設置した移動ポッドで繋がっているので、ブラニーとシルキーもお互いに話す機会もあるらしく、シルキーがそんなことを言っていた。
「ぱぱぁ」
ここで待っていたらしい、ウルズが嬉しそうな声をあげて、一郎に駆けてきた。
一方で、一郎と一緒に、ブラニーの術で転送してもらった四人の女は、精根尽きたようにぐったりと床に座り込んでいる。
一郎はその様子に苦笑してしまった。
また、一郎はブラニーに、ここに繋がっている第三神殿との移動ポッドを一時的に閉鎖してくれと頼んだ。この小屋敷は、この部屋にある大きな姿見で一郎たちの屋敷と、第二神殿と第三神殿のベルズとスクルズの私室に常時繋がっているのだが、このあとスクルズを脅かすために、第三神殿に押し掛ける予定である。
スクルズがこっちに気がつき、向こうからここに来られると興醒めだ。
ブラニーはすぐに処置してくれた。
「ぱぱ、あいたかったの。ウルズは、ぱぱにあいたかった」
ウルズがまだ素っ裸の一郎にしがみついてきて、頬をごしごしと一郎の顔に擦りつけてきた。
寝着を身に着けているウルズは、喋り方や身体を動きこそ、三歳くらいの幼児そのものだが、姿形は王都の三美女とまで称されていた立派な大人の美人だ。
力も強い。
一郎は押し倒された感じになり、そのまま床にしゃがみこんでしまった。
ウルズは、少し前まで王都三神殿のうち第一神殿の筆頭巫女だったが、ノルズという三巫女たちの幼馴染に騙されて魔瘴石を身体に埋められ、それを一郎が強引に取り外したために、そのときの影響ですっかりと幼児返りしてしまい、いまはゆっくりと成長をし直している最中というわけだ。
当然に、筆頭巫女は続けられず、スクルズやベルズよりもずっと歳上のベテラン巫女が最近、新たに就任している。
ウルズについては、ここでブラニーが世話をしながら、ベルズとスクルズが共同で面倒を看ているのである。
まあでも、スクルズやベルズによれば、順調に成長し直しているそうだ。
確かに、少し前はまるで赤ん坊だったが、いまはなんとか言葉も通じる。
「ぱぱ、ぱぱ、あいがとう、きてくれて、あいがとうっ」
美貌の大人の女性に相応しくない舌足らずの物言いでウルズが嬉しそうに一郎に言った。
だけど、本当に無邪気なこの笑みは接していて嬉しくなる。
「でも、みんな、はらか?」
一郎を含めた五人が揃いも揃って裸なのを見て、ウルズも不思議そうな顔をしている。
「ちょっとした遊びだよ。いつものね……。よし、じゃあ、四人ともそこに並べ。横一列にこっちを向いて座るんだ」
一郎は言った。
荒い息をしている四人が動き始める。
駆け足の疲労というよりは、全裸で城郭を走らされたことに対する心のショックだろう。
一番体力のない一郎がそれほどでもないのだ。
ベルズはともかく、ほかの三人がこれくらいの運動で息を切らすことはあり得ない。
「ま、また、なにかするのか?」
ベルズが荒い息をしながら言った。
それでも、もう諦めたのか、逆らう様子はない。黙々と一郎の指示に従うエリカたちとともに動く。
そのベルズを含めて、四人の女が一郎に向かって横一線に並ぶ。
「なんのあそびなの? ウルズもするの」
一郎に貼りつくように抱きついていたウルズが、一郎から手を離して服を自分で脱ぎ始めた。
ウルズにはなにかの遊びにしか見えないのだろう。
一方で、四人は不安そうにこっちに視線を向けている。
「さて、いまからいまの全裸走りで、一番興奮してしまった者を調べる。恥ずかしいことに反応する一番の淫乱女は誰かなあ……。全員、膝を立てて、両側に脚を開け。そして、指でまんこの襞を左右に開くんだ」
「ええっ?」
「そんな」
「い、いやです」
「ロ、ロウ殿、そんな真似は……」
四人が一斉に抗議の言葉を発した。
だが、無駄だ。
一郎はちょっとばかり、淫魔術を遣って、四人の心の中の一郎の言葉に逆らえないという感情を増幅させる。
たちまちに、四人が困惑したように黙り込む。
「これは命令だ。言われたとおりにしろ」
一郎は強い口調で言った。
今度は四人は逆らわなかった。
それぞれに膝立ちした脚を左右に大きく開いて、自分の手で股間を左右に引っ張り拡げる。
さすがに四人とも恥ずかしそうだ。
下を向くもの、横を向くもの、目をつぶる者……。
やり方はそれぞれだが、ひとりとして一郎を真っ直ぐに見る者はない。
だが、これはなかなかの絶景だ。
四人の美女が、自らM字開脚して、股間を指で拡げているのだ。
ちょっとあり得ないような卑猥な光景だ。
それにしても、あれだけ毎日やりまくっているのに、みんながみんなきれいな性器だ。
それだけでなく、肌も瑞々しく染みひとつない。
一郎によるものだが、淫魔術を駆使して、治療術を駆使しているせいなのだが、一郎から見てもとても美しさに輪が掛かったと思う。
そして、並ぶ性器が五人になった……。
「あたしも、やゆっ」と舌足らずの声で叫んだウルズが五人の横に並んで、同じような恰好になったからだ。
「さあて、罰を受けるのは誰かなあ……」
一郎はお道化た口調で言いながら、五人の女たちの股ぐらに顔を近づけた。
右から、ベルズ、コゼ、シャングリア、エリカ、そして、ウルズがM字開脚をして横に並び、それぞれに自分の股間を左右に手で拡げている。
圧巻の光景だ。
これほどの王都の美女を集めて、こんなに好き勝手なことができるなんて、異世界に召喚されてよかったと思う。
「ふふふ、テーブルよりも床に置きましょうね。こちらに準備しましたので、よければどうぞ」
ブラニーが声をかけてきた。
しかも、一瞬にして部屋にあった長テーブルが消滅し、そこにあった飲み物は盃などが、大きな盆に載せられて床に直接置かれた。
しかも、床の絨毯が変わり、毛布のようなふかふかの柔らかい素材になる。
ブラニーの魔道だ。
「ありがとう、ブラニー。ところで、明日、向こうの屋敷で全員でちょっとしたパーティーをするんだが来れないか?」
「申し訳ありません、旦那様。屋敷妖精とは契約をしている屋敷からは離れられないものなのです」
ブラニーが軽く頭をさげた。
本来のブラニーの契約者はスクルズなのだが、一度精液を飲ませて、一郎の支配も残っているので、ブラニーは一郎を“旦那様”と呼ぶ。
だが、ブラニーと一郎は性関係はない。
一度試そうとしたのだが、ブラニーからは屋敷妖精は、性行為はできないと断られてしまった。
シルキーは最初から普通に相手をしてくれたが、屋敷妖精は本来は人族のような性機能はないものであり、向こうが特別みたいだ。
シルキーとは身体の関係があると説明すると、ブラニーは目を丸くしていた。
いずれにせよ、無理強いするつもりはないので、ブラニーとは男女の関係にはなってない。
「そうか。残念だな。じゃあ、次の機会かな」
一郎は笑って、意識と視線を女たちに戻す。
「さて、一番蜜を垂れ流している女は、とっておきの罰だからな。覚悟しろよ……。とは言っても、確認するまでもないな。全裸走りの羞恥責めで一番に股間を濡らしているのはエリカだな。エリカ、お前、余程興奮したんだな。一回ずつ犯されているシャングリアやベルズ殿よりも、濡れているじゃないか」
一郎はエリカの股間を一瞥してからかった。
なにしろ、エリカの股間からは愛液が陰部の外まで垂れ流れ、開いている内腿までびっしょりと濡れていたのだ。
「そ、そんなこと……」
エリカは一言叫んで、すぐに絶句してしまった。
恥ずかしさに思わず否定しようと思ったが、実際に愛液が垂れ流れているという事実を前にしては、黙り込むしかなかったのだろう。
シャングリアやベルズが野外で辱められていることにあてられて、エリカがかなりの欲情をしてしまっていることは、しっかりと一郎は気がついていた。
うちの娘たちは、すっかりとマゾ体質になってしまったが、なんだかんだといっても、エリカは、一郎と出逢う前から、イライジャの「ねこ」だったり、アスカの「ねこ」だったりと、マゾっ子の年季が違う。
本人の意思と関わらず、性的に辱められたり、苛められたりすれば、身体が反応してしまうようになっているのだ。
「ご主人様、罰はなんですか? 浣腸して、さっきの首輪を装着して盛り場で排便するってのはどうですか? それとも、たっぷりと痒み剤を塗って、やっぱり犬にして外に朝まで繋いでおくとか……」
コゼが自分の股を拡げたまま口を挟んだ。
「あ、あんたは黙っていてよ」
すると、エリカが真っ赤な顔でコゼに怒鳴った。
一郎はほくそ笑んでしまった。
こうやって、お互いに好き勝手に言い合っているが、うちの三人娘は本当に仲がいい。三人が変に気取ったり、牽制したり、嫉妬し合ったりしないでいられるのは、コゼがいつも混ぜ返してくれるからだろう。
コゼがエリカやシャングリアにちょっかいを出すのが、コゼなりの愛情表現だというのは知っている。
その証拠に、コゼは一郎のほかの女たちには、あまり積極的には関与したがらない。
内弁慶なのだ。
たびたびやってきて、半分同居しているようなスクルズは例外だが……。
まあ、とにかく、コゼがエリカとシャングリア同様に、嗜虐の餌食にするのは頻繁にやって来ているスクルズくらいのものだ。
向こうから来るだけでなく、逆に一郎がなにかの魔道具を作って欲しいときにも、すぐにスクルズを呼び出したりしているし、そのたびに三人娘とともに苛め合ったりさせており、すっかりと三人娘とも親しくなっている。
「そうだな……。もしも、コゼが一番に負けたら、その罰にしてやろう。だけど、これだけで勝負を決めたら、エリカが可哀想だろう……。お前から装着してやるよ、コゼ。一番早くいったら、罰ゲームだからな」
一郎はそう言って、亜空間に収納しているたくさんの淫具の中から、「クリバイブ」を五個取り出した。
小さな吸盤のようなかたちをしているものであり、クグルスに作らせ、さらにスクルズに魔力を込めさせた。
よくわからないが、一郎の淫魔術とスクルズの魔力は相性がいい。スクルズにクグルスの淫具を仕上げてもらうと、クグルスだけの淫具よりも、むしろ一郎は淫魔術で自在に動かせるようになるのだ。
とにかく、これを女の陰核に貼りつけると、吸盤で陰核全体をすっぽりと包んで皮を剥いたあと、収縮とともに振動を開始して、それを延々と繰り返すという愉快な効果がある。
亜空間術を身につけた一郎は、最近では屋敷に集めてある夥しい淫具をそこに移動させている。
それにより、一郎が好きなときに、好きな場所で淫具を自在に取り出せるようになった。
随分と便利になったものだ。
「な、なんですか?」
動くなという命令で動かないコゼの股間にクリバイブを近づけると、コゼはとても不安そうな顔をした。
このクリバイブを三人娘に使うのは初めてだ。
最初の洗礼を受けたのは、魔力を込めさせられたスクルズだ。
一郎が考えて作った新しい淫具に、魔力を込めさせられ、それを自ら試験台にされるというのは、このところのスクルズのお約束だ。
王都で一番の魔道遣いの神官巫女を淫具作りなどで呼び出すのは、かなりの冒涜のようにも思わないでもないが、スクルズは、いつもにこにこしながらやって来る。
本当に人がいいのだ。
いや、ただの好色巫女か?
「……クリバイブという新しい淫具だ。コゼには特別に内側に繊毛がついているものをつけてやる。最初に達した者は罰だぞ。それから、姿勢を崩した者も同じだ」
一郎はぴたりとコゼの肉芽にクリバイブをあてがった。
「むふうっ」
さっそくクリバイブの吸盤に包まれて刺激を受け始めたコゼが、身体をぴんと伸ばして悲鳴をあげた。
「な、なに? なにが始まるのだ、コゼ」
横のシャングリアが叫んだ。
「すぐにわかる」
一郎は両手を伸ばして、コゼの両側のベルズとシャングリアにも、クリバイブを装着した。
「んぐうっ」
「あふう、ロ、ロウ殿、これは──」
シャングリアとベルズも悶絶するような声をあげた。
次いで、エリカとウルズにも装着する。
感じやすいこのふたりを最後にしたのは、まあハンデのようなものだ。
コゼだけ、繊毛付きにしたのもそうだ。
また、エリカについてはクリピアスがあるので、淫具は勝手に包み口を膨らませて、ピアスごと包んだ。これは効くだろう。
さて、どうなることか……。
一郎は待つ態勢になる。
「あ、ああ、あ……」
「んぐ、だ、だめ……ああっ、んんんっ……」
「ああん、ああっ、ぱぱ、ああ、ぱぱ、きもちいい……ぱぱ、ああっ」
「こ、こんなの……こ、こんなこと……うっ、ぐううっ、くうっ」
「んふうっ、はあ、あっ、ああっ、ああっ、ああっ、あああ……」
女たちがあっという間に全身を真っ赤にして悶え始める。
だが、最初に達すれば罰だと言われているので、全員が必死に快感を耐えようとしている。
だが、スクルズに試したときもそうだったが、これはなかなかの刺激らしい。
性器を指で自ら拡げさせられている五人の女陰からは、まるで涎を流しているかのように愛液が垂れ流れている。
なかなかに壮絶だ。
一郎はあえて、魔眼でステータスを覗くのはやめた。
愉しみが半減するからだ。
「だ、だめえっ」
最初に脱落したのは、やっぱりエリカだった。かなり、あっという間だ。
次いで、「ぱぱ、ぱぱ」と繰り返しながら、幼児化の影響で受ける快感の純度が濃くなってしまっているウルズが達した。こっちも速かった。
次はコゼだった。
五人の中では快感への耐性が比較的強いが、やはり、ひとりだけ繊毛付きというのが効いたのだろう。
それから、ベルズ──。
意外にも、最後まで頑張ったのは、エリカと同じようにマゾっ子のシャングリアだ。我慢強いのもシャングリアの特徴でもある。
一郎は五人からクリバイブを外すと、姿勢を崩していいという許可を与えた。
「さて、じゃあ、一番の負けはエリカだな。じゃあ、こっちに来い」
エリカを呼ぶ。
まだ、昇天した余韻で荒い息をしているエリカは、諦めたような感じで一郎のところにやって来た。
可愛い女だ……。
すっかりと従順になったエルフ娘の姿に、一種の征服感を覚えて、改めて一郎は嬉しくなった。
これでも、エリカは一郎以外には気が強いし、召喚直後は一郎もさんざんだった。
もっとも、一郎は自分がエリカには、本当に世話になったと思っているし、とても大切な存在だ。
そして、こんなに愉しい異世界生活を実現してくれたエリカに感謝の気持ちでいっぱいでもある。
「罰ゲームは、ここで全員の前で俺に犯されることだ」
一郎はそう言って、エリカを押し倒した。
そのまま、エリカの濡れそぼった女陰に一物を挿入する。
「五人の我慢大会」のときは、邪魔だから静かにさせていたが、勃起させようと思えばいくらでも勃起できる。
これも、淫魔師のなせる技だ。
「あ、ああ、ロウ様、ああっ、あ、ありがとうございます、ああっ」
一気に子宮近くまで深く挿入し、あとは魔眼で見えるエリカの膣の中の赤い筋のもやを目印に亀頭を擦ったり、押し揉んだりしながら律動する。
エリカはたちまちに嬌声をあげるとともに、礼の言葉を叫んだ。
「そ、そんなの狡い──。一生懸命に我慢したのに、罰がご主人様に犯してもらうことなら、そんなの罰じゃない」
後ろでコゼが一生懸命に叫んでいる。
一郎はその必死の口調に笑ってしまった。
「……そういえば、コゼはまだ今夜は犯してないよな。じゃあ、特別だ。エリカの横に寝ろ。一緒に犯してやる。その代わり、これからも仲良くするんだぞ。ほら、エリカと手を繋げ」
「やった」
コゼが両手をぐっと身体の前で握って嬉しそうな仕草をし、すぐに、エリカの隣に潜り込むように並んで寝る。
そして、言われたとおりに、エリカと手を繋ぐ。
だが、エリカはもういっぱいいっぱいらしい。
コゼに意識を払う余裕はないようだ。
「い、いきます、いきます、ロウ様、あああっ」
エリカは身体を弓なりにして叫んだ。
「まだ、駄目だ。コゼと一緒にいけ。もう少し我慢だ」
一郎は背中に手を回して抱き締めるようにしていたエリカの手を振りほどいて、隣のコゼに移動する。
すぐに、コゼの女陰に怒張を埋める。
一郎はコゼの乳首に舌を這わせるとともに、指で肛門を刺激しながら怒張を律動させた。
三箇所の性感帯を同時に刺激されたコゼは、一気に快感が全身に駆け抜けたように激しく悶えた。
「あ、ああ、ご主人様、き、気持ちいいです。ご主人様の奴隷になってよかった」
コゼがしがみついてくる。
「奴隷から解放したが、本当に奴隷にした覚えはないぞ……」
苦笑すると、今度は怒張を抜いて、再びエリカに移動した。
この辺りの機微の付け方は、淫魔師としての魔眼能力を最大限に発揮している。
交互に犯しても、快感が冷めて快感値の数字があがる前に戻っているので、二人同時にどんどんと快感を増幅できる。
すでに昇天寸前のエリカは、それを持続するように刺激を与え、コゼについては、一気に絶頂に向かって突き進めさせる。
それをした。
そして、ついにふたりとも、それぞれひと突きずつで達するところまで追いつめた。
「まずはエリカだ」
一郎はそう言って、エリカを絶頂させた。
「んぐううっ、ロ、ロウ様ああっ」
エリカは身体をこれでもかというほどにのけぞらせて、全身を激しく痙攣させた。
そのエリカにまずは精を発する。
ぐったりとなったエリカから離れて、すぐさまコゼに最後にスパートをする。
こっちもすぐに達した。
そして、コゼにも精を注ぐ。
「んふううう」
コゼもぐったりとなった。
ふたりとも完全に脱力している。
ただ、しっかりと手だけは握り合っていた。
すると、背中に乳房がぎゅっと押し付けられた。
「ぱぱ、ぱぱん、ぱぱ、ウルズにも、ちて。まんまん、ちて。ウルズもぱぱに、まんまんちてほしい。ぱぱのちんちん、いれて」
背中から抱きついてきたのはウルズだった。
舌足らずの口調で、必死に一郎に訴えてきている。
きっと、一郎がエリカとコゼを抱くのを見て、すっかりと興奮してしまったのだろう。
すでに、一度クリバイブでいっていることだし、淫欲が収まらなくなったに違いない。
「いいぞ、ウルズ。その代わりに、絶対にほかの男に近づいちゃだめだぞ。女もだ。口をきいていもいいのは、ぱぱとぱぱの仲間の女の人だけだ」
一郎はウルズを横にしながら言った。
ウルズは、王都の三大美女に数えられた美女だ。
そのウルズが幼児退行してしまったのは公然の秘密だが、それを利用して、ウルズに手を出そうという男はいくらもいるだろう。
だから、一郎は、不用意に家から出ることも、ほかの男と接触することも禁じていた。
「うん、やくそくはまもっている。いい子にしているよ。ぱぱのいいつけまもっているよ。べーままとすーままのいうこときいているよ」
ウルズが言った。
一郎はウルズの頭を撫ぜた。
ウルズが満面の笑みを浮かべる。
一郎は、ウルズの股間に怒張を埋めていった。
ウルズはあっという間に激しくよがり始めた。
幼児化の影響で、ウルズには性の快感に対する耐性がほとんどない。
受ける快感を純粋に受けてしまって、あっという間に昇天するのだ。
結局、一郎が十回も律動しないうちに、ウルズは達してしまった。
ウルズが達したので、一郎はウルズの膣にも精を放った。
ウルズが幼児化状態から早く脱却するには、この一郎の精が一番いいのだそうだ。
本当かどうかはわからないが、スクルズにしても、ベルズにしても、一郎がウルズを抱くことで、ウルズの精神が安定して、いい具合に成長しているという。
だから一郎は、なるべくウルズにも精を注ぐようにしている。
「す、すごいな、ロウ殿……。三人全員に放ったのか?」
しばらくじっと横で見ていたベルズは、呆気にとられたような顔で言った。
「なにをいまさら……」
その横でシャングリアが苦笑している。
一郎も苦笑してしまった。淫魔師というのは、どうやらレベルがあがると好色度もあがるようであり、このところ、いくら女たちを抱かしてもらっても、ちっとも満足できない。
おかげで、毎日のように女たちを抱き潰している。
三発くらいで驚いたのでは、毎日の一郎の性生活に接すれば、度肝を抜いてしまうに違いない。
「……さて、じゃあ、そろそろ、スクルズのところに行くかな。予定とは違ったけど、ここから移動ポッドで向かうよ。ベルズ殿、じゃあ、ここでお別れです。移動ポッドで第三神殿に四人で向かいます」
「もうか? しかし、まだ起きそうにないぞ」
シャングリアがエリカたちに視線を向けながら言った。
一郎は頷いた。
「うん……。だから、ふたりが目覚めるまで、ベルズ殿は俺ともう一勝負といきますか……。シャングリアは悪いがお預けだ。お前までダウンしたら、いつまで経っても向かえなくなる」
「わかっている。それに、わたしはもうしっかり愛してもらった。十分だ」
シャングリアはにっこりと笑った。
一郎は、エリカとコゼが起きあがれるようになったら着せてくれとシャングリアに頼んで、みんなの服を出した。
切り刻んだシャングリアの着替えもちゃんとある。
しっかりと事前に亜空間に準備していたのだ。
本当に便利だ。
「さて、じゃあ、始めますよ、ベルズ殿」
「ここでか?」
あまり羽目を外すようなセックスを好まないベルズだが、路上で犯され、ストリーキングをやらされ、さらに絶頂我慢や、目の前で一郎がエリカたちを次々に犯すのを見物させられて、感覚も麻痺しているようだ。
照れている様子だが、さほどの抵抗もなくやってきた。
一郎はベルズを抱き、すぐによがり始める。
エリカとコゼがやっと起きあがって来たのは、ベルズが一郎の責めで、二度ほど昇天したころだった。
一郎は悶絶したベルズにも、精を放ってから怒張を抜いた。
すぐにさっとシャングリアが駆け寄って、一郎の性器を口で掃除をしてくれる。
一郎はシャングリアの銀白色の頭を撫ぜてやった。
すると、シャングリアが嬉しそうな仕草をした。
また、そのあいだ、回復をして服を着終わったエリカとコゼが、汗にまみれている一郎の身体を布で左右から拭きだす。
終わると、さっき一緒に出した一郎の服を三人がかりで着せ始めた。
そのあいだ、一郎はなにもしてない。
三人の動きに合わせて、腕や脚を動かすだけだ。
まるで、王様にでもなった気分だ。
一方で、抱き潰したようなかたちになったベルズは、床に手をついて、はあはあと息をしている。
まだ素裸だ。
また、ふと見ると、ウルズはさっきの性交の疲れか、指を口に咥えてすやすやと眠っている。いつの間にか薄い毛布が裸身にかけてある。
横ににこにことしているブラニーがいるので、ブラニーがかけたてくれたのだろう。
「さて、すっかりと遅くなってしまったかな。スクルズ殿はもう休んでいるのかな。そうだとすれば、レイプにはちょうどいいけどね」
一郎は言った。
「まだ、やるんですか?」
エリカが疲れた口調で言った。
まあ、実際に疲れているんだろう。
「当り前だ。今日までにスクルズ殿──。明日の朝に、姫様とシャーラ、さらにおマアもレイプするんだ……。そうそう、さっきもブラニーに口にしましたけど、ベルズ殿、明日、うちの屋敷でパーティをします。仲間内のね。大事なパーティなんで、万難を排して来てください」
一郎はそう言いながら、床に置きっぱなしだったクリバイブを拾って、亜空間に収納する。
そして、ブラニーに再びスクルズの部屋との移動ポッドを接続してもらった。
「スクルズは部屋にはいないようだな」
一郎は繋がった姿見から、向こう側を見ながら言った。スクルズの私室を兼ねた寝室に繋がったが、向こうは暗く、ひっそりしている。
「このところ、スクルズは忙しいようなのだ。なにしろ、神官と副神官長や何人かの神官がなくなったので慰霊祭をするのだ。スクルズは、神官長代理になっているので、それを全部取り仕切らないとならないのだ」
ベルズが横から言った。
「へえ」と一郎は言った。
慰霊祭の云々は知らなかったが、こんな夜更けまで働いているのであれば、本当に忙しいのだろう。
だが、スクルズからは、「いつでも呼び出してくれ」といわれていて、神殿にいるスクルズに音を送れる「魔道の呼び鈴」ももらっている。
それを鳴らせば、スクルズはすぐに来てくれる。
昨日も、クリバイブに最後の魔力を刻んでもらうために呼び出したが、嫌な顔ひとつせずに、くだらない淫具作りに協力してくれた。
「……とにかく、スクルズにはお手柔らかにしてやって欲しいな」
ベルズが言ったけど
一郎は、女たちを促して先に向かってもらった。
コゼ、エリカ、シャングリアの順で向こう側に移動する。
最後に一郎が入った。
そして、姿見の出入り口ぎりぎりのところに、ベルズを呼び寄せる。
「なんだ、ロウ殿?」
ベルズが裸のまま近づてくる。
「約束ですよ。明日は必ず来てください」
一郎はそう言って、ベルズに口づけをした。
しばらくベルズの口の中を舌で蹂躙する。
最初は戸惑ったような仕草だったベルズだったが、だんだんと積極的になり、やがて一郎にしっかりと抱きついて、ベルズの方から舌を絡めたりしてきた。
「わ、わかってる」
一郎が唇を離すと、少し息を荒げたまま真っ赤な顔で頷く。
ベルズを置いて、一郎は姿見の向こうに進んだ。
一方で、エリカたち三人は交合の疲労が残っているのか、ちょっと疲れたように小さくあくびをしている。
「さあ、次はスクルズをレイプだ」
一郎は、その三人娘ににっこりと微笑んだ。
「はあい」
すると、エリカが三人を代表するように、気だるそうな返事をした。