【2025.9.5コミック発売】異世界で淫魔師ハレム【完結】 作:ドン・ドナシアン
一郎はまどろみの中にいた。
朝か……?
一郎は目を閉じたまま思った。
そういえば、昨日は昼間は屋敷で三人娘といちゃつき、夕方になったら、レイプごっこで、ミランダ、ベルズ、スクルズと襲いにいき、スクルズにこの屋敷に戻してもらってから、最後にまた三人を順番に抱いて寝た。
本当に休んだのは、随分と遅かったのではないかと思う。
おそらく夜半過ぎだろう。
一郎たちが休む寝室は、地下の調教部屋と一階の寝室の二箇所にある。
昨夜は一階の寝室側で休んだので、瞼に窓からの光を感じるとともに、裏庭からの鳥の声が聞こえていた。
どうやら、まだ早朝のようだが……。
「ご主人様、おはようございます」
そのとき、温かいものが身体に覆いかぶさって来た。
コゼの裸体のようだ。
一郎の上に被さり、唇を重ねて舌を入れ込んでくる。
そして、まるで猫のように、ぺろぺろと一郎の口の中を舐めまわしてきた。
これだけ無邪気に甘えてくれると、一郎も悪い気はしない。
一郎もコゼの背に両手を回して、コゼの口の中を舌で刺激してやる。
「あっ……あ、ああ……、ひ、ひもち……いいれしゅ……」
コゼが一郎から口を舐められながらうっとりとした声をあげた。
「あっ、あんた、また──」
「コゼ、狡いぞ。今朝はコゼの順番は最後だろう」
すると、エリカとシャングリアの怒鳴り声が聞こえて来た。
目を開くと、やはり素裸のふたりが、一郎とコゼが抱き合っている両側に座って睨みつけているのが見えた。
「朝っぱらから、なんだよ?」
一郎はコゼを離しながら苦笑した。
どうせ、また、朝の口づけの挨拶の順番のことで揉めているに違いない。
いつも誰が先だの、後だのと揉めることが多かったので、一時期は生き残りだといい、添い寝をしなかった者が先に挨拶をするというような取り決めをさせたが、それもうまくいかず、最近では、ちゃんとあらかじめ順番を決めておくという決まりになったはずだが……。
「だ、だって、ロウ様、コゼ、ひどいんですよ。この前、ロウ様に命じられたとおりに順番にしようって決めたのに──。今日は、わたしが一番で、コゼは最後のはずだったんです」
エリカがやかましく怒鳴った。
そんなことで、こんなに必死にならなくてもいいんじゃないかと思うのだが、まあ、変に生真面目なところがエリカの面白いところだろう。
だから、こうやって、コゼにからかわれるのだが……。
「だって、順番は順番として、ご主人様が起きたのに、すぐに反応しなかったら、近くにいる者が対応しようっていうのも決めたじゃない──。ご主人様を放っておくのが一番よくないからって……。忘れたの、エリカ?」
コゼが得意気に言った。
いや、そのくらい放っておいてくれてもいい……。
目が覚めた瞬間に、口づけをしてもらえないくらいで、絶対に機嫌は悪くならない。
そう思ったが、とりあえず黙っていた。
「で、でも、まだ目をお覚ましではなかったわ」
「いいえ。あのとき、起きられたわ。ぼうってしていたエリカが悪いのよ──。ねえ、ご主人様、さっき、もう起きておられたですよね?」
コゼに振られて、仕方なく一郎は「確かに起きていたな」と応じた。
正確には、起きようとしていたというのが本当だが。
「ええっ」
エリカががっかりとした表情になった。
「それよりも、おはよう、ロウ」
今度はさっとシャングリアが横から滑り込んできた。
一郎はシャングリアとも、朝の口づけを交わす。
「あ、ああっ、あんたまで順番を──」
エリカが声をあげた。
そのあまりもの憤慨した口調に、一郎も吹き出しそうになる。
「だから、ご主人様を放って置かないようにするのが、順番よりも優先だと言ったでしょう」
コゼがけらけらと笑っている。
「だ、だったら、順番を決めた意味がないじゃないのよ」
エリカが怒鳴りあげた。
どうやら、真剣に腹をたててるようだ。
本当に笑ってしまう。
「そう言うな、エリカ……。残り物には福があるぞ。これからは、三番目の者には、起き抜けの一発の相手をしてもらうことにしようか」
シャングリアとの口づけを終えた一郎は、エリカを抱き寄せて口づけを交わすやいなや、すぐに身体を入れ替えて、エリカを下にした。
そして、手から粘性の油剤を出すと、エリカの脚をM字に開脚させ、右の手首と足首、左の手首と足首をそれぞれに密着させる。
これでエリカは、股を大きく開いた状態から動けなくなった。
そのエリカの股間に顔を移動させて、股間に舌を這わせる。
しかも、唾液にはたっぷりとの媚薬の成分を加えてやる。
「うっ、うううっ、あ、あん、ああっ」
エリカが腰を淫らに動かして、よがり始める。
「あっ……」
「あ、あれっ?」
コゼとシャングリアが両脇できょとんとした声を発した。
さらに、コゼは「今度は三番目か……」とか、ぶつぶつとなにか考え込むようなひとり言も口にしている。
とにかく、一郎は畳みかけるように、エリカの弱点を次々に舌で責めたてた。
「んふうっ、うううっ、ロ、ロウ様、き、気持ちよすぎます」
エリカが感極まった声で叫んだ。
一郎の舌責めに、早くもエリカは切羽詰まった状態に追い詰められたようだ。
腰をよじり、内腿を痙攣させ、あられもない声で悶え声をあげる。
さすがに、感じやすいエリカだ。
あっという間にステータスの中の「快感値」が絶頂寸前の状況までさがった。
一郎は体勢を変えて、股間をエリカの腰に覆い被せる。
そのまま、怒張の先端をエリカの膣にねじ入れていく。
「あ、ああ……あふううっ」
エリカが激しく首を左右に振る。
美しいエルフ女の顔が淫らに歪み、尖った耳の先まで真っ赤になった。
勢いのまま、一郎はびっしょりと濡れているエリカの股間の粘膜に荒々しく突きを入れる。
エリカが全身をぴんと硬直させる。
すぐに激しく律動を開始した。
「んぐうっ、んんんっ」
エリカはすぐに狂乱した。
短い時間で、これだけ乱れるのは、唾液に含ませた媚薬成分のためでもあるだろう。
一郎は荒々しくエリカを犯し続けた。
「も、もうだだめ……だめです、ロウ様……。い、いきます……いぐううっ」
エリカの大きくが大きく弓なりにのけぞる。
「まだだ。少しは我慢しろ──。許可するまでいくな──」
一郎は大きな声で怒鳴った。
そのあいだも、エリカの感じる部分を亀頭の先で強く擦っている。
「う、ううううう……」
エリカが歯を食い縛って呻いた。
一郎に命じられたとおりに、絶頂を耐えようとしているだろう。
左右で密着している手首と足首の部分では、エリカの手が握ったり閉じたりし、足は上下にぱたぱたと動いている。
面白い反応だが、一生懸命に極めるのを寸前で留めているようだ。
エリカには、このまま我慢させることにした。
耐えれば耐えるほど、最後の快感が大きいことを一郎は知っている。
きっと派手に達してくれることだろう。
一郎はこの美しいエルフ娘が、一郎の手管で正体をなくしたように乱れて昇天する姿が大好きだ。
「も、もう、だめ……だめです……。だめなんです、ロウ様──」
一郎の律動を受け続けているエリカが泣くような声で叫んだ。
身体は痙攣のような震えを長く続けている。
すでに耐えるのも限界だろう。
それでも、顔をくちゃくちゃにして、必死で一郎の「いっていい」という合図を待っている。
本当に健気だ。
「まだだ、エリカ──。もう少しだ」
しかし、わざと一郎はエリカの耳元で怒鳴った。
そして、駄目押しの刺激を与えるために、再び媚薬成分をまぶした唾液を舌でエリカの乳首に舐めつけながら、舌で刺激する。
「あぐうううっ、だ、だめえええっ」
エリカの身体がぴんと伸びて、膣いっぱいに咥え込まされている一郎の怒張を思い切り締めつけた。
そして、がくがくと裸身が激しく震える。
達したようだ。
一郎はそれに合わせて、エリカの子宮に精を注ぎ込んだ。
「あ、ああっ、だ、だめえっ、と、とまらない。とまらない……」
次の瞬間、エリカが狼狽えた声を出し始めた。
一郎はなにが起きたのかわかって、さっと一物を抜いて、エリカの股間を寝台の横に移動させて床に向ける。
「あ、あああっ、いやあああっ」
エリカの股間から放尿の放物線が描かれだす。
朝一発目の性交のときは、女たちも膀胱に尿が溜まっている。
だから、絶頂とともに、失禁をしてしまうのは珍しいことじゃなかった。
「あらあら、洩らしちゃったのね、エリカ」
コゼがからかうような声をかけた。
そのあいだも、じょろじょろとエリカの尿が床に水たまりを作っていく。
「う、うう……も、申しわけありません、ロウ様」
やっと尿が終わった。
エリカはすっかりとしょげている。
こんなに打ちのめられたような表情をしているのを見ると、一郎はもっとエリカを苛めたくなる。
「じゃあ、コゼとシャングリアは、エリカのした粗相を片付けろ。ただし、舌でな……。いつもの奴隷ごっこだ」
一郎は寝台の隅に座ったまま、邪魔にならないようにして眺めていたふたりに言った。
「奴隷ごっこ」と宣言したときは、この屋敷内の取り決めで徹底的に恥辱的に女たちを扱うことになっている。女たちも納得済みのことなので問題ない。
一郎と女たちのあいだの遊びだ。
しかし、エリカにとっては、自分の尿を舐めさせられるよりも、仲間が舐める方が堪えるだろう。それに、これも三人が仲良くなる材料だ。
こうやって、お互いの恥部を晒し合って、庇い合って、全員のチームワークは作られていくのだ。
「あ、ああ、そ、そんな、わたしがやります、ロウ様。ふたりにはやらせないで」
案の定、自分の尿をコゼたちが舐めさせられると知ったエリカは、M字開脚のまま、必死の声をあげた。
「いや、エリカはお掃除フェラだ……。ちょっとだが、エリカの尿が俺にかかったぞ。それも舌で舐めるんだ──。そのあいだ、お前たちは尿を片付けだ。ほら、やれ──」
一郎はそう言って、エリカを裏返すと、一郎の股間に顔を埋めさせた。
「やれやれ、結局、いいところをエリカに持っていかれたわ」
「まあ、持ちつ持たれつだけどな。だけど、エリカ、貸しだぞ」
コゼとシャングリアが寝台を降りて、寝台の下のエリカの尿に向かう。
ただ、顔は笑っている。
ふたりが顔をくっつけ合って、エリカの尿に口をつけた。
一方でエリカは、懸命に自分がやると訴えていたが、もう一度一郎が強要すると、諦めたように一郎の一物に残っている蜜を掃除するために舌を動かし始める。
そのとき、屋敷妖精のシルキーが目の前に姿を現した。
「……お取込み中のところ、申しわけありません、旦那様。スクルズ様が移動術で、屋敷をご訪問なさろうとしているようです。侵入を許してよろしいですか?」
いつものメイド姿のシルキーが微笑みながら言った。
屋敷妖精のシルキーは、この屋敷に限り、絶対的な侵入防止の結界を刻むとともに、この屋敷内の魔力を完全支配して、あらゆる魔道遣いの魔道を制御することができる。
いかにスクルズといえども、シルキーの許可なしで屋敷に魔道を外から施すことはできない。
「ああ、俺が呼んだんだ。構わないから、ここに移動術の出口を繋げてくれ」
一郎は言った。
三人はまだ、それぞれの作業に没頭していたが、一郎がスクルズをここに通すというようなことを告げると、身体をびくりと反応させた。
無論、わざわざ、ここに呼び寄せるのは、エリカが失禁した後始末をコゼとシャングリアが舌で掃除をするというような状況を第三者に見せることで、三人に惨めな思いをさせようという一郎の嫌がらせだ。
三人もそれがわかっているので、もう抗議などしない。
ただ、早く終わらせようと、動かす舌を速くしただけだ。
目の前の空間が歪んだ。
スクルズの移動術の出口がこっちに繋がったのだ。
だが、そこから飛び込んできたのは、スクルズだけではなかった。
ミランダが、転がるようにして床に倒れ入ってきたのだ。
まるで水を頭から浴びたような汗をかいている。
目の下には隈のようなものができていて、身体は疲労困憊のようだ
とにかく、かなりの悲壮な姿だ。
この感じでは、一睡もできなかっただろう。
「やあ、ミランダも昨夜はお疲れ様だったね。今夜はパーティだとは言ったけど、もっとゆっくりの来訪でよかったよ」
一郎はエリカに身体を舐めさせながら、意地悪く言った。
「よ、よくも、よくも、そんなこと……」
ミランダが膝をついたまま、一郎を睨んだ。
それにしても、ミランダの脚の内側を伝っている愛液はおびただしい量だ。
それが、ミランダのつらさを物語っている。
なにせ、ミランダは媚薬の玉を股間と菊座に挿入したまま股間を貞操帯で封印して放置した。
相当の苦悶の夜を送ったに違いない。
「ミランダは、第三神殿に早朝に訪れたのですよ……。それで、わたしにロウ殿のところに送れと頼んだのです。ミランダも、わたしのところに来るだけでも大変だったようです。もう、許してあげてはどうですか?」
続いて入って来たスクルズが微笑みながら言った。
どうやら、ミランダは淫具を外してもらうには、ここまで来るしかないとはわかっていたが、とてもじゃないが、歩いては来られず、スクルズに泣きついたようだ。
それで、スクルズが、移動術でミランダを連れて来たのだろう。
また、スクルズがやってきたのは、もちろん、朝一番で宮廷内の小離宮にいるイザベラ姫とシャーラをレイプする手伝いを一郎が頼んでいたからだ。
一郎は、エリカの粘着の拘束を解いて、ぽんとお尻を軽く叩いた。
「もういいぞ、ご苦労さん、エリカ」
「は、はい」
エリカは転がるように寝台を降りると、そのまま自分の尿の掃除をしているコゼとシャングリアに加わった。
一郎は悲痛な表情のミランダに視線を向けた。
「いいでしょう。外してあげましょう。その代わり、いま起きたばかりで小便をしたくてね。俺のおしっこを飲んでくれたら、ミランダの悩みを解決してあげるよ」
一郎はミランダに言った。
すると、ミランダの顔色が変わった。
「ロ、ロウ、ふざけないで──。そ、そんなことができるわけないでしょう」
ミランダが激昂したように叫んだ。
一郎は、わざとらしく肩を竦めた。
「だったら、ミランダには頼まないさ。いつまでも、そうしていたらいい……。そうだ。スクルズにお願いしよう……。スクルズ、小便がしたいので、その口で厠になってくれるか?」
一郎はミランダの後ろでにこにこと微笑んでいたスクルズに声をかけた。
「あら、わたしですか? ふふふ……。これはいつもの奴隷ごっこですね……。だったら、服を脱いでよろしいでしょうか? ロウ様のお小水をこぼすことなく飲み干すことは、まだできないと思うのです……。この前もたくさんこぼして、ロウ様に叱られましたし……」
スクルズは一郎の返事を待たずに、巫女服を脱ぎ始めた。
すると、ミランダが唖然とした表情になった。
もちろん、この屋敷に入り浸りに近いスクルズは、奴隷ごっこ宣言の決まりは知っている。一目見て状況を理解したのだろう。
「えっ、スクルズ、あんた、おしっこを?」
どうやら、一郎の小便を飲むというようなことをスクルズがまったく嫌がる素振りもなしに、やろうとしているのが信じられないようだ。
「はい、ロウご主人様のご命令ですから……。それよりも、ミランダも一緒にやりましょう。結構、奴隷ごっこも愉しいですよ」
スクルズはにこにこと微笑んだまま言った。
すでに巫女服を脱いで寝台に置き、腰の下着だけの姿になっている。
そのスクルズが、寝台に腰かけている一郎の股間のあいだに跪いた。
「ど、どうぞ」
スクルズが大きく口を開く。
「ま、待って──。わ、わかったわよ。やるわよ。やる──」
ミランダがスクルズを押しのけるようにして、一郎の股間のあいだに割り込んできた。
一郎はスクルズを避けさせて、ミランダの顔に小便を注いでやった。
「あっ、あぷっ」
顔におしっこをかけられるミランダが、懸命に口を移動させて一郎の放尿を口に入れようとする。
一郎はその姿にちょっと笑ってしまった。
とにかく、半分以上はミランダの顔に当たって下に落ちたが、半分は飲んだと思う。
一郎は許してやることにした。
淫魔術で装着して外れないようにしていたミランダの貞操帯を外してやる。
貞操帯が床に転がった。
ミランダが一郎の尿にまみれた格好のまま、がくりと両手を床につけた。
「三人とも、もう床掃除はいいぞ。地下の浴場に連れていって、皆で身体を洗って来い……。スクルズは申し訳ないが、部屋を出て広間で待っていてくれ……。とりあえず、ミランダをなんとかしてあげないとな……。なにしろ、一晩中、媚薬に苛まれて苦しんだから……。ミランダはおいで……。もう、身体が疼いてまともに動けもしないだろう? 一度、愛し合おう。それですっきりするよ。そうしたら、皆と一緒に浴場に行ってくれ」
「待ってください。ロウ様はスクルズと一緒に姫様のところに行くんですよね。すぐに支度するので待ってください。わたしが護衛につきます」
エリカがはっきりと言った。
スクルズもいるから問題はないと思うが、まあエリカが聞き入れることはないだろう。
エリカは一郎の護衛の責任という自負心があるのだ。
「かなり気怠そうだけど大丈夫か?」
「大丈夫です」
エリカがきっぱりと言った。
「わかった。じゃあ、エリカも広間で待っててくれ」
「はいっ」
エリカが飛び出していく。
コゼとシャングリアは、一郎とミランダに声をかけてから、大人しく部屋を出ていった。
「ところで、ベルズ殿は? 一緒ではなかったんですね」
「ベルズですか? ウルズもいるのでこんなに早くは来れないと思います。多分、夕方になるんじゃないかと……」
「ふうん……。まあ、もしも、伝言が伝えられるなら、昼までには来た方がいいと伝えておいてください。さもないと大変なことになるってね」
「なにかしたのですか?」
スクルズが首を傾げた。
「ちょっとした時限付きの淫魔術を……。ウルズがいるから、夜中は勘弁したんですが、そろそろ最後に飲んでもらった唾液に含ませた淫魔術が発動するはずです」
スクルズはさらに怪訝な表情になったが、とりあえずそれで話はやめた。
「とにかく、スクルズもエリカと待っていてよ。ミランダを待たせたら悪い」
「そうですね。では、ミランダ、鬼畜のご褒美に、たっぷり愛してもらってくださいね」
スクルズはにこにこと微笑んでミランダに声をかけると、さっき脱いだ巫女服を胸に抱えて出ていった。
部屋はシルキーのほかには、一郎とミランダだけになった。
貞操帯を外してやったミランダは、かなりの荒い息をしている。
その股間は真っ赤になっていて、凄まじいほどの愛液の量だ。
「ロ、ロウ……あ、あんたという人は……。ほんとに、ほんとに……」
ミランダは睨みつけるようにロウを凝視したが、結局、ふらふらと這うようにして一郎に向かって寄って来た。
さすがのミランダも、一晩中媚薬を股間に入れっぱなしにして貞操帯で封印されるという責め苦を受けては、もう腰が立たなくなってしまったらしい。
一郎はミランダが辿り着く前に、シルキーを呼び寄せて耳打ちで指示をした。
シルキーが頷き、さっと姿を消した。
一郎がシルキーに命じたのは、スクルズと一郎が出発したら、ミランダも含めて全員で地下の浴場に入るはずだから、そのあいだに身に着けるものを全部隠してしまえということだ。
それだけでなく、布切れ一枚、屋敷からは失くしてしまえとも言った。
それを指示する。
そうすれば、ミランダも素裸だ。
一郎が戻るまで、どこにも行けないという仕掛けだ。
「それと、しばらくするとお客さんが次々にくる。同じように片っ端から服を取りあげて、絶対に帰すな」
一郎はさらに小声で指示した。
シルキーはちょっと面食らった感じになったものの、「かしこまりました」とはっきりと応じた。
そうしていると、やっとミランダがふらふらしながらやって来た。
「あ、ああ、ロウ……。あ、あんたが鬼畜だということは……ほ、本当によくわかったわ……。こ、今回のことは……ゆ、許さないわよ……」
寝台にあがって来たミランダが言った。
ミランダは服を着たままだったので、それは一郎の尿まみれになっている。
一郎は、それを一枚ずつ脱がしては床に放り投げた。
床に捨てるごとに、そのまま衣類が消滅する。
さっそく、シルキーが屋敷に魔道をかけたようだ。
しかし、ミランダは気がついた様子はない。
「だったら、やめる、ミランダ? その火照りを癒してあげなくていいの?」
一郎は意地悪く言った。
「だ、誰もそんなこと言ってないじゃない……。ああ……。も、もう、お願いよ。抱いて。な、なんとかしてよ。この馬鹿──」
全身から湯気が出るような汗をかいているミランダが、一郎の裸の胸に飛び込んできた。